JPH0636276B2 - デイジタル音声記録再生装置 - Google Patents

デイジタル音声記録再生装置

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JPH0636276B2
JPH0636276B2 JP61247524A JP24752486A JPH0636276B2 JP H0636276 B2 JPH0636276 B2 JP H0636276B2 JP 61247524 A JP61247524 A JP 61247524A JP 24752486 A JP24752486 A JP 24752486A JP H0636276 B2 JPH0636276 B2 JP H0636276B2
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signal
recording
pcm
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circuit
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耕治 鹿庭
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置
(VTR)に関するものであり、更に詳しくは、その記
録トラックに、時間軸圧縮したPCM信号の形式でディ
ジタル音声信号を、PCMデータエリアとしてトラック
の長さ方向に区分して多数記録した場合、再生時に各デ
ータエリアの高速頭出しを可能にしたかかるディジタル
音声記録再生装置に関するものである。
〔従来の技術〕
最近のヘリカルスキャン方式VTRでは、記録する音声
信号の高品質化をはかる傾向にある。その具体例の1つ
として、記録すべき音声信号をディジタル信号に変換
し、1フィールド期間ごとに時間軸圧縮した後、映像信
号記録トラックの延長上のトラック部分、具体的に述べ
ると、テープの巻付角を増すことにより、2つの磁気ヘ
ッドがテープ上を走査している期間(オーバーラップ期
間)を作り出し、その期間に対応したトラック部分に、
PCM記録する方法が知られている。
このような音声信号の時間軸圧縮PCM記録の出来るV
TRにおいて、例えば、特開昭58−222402号公
報に記載されているように、本来映像信号が記録される
べきトラック自体をも、音声信号記録用トラックとして
時間軸圧縮PCM音声信号を記録する方式が提案されて
いる(以下この方式をPCMマルチトラック記録方式と
記す。)。
この提案は、映像信号記録トラックの例えば5等分し、
それぞれに時間軸圧縮PCM音声信号を記録することに
より、本来、音声信号を記録するのに用いていたオーバ
ーラップ期間に相当するトラック部分を含め、合計6つ
のPCM音声トラックを形成するものである。従って、
このVTRをオーディオ専用機として使用する場合は、
通常のビデオ用として使用する場合の6倍の音声記録時
間が得られ、高品質なPCM音声の長時間記録再生が実
現できる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしなら、上記PCMマルチトラック記録方式では、
例えば記録時間が2時間のビデオテープを用いる場合を
考えると、その音声記録時間は6倍の12時間となり、
普通の音楽であれば100曲以上の記録が可能となる。
そのため、再生時に、“再生”,“巻き戻し”,“早送
り”の繰り返しによって再生しようとする曲の検索、い
わゆる頭出しを行なおうとすると、非常に煩わしく時間
のかかるものとなる。
本発明の目的は、PCMマルチトラック記録方式をとる
記録再生装置において、上述の問題を解決し、数多くの
曲が記録されている音声テープを再生する場合に、高
速、且つ自動的な曲目などの頭出しを可能にする手段を
備えたディジタル音声記録再生装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、時間軸圧縮P
CM音声データの記録領域(PCMデータエリア)の近
傍領域に、該データエリアに記録された曲目のインデッ
クス信号として、上記PCMデータの中には出現してく
ることのない2進符号の組合わせから成る特定ビット列
(例えば上記PCM音声データの1データフレーム長以
上にわたって連続する0ビット(又は1ビット)の列)
を記録する。そして、再生時にテープ走行速度を通常再
生時よりも大幅に速くした状態で、上記インデックス信
号を再生して識別する。識別したインデックス信号の数
をカウントしてゆけば、曲目の数を順にカウントしたの
と同じことになるので、これにより所望の曲の記録され
ている場所までテープを走行させて行き頭出しを行うこ
とができる。
〔作用〕
インデックス信号をPCM音声データ領域の近傍に記録
することにより、PCM音声データ自体には何ら影響を
与えない。そして、インデックス信号として、PCMデ
ータ中には出現してくることのない2進符号の組合わせ
から成る特定ビット列、例えば、少なくともPCM音声
データの1データフレーム長以上にわたって連続する0
ビット(又は1ビット)の列を記録することにより、イ
ンデックス信号をPCM音声データ信号から分離して識
別することが可能となる。これにより、記録時の装置と
再生時の装置とで、トラック長手方向に対する記録・再
生ポジションに誤差があり、インデックス信号の再生タ
イミングが変動した場合にも、正確にインデックス信号
を検出及び判別でき、誤動作のない高速頭出しが実現で
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、本発明を適用したPCMマルチトラック方式
対応の高速頭出しが可能なディジタル音声記録再生装置
の記録系を本発明の一実施例の要部として示したブロッ
ク図である。
第1図において、1は音声信号の入力端子、2はアナロ
グ・ディジタル変換回路(ADコンバータ)、3はPC
Mプロセッサ、4は変調回路、5はスイッチ、6は4分
周回路、7は記録アンプ、8はシリンダ、9a及び9b
はそれぞれヘッド、10は磁気テープ、11はキャプス
タン、12はキャプスタンモータ、13はピンチロー
ラ、14はシリンダ回転位相検出ヘッド(タックヘッ
ド)、15はヘッド回転位相検出信号(SW30)の発
生回路、16はサーボ系基準信号(Ref30)の発生回
路、17はサーボ回路、18はPCMタイミング信号
(PCM30)の発生回路、19はPCM系のクロック
発生回路、20はゲート信号発生回路、21はアンド回
路、22はタイマ回路、23はスイッチ、24は抵抗
器、25はトラック選択信号の入力端子である。以下、
信号の流れに従い、各ブロックの動作を説明する。
第1図において、入力端子1より入力された音声信号
は、ADコンバータ2へ供給される。ADコンバータ2
は、クロック発生回路19より供給される例えば周波数
が2H(Hは映像信号の水平同期信号周波数)のサ
ンプリングパルスSCKを用い、入力音声信号をサンプ
リングし、その後、ディジタル信号に変換してPCMプ
ロセッサ3へ供給する。
PCMプロセッサ3では、入力されたディジタル音声信
号を、例えば1フィールド期間(シリンダ8の回転周期
の1/2の期間)ごとを1まとまりとし、インターリー
ブ、誤り訂正符号の付加を行ない、その後、複数のフレ
ーム、例えば132のデータフレームに構成する。そし
て、132の上記データフレームに対し、フレームアドレ
ス信号及び誤り検出符号を付加した後、タイミグ信号発
生回路18より供給されるタイミング信号PCM30を
基準に、約1/7に時間軸圧縮して、変調回路4へ供給す
る。
変調回路4へ入力された時間軸圧縮ディジタル音声信号
は、磁気記録に適したパルスコード変調を施され、すな
わちPCMプロセッサ3の出力形式としてのNRZ符号
をBPM(バイフェイズマーク)符号形式に変換され、
スイッチ5のL側入力端子へ供給される。
尚、PCMプロセッサ3及び変調回路4における上記デ
ィジタル信号処理は、クロック発生回路19より供給さ
れるマスタークロックMCKを用いて行なわれる。ま
た、本実施例では、変調回路4におけるパルスコード変
調の方式として、すでに述べたようにバイフェーズマー
ク(BPM)変調を採用している。
このバイフェーズマーク(BPM)変調を施されて生じ
る符号形式は、各ビットの境界で論理レベルを必ず反転
すること、ビットが“1”の場合は、ビット周期の中央
で論理レベルを反転するが、ビット“0”の場合にはビ
ット周期の中央で論理レベルの反転は生じないこと、を
規則とする方式であり、例えば第2図の(1)に示すデ
ータ列に対してBPM変調を施すことにより得られるバ
イフェーズマーク信号は、同図(2)に示すような変調
形式の信号となる。
本実施例では、時間軸圧縮PCM音声信号の伝送ビット
レートは368H=5.79MBPS(5.79×106ビット/
秒)としており、従って、マスタークロックMCKは第
2図の(3)に示すように、時間軸圧縮PCM信号の最
高周波数の2倍である736H=11.58MHzとしている。
第1図に戻り、上記スイッチ5のもう一方の入力端子で
あるH側入力端子には、4分周回路6より供給される高
速頭出し用のインデックス信号Indが入力されている。
ここで4分周回路6の出力としてのインデックス信号I
ndは、マスタクロックMCKの4分周出力であるから、
第2図(5)に見られる如き波形となり、これはバイフ
ェーズ信号で云うと、“ビット0”の連続信号というこ
とになる。つまり本実施例では、高速頭出しに用いるイ
ンデックス信号として、「000…00」の如き、“ビ
ット0”の連続信号を用いている訳である。
スイッチ5は、上記インデックス信号IndとBPM形式
をとるPCM信号APを切り換えて、記録アンプ7へ供
給する。このスイッチ5の切り換え制御は後ほど詳しく
説明する。
記録アンプ7は、スイッチ5より供給されたPCM信号
AP及びインデックス信号Indを、タイミング信号PC
M30とPCMGTに従って順次切り換えて、2つのヘ
ッド9a及び9bに所定のタイミングで供給し、第4図
(A)に示すNO.1からNO.6の6つのトラックの中の選
択した1つトラックに記録する。但し第4図(A)はテ
ープトラックのフォーマット説明図である。
このPCM信号の記録タイミングを第3図を用いて詳し
く説明する。第3図は各部主要信号のタイミングチャー
トである。
第3図において、(1)はヘッド回転位相検出信号SW
30であり、この信号SW30はシリンダ8の1回転ご
とに、ヘッド9a及び9bの回転位相と所定の位相関係
でタックヘッド14により発生されるタックパルスTP
を基準にヘッド回転位相検出信号発生回路15で発生さ
れる信号である。
この信号SW30とヘッド9a及び9bの位相関係は、
ヘッド9aが、216°巻きつけてあるテープ10の入側
から36°の時点で、信号SW30は立ち下がり、ヘッド
9bがテープ8の入側から36°の時点で、立ち上がるよ
うになっている。従って、信号SW30がロウの期間
は、ヘッド9aが第4図(A)に示したNO.2からNO.6
のトラック上を走査しており、信号SW30がハイの期
間は、ヘッド9bが第4図(A)のNO.2からNO.6のト
ラック上を走査している。
第3図の(2)は、PCMタイミング信号PCM30で
あり、PCMタイミング信号発生回路18で発生され
る。この信号PCM30は、PCMプロセッサ3におけ
る時間軸圧縮ディジタル音声信号の発生タイミングを決
定する信号であり、また、記録アンプ7においてヘッド
9a及び9bへ供給する記録信号RSを切り換える信号
である。
第3図(2)における添数字1,2,3,…6は、第4
図(A)に示すNO.1,NO.2,…NO.6の各トラックを
選択した場合に相当している。そして、このPCMタイ
ミング信号PCM30は、ヘッド位相検出信号SW30
の位相を36°(N−1)〔Nは第4図(A)に示すトラ
ックナンバー1から6である。〕遅延した信号である。
この6相のタイミング信号PCM30−1,PCM30
−2,…PCM30−6の中から、第1図に示した入力
端子25より供給されるトラック選択信号TSにより1
つが選択される。第3図の(3)は記録アンプ7におけ
るPCM信号の記録タイミングを決定するゲート信号P
CMGTであり、このゲート信号PCMGTがハイの期
間のみに記録される。この信号PCMGTは、上記タイ
ミング信号PCM30のエッジを基準に、クロック発生
回路19で発生されるマスタークロックMCKをカウン
トすることにより、ゲート発生回路20にて発生され
る。
第3図(3)における添数字1,2,3,…6は、第3
図(2)に示したタイミング信号PCM30の添数字
1,2,3,…6に対応している。
このゲート信号PCMGTは、タイミング信号PCM3
0のエッジの手前36°の時点で立ち上がり、その幅はP
CM信号及びインデックス信号の記録期間と等しくして
いる。
第3図における(4)は、ヘッド9a及び9bに供給さ
れる記録信号RSを示している。実線で示した信号がヘ
ッド9aへ供給される記録信号であり、破線で示した信
号がヘッド9bへ供給される信号である。
尚、添数字の1,2,3,…6は、上記の2つの信号P
CM30及びPCMGTと同様に、第4図(A)に示し
たトラックのNO.1,NO.2…NO.6に対応している。
ではここで、シリンダ回転及びテープ走行のサーボにつ
いて説明する。まずシリンダサーボは、シリンダ8の回
転により発生されるタックパルスTPを基準に発生され
る上記ヘッド位相検出信号SW30と、サーボ系基準信
号発生回路16より発生される基準信号Ref30とが同
期するように制御される。上記基準信号Ref30は、例
えば水晶発振子を利用した発振器により発生されてお
り、周波数は安定した信号である。
本実施例では、基準信号Ref30は周波数を、NTSC
方式の映像信号における垂直同期信号周波数の2分の1
に選択しており、その周波数は、約30Hzとなってい
る。また、テープ走行サーボは、キャプスタンモータ1
2の回転位相を、上記基準信号Ref30に同期させるこ
とにより行なっている。従って、第1図におけるキャプ
スタン11は、ピンチローラ13との間にテープ10を
はさみ回転することにより、一定の速度でテープ10を
走行させている。
それでは次に各トラックに記録される信号のフォーマッ
トについて説明する。本実施例では、第4図(A)に示
すように、1つのトラックをa,b,…eの5つのエリ
アに分割している。これらの5つのエリアの内容は第4
図(B)に示す通りであり、aが再生時に、PCMデー
タに同期したクロックを再生するための予備エリア、b
がPCM音声データエリア、cがPCMデータエリアと
インデックス信号エリアとの分離エリア、dがインデッ
クス信号エリア、そしてeが隣り合った上下トラックと
の分離エリアである。各エリアの幅、及び記録信号は第
4図(B)に示す通りである。
尚、エリアの幅はテープ巻付角で表わしており、カッコ
内はヘッドの走査時間で表わしている。ここで、単位
“H”は映像信号における水平同期信号周期であり、1
H=1/H≒63.6μsecである。
また、本実施例におけるPCM音声データは第5図に示
す構成としている。第5図における(1)は、第4図に
おける1トラック分のPCM音声データbに相当してい
る。この1トラック分のPCM音声データbは、先にも
述べたようにF0からF131までの132個のデータフレー
ムから構成されている。
そして、その各データフレームは、第5図(2)に示す
ように、3ビット相当のフレーム同期信号f,8ビット
のフレームアドレス信号部g,80ビットの音声信号部
h,そして16ビットの誤り検出符号部iにより構成さ
れている。
尚、上記の音声信号部hには、誤り訂正用のパリティ信
号が16ビット分含まれている。また、上記16ビット
の誤り検出符号iは、例えば、巡回符号(CRCC=Cy
clic Redundancy Check Code)を用いている。巡回符号
(CRCC)は、情報ビット(本実施例ではフレームア
ドレス信号gと音声データ信号h)を生成多項式(ある
一定の数)で割算し、その剰余を誤り検出ビットとして
情報ビットと共に記録するものである。
次に、インデックス信号の記録方法について説明する。
インデックス信号は、高速頭出し再生時に、ヘッドが走
査しているトラック上の曲目(PCM音声データ)と曲
目を識別するために付加された信号、換言すれば曲目毎
にその近傍に記録される付加信号である。
本実施例では、インデックス信号として、曲の先頭部に
付加される場合は、先にも触れたように、PCMデータ
として“0”の連続信号、即ち2.895MHz単一周波数信
号を記録し、曲の先頭部以外に付加する場合はPCMデ
ータとして“1”の連続信号、即ち5.79MHz単一周波数
信号を記録するようにしている。そして、曲の先頭部を
表わす2.895MHz(“0”)のインデックス信号は、1
トラックだけに記録されるのではなく、高速サーチ時の
トラックスキップを考慮して、第6図に示すように、曲
の先頭部から300トラックにわたって記録するようにし
ている。
ここで第6図はインデックス信号の記録タイミングの説
明図である。このインデックス信号の記録制御は、第1
図に示したスイッチ5により行なっている。
先ず、第1図において、各曲の先頭時点でスイッチ23
は図示せざるを先頭時点検出手段により一瞬オンされ第
6図の(2)に示すようなパルスIPをタイマ22へ供
給する。タイマ22は、上記のパルスIPが入力された
時点から300トラック記録される期間(約5秒間)だけ
ハイとなる信号TGTを発生し、アンド回路21へ供給
する。
上記アンド回路21には、ゲート信号発生回路20より
供給されるインデックスゲート信号RIGTが入力され
ており、従って、アンド回路21は、上記の曲の先頭信
号TGTとインデックスゲート信号RIGTのアンド出
力SCをスイッチ5へ供給する。
尚、上記インデックス信号RIGTは、ゲート信号発生
回路20にて、タイミング信号PCM30を基準に、マ
スタークロックMCKをカウントすることにより発生し
ている。インデックスゲート信号RIGTの発生タイミ
ングを第7図に示す。
第7図において、(1)1はタイミング信号PCM3
0、(2)はPCM信号の記録タイミングゲート信号P
CMGT、(3)はインデックスゲート信号RIGT、
(4)は記録信号RSである。従って、アンド回路21
の出力信号SCは、曲の先頭部(300トラック相当)期
間であり、且つインデックスゲート期間のみにハイとな
り、それ以外の期間はロウとなる。
スイッチ5は、上記アンド回路21のデータSCがハイ
の期間はH側に閉じられ、マスタークロックMCKを4
分周して作られたPCMデータの“0”であるインデッ
クス信号Indを記録アンプ7へ供給し、一方、信号SC
がロウの期間はL側に閉じられ、PCMプロセッサ3か
ら入力されるPCM信号APを記録アンプ5へ供給す
る。この場合、上記PCM信号APは、時間軸圧縮PC
M音声信号の発生期間以外は、バイフェーズマーク変調
PCMデータ“1”の連続信号、即ち5.79MHz単一周波
数信号としている。
従って、インデックス信号エリアdに記録される信号
は、曲の先頭部分の300トラック期間はPCMデータ
“0”の連続信号である2.895MHz信号が記録され、曲
の先頭部以外の期間ではPCMデータ“1”の連続信号
である5.79MHz信号が記録される。
それではここで、本発明の最も重要なポイントであるイ
ンデックス信号の形態と記録エリアの幅について説明す
る。
一般にヘリカルスキャン方式のVTRでは、各セット
(VTR)間において、テープ走行系メカニズム部のバ
ラツキ等により、トラック長手方向に対して信号の記録
ポジションは誤差を含んでいる。この記録ポジションの
各セット間における誤差として、例えば、第8図に示す
ように標準セットに対して最大±1.5H(テープ巻付角
相当で±1.03°)の誤差が許容されている場合を考える
と、記録時のセットと再生時のセットとの相対的な誤差
は、最大で±3.0H(テープ巻付角相当で±2.06°)と
なる。
そのため、再生時におけるインデックス信号抽出用のゲ
ート信号PIGTは、第4図に示した実際のインデック
ス信号記録エリアの2.0Hより広くし、少なくとも、上
記記録ポジションの誤差を吸収し、常にインデックス信
号が抽出できる幅にする必要がある。しかしながらこの
ようにインデックス信号抽出用ゲート信号PIGTを広
くすると、このゲート期間にPCM音声データが含まれ
る場合が生じる。従ってインデックス信号としては、P
CM音声データと分離可能な信号形態でなければならな
い。
そこで、本発明では、インデックス信号としてPCMデ
ータの“0”(または“1”)を連続して、少なくとも
PCM音声データの1フレーム長(107ビット)である
0.29H以上にわたり記録するようにしている。これは、
第5図で説明したPCM音声データ部bの構成により、
たとえ、完全な無音状態の記録で、音声信号ビットhが
すべて“0”(またはすべて“1”)になった場合で
も、レレームアドレス信号ビットg及び誤り検出符号ビ
ットiがすべて“0”(またはすべて“1”)になる場
合が存在しないことを利用している。
従って、再生時のインデックス信号検出は、PCMデー
タの“0”(または“1”)が連続して107ビット以上
再生されることを検出すればよい。
尚、本実施例では、再生時の符号誤りによるインデック
ス信号の検出誤りを低減するため、インデックス信号と
して、1データフレーム長の約6.9倍である2.0H(736
ビット相当)に記録している。
それでは次に再生系について第9図を用いて説明する。
第9図は、高速頭出し再生が可能なディジタル音声記録
再生装置の再生系を本発明の一実施例の要部として示し
たブロック図である。
第9図において、26は再生音声信号の出力端子、27
は頭出し時の曲数指定信号の入力端子、28はプリアン
プ、29はデータストローブ回路、30は復調回路、3
1はゲート回路、32はインデックス信号の検出回路、
33はデコーダ、34はディジタル・アナログ変換回路
(DAコンバータ)、35はシステムコントローラであ
る。その他第1図におけるのと同一符号のブロックは、
第1図で説明したブロックと同様の動作をする。以下、
信号の流れに従い各ブロックの動作を説明する。
第9図において、ヘッド9a及び9bによりテープ10
上から再生されたPCM信号PSは、プリアンプ28へ
供給される。プリアンプ28は、上記再生信号PSを充
分に増幅した後、PCMタイミング信号発生回路18よ
り供給されるタイミング信号PCM30を用いて、増幅
されたPCM信号を切り換え、データストローブ回路2
9へ供給する。
上記再生PCM信号PSの切り換えタイミングは、上記
タイミング信号PCM30の両エッジの手前36°の期間
に第4図(A)に示した6つのトラックのうち、選択し
たトラックに記録されているPCM信号が再生されるよ
うにしている。
データストローブ回路29では、再生PCM信号に同期
したクロックPBCKを再生し、このクロックPBCK
を用いて再生PCMデータをストローブする。そして、
これら再生クロックPBCKとストローブデータSPD
を復調回路30へ供給する。復調回路30では、上記の
ストローブされたバイフェーズマーク変調データSPD
を上記再生クロックPBCKを用いて、NRZ信号
(“1”)がハイレベル、“0”がロウレベルの信号)
に復調しPCMプロセッサ3及びゲート回路31へ供給
する。
PCMプロセッサ3へ供給されたディジタル音声信号
は、ここで記録時と逆の処理が行なわれる。即ち、時間
軸伸張、誤り検出及び訂正、そして、デインターリーブ
等が行なわれた後、DAコンバータ34へ供給される。
尚、上記PCMプロセッサ3におけるディジタル信号処
理は、記録時と同様に、クロック発生回路19より供給
される11.58MHzのマスタークロックMCKを用いて行
なわれる。DAコンバータ34へ入力されたディジタル
音声信号は、クロック発生回路19より供給される周波
数が2HのサンプリングクロックSCKを用いて、サ
ンプル・ホールドされ、元のアナログ音声信号に変換さ
れた後、出力端子26を介して出力される。
一方、ゲート回路31へ供給された復調データは、ゲー
ト信号発生回路20より供給される再生インデックスゲ
ート信号PIGTにより、このゲート期間のみの信号に
抽出され、インデックス信号検出回路32へ供給され
る。
上記再生インデックスゲート信号PIGTは、タイミン
グ信号PCM30を基準に、マスタークロックMCKを
カウントすることにより発生しており、そのゲート幅
は、先に説明したように、セット間の記録・再生タイミ
ングに誤差がある場合にでも、インデックス信号の抽出
が可能となるように、実際のインデックス信号期間より
も広く設定している。
上記インデックスゲート信号PIGTにより、ゲート回
路31で抽出された再生インデックス信号PIndは、イ
ンデックス信号検出回路32へ供給される。
インデックス信号検出回路32は、再生インデックス信
号PIndのうち、曲の先頭部を表わす情報として、PC
Mデータの“0”が少なくとも107ビット以上連続して
検出されている期間にハイとなる信号DIをデコード回
路33へ供給する。デコード回路33は、上記検出信号
DIが、長くとも2H程度のパルス幅の信号であること
と、曲の先頭部分を表わすインデックス信号が300トラ
ックにわたって記録されていることにより、同一曲の先
頭部から検出される複数の上記信号DIを一曲として判
断するものである。そして、このデコード回路33は、
各曲の先頭部が再生される毎に曲数カウント信号PNと
して1パルスをシステムコントローラ35へ供給する。
システムコントローラ35は、上記曲数カウント信号P
Nをカウントすると共に、入力端子27を介して供給さ
れている頭出し曲数指定信号SNと比較する。そして、
再生曲数と頭出しの指定曲数が一致し、且つ、その時の
曲の先頭部分までテープを走行させるようにサーボ回路
15へ制御信号CSを供給する。
なお、上述の頭出しは動作は、テープ走行速度を通常再
生時の数十倍で行なうものである。
ではここで、第9図に示したインデックス信号検出系で
あるゲート回路31,インデックス信号検出回路32及
びゲート信号発生回路20の動作を第10図,第11図
を用いて説明する。
第10図は、上記のゲート回路31,インデックス信号
検出回路32及びゲート信号発生回路20の一構成例を
示す図であり、第11図はその動作を説明するめタイミ
ングチャートである。
第10図において、破線31がゲート回路,32がイン
デックス信号検出回路、そして、20が再生時のインデ
ックスゲート信号PIGTを発生するゲート信号発生回
路である。
第10図において、入力端子36へは第9図のバイフェ
ーズマーク信号の復調回路30より供給される再生ディ
ジタル信号NRZが入力される。この再生ディジタル信
号NRZは、インバータ40で反転され、データ“1”
でロウベル、データ“0”でハイレベルの信号とされた
後アンド回路41の一方の入力端子へ供給される。この
アンド回路41のもう一方の入力端子へは、ゲート信号
発生回路20より供給されるインデックス信号の検出期
間のみにハイレベルとなる再生インデックスゲート信号
PIGTが供給されている。
従って、上記アンド回路41の出力PIndは、インデッ
クス信号検出期間であり、且つ再生ディジタルデータが
“0”の時にハイレベルとなる。この出力信号PIndは
次段のアンド回路42へ供給され、入力端子38より入
力されるマスタークロックMCKとアンドがとられる。
このアンド出力ICKはカウンタ44へクロックとし供
給される。
従って、カウンタ44は、インデックス信号検出期間に
おける再生データ“0”の期間をカウントする。デコー
ダ45は上記カウンタ44の出力をデコードし、そのカ
ウント値が214(再生ディジタルデータの107bitに相
当する。)になるとインデックスデータ“0”の検出パ
ルスDIをオア回路43及び出力端子39へ供給する。
オア回路43には、上記インデックス検出パルスDIと
共に、入力端子36より供給される再生ディジタル信号
NRZが入力されており、そのオア出力は、上記カウン
タ44へリセット信号として供給されている。これによ
り、カウンタ44は、インデックス信号検出期間(再生
インデックスゲート信号PIGTがハイレベルの期間)
における連続したデータ“0”をカウントすることにな
り、従ってデコーダ45の出力DIは、データ“0”が
連続して107bit〔第2図に示すようにマスタークロック
MCKの214(2×107)カウントに相当〕連続した場合に
パルスを出力することになる。
このデコーダ45の出力DIは、インデックスエリアに
データ“0”が記録されていることを表わしており、第
9図に示したデコーダ33へ供給される。
次に、上記の再生インデックスゲート信号PIGTの発
生について説明する。
第10図において、入力端子37より入力されたPCM
タイミング信号PCM30(第11図の(1)に示す)
はエッジ検出回路46へ供給され、両エッジ信号Edに
される。この両エッジ信号Edは、フリップフロップ回
路(以下F.F.と記す。)47のセット端子、カウンタ4
9及びカウンタ54のリセット端子に供給される。上記
F.F.47の出力とマスタークロックMCK(周波数が73
6H)を分周回路51で185分周されたクロックCK1
(4H)のアンド出力CK2は、カウンタ49へクロ
ックとして入力される。デコーダ50は、上記カウンタ
49のカウント値をデコードし、カウント値が1018(こ
れは254.5H期間に相当)になるとパルスをF.F.47の
リセット端子と次段のF.F.52のリセット端子へ供給す
る。これにより、F.F.47はリセットされ、 そしてF.F.52は、タイミング信号PCM30のエッジ
より254.5Hの時点で立ち上がることになる。このF.F.
52の出力は上記分周回路51の出力である周波数が4
HのクロックCK1と共にアンド回路53へ供給され
る。そして上記アンド回路53の出力クロックCK3
は、次段のカウンタ54へクロックとして供給される。
デコーダ55は、上記カウンタ54のカウント値をデコ
ードし、カウント値が32(8H期間に相当)になると
パルスを上記F.F.52のリセット端子へ供給する。
以上の動作により、F.F.52の出力は第11図の(3)
に示すようにタイミング信号PCM30のエッジより25
4.5Hの時点で立ち上がり、パルス幅が8Hの再生イン
デックスゲート信号PIGTとなる。
なお、第11図に示した(4),(5),及び(6)
は、先に説明した再生ディジタル信号NRZ,アンド回
路41の出力信号PInd,そしてインデック“0”検出
信号DIの、インデックス信号検出期間の一波形例を示
している。ここでインデックス信号検出期間(ゲート信
号PIGTがハイレベルの期間)を実際のインデックス
エリアの再生期間の2.0Hより前後に約3Hずつ延ばし
ているのは、記録時のセットと再生時のセットとで記録
再生ポジションに誤差があり、インデックス信号の再生
タイミングに誤差が生じた場合にも確実にインデックス
信号の検出ができるようにするためである。
以上説明したように本実施例によれば、各PCM音声ト
ラックにおけるPCMデータのポストアンブル部に、頭
出し用のインデックス信号が記録でき、高速頭出しが可
能となる。
そして、曲の先頭部を表わすインデックス信号として、
PCMデータの“0”を連続して、少なくともPCM音
声データの1フレーム長107bit以上にわたり記録するこ
とによりたとえ、記録時のセットと再生時のセットとで
記録・再生タイミングがずれた場合にでも、曲の先頭部
を表わすインデックス信号を検出でき、正確、且つ迅速
な頭出しが実現できる。
尚、本実施例では、インデックス信号として、各曲の先
頭部分の情報を記録した場合の頭出しについて説明して
きたが、インデックス信号の記録情報として、曲の後尾
部分,曲間部分,そして、各曲の任意の部分、例えばク
ラシック音楽における各楽章の継ぎ目部分等を記録する
ことにより、再生時に、インデックス信号を記録した任
意の地点の頭出しが可能となることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、曲の先頭部分等を
表わす情報としてのインデックス信号を高速サーチで検
出することにより、曲数のカウント及び各曲の先頭部検
出が、正確且つ迅速に行なえ、所望の曲の高速頭出しが
可能となり、再生時の操作性を著しく向上することがで
きる。
特に、上記インデックス信号を、少なくともPCM音声
データの1フレーム長以上にわたり、つまり音声データ
としては出現することのない2進符号の組合わせから成
る特定ビット列として記録しておくことにより、記録時
のセット(VTR)と再生時のセット(VTR)とでイ
ンデックス信号の記録再生タイミングがずれた場合にで
も、正確なインデックス信号の検出が可能となり、互換
再生時の頭出しを実現する上で効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したディジタル音声記録再生装置
の記録系を本発明の一実施例の要部として示すブロック
図、第2図はバイフェーズマーク変調信号とその関連信
号の波形図、第3図は第1図における各部主要信号のタ
イミングチャート、第4図はテープ及びトラックのフォ
ーマット説明図、第5図はPCM音声データのフレーム
構成を示す説明図、第6図はインデックス信号の記録タ
イミング図、第7図は記録時のインデックスゲート信号
のタイミングチャート、第8図はセット(VTR)間の
記録ポジションのバラツキ範囲を示す説明図、第9図は
本発明を適用したディジタル音声記録再生装置の再生系
を本発明の一実施例の他の要部として示すブロック図、
第10図は第9図におけるインデックス信号検出系の具
体例を示すブロック図、第11図はインデックス信号検
出系のタイミングチャート、である。 符号の説明 3……PCMプロセッサ、4……パルスコード変調回
路、5……スイッチ、6……4分周回路、15……ヘッ
ド回転位相検出信号発生回路、18……PCMタイミン
グ信号発生回路、19……PCM系のクロック発生回
路、20……ゲート信号発生回路、21……アンド回
路、22……タイマ回路、23……スイッチ、29……
データストローブ回路、30……パルスコード復調回
路、31……インデックス信号抽出用ゲート回路、32
……インデックス信号検出回路、33……デコード回
路、35……システムコントローラ、44,49,54
……カウンタ、45,50,55……デコーダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に対してヘッドがヘリカル走査す
    るときのその走査軌跡を記録トラックとして、時間軸圧
    縮されたパルスコード変調信号の形式でディジタル音声
    信号を、PCMデータエリアとしてトラックの長さ方向
    に区分しながら記録し、再生するディジタル音声記録再
    生装置において、 前記PCMデータエリアに関連するインデックス信号と
    して、前記ディジタル音声データの中では出現すること
    のない2進符号の組合わせから成る特定ビット列を、前
    記PCMデータエリアの近傍において記録トラック上に
    記録する手段と、その再生識別手段と、記録媒体再生時
    において再生識別された前記インデックス信号を用いて
    記録トラック上のPCMデータエリアの頭出しを行う手
    段と、を具備したことを特徴とするディジタル音声記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のディジタル音
    声記録再生装置において、前記特定ビット列が、前記P
    CMデータエリアを構成する複数フレームの中の1フレ
    ーム長より長い期間に渡り連続する0ビットの列(又は
    1ビットの列)から成ることを特徴とするディジタル音
    声記録再生装置。
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