JPH0636507A - テープカートリッジ - Google Patents
テープカートリッジInfo
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- JPH0636507A JPH0636507A JP21477592A JP21477592A JPH0636507A JP H0636507 A JPH0636507 A JP H0636507A JP 21477592 A JP21477592 A JP 21477592A JP 21477592 A JP21477592 A JP 21477592A JP H0636507 A JPH0636507 A JP H0636507A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 テープローディング用のポケットの下面開口
を開閉するスライド枠を備えたテープカートリッジにお
いて、スライド枠をケース前方の閉じ位置でロック保持
するロック機構を改良し、クリープ変形などによる係合
不良を一掃して、より確実にしかも強固にロック係合で
きるスライド枠用のロック機構を得る。 【構成】 スライド枠10の主面壁15に係合ピン27
を上向きに突設する。係合ピン27をケース底壁に開口
した溝26を介してテープ引出口4のケース内へ臨ませ
る。溝26と交差する左右向きにスライドするロック板
28を、テープ引出口4の底壁内面に配置する。ロック
板28に係合ピン27と係合する係合壁30と、係合解
除操作されるカム部31とを設ける。ロック板28は係
合壁30が係合ピン27に常に係合するよう左右の一側
方に向けてばね35で移動付勢する。
を開閉するスライド枠を備えたテープカートリッジにお
いて、スライド枠をケース前方の閉じ位置でロック保持
するロック機構を改良し、クリープ変形などによる係合
不良を一掃して、より確実にしかも強固にロック係合で
きるスライド枠用のロック機構を得る。 【構成】 スライド枠10の主面壁15に係合ピン27
を上向きに突設する。係合ピン27をケース底壁に開口
した溝26を介してテープ引出口4のケース内へ臨ませ
る。溝26と交差する左右向きにスライドするロック板
28を、テープ引出口4の底壁内面に配置する。ロック
板28に係合ピン27と係合する係合壁30と、係合解
除操作されるカム部31とを設ける。ロック板28は係
合壁30が係合ピン27に常に係合するよう左右の一側
方に向けてばね35で移動付勢する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本体ケースにテープロ
ーディング用のポケットの開口下面を開閉するスライド
枠を備えたテープカートリッジに関し、スライド枠をケ
ース前方の閉じ位置でロック保持するロック機構に改良
を加えたものである。
ーディング用のポケットの開口下面を開閉するスライド
枠を備えたテープカートリッジに関し、スライド枠をケ
ース前方の閉じ位置でロック保持するロック機構に改良
を加えたものである。
【0002】
【従来の技術】この種のロック機構を備えたテープカー
トリッジは、DAT方式のそれにおいて公知である(特
開昭63−67030号公報)。そこでは、本体ケース
の底壁の外側下面にスライド枠の主面壁を前後摺動自在
に装着してあり、ケース底壁に片持ち状のロック片を底
壁と一体に形成し、ロック片の揺動端に設けた係合爪を
スライド枠に設けた係合孔に上方から係合させることに
よって、スライド枠を閉じ姿勢にロック保持している。
係合爪をロック片の弾性に抗してケース内方へ押し込む
と、スライド枠はケース後方に開き移動するものとなっ
ている。
トリッジは、DAT方式のそれにおいて公知である(特
開昭63−67030号公報)。そこでは、本体ケース
の底壁の外側下面にスライド枠の主面壁を前後摺動自在
に装着してあり、ケース底壁に片持ち状のロック片を底
壁と一体に形成し、ロック片の揺動端に設けた係合爪を
スライド枠に設けた係合孔に上方から係合させることに
よって、スライド枠を閉じ姿勢にロック保持している。
係合爪をロック片の弾性に抗してケース内方へ押し込む
と、スライド枠はケース後方に開き移動するものとなっ
ている。
【0003】なお、箱枠状のスライド枠でポケットの上
下面を開閉し、さらにスライド枠に連動して上下揺動す
る前蓋でポケットの前面開口を開閉する形態は、特開昭
63−234476号公報に公知である。
下面を開閉し、さらにスライド枠に連動して上下揺動す
る前蓋でポケットの前面開口を開閉する形態は、特開昭
63−234476号公報に公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ケース底壁と一体にロ
ック片を設ける上記の形態では、部材点数が少なくて済
むが、長期使用時の耐久性に問題がある。ロック片をこ
れ自体の弾性でロック姿勢に揺動付勢するため、ロック
片がクリープ変形しやすい。クリープ変形しにくい素材
を用いて下ケースを形成することはできるが、そうする
と下ケースに要求される剛性が十分に得られず、テープ
カートリッジの基本的な特性を向上するうえで問題が出
る。多くの場合、ロック片によるロック係合を確実にす
るために、別にコイルばねを設けて、これでロック片を
スライド枠に向かって押し下げ付勢している。
ック片を設ける上記の形態では、部材点数が少なくて済
むが、長期使用時の耐久性に問題がある。ロック片をこ
れ自体の弾性でロック姿勢に揺動付勢するため、ロック
片がクリープ変形しやすい。クリープ変形しにくい素材
を用いて下ケースを形成することはできるが、そうする
と下ケースに要求される剛性が十分に得られず、テープ
カートリッジの基本的な特性を向上するうえで問題が出
る。多くの場合、ロック片によるロック係合を確実にす
るために、別にコイルばねを設けて、これでロック片を
スライド枠に向かって押し下げ付勢している。
【0005】さらにDAT方式のテープカートリッジで
は、ポケットの奥端片隅に捻りコイルばねを配置し、そ
の一方のばね腕をスライド枠の上面に突設した受爪に掛
け止め、スライド枠の全体を前方の閉じ位置に摺動付勢
している。そのため、スライド枠を後方に開き操作した
状態において、ポケット内奥の空間をばね腕および受爪
が占めることとなり、その分だけポケットの開放空間が
少なくなるところに問題があった。これはテープデッキ
のポケットに臨む機構部における、部品配置や作動部品
の動作領域などに関して設計の自由度が低くなることを
意味する。
は、ポケットの奥端片隅に捻りコイルばねを配置し、そ
の一方のばね腕をスライド枠の上面に突設した受爪に掛
け止め、スライド枠の全体を前方の閉じ位置に摺動付勢
している。そのため、スライド枠を後方に開き操作した
状態において、ポケット内奥の空間をばね腕および受爪
が占めることとなり、その分だけポケットの開放空間が
少なくなるところに問題があった。これはテープデッキ
のポケットに臨む機構部における、部品配置や作動部品
の動作領域などに関して設計の自由度が低くなることを
意味する。
【0006】そこで本発明の目的は、長期使用時にも耐
え、信頼性に優れたスライド枠用のロック機構を備えた
テープカートリッジを得るにある。本発明の他の目的
は、スライド枠に作用する前記ばねの取り付け方を改良
し、スライド枠を開き操作したときのポケットの開放度
合を向上するにある。
え、信頼性に優れたスライド枠用のロック機構を備えた
テープカートリッジを得るにある。本発明の他の目的
は、スライド枠に作用する前記ばねの取り付け方を改良
し、スライド枠を開き操作したときのポケットの開放度
合を向上するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体ケース1
の前部にテープローディング用のポケット6と、左右一
対のテープ引出口4・4とを備えており、ポケット6を
開閉するスライド枠10が、本体ケース1に対して前後
スライド自在に装着されて、ばね16でケース前方の閉
じ位置へ向かって移動付勢されているテープカートリッ
ジにおいて、少なくとも一方のテープ引出口4の底壁内
面に、前後向きの溝26を開口してあること、本体ケー
ス1の底壁の外側下面にあって前後スライドするスライ
ド枠10の主面壁15に係合ピン27を上向きに突設し
てあり、この係合ピン27が前記溝26を介して本体ケ
ース1内に突入していること、テープ引出口4の底壁内
面に、スライド枠10の開き移動を阻止するロック板2
8が左右方向に往復スライド自在に支持されているこ
と、ロック板28は、係合ピン27に係合する係合壁3
0と、テープデッキ側の解除ピンPで解除操作されるカ
ム部31とを備えていること、ロック板28の全体は、
その係合壁30が係合ピン27と常に係合する向きにば
ね35で移動付勢してあること、本体ケース1の底壁と
主面壁15とには、前記解除ピンPが前記カム部31に
接当作用することを許す解除溝37・38がそれぞれ設
けてあることを要件とする。
の前部にテープローディング用のポケット6と、左右一
対のテープ引出口4・4とを備えており、ポケット6を
開閉するスライド枠10が、本体ケース1に対して前後
スライド自在に装着されて、ばね16でケース前方の閉
じ位置へ向かって移動付勢されているテープカートリッ
ジにおいて、少なくとも一方のテープ引出口4の底壁内
面に、前後向きの溝26を開口してあること、本体ケー
ス1の底壁の外側下面にあって前後スライドするスライ
ド枠10の主面壁15に係合ピン27を上向きに突設し
てあり、この係合ピン27が前記溝26を介して本体ケ
ース1内に突入していること、テープ引出口4の底壁内
面に、スライド枠10の開き移動を阻止するロック板2
8が左右方向に往復スライド自在に支持されているこ
と、ロック板28は、係合ピン27に係合する係合壁3
0と、テープデッキ側の解除ピンPで解除操作されるカ
ム部31とを備えていること、ロック板28の全体は、
その係合壁30が係合ピン27と常に係合する向きにば
ね35で移動付勢してあること、本体ケース1の底壁と
主面壁15とには、前記解除ピンPが前記カム部31に
接当作用することを許す解除溝37・38がそれぞれ設
けてあることを要件とする。
【0008】具体的には、テープ引出口4の内部にスラ
イド枠10用の捻りコイル形のばね16を配置し、この
ばね16の一方のばね腕16bを係合ピン27に掛け止
める。テープ引出口4の底壁前端に、テープ3の下縁を
受けてテープ高さを規定する突壁7を設け、該突壁7と
これの内側に突設したガイド壁34との間に、ロック板
28をスライド自在に案内支持し、突壁7とガイド壁3
4とに、ロック板28の上方への抜け止めを規制する受
壁36を設ける。
イド枠10用の捻りコイル形のばね16を配置し、この
ばね16の一方のばね腕16bを係合ピン27に掛け止
める。テープ引出口4の底壁前端に、テープ3の下縁を
受けてテープ高さを規定する突壁7を設け、該突壁7と
これの内側に突設したガイド壁34との間に、ロック板
28をスライド自在に案内支持し、突壁7とガイド壁3
4とに、ロック板28の上方への抜け止めを規制する受
壁36を設ける。
【0009】
【作用】不使用状態において、スライド枠10の主面壁
15は、前方の閉じ位置にあってポケット6の下面開口
を塞いでおり、ロック板28は図1において右側方にば
ね35で移動付勢されて、その板面に設けた係合壁30
が係合ピン27と常に係合している。この状態では、ス
ライド枠10をケース後方へ移動操作することができな
い。テープカートリッジをテープデッキに装填すると、
解除ピンPが解除溝37・38を介してカム部31に接
当し、ロック板28の全体をばね35に抗して横向き
(図1において左側方)に移動操作する。この横向きに
移動によってロック板28の係合壁30は、係合ピン2
7の前後移動軌跡から退避し、スライド枠10がケース
後方へ退避移動できる。
15は、前方の閉じ位置にあってポケット6の下面開口
を塞いでおり、ロック板28は図1において右側方にば
ね35で移動付勢されて、その板面に設けた係合壁30
が係合ピン27と常に係合している。この状態では、ス
ライド枠10をケース後方へ移動操作することができな
い。テープカートリッジをテープデッキに装填すると、
解除ピンPが解除溝37・38を介してカム部31に接
当し、ロック板28の全体をばね35に抗して横向き
(図1において左側方)に移動操作する。この横向きに
移動によってロック板28の係合壁30は、係合ピン2
7の前後移動軌跡から退避し、スライド枠10がケース
後方へ退避移動できる。
【0010】このように、テープ引出口4の底壁内面に
沿って左右方向に往復スライドするロック板28で、係
合ピン27を介してスライド枠10をロック保持する形
態を採ると、とくにロック板28と係合ピン27を確実
に係合させることができ、さらにクリープ変形を生じる
余地がないので、スライド枠10のロック性能を長期に
わたって保証できる。スライド枠10を閉じ位置に移動
付勢するばね16がテープ引出口4内に配置されている
から、開き状態におけるポケット6の内奥にばね腕や受
爪を収容する空間を確保する必要が無くなる。
沿って左右方向に往復スライドするロック板28で、係
合ピン27を介してスライド枠10をロック保持する形
態を採ると、とくにロック板28と係合ピン27を確実
に係合させることができ、さらにクリープ変形を生じる
余地がないので、スライド枠10のロック性能を長期に
わたって保証できる。スライド枠10を閉じ位置に移動
付勢するばね16がテープ引出口4内に配置されている
から、開き状態におけるポケット6の内奥にばね腕や受
爪を収容する空間を確保する必要が無くなる。
【0011】
【実施例】図面はディジタル方式のビデオテープカート
リッジを示す。図2において本体ケース1の内部左右に
は一対のリール2・2を有する。一方のリール2から引
き出されたテープ3は、前方左右のテープ引出口4・4
に設けたテープガイド5・5に案内されて、他方のリー
ル2に巻き取られる。左右のテープ引出口4・4間にテ
ープローディング用のポケット6を有する。このポケッ
ト6は上下面および前面が開放している。各テープ引出
口4において、本体ケース1の底壁の前端にはテープ高
さを規定する突壁7が左右間にわたって設けてある。
リッジを示す。図2において本体ケース1の内部左右に
は一対のリール2・2を有する。一方のリール2から引
き出されたテープ3は、前方左右のテープ引出口4・4
に設けたテープガイド5・5に案内されて、他方のリー
ル2に巻き取られる。左右のテープ引出口4・4間にテ
ープローディング用のポケット6を有する。このポケッ
ト6は上下面および前面が開放している。各テープ引出
口4において、本体ケース1の底壁の前端にはテープ高
さを規定する突壁7が左右間にわたって設けてある。
【0012】不使用時のテープ保護と防塵のために、本
体ケース1の前部外面にポケット6の上下開口面を開閉
するスライド枠10が外嵌装着してあり、ポケット6の
開口前面を開閉する前蓋11を備えている。本体ケース
1の前半外面にはスライド枠10を前後方向にスライド
案内するための段落面12が周回状に設けられている。
体ケース1の前部外面にポケット6の上下開口面を開閉
するスライド枠10が外嵌装着してあり、ポケット6の
開口前面を開閉する前蓋11を備えている。本体ケース
1の前半外面にはスライド枠10を前後方向にスライド
案内するための段落面12が周回状に設けられている。
【0013】図3において、スライド枠10は左右の枠
側壁13と上壁14と底壁を構成する主面壁15とを有
し、前記段落面12に外嵌する左右横長の角箱状に形成
されている。スライド枠10は段落面12の範囲内を前
後にスライドして、上壁14および主面壁15でポケッ
ト6の上面および下面を開閉する。前蓋11は、スライ
ド枠10の開口前面を外面から塞ぐ前壁20と、前壁2
0の左右端からケース後方へ向かって連出された角形の
蓋腕21とからなり、蓋腕21がテープ引出口4の外側
壁と枠側壁13との間に入り込む状態で本体ケース1に
組み込まれる。そして、スライド枠10を開き操作する
と、これに連動して前蓋11が上開き作動するようにな
っている。
側壁13と上壁14と底壁を構成する主面壁15とを有
し、前記段落面12に外嵌する左右横長の角箱状に形成
されている。スライド枠10は段落面12の範囲内を前
後にスライドして、上壁14および主面壁15でポケッ
ト6の上面および下面を開閉する。前蓋11は、スライ
ド枠10の開口前面を外面から塞ぐ前壁20と、前壁2
0の左右端からケース後方へ向かって連出された角形の
蓋腕21とからなり、蓋腕21がテープ引出口4の外側
壁と枠側壁13との間に入り込む状態で本体ケース1に
組み込まれる。そして、スライド枠10を開き操作する
と、これに連動して前蓋11が上開き作動するようにな
っている。
【0014】図1および図2において、左右の各テープ
引出口4・4内にばね16・16を配置し、これらのば
ね16でスライド枠10を前方の閉じ位置へ向けて移動
付勢する。そのために、各テープ引出口4における本体
ケース1の底壁に前後向きの溝26を開口してあり、ス
ライド枠10の主面壁15から上向きに突設した係合ピ
ン27が該溝26を介してケース内方へ突入している。
このばね16は捻りコイル形のばねからなり、コイル部
の上端から延びるばね腕16aを本体ケース1内の各テ
ープガイド5の後方に位置するポケット周側壁の内面に
掛け止め、コイル部の下端から長く延びるばね腕16b
を前記係合ピン27の上部に掛け止める。
引出口4・4内にばね16・16を配置し、これらのば
ね16でスライド枠10を前方の閉じ位置へ向けて移動
付勢する。そのために、各テープ引出口4における本体
ケース1の底壁に前後向きの溝26を開口してあり、ス
ライド枠10の主面壁15から上向きに突設した係合ピ
ン27が該溝26を介してケース内方へ突入している。
このばね16は捻りコイル形のばねからなり、コイル部
の上端から延びるばね腕16aを本体ケース1内の各テ
ープガイド5の後方に位置するポケット周側壁の内面に
掛け止め、コイル部の下端から長く延びるばね腕16b
を前記係合ピン27の上部に掛け止める。
【0015】前記ばね16はテープガイド5を利用して
装着姿勢を維持する。すなわち図6に示すように、下ケ
ース1bの内面から上向きにボス18を一体に突設し、
上ケース1aからは筒状のテープガイド5を一体に垂設
する。そして、前記ボス18にばね16のコイル部を上
方から嵌装し、テープガイド5の下端で前記ばね腕16
bの基端部を浮き上がらないように押さえ保持する。こ
のようにテープ引出口4に配置したばね16でスライド
枠10を前方の閉じ位置に向けて移動付勢すると、図4
の想像線で示すごとく、開き状態においてスライド枠1
0のとくに主面壁の前縁をポケット6の両隅奥端よりケ
ース後方に位置させて、ポケット6の開放空間量を増加
できる。
装着姿勢を維持する。すなわち図6に示すように、下ケ
ース1bの内面から上向きにボス18を一体に突設し、
上ケース1aからは筒状のテープガイド5を一体に垂設
する。そして、前記ボス18にばね16のコイル部を上
方から嵌装し、テープガイド5の下端で前記ばね腕16
bの基端部を浮き上がらないように押さえ保持する。こ
のようにテープ引出口4に配置したばね16でスライド
枠10を前方の閉じ位置に向けて移動付勢すると、図4
の想像線で示すごとく、開き状態においてスライド枠1
0のとくに主面壁の前縁をポケット6の両隅奥端よりケ
ース後方に位置させて、ポケット6の開放空間量を増加
できる。
【0016】スライド枠10を前方の閉じ位置において
ロック保持するために、前記係合ピン27を利用して該
ピン27と係合するロック板28を左右の各テープ引出
口4の底壁内面に配置する。図1においてロック板28
は、板面中央の後縁にL字状の係合溝29で囲まれる係
合壁30を有し、板面一側(右側)に傾斜面を含むカム
部31を設けてある。カム部31と反対側の左端寄りに
は、ばね受片32と、ばね装着用のピン33とをそれぞ
れ突設する。
ロック保持するために、前記係合ピン27を利用して該
ピン27と係合するロック板28を左右の各テープ引出
口4の底壁内面に配置する。図1においてロック板28
は、板面中央の後縁にL字状の係合溝29で囲まれる係
合壁30を有し、板面一側(右側)に傾斜面を含むカム
部31を設けてある。カム部31と反対側の左端寄りに
は、ばね受片32と、ばね装着用のピン33とをそれぞ
れ突設する。
【0017】ロック板28は、テープ引出口4の前端の
突壁7と、この突壁7に対して平行に立設した内側のガ
イド壁34とで案内支持されて、溝26と直交する左右
向きに往復スライドでき、さらに前記ピン33に装着し
た捻りコイル形のばね35で、ロック板28は係合壁3
0が係合ピン27と係合する向き(右側方)へ移動付勢
されている。突壁7およびガイド壁34の上縁一部に
は、ロック板28の浮き上りを阻止する受壁36を一体
に形成する(図5参照)。
突壁7と、この突壁7に対して平行に立設した内側のガ
イド壁34とで案内支持されて、溝26と直交する左右
向きに往復スライドでき、さらに前記ピン33に装着し
た捻りコイル形のばね35で、ロック板28は係合壁3
0が係合ピン27と係合する向き(右側方)へ移動付勢
されている。突壁7およびガイド壁34の上縁一部に
は、ロック板28の浮き上りを阻止する受壁36を一体
に形成する(図5参照)。
【0018】ロック板28をばね35に抗して左横向き
に移動操作するために、図4に示すごとくカム部31に
対応する本体ケース1の底壁と主面壁15とには、それ
ぞれテープデッキ側の解除ピンPが進入して接当作用す
ることを許す解除溝37・38を設ける。さらに前蓋1
1の前壁20の下縁に進入口39を設けてある(図5参
照)。以上のように、左右にスライドするロック板28
で係合ピン27を介してスライド枠10をロック保持す
ると、係合壁30と係合ピン27をより確実にしかも強
固に係合させることができる。
に移動操作するために、図4に示すごとくカム部31に
対応する本体ケース1の底壁と主面壁15とには、それ
ぞれテープデッキ側の解除ピンPが進入して接当作用す
ることを許す解除溝37・38を設ける。さらに前蓋1
1の前壁20の下縁に進入口39を設けてある(図5参
照)。以上のように、左右にスライドするロック板28
で係合ピン27を介してスライド枠10をロック保持す
ると、係合壁30と係合ピン27をより確実にしかも強
固に係合させることができる。
【0019】ロック板28は片方のテープ引出口4に限
って配置してもよい。上記の実施例とは逆向きにスライ
ド移動して係合ピン27との係合を解除する形態をとる
ことができる。ばね16を押さえ保持するについては、
必ずしもテープガイド5を利用せずともよい。例えば上
ケース1aと一体に多段軸状の突起を設け、これをばね
16のコイル部に内嵌して段部で押さえてもよい。ばね
16はポケット6内に配置してあってもよい。スライド
枠10は必ずしも角枠状に形成されているものに限られ
ず、いわゆるDAT方式のテープカートリッジにおける
形態も含む。
って配置してもよい。上記の実施例とは逆向きにスライ
ド移動して係合ピン27との係合を解除する形態をとる
ことができる。ばね16を押さえ保持するについては、
必ずしもテープガイド5を利用せずともよい。例えば上
ケース1aと一体に多段軸状の突起を設け、これをばね
16のコイル部に内嵌して段部で押さえてもよい。ばね
16はポケット6内に配置してあってもよい。スライド
枠10は必ずしも角枠状に形成されているものに限られ
ず、いわゆるDAT方式のテープカートリッジにおける
形態も含む。
【0020】
【発明の効果】本発明では、スライド枠10の主面壁1
5に係合ピン27を設け、これを本体ケース1の底壁に
開口した前後向きの溝26を介してテープ引出口4のケ
ース内に臨ませた。そのうえで、溝26と交差する左右
向きにスライド変位するロック板28には係合壁30を
設けて、この係合壁30を係合ピン27に係合させるこ
とにより、スライド枠10を閉じ姿勢においてロック保
持できるようにした。つまり、係合壁30が係合ピン2
7のスライド軌跡を横断して、確実にしかも強固なロッ
ク係合状態が得られるようにした。これにより、従来の
DAT方式のテープカートリッジで問題となっていたロ
ック片のクリープ変形による係合不良の問題を一掃し
て、常に確実にロック係合を行える信頼性に優れたスラ
イド枠10用のロック機構を組むことができ、長期使用
時にも作動不良を生じることのない耐久性に優れたもの
となる。
5に係合ピン27を設け、これを本体ケース1の底壁に
開口した前後向きの溝26を介してテープ引出口4のケ
ース内に臨ませた。そのうえで、溝26と交差する左右
向きにスライド変位するロック板28には係合壁30を
設けて、この係合壁30を係合ピン27に係合させるこ
とにより、スライド枠10を閉じ姿勢においてロック保
持できるようにした。つまり、係合壁30が係合ピン2
7のスライド軌跡を横断して、確実にしかも強固なロッ
ク係合状態が得られるようにした。これにより、従来の
DAT方式のテープカートリッジで問題となっていたロ
ック片のクリープ変形による係合不良の問題を一掃し
て、常に確実にロック係合を行える信頼性に優れたスラ
イド枠10用のロック機構を組むことができ、長期使用
時にも作動不良を生じることのない耐久性に優れたもの
となる。
【0021】更に、スライド枠10に作用するばね16
をテープ引出口4内に配置し、テープ引出口4内でスラ
イド枠10が係合ピン27を介して前方の閉じ位置に移
動付勢されるようにした。これにより、ポケット6内に
ばねを配置していた従来例に比べて、スライド枠10を
開き操作したときのポケット6における開放空間量を増
加できる。従って、テープデッキ側の部品配置や、作動
部品の動作領域の設定などに関して、開放空間量の増加
分に見合って設計の自由度を向上できる。
をテープ引出口4内に配置し、テープ引出口4内でスラ
イド枠10が係合ピン27を介して前方の閉じ位置に移
動付勢されるようにした。これにより、ポケット6内に
ばねを配置していた従来例に比べて、スライド枠10を
開き操作したときのポケット6における開放空間量を増
加できる。従って、テープデッキ側の部品配置や、作動
部品の動作領域の設定などに関して、開放空間量の増加
分に見合って設計の自由度を向上できる。
【図1】要部の内部平面図である。
【図2】全体の内部平面図である。
【図3】全体の斜視図である。
【図4】スライド枠を途中まで開いた状態におけるテー
プ引出口の内部平面図である。
プ引出口の内部平面図である。
【図5】図1におけるA−A線断面図である。
【図6】ばねの取付構造を示す縦断面図である。
1 本体ケース 4 テープ引出口 6 ポケット 7 突壁 10 スライド枠 11 前蓋 15 主面壁 16 ばね 26 溝 27 係合ピン 28 ロック板 30 係合壁 31 カム部 34 ガイド壁 35 ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 賀来 信行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 武田 秀和 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 荻路 憲治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 本体ケース1の前部にテープローディン
グ用のポケット6と、左右一対のテープ引出口4・4と
を備えており、 ポケット6を開閉するスライド枠10が、本体ケース1
に対して前後スライド自在に装着されて、ばね16でケ
ース前方の閉じ位置へ向かって移動付勢されているテー
プカートリッジにおいて、 少なくとも一方のテープ引出口4の底壁内面に、前後向
きの溝26を開口してあり、 本体ケース1の底壁の外側下面にあって前後スライドす
るスライド枠10の主面壁15に係合ピン27を上向き
に突設してあり、この係合ピン27が前記溝26を介し
て本体ケース1内に突入しており、 テープ引出口4の底壁内面に、スライド枠10の開き移
動を阻止するロック板28が左右方向に往復スライド自
在に支持されており、 ロック板28は、係合ピン27に係合する係合壁30
と、テープデッキ側の解除ピンPで解除操作されるカム
部31とを備えており、 ロック板28の全体は、その係合壁30が係合ピン27
と常に係合する向きにばね35で移動付勢してあり、 本体ケース1の底壁と主面壁15とには、前記解除ピン
Pが前記カム部31に接当作用することを許す解除溝3
7・38をそれぞれ設けてあるテープカートリッジ。 - 【請求項2】 テープ引出口4の内部に、スライド枠1
0に作用する捻りコイル形のばね16が配置されてお
り、 このばね16の一方のばね腕16bが係合ピン27に掛
け止められている請求項1記載のテープカートリッジ。 - 【請求項3】 テープ引出口4の底壁前端に、テープ3
の下縁を受けてテープ高さを規定する突壁7が設けられ
ており、 該突壁7とこれの内側に突設したガイド壁34との間
に、ロック板28をスライド自在に案内支持してあり、 突壁7とガイド壁34とに、ロック板28の上方への抜
け止めを規制する受壁36が設けてある請求項1又は2
記載のテープカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21477592A JPH0636507A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | テープカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21477592A JPH0636507A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | テープカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636507A true JPH0636507A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16661334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21477592A Withdrawn JPH0636507A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | テープカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636507A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010075139A (ko) * | 1998-10-15 | 2001-08-09 | 무네유키 가코우 | 자기 테이프 카트리지 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP21477592A patent/JPH0636507A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010075139A (ko) * | 1998-10-15 | 2001-08-09 | 무네유키 가코우 | 자기 테이프 카트리지 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |