JPH0635829Y2 - 自動車の乗員保護装置 - Google Patents
自動車の乗員保護装置Info
- Publication number
- JPH0635829Y2 JPH0635829Y2 JP4144488U JP4144488U JPH0635829Y2 JP H0635829 Y2 JPH0635829 Y2 JP H0635829Y2 JP 4144488 U JP4144488 U JP 4144488U JP 4144488 U JP4144488 U JP 4144488U JP H0635829 Y2 JPH0635829 Y2 JP H0635829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- occupant
- steering wheel
- lap belt
- bag body
- cylinder mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車の乗員保護装置、とりわけ、ステアリン
グホイールセンターに配設されたエアバッグ装置を利用
した乗員保護装置に関する。
グホイールセンターに配設されたエアバッグ装置を利用
した乗員保護装置に関する。
従来の技術 自動車の中には第7図に示すように、車両衝突時にドラ
イバーを保護する目的で、ステアリングホイール1のセ
ンターにエアバッグ装置3を配設し、車両衝突時に減速
度センサの検出作用にもとづいてバッグ本体4を急速展
開させ、乗員Dをこのバッグ本体4で柔軟に受け止め
て、ステアリングホイール1への2次衝突を防止するよ
うにしたものが知られている。この類似構造は、例えば
1985年8月FORD社発行TEMPO/TOPAZ SUPLEMENTAL DRIVER
AIRBAG RESTRAINT PROGRAM」のカタログに示されてい
る。
イバーを保護する目的で、ステアリングホイール1のセ
ンターにエアバッグ装置3を配設し、車両衝突時に減速
度センサの検出作用にもとづいてバッグ本体4を急速展
開させ、乗員Dをこのバッグ本体4で柔軟に受け止め
て、ステアリングホイール1への2次衝突を防止するよ
うにしたものが知られている。この類似構造は、例えば
1985年8月FORD社発行TEMPO/TOPAZ SUPLEMENTAL DRIVER
AIRBAG RESTRAINT PROGRAM」のカタログに示されてい
る。
考案が解決しようとする課題 第7図に示すようにステアリングシャフト1aの傾き角度
が大きい車両にあっては、ステアリングホイール1が水
平に近くなるために、乗員Dによりバッグ本体4が押さ
れると、このバッグ本体4が同図鎖線で示すようにステ
アリングホイール1の前部上方へ逃げてしまうことか
ら、バッグ本体4を大型化しなければならない。そこ
で、本考案はステアリングシャフトの傾き角度が大きな
車両であっても、バッグ本体の大型化を伴うことなく乗
員を確実にバッグ本体で拘束して保護することができる
自動車の乗員保護装置を提供するものである。
が大きい車両にあっては、ステアリングホイール1が水
平に近くなるために、乗員Dによりバッグ本体4が押さ
れると、このバッグ本体4が同図鎖線で示すようにステ
アリングホイール1の前部上方へ逃げてしまうことか
ら、バッグ本体4を大型化しなければならない。そこ
で、本考案はステアリングシャフトの傾き角度が大きな
車両であっても、バッグ本体の大型化を伴うことなく乗
員を確実にバッグ本体で拘束して保護することができる
自動車の乗員保護装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 ステアリングホイールセンターに減速度センサの検出作
用にもとずいて作動するエアバッグ装置を備えると共
に、シートベルト装置としてラップベルトを備えた自動
車において、ラップベルト又はラップベルトを付設した
座席等の乗員拘束部材に連結されたシリンダ機構を有
し、車両衝突時に乗員がステアリングホイールのリム下
端に近接するまで乗員の所要ストロークの前方慣性移動
を許容し、所要ストローク移動後前記シリンダ機構を作
動して乗員拘束部材を急速に後方へ引いて、ラップベル
トを支点として乗員の上半身をステアリングホイールに
対して略直角の前傾姿勢にさせる乗員拘束制御手段と、
減速度センサの検出作用後、エアバッグ装置の作動を所
定時間遅延させて、バッグ本体の全開時期を前記乗員の
前傾姿勢時期と同期させる遅延手段とを備えいる。
用にもとずいて作動するエアバッグ装置を備えると共
に、シートベルト装置としてラップベルトを備えた自動
車において、ラップベルト又はラップベルトを付設した
座席等の乗員拘束部材に連結されたシリンダ機構を有
し、車両衝突時に乗員がステアリングホイールのリム下
端に近接するまで乗員の所要ストロークの前方慣性移動
を許容し、所要ストローク移動後前記シリンダ機構を作
動して乗員拘束部材を急速に後方へ引いて、ラップベル
トを支点として乗員の上半身をステアリングホイールに
対して略直角の前傾姿勢にさせる乗員拘束制御手段と、
減速度センサの検出作用後、エアバッグ装置の作動を所
定時間遅延させて、バッグ本体の全開時期を前記乗員の
前傾姿勢時期と同期させる遅延手段とを備えいる。
作用 車両が衝突すると、乗員は慣性により前方移動するが、
所要ストローク移動して乗員がステアリングホイールの
リム下端に近接すると、乗員拘束制御手段のシリンダ機
構により乗員拘束部材が急速に後方へ引かれる。この結
果、乗員の上半身はラップベルトを支点として前傾し
て、ステアリングホイールに対して略直角の状態とな
る。一方、車両衝突時には減速度センサが車両の減速度
を検出するが、遅延手段により所定時間経過後にエアバ
ッグ装置が作動して、バッグ本体の全開時期と乗員の前
記前傾姿勢時期とが略同期して、乗員の上半身が確実に
バッグ本体により拘束される。
所要ストローク移動して乗員がステアリングホイールの
リム下端に近接すると、乗員拘束制御手段のシリンダ機
構により乗員拘束部材が急速に後方へ引かれる。この結
果、乗員の上半身はラップベルトを支点として前傾し
て、ステアリングホイールに対して略直角の状態とな
る。一方、車両衝突時には減速度センサが車両の減速度
を検出するが、遅延手段により所定時間経過後にエアバ
ッグ装置が作動して、バッグ本体の全開時期と乗員の前
記前傾姿勢時期とが略同期して、乗員の上半身が確実に
バッグ本体により拘束される。
実施例 以下、本考案の実施例を図面と共に詳述する。
第1〜3図において、3はステアリングホイール1のセ
ンターに配設したエアバッグ装置、5は座席Sに着座し
た乗員Dを拘束するシートベルトとしてのラップベルト
を示し、そのアウタアンカ6は図外の車体サイドシルに
結合してあり、かつ、インナ側にはタング7を固定して
あって、このタング7をバックル8に結合して、乗員D
の腰部に掛け回して着用される。9は前記ラップベルト
5に連結したシリンダ機構10を備えた乗員拘束制御手段
で、ラップベルト5と協働して車両衝突時に乗員Dがス
テアリングホイール1のリム2下端に近接するまで乗員
Dの所要ストロークの前方慣性移動を許容し、所要スト
ローク移動後前記シリンダ機構10を作動してラップベル
ト5を急速に後方へ引き、ラップベルト5を支点として
乗員Dの上半身をステアリングホイール1に対して略直
角の前傾姿勢にさせるものである。前記シリンダ機構10
は車体フロアF上に固定され、その作動ロッド11端には
車体フロアF上に固定したガイドレール14に沿って摺動
するスライダ13を固定してある。このスライダ13には前
記バックル8をワイヤ15を介して結合してあり、かつ、
該スライダ13はガイドレール14に切起し成形した爪片14
aにより常態にあっては前後移動が阻止され、車両の衝
突時にラップベルト5およびワイヤ15を介して所定値以
上の外力が作用し、あるいは、後述するようにピストン
12に所定値以上の作動圧が作用すると爪片14aを折曲,
乗り越えて前後方向に摺動可能となっている。一方、シ
リンダ本体10A内のピストン12によって隔成された一室
内には火薬16を配設してあり、この火薬16が点火信号を
受けて爆発することにより作動圧を発生してピストン12
を急速に移動し、以って、作動ロッド11,ワイヤ15を介
してラップベルト5を急速に牽引するようになってい
る。前記ピストン12と火薬16のセット位置間の距離は、
乗員Dがステアリングホイール1のリム2下端に近接す
るまで、スライダ13がガイドレール14内を前方移動し得
るに十分な寸法としてある。18は減速度センサ17とエア
バッグ装置3との間の作動回路に介装した遅延手段とし
ての遅延回路で、この遅延回路18により減速度センサ17
の検出作用後、エアバッグ装置3の点火作動を所定時間
遅延させて、バッグ本体4の全開時を前記乗員Dの前傾
姿勢時期と略同期させる。また、本実施例では、減速度
センサ17の検出信号をシリンダ機構10の火薬16の点火信
号として用いており、前述のように乗員Dがステアリン
グホイール1のリム2下端に近接するまで所定ストロー
ク前方に慣性移動した時点で、火薬16に点火信号が送ら
れるように、遅延回路18によって点火タイミングがとら
れている。第1図中19は、バッテリを示す。
ンターに配設したエアバッグ装置、5は座席Sに着座し
た乗員Dを拘束するシートベルトとしてのラップベルト
を示し、そのアウタアンカ6は図外の車体サイドシルに
結合してあり、かつ、インナ側にはタング7を固定して
あって、このタング7をバックル8に結合して、乗員D
の腰部に掛け回して着用される。9は前記ラップベルト
5に連結したシリンダ機構10を備えた乗員拘束制御手段
で、ラップベルト5と協働して車両衝突時に乗員Dがス
テアリングホイール1のリム2下端に近接するまで乗員
Dの所要ストロークの前方慣性移動を許容し、所要スト
ローク移動後前記シリンダ機構10を作動してラップベル
ト5を急速に後方へ引き、ラップベルト5を支点として
乗員Dの上半身をステアリングホイール1に対して略直
角の前傾姿勢にさせるものである。前記シリンダ機構10
は車体フロアF上に固定され、その作動ロッド11端には
車体フロアF上に固定したガイドレール14に沿って摺動
するスライダ13を固定してある。このスライダ13には前
記バックル8をワイヤ15を介して結合してあり、かつ、
該スライダ13はガイドレール14に切起し成形した爪片14
aにより常態にあっては前後移動が阻止され、車両の衝
突時にラップベルト5およびワイヤ15を介して所定値以
上の外力が作用し、あるいは、後述するようにピストン
12に所定値以上の作動圧が作用すると爪片14aを折曲,
乗り越えて前後方向に摺動可能となっている。一方、シ
リンダ本体10A内のピストン12によって隔成された一室
内には火薬16を配設してあり、この火薬16が点火信号を
受けて爆発することにより作動圧を発生してピストン12
を急速に移動し、以って、作動ロッド11,ワイヤ15を介
してラップベルト5を急速に牽引するようになってい
る。前記ピストン12と火薬16のセット位置間の距離は、
乗員Dがステアリングホイール1のリム2下端に近接す
るまで、スライダ13がガイドレール14内を前方移動し得
るに十分な寸法としてある。18は減速度センサ17とエア
バッグ装置3との間の作動回路に介装した遅延手段とし
ての遅延回路で、この遅延回路18により減速度センサ17
の検出作用後、エアバッグ装置3の点火作動を所定時間
遅延させて、バッグ本体4の全開時を前記乗員Dの前傾
姿勢時期と略同期させる。また、本実施例では、減速度
センサ17の検出信号をシリンダ機構10の火薬16の点火信
号として用いており、前述のように乗員Dがステアリン
グホイール1のリム2下端に近接するまで所定ストロー
ク前方に慣性移動した時点で、火薬16に点火信号が送ら
れるように、遅延回路18によって点火タイミングがとら
れている。第1図中19は、バッテリを示す。
次に、以上の構成よりなる実施例装置の作動を、第4図
に示すタイムチャート図と共に説明する。ここで、シリ
ンダ機構10およびエアバッグ装置3の点火時期は、何れ
も、車両衝突時に乗員Dの頭部,胸部、腹部が、正常な
着座位置から10cm程度前方に水平移動して、胸部がステ
アリングホイール1のリム2下端に近接するおよそ衝突
から50m sec経過後となるように、前記遅延回路18の時
定数を設定してあるものとする。また、エアバッグ装置
3はその点火後、シリンダ機構10の後退ストロークエン
ドでバッグ本体が全開となるものとする。
に示すタイムチャート図と共に説明する。ここで、シリ
ンダ機構10およびエアバッグ装置3の点火時期は、何れ
も、車両衝突時に乗員Dの頭部,胸部、腹部が、正常な
着座位置から10cm程度前方に水平移動して、胸部がステ
アリングホイール1のリム2下端に近接するおよそ衝突
から50m sec経過後となるように、前記遅延回路18の時
定数を設定してあるものとする。また、エアバッグ装置
3はその点火後、シリンダ機構10の後退ストロークエン
ドでバッグ本体が全開となるものとする。
車両が衝突するとその減速度は減速度センサ17により速
やかに検出されるが、遅延回路18によってエアバッグ装
置3,シリンダ機構10への信号出力が前記所定時間遅延さ
れる。この車両の減速度発生により、ラップベルト5に
は乗員Dの慣性移動方向に荷重が作用するため、スライ
ダ13の爪片14aによる拘束が解かれて該スライダ13がガ
イドレール14内を摺動し、第1図鎖線に示すように座席
S上で乗員Dの上半身の回転角度変化を伴わない略水平
な前方慣性移動を許容する。衝突後、所定時間(50m se
c)経過すると遅延回路18よりエアバッグ装置3に点火
信号が出力されてバッグ本体4の展開が開始される一
方、シリンダ機構10にも同時に点火信号が出力される。
従って、乗員Dが正常な着座位置から10cm程度前方へ水
平移動して、胸部がステアリングホイール1のリム2下
端に衝突する直前で、シリンダ本体10内の火薬16が点
火,爆発し、作動ロッド11,スライダ13,ワイヤ15等を介
してラップベルト5を急速に後方へ牽引して乗員Dの腰
部を後方に引き、上半身の前傾が開始される。そして、
シリンダ機構10のストロークエンドでは、このラップベ
ルト5を支点として乗員Dの上半身を、ステアリングホ
イール1に対して略直角の前傾姿勢にさせる。この乗員
Dの上半身の前傾姿勢への移行過程では、バッグ本体4
の展開も進行し、バッグ本体4の展開初期には、乗員D
の胸部がステアリングホイール1のリム2下端に近接し
ているため、一旦はバッグ本体4に胸部が弾接するもの
の、前述のように腰部が後方へ引かれることにより、バ
ッグ本体4から離れる。従って、バッグ本体4は水平方
向の荷重を受けることなく正常に展開する。そして、こ
のバッグ本体4は前記シリンダ機構10のストロークエン
ドで全開となるため、乗員Dの頭部および胸部が全開と
なったバッグ本体4の略軸線上に浸入して、バッグ本体
4が前部上方へ逃げることなく、乗員を確実に拘束す
る。この乗員Dのバッグ本体4による拘束までの所要時
間は、バッグ本体4の点火,展開々始から50m sec、従
って、衝突から100m secで終了する。この乗員拘束時に
おける乗員Dの頭部および胸部の減速度,上半身回転角
度,頭部前方変位の各ピーク値を第4図に示す。一方、
前述のように乗員Dの上半身をステアリングホイール1
に対して略直角に前傾させてバッグ本体4で拘束させる
ことにより、胸部がステアリングホイール1のリム2下
端より遠去かるため、胸部の保護も十分に行うことがで
きる利点がある。
やかに検出されるが、遅延回路18によってエアバッグ装
置3,シリンダ機構10への信号出力が前記所定時間遅延さ
れる。この車両の減速度発生により、ラップベルト5に
は乗員Dの慣性移動方向に荷重が作用するため、スライ
ダ13の爪片14aによる拘束が解かれて該スライダ13がガ
イドレール14内を摺動し、第1図鎖線に示すように座席
S上で乗員Dの上半身の回転角度変化を伴わない略水平
な前方慣性移動を許容する。衝突後、所定時間(50m se
c)経過すると遅延回路18よりエアバッグ装置3に点火
信号が出力されてバッグ本体4の展開が開始される一
方、シリンダ機構10にも同時に点火信号が出力される。
従って、乗員Dが正常な着座位置から10cm程度前方へ水
平移動して、胸部がステアリングホイール1のリム2下
端に衝突する直前で、シリンダ本体10内の火薬16が点
火,爆発し、作動ロッド11,スライダ13,ワイヤ15等を介
してラップベルト5を急速に後方へ牽引して乗員Dの腰
部を後方に引き、上半身の前傾が開始される。そして、
シリンダ機構10のストロークエンドでは、このラップベ
ルト5を支点として乗員Dの上半身を、ステアリングホ
イール1に対して略直角の前傾姿勢にさせる。この乗員
Dの上半身の前傾姿勢への移行過程では、バッグ本体4
の展開も進行し、バッグ本体4の展開初期には、乗員D
の胸部がステアリングホイール1のリム2下端に近接し
ているため、一旦はバッグ本体4に胸部が弾接するもの
の、前述のように腰部が後方へ引かれることにより、バ
ッグ本体4から離れる。従って、バッグ本体4は水平方
向の荷重を受けることなく正常に展開する。そして、こ
のバッグ本体4は前記シリンダ機構10のストロークエン
ドで全開となるため、乗員Dの頭部および胸部が全開と
なったバッグ本体4の略軸線上に浸入して、バッグ本体
4が前部上方へ逃げることなく、乗員を確実に拘束す
る。この乗員Dのバッグ本体4による拘束までの所要時
間は、バッグ本体4の点火,展開々始から50m sec、従
って、衝突から100m secで終了する。この乗員拘束時に
おける乗員Dの頭部および胸部の減速度,上半身回転角
度,頭部前方変位の各ピーク値を第4図に示す。一方、
前述のように乗員Dの上半身をステアリングホイール1
に対して略直角に前傾させてバッグ本体4で拘束させる
ことにより、胸部がステアリングホイール1のリム2下
端より遠去かるため、胸部の保護も十分に行うことがで
きる利点がある。
第5,6図は乗員拘束制御手段9の異なる例を示すもので
ある。この実施例ではラップベルト5のアウタアンカ
(図示省略)を座席Sのアウタ側の側面に固定してある
と共に、バックル7を座席Sのインナ側の側面に固定し
て、階ラップベルト5を座席S自体に付設してある。ま
た、この座席Sはその脚部Saを第3図に示したガイドレ
ール14とスライダ13と全く同構造のスライド機構のスラ
イダ13に結合してあって、座席Sに前後方向に所定値以
上の外力が作用すると、ガイドレール14に沿って摺動可
能となっている。そして、シリンダ機構10は、そのシリ
ンダ本体10AをフロアパネルF上に固定し、作動ロッド1
1端を座席Sの前部脚部Saに連結してある。即ち、この
実施例では車両衝突時には、ラップベルト5により乗員
Dを座席Sに拘束した状態で、該座席S毎乗員Dを所要
ストローク前方に慣性移動させ、乗員Dがステアリング
ホイール1に衝突する直前で、シリンダ機構10を点火作
動させて座席Sを急速に後方へ引くことにより、乗員D
の上半身をステアリングホイール1に対して略直の前傾
姿勢にさせて、前記実施例と同様の効果を得るようにし
たものである。
ある。この実施例ではラップベルト5のアウタアンカ
(図示省略)を座席Sのアウタ側の側面に固定してある
と共に、バックル7を座席Sのインナ側の側面に固定し
て、階ラップベルト5を座席S自体に付設してある。ま
た、この座席Sはその脚部Saを第3図に示したガイドレ
ール14とスライダ13と全く同構造のスライド機構のスラ
イダ13に結合してあって、座席Sに前後方向に所定値以
上の外力が作用すると、ガイドレール14に沿って摺動可
能となっている。そして、シリンダ機構10は、そのシリ
ンダ本体10AをフロアパネルF上に固定し、作動ロッド1
1端を座席Sの前部脚部Saに連結してある。即ち、この
実施例では車両衝突時には、ラップベルト5により乗員
Dを座席Sに拘束した状態で、該座席S毎乗員Dを所要
ストローク前方に慣性移動させ、乗員Dがステアリング
ホイール1に衝突する直前で、シリンダ機構10を点火作
動させて座席Sを急速に後方へ引くことにより、乗員D
の上半身をステアリングホイール1に対して略直の前傾
姿勢にさせて、前記実施例と同様の効果を得るようにし
たものである。
なお、前記実施例において、シリンダ機構10の火薬16の
点火信号を減速度センサ17でとっているが、シリンダ機
構10の作動ストロークを検出するストロークセンサで行
うこともできる。また、シリンダ機構10としては火薬16
の発火作動によるものの他、作動信号を受けて急速作動
し得るものであればよい。又、遅延手段として回路を用
いたが、要はバッグの全開時期と乗員の前傾姿勢の時期
が一致すれば良いのであるから、火薬の爆発特性や変更
やインフレータ内のガス流の制御によっても遅延手段を
構成することが出来る。
点火信号を減速度センサ17でとっているが、シリンダ機
構10の作動ストロークを検出するストロークセンサで行
うこともできる。また、シリンダ機構10としては火薬16
の発火作動によるものの他、作動信号を受けて急速作動
し得るものであればよい。又、遅延手段として回路を用
いたが、要はバッグの全開時期と乗員の前傾姿勢の時期
が一致すれば良いのであるから、火薬の爆発特性や変更
やインフレータ内のガス流の制御によっても遅延手段を
構成することが出来る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、車両の衝突時には乗員拘
束制御手段により、乗員の上半身をステアリングホイー
ルに対して略直角の前傾姿勢にさせる一方、ステアリン
グホイールセンターのエアバッグ装置のバッグ本体全開
時期を、この前傾姿勢時期と略同期させているため、バ
ッグ本体には水平方向荷重が作用することがなく、バッ
クの大きさを小さくすることが出来、該バッグ本体の前
部上方への逃げを防止して、乗員の上半身、とりわけ、
頭部,胸部を小さなバッグ本体で確実に拘束することが
できて、安全性を一段と向上できる利点がある。
束制御手段により、乗員の上半身をステアリングホイー
ルに対して略直角の前傾姿勢にさせる一方、ステアリン
グホイールセンターのエアバッグ装置のバッグ本体全開
時期を、この前傾姿勢時期と略同期させているため、バ
ッグ本体には水平方向荷重が作用することがなく、バッ
クの大きさを小さくすることが出来、該バッグ本体の前
部上方への逃げを防止して、乗員の上半身、とりわけ、
頭部,胸部を小さなバッグ本体で確実に拘束することが
できて、安全性を一段と向上できる利点がある。
第1図は本考案の一実施例を示す略示的側面図、第2図
は同実施例の作動状態を示す略示的側面図、第3図は乗
員拘束制御手段の略示的断面図、第4図は同実施例装置
の作動タイムチャート図、第5図は本考案の異なる例を
示す略示的側面図、第6図は同作動状態を示す略示的側
面図、第7図は従来装置の略示的側面図である。 1…ステアリングホイール、2…リム、3…エアバッグ
装置、4…バッグ本体、5…ラップベルト、9…乗員拘
束制御手段、10…シリンダ機構、17…減速度センサ、18
…遅延手段、D…乗員、S…座席。
は同実施例の作動状態を示す略示的側面図、第3図は乗
員拘束制御手段の略示的断面図、第4図は同実施例装置
の作動タイムチャート図、第5図は本考案の異なる例を
示す略示的側面図、第6図は同作動状態を示す略示的側
面図、第7図は従来装置の略示的側面図である。 1…ステアリングホイール、2…リム、3…エアバッグ
装置、4…バッグ本体、5…ラップベルト、9…乗員拘
束制御手段、10…シリンダ機構、17…減速度センサ、18
…遅延手段、D…乗員、S…座席。
Claims (1)
- 【請求項1】ステアリングホイールセンターに減速度セ
ンサの検出作用にもとづいて作動するエアバッグ装置を
備えると共に、シートベルト装置としてラップベルトを
備えた自動車において、ラップベルト又はラップベルト
を付設した座席等の乗員拘束部材に連結されたシリンダ
機構を有し、車両衝突時に乗員がステアリングホイール
のリム下端に近接するまで乗員の所要ストロークの前方
慣性移動を許容し、所要ストローク移動後前記シリンダ
機構を作動して前記乗員拘束部材を急速に後方へ引き、
ラップベルトを支点として乗員の上半身をステアリング
ホイールに対して略直角の前傾姿勢にさせる乗員拘束制
御手段と、減速度センサの検出作用後、エアバッグ装置
の作動を所定時間遅延させて、バッグ本体の全開時期を
前記乗員の前傾姿勢時期と同期させる遅延手段とを備え
てなる自動車の乗員保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4144488U JPH0635829Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 自動車の乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4144488U JPH0635829Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 自動車の乗員保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01144257U JPH01144257U (ja) | 1989-10-03 |
| JPH0635829Y2 true JPH0635829Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31267878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4144488U Expired - Lifetime JPH0635829Y2 (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 自動車の乗員保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635829Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP4144488U patent/JPH0635829Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01144257U (ja) | 1989-10-03 |
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