JPH0636305Y2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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JPH0636305Y2
JPH0636305Y2 JP2812489U JP2812489U JPH0636305Y2 JP H0636305 Y2 JPH0636305 Y2 JP H0636305Y2 JP 2812489 U JP2812489 U JP 2812489U JP 2812489 U JP2812489 U JP 2812489U JP H0636305 Y2 JPH0636305 Y2 JP H0636305Y2
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JP
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iron core
ignition coil
coil
internal combustion
combustion engine
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JP2812489U
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JPH02119978U (ja
Inventor
徹 田中
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阪神エレクトリック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車両に搭載される通常の内燃機関点火用
の点火コイルに関し、特に、その鉄心接地の採り方にお
ける改良に関する。
[従来の技術] 第2図(A)に示すように、内燃機関の点火プラグに高
圧を印加するための既存の樹脂モールド型点火コイル10
は、通常、鉄心部11と、この鉄心部11の周りに巻かれた
一次、二次のコイル部12、そして二次コイル出力を取り
出す高圧端子13,13や、一次電流電源を接続するための
低圧端子(図中では見えない)等を適当な樹脂で一体に
モールドして成っているが、さらに、内蔵の鉄心に電気
的に接続した導電パターン等の鉄心端子部14も設けら
れ、使用時ないし実装時にはこの導電パターン14を適当
な外部リード線15で車両の適当なる接地電位部分Eに接
続、配線して用いる。
これを第2図(B)に示すように等価回路で説明する
と、鉄心部11内にはもちろん、点火コイルの鉄心21が内
蔵され、この鉄心21には一次コイル22と二次コイル23が
巻かれている。
一次コイル22の一端は通常、車両搭載のバッテリ24のホ
ット側端子に接続され、他端は選択的に一次電流を遮断
するトランジスタ等のスイッチング手段25に接続され
る。
二次コイル23の両端13,13ないしその一端は、図示しな
い点火プラグに接続される。
このような基本的な回路構成における点火コイルの動作
自体は古くから周知であるし、また、本考案はこの点火
コイルの駆動原理に関してのものではないので、これよ
り詳しい説明は省略する。逆に、電流遮断メカニズム以
外の方式により、二次コイル側に高圧を発生するタイプ
のものであっても、鉄心21を図示のように接地Eに対
し、外部リード線15で接続を採るものには、以下の説明
がそのまま適用でき、本考案の改良の対象とすることが
できる。
ところで、図示のように、鉄心21を電位的に外部リード
線15を介し、接地電位Eに付けるのは、鉄心21に誘導さ
れる電圧を外部接地に流し去ることで、車両搭載のラジ
オその他、各種電子機器に対する雑音の発生を防ぐため
であり、このことは、この種の点火コイルの実装技術に
おいての従来からの常識的な事実である。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように、点火コイルの鉄心を電位的に外部リード
線で接地に落とすこと自体は、電気的に考える限り、も
ちろん何の問題もなく、雑音対策として確かに好ましい
ことである。
しかし、そのために、外部リード線15を別に用意して置
き、これを樹脂モールド型のコイルとして完成している
製品のどこかに露出している鉄心端子部14と、車両構造
部のやはりどこか適当な個所に設けられている接地端子
部Eとの間に配線する作業は、必ずしも簡単ではなく、
むしろ面倒な場合が多かった。
これがもし、このような外部リード線を別途に用意する
必要もなく、したがって当然、鉄心を接地するための配
線の必要性もなくなれば、点火コイル取付けに係る全体
的な作業性は著しく向上し、能率が上がって製品コスト
も低廉化する。
本考案はまさしく、こうした点に明確な目的意識を持っ
て成されたもので、電気的には従来同様、鉄心に発生す
る誘導電圧対策を行なえ、当該誘導電圧が車両搭載の各
種電子機器に対する雑音とならないようにし得るにもか
かわらず、鉄心に関する外部配線の必要がない、新たな
る構造の点火コイルを提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するため、点火コイルの鉄心
を、バッテリに接続される側の一次コイル端子に直接ま
たは抵抗を介して電気的に接続した内燃機関用点火コイ
ルを提供する。
[作用] 本考案においては、鉄心は従来のように接地電位ではな
く、バッテリのホット側に接続される一次コイル端子に
接続されている。しかし、誘導電圧が交流成分であるこ
とを考えると、結局は当該バッテリを介して鉄心電位が
接地されているのと等価となり、その作用自体は従来に
おけると同様となる。
換言すれば、電気的な問題として、誘導電圧が雑音発生
源となるおそれについては、従来同様、これを十分低減
し得る構造となっている。
しかるに、電気的にはこのように、本来の機能を何等、
損わない構造となっているのに、実装上の問題として考
えると、本考案の構造は従来例と異なり、外部リード線
を介しての配線手続を不要とし得るものである。
すなわち、鉄心を直接または抵抗を介して点火コイルの
一次コイルのホット側端子に接続して置く作業は、製品
として点火コイルを完成させる製造工程の適当なる段階
であらかじめなすことができ、製品として完成されたと
きには、他の構造要素と一緒に樹脂モールドされた状態
にすることができる。
したがって、実装時には、当該点火コイル装置の一次端
子、二次端子に関してのみ、所定の配線作業をすれば良
く、従来必要であった、鉄心についての補助的な配線作
業は不要となる。
[実施例] 第1図には、本考案に従って構成された点火コイル10の
一実施例が示されている。同図(A)は裏面図であっ
て、表面側は、鉄心に接続した導体パターンないし鉄心
端子部14を必要としないことを除き、第2図(A)に示
した従来と同様であって良い。したがってまた、本考案
により特に改変を要しない構成要素には、第2図に関し
て用いたと同一の符号を用い、さらにその説明について
も、既述した従来例に関するそれを援用し、ここでの再
度の説明を省略するものもある。
第1図(A)に示されるように、樹脂モールドされたこ
の種の点火コイル10には、コイル部12中に内蔵の一次コ
イル22の両端各端子32,33が設けられるが、本考案では
この中、第1図(B)に示されているように、実装状態
において車両搭載のバッテリ24のホット側に接続される
端子32に対し、一端を接続した抵抗31を設け、この抵抗
31の他端を鉄心部12に内蔵の鉄心21に対して電気的に接
続を採るようにしている。
このようにしても、使用状態下で鉄心21に誘起され得る
交流誘導電圧成分は、電流成分での矢印Iiで示すよう
に、当該抵抗31から一次コイルのホット側端子32を経由
し、電源に吸収(バッテリ24を介して接地)されるの
で、電気的には従来において鉄心21を直接に接地してい
た場合と同様の効果を期待することができ、何等問題な
く、当該誘導電圧が車両搭載の各種電子機器に対する雑
音となるおそれを抑制することができる。
にもかかわらず、当該抵抗31は、第1図(A)に示され
る所から理解されるように、鉄心部11やコイル部12、そ
の他、各コイルに関する端子部32,33;13,13の根本部分
等を含め、点火コイル10を構成する各構成要素を一体に
樹脂モールドし、製品として完成する前の段階で、あら
かじめ当該点火コイル10の内部部品として組み込んで置
くことができる。
換言すれば、本考案により新たに追加される抵抗31も、
所定の配線を終えた後の最終段階での樹脂モールドによ
り、全体としての点火コイル10の装置構造内部に収めて
しまうことができる。
そのため、この点火コイル10を車両に実装するに際して
は、各コイル22,23に関する低圧、高圧各端子32,33;13,
13についてのみ、すでに従来例に関して述べたと同様の
所定の配線作業を施すだけで良く、鉄心21に関しての配
線作業は全く不要になる。
また、この第1図実施例の場合には、鉄心21を抵抗31を
介して一次コイル22のホット側端子32に接続するように
したが、これは単純に、リード線により、直接に接続す
るようにしても、電気的な効果としては同様である。た
だ、誘導電圧以外の何等かのリーク電流が流れた場合を
まで考えると、抵抗31を介して鉄心21に接続を採って置
いた方が、この抵抗31で当該漏洩電流分を消費できるの
で、安心度は高い。
もちろん、本考案における改変部分は、形態的にも等価
回路的にも、図示実施例で改良の対象とした点火コイル
10と異なるものにも適用でき、言い換えれば、それが従
来、別途な外部配線リードで鉄心接地を採るものであっ
た場合には、等しく、本考案の改良の対象となる。
[効果] 本考案においては、点火コイルの鉄心に誘起される誘導
電圧を低減させるためにも、当該鉄心を一次コイルのホ
ット側端子に接続しているので、当該一次コイルに関す
る所定の配線を行なうと、それで自動的に、当該誘導電
圧に関し、鉄心も接地されたことになる。
したがって、従来のように、鉄心専用に接地用リード線
を用意し、その一端を樹脂モールドされた点火コイル装
置のどこかに露出している鉄心端子部に、また他端を車
両のどこかに設けられている接地端子部に、各々接続す
る手間が不要となり、実装作業能率を大いに向上させる
ことができる。
また、従来のように、専用の外部リード線で鉄心接地を
採る作業は、作業者が一つ間違うと接地不全となるおそ
れがつきまとうが、本考案の点火コイルでは、鉄心は製
造の段階で一次コイルのホット側端子に接続されている
ので、当該一次コイルとバッテリ間の接続が完全なら
ば、それで自動的に、鉄心接地も完全であることが保証
される。もし、当該点火コイルのホット側端子をバッテ
リに接続し忘れると、点火コイルとして動作しないか
ら、従来のように気が付かないまま、点火コイルを使用
し続けるということはなく、配線ミスには直ぐに気が付
くことができる。
当然、車両構造体の側にも、従来は必要であった鉄心接
地用端子部を要しないから、そのための設計、製造の手
間を軽減でき、実際上、これもかなり有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の望ましい一実施例の概略構成と使用
状態における等価回路例の説明図, 第2図は従来における点火コイルの鉄心接地方法の説明
図, である。 図中、10は全体としての点火コイル、21は鉄心、22は一
次コイル、24は車両搭載のバッテリ、31は抵抗、32は一
次コイルのホット側端子、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心と、該鉄心の周りに巻かれた一次コイ
    ル、二次コイルを有する内燃機関用点火コイルであっ
    て; 上記鉄心は、上記一次コイルの両端端子の中、車両搭載
    のバッテリのホット側に接続される端子に直接または抵
    抗を介して接続されていること;を特徴とする内燃機関
    用点火コイル。
JP2812489U 1989-03-14 1989-03-14 内燃機関用点火コイル Expired - Lifetime JPH0636305Y2 (ja)

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JP2812489U JPH0636305Y2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 内燃機関用点火コイル

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JPH02119978U JPH02119978U (ja) 1990-09-27
JPH0636305Y2 true JPH0636305Y2 (ja) 1994-09-21

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ID=31251223

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JP2812489U Expired - Lifetime JPH0636305Y2 (ja) 1989-03-14 1989-03-14 内燃機関用点火コイル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017059682A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 株式会社デンソー 内燃機関用の点火コイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017059682A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 株式会社デンソー 内燃機関用の点火コイル

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JPH02119978U (ja) 1990-09-27

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