JPH0635801A - 階層メモリ制御方式 - Google Patents

階層メモリ制御方式

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JPH0635801A
JPH0635801A JP4189106A JP18910692A JPH0635801A JP H0635801 A JPH0635801 A JP H0635801A JP 4189106 A JP4189106 A JP 4189106A JP 18910692 A JP18910692 A JP 18910692A JP H0635801 A JPH0635801 A JP H0635801A
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JP4189106A
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Naozumi Aoki
直純 青木
Hirosada Tone
廣貞 利根
Tetsuya Morioka
哲哉 森岡
Hidehiko Nishida
秀彦 西田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、中央処理装置のバッファ記憶装置、
記憶制御装置の中間バッファ記憶装置、主記憶装置とい
う階層メモリを採るときの階層メモリ制御方式に関し、
特に、ハードウェア量の増加を抑えつつ、バッファ記憶
装置の容量アップとこれらの記憶装置の制御をストア・
イン方式で実現することを目的とする。 【構成】バッファ記憶装置がページ内実アドレスと論理
アドレス下位部との組み合わせをラインアドレスとして
使用する構成を採るとともに、中間バッファ記憶装置の
タグ手段7に、実アドレスとともに中央処理装置の指定
する論理アドレス下位部を管理する構成を採り、かつ、
記憶制御装置は、中間バッファ記憶装置のタグ手段7に
加えて、バッファ記憶装置のタグ手段の写しを管理する
写像タグ手段8を備える構成を採って、これらのタグ手
段に従って、バッファ記憶装置と中間バッファ記憶装置
との間のデータ一致性の制御を実行するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッファ記憶装置を備
える複数の中央処理装置と、中央処理装置により共用さ
れる1つ又は複数の主記憶装置との間に、比較的大容量
の中間バッファ記憶装置を備える構成を採るデータ処理
システムにおいての階層メモリ制御方式に関し、特に、
ハードウェア量の増加を抑えつつ、バッファ記憶装置の
容量アップを実現するとともに、これらの記憶装置の制
御をストア・イン方式で実現する階層メモリ制御方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】大型の計算機システムにおいては、単一
プロセッサの性能向上と、マルチプロセッサによるシス
テム性能の向上とが図られている。
【0003】単一プロセッサの性能向上としては、CP
Uにおけるパイプライン技術の向上と、キャッシュの容
量アップが主眼となる。通常、キャッシュの構成は、複
数のウェイと、1つのウェイを複数のエントリーで構成
するセットアソシアティブ方式が採られる。このセット
アソシアティブ方式のキャッシュの容量を大きくするた
めには、ウェイ数を増加するかエントリー数を増加する
ことになる。
【0004】従来では、ウェイ数を増加させていくこと
で、キャッシュの容量アップを図るという方法が採られ
ていた。これは以下の理由による。仮想記憶方式を用い
る計算機システムでは、命令アドレス又はオペランドア
ドレスとして生成されたビット1から31までのアドレス
は論理アドレスとして扱われる。この論理アドレスは、
次の手順に従って実アドレスに変換される。すなわち、
図15に示すように、制御レジスタのビット1からビッ
ト19で表されるセグメントテーブルオリジンアドレス
に、論理アドレスのセグメントインデックス(ビット1
〜ビット11)を4倍したものを足すことにより所望のセ
グメントテーブルアドレスを作成し、そのセグメントテ
ーブルアドレスの指すセグメントテーブルの管理するペ
ージテーブルオリジンアドレス(ビット1〜ビット25)
に、論理アドレスのページインデックス(ビット11〜ビ
ット19)を4倍したものを足すことにより所望のページ
テーブルアドレスを作成し、そのページテーブルアドレ
スの指すページテーブルの管理するページフレーム実ア
ドレス(ビット1〜ビット19)と、論理アドレスのビッ
ト20からビット31で表されるバイトインデックスとを連
結することで実アドレスに変換していく。
【0005】このようなアドレス変換プロセスを用いる
計算機では、論理アドレスのビット1からビット19に対
応付けられる実アドレスは、アドレス変換を待たないと
バッファ記憶のアクセスには使用できない。これから、
従来の計算機システムでは、論理アドレスと実アドレス
とが等しくなるビット20からビット31によりキャッシュ
のエントリーをアクセスする構成を採っているのであ
る。
【0006】しかるに、論理アドレスと実アドレスとが
等しくなるビットを用いてキャッシュのエントリーをア
クセスする構成を採っていると、自ずとキャッシュの1
ウェイの容量が限られたものとなる。例えば、エントリ
ーのブロックサイズが64バイトであるとすると、エン
トリー数はビット20からビット25までの6ビットにより
規定される64エントリーとなり、キャッシュの1ウェ
イ分の容量は“64エントリー×64バイト”の4Kバ
イトとなる。
【0007】これから、従来では、キャッシュの容量が
不十分である場合、キャッシュのウェイ数を増加してい
くことでキャッシュの容量アップを図っていくという方
法を採っていたのである。
【0008】一方、マルチプロセッサによるシステム性
能の向上としては、メモリアクセスタイムの短縮と、メ
モリスループットの向上とを図っていくことが考えら
れ、そのために、CPUのキャッシュと主記憶装置との
間に、中速・大容量の中間バッファ記憶装置を置く方式
が採られつつある。
【0009】従来のデータ処理システムでは、このよう
な中間バッファ記憶装置を備える場合、キャッシュを書
き換えるときに、主記憶装置の対応する主記憶データも
書き換えていくというストア・スルー方式を用いてい
る。これは、これまでのデータ処理システムが、このよ
うな中間バッファ記憶装置を備えない場合に、ストア・
スルー方式を採っていることにその理由がある。
【0010】しかるに、マルチプロセッサ構成を採ると
きにあって、ストア・スルー方式に従っていると、スト
ア処理のためのメモリアクセス頻度が増大し、システム
性能が劣化する。これから、近年のデータ処理システム
では、CPUのキャッシュの書き換え時点では主記憶装
置については書き換えないで、エントリーを主記憶装置
に戻していくときに、その書き換えられた主記憶データ
を主記憶装置に反映させていくというストア・イン方式
を採用することが多くなってきている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術のように、キャッシュのウェイ数を増加することで、
キャッシュの容量アップを図っていく方法を採っている
と、ウェイ対応に用意する比較器等のハードウェア量が
それに伴って増加してしまうことになる。これから、従
来技術に従っていると、実用性の面から見て、キャッシ
ュの容量を希望するものまでには増加させることができ
ないという問題点があった。
【0012】また、従来技術のように、マルチプロセッ
サ構成を採るときにあって、キャッシュと主記憶装置と
の間に中間バッファ装置を備えるときに、ストア・スル
ー方式を用いていると、ストア処理のためのメモリアク
セス頻度が増大することで、システム性能の向上を十分
実現できていないという問題点があった。
【0013】しかも、従来技術の備える中間バッファ記
憶装置は、そのエントリーのブロックサイズをキャッシ
ュのエントリーのブロックサイズと同一にする構成を採
って、中間バッファ記憶装置の容量も小さなもので構成
しており、中間バッファ記憶装置のブロックサイズをキ
ャッシュのそれより大きくして、しかも大容量のもので
構成していくときの制御処理については、ストア・スル
ー方式であっても十分サポートされているとは言えず、
まして、ストア・イン方式に関しては全く提案されてい
ないというのが現状である。
【0014】このような中間バッファ記憶装置を備える
ときの従来技術の現状を考慮して、本出願人は、先に出
願の特願平3-186712 号(発明の名称:階層メモリ制御
方式)で、中間バッファ記憶装置が、エントリーの有効
無効を表示するビットと、エントリーのブロックが1台
の中央処理装置から排他的にアクセスされているのか否
かを表示するビットと、エントリーの夫々のブロックが
主記憶装置からの転送後に変更されたのか否かを表示す
るビットと、エントリーのブロックのコピーがいずれの
バッファ記憶装置に存在するのかを表示するビットと、
主記憶アドレスを表示するアドレス部とを管理するタグ
を備えて、このタグを用いてストア・イン方式のバッフ
ァ記憶の制御を実行する発明を開示したのである。
【0015】確かに、この本出願人の開示した発明によ
れば、中間バッファ記憶装置を備えるときにも、ストア
・イン方式でバッファ記憶の制御を実行できることか
ら、システム性能の向上を実現できることになる。しか
るに、この発明では、中間バッファ記憶装置のエントリ
ー数が多くなると、タグのハードウェア量が大きくなる
という問題点も残されていた。
【0016】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、バッファ記憶装置を備える複数の中央処理装
置と、中央処理装置により共用される1つ又は複数の主
記憶装置との間に、比較的大容量のストア・イン方式の
中間バッファ記憶装置を備えるデータ処理システムにあ
って、ハードウェア量の増加を抑えつつ、バッファ記憶
装置の容量アップを実現するとともに、これらの記憶装
置の制御をストア・イン方式で実現する新たな階層メモ
リ制御方式の提供を目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1はバッファ記憶装置2を備える複
数の中央処理装置、3は中央処理装置1が共有する1つ
又は複数の主記憶装置、4は主記憶装置3を制御する記
憶制御装置、5は記憶制御装置4に備えられる比較的大
容量な中間バッファ記憶装置である。
【0018】本発明のバッファ記憶装置2は、従来のバ
ッファ記憶装置が論理アドレスの持つページ内実アドレ
スをラインアドレスとして使用していたのに対して、こ
のページ内実アドレスと論理アドレス下位部との組み合
わせをラインアドレスして使用する構成を採る。例え
ば、論理アドレスのビット18からビット25をラインアド
レスとして使用するのである。この構成に従い、この例
で説明するならば、バッファ記憶装置2のエントリー数
が、従来では、64エントリーであるのに対して、25
6エントリーと増加することで、ハードウェア量の増加
を抑えつつバッファ記憶装置2の容量の拡大を実現でき
ることになる。
【0019】6は中間バッファ記憶装置5の備えるデー
タ管理手段であって、主記憶データを一時的に管理する
もの、7は中間バッファ記憶装置5の備えるタグ手段で
あって、データ管理手段6の管理する主記憶データの主
記憶番地を指す実アドレスを管理するものである。
【0020】各中央処理装置1は、図15のアドレス変
換プロセスからも分かるように、論理アドレスのビット
1からビット19を、任意の組み合わせでもって実アドレ
スのビット1からビット19にマッピングできる。これか
ら、上述のように、バッファ記憶装置2が論理アドレス
の下位部まで食い込むものをラインアドレスとして使用
する構成を採ると、同一又は別の中央処理装置1が同一
の主記憶データを別の論理アドレスでもって持ち込んで
いく(コピーしていく)ことが可能になる。このような
ことが起こると、持ち込まれた主記憶データが互いに勝
手に書き換えられることで一致性を保証できない。
【0021】この不都合に対処するために、本発明の中
央処理装置1は、中間バッファ記憶装置5にデータを要
求するときには、要求表示の実アドレスに加えて、バッ
ファ記憶装置2のアクセスに用いた論理アドレス下位部
を指定する構成を採り、一方、本発明のタグ手段7は、
主記憶番地を指す実アドレスを管理することに加えて、
主記憶データを持ち込んだ中央処理装置1の指定する論
理アドレス下位部を管理する構成を採るものである。
【0022】8は記憶制御装置4の備える写像タグ手段
であって、バッファ記憶装置2の持つタグ手段の管理デ
ータの写しを管理するものである。バッファ記憶装置2
の持つタグ手段は、持ち込んだ主記憶データの有効無効
を表示するバリッドビットと、持ち込んだ主記憶データ
の内容を変更したか否かを表示するMODIFYビット
と、どのアドレスの主記憶データを持ち込んだのかを表
示する実アドレスビットとを管理することになるが、写
像タグ手段8は、この全ての写しを管理する必要はな
く、少なくとも、バリッドビットと実アドレスビットと
を管理することになる。
【0023】写像タグ手段8は、バッファ記憶装置2が
ページ内実アドレスと論理アドレス下位部との組み合わ
せをラインアドレスする構成を採ることに対応して、ペ
ージ内実アドレスと、タグ手段7から読み出される論理
アドレス下位部との組み合わせを使って検索されること
になる。
【0024】この写像タグ手段8を備えることで、中間
バッファ記憶装置5のデータ管理手段6の管理する主記
憶データがどのバッファ記憶装置2に持ち込まれている
のかを特定することが可能になる。本発明の中央処理装
置1は、写像タグ手段8の更新処理を可能にするため
に、中間バッファ記憶装置5にデータを要求するときに
は、上述のように、要求表示の実アドレスと、バッファ
記憶装置2のアクセスに用いた論理アドレス下位部とを
指定することに加えて、更に、要求データの格納先とな
るバッファ記憶装置2のウェイ番号を指定する構成を採
ることになる。
【0025】9は中間バッファ記憶装置5の備えるバッ
ファ制御手段であって、タグ手段7/写像タグ手段8の
管理データを参照しながら、データ管理手段6の管理す
る主記憶データと、バッファ記憶装置2の管理する主記
憶データに関しての制御処理を実行するものである。
【0026】
【作用】本発明では、中央処理装置1が自らのバッファ
記憶装置2に必要とするデータが格納されていないこと
で、バッファ制御手段9に対して、要求表示の実アドレ
スと、バッファ記憶装置2のアクセスに用いた論理アド
レス下位部と、要求データの格納先となるバッファ記憶
装置2のウェイ番号とを指定してデータの転送要求を発
行してくると、バッファ制御手段9は、先ず最初に、タ
グ手段7の管理データを参照することで、データ管理手
段6に要求データが格納されているか否かということ
と、そのデータに対応付けて格納される論理アドレス下
位部が中央処理装置1から送られてきたものと一致する
か否かということを検索する。
【0027】この検索処理により、データ管理手段6に
要求のデータは格納されているものの、論理アドレス下
位部が一致しないと判断するときには、バッファ制御手
段9は、次に、そのデータの一致を保証するために、タ
グ手段7から読み出した論理アドレス下位部を使って写
像タグ手段8を検索することで、その要求データがどの
中央処理装置1に持ち込まれているのかを判断する。
【0028】続いて、バッファ制御手段9は、この特定
した持ち込み先の中央処理装置1に対して、要求のあっ
たデータのムーブアウト(転送元のデータが無効なもの
として扱われる形態のデータ転送)を指示し、ムーブア
ウトが完了すると、タグ手段7の管理するその要求デー
タに対応付けられる論理アドレス下位部を、要求元の中
央処理装置1から送られてきた論理アドレス下位部に更
新する。
【0029】続いて、バッファ制御手段9は、要求のあ
ったデータを要求元の中央処理装置1に転送するととも
に、要求元の中央処理装置1から送られてきたウェイ番
号(そのデータが格納されることになるバッファ記憶装
置2のウェイ番号である)に従って、写像タグ手段8の
管理データを更新して処理を終了する。
【0030】このように、本発明では、バッファ記憶装
置2、中間バッファ記憶装置5及び主記憶装置3という
3階層の階層メモリ構成を採るときにあって、バッファ
記憶装置2のラインアドレスとして、ページ内実アドレ
スと論理アドレス下位部との組み合わせを用いてエント
リー数を多くするとともに、この構成を採ることにより
発生するデータの一致性を解決する構成を構築するもの
であることから、ハードウェア量の増加を抑えつつバッ
ファ記憶装置2の容量アップを実現できることになる。
【0031】そして、本発明では、この3階層の階層メ
モリ構成を採るときにあって、バッファ記憶装置2のタ
グの写しを記憶制御装置4に備える構成を採って、この
写像するタグに従って、要求データがどの中央処理装置
1に持ち込まれているのかを特定する構成を採る。
【0032】この3階層の階層メモリ構成をストア・イ
ン方式でもってバッファ制御するためには、中間バッフ
ァ記憶装置5のデータがどの中央処理装置1のバッファ
記憶装置2に持ち込まれているのかを特定して、その特
定先の中央処理装置1に対して、データの無効化を指示
したりムーブアウトを指示していく処理が要求される。
本発明では、この3階層の階層メモリ構成を採るときに
あって、バッファ記憶装置2のタグの写しを記憶制御装
置4に備える構成を採って、この写像するタグに従っ
て、要求のデータがどの中央処理装置1に持ち込まれて
いるのかを特定する構成を採ることで、ストア・イン方
式のバッファ制御の構成を構築可能とするものである。
【0033】このように、本発明では、ストア・イン方
式のバッファ制御実現に必要となるハードウェア量の増
設が中間バッファ記憶装置5のエントリー数に影響され
ないことから、中間バッファ記憶装置5のエントリー数
が多くなるときにあっても、ハードウェア量の増加を抑
えつつストア・イン方式のバッファ制御を実現できるこ
とになるのである。
【0034】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図2に、本発明を実装するデータ処理システムのシ
ステム構成の一実施例を図示する。図中、図1で説明し
たように、1は中央処理装置(CPU)、2はバッファ
記憶装置(LBS)、3は主記憶装置(MSU)、4は
記憶制御装置(MCU)、5は中間バッファ記憶装置
(GBS)である。また、11は中央処理装置1ととも
に中間バッファ記憶装置5を共用するチャネル処理装置
(CHP)である。
【0035】この実施例では、バッファ記憶装置2を持
つ中央処理装置1が4台備えられて、これらの中央処理
装置1が記憶制御装置4内に備えられる中間バッファ記
憶装置5を共用し、そして、この記憶制御装置4は、2
台の主記憶装置3に接続されるものを開示してある。
【0036】図3に、バッファ記憶装置2のメモリ構成
の一実施例、図4に、中間バッファ記憶装置5のメモリ
構成の一実施例を図示する。この図3に示すように、バ
ッファ記憶装置2は、例えば、ブロックサイズを64バ
イトとして、論理アドレスのビット18からビット25(上
述のように、この内のビット20からビット25は実アドレ
スと同一である)をラインアドレスとして、1つの連想
レベルが256エントリーを持つことで16KBの容量
を持ち、8つの連想レベルを持つことで合計128KB
の容量を持つもので構成される。このバッファ記憶装置
2のエントリーは、例えばLRU方式に従って、参照頻
度の低いものから中間バッファ記憶装置5に追い出され
ていくことになる。
【0037】一方、図4に示すように、中間バッファ記
憶装置5は、例えば、ブロックサイズを256バイトと
して、1つの連想レベルが16Kエントリーを持つこと
で4MBの容量を持ち、4つの連想レベルを持つことで
合計16MBの容量を持つもので構成されることにな
る。この中間バッファ記憶装置5のエントリーは、例え
ばLRU方式に従って、参照頻度の低いものから主記憶
装置3に追い出されていくことになる。
【0038】このように、本発明では、中間バッファ記
憶装置5を大容量のもので構成することに対応して、中
間バッファ記憶装置5のエントリー数を減らしてタグの
構成に要するハードウェア量の削減を図るために、中間
バッファ記憶装置5のブロックサイズをバッファ記憶装
置2のブロックサイズの4倍とする構成を採っている。
そして、この構成を採ることで、中間バッファ記憶装置
5と主記憶装置3との間のデータ転送量を減らすことを
可能にしている。
【0039】図5に、このバッファ記憶装置2のエント
リーを管理するために備えられるタグの構成の一実施
例、図6に、この中間バッファ記憶装置5のエントリー
を管理するために備えられるタグの構成の一実施例を図
示する。この中間バッファ記憶装置5のタグは、記憶制
御装置4に展開されることになるが、図1でも説明した
ように、本発明の記憶制御装置4は、このタグに加え
て、更に、バッファ記憶装置2のタグの写しを展開する
構成を採ることになる。図7に、このバッファ記憶装置
2のタグの写しの構成の一実施例を図示する。
【0040】バッファ記憶装置2の64バイトのブロッ
クに対応して1つのエントリーがあり、このエントリー
を管理するために、バッファ記憶装置2のタグは、図5
に示すように、エントリーの有効無効を表示するVAL
IDビット(V)と、記憶制御装置4からのデータ転送
後に内容が変更されたのか否かを表示するMODIFY
ビット(M)と、主記憶装置3のどのアドレスのブロッ
クの写しを格納しているのかを表示する実アドレスビッ
ト(B1〜B19)とを管理するよう構成している。ここ
で、MODIFYビットが変更状態を表示しているとき
には、ブロックの置き換えに際して、そのブロックにつ
いては記憶制御装置4へのムーブアウトが要求されるこ
とになる。
【0041】一方、中間バッファ記憶装置5の256バ
イトのブロックに対応して1つのエントリーがあり、こ
のエントリーを管理するために、中間バッファ記憶装置
5のタグは、図6に示すように、エントリーの有効無効
を表示するVALIDビット(V)と、1台の中央処理
装置1がそのエントリーを排他的に使用しているか否か
を表示するEXCLUDEビット(E)と、主記憶装置
3からのデータ転送後に内容が変更されたのか否かを6
4バイト単位に表示する4個のMODIFYビット
(M)と、主記憶装置3のどのアドレスのブロックの写
しを格納しているのかを表示する実アドレスビット(B
1〜B9)と、そのエントリーのブロックを持ち込んだ
中央処理装置1の発行する論理アドレスビット18,19 の
ビット値を表示する論理アドレス下位部ビット(L18,
L19)とを管理するよう構成している。なお、この実施
例では、複数の中央処理装置1に対して、ただ1組みの
論理アドレス下位部ビット(L18, L19)を管理する構
成を開示したが、中央処理装置1毎に管理する構成を採
ることも可能である。
【0042】ここで、Mビットが変更状態を表示してい
るときには、主記憶装置3との間のブロックの置き換え
に際して、変更内容を主記憶装置3に反映させていくた
めに、そのブロックについては主記憶装置3へのムーブ
アウトが要求されることになる。更に、Eビットが排他
獲得を表示しているときには、バッファ記憶装置2にデ
ータ転送されたブロックに対して中央処理装置1による
書き換え処理が施されることになるので、最新の変更さ
れたブロックがバッファ記憶装置2に格納されているこ
とに対応して、中央処理装置1の発行するブロックの転
送要求に際して、バッファ記憶装置2にコピーされてい
るブロックの中間バッファ記憶装置5へのムーブアウト
が要求されることになるとともに、主記憶装置3との間
のブロックの置き換えに際して、バッファ記憶装置2に
コピーされているブロックの主記憶装置3へのムーブア
ウトが要求されることになる。
【0043】一方、図7に示すバッファ記憶装置2のタ
グの写しは、中間バッファ記憶装置5の管理する主記憶
データがどの中央処理装置1のバッファ記憶装置2に持
ち込まれているのかを高速に検索可能とするために用意
されるものであって、図7に示すように、バッファ記憶
装置2のタグ対応に用意されて、各バッファ記憶装置2
のタグの持つVALIDビット(V)と、実アドレスビ
ット(B1〜B19)とを管理するよう構成している。こ
こで、MODIFYビット(M)についても管理するも
のであってもよい。なお、以下、図中で、この記憶制御
装置4の備えるバッファ記憶装置2のタグの写しを「T
AG2」と記述することがある。
【0044】図8及び図9に、図2に示した中央処理装
置1の備えるバッファ制御ユニットSUの詳細な構成を
図示する。ここで、図8の“A”ないし“G”に示す記
号の配線は、図9の対応する記号の配線に接続されるこ
とを表している。図中の20がバッファ記憶装置2のデ
ータ管理機構(図3で説明したメモリ構造を持つ)とな
るLBSデータ管理機構であり、21がバッファ記憶装
置2のタグ機構(図6で説明した情報を管理する)とな
るLBSタグ機構である。
【0045】この中央処理装置1のバッファ制御ユニッ
トSUは、命令制御ユニットIU(中央処理装置1のパ
イプライン全体の制御とバッファをアクセスするための
アドレス計算を行うユニット)から送られてくるアドレ
スでLBSデータ管理機構20をアクセスし、このアク
セスにより読み出される主記憶データのブロックを命令
制御ユニットIUに送出するよう処理するユニットであ
る。なお、中央処理装置1には、このバッファ制御ユニ
ットSUや命令制御ユニットIUの他に、実際に加減乗
除算等の演算を行う演算制御ユニットEUが存在する。
【0046】図8及び図9において、命令制御ユニット
IUから送られてくるビット1からビット31までの論理
アドレスは、EAR22にセットされ、これと並行し
て、下位アドレスのビット13〜19が、TLB23のアク
セスのためのラインアドレスとしてTLB23に入力さ
れることになる。このラインアドレスの入力に応答し
て、TLB23からプライマリとオルタネイトの2つの
エントリーが同時に読み出され、比較器24,25によ
り、この読み出されるロジカルアドレスとEAR22の
ビット1〜12とが比較される。
【0047】LBSタグ機構21は、命令制御ユニット
IUから送られてくる論理アドレスのビット18〜25(こ
の内のビット20〜25は実アドレスと一致する)によりア
クセスされる。すなわち、この実施例では、LBSタグ
機構21は、論理アドレスのビット18,19 と実アドレス
のビット20〜25との8ビットによりアクセスされること
になるのである。このLBSタグ機構21は、LBSデ
ータ管理機構20に合わせて、ウェイ0からウェイ7ま
での8つの連想レベルから構成され、論理アドレスのビ
ット18〜25の入力に応答して、ウェイ0からウェイ7に
格納されている8個の実アドレス情報を読み出してい
く。
【0048】そして、8×2個備えられる比較器26に
より、このLBSタグ機構21から読み出される実アド
レスと、TLB23から読み出される実アドレスとが比
較される。ここで、比較器26は、比較器24,25に
より実行されるTLB23の論理アドレスの比較結果を
待たずに実アドレスの比較処理に入ることで、LBSタ
グ機構21の検索を高速に行うよう処理することにな
る。なお、LBSタグ機構21は、論理アドレスビット
18,19 でアクセスされることから、変換後の実アドレス
ビット18,19 も比較器26で比較されることになる。
【0049】ALIGH&SELECT回路27は、こ
の比較器26の比較結果と比較器24,25の比較結果
とを受けて、その比較結果が共に成立するか否かをチェ
ックすることで、命令制御ユニットIUから送られてき
た論理アドレスがLBSタグ機構21のどのウェイに存
在するのかを特定する。一方、LBSデータ管理機構2
0は、LBSタグ機構21より1マシンサイクル遅れた
EAR22の出力のビット18〜25によりアクセスされ
て、主記憶データのブロックを読み出していくよう処理
する。そして、ALIGH&SELECT回路27は、
特定したウェイから出力されているLBSデータ管理機
構20のブロックを選択するとともに、WORDレジス
タ28の先頭からデータを詰めて入れるか、終了からデ
ータを詰めて入れるかといった格納形式を決定してか
ら、その決定した格納形式に従って、WORDレジスタ
28に選択したブロックを格納していく処理を実行す
る。
【0050】このようにしてWORDレジスタ28に格
納された主記憶データの命令語/オペランドデータは、
図示しない命令制御ユニットIUに送られ、命令のデコ
ードや演算用オペランドデータとして使用されることに
なる。
【0051】一方、命令制御ユニットIUから書き込み
の論理アドレスが送られてくると、TLB23により実
アドレスに変換されるとともに、LBSタグ機構21が
アクセスされることで、LBSデータ管理機構20に所
望のアドレスブロックが存在するか否かがチェックされ
る。そして、所望のブロックアドレスが存在する場合に
は、演算制御ユニットEUから送られてくる書込データ
は、ALIGN回路29を経由して、SDR30にセッ
トされてから、LBSデータ管理機構20に書き込まれ
るよう処理されることになる。
【0052】これに対して、所望のブロックアドレスが
存在しない場合には、RAR31の実アドレスは、MS
AR32にセットされて、記憶制御装置4へのムーブイ
ン要求アドレスとして送出されるよう処理される。この
とき、記憶制御装置4に対して、データ一致制御のため
に、LBSタグ機構21の検索に用いた論理アドレスの
ビット18,19 が送出されるとともに、記憶制御装置4の
持つバッファ記憶装置2のタグの写しの更新処理のため
に、次に説明する手順により決定されるウェイ番号も送
出されるよう処理されることになる。なお、特に、排他
型と断らない限り、ムーブインは、転送元のデータも有
効なものとして扱われる形態のデータ転送を意味するこ
ととする。
【0053】バッファ制御ユニットSUは、記憶制御装
置4へのムーブイン要求時に、LBSデータ管理機構2
0の追い出すべきウェイ番号をLRU方式に従って決定
する。このとき決定されるブロックが、記憶制御装置4
から読み込まれた後に変更されている場合には、ストア
・イン方式に従って、そのブロックを記憶制御装置4に
ムーブアウトしていく必要がある。このとき実行される
ムーブアウト処理は、LBSタグ機構21からムーブア
ウトするウェイの実アドレスを読み出して、選択回路3
3を経由して、ムーブアウトアドレスしてMSAR32
にセットするとともに、これと並行して、LBSデータ
管理機構20から読み出されるムーブアウトブロックデ
ータをMOバッファ34にバッファリングして、記憶制
御装置4の受付可能状態を確認してから、MOR35を
経由して記憶制御装置4に送出することで実行されるこ
とになる。
【0054】そして、SRAR36は、記憶制御装置4
からバッファ記憶装置2への強制ムーブアウト/無効化
指示の実アドレスを受け取って、LBSタグ機構21を
検索するときに使用される。このとき、SRAR36
は、実アドレスビット1〜25ととともに、データ一致制
御のために論理アドレスビット18,19 を記憶制御装置4
から受け取ることになる。
【0055】図10及び図11に、図2に示した記憶制
御装置4の詳細な構成の一実施例を図示する。ここで、
図10の“A”ないし“E”に示す記号の配線は、図1
1の対応する記号の配線に接続されることを表してい
る。図中の40が中間バッファ記憶装置5のデータ管理
機構(図4で説明したメモリ構造を持つ)となるGBS
データ管理機構であり、41が中間バッファ記憶装置5
のタグ機構(図6で説明した情報を管理する)となるG
BSタグ機構であり、42がバッファ記憶装置2のタグ
の写しを管理するCPUTAG2機構である。
【0056】この図10及び図11に示す記憶制御装置
4では、6台設けられるポート43の内の5台のポート
43は、中央処理装置1及びチャネル処理装置11から
のリクエストを受け付けると、実アドレス、オペコード
及び各種制御信号を保持し、この受け付けられたリクエ
ストは、プライオリティ回路44により優先順位がとら
れて、GBSタグ機構41へのアクセス権を取得するこ
とになる。
【0057】GBSデータ管理機構40からの読み出し
アクセス要求である場合には、GBSタグ機構41は、
アドレスレジスタ45にセットされるアドレス情報によ
りアクセスされ、このアクセス処理により読み出される
実アドレスは、比較器46により、G2のタイミングで
セットされるレジスタ47のアクセスアドレスと比較さ
れる。一方、アドレスレジスタ45にセットされるアド
レス情報はGBSADRS48にセットされ、このセッ
ト処理に応じて、GBSデータ管理機構40から主記憶
データのブロックが読み出される。
【0058】そして、レジスタ49、レジスタ50、レ
ジスタ51とシフトされてくる比較器46の比較結果に
従って選択回路52のウェイ選択処理が制御されて、こ
の選択回路52のウェイ選択処理に従って、GBSデー
タ管理機構40からのブロックデータが選択されて、G
BSDO53にセットされた後、MDO54経由でリク
エストを発行してきた中央処理装置1(チャネル処理装
置11)に対して送出されることになる。そして、これ
と並行して、読み出された主記憶データは、CHK55
にセットされ、SYD56によりECCのシンドローム
コードがチェックされて、もし1ビットエラーが存在す
るときには、COR57により修正された後、MDO5
4経由でもって、中央処理装置1(チャネル処理装置1
1)に対して再送されていく処理が実行される。
【0059】一方、GBSデータ管理機構40への書き
込みアクセス要求である場合には、読み出しアクセスと
同様の処理により、GBSタグ機構41の内容が比較さ
れ、それと同時に、中央処理装置1(チャネル処理装置
11)からの書込データが、レジスタ58,59を経由
してデータプール回路60で一旦バッファリングされた
後、MRG61で読出データとマージされる。そして、
GEN62に入力され、このGEN62でECCコード
が作成された後、GBSDI63を介してGBSデータ
管理機構40に書き込まれるよう処理される。
【0060】GBSタグ機構41を検索するときに、所
望のアドレスが存在しないときは、主記憶装置3からの
ムーブインが必要となる。このムーブインを行う場合に
は、中間バッファ記憶装置5の複数あるウェイの内の、
最も参照頻度の少ないウェイのブロックが置き換えブロ
ックとして選択されるよう処理される。そして、この置
き換えブロックを選択するときに、そのウェイのMビッ
トが変更状態を表示する1にセットされているときに
は、対応するブロックを中間バッファ記憶装置5から主
記憶装置3にムーブアウトしていく必要がある。このと
きムーブアウトされるブロックは、GBSDO53を経
由して、SYD56、COR57でECCのチェック・
修正が実行された後に、MOR64を経由して、主記憶
装置3に送出されていくことになる。
【0061】なお、中間バッファ記憶装置5へのムーブ
イン又は中間バッファ記憶装置5からのムーブアウトを
行う場合には、レジスタ65を経由して主記憶装置3に
アクセスアドレスが送られるよう処理される。また、主
記憶装置3から中間バッファ記憶装置5へのムーブイン
は、MSMI66を介して、SYD56、COR57で
ECCのチェック・修正が実行された後に、GBSDI
63を介してGBSデータ管理機構40に書き込まれる
よう処理される。
【0062】図12に、図3に示した主記憶装置3の詳
細な構成を図示する。この図に示すように、主記憶装置
3は、4台のMSUバンク70から構成され、このMS
Uバンク70は、64バイト単位でインタリーブされ、
中間バッファ記憶装置5へのデータ転送の際には、4台
のMSUバンク70が順番にアクセスされて、64バイ
ト×4回のデータ転送を実行していく。そして、中間バ
ッファ記憶装置5からのムーブアウトの際には、変更さ
れたブロックのみが記憶制御装置4から送られてきて、
対応するMSUバンク70上に書き込まれていくよう処
理される。なお、図12において、MSUAR71は、
記憶制御装置4からのムーブアウト要求のアドレスやデ
ータ転送要求のアドレスを受け取るレジスタであり、こ
のMSUAR71にセットされたアドレス情報に従って
MSUバンク70がアクセスされることになる。そし
て、MSURDR72は、データ転送時に、MSUバン
ク70から読み出されるデータをラッチするために備え
られ、このMSURDR72を介して記憶制御装置4に
転送されていくことになる。また、MSUWR73は、
記憶制御装置4からのムーブアウト処理時に、記憶制御
装置4からムーブアウトされてくるデータをラッチする
ために備えられ、このMSUWR73を介して、MSU
バンク70にムーブアウトされてくるデータが書き込ま
れていくことになる。
【0063】図13に、記憶制御装置4の備えるGBS
タグ機構41の詳細な実施例構成、図14に、記憶制御
装置4の備えるCPUTAG2機構の詳細な実施例構成
を図示する。次に、この図を参照しつつ、本発明に特徴
的となるGBSタグ機構41とCPUTAG2機構42
の機能について詳細に説明する。
【0064】最初に、図13に示すGBSタグ機構41
の機能について説明する。バッファ記憶装置2に所望の
データが存在しない場合には、バッファ記憶装置2のM
SAR32を介して、記憶制御装置4にリクエストアド
レスが送られてくる。記憶制御装置4では、このリクエ
ストアドレスを受け取ると、先ず最初に、GBSタグ機
構41を検索することでリクエスト要求のあるデータを
管理しているのか否かを確認する。すなわち、図13に
示すように、G1のタイミングでセットされるアドレス
レジスタ45の実アドレスビット10〜23により、GBS
タグ機構41のウェイ0からウェイ3までが同時に検索
されて、16K個のエントリーの内の1つのエントリー
が読み出されて4個設けられるレジスタ80の各々にセ
ットされることになる。
【0065】レジスタ80対応に設けられる4個の比較
器46-1(図10に示した比較器46の内の1つであ
る)は、このレジスタ80にセットされる実アドレスビ
ット1〜9のビット値と、G2のタイミングでセットさ
れるレジスタ47のリクエストアドレスの持つ実アドレ
スビット1〜9のビット値とを比較することで、リクエ
スト要求のあるデータがどのウェイに存在するかをチェ
ックする。一方、レジスタ80対応に設けられる4個の
比較器46-2(図10に示した比較器46の内の1つで
ある)は、このレジスタ80にセットされる論理アドレ
スのビット18,19のビット値と、リクエストアドレスと
ともに中央処理装置1から送られてくる論理アドレスの
ビット18,19 のビット値とを比較する。
【0066】比較器46-1と比較器46-2の双方が一致
の比較結果を出すときには、GBSデータ管理機構40
にリクエスト要求のあるデータが存在するとともに、そ
のデータをリクエスト要求元の中央処理装置1に提供し
ても差し支えない状態にあることを意味するので、後述
するように、GBSデータ管理機構40から読み出され
るデータを送出していくことになる。一方、比較器46
-1が不一致の比較結果を出すときには、GBSデータ管
理機構40にリクエスト要求のあるデータが存在しない
ことを意味するので、後述するように、主記憶装置3か
らムーブインしてくることになる。
【0067】一方、比較器46-1が一致の比較結果を出
しても、比較器46-2が不一致の比較結果を出すことが
ある。これは、例えば、中間バッファ記憶装置5(GB
Sデータ管理機構40/GBSタグ機構41)にデータ
を登録した中央処理装置1が、その登録時に用いていた
論理アドレスから実アドレスへのアドレス変換形態とは
異なるアドレス変換形態でもって中間バッファ記憶装置
5をアクセスする場合に起こる。また、ある中央処理装
置1が登録した論理アドレスビット18,19 、実アドレス
ビット1〜9に対して、別のCPUが異なる論理アドレ
スビット18,19でアクセスする場合、すなわち、登録さ
れたときのものとは異なるアドレス変換形態でもってア
クセスする場合にも起こる。上述したように、論理アド
レスから実アドレスへのマッピングは任意のものである
ことから、このようなことが起こるのである。
【0068】このような場合、GBSデータ管理機構4
0に存在するリクエスト要求のデータをリクエスト要求
元の中央処理装置1に提供してしまうと、本来同一のデ
ータであるべきものが別々なものに書き換えられてしま
うことで、データの一致性が保てなくなる。これから、
そのリクエスト要求のあるデータを持ち込んだ中央処理
装置1のバッファ記憶装置2から、そのデータを一旦ム
ーブアウトし、GBSタグ機構41に登録されている論
理アドレスビット18,19 をリクエスト要求を発行してき
たもののものに書き換えてから、そのリクエスト要求の
あるデータをリクエスト要求元に提供していく必要があ
る。
【0069】次に、図14に示すCPUTAG2機構4
2の機能について詳細に説明する。このCPUTAG2
機構42は、バッファ記憶装置2のタグの写しを管理す
るものであり、中間バッファ記憶装置5の管理するデー
タがどの中央処理装置1のバッファ記憶装置2に持ち込
まれているのかを高速に検索可能とするために用意され
るものであって、4台備えられる中央処理装置1毎に用
意されて、バッファ記憶装置2の連想レベル構成に合わ
せてウェイ0からウェイ7までの8個のウェイを持つ。
このCPUTAG2機構42は、バッファ記憶装置2の
タグの写しを管理するものであることから、バッファ記
憶装置2と同様に、実アドレスビット20〜25と、論理ア
ドレスビット18,19 との組み合わせによりアクセスされ
ることになり、具体的には、G3のタイミングでセット
されるレジスタ90の実アドレスビット20〜25/論理ア
ドレスビット18,19 によりアクセスされる。
【0070】ここで、レジスタ90にセットされる論理
アドレス18,19 は、中央処理装置1からのムーブインア
クセスのときには、G2タイミングのレジスタから選択
回路91を介してセットされ、また、中間バッファ記憶
装置5のムーブアウトのときには、実アドレスの一致し
たウェイから読み出されるGBSデータ管理機構40の
論理アドレスビット18,19 が選択回路91により選択さ
れてセットされることになる。
【0071】CPUTAG2機構42の検索結果は、レ
ジスタ92にセットされる。このレジスタ92対応に設
けられる比較器93(図10中に示す比較器93と同一
である)は、このレジスタ92にセットされる検索結果
の実アドレスビット1〜19のビット値と、G4のタイミ
ングでセットされるレジスタ94の実アドレスビット1
〜19のビット値とを比較することで、検索対象のデータ
がどの中央処理装置1のバッファ記憶装置2に持ち込ま
れているのかを特定する。そして、この特定結果を受け
て、図10に示すレジスタ67を介して、特定された中
央処理装置1に対して、ムーブアウト要求が発行される
ことになる。
【0072】次に、このGBSタグ機構41/CPUT
AG2機構42のエントリーがどのように使用されるこ
とになるのかについて詳細に説明する。 〔1〕中央処理装置1からの共有型ムーブイン要求 中央処理装置1から記憶制御装置4に対して、参照のみ
の共有型ムーブイン要求が発行されたときの制御は以下
の通りである。 GBSタグ機構41の実アドレスが一致 すなわち、中間バッファ記憶装置5に要求データが存在
する場合である。このときの制御は次のようになる。 (a)GBSタグ機構41の論理アドレス18,19 が一致
し、Eビットが0 すなわち、中間バッファ記憶装置5に要求データがある
とともに、アドレス変換の一義性も保たれており、か
つ、どの中央処理装置1も排他的にデータを持ち込んで
いない状態にあることを意味する。
【0073】このときには、中間バッファ記憶装置5か
ら所望の64バイトブロックを読み出して要求元の中央
処理装置1に送出して、CPUTAG2機構42の対応
のエントリーに実アドレスを登録するとともに、そのエ
ントリーのVビットを1にする。ここで、CPUTAG
2機構42の更新対象となるエントリーは、ラインアド
レスとして、中央処理装置1から送られてきた実アドレ
スビット20〜25/論理アドレスビット18,19 を用い、ウ
ェイ番号として、中央処理装置1から送られてきたもの
を用いることで指定されるエントリーである。 (b)GBSタグ機構41の論理アドレス18,19 が一致
し、Eビットが1 すなわち、中間バッファ記憶装置5に要求データがある
とともに、アドレス変換の一義性も保たれているが、い
ずれか1台の中央処理装置1が排他的にデータを持ち込
んでいる状態にあることを意味する。
【0074】このときには、中間バッファ記憶装置5の
1エントリーが256バイトで、バッファ記憶装置2の
1エントリーが64バイトであることに対応して、64
バイト毎にアドレスを変えながらCPUTAG2機構4
2を4回アクセスすることで、どの中央処理装置1が中
間バッファ記憶装置5のデータを持ち込んでいるかを検
索する。この検索結果に従って、要求元の中央処理装置
1と同一の中央処理装置1が排他的にデータを持ち込ん
でいるときには、所望の64バイトブロックを読み出し
て要求元の中央処理装置1に送出し、CPUTAG2機
構42の対応のエントリーに実アドレスを登録するとと
もに、そのエントリーのVビットを1にする。
【0075】一方、検索結果に従って、要求元の中央処
理装置1とは異なる別の中央処理装置1が排他的にデー
タを持ち込んでいるときには、その排他的に持ち込んで
いる中央処理装置1に対してムーブアウトを要求し、G
BSタグ機構41のEビットを0にして、CPUTAG
2機構42の対応のエントリーのVビットも0にする。
そして、ムーブアウトの結果、中央処理装置1から排他
持ち込みの64バイトブロックが戻されてくると、GB
Sデータ管理機構40に書き込むとともに、GBSタグ
機構41の対応のエントリーのMビットを1にする。こ
の後、GBSデータ管理機構40から要求データの64
バイトブロックを読み出して要求元の中央処理装置1に
送出し、CPUTAG2機構42の対応のエントリーに
実アドレスを登録するとともに、そのエントリーのVビ
ットを1にする。 (c)GBSタグ機構41の論理アドレス18,19 が不一
致 すなわち、中間バッファ記憶装置5に要求データがある
が、アドレス変換の一義性が保たれていない状態にある
ことを意味する。
【0076】このときには、データの一致性を保証する
ために、中央処理装置1に持ち込まれているデータを一
旦ムーブアウトする必要がある。そこで、実アドレスの
一致したGBSタグ機構41のウェイから読み出された
論理アドレス18,19 を、図14の選択回路91で選択し
てレジスタ90にセットして、CPUTAG2機構42
を上述のように4回検索することで、不一致となった論
理アドレス18,19 を使用した中央処理装置1を特定す
る。
【0077】CPUTAG2機構42に有効なエントリ
ーが存在したら、そのエントリーのデータを持ち込んで
いる中央処理装置1に対して、そのデータのムーブアウ
トを要求する。ムーブアウト完了後、GBSタグ機構4
1の管理する論理アドレスビット18,19 を要求元の中央
処理装置1から送られてきたものに更新する。この後、
GBSデータ管理機構40から要求データの64バイト
ブロックを読み出して要求元の中央処理装置1に送出
し、CPUTAG2機構42の対応のエントリーに実ア
ドレスを登録するとともに、そのエントリーのVビット
を1にする。 GBSタグ機構41の実アドレスが不一致 すなわち、中間バッファ記憶装置5に要求データが存在
しない場合である。このときには、主記憶装置3から2
56バイトのブロックをムーブインすることで中間バッ
ファ記憶装置5のエントリーを置き換える必要がある。
このときの制御は次のようになる。 (a)置換対象の中間バッファ記憶装置5のエントリー
のVビットが1で、Eビットが0 すなわち、LRUにより決定された置換対象の中間バッ
ファ記憶装置5のエントリーが、非排他的に中央処理装
置1に持ち込まれている状態にあることを意味する。
【0078】このときには、バッファ記憶装置2に持ち
込まれているデータをムーブアウトする必要があるが、
非排他持ち込みであるので中央処理装置1による書き換
えがない。これから、CPUTAG2機構42を4回検
索することで持ち込み先の中央処理装置1を特定する
と、その中央処理装置1に対してバッファ記憶装置2の
対応のエントリーの無効化を指示するショート・ムーブ
アウト(データのムーブアウトは要求しないもの)を要
求する。
【0079】このショート・ムーブアウトが完了する
と、次に、置換対象のGBSデータ管理機構40のエン
トリーを主記憶装置3にムーブアウトする処理を実行す
る。この処理では、先ず最初に、そのエントリーに対応
付けられるGBSタグ機構41の4個のMビットの中に
1を示すものがあるか否かを検索して、1を示すものが
あれば、対応する64バイトブロックを主記憶装置3に
ムーブアウトする。そして、すべてのムーブアウトを終
了すると、Vビットを0にする。続いて、中央処理装置
1からの要求アドレスに対応する256バイトのブロッ
クを主記憶装置3からムーブインして、GBSタグ機構
41に、Vビット/実アドレスビット/論理アドレスビ
ットを登録する。この後、要求データの64バイトブロ
ックを読み出して要求元の中央処理装置1に送出してか
ら、CPUTAG2機構42の対応のエントリーに実ア
ドレスを登録するとともに、そのエントリーのVビット
を1にする。 (b)置換対象の中間バッファ記憶装置5のエントリー
のVビットが1で、Eビットが1 すなわち、LRUにより決定された置換対象の中間バッ
ファ記憶装置5のエントリーが、排他的に中央処理装置
1に持ち込まれている状態にあることを意味する。
【0080】このときには、上述の(a)と異なっ
て、バッファ記憶装置2に持ち込まれているデータが書
き換えられているので、そのデータをムーブアウトする
必要がある。これから、CPUTAG2機構42を4回
検索することで持ち込み先の中央処理装置1を特定する
と、その中央処理装置1に対してバッファ記憶装置2の
対応のエントリーのムーブアウトを要求し、このムーブ
アウトが完了すると、ムーブアウトされた64バイトの
ブロックに対応付けられるMビットを1にする。
【0081】この後、置換対象のGBSデータ管理機構
40のエントリーを主記憶装置3にムーブアウトする処
理を実行する。この処理は、上述の(a)と同一であ
る。すなわち、先ず最初に、そのエントリーに対応付け
られるGBSタグ機構41の4個のMビットの中に1を
示すものがあるか否かを検索して、1を示すものがあれ
ば、対応する64バイトブロックを主記憶装置3にムー
ブアウトする。そして、すべてのムーブアウトを終了す
ると、Vビットを0にする。続いて、中央処理装置1か
らの要求アドレスに対応する256バイトのブロックを
主記憶装置3からムーブインして、GBSタグ機構41
に、Vビット/実アドレスビット/論理アドレスビット
を登録する。この後、要求データの64バイトブロック
を読み出して要求元の中央処理装置1に送出してから、
CPUTAG2機構42の対応のエントリーに実アドレ
スを登録するとともに、そのエントリーのVビットを1
にする。 (c)置換対象の中間バッファ記憶装置5のエントリー
のVビットが0 すなわち、LRUにより決定された置換対象の中間バッ
ファ記憶装置5のエントリーが空エントリーの状態にあ
ることを意味する。
【0082】このときには、空エントリーであることか
ら、バッファ記憶装置2や中間バッファ記憶装置5から
の追い出しは不要で、直接、主記憶装置3からムーブイ
ンを行い、要求データの64バイトブロックを読み出し
て要求元の中央処理装置1に送出してから、CPUTA
G2機構42の対応のエントリーに実アドレスを登録す
るとともに、そのエントリーのVビットを1にする。 〔2〕中央処理装置1からの排他型ムーブイン要求 中央処理装置1から記憶制御装置4に対して、書き換え
を行うための排他型ムーブイン要求が発行されたときの
制御は以下の通りである。 GBSタグ機構41の実アドレスが一致 すなわち、中間バッファ記憶装置5に要求データが存在
する場合である。このときの制御は次のようになる。 (a)GBSタグ機構41の論理アドレス18,19 が一致
し、Eビットが0 すなわち、中間バッファ記憶装置5に要求データがある
とともに、アドレス変換の一義性も保たれており、か
つ、どの中央処理装置1も排他的にデータを持ち込んで
いない状態にあることを意味する。
【0083】このときには、CPUTAG2機構42を
4回検索することで共有型でデータを持ち込んでいる中
央処理装置1を特定すると、その中央処理装置1に対し
てバッファ記憶装置2の対応のエントリーの無効化を指
示するショート・ムーブアウトを要求する。
【0084】このショート・ムーブアウトが完了する
と、次に、GBSタグ機構41のEビットを1にして、
要求データの64バイトブロックを読み出して要求元の
中央処理装置1に送出してから、CPUTAG2機構4
2の対応のエントリーに実アドレスを登録するととも
に、そのエントリーのVビットを1にする。 (b)GBSタグ機構41の論理アドレス18,19 が一致
し、Eビットが1 すなわち、中間バッファ記憶装置5に要求データがある
とともに、アドレス変換の一義性も保たれているが、い
ずれか1台の中央処理装置1が排他的にデータを持ち込
んでいる状態にあることを意味する。
【0085】このときには、CPUTAG2機構42を
4回検索することで排他型でデータを持ち込んでいる持
ち込み先の中央処理装置1を検索する。この検索結果に
従って、要求元の中央処理装置1と同一の中央処理装置
1が排他的にデータを持ち込んでいるときには、所望の
64バイトブロックを読み出して要求元の中央処理装置
1に送出し、CPUTAG2機構42の対応のエントリ
ーに実アドレスを登録するとともに、そのエントリーの
Vビットを1にする。
【0086】一方、検索結果に従って、要求元の中央処
理装置1とは異なる別の中央処理装置1が排他的にデー
タを持ち込んでいるときには、その排他的に持ち込んで
いる中央処理装置1に対してムーブアウトを要求し、C
PUTAG2機構42の対応のエントリーのVビットも
0にする。そして、ムーブアウトの結果、中央処理装置
1から排他持ち込みの64バイトブロックが戻されてく
ると、GBSデータ管理機構40に書き込むとともに、
GBSタグ機構41の対応のエントリーのMビットを1
にする。この後、GBSデータ管理機構40から要求デ
ータの64バイトブロックを読み出して要求元の中央処
理装置1に送出し、CPUTAG2機構42の対応のエ
ントリーに実アドレスを登録するとともに、そのエント
リーのVビットを1にする。 (c)GBSタグ機構41の論理アドレス18,19 が不一
致 すなわち、中間バッファ記憶装置5に要求データがある
が、アドレス変換の一義性が保たれていない状態にある
ことを意味する。
【0087】このときには、〔1〕(c)の処理と同
様に、CPUTAG2機構42を検索することで要求デ
ータを持ち込んでいる中央処理装置1を特定して、その
中央処理装置1に対してその要求データのムーブアウト
を要求する。そして、GBSタグ機構41の管理する論
理アドレスビット18,19 を新たなものに更新するととも
に、Eビットを1にする。この後、GBSデータ管理機
構40から要求データの64バイトブロックを読み出し
て要求元の中央処理装置1に送出し、CPUTAG2機
構42の対応のエントリーに実アドレスを登録するとと
もに、そのエントリーのVビットを1にする。 GBSタグ機構41の実アドレスが不一致 GBSタグ機構41のEビットに1を登録することを除
き、〔1〕と同一の処理となる。 〔3〕中央処理装置1から共有型エントリーを排他型エ
ントリーに変更する要求が発行される時 すなわち、中央処理装置1が参照のみのムーブイン要求
を発行してデータを持ち込んだ後で、そのデータの書き
換えを行う必要が生じたときに起こる。
【0088】このときには、GBSタグ機構41の実ア
ドレスビット/論理アドレスビットが一致し、Eビット
が0であることを確認した後、CPUTAG2機構42
を検索することで、要求元の中央処理装置1以外の中央
処理装置1がその書き換え対象のデータを持ち込んでい
るか否かをチェックする。このチェックに従って、他の
中央処理装置1がデータを持ち込んでいることを判断す
ると、バッファ記憶装置2からのショート・ムーブアウ
トを指示する。そして、GBSタグ機構41のEビット
を1にすることで、要求元の中央処理装置1のみが専有
的に使用できる状態に設定する。 〔4〕中央処理装置1からのムーブアウト要求が発行さ
れる時 すなわち、中央処理装置1のバッファ記憶装置2に置き
換えが生ずる状態にあることを意味する。 (a)ロング・ムーブアウト要求 バッファ記憶装置2の置き換えられるブロックデータの
Mビットが1であるときには、そのブロックデータが中
間バッファ記憶装置5に転送されるというロング・ムー
ブアウト要求が発行される。このときには、GBSデー
タ管理機構40にそのムーブアウトデータを書き込むと
ともに、対応するMビットを1とした後に、CPUTA
G2機構42の対応のVビットを0にする。 (b)ショート・ムーブアウト要求 バッファ記憶装置2の置き換えられるブロックデータの
Mビットが0であるときには、ショート・ムーブアウト
要求が発行される。このときには、CPUTAG2機構
42の対応のVビットを0にする。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バッファ記憶装置、中間バッファ記憶装置及び主記憶装
置という3階層の階層メモリ構成を採るときにあって、
バッファ記憶装置のラインアドレスとして、ページ内実
アドレスと論理アドレス下位部との組み合わせを用いて
エントリー数を多くするとともに、この構成を採ること
により発生するデータの一致性を解決する構成を構築す
るものであることから、ハードウェア量の増加を抑えつ
つバッファ記憶装置の容量アップを実現できることにな
る。
【0090】そして、本発明によれば、ストア・イン方
式のバッファ制御実現に必要となるハードウェア量の増
設が中間バッファ記憶装置のエントリー数に影響されな
いことから、中間バッファ記憶装置のエントリー数が多
くなるときにあっても、ハードウェア量の増加を抑えつ
つストア・イン方式のバッファ制御を実現できることに
なるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明を実装するデータ処理システムの一実施
例である。
【図3】バッファ記憶装置のメモリ構成の説明図であ
る。
【図4】中間バッファ記憶装置のメモリ構成の説明図で
ある。
【図5】バッファ記憶装置のエントリーを管理するタグ
の一実施例である。
【図6】中間バッファ記憶装置のエントリーを管理する
タグの一実施例である。
【図7】バッファ記憶装置のタグの写しの一実施例であ
る。
【図8】中央処理装置の備えるバッファ制御ユニットの
一実施例である。
【図9】中央処理装置の備えるバッファ制御ユニットの
一実施例である。
【図10】記憶制御装置の一実施例である。
【図11】記憶制御装置の一実施例である。
【図12】主記憶装置の装置構成図である。
【図13】GBSタグ機構の実施例構成図である。
【図14】CPUTAG2機構の実施例構成図である。
【図15】アドレス変換プロセスの説明図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 バッファ記憶装置 3 主記憶装置 4 記憶制御装置 5 中間バッファ記憶装置 6 データ管理手段 7 タグ手段 8 写像タグ手段 9 バッファ制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 秀彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッファ記憶装置を備える複数の中央処
    理装置が、1つ又は複数の主記憶装置を共有するととも
    に、記憶制御装置が、比較的大容量の中間バッファ記憶
    装置を備えて、該中央処理装置が、該中間バッファ記憶
    装置を共用する構成を採るデータ処理システムにおい
    て、 記憶制御装置は、中間バッファ記憶装置のタグ手段(7)
    に加えて、少なくとも、バッファ記憶装置のタグ手段の
    持つバリッド情報/実アドレス情報の写しを管理する写
    像タグ手段(8) を備える構成を採って、 上記写像タグ手段(8) の管理データに従って、中間バッ
    ファ記憶装置の管理する主記憶データがどのバッファ記
    憶装置に持ち込まれているのかを判断することで、バッ
    ファ記憶装置と中間バッファ記憶装置との間のデータ一
    致性の制御処理を実行していくよう処理することを、 特徴とする階層メモリ制御方式。
  2. 【請求項2】 バッファ記憶装置を備える複数の中央処
    理装置が、1つ又は複数の主記憶装置を共有するととも
    に、記憶制御装置が、比較的大容量の中間バッファ記憶
    装置を備えて、該中央処理装置が、該中間バッファ記憶
    装置を共用する構成を採るデータ処理システムにおい
    て、 バッファ記憶装置がページ内実アドレスと論理アドレス
    下位部との組み合わせをラインアドレスとして使用する
    構成を採り、 かつ、中間バッファ記憶装置のタグ手段(7) に、主記憶
    番地を指す実アドレスとともに、主記憶データを持ち込
    んだ中央処理装置の指定する論理アドレス下位部を管理
    する構成を採って、 記憶制御装置は、中間バッファ記憶装置のタグ手段(7)
    の管理する論理アドレスが対応の実アドレスに対して一
    意のものとなるように制御することで、バッファ記憶装
    置と中間バッファ記憶装置との間のデータ一致性の制御
    処理を実行していくよう処理することを、 特徴とする階層メモリ制御方式。
  3. 【請求項3】 バッファ記憶装置を備える複数の中央処
    理装置が、1つ又は複数の主記憶装置を共有するととも
    に、記憶制御装置が、比較的大容量の中間バッファ記憶
    装置を備えて、該中央処理装置が、該中間バッファ記憶
    装置を共用する構成を採るデータ処理システムにおい
    て、 バッファ記憶装置がページ内実アドレスと論理アドレス
    下位部との組み合わせをラインアドレスとして使用する
    構成を採るとともに、 中間バッファ記憶装置のタグ手段(7) に、主記憶番地を
    指す実アドレスとともに、主記憶データを持ち込んだ中
    央処理装置の指定する論理アドレス下位部を管理する構
    成を採り、 かつ、記憶制御装置は、中間バッファ記憶装置のタグ手
    段(7) に加えて、少なくとも、バッファ記憶装置のタグ
    手段の持つバリッド情報/実アドレス情報の写しを管理
    する写像タグ手段(8) を備える構成を採って、 記憶制御装置は、中間バッファ記憶装置のタグ手段(7)
    の管理する論理アドレスが対応の実アドレスに対して一
    意のものとなるように制御するとともに、上記写像タグ
    手段(8) の管理データに従って、中間バッファ記憶装置
    の管理する主記憶データがどのバッファ記憶装置に持ち
    込まれているのかを判断することで、バッファ記憶装置
    と中間バッファ記憶装置との間のデータ一致性の制御処
    理を実行していくよう処理することを、 特徴とする階層メモリ制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の階層メモリ制御方式にお
    いて、 記憶制御装置は、中間バッファ記憶装置のタグ手段(7)
    から読み出す論理アドレス下位部を使って写像タグ手段
    (8) をアクセスしていくよう処理することを、特徴とす
    る階層メモリ制御方式。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の階層メモリ制御方式にお
    いて、 中央処理装置は、中間バッファ記憶装置からのデータ転
    送を要求するときには、記憶制御装置に対して、主記憶
    番地を示す実アドレスとともに、バッファ記憶装置のア
    クセスに用いた論理アドレス下位部と、バッファ記憶装
    置の置換対象のウェイ番号とを送出し、 記憶制御装置は、この送出されてくる実アドレス/論理
    アドレス下位部を、中間バッファ記憶装置のタグ手段
    (7) から読み出す実アドレス/論理アドレス下位部とそ
    れぞれ比較して、実アドレスが一致しているにもかかわ
    らず論理アドレス下位部が一致していない場合には、写
    像タグ手段(8) に従って該実アドレスの指す主記憶デー
    タの持ち込み先のバッファ記憶装置を特定して、この特
    定したバッファ記憶装置から該主記憶データをムーブア
    ウトし、更に、中間バッファ記憶装置のタグ手段(7) の
    管理する論理アドレス下位部をデータ転送要求元の発行
    する論理アドレス下位部に書き換えてから、該主記憶デ
    ータを該データ転送要求元の中央処理装置に転送してい
    くとともに、該データ転送要求元の発行するウェイ番号
    に従って写像タグ手段(8) の管理データを更新していく
    よう処理することを、 特徴とする階層メモリ制御方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007094046A1 (ja) * 2006-02-14 2007-08-23 Fujitsu Limited コヒーレンシ維持装置およびコヒーレンシ維持方法
JP2010282520A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Nec Corp コヒーレンシ制御システム、コヒーレンシ制御装置及びコヒーレンシ制御方法

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Effective date: 19991214