JPH0635908Y2 - 液化ガス運搬船用受入設備 - Google Patents

液化ガス運搬船用受入設備

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JPH0635908Y2
JPH0635908Y2 JP1990402687U JP40268790U JPH0635908Y2 JP H0635908 Y2 JPH0635908 Y2 JP H0635908Y2 JP 1990402687 U JP1990402687 U JP 1990402687U JP 40268790 U JP40268790 U JP 40268790U JP H0635908 Y2 JPH0635908 Y2 JP H0635908Y2
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JP
Japan
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dock
liquefied gas
carrier
water
opening
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JP1990402687U
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JPH0439988U (ja
Inventor
敏雄 余川
惟命 加来
彰男 村上
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、LPG,LNG等の液
化ガスを陸上基地に比較的小規模で輸送する場合に、そ
の運搬船の該基地における係止状態を安定にし荷役を安
全確実なものとするとともに、運搬船に基地タンクの役
割の一部を受持たせることができるような受入基地にお
ける液化ガス運搬船用の受入設備に関する。
【0002】
【従来技術と考案が解決しようとする課題】従来は、液
化ガスを陸上基地へプッシャー・バージシステムのバー
ジあるいは自航艀等の液化ガス運搬船により比較的小規
模な輸送を行う場合には、該運搬船を岸壁に接近させ陸
側と係船索を掛渡し船上の係船機により接岸させ、この
係止状態で陸上貯蔵タンクへの荷卸しを行っているが、
液化ガスの積荷や揚荷等の荷役作業に悪影響を及ぼす潮
位の差や波浪による船体の変動が避けられず、これに対
抗して船体を安全確実に係留する係留方法に工夫を要
し、また、船体と陸側との液化ガス配管の連結部におい
て上記船体の変動による相対変位を安全確実に吸収する
連結機構が必要であり、さらに台風等の異常気象で海象
が荒れてくると運搬船の係留を解き安全な場所へ避難さ
せる必要があってこの間、液化ガスの運搬が一時停止す
る等の問題があった。
【0003】さらに、一歩進めて、かかる液化ガスの輸
送において、液化ガス運搬船に、受入基地の陸上貯蔵タ
ンクの一部を肩替りさせて使用する場合を考えると、上
に述べた如き諸問題に加え相当長期間にわたり安全確実
に係留する係留方法が必要なほか、台風等の異常気象で
も運搬船は、基地にそのまま止まる必要があるなど、問
題点は一層きびしいと言わざるを得ず、これらの対策は
すべて未知である。
【0004】本考案の目的は、従来技術の前記諸問題に
解決を与え、受入基地における液化ガスの輸送に従事す
る液化ガス運搬船の安全確実な係止手段を提供すると共
に、これにより基地の陸上貯蔵タンクの一部として使用
することをも可能とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案に係る液化ガス運搬船用受入設備は、受入基
地に液化ガス運搬船を入渠させるためのドックを設備
し、該ドックの出入開口を開閉する扉を設けると共に、
該ドック底に該液化ガス運搬船の底部形状に適合する全
周辺支持部材を設け、その外周縁上面にパッキングを設
け、前記全周辺支持部材の内側の空間に、該内側空間内
の水を強制排水するためのポンプを接続したことを特徴
とする。
【0006】
【作用】受入基地の出入開口を開閉する扉を持つドック
内に液化ガス運搬船を入渠させたのち、運搬船の船体内
にあるバラストタンク区画内に注水して喫水を船底がド
ック底に確実に着底するまで増加させる。ドックの扉は
外水域の波浪により運搬船の着底状態が不安定にならな
いよう閉じておく。
【0007】そして、ドック底に運搬船の底部形状に適
合する全周辺支持部材を設け、その内部の水をポンプに
より強制排水すると、運搬船に下向きの吸引力が働き、
着底が一層安定化する。この作用は運搬船が基地に液化
ガスの払出しを行い、その分船体が軽くなって離底傾向
を持つことに対しても運搬船を安定保持する上で有効に
働く。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。 図1に示すように、受入基地1内に入り込ませたドック
2が設けられ、その出入開口3にはドック2内を開閉す
るための扉7が設けられており、液化ガス運搬船4がそ
の出入開口3を通ってドック2内にを入渠させることが
できるようになっている。図示の運搬船4はプッシャー
・バージシステムのバージで、液化ガスタンク5を有
し、バラストタンク区画6を有する(図2)。
【0009】図2は運搬船4の底部4′の形状に合わせ
てドック底2′に連続した全周辺支持部材8を配したも
ので、運搬船4のドック底での据わりを容易にすること
ができる。
【0010】図3は連続した全周辺支持部材8′の外周
縁上面にパッキング9を設け、その内側の空間10の水
をポンプ11により強制排水するようにしたもので、こ
の場合、運搬船の底部では、例えば図2の実施例に較
べ、圧力が低くなるので、下向きの吸引力が働きバラス
トタンク区画6に注水する水量を減じることが出来た
り、あるいはバラストタンク区画6への注水量が同じ場
合には運搬船の据りは一層安定確実となる。また、これ
は液化ガスの払出しを行い、その分船体が軽くなって離
底傾向を持つようになることに対しても運搬船をドック
2内に安定的に係止保持する上で有効に働く。
【0011】ここで、運搬船を受入基地1のドック内に
入渠後にこれを着底させ、液化ガスの払出しを行う過程
を説明する。液化ガス運搬船4がドック内に入渠直後は
図4の如く、該運搬船4は浮上状態にある。この状態か
ら、次に、図5のように船側の注排水装置(図示せず)
によりドック2内の水をバラストタンク区画6内に注水
して喫水を深め、ドック底に着底させる。図1の如くド
ック2の出入開口3は入渠後に外水域の波浪により運搬
船の着底状態が不安定にならないよう扉7により閉じる
が、この扉7が密閉式の場合、ドック2内の水を基地側
の注排水装置により外水域に必要量排出してドック2内
水位を下げることによっても着底させることが出来る。
この場合、着底のためにバラストタンク区画6内に注入
する水量はより少なくて済み、あるいは全く注入するこ
となく着底させることが出来る。ドック内の水を外水域
に排出して着底させる場合には、外水域の潮位差が相当
大きくてもその影響を受けなくなるので好都合である。
台風等の荒天時にも運搬船を安全場所へ避難させる必要
がなくなる。
【0012】着底後に運搬船から基地に液化ガスの払出
しを行う。払出しを行うと、その分船体が軽くなり離底
傾向を持つようになるが、払出し時にポンプを作動して
支持部材の内側の水を排水することにより下向きの吸引
力を働かせて安定的な着底を維持するようにする。そし
て液化ガスの払出しが完了すれば、バラストタンク区画
から水を排出し、あるいはドック内に水を注入して船を
浮かせてドック外に引出し、再び運搬船として運搬に当
たらせる。
【0013】比較的小規模の液化ガス輸送プロジェクト
において、液化ガス運搬船を基地で安全確実に係止する
ことは、荷役能率の向上に寄与し、また、年間を通じて
確実な運搬が期待でき、プロジェクト全体の輸送効率が
向上する。さらに、上記の如く、運搬船を基地の陸上貯
蔵タンクの一部として使用することもできるようにな
る。
【0014】
【考案の効果】本考案においては、運搬船はドック内に
入渠することによりドック壁、扉により外水域から隔離
され波浪等の影響を受けず、かつ運搬船自体がドック底
に着底して安全確実に係止されることになり、荷役能率
の向上や、さらにはプロジェクト全体の輸送効率の向上
に寄与すること大であり、また、陸上構造物と同等の安
全性を持つので、陸上貯蔵タンクの貯蔵能力を全部また
は一部分担する貯蔵タンクとしての機能を充分に果たせ
ることが出来る。
【0015】船側と陸側との配管の連結は船体が動かな
いので、貯蔵タンクとしての使用期間にわたって確実、
安全に行うことができる。そして万一、事故により運搬
船の液化ガスタンクから液化ガスが漏れ出た場合にも、
ドック壁、扉は液体の拡がりを防止する防液堤の役割を
果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例で、運搬船が受入基地に設けた
ドック内に入渠した状態の平面図である。
【図2】図1のA‐A線におけるドック底部構造の断面
図で、ドック底に支持部材を設けた例である。
【図3】図1のA‐A線における別のドック底部構造の
断面図で、ドック底に支持部材を設け、支持部材で囲ま
れた内側空間にポンプを接続した例である。
【図4】運搬船がドック内に入渠して浮上状態の断面図
である。
【図5】運搬船がドック内に着底した状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…受入基地 2…ドック 3…出入開口 4…液化ガス運搬船 5…液化ガスタンク 6…バラストタンク区画 7…扉 8…支持部材 9…パッキング 10…空間 11…ポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受入基地に液化ガス運搬船を入渠させるた
    めのドックを設備し、該ドックの出入開口を開閉する扉
    を設けると共に、該ドック底に該液化ガス運搬船の底部
    形状に合わせて全周辺支持部材を設け、その外周縁上面
    にパッキングを設け、前記全周辺支持部材の内側の空間
    に、該内側空間内の水を強制排水するためのポンプを接
    続したことを特徴とする液化ガス運搬船用受入設備。
JP1990402687U 1984-08-29 1990-12-28 液化ガス運搬船用受入設備 Expired - Lifetime JPH0635908Y2 (ja)

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JP1990402687U JPH0635908Y2 (ja) 1984-08-29 1990-12-28 液化ガス運搬船用受入設備

Applications Claiming Priority (2)

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JP1984131971U JPS6145297U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 液化ガス運搬船およびその受入設備
JP1990402687U JPH0635908Y2 (ja) 1984-08-29 1990-12-28 液化ガス運搬船用受入設備

Publications (2)

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JPH0439988U JPH0439988U (ja) 1992-04-06
JPH0635908Y2 true JPH0635908Y2 (ja) 1994-09-21

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JP1984131971U Pending JPS6145297U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 液化ガス運搬船およびその受入設備
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940986A (ja) * 1982-08-30 1984-03-06 Kawasaki Heavy Ind Ltd 船舶係留装置

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Publication number Publication date
JPS6145297U (ja) 1986-03-26
JPH0439988U (ja) 1992-04-06

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