JP2532010Y2 - リップ型シール - Google Patents

リップ型シール

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JP2532010Y2
JP2532010Y2 JP1991041817U JP4181791U JP2532010Y2 JP 2532010 Y2 JP2532010 Y2 JP 2532010Y2 JP 1991041817 U JP1991041817 U JP 1991041817U JP 4181791 U JP4181791 U JP 4181791U JP 2532010 Y2 JP2532010 Y2 JP 2532010Y2
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JP
Japan
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lip member
inner diameter
lip
peripheral surface
diameter end
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JP1991041817U
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JPH04127463U (ja
Inventor
一 一安
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Eagle Industry Co Ltd
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Eagle Industry Co Ltd
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転軸周を密封するリ
ップ型シールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばカークーラーのコンプ
レッサの軸封部には、図3に示すように、ハウジング6
の軸孔にOリング7を介して密嵌固定される金属ケース
1の内周に、密封空間A側のゴム材製リップ部材2と、
反密封空間(大気)B側のPTFE製リップ部材3と、
このPTFE製リップ部材3をその反密封空間B側から
支承する金属製バックアップリング4と、さらにその反
密封空間B側のダストリップ部材5が、それぞれの外径
部を互いに密着した状態で保持された構造のリップ型シ
ールが使用されている。
【0003】このリップ型シールは、密封空間A側へ湾
曲して延びるゴム材製リップ部材2及びPTFE製リッ
プ部材3の内径端部21,31がシャフト8の外周面と
気密摺接し、密封空間A内の冷媒および冷凍機油が反密
封空間Bすなわち大気中へ漏れるのを阻止するもので、
PTFE製リップ部材3の内径端部31は、ゴム材製リ
ップ部材2の内径端部21近傍の腰部22を内周側から
支承し、密封空間Aの圧力による前記腰部22及び内径
端部21の倒れや変形を抑制している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ここで、この種のリッ
プ型シールにおいては、PTFE製リップ部材3の内径
端部31の内周面は、シャフト8の外周面に対して筒状
に延びる摺動面33として摺接しており、しかもこの摺
動面33は、ゴム材製リップ部材2の腰部22を介して
密封空間Aの圧力を受けながら摺接するので摺動発熱量
が大きくなることは避けられず、この熱の一部は、シャ
フト8や、バックアップリング4及びケース1を介して
放出される。
【0005】しかし上記従来構造によると、発熱する前
記内径端部31の外周面には密封空間Aの圧力によって
ゴム材製リップ部材2の腰部22の内周面が密着してい
るため、この腰部22からゴム材製リップ部材2の内径
端部21へ短絡的に伝導される熱量が大きく、したがっ
てゴム材製リップ部材2の内径端部21は、自らの摺動
発熱に加え、PTFE製リップ部材3側からの熱によっ
て弾性が低下してしまい、クラックを生じて密封性を損
なう問題があった。
【0006】本考案のリップ型シールは、このような点
に鑑み、PTFE製リップ部材からの熱伝導によるゴム
材製リップ部材の劣化、及びこれに起因する密封性低下
を防止することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、金属ケースの内周に、密封空間側のゴム
材製リップ部材と、その反密封空間側のPTFE製リッ
プ部材とを一体に保持し、両リップ部材の内径端部がシ
ャフトの外周面と気密摺接するとともに、PTFE製リ
ップ部材の内径端部が、ゴム材製リップ部材の内径端部
近傍の腰部を内径側から支承してなるリップ型シールに
おいて、互いに接触する前記ゴム材製リップ部材の腰部
の内周面と、PTFE製リップ部材の内径端部の外周面
のうちの一方に、所要数の凹部を設けたものである。
【0008】
【作用】上記構成によると、ゴム材製リップ部材の腰部
の内周面とPTFE製リップ部材の内径端部の外周面の
接触面積が、凹部を設けたことによって減少し、この凹
部内に形成される隙間が熱に対する絶縁部として作用す
るので、PTFE製リップ部材の内径端部から前記腰部
を介してのゴム材製リップ部材の内径端部への短絡的な
熱伝導を抑制することができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案リップ型シールを図1及び図2
に示す実施例を参照しながら説明する。なお、図示の実
施例において、先に述べた図3の従来構造と重複する部
分は同一符号をもって示し、その説明は省略する。
【0010】まず図1に示す第一の実施例は、PTFE
製リップ部材3の内径端部31の外周面と接触するゴム
材製リップ部材2の腰部22の内周面に、周方向に連続
した凹部としての複数条の溝23を設けたものである。
【0011】上記構成において、PTFE製リップ部材
3の筒状の内径端部31は、ゴム材製リップ部材2の腰
部22を介して密封空間Aの圧力を受けながらシャフト
8の外周面と摺接することによって発熱するが、ゴム材
製リップ部材2の腰部22の内周面とPTFE製リップ
部材3の内径端部31の外周面との接触面積は、前記複
数条の溝23の溝幅の分だけ減少しており、各溝23内
に形成される隙間が、前記熱に対する絶縁部として作用
する。したがって、PTFE製リップ部材3の内径端部
31と腰部22の接触部からゴム材製リップ部材2の内
径端部21への短絡的な熱伝導が抑制される。
【0012】また、図2に示す第二の実施例は、ゴム材
製リップ部材2の腰部22の内周面と接触するPTFE
製リップ部材3の内径端部31の外周面に、周方向に連
続した凹部としての複数条の溝33を設けたもので、上
記第一の実施例と同様の効果が得られる。
【0013】なお、凹部としては、上記実施例のような
周方向に連続した溝23,33に限定するものではな
く、例えば周方向に不連続のもの、軸方向に延びるも
の、あるいはディンプル状のものを多数凹設したものな
ど、種々の変更が可能である。
【0014】
【考案の効果】以上、本考案によると、ゴム材製リップ
部材の腰部の内周面とPTFE製リップ部材の内径端部
の外周面の接触面積が、凹部を設けたことによって減少
し、この凹部内に形成される隙間が熱に対する絶縁部と
して作用するので、PTFE製リップ部材の内径端部か
ら前記腰部を介してのゴム材製リップ部材の内径端部へ
の短絡的な熱伝導が抑制され、この熱によるゴム材製リ
ップ部材の内径端部の劣化を防止して長期間優れた密封
性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例を示す半断面図である。
【図2】本考案の第二の実施例を示す半断面図である。
【図3】従来構造の一例を示す半断面図である。
【符号の説明】
1 金属ケース 2 ゴム材製リップ部材 3 PTFE製リップ部材 8 シャフト 21,31 内径端部 22 腰部 23,33 溝(凹部) A 密封空間 B 反密封空間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ケースの内周に、密封空間側のゴム
    材製リップ部材と、その反密封空間側のPTFE製リッ
    プ部材とを一体に保持し、両リップ部材の内径端部がシ
    ャフトの外周面と気密摺接するとともに、PTFE製リ
    ップ部材の内径端部が、ゴム材製リップ部材の内径端部
    近傍の腰部を内径側から支承してなるリップ型シールに
    おいて、互いに接触する前記ゴム材製リップ部材の腰部
    の内周面と、PTFE製リップ部材の内径端部の外周面
    のうちの一方に、所要数の凹部を設けたことを特徴とす
    るリップ型シール。
JP1991041817U 1991-05-10 1991-05-10 リップ型シール Expired - Lifetime JP2532010Y2 (ja)

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JPH04127463U JPH04127463U (ja) 1992-11-19
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