JPH063594A - コンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 - Google Patents
コンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡Info
- Publication number
- JPH063594A JPH063594A JP4159722A JP15972292A JPH063594A JP H063594 A JPH063594 A JP H063594A JP 4159722 A JP4159722 A JP 4159722A JP 15972292 A JP15972292 A JP 15972292A JP H063594 A JPH063594 A JP H063594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- mode
- light
- directions
- light receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/0004—Microscopes specially adapted for specific applications
- G02B21/002—Scanning microscopes
- G02B21/0024—Confocal scanning microscopes (CSOMs) or confocal "macroscopes"; Accessories which are not restricted to use with CSOMs, e.g. sample holders
- G02B21/008—Details of detection or image processing, including general computer control
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/0004—Microscopes specially adapted for specific applications
- G02B21/002—Scanning microscopes
- G02B21/0024—Confocal scanning microscopes (CSOMs) or confocal "macroscopes"; Accessories which are not restricted to use with CSOMs, e.g. sample holders
- G02B21/0032—Optical details of illumination, e.g. light-sources, pinholes, beam splitters, slits, fibers
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/0004—Microscopes specially adapted for specific applications
- G02B21/002—Scanning microscopes
- G02B21/0024—Confocal scanning microscopes (CSOMs) or confocal "macroscopes"; Accessories which are not restricted to use with CSOMs, e.g. sample holders
- G02B21/0052—Optical details of the image generation
- G02B21/0056—Optical details of the image generation based on optical coherence, e.g. phase-contrast arrangements, interference arrangements
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 そこで本発明の目的は、被検物体と顕微鏡と
の相対的回転を必要とすることなく、被検物体の所望の
方向についての微分像を得ることができるコンフォーカ
ルレーザ走査顕微鏡を提供する。 【構成】 照明光学系4と、集光光学系4と、検出手段
8と、走査手段3と、その入射口がピンホールを兼用し
た導波路とを有し、前記導波路28は、入射光の光軸対
して垂直な少なくとも2つの方向に導波路構造を有し、
前記入射光を伝搬する際の前記2つの方向の導波モード
を、前記入射光の前記2つの方向における電界分布に応
じて、0次モードおよび1次モード、または、0次モー
ドのみのいずれかを、前記2つの導波方法でそれぞれ選
択して伝搬するダブルモードの導波路であり、前記検出
手段は、前記導波路から出射される光のパターンを用い
て、前記物体からの反射光の前記2つの方向におけるそ
れぞれの電界分布を検出する。
の相対的回転を必要とすることなく、被検物体の所望の
方向についての微分像を得ることができるコンフォーカ
ルレーザ走査顕微鏡を提供する。 【構成】 照明光学系4と、集光光学系4と、検出手段
8と、走査手段3と、その入射口がピンホールを兼用し
た導波路とを有し、前記導波路28は、入射光の光軸対
して垂直な少なくとも2つの方向に導波路構造を有し、
前記入射光を伝搬する際の前記2つの方向の導波モード
を、前記入射光の前記2つの方向における電界分布に応
じて、0次モードおよび1次モード、または、0次モー
ドのみのいずれかを、前記2つの導波方法でそれぞれ選
択して伝搬するダブルモードの導波路であり、前記検出
手段は、前記導波路から出射される光のパターンを用い
て、前記物体からの反射光の前記2つの方向におけるそ
れぞれの電界分布を検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンフォーカルレーザ走
査顕微鏡に関する。
査顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】コンフォーカルレーザ走査顕微鏡は、レ
ーザ光源と、レーザ光源からの光束を被検物体上に集光
して光スポットを形成する照明光学系と、被検物体から
の光束を検出面上に集光する集光光学系と、検出面上に
集光された光束を検出する検出手段と、被検物体に対し
て光スポットを相対的に移動させるための走査手段とを
有し、被検物体上にレーザ光を集光し又検出面上におい
てもピンホール開口を通して光検出している。このた
め、焦点深度が非常に浅いという利点を有しており、種
々の用途に用いられようとしている。
ーザ光源と、レーザ光源からの光束を被検物体上に集光
して光スポットを形成する照明光学系と、被検物体から
の光束を検出面上に集光する集光光学系と、検出面上に
集光された光束を検出する検出手段と、被検物体に対し
て光スポットを相対的に移動させるための走査手段とを
有し、被検物体上にレーザ光を集光し又検出面上におい
てもピンホール開口を通して光検出している。このた
め、焦点深度が非常に浅いという利点を有しており、種
々の用途に用いられようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなコンフォー
カルレーザ走査顕微鏡を用いて、微分干渉像を得るため
には、従来の一般的光学顕微鏡における微分干渉装置の
構成を用いて実現することができる。しかしながら、複
雑な構成となり、しかも歪の少ない特殊な対物レンズ、
ノマルスキープリズム、波長板等が必要であるため各光
学要素の所望の精度での製造が困難であり、高価な装置
になるという欠点があった。
カルレーザ走査顕微鏡を用いて、微分干渉像を得るため
には、従来の一般的光学顕微鏡における微分干渉装置の
構成を用いて実現することができる。しかしながら、複
雑な構成となり、しかも歪の少ない特殊な対物レンズ、
ノマルスキープリズム、波長板等が必要であるため各光
学要素の所望の精度での製造が困難であり、高価な装置
になるという欠点があった。
【0004】このために本発明者らは先に特願平2−4
00212号として、導波路を用いて小型で簡単な構成
において物体の位相情報と振幅情報とを独立に得ること
のできるコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡を提
案した。すなわち、被検物体にレーザ光を集光し、その
レーザスポットの集光光学系によるスポット像位置に、
ダブルモードチャネル導波路を配置し、続いて複数のチ
ャネル導波路に分岐する導波路分岐領域を設けたもので
ある。そして、分岐されたチャネル導波路を通る光量差
を検出することによって、被検物体の微視的な傾斜を検
出するものであった。
00212号として、導波路を用いて小型で簡単な構成
において物体の位相情報と振幅情報とを独立に得ること
のできるコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡を提
案した。すなわち、被検物体にレーザ光を集光し、その
レーザスポットの集光光学系によるスポット像位置に、
ダブルモードチャネル導波路を配置し、続いて複数のチ
ャネル導波路に分岐する導波路分岐領域を設けたもので
ある。そして、分岐されたチャネル導波路を通る光量差
を検出することによって、被検物体の微視的な傾斜を検
出するものであった。
【0005】しかしながら、上記による先の提案の構成
においては、ダブルモード導波路領域の幅方向に対して
の位相情報又は振幅情報の微分信号を得ることは可能で
あるが、ダブルモード導波路領域の幅方向に対して垂直
な方向に対しては、微分信号の検出能力がないという問
題点があった。このためには、先に提案した顕微鏡装置
を被検物体に対して相対的に回転させることで、ダブル
モード導波路領域の幅方向に対して垂直な方向の情報を
得ることが可能にはなる。しかし試料と顕微鏡とを相対
的に回転するための機構が別途に必要となり、幅方向
と、それに垂直な方向を一度に観察することができない
という問題がある。
においては、ダブルモード導波路領域の幅方向に対して
の位相情報又は振幅情報の微分信号を得ることは可能で
あるが、ダブルモード導波路領域の幅方向に対して垂直
な方向に対しては、微分信号の検出能力がないという問
題点があった。このためには、先に提案した顕微鏡装置
を被検物体に対して相対的に回転させることで、ダブル
モード導波路領域の幅方向に対して垂直な方向の情報を
得ることが可能にはなる。しかし試料と顕微鏡とを相対
的に回転するための機構が別途に必要となり、幅方向
と、それに垂直な方向を一度に観察することができない
という問題がある。
【0006】そこで本発明の目的は、被検物体と顕微鏡
との相対的回転を必要とすることなく、被検物体の所望
の方向についての微分像を得ることのできるコンフォー
カルレーザ走査顕微鏡を提供することにある。
との相対的回転を必要とすることなく、被検物体の所望
の方向についての微分像を得ることのできるコンフォー
カルレーザ走査顕微鏡を提供することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記の課題を解決するため
に本発明によれば、レーザ光スポットを物体上に照射す
るための照明光学系と、前記物体からの反射光を検出面
上に集光する集光光学系と、前記検出面上に集光された
反射光を検出する検出手段と、前記物体に対して前記レ
ーザ光スポットを相対的に走査させる走査手段とを有す
るコンフォーカルレーザ走査顕微鏡であって、前記集光
光学系と検出光学系との間に配置された、前記集光光学
系で集光された前記反射光を伝搬するための導波路を有
する光学素子を有し、前記導波路は、入射光の光軸対し
て垂直な少なくとも2つの方向に導波路構造を有し、前
記入射光を伝搬する際の前記2つの方向の導波モード
を、前記入射光の前記2つの方向における電界の振幅分
布に応じて、0次モードおよび1次モード、ならびに、
0次モードのみのいずれかを、前記2つの導波方向でそ
れぞれ選択して伝搬するダブルモードの導波路であり、
前記検出手段は、前記導波路から出射される光を受光し
て、前記2つの方向のそれぞれの導波モードが、0次モ
ードおよび1次モード、ならびに、0次モードのみのい
ずれであるかを検出することにより、前記物体からの反
射光の前記2つの方向におけるそれぞれの電界から振幅
分布を検出することを特徴とするコンフォーカルレーザ
走査微分干渉顕微鏡が提供される。
に本発明によれば、レーザ光スポットを物体上に照射す
るための照明光学系と、前記物体からの反射光を検出面
上に集光する集光光学系と、前記検出面上に集光された
反射光を検出する検出手段と、前記物体に対して前記レ
ーザ光スポットを相対的に走査させる走査手段とを有す
るコンフォーカルレーザ走査顕微鏡であって、前記集光
光学系と検出光学系との間に配置された、前記集光光学
系で集光された前記反射光を伝搬するための導波路を有
する光学素子を有し、前記導波路は、入射光の光軸対し
て垂直な少なくとも2つの方向に導波路構造を有し、前
記入射光を伝搬する際の前記2つの方向の導波モード
を、前記入射光の前記2つの方向における電界の振幅分
布に応じて、0次モードおよび1次モード、ならびに、
0次モードのみのいずれかを、前記2つの導波方向でそ
れぞれ選択して伝搬するダブルモードの導波路であり、
前記検出手段は、前記導波路から出射される光を受光し
て、前記2つの方向のそれぞれの導波モードが、0次モ
ードおよび1次モード、ならびに、0次モードのみのい
ずれであるかを検出することにより、前記物体からの反
射光の前記2つの方向におけるそれぞれの電界から振幅
分布を検出することを特徴とするコンフォーカルレーザ
走査微分干渉顕微鏡が提供される。
【0008】
【作用】本発明の原理については先の上記出願において
詳細に説明したとおりであるが、以下にその概要を説明
しておく。
詳細に説明したとおりであるが、以下にその概要を説明
しておく。
【0009】被検物体で反射されたレーザスポットは、
対物レンズ、結像レンズ等からなる集光光学系によっ
て、検出面上にて再びスポット像となる。このスポット
像が形成される位置に、ダブルモードチャネル導波路の
入射口をスポット像の中心とダブルモードチャネル導波
路入射口の中心とが一致するよう配置する。この時導波
路の幅方向のスポット像振幅分布が、スポット中心を原
点とした時偶関数であれば、ダブルモード導波路内には
偶モードしか励振されない。それ以外の場合は偶・奇両
モードが励振される。
対物レンズ、結像レンズ等からなる集光光学系によっ
て、検出面上にて再びスポット像となる。このスポット
像が形成される位置に、ダブルモードチャネル導波路の
入射口をスポット像の中心とダブルモードチャネル導波
路入射口の中心とが一致するよう配置する。この時導波
路の幅方向のスポット像振幅分布が、スポット中心を原
点とした時偶関数であれば、ダブルモード導波路内には
偶モードしか励振されない。それ以外の場合は偶・奇両
モードが励振される。
【0010】受光面が少なくとも2つに分割された検出
素子は、ダブルモードチャネル導波路の出射口に配置さ
れて、導波路の出射口から出射されるスポット像を検出
する。検出素子の受光面の中心は、導波路の出射口の中
心と一致するように配置する。ダブルモード導波路内
に、偶モードのみ励振された場合は、2つの受光面に等
量の光が分配され、それ以外の場合は偶モードと奇モー
ドの干渉が生じるため2つの受光面に分配される光量は
一般に等しくない。
素子は、ダブルモードチャネル導波路の出射口に配置さ
れて、導波路の出射口から出射されるスポット像を検出
する。検出素子の受光面の中心は、導波路の出射口の中
心と一致するように配置する。ダブルモード導波路内
に、偶モードのみ励振された場合は、2つの受光面に等
量の光が分配され、それ以外の場合は偶モードと奇モー
ドの干渉が生じるため2つの受光面に分配される光量は
一般に等しくない。
【0011】一般に被検物体のダブルモードチャネル導
波路入射口に対する傾斜、すなわち物理的な傾斜は勿
論、屈折率傾斜など光路長を変化させるすべての傾斜及
び、光透過率分布又は光反射率分布の傾斜があると、ス
ポット像の振幅分布は奇関数成分をもつようになり、こ
のときダブルモード導波路内に偶・奇両モードが励振さ
れその結果2つの受光面に分配される光量が等しくなく
なる。従って、2つの受光面の光量の差を検出すること
によって被検物体の微視的な傾斜を検出できることにな
る。
波路入射口に対する傾斜、すなわち物理的な傾斜は勿
論、屈折率傾斜など光路長を変化させるすべての傾斜及
び、光透過率分布又は光反射率分布の傾斜があると、ス
ポット像の振幅分布は奇関数成分をもつようになり、こ
のときダブルモード導波路内に偶・奇両モードが励振さ
れその結果2つの受光面に分配される光量が等しくなく
なる。従って、2つの受光面の光量の差を検出すること
によって被検物体の微視的な傾斜を検出できることにな
る。
【0012】いま検出物のダブルモード導波路の入射口
に対する傾き角をθとし、sinθ=αとする。傾きθ
の場合のスポット振幅分布をu(x)、ダブルモード導
波路の固有電界分布を偶・奇両モードについてそれぞれ
fe(x),fo(x)とするとu(x),fe(x)
はぐ偶関数、fo(x)は奇関数である。傾きのあると
きのスポット振幅分布uα(x)はk=2π/λ(λ=
波長)として uα(x)≒u(x)exp(ikαx) =u(x)[cos(kαx)+isin(kαx)] (1) と表される。
に対する傾き角をθとし、sinθ=αとする。傾きθ
の場合のスポット振幅分布をu(x)、ダブルモード導
波路の固有電界分布を偶・奇両モードについてそれぞれ
fe(x),fo(x)とするとu(x),fe(x)
はぐ偶関数、fo(x)は奇関数である。傾きのあると
きのスポット振幅分布uα(x)はk=2π/λ(λ=
波長)として uα(x)≒u(x)exp(ikαx) =u(x)[cos(kαx)+isin(kαx)] (1) と表される。
【0013】ここで偶モードの励振効率ηeは、
【0014】
【数1】
【0015】となり、一方奇モードの数励振効率η
oは、
oは、
【0016】
【数2】
【0017】となる。積分範囲を適当に選び、この範囲
で|kαx|≪2πならば、 cos(kαx)≒1, sin(kαx)≒kαx となるから、u(x),fo(x),fe(x)が一定
の関数であることより、 ηe≒一定 ηo∝iα (4) となることがわかる。偶モードと奇モードの干渉による
光強度変化はC1,C2を実定数とし、φをダブルモード
導波路の出射口に於ける偶・奇両モードの位相差とすれ
ば I∝|ηe±iηoexp{iφ}|2=|C1±iαC2exp{iφ}|2 (5) よってexp{iφ}=±iにとれば(5)はおおむね I=C1 2±2αC1C2 (6) となってαに比例した強度変化が得られ、いわゆる微分
像を得ることができる。従って、このような微分像を得
るためには、ダブルモード導波路の出射口に於て、両モ
ード間に90°の奇数倍の位相差がもたらされることが
必要である。このために、前記ダブルモード導波路の入
射口から出射口までの長さLは両モードのよく知られた
完全結合長(偶・奇モードの位相差が180°となる長
さ)をLC とした場合 L=LC(2m+1)/2 (m=0,1,2,・・・) (7) とするのが好ましい。
で|kαx|≪2πならば、 cos(kαx)≒1, sin(kαx)≒kαx となるから、u(x),fo(x),fe(x)が一定
の関数であることより、 ηe≒一定 ηo∝iα (4) となることがわかる。偶モードと奇モードの干渉による
光強度変化はC1,C2を実定数とし、φをダブルモード
導波路の出射口に於ける偶・奇両モードの位相差とすれ
ば I∝|ηe±iηoexp{iφ}|2=|C1±iαC2exp{iφ}|2 (5) よってexp{iφ}=±iにとれば(5)はおおむね I=C1 2±2αC1C2 (6) となってαに比例した強度変化が得られ、いわゆる微分
像を得ることができる。従って、このような微分像を得
るためには、ダブルモード導波路の出射口に於て、両モ
ード間に90°の奇数倍の位相差がもたらされることが
必要である。このために、前記ダブルモード導波路の入
射口から出射口までの長さLは両モードのよく知られた
完全結合長(偶・奇モードの位相差が180°となる長
さ)をLC とした場合 L=LC(2m+1)/2 (m=0,1,2,・・・) (7) とするのが好ましい。
【0018】尚、(1)式は物体の傾斜を考えているか
ら、位相物体を想定していることになる。本発明は位相
物体のみならず、強度変調物体(光の透過率又は反射率
が変化するような物体)にも適用できる。こうした物体
はたとえばαを実数として uα(x)=u(x)(1+αx) (8) などと表現できる。このとき明らかに ηe≒一定, ηo∝α (4) となるから、偶奇両モードの干渉によって二つの分岐に
分配される光量比が最大となるのはダブルモード導波路
の出射口に於て両モード間に180°の整数倍の位相差
がもたらされたとき、即ち(5)式でexp{iφ}=
±1と置いた場合である。
ら、位相物体を想定していることになる。本発明は位相
物体のみならず、強度変調物体(光の透過率又は反射率
が変化するような物体)にも適用できる。こうした物体
はたとえばαを実数として uα(x)=u(x)(1+αx) (8) などと表現できる。このとき明らかに ηe≒一定, ηo∝α (4) となるから、偶奇両モードの干渉によって二つの分岐に
分配される光量比が最大となるのはダブルモード導波路
の出射口に於て両モード間に180°の整数倍の位相差
がもたらされたとき、即ち(5)式でexp{iφ}=
±1と置いた場合である。
【0019】よって、強度変調物体の微分像を見るため
にはダブルモード導波路の入射口から出射口までの長さ
Lは結合長LCの整数倍 L=mLC (m=1,2,・・・) (10) が好ましい。即ち、ダブルモード導波路の入射口から出
射口までの長さLのとり方いかんによって物体の位相変
調部分、又は強度変調部分のみの微分像をみることがで
きるわけである。
にはダブルモード導波路の入射口から出射口までの長さ
Lは結合長LCの整数倍 L=mLC (m=1,2,・・・) (10) が好ましい。即ち、ダブルモード導波路の入射口から出
射口までの長さLのとり方いかんによって物体の位相変
調部分、又は強度変調部分のみの微分像をみることがで
きるわけである。
【0020】以上の如きチャネル導波路用いた微分干渉
顕微鏡の原理に則って、本発明においては、導波路の幅
方向及びそれに垂直な方向の二方向にダブルモードであ
る三次元チャネル導波路とその三次元チャネル導波路を
伝搬する光を検出するために、例えば、受光面が四分割
された検出器を用いている。
顕微鏡の原理に則って、本発明においては、導波路の幅
方向及びそれに垂直な方向の二方向にダブルモードであ
る三次元チャネル導波路とその三次元チャネル導波路を
伝搬する光を検出するために、例えば、受光面が四分割
された検出器を用いている。
【0021】検出器の受光面は、ダブルモード三次元チ
ャネル導波路の出射口の中心に一致する点を原点とする
直交する2軸によって、受光面が四分割されている。分
割されたそれぞれの受光面の受光可能面積は、互いに等
しく構成されている。
ャネル導波路の出射口の中心に一致する点を原点とする
直交する2軸によって、受光面が四分割されている。分
割されたそれぞれの受光面の受光可能面積は、互いに等
しく構成されている。
【0022】そして4つの受光面からの信号を処理して
4つの受光面の光量の差を検出することにより、互いの
直交する方向での微分情報を得ることができる。直交す
る2軸でそれぞれ検出された信号を合成することによっ
て、任意の方向でのコントラスト差として微分像を得る
ことを可能としている。
4つの受光面の光量の差を検出することにより、互いの
直交する方向での微分情報を得ることができる。直交す
る2軸でそれぞれ検出された信号を合成することによっ
て、任意の方向でのコントラスト差として微分像を得る
ことを可能としている。
【0023】具体的には、導波路の幅方向の信号を
I1、導波路の幅方向に垂直な方向の信号をI2とすると
き、両者の合成信号をIとすれば、 I=I1sinθ+I2cosθ となるような信号処理を行う。ここで、θを0〜πの範
囲で変化させることにより被検物の微分像を得る方向を
変えることができ、試料と顕微鏡を相対的に回転させる
ことなく所望の方向にコントラストのついた微分像を得
ることができる。実用上はコンフォーカルレーザ走査顕
微鏡としてのモニター画面を観察しながら上記θの値を
適宜変化させて被検物体の微分像が最も的確に表現でき
るようなθの値を選択することが好ましい。
I1、導波路の幅方向に垂直な方向の信号をI2とすると
き、両者の合成信号をIとすれば、 I=I1sinθ+I2cosθ となるような信号処理を行う。ここで、θを0〜πの範
囲で変化させることにより被検物の微分像を得る方向を
変えることができ、試料と顕微鏡を相対的に回転させる
ことなく所望の方向にコントラストのついた微分像を得
ることができる。実用上はコンフォーカルレーザ走査顕
微鏡としてのモニター画面を観察しながら上記θの値を
適宜変化させて被検物体の微分像が最も的確に表現でき
るようなθの値を選択することが好ましい。
【0024】
【実施例】本発明の一実施例について図面を用いて説明
する。
する。
【0025】(実施例1)本発明の第1の実施例のコン
フォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡を図1に示す。図
1のように、本実施例のコンフォーカルレーザ走査微分
干渉顕微鏡は、半導体レーザ光源1と、半導体レーザ光
源1から出射された光を偏向するハーフミラ2と、光を
被検物体5上に集光させる対物レンズ4とを光軸上に順
に配置して構成した照明光学系を備えている。また、ハ
ーフミラ2と対物レンズ4との間には、光を被検物体5
上でスキャニングするための周知のX−Y二次元スキャ
ニング手段3が配置されている。また、本実施例のコン
フォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡は、三次元チャネ
ル導波路28と、受光面が四分割されたシリコンフォト
ダイオードを備えた光検出器8とをさらに備えている。
対物レンズ4は、被検物体5からの反射光を集光する集
光光学系を兼用している。三次元チャネル導波路28お
よび光検出器8は、被検物体5により反射した光を検出
するための光学系を形成している。検出器8の受光面
は、図4のように、同面積の正方形の4つの受光面9,
10,11,12から構成されている。4つの受光面
9,10,11,12は、XY軸に沿って碁盤目状に配
置されている。検出器8は、受光面の中心が、3次元チ
ャネル導波路の出射口7bの中心と一致するように位置
合わせされて、出射口7bに接合されている。
フォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡を図1に示す。図
1のように、本実施例のコンフォーカルレーザ走査微分
干渉顕微鏡は、半導体レーザ光源1と、半導体レーザ光
源1から出射された光を偏向するハーフミラ2と、光を
被検物体5上に集光させる対物レンズ4とを光軸上に順
に配置して構成した照明光学系を備えている。また、ハ
ーフミラ2と対物レンズ4との間には、光を被検物体5
上でスキャニングするための周知のX−Y二次元スキャ
ニング手段3が配置されている。また、本実施例のコン
フォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡は、三次元チャネ
ル導波路28と、受光面が四分割されたシリコンフォト
ダイオードを備えた光検出器8とをさらに備えている。
対物レンズ4は、被検物体5からの反射光を集光する集
光光学系を兼用している。三次元チャネル導波路28お
よび光検出器8は、被検物体5により反射した光を検出
するための光学系を形成している。検出器8の受光面
は、図4のように、同面積の正方形の4つの受光面9,
10,11,12から構成されている。4つの受光面
9,10,11,12は、XY軸に沿って碁盤目状に配
置されている。検出器8は、受光面の中心が、3次元チ
ャネル導波路の出射口7bの中心と一致するように位置
合わせされて、出射口7bに接合されている。
【0026】また、検出器8の受光面9,10,11,
12には、検出した光量を電気信号として、信号処理回
路60に出力するための、信号線61,62,63,6
4とグランド線65が接続されている。これらの信号を
処理する信号処理回路60は、X軸に沿って隣合う受光
面9と受光面11の出力信号を加算するための和検出手
段13と、同じくX軸に沿って隣合う受光面10と受光
面12の出力信号を加算するための和検出手段17とを
備えている。さらに、Y軸に沿って隣合う受光面9と受
光面10の出力信号を加算するための和検出手段14
と、同じくY軸に沿って隣合う受光面11と受光面12
の出力信号を加算するための和検出手段18とを備えて
いる。差動検出器21は、和検出手段13と和検出手段
17の出力信号を差動信号I2を検出することによりY
方向の光量の差をもとめる。差動検出器22は、和検出
手段14と和検出手段18の出力信号を差動信号I1を
検出することにより、X方向の光量の差を求める。信号
合成回路25は、X方向の差動信号I1とY方向の差動
信号I2と、ユーザの見たい方向における被検物体の微
分像をしめすために、ユーザが指示した角度φとを用い
て、 I(φ)=I1sinφ+I2cosφ (11) に従って、φ方向の差動信号I(φ)を合成する。
12には、検出した光量を電気信号として、信号処理回
路60に出力するための、信号線61,62,63,6
4とグランド線65が接続されている。これらの信号を
処理する信号処理回路60は、X軸に沿って隣合う受光
面9と受光面11の出力信号を加算するための和検出手
段13と、同じくX軸に沿って隣合う受光面10と受光
面12の出力信号を加算するための和検出手段17とを
備えている。さらに、Y軸に沿って隣合う受光面9と受
光面10の出力信号を加算するための和検出手段14
と、同じくY軸に沿って隣合う受光面11と受光面12
の出力信号を加算するための和検出手段18とを備えて
いる。差動検出器21は、和検出手段13と和検出手段
17の出力信号を差動信号I2を検出することによりY
方向の光量の差をもとめる。差動検出器22は、和検出
手段14と和検出手段18の出力信号を差動信号I1を
検出することにより、X方向の光量の差を求める。信号
合成回路25は、X方向の差動信号I1とY方向の差動
信号I2と、ユーザの見たい方向における被検物体の微
分像をしめすために、ユーザが指示した角度φとを用い
て、 I(φ)=I1sinφ+I2cosφ (11) に従って、φ方向の差動信号I(φ)を合成する。
【0027】制御手段26は、X−Y二次元スキャニン
グ手段3から被検物体上における光ビームの位置を示す
信号を受け取り、この位置信号と差動信号I(φ)とを対
応させて記憶し画像データ化する。モニタ27は、制御
手段から画像データを受け取り画像表示する。
グ手段3から被検物体上における光ビームの位置を示す
信号を受け取り、この位置信号と差動信号I(φ)とを対
応させて記憶し画像データ化する。モニタ27は、制御
手段から画像データを受け取り画像表示する。
【0028】三次元チャネル導波路28についてさらに
説明する。三次元チャネル導波路28は、屈折率1.4
75のSiOxNyを材料とする幅(図1のx方向)3μ
m、深さ(図1のy方向)3μmを有するコア部7と、
屈折率1.465のSiO2を材料とするクラッド部6
とにより構成されたダブルモードの3次元チャネル導波
路である。導波路28のx方向のモード次数をp,y方
向のモード次数をqとして、導波路の導波路28のモー
ドをEpqで表した場合、E00,E10,E01モードのみ
が導波モードとして伝搬し、E11モードは、伝搬できな
いように構成されている。
説明する。三次元チャネル導波路28は、屈折率1.4
75のSiOxNyを材料とする幅(図1のx方向)3μ
m、深さ(図1のy方向)3μmを有するコア部7と、
屈折率1.465のSiO2を材料とするクラッド部6
とにより構成されたダブルモードの3次元チャネル導波
路である。導波路28のx方向のモード次数をp,y方
向のモード次数をqとして、導波路の導波路28のモー
ドをEpqで表した場合、E00,E10,E01モードのみ
が導波モードとして伝搬し、E11モードは、伝搬できな
いように構成されている。
【0029】導波路28のコア部7の入射口7aから出
射口7bまでの長さLは、E00−E 10モードの完全結合
長をLC1、E00−E01モードの完全結合長をLC2して、
物体の位相分布を観察するコンフォーカルレーザ走査微
分干渉顕微鏡の場合、 L≒LC1(2m+1)/2 かつ L≒LC2(2n+1)/2 (m=1,2,…)、(n=1,2,…)とする。
射口7bまでの長さLは、E00−E 10モードの完全結合
長をLC1、E00−E01モードの完全結合長をLC2して、
物体の位相分布を観察するコンフォーカルレーザ走査微
分干渉顕微鏡の場合、 L≒LC1(2m+1)/2 かつ L≒LC2(2n+1)/2 (m=1,2,…)、(n=1,2,…)とする。
【0030】また、物体の強度分布を観察するコンフォ
ーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡の場合、 L≒mLC1 かつ L≒nLC2 (m=1,2,…)、(n=1,2,…)とする。
ーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡の場合、 L≒mLC1 かつ L≒nLC2 (m=1,2,…)、(n=1,2,…)とする。
【0031】三次元チャネル導波路28の製造方法につ
いて説明する。クラッドとなる屈折率1.465のSi
O2の基板上に、コア部7となる屈折率1.475のS
iOxNy膜をRFスパッタにより形成したのち、リソグ
ラフィによりSiOxNy膜をコア形状にパターニングす
る。RFスパッタ時に導入する酸素量と窒素量とを調節
することにより、SiOxNy膜のxとyとを調節し、任
意の屈折率にすることができる。つぎに、RFスパッタ
によりSiO2膜を形成することにより、コア形状にな
ったSiOxNy膜の周囲をSiO2膜で覆う。これによ
り、SiOxNyを材料とするコア部7と、SiO2を材
料とするクラッド部が形成される。最後に上述の長さL
に切断し、入射口と出射口を研磨して完成させる。
いて説明する。クラッドとなる屈折率1.465のSi
O2の基板上に、コア部7となる屈折率1.475のS
iOxNy膜をRFスパッタにより形成したのち、リソグ
ラフィによりSiOxNy膜をコア形状にパターニングす
る。RFスパッタ時に導入する酸素量と窒素量とを調節
することにより、SiOxNy膜のxとyとを調節し、任
意の屈折率にすることができる。つぎに、RFスパッタ
によりSiO2膜を形成することにより、コア形状にな
ったSiOxNy膜の周囲をSiO2膜で覆う。これによ
り、SiOxNyを材料とするコア部7と、SiO2を材
料とするクラッド部が形成される。最後に上述の長さL
に切断し、入射口と出射口を研磨して完成させる。
【0032】つぎに本実施例のコンフォーカルレーザ走
査微分干渉顕微鏡の動作について説明する。
査微分干渉顕微鏡の動作について説明する。
【0033】図1において、半導体レーザ光源1を出た
光はハーフミラ2で反射され、周知のX−Y二次元スキ
ャニング手段3を経て対物レンズ4に入射し、被検物体
5上に集光される。被検物体5の表面で反射した光は、
再び対物レンズ4及びX−Y二次元スキャニング手段3
を経て、ハーフミラ2を透過し、三次元チャネル導波路
28のコア部7の入射口7aに集光される。三次元チャ
ネル導波路28は、幅方向(x方向)及びそれに垂直な
方向(y方向)にダブルモードである導波路であり。三
次元チャネル導波路28のコア部7中を伝搬した光は、
出射口7bから出射され、コア部7に接合された受光面
が四分割された光検出器8に至る。光検出器8は四分割
された受光面の中心と三次元チャネル導波路28の中心
が一致するように接合されている。ここで三次元チャネ
ル導波路28の入射口7aがピンホールと同様の働きを
するので、この構成はコンフォーカルレーザ走査顕微鏡
を構成する。
光はハーフミラ2で反射され、周知のX−Y二次元スキ
ャニング手段3を経て対物レンズ4に入射し、被検物体
5上に集光される。被検物体5の表面で反射した光は、
再び対物レンズ4及びX−Y二次元スキャニング手段3
を経て、ハーフミラ2を透過し、三次元チャネル導波路
28のコア部7の入射口7aに集光される。三次元チャ
ネル導波路28は、幅方向(x方向)及びそれに垂直な
方向(y方向)にダブルモードである導波路であり。三
次元チャネル導波路28のコア部7中を伝搬した光は、
出射口7bから出射され、コア部7に接合された受光面
が四分割された光検出器8に至る。光検出器8は四分割
された受光面の中心と三次元チャネル導波路28の中心
が一致するように接合されている。ここで三次元チャネ
ル導波路28の入射口7aがピンホールと同様の働きを
するので、この構成はコンフォーカルレーザ走査顕微鏡
を構成する。
【0034】そして、導波路の幅方向のモード次数を
p、導波路の幅方向に垂直な方向のモード次数をqとお
いて導波路のモードがEpqで表されるとしたとき、前述
した通り、レーザスポットで照射された被検物体5上の
一点に導波路の幅方向(x方向)の傾き又は反射率の勾
配があった場合、三次元チャネル導波路28のコア部7
内にE00・E10両モードが励振される。この時の導波光
パターンを図3(c)に示す。図3において、導波光パ
ターン中の同心円状の複数の線は、導波光パターンの強
度分布を示す等光強度線である。図3に示した導波光パ
ターンは、中心部が最も光強度が強く、周囲にいくほど
弱くなっている。E00・E10両モードが励振された場
合、両モードの干渉により、図3(c)に示す導波光パ
ターンになるので、光検出器8の受光面9の出力と受光
面10の出力の和検出手段14により得られる和信号1
6の強度と、受光面11の出力と受光面12の出力の和
検出手段18により得られる和信号20の強度とは等し
くない。よって、差動検出手段22によって光検出器8
の受光面9,10の和信号16と受光面11,12の和
信号20の差動信号24をとることにより、物体面上の
導波路の幅方向(x方向)の微小な段差または反射率差
を検知することができる。この時、差動手段21から
は、信号は出力されない。
p、導波路の幅方向に垂直な方向のモード次数をqとお
いて導波路のモードがEpqで表されるとしたとき、前述
した通り、レーザスポットで照射された被検物体5上の
一点に導波路の幅方向(x方向)の傾き又は反射率の勾
配があった場合、三次元チャネル導波路28のコア部7
内にE00・E10両モードが励振される。この時の導波光
パターンを図3(c)に示す。図3において、導波光パ
ターン中の同心円状の複数の線は、導波光パターンの強
度分布を示す等光強度線である。図3に示した導波光パ
ターンは、中心部が最も光強度が強く、周囲にいくほど
弱くなっている。E00・E10両モードが励振された場
合、両モードの干渉により、図3(c)に示す導波光パ
ターンになるので、光検出器8の受光面9の出力と受光
面10の出力の和検出手段14により得られる和信号1
6の強度と、受光面11の出力と受光面12の出力の和
検出手段18により得られる和信号20の強度とは等し
くない。よって、差動検出手段22によって光検出器8
の受光面9,10の和信号16と受光面11,12の和
信号20の差動信号24をとることにより、物体面上の
導波路の幅方向(x方向)の微小な段差または反射率差
を検知することができる。この時、差動手段21から
は、信号は出力されない。
【0035】同様にレーザスポットで照射された被検物
体5の表面上の一点に導波路の幅方向に垂直な方向(y
方向)の傾き又は反射率の勾配があった場合、ダブルモ
ード導波路28のコア部7内にE00・E01両モードが励
振される。この時の導波光パターンを図3(b)に示
す。両モードの干渉により光検出器8の受光面9の出力
と受光面11の出力の和検出手段13により得られる信
号15の強度と、受光面10の出力と受光面12の出力
の和検出手段17により得られる信号19の強度とは等
しくない。よって、差動検出手段21によって光検出器
8の受光面9,11の和信号15と10,12の和信号
19の差動信号23をとることにより、物体面上の導波
路の幅方向に垂直な方向(y方向)の微小な段差または
反射率変化を検知することができる。この時、差動手段
22からは信号は出力されない。
体5の表面上の一点に導波路の幅方向に垂直な方向(y
方向)の傾き又は反射率の勾配があった場合、ダブルモ
ード導波路28のコア部7内にE00・E01両モードが励
振される。この時の導波光パターンを図3(b)に示
す。両モードの干渉により光検出器8の受光面9の出力
と受光面11の出力の和検出手段13により得られる信
号15の強度と、受光面10の出力と受光面12の出力
の和検出手段17により得られる信号19の強度とは等
しくない。よって、差動検出手段21によって光検出器
8の受光面9,11の和信号15と10,12の和信号
19の差動信号23をとることにより、物体面上の導波
路の幅方向に垂直な方向(y方向)の微小な段差または
反射率変化を検知することができる。この時、差動手段
22からは信号は出力されない。
【0036】同様にレーザスポットで照射された被検物
体5の表面上に、傾斜又は反射率の勾配がない場合、E
00モードのみが励振される。この時の導波光パターンを
図3(a)に示す。和検出手段13より得られる信号1
5の強度と、和検出手段17より得られる信号19の強
度と、和検出手段14で得られる信号の強度16と、和
検出手段18で得られる信号20の強度とは、いずれも
等しく、傾斜や反射率の勾配がないことが検知される。
体5の表面上に、傾斜又は反射率の勾配がない場合、E
00モードのみが励振される。この時の導波光パターンを
図3(a)に示す。和検出手段13より得られる信号1
5の強度と、和検出手段17より得られる信号19の強
度と、和検出手段14で得られる信号の強度16と、和
検出手段18で得られる信号20の強度とは、いずれも
等しく、傾斜や反射率の勾配がないことが検知される。
【0037】さらにレーザスポットで照射された被検物
体5の表面上に、x方向にもy方向にも傾斜又は反射率
の勾配がある場合、E00,E01,E10の各モードが励振
される。この時の導波パターンを図3(d)に示す。こ
の時、各モードの干渉により、受光面9,10,11,
12の受光強度は異なるので、差動手段21および差動
手段22双方から差動信号23,24が出力され、x方
向およびy方向の傾斜又は反射率の勾配が検出される。
体5の表面上に、x方向にもy方向にも傾斜又は反射率
の勾配がある場合、E00,E01,E10の各モードが励振
される。この時の導波パターンを図3(d)に示す。こ
の時、各モードの干渉により、受光面9,10,11,
12の受光強度は異なるので、差動手段21および差動
手段22双方から差動信号23,24が出力され、x方
向およびy方向の傾斜又は反射率の勾配が検出される。
【0038】差動信号23,24をI1,I2としたと
き、それらに対し信号合成回路は、 I(φ)=I1sinφ+I2cosφ なる処理をφをユーザが指定した0〜πの範囲内の適当
な値に設定して行い、得られた信号をX−Y二次元スキ
ャニング手段3から被検物体上における光ビームの位置
に対応させて記憶し画像化するための制御手段26によ
り、モニタ27に所望の方向のコントラストをもつ微分
干渉像を表示することができる。
き、それらに対し信号合成回路は、 I(φ)=I1sinφ+I2cosφ なる処理をφをユーザが指定した0〜πの範囲内の適当
な値に設定して行い、得られた信号をX−Y二次元スキ
ャニング手段3から被検物体上における光ビームの位置
に対応させて記憶し画像化するための制御手段26によ
り、モニタ27に所望の方向のコントラストをもつ微分
干渉像を表示することができる。
【0039】(実施例2)つぎに、本発明の第2の実施
例のコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡を図2に
示す。本実施例のコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕
微鏡は、光検出器39が導波路59の出射口37bの直
接接合されておらず、対物レンズ38を用いて、カップ
リングされている。半導体レーザ光源31と、ハーフミ
ラ32と、X−Y二次元スキャニング手段33と、光を
被検物体35上に集光させる対物レンズ34とを光軸上
に順に配置して照明光学系が構成されている。また、三
次元チャネル導波路59と、三次元チャネル導波路59
から出射された光を集光する対物レンズ38と、集光点
に配置された、受光面が四分割されたシリコンフォトダ
イオードを備えた光検出器39とをさらに備えて、被検
物体35により反射した光を検出するための光学系を形
成している。対物レンズ33は、被検物体35からの反
射光を集光する集光光学系を兼用している。検出器39
の受光面は、実施例1と同様に、XY軸に沿って碁盤目
状に配置された同面積の正方形の4つの受光面40,4
1,42,43を備えている。対物レンズ38は、導波
路59の出射口37bを出射した光を、受光面40,4
1,42,43の中心に集光するように配置されてい
る。
例のコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡を図2に
示す。本実施例のコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕
微鏡は、光検出器39が導波路59の出射口37bの直
接接合されておらず、対物レンズ38を用いて、カップ
リングされている。半導体レーザ光源31と、ハーフミ
ラ32と、X−Y二次元スキャニング手段33と、光を
被検物体35上に集光させる対物レンズ34とを光軸上
に順に配置して照明光学系が構成されている。また、三
次元チャネル導波路59と、三次元チャネル導波路59
から出射された光を集光する対物レンズ38と、集光点
に配置された、受光面が四分割されたシリコンフォトダ
イオードを備えた光検出器39とをさらに備えて、被検
物体35により反射した光を検出するための光学系を形
成している。対物レンズ33は、被検物体35からの反
射光を集光する集光光学系を兼用している。検出器39
の受光面は、実施例1と同様に、XY軸に沿って碁盤目
状に配置された同面積の正方形の4つの受光面40,4
1,42,43を備えている。対物レンズ38は、導波
路59の出射口37bを出射した光を、受光面40,4
1,42,43の中心に集光するように配置されてい
る。
【0040】信号処理回路60と、信号合成回路25
と、制御手段26と、モニタ27の構成は、実施例1と
同様であるので説明を省略する。
と、制御手段26と、モニタ27の構成は、実施例1と
同様であるので説明を省略する。
【0041】三次元チャネル導波路59についてさらに
説明する。三次元チャネル導波路59は、Ti拡散Li
NbO3を材料とするコア部37と、LiNbO3を材料
とするクラッド部36とにより構成されたダブルモード
の3次元チャネル導波路である。導波路59のx方向の
モード次数をp、y方向のモード次数をqとして、導波
路の導波路28のモードをEpqで表した場合、E00、
E10,E01モードのみが導波モードとして伝搬し、E11
モードは、伝搬できないように構成されている。
説明する。三次元チャネル導波路59は、Ti拡散Li
NbO3を材料とするコア部37と、LiNbO3を材料
とするクラッド部36とにより構成されたダブルモード
の3次元チャネル導波路である。導波路59のx方向の
モード次数をp、y方向のモード次数をqとして、導波
路の導波路28のモードをEpqで表した場合、E00、
E10,E01モードのみが導波モードとして伝搬し、E11
モードは、伝搬できないように構成されている。
【0042】導波路59のコア部37の入射口37aか
ら出射口37bまでの長さLは、E00−E10モードの完
全結合長をLC1、E00−E01モードの完全結合長をLC2
して、物体の位相分布を観察するコンフォーカルレーザ
走査微分干渉顕微鏡の場合、 L≒LC1(2m+1)/2 かつ L≒LC2(2n+1)/2 (m=1,2,…)、(n=1,2,…)とする。
ら出射口37bまでの長さLは、E00−E10モードの完
全結合長をLC1、E00−E01モードの完全結合長をLC2
して、物体の位相分布を観察するコンフォーカルレーザ
走査微分干渉顕微鏡の場合、 L≒LC1(2m+1)/2 かつ L≒LC2(2n+1)/2 (m=1,2,…)、(n=1,2,…)とする。
【0043】また、物体の強度分布を観察するコンフォ
ーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡の場合、 L≒mLC1 かつ L≒nLC2 (m=1,2,…)、(n=1,2,…)とする。
ーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡の場合、 L≒mLC1 かつ L≒nLC2 (m=1,2,…)、(n=1,2,…)とする。
【0044】三次元チャネル導波路59の製造方法につ
いて説明する。クラッドとなる屈折率○○のLiNbO
3の基板上に、Ti膜をRFスパッタにより形成したの
ち、リソグラフィによりTi膜をコア部37と同じ幅に
パターニングする。Ti膜を形成したLiNbO3基板
を加熱して、TiをLiNbO3基板に拡散させて、コ
ア部37を形成する。加熱温度および時間を調節するこ
とにより、拡散深さを調節して、コア部37のy方向の
大きさを任意の大きさに形成することができる。つぎ
に、フォトリソグラフィおよびエッチングを施し、コア
部37のx方向の大きさを任意の大きさにする。このよ
うにコア形状に形成したTiの拡散したLiNbO3上
に、RFスパッタによりLiNbO3膜を形成し、Ti
の拡散したLiNbO3を覆う。これにより、Ti拡散
LiNbO3を材料とするコア部7と、LiNbO3を材
料とするクラッド部が形成される。最後に上述の長さL
に切断し、入射口と出射口を研磨して完成させる。
いて説明する。クラッドとなる屈折率○○のLiNbO
3の基板上に、Ti膜をRFスパッタにより形成したの
ち、リソグラフィによりTi膜をコア部37と同じ幅に
パターニングする。Ti膜を形成したLiNbO3基板
を加熱して、TiをLiNbO3基板に拡散させて、コ
ア部37を形成する。加熱温度および時間を調節するこ
とにより、拡散深さを調節して、コア部37のy方向の
大きさを任意の大きさに形成することができる。つぎ
に、フォトリソグラフィおよびエッチングを施し、コア
部37のx方向の大きさを任意の大きさにする。このよ
うにコア形状に形成したTiの拡散したLiNbO3上
に、RFスパッタによりLiNbO3膜を形成し、Ti
の拡散したLiNbO3を覆う。これにより、Ti拡散
LiNbO3を材料とするコア部7と、LiNbO3を材
料とするクラッド部が形成される。最後に上述の長さL
に切断し、入射口と出射口を研磨して完成させる。
【0045】つぎに、本実施例のコンフォーカルレーザ
走査微分干渉顕微鏡の動作について説明する。
走査微分干渉顕微鏡の動作について説明する。
【0046】レーザ光源31からの光はX−Y二次元ス
キャニング手段34を経て対物レンズ34に入射し、被
検物体35上に集光される。被検物体35で反射した
後、再び対物レンズ34及びX−Y二次元スキャニング
手段32を経た光束は、基板36に形成された三次元チ
ャネル導波路37を透過し、対物レンズ38により受光
面が四分割されている光検出器36上に集光される。光
検出器36は四分割された受光面の中心と光スポット像
の中心が一致するように配置されている。このあとは第
1実施例と同じで、物体面の傾斜に伴い検出器39の4
つの受光面40,41,42,43に分配されるパワー
比が変わり、光検出器39で各受光面ごとの光を検出
し、和検出手段44,45,48,49により和信号4
6,47,50,51をとり、差動検出手段52,53
により差動信号54,55をとれば、微分干渉信号が得
られる。差動信号54,55に第1実施例と同様の処理
を適当にえることにより所望の方向にコントラストをも
つ微分干渉像を得られる。
キャニング手段34を経て対物レンズ34に入射し、被
検物体35上に集光される。被検物体35で反射した
後、再び対物レンズ34及びX−Y二次元スキャニング
手段32を経た光束は、基板36に形成された三次元チ
ャネル導波路37を透過し、対物レンズ38により受光
面が四分割されている光検出器36上に集光される。光
検出器36は四分割された受光面の中心と光スポット像
の中心が一致するように配置されている。このあとは第
1実施例と同じで、物体面の傾斜に伴い検出器39の4
つの受光面40,41,42,43に分配されるパワー
比が変わり、光検出器39で各受光面ごとの光を検出
し、和検出手段44,45,48,49により和信号4
6,47,50,51をとり、差動検出手段52,53
により差動信号54,55をとれば、微分干渉信号が得
られる。差動信号54,55に第1実施例と同様の処理
を適当にえることにより所望の方向にコントラストをも
つ微分干渉像を得られる。
【0047】このように、本実施例の第1の実施例と第
2の実施例では、ダブルモードの三次元チャネル導波路
を用いることにより、被検物体の傾斜または反射率の勾
配を、導波路の幅方向(x方向)および深さ方向(y方
向)のデータを同時に得ることができる。従って、これ
らx方向とy方向のデータを合成することで、ユーザが
見たい任意の方向の被検物体の傾斜または反射率の勾配
のデータを得ることができる。これにより、被検物体を
回転させるための機構を必要とせず、また、x方向とy
方向のデータ被検物体を回転させるを1回のデータの取
り込むだけで、被検物体を回転させた場合と同じ、任意
の方向の被検物体の傾斜または反射率の勾配を観察する
ことができる。
2の実施例では、ダブルモードの三次元チャネル導波路
を用いることにより、被検物体の傾斜または反射率の勾
配を、導波路の幅方向(x方向)および深さ方向(y方
向)のデータを同時に得ることができる。従って、これ
らx方向とy方向のデータを合成することで、ユーザが
見たい任意の方向の被検物体の傾斜または反射率の勾配
のデータを得ることができる。これにより、被検物体を
回転させるための機構を必要とせず、また、x方向とy
方向のデータ被検物体を回転させるを1回のデータの取
り込むだけで、被検物体を回転させた場合と同じ、任意
の方向の被検物体の傾斜または反射率の勾配を観察する
ことができる。
【0048】上述の実施例1,2では、3次元チャネル
導波路を用いたが、チャネル型に限定されるものではな
く、ファイバー型の導波路を用いても同様に構成するこ
とができる。
導波路を用いたが、チャネル型に限定されるものではな
く、ファイバー型の導波路を用いても同様に構成するこ
とができる。
【0049】また第2の実施例の三次元チャネル導波路
59は電気光学効果を有しているので、コア部37の近
辺に、コア部37に電圧を印加するための電極を配置
し、電極に印加する電圧を変化させれば、完全結合長L
Cを変化させることができる。これにより、一つの導波
路デバイスで物体の位相分布と強度分布とを独立に検出
することができる。
59は電気光学効果を有しているので、コア部37の近
辺に、コア部37に電圧を印加するための電極を配置
し、電極に印加する電圧を変化させれば、完全結合長L
Cを変化させることができる。これにより、一つの導波
路デバイスで物体の位相分布と強度分布とを独立に検出
することができる。
【0050】また、上記の各実施例ではレーザ光源及び
光検出器は導波路に対して外付けとなっているが、シリ
コン基板を用いれば、光検出器を導波路と同一基板上に
構成することができ、またガリウム砒素などの化合物半
導体基板を用いればレーザ光源と光検出器との両方を導
波路と同一基板上にモノリシックに集積でき、装置の小
型軽量化及び調整の省力化をさらに進めることができ
る。ただし、レーザ光源や光検出器を導波路と一体的に
構成することが難しい場合には、これらを分離して配置
し、オプティカルファイバーやレンズ系によって光を導
く構成としても良い。
光検出器は導波路に対して外付けとなっているが、シリ
コン基板を用いれば、光検出器を導波路と同一基板上に
構成することができ、またガリウム砒素などの化合物半
導体基板を用いればレーザ光源と光検出器との両方を導
波路と同一基板上にモノリシックに集積でき、装置の小
型軽量化及び調整の省力化をさらに進めることができ
る。ただし、レーザ光源や光検出器を導波路と一体的に
構成することが難しい場合には、これらを分離して配置
し、オプティカルファイバーやレンズ系によって光を導
く構成としても良い。
【0051】上記の各実施例の構成において、チャネル
導波路を形成するための好適な材料別な例について説明
しておく。導波路のクラッド基板として、例えばソーダ
ガラス、パイレックス、溶融石英を用いることができ
る。また、基板としてLiNbO3やLiTaO3,Ga
As,InPも用いることができる。これらの電気光学
的効果に基づき電極を形成することによってダブルモー
ド導波路領域の完全結合長LCを変えることが可能であ
り、GaAs,InPではさらにレーザダイオードLD
や検出素子をモノリシックに一体化することも可能であ
る。基板にSiを用いる場合には、受光素子を一体化す
ることが可能である。これらを含め、本発明に用い得る
チャネル導波路を形成するための基板と導波層との材料
について、それぞれ表1のように整理することができ、
各材料の特徴に基づいて適宜の材料を用いることが好ま
しい。
導波路を形成するための好適な材料別な例について説明
しておく。導波路のクラッド基板として、例えばソーダ
ガラス、パイレックス、溶融石英を用いることができ
る。また、基板としてLiNbO3やLiTaO3,Ga
As,InPも用いることができる。これらの電気光学
的効果に基づき電極を形成することによってダブルモー
ド導波路領域の完全結合長LCを変えることが可能であ
り、GaAs,InPではさらにレーザダイオードLD
や検出素子をモノリシックに一体化することも可能であ
る。基板にSiを用いる場合には、受光素子を一体化す
ることが可能である。これらを含め、本発明に用い得る
チャネル導波路を形成するための基板と導波層との材料
について、それぞれ表1のように整理することができ、
各材料の特徴に基づいて適宜の材料を用いることが好ま
しい。
【0052】
【表1】
【0053】さらに本実施例1,2においては、検出器
の4つの受光面の隣合う受光面の和信号を求めてから、
和信号同士の差を求める構成を示したが、図3に示した
各導波パターンが区別できる構成であればよいので、4
つの受光面の和検出手段を省略して、各受光面の信号を
差動するように構成することもできる。
の4つの受光面の隣合う受光面の和信号を求めてから、
和信号同士の差を求める構成を示したが、図3に示した
各導波パターンが区別できる構成であればよいので、4
つの受光面の和検出手段を省略して、各受光面の信号を
差動するように構成することもできる。
【0054】尚、本発明においては、受光面が四分割さ
れた検出器の適当な2つの受光面からの信号の和信号の
差信号により被検物体の微分情報を検出することが可能
であるが、差に変えて和の信号を取る場合には、通常の
コンフォーカルレーザ走査顕微鏡として機能することは
言うまでもない。
れた検出器の適当な2つの受光面からの信号の和信号の
差信号により被検物体の微分情報を検出することが可能
であるが、差に変えて和の信号を取る場合には、通常の
コンフォーカルレーザ走査顕微鏡として機能することは
言うまでもない。
【0055】ところで、上述した各実施例は、いずれも
対物レンズを照明光学系と集光光学系とに共用するもの
で、所謂落射照明型の顕微鏡を構成しているが、本発明
においては、被検物体の一方の側に照明光学系を、他方
の側に集光光学系を配置した所謂透過型顕微鏡としても
構成し得ることはいうまでもない。
対物レンズを照明光学系と集光光学系とに共用するもの
で、所謂落射照明型の顕微鏡を構成しているが、本発明
においては、被検物体の一方の側に照明光学系を、他方
の側に集光光学系を配置した所謂透過型顕微鏡としても
構成し得ることはいうまでもない。
【0056】また、光検出器からの2つの差動信号を処
理した信号に対して、適当な処理を加えることにより種
々のコントラストをもつ画像が得られることは言うまで
もない。
理した信号に対して、適当な処理を加えることにより種
々のコントラストをもつ画像が得られることは言うまで
もない。
【0057】そして、各実施例では2つの差動手段から
得られる差動信号に処理を加えているが、この信号処理
を行わずに2つの差動信号を別々のモニターに表示する
ことにより物体のある方向とそれに垂直な方向の微分像
を同時に別々に見ることもできる。
得られる差動信号に処理を加えているが、この信号処理
を行わずに2つの差動信号を別々のモニターに表示する
ことにより物体のある方向とそれに垂直な方向の微分像
を同時に別々に見ることもできる。
【0058】尚、各実施例においては被検物体と光スポ
ットとを相対的に移動させる手段として、振動鏡や回転
ミラー等のX−Y二次元スキャナーによって光スポット
を被検物体上で走査する構成としたが、逆に光スポット
を固定し、被検物体を載置するステージを走査する構成
とすることも可能である。振動鏡や回転ミラー等によっ
て光学系中の光束を振動させて光スポットを走査する場
合には、光学系の残存収差の影響により被検物体上の光
スポットと検出手段の受光面上(ダブルモード導波路領
域の端面)に集光される光スポットとの共役関係を厳密
に維持できない恐れもあり、このような場合にはステー
ジの走査によることが望ましい。
ットとを相対的に移動させる手段として、振動鏡や回転
ミラー等のX−Y二次元スキャナーによって光スポット
を被検物体上で走査する構成としたが、逆に光スポット
を固定し、被検物体を載置するステージを走査する構成
とすることも可能である。振動鏡や回転ミラー等によっ
て光学系中の光束を振動させて光スポットを走査する場
合には、光学系の残存収差の影響により被検物体上の光
スポットと検出手段の受光面上(ダブルモード導波路領
域の端面)に集光される光スポットとの共役関係を厳密
に維持できない恐れもあり、このような場合にはステー
ジの走査によることが望ましい。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば導波路を用
いたコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡において
被検物体を光軸に対して回転させることなく、所望の方
向にコントラストがついた微分像を得ることができる。
いたコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡において
被検物体を光軸に対して回転させることなく、所望の方
向にコントラストがついた微分像を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施例のコンフォーカルレーザ
走査微分干渉顕微鏡の構成を表す説明図。
走査微分干渉顕微鏡の構成を表す説明図。
【図2】本発明の第2の実施例のコンフォーカルレーザ
走査微分干渉顕微鏡の構成を表す説明図。
走査微分干渉顕微鏡の構成を表す説明図。
【図3】ダブルモードの三次元チャネル導波路に導波す
る導波光パターンを示す説明図。
る導波光パターンを示す説明図。
【図4】光検出器の四分割された受光面を示す下面図。
1,31 半導体レーザ 2,32 ハーフミラ 3,33 X−Yスキャナ 4,34,38 対物レンズ 5,35 被検物体 8,39 光検出器 13,14,17,18 和検出手段 21,22 差動検出手段 25 信号合成手段 26 制御手段 27 モニタ 28,59 三次元チャネル導波路 60 信号処理回路
Claims (6)
- 【請求項1】 レーザ光スポットを物体上に照射するた
めの照明光学系と、前記物体からの反射光を検出面上に
集光する集光光学系と、前記検出面上に集光された反射
光を検出する検出手段と、前記物体に対して前記レーザ
光スポットを相対的に走査させる走査手段とを有するコ
ンフォーカルレーザ走査顕微鏡であって、 前記集光光学系と検出光学系との間に配置された、前記
集光光学系で集光された前記反射光を伝搬するための導
波路を有する光学素子を有し、 前記導波路は、入射光の光軸対して垂直な少なくとも2
つの方向に導波路構造を有し、前記入射光を伝搬する際
の前記2つの方向の導波モードを、前記入射光の前記2
つの方向における電界の振幅分布に応じて、0次モード
および1次モード、ならびに、0次モードのみのいずれ
かを、前記2つの導波方向でそれぞれ選択して伝搬する
ダブルモードの導波路であり、 前記検出手段は、前記導波路から出射される光を受光し
て、前記2つの方向のそれぞれの導波モードが、0次モ
ードおよび1次モード、ならびに、0次モードのみのい
ずれであるかを検出することにより、前記物体からの反
射光の前記2つの方向におけるそれぞれの電界の振幅分
布を検出することを特徴とするコンフォーカルレーザ走
査微分干渉顕微鏡。 - 【請求項2】 請求項1において、前記導波路は、前記
入射光の前記2つの方向それぞれにおける電界の振幅分
布が、前記入射口の中心を原点とした偶関数である場合
には、0次モードによって伝搬し、前記入射口の中心を
原点とした奇関数である場合には、0次モードおよび1
次モードで伝搬することを特徴とするコンフォーカルレ
ーザ走査微分干渉顕微鏡。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記検出手
段は、前記導波路から出射される光を受光して電気信号
に変換する受光手段と、前記受光部が変換した電気信号
を処理する回路とを有し、 前記受光部は、前記出射口の中心に対応する点を原点と
して、前記2つの方向にそれぞれ2つに分割された、4
つの受光面を有し、 前記電気信号を処理する回路は、前記4つの受光面のう
ち、前記2つの方向に沿って隣りあった2つの受光面の
出力信号を比較することにより、前記2つの方向のそれ
ぞれの導波モードが、0次モードおよび1次モード、ま
たは、0次モードのみのいずれであるかを検出し、前記
物体からの反射光の電界の振幅分布を検出することを特
徴としたコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡。 - 【請求項4】 請求項1または2において、前記導波路
は、前記2つの方向に導波路構造を有する三次元チャネ
ル導波路であることを特徴とするコンフォーカルレーザ
走査微分干渉顕微鏡。 - 【請求項5】 請求項4において、前記三次元チャネル
導波路の導波路構造を有する2つの方向のうち一方の方
向のモード次数をp、他方の方向モード次数をqとし
て、伝搬する光の導波モードをEpqで表した場合、前記
三次元チャネル導波路は、E00,E01,E10モードのみ
が伝搬可能であり、E11モードは伝搬できないことを特
徴とするコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡。 - 【請求項6】 請求項1において、前記導波路の入射口
から出射口までの長さをLとし、前記E00モードとE01
モードの完全結合長をLC1とし、E00モードとE01モー
ドの完全結合長LC2とするとき L≒mLC1 かつ L≒nLC2 (m=1,2,・・・)(n=1,2,・・・) または L≒LC1(2m+1)/2 かつ L≒LC2(2n+1)/2 (m=0,1,2,・・・)(n=0,1,2,・・・) のいずれかの関係を満たすことを特徴とするコンフォー
カルレーザ走査微分干渉顕微鏡。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159722A JPH063594A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | コンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 |
| US08/073,712 US5389783A (en) | 1992-06-18 | 1993-06-09 | Confocal laser scanning microscope with dual mode waveguide |
| EP93304751A EP0575182A1 (en) | 1992-06-18 | 1993-06-17 | Confocal laser scanning microscope |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159722A JPH063594A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | コンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063594A true JPH063594A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15699855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4159722A Pending JPH063594A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | コンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5389783A (ja) |
| EP (1) | EP0575182A1 (ja) |
| JP (1) | JPH063594A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006293222A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Olympus Corp | 焦点検出装置 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0661562A3 (en) * | 1993-12-28 | 1997-06-11 | Nippon Kogaku Kk | Optical information capture device. |
| US5617500A (en) * | 1994-05-20 | 1997-04-01 | Nikon Corporation | System for detecting an optical information and scanning microscope system |
| US6466040B1 (en) * | 1997-08-01 | 2002-10-15 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Three dimensional optical beam induced current (3-D-OBIC) |
| US6462814B1 (en) | 2000-03-15 | 2002-10-08 | Schlumberger Technologies, Inc. | Beam delivery and imaging for optical probing of a device operating under electrical test |
| US20040224421A1 (en) * | 2000-06-15 | 2004-11-11 | Deweerd Herman | Bi-directional scanning method |
| HU226937B1 (en) * | 2000-11-17 | 2010-03-29 | Mta Szegedi Biolog Koezpont | Method and apparatus for determining polarization amount of material by a laser scanning microscope |
| DE10323923A1 (de) * | 2003-05-22 | 2004-12-16 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Einstellbares Pinhole, insbesondere für ein Laser-Scanning-Mikroskop |
| FR2941047A1 (fr) * | 2009-01-15 | 2010-07-16 | Centre Nat Rech Scient | Dispositif et procede de determination d'une information de polarisation et imageur polarimetrique |
| CN101793495B (zh) * | 2010-03-11 | 2012-04-18 | 北京理工大学 | 分割焦斑探测的超分辨双轴差动共焦测量方法与装置 |
| JP6369936B2 (ja) * | 2014-07-31 | 2018-08-08 | 日東電工株式会社 | 光センサ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0378720A (ja) * | 1989-08-22 | 1991-04-03 | Nikon Corp | 共焦点型レーザ走査顕微鏡 |
| JP2613118B2 (ja) * | 1990-04-10 | 1997-05-21 | 富士写真フイルム株式会社 | 共焦点走査型顕微鏡 |
| DE69117455T2 (de) * | 1990-12-03 | 1996-09-05 | Nippon Kogaku Kk | Konfokales Laser-Abtastmikroskop mit Kontrast durch Differenz aus Interferenzsignalen |
| JP2934715B2 (ja) * | 1990-12-03 | 1999-08-16 | 株式会社ニコン | 光導波路デバイス及びそれを用いたコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4159722A patent/JPH063594A/ja active Pending
-
1993
- 1993-06-09 US US08/073,712 patent/US5389783A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-17 EP EP93304751A patent/EP0575182A1/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006293222A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Olympus Corp | 焦点検出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0575182A1 (en) | 1993-12-22 |
| US5389783A (en) | 1995-02-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5581345A (en) | Confocal laser scanning mode interference contrast microscope, and method of measuring minute step height and apparatus with said microscope | |
| US6667809B2 (en) | Scanning interferometric near-field confocal microscopy with background amplitude reduction and compensation | |
| US7046372B2 (en) | Transverse differential interferometric confocal microscopy | |
| US7023560B2 (en) | Method and apparatus for dark field interferometric confocal microscopy | |
| US20040246486A1 (en) | Interferometric confocal microscopy incorporating a pinhole array beam-splitter | |
| KR100262878B1 (ko) | 근접시야 광학현미경 및 그 측정방법 | |
| US7133139B2 (en) | Longitudinal differential interferometric confocal microscopy | |
| JP2004505312A (ja) | 近距離場顕微鏡検査におけるサブ波長アパチャ・アレイの位置および方向の制御 | |
| JPH05164967A (ja) | 走査型レーザー顕微鏡 | |
| EP0489580B1 (en) | Confocal laser scanning differential interference contrast microscope | |
| JP2006518854A (ja) | ピンホールアレイ・ビームスピリッターを組み込んだ干渉型共焦点顕微鏡観察法。 | |
| JPH063594A (ja) | コンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 | |
| JP2015096943A (ja) | 走査型光学顕微鏡 | |
| JP2934715B2 (ja) | 光導波路デバイス及びそれを用いたコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 | |
| JPH0821844A (ja) | 近接場光走査型顕微鏡 | |
| JPH06235833A (ja) | 光導波路 | |
| US7009712B2 (en) | Leaky guided wave modes used in interferometric confocal microscopy to measure properties of trenches | |
| US5508805A (en) | Interferometer, optical scanning type tunneling microscope and optical probe | |
| JP3018538B2 (ja) | 光導波路デバイス及びそれを用いたコンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡及び情報検出方法 | |
| JPH05127093A (ja) | コンフオーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 | |
| JPH0694998A (ja) | コンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 | |
| JPH1027376A (ja) | 光情報検出装置 | |
| JPH06160718A (ja) | コンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 | |
| JPH0694999A (ja) | コンフォーカルレーザ走査微分干渉顕微鏡 | |
| JPH08122026A (ja) | 微小段差測定方法 |