JPH0636790A - 燃料電池発電プラント - Google Patents
燃料電池発電プラントInfo
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- JPH0636790A JPH0636790A JP4185173A JP18517392A JPH0636790A JP H0636790 A JPH0636790 A JP H0636790A JP 4185173 A JP4185173 A JP 4185173A JP 18517392 A JP18517392 A JP 18517392A JP H0636790 A JPH0636790 A JP H0636790A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料電池発電プラントの停止過程において、
燃料改質系の過度の温度偏差を生ずることなく燃料改質
系を高温に保持して再起動を容易にする。 【構成】 プラント停止過程で燃料改質系4の各機器温
度検出器22、23、24、25の温度検出値に基づい
てそれらの温度差が過大とならないように循環ブロア1
2を断続的に運転する。または、キックバックライン3
1等により、プラント停止時の循環ガス流量を減少す
る。または、ライン51、52と三方弁53により凝縮
器7入口の高温ガスと凝縮器7出口の低温ガスを合流し
て循環ブロア12に導き、それぞれのガス流量を循環ブ
ロア12入口温度に基づいて調節する。
燃料改質系の過度の温度偏差を生ずることなく燃料改質
系を高温に保持して再起動を容易にする。 【構成】 プラント停止過程で燃料改質系4の各機器温
度検出器22、23、24、25の温度検出値に基づい
てそれらの温度差が過大とならないように循環ブロア1
2を断続的に運転する。または、キックバックライン3
1等により、プラント停止時の循環ガス流量を減少す
る。または、ライン51、52と三方弁53により凝縮
器7入口の高温ガスと凝縮器7出口の低温ガスを合流し
て循環ブロア12に導き、それぞれのガス流量を循環ブ
ロア12入口温度に基づいて調節する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池およびこの燃
料電池に供給する燃料ガスを生成するための燃料改質系
等とを備えてなる燃料電池発電プラント(以下、FCプ
ラントと称す。)に係り、特にプラント起動時の燃料改
質系の昇温を速やかに行うことができるFCプラントに
関する。
料電池に供給する燃料ガスを生成するための燃料改質系
等とを備えてなる燃料電池発電プラント(以下、FCプ
ラントと称す。)に係り、特にプラント起動時の燃料改
質系の昇温を速やかに行うことができるFCプラントに
関する。
【0002】
【従来の技術】燃料が保有する化学エネルギーを直接電
気エネルギーに変換するFCプラントは、高効率、無公
害、低騒音な都市型分散電源としてその実用化が強く期
待されている。そして、この種のFCプラントでは、そ
の発電規模が比較的小規模である点から、夜間あるいは
週末の発電需要が少ない時間帯においてはプラントを停
止し、需要が増加する昼間や週始めには再びこれを起動
する運転パターンが要求されている。
気エネルギーに変換するFCプラントは、高効率、無公
害、低騒音な都市型分散電源としてその実用化が強く期
待されている。そして、この種のFCプラントでは、そ
の発電規模が比較的小規模である点から、夜間あるいは
週末の発電需要が少ない時間帯においてはプラントを停
止し、需要が増加する昼間や週始めには再びこれを起動
する運転パターンが要求されている。
【0003】このようなFCプラントとしては、例えば
図11に示すように、燃料極1と酸化剤極2にそれぞれ
水素等の燃料ガスと空気等の酸化剤ガスを導入し、その
電気化学反応により電気エネルギーを発生する燃料電池
3と、この燃料電池3に供給するための燃料ガスを炭化
水素系のメタン等の原燃料ガスから生成する燃料改質系
4とを備えたものがある。一般にこの燃料改質系4は、
炭化水素系のメタン等の原燃料ガスを触媒の存在下で水
蒸気により水素リッチなガスに改質する改質器5と、改
質されたガス中の一酸化炭素を炭酸ガスに変換するとと
もに水素濃度のより高い改質ガスに変成する変成器6
と、この変成器6によって変成された改質ガス中の水分
を除去する凝縮器7とを備え、改質器5の入口配管に原
燃料ガスを供給するための原料ガス供給装置8と、水蒸
気を供給するための水蒸気供給装置9が接続されてい
る。さらに、改質器5と変成器6の間には熱交換器10
が設置され、変成器6に導入されるガスの温度が適切な
レベルとなるように調整されている。
図11に示すように、燃料極1と酸化剤極2にそれぞれ
水素等の燃料ガスと空気等の酸化剤ガスを導入し、その
電気化学反応により電気エネルギーを発生する燃料電池
3と、この燃料電池3に供給するための燃料ガスを炭化
水素系のメタン等の原燃料ガスから生成する燃料改質系
4とを備えたものがある。一般にこの燃料改質系4は、
炭化水素系のメタン等の原燃料ガスを触媒の存在下で水
蒸気により水素リッチなガスに改質する改質器5と、改
質されたガス中の一酸化炭素を炭酸ガスに変換するとと
もに水素濃度のより高い改質ガスに変成する変成器6
と、この変成器6によって変成された改質ガス中の水分
を除去する凝縮器7とを備え、改質器5の入口配管に原
燃料ガスを供給するための原料ガス供給装置8と、水蒸
気を供給するための水蒸気供給装置9が接続されてい
る。さらに、改質器5と変成器6の間には熱交換器10
が設置され、変成器6に導入されるガスの温度が適切な
レベルとなるように調整されている。
【0004】また、燃料改質系4には、凝縮器7出口配
管から分岐して改質器5入口配管に接続するガス循環ラ
イン11が設けられ、このガス循環ライン11に循環ブ
ロア12が設置されている。また、ガス循環ライン11
には窒素等の不活性ガスからなる循環ガスを供給するた
めの循環ガス供給ライン13が接続されている。
管から分岐して改質器5入口配管に接続するガス循環ラ
イン11が設けられ、このガス循環ライン11に循環ブ
ロア12が設置されている。また、ガス循環ライン11
には窒素等の不活性ガスからなる循環ガスを供給するた
めの循環ガス供給ライン13が接続されている。
【0005】このようなプラント構成においては、プラ
ントの起動時には、原燃料ガスの供給弁14、水蒸気の
供給弁15および燃料電池3への燃料供給弁16を閉じ
たまま、循環ガスを循環ガス供給ライン13より燃料改
質系4に供給し、循環ブロア12により封入した循環ガ
スを循環させつつ改質器5の加熱用バーナ17を燃焼し
て、この燃焼熱を循環ガスに与えることで、上述した一
連の燃料改質系4の機器を次第に加熱し、昇温する。こ
のようにして、改質器5、変成器6、および熱交換器1
0が改質反応に適切な温度レベルまで昇温された後、は
じめて原燃料ガスおよび水蒸気がそれぞれの供給弁1
4、15を介して供給され、改質が開始される。
ントの起動時には、原燃料ガスの供給弁14、水蒸気の
供給弁15および燃料電池3への燃料供給弁16を閉じ
たまま、循環ガスを循環ガス供給ライン13より燃料改
質系4に供給し、循環ブロア12により封入した循環ガ
スを循環させつつ改質器5の加熱用バーナ17を燃焼し
て、この燃焼熱を循環ガスに与えることで、上述した一
連の燃料改質系4の機器を次第に加熱し、昇温する。こ
のようにして、改質器5、変成器6、および熱交換器1
0が改質反応に適切な温度レベルまで昇温された後、は
じめて原燃料ガスおよび水蒸気がそれぞれの供給弁1
4、15を介して供給され、改質が開始される。
【0006】一方、プラントの停止時には、改質器5の
加熱用バーナ17を消火して改質を停止した後、燃料改
質系4に残留する改質ガスを循環ガスで置換した上、循
環ブロア12を運転させつつ燃料改質系4の循環冷却を
行う。このようなプラントの停止時の燃料改質系4の降
温操作は、プラント停止過程などにおいて循環ブロア1
2を停止した状態である一定時間以上放置すると、各部
分の温度降下速度の相違に起因して各機器の温度差など
が大きくなり過ぎ、これによって熱ショック発生の観点
から起動のために再び循環ブロア12を起動することが
できなくなるため、これらの温度の過大偏差を回避する
ために行われている。
加熱用バーナ17を消火して改質を停止した後、燃料改
質系4に残留する改質ガスを循環ガスで置換した上、循
環ブロア12を運転させつつ燃料改質系4の循環冷却を
行う。このようなプラントの停止時の燃料改質系4の降
温操作は、プラント停止過程などにおいて循環ブロア1
2を停止した状態である一定時間以上放置すると、各部
分の温度降下速度の相違に起因して各機器の温度差など
が大きくなり過ぎ、これによって熱ショック発生の観点
から起動のために再び循環ブロア12を起動することが
できなくなるため、これらの温度の過大偏差を回避する
ために行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例においては、一般にFCプラントの改質器や
変成器などの反応器の容量が大きいため、プラントの起
動時に各機器の温度が適切なレベルになるまで昇温する
のに6〜8時間と相当の時間がかかるのが通例であり、
これを短縮化することが強く求められている。
うな従来例においては、一般にFCプラントの改質器や
変成器などの反応器の容量が大きいため、プラントの起
動時に各機器の温度が適切なレベルになるまで昇温する
のに6〜8時間と相当の時間がかかるのが通例であり、
これを短縮化することが強く求められている。
【0008】特に、週間スケジュールあるいは昼夜で起
動停止を繰り返すことが要求される中間負荷需要対応用
の発電所として燃料電池発電プラントを適用する場合、
短時間の起動は不可欠のものである。
動停止を繰り返すことが要求される中間負荷需要対応用
の発電所として燃料電池発電プラントを適用する場合、
短時間の起動は不可欠のものである。
【0009】燃料改質系4の昇温時間を短縮する一つの
手段としては、例えば図11において、昇温時の加熱源
である改質器5のバーナ17の燃焼量を増加させること
があるが、この場合改質器5の温度が過大になり、改質
器5および触媒の破損を招くという問題があるため限界
があり、大きな昇温時間の短縮に結びつかない。
手段としては、例えば図11において、昇温時の加熱源
である改質器5のバーナ17の燃焼量を増加させること
があるが、この場合改質器5の温度が過大になり、改質
器5および触媒の破損を招くという問題があるため限界
があり、大きな昇温時間の短縮に結びつかない。
【0010】一方、燃料電池発電プラントの停止に伴う
燃料改質系4の降温時においては、上記した様に、週間
スケジュールや昼夜で起動停止を繰り返すことが要求さ
れる中間負荷需要対応用の発電所として燃料電池発電プ
ラントを適用する場合には、必ずしもプラントを十分降
温する必要はなく、むしろ再起動(暖起動)時間の短縮
のためにプラントを高温状態にて保持し得ることも必要
となる。しかし、図11に示す従来技術では、循環ブロ
アを運転することによるガスの流れに伴い熱交換器10
や凝縮器7から系外に熱エネルギーが流出してしまい、
再起動のためのプラントの高温保持は成し得ない。
燃料改質系4の降温時においては、上記した様に、週間
スケジュールや昼夜で起動停止を繰り返すことが要求さ
れる中間負荷需要対応用の発電所として燃料電池発電プ
ラントを適用する場合には、必ずしもプラントを十分降
温する必要はなく、むしろ再起動(暖起動)時間の短縮
のためにプラントを高温状態にて保持し得ることも必要
となる。しかし、図11に示す従来技術では、循環ブロ
アを運転することによるガスの流れに伴い熱交換器10
や凝縮器7から系外に熱エネルギーが流出してしまい、
再起動のためのプラントの高温保持は成し得ない。
【0011】以上のように、従来のFCプラントにおい
ては、停止時に燃料改質系の各機器の温度偏差をある程
度均一に保とうとすると、系外への熱流出が多くなり、
これに伴うプラントの温度低下のために再起動時に多く
の時間と多くの昇温用燃料を必要とする問題があった。
ては、停止時に燃料改質系の各機器の温度偏差をある程
度均一に保とうとすると、系外への熱流出が多くなり、
これに伴うプラントの温度低下のために再起動時に多く
の時間と多くの昇温用燃料を必要とする問題があった。
【0012】本発明は、上述の様な問題点を解決するた
めになされたもので、FCプラントの停止過程におい
て、燃料改質系の各部分、各機器間の温度偏差の過大発
生を回避しつつも系外への熱流出を極力抑制し、これに
よって迅速な再起動と再起動時のための燃料必要量の削
減を果たすFCプラントを提供することを目的とする。
さらに本発明は、冷起動時の燃料改質系の昇温時間も短
縮することができるFCプラントを提供することを目的
とする。
めになされたもので、FCプラントの停止過程におい
て、燃料改質系の各部分、各機器間の温度偏差の過大発
生を回避しつつも系外への熱流出を極力抑制し、これに
よって迅速な再起動と再起動時のための燃料必要量の削
減を果たすFCプラントを提供することを目的とする。
さらに本発明は、冷起動時の燃料改質系の昇温時間も短
縮することができるFCプラントを提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、燃料ガスおよび酸化剤ガスをそれぞれ燃
料極および酸化剤極に導入し、このとき生じる電気化学
反応により電気エネルギーを発生する燃料電池と、原燃
料ガスを改質変成する改質器および変成器を備え原燃料
ガスから燃料ガスを生成する燃料改質系と、この燃料改
質系に循環ガスを循環させるためのガス循環ラインおよ
び循環ブロアとを具備する燃料電池発電プラントにおい
て、プラントの起動過程と停止過程とで燃料改質系の循
環ガスの流量を変更するためのガス流量変更手段を備え
たことを特徴とする(以下、第1の発明という。)。
に、本発明は、燃料ガスおよび酸化剤ガスをそれぞれ燃
料極および酸化剤極に導入し、このとき生じる電気化学
反応により電気エネルギーを発生する燃料電池と、原燃
料ガスを改質変成する改質器および変成器を備え原燃料
ガスから燃料ガスを生成する燃料改質系と、この燃料改
質系に循環ガスを循環させるためのガス循環ラインおよ
び循環ブロアとを具備する燃料電池発電プラントにおい
て、プラントの起動過程と停止過程とで燃料改質系の循
環ガスの流量を変更するためのガス流量変更手段を備え
たことを特徴とする(以下、第1の発明という。)。
【0014】このガス流量変更手段としては、循環ブロ
アをプラントの停止過程で断続的に運転させるものも含
まれる。この循環ブロアは、例えば燃料改質系を構成す
る各機器の温度検出値の差が所定値以上のとき運転さ
れ、所定値以下のときは停止されることにより、あるい
は予め設定されたタイミングで運転・停止が実行される
ことにより、断続的に運転される。
アをプラントの停止過程で断続的に運転させるものも含
まれる。この循環ブロアは、例えば燃料改質系を構成す
る各機器の温度検出値の差が所定値以上のとき運転さ
れ、所定値以下のときは停止されることにより、あるい
は予め設定されたタイミングで運転・停止が実行される
ことにより、断続的に運転される。
【0015】また、ガス流量変更手段として、例えば循
環ブロアの出口ガスを循環ブロアの上流側ラインにオン
オフ弁あるいは調節弁を介して戻すキックバックライ
ン、またはプラントの起動過程と停止過程とでは運転台
数が異なる複数台の循環ブロア、あるいは循環ブロアの
回転数を変化させる手段のいずれかを設け、循環ガス流
量を起動時は大流量にし、停止時は小流量にすることが
できる。
環ブロアの出口ガスを循環ブロアの上流側ラインにオン
オフ弁あるいは調節弁を介して戻すキックバックライ
ン、またはプラントの起動過程と停止過程とでは運転台
数が異なる複数台の循環ブロア、あるいは循環ブロアの
回転数を変化させる手段のいずれかを設け、循環ガス流
量を起動時は大流量にし、停止時は小流量にすることが
できる。
【0016】さらに、本発明は、燃料ガスおよび酸化剤
ガスをそれぞれ燃料極および酸化剤極に導入し、このと
き生じる電気化学反応により電気エネルギーを発生する
燃料電池と、原燃料ガスを改質する改質器、改質された
ガスを変成する変成器、および改質変成されたガス中の
水分を除去する凝縮器とを備え原燃料ガスから燃料ガス
を生成する燃料改質系と、この燃料改質系に循環ガスを
循環させるためのガス循環ラインおよび循環ブロアとを
具備する燃料電池発電プラントにおいて、ガス循環ライ
ンが、凝縮器のガス入口側配管から分岐され循環ブロア
の吸入側に接続される第1のラインと、凝縮器のガス出
口側配管から分岐され循環ブロアの吸入側に接続される
第2のラインと、循環ガスの温度を検出する少なくとも
1つの温度検出手段と、プラントの起動過程および停止
過程で温度検出手段に基づき、第1のラインと第2のラ
インを流れるガス流量を調節するガス流量調節手段とを
有することを特徴とする(以下、第2の発明とい
う。)。
ガスをそれぞれ燃料極および酸化剤極に導入し、このと
き生じる電気化学反応により電気エネルギーを発生する
燃料電池と、原燃料ガスを改質する改質器、改質された
ガスを変成する変成器、および改質変成されたガス中の
水分を除去する凝縮器とを備え原燃料ガスから燃料ガス
を生成する燃料改質系と、この燃料改質系に循環ガスを
循環させるためのガス循環ラインおよび循環ブロアとを
具備する燃料電池発電プラントにおいて、ガス循環ライ
ンが、凝縮器のガス入口側配管から分岐され循環ブロア
の吸入側に接続される第1のラインと、凝縮器のガス出
口側配管から分岐され循環ブロアの吸入側に接続される
第2のラインと、循環ガスの温度を検出する少なくとも
1つの温度検出手段と、プラントの起動過程および停止
過程で温度検出手段に基づき、第1のラインと第2のラ
インを流れるガス流量を調節するガス流量調節手段とを
有することを特徴とする(以下、第2の発明とい
う。)。
【0017】このガス流量調節手段として、例えば循環
ブロア吸入側に接続される第1のラインと第2のライン
の合流点に、循環ガスの温度検出手段に基づいて開度が
制御される3方弁を設けたり、または第1のラインと第
2のラインの少なくとも一方に、循環ガスの温度検出手
段に基づいて開度制御される調節弁もしくは開閉制御さ
れるオンオフ弁を設けたりすることができる。
ブロア吸入側に接続される第1のラインと第2のライン
の合流点に、循環ガスの温度検出手段に基づいて開度が
制御される3方弁を設けたり、または第1のラインと第
2のラインの少なくとも一方に、循環ガスの温度検出手
段に基づいて開度制御される調節弁もしくは開閉制御さ
れるオンオフ弁を設けたりすることができる。
【0018】循環ガスの温度検出手段としては、例えば
循環ブロアの入口温度検出器もしくは出口温度検出器を
用いることができる。
循環ブロアの入口温度検出器もしくは出口温度検出器を
用いることができる。
【0019】
【作用】第1の発明にかかるFCプラントにおいては、
プラント起動時の燃料改質系昇温過程に対しては、従来
と同様の循環ガス流量を確保することで改質系内部のエ
ネルギー伝搬が良好に維持され、これにより燃料改質系
の昇温が迅速に行われる。一方停止時には、各機器間の
温度差が過度に大きくならない程度に循環流量を減じた
り循環ブロアを断続的に運転することにより、機器への
熱ショックを防止すると同時に停止過程における系外へ
の熱流出が低減され、これにより燃料改質系の温度低下
が抑制される。このため、再起動時の燃料改質系の昇温
を容易にして、昇温時間の短縮および昇温に要する燃料
の節約を図ることができる。
プラント起動時の燃料改質系昇温過程に対しては、従来
と同様の循環ガス流量を確保することで改質系内部のエ
ネルギー伝搬が良好に維持され、これにより燃料改質系
の昇温が迅速に行われる。一方停止時には、各機器間の
温度差が過度に大きくならない程度に循環流量を減じた
り循環ブロアを断続的に運転することにより、機器への
熱ショックを防止すると同時に停止過程における系外へ
の熱流出が低減され、これにより燃料改質系の温度低下
が抑制される。このため、再起動時の燃料改質系の昇温
を容易にして、昇温時間の短縮および昇温に要する燃料
の節約を図ることができる。
【0020】なお、キックバックラインを設けた構成で
は、プラント停止時にキックバックライン上の弁の開度
を大、または全開し、起動時にはキックバックライン上
の弁の開度を小、または全閉とすることにより、循環ガ
ス流量を起動時は大流量に停止時は小流量にすることが
できる。
は、プラント停止時にキックバックライン上の弁の開度
を大、または全開し、起動時にはキックバックライン上
の弁の開度を小、または全閉とすることにより、循環ガ
ス流量を起動時は大流量に停止時は小流量にすることが
できる。
【0021】また、複数台の循環ブロアを設置した構成
においても、起動時には全部の循環ブロアを運転し、停
止時には一部の循環ブロアを運転することにより、同様
な循環ガス流量の変更を行うことができる。
においても、起動時には全部の循環ブロアを運転し、停
止時には一部の循環ブロアを運転することにより、同様
な循環ガス流量の変更を行うことができる。
【0022】さらにまた、循環ブロアの回転数を変化さ
せる手段を設けた構成においても、起動時にはブロアの
回転数を上げ、停止時には回転数を下げることにより、
前述と同様に作用する。
せる手段を設けた構成においても、起動時にはブロアの
回転数を上げ、停止時には回転数を下げることにより、
前述と同様に作用する。
【0023】第2の発明にかかるFCプラントにおいて
は、プラント起動に伴う燃料改質系の昇温過程では、改
質器バーナの熱エネルギーにより高温に加熱された循環
ガスは、変成器や熱交換器などに熱を与えた後、凝縮器
のガス入口側ラインより分岐され循環ブロアの吸入側に
接続される第1のラインと、凝縮器のガス出口側ライン
より分岐され循環ブロアの吸入側に接続される第2のラ
インを介し、循環ブロアに供給され、再び循環ブロアを
介して改質器で加熱される。この時、一般に凝縮器は低
温の凝縮温度に保持されているので、第1のラインを流
れるガスは高温ガス、第2のラインを流れるガスは低温
ガスとなる。
は、プラント起動に伴う燃料改質系の昇温過程では、改
質器バーナの熱エネルギーにより高温に加熱された循環
ガスは、変成器や熱交換器などに熱を与えた後、凝縮器
のガス入口側ラインより分岐され循環ブロアの吸入側に
接続される第1のラインと、凝縮器のガス出口側ライン
より分岐され循環ブロアの吸入側に接続される第2のラ
インを介し、循環ブロアに供給され、再び循環ブロアを
介して改質器で加熱される。この時、一般に凝縮器は低
温の凝縮温度に保持されているので、第1のラインを流
れるガスは高温ガス、第2のラインを流れるガスは低温
ガスとなる。
【0024】ここで、循環ガスの代表温度、例えば循環
ブロア入口温度をある目標設定値に制御するよう、第1
のラインを流れるガス流量と第2のラインを流れるガス
流量の調節が行われる。すなわち、循環ブロアの入口温
度が目標設定値以下なら、第1のラインを流れる高温ガ
スは増加、第2のラインを流れる低温ガスは減少するよ
う調節され、逆に循環ブロア入口温度が目標設定値以上
なら、第1のラインを流れる高温ガスは減少、第2のラ
インを流れる低温ガスは増加するよう調節される。これ
により、循環ガス中の熱を無駄に凝縮器にて捨てること
がなくなり、改質器バーナの燃焼により得られた熱量が
効率よく他の機器に与えるられるため、燃料改質系の昇
温が速やかに行われる。
ブロア入口温度をある目標設定値に制御するよう、第1
のラインを流れるガス流量と第2のラインを流れるガス
流量の調節が行われる。すなわち、循環ブロアの入口温
度が目標設定値以下なら、第1のラインを流れる高温ガ
スは増加、第2のラインを流れる低温ガスは減少するよ
う調節され、逆に循環ブロア入口温度が目標設定値以上
なら、第1のラインを流れる高温ガスは減少、第2のラ
インを流れる低温ガスは増加するよう調節される。これ
により、循環ガス中の熱を無駄に凝縮器にて捨てること
がなくなり、改質器バーナの燃焼により得られた熱量が
効率よく他の機器に与えるられるため、燃料改質系の昇
温が速やかに行われる。
【0025】一方、プラント停止に伴う燃料改質系降温
時では、例えば、再起動(暖起動)のための上記循環ブ
ロア入口温度の目標値が設定されると、循環ブロア入口
温度をその目標設定値に制御するよう、第1のラインを
流れるガス流量と第2のラインを流れるガス流量が調節
される。ここで、前述したように、一般に凝縮器は低温
の凝縮温度に保持されているので、プラント運転時、例
えば発電運転時においては凝縮器のガス入口側では約2
00℃の高温ガス、凝縮器のガス出口側では低温の凝縮
温度のガスとなる。したがって、循環ブロア入口温度が
目標設定値以下なら第1のラインを流れる高温ガスは増
加、第2のラインを流れる低温ガスは減少するように調
節され、逆に循環ブロア入口温度が目標設定値以上なら
第1のラインを流れる高温ガスは減少、第2のラインを
流れる低温ガスは増加するよう調節される。これによ
り、燃料改質系のガス循環停止に伴う機器の温度分布の
アンバランスからくる熱ショックにより一定時間は再起
動ができないといった問題を回避すると同時に、再起動
のためのプラントの高温保持が可能となるため、燃料改
質系の再起動が容易となり、再起動時の昇温時間の短縮
と昇温に要する燃料の節約を図ることができる。
時では、例えば、再起動(暖起動)のための上記循環ブ
ロア入口温度の目標値が設定されると、循環ブロア入口
温度をその目標設定値に制御するよう、第1のラインを
流れるガス流量と第2のラインを流れるガス流量が調節
される。ここで、前述したように、一般に凝縮器は低温
の凝縮温度に保持されているので、プラント運転時、例
えば発電運転時においては凝縮器のガス入口側では約2
00℃の高温ガス、凝縮器のガス出口側では低温の凝縮
温度のガスとなる。したがって、循環ブロア入口温度が
目標設定値以下なら第1のラインを流れる高温ガスは増
加、第2のラインを流れる低温ガスは減少するように調
節され、逆に循環ブロア入口温度が目標設定値以上なら
第1のラインを流れる高温ガスは減少、第2のラインを
流れる低温ガスは増加するよう調節される。これによ
り、燃料改質系のガス循環停止に伴う機器の温度分布の
アンバランスからくる熱ショックにより一定時間は再起
動ができないといった問題を回避すると同時に、再起動
のためのプラントの高温保持が可能となるため、燃料改
質系の再起動が容易となり、再起動時の昇温時間の短縮
と昇温に要する燃料の節約を図ることができる。
【0026】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。なお、従来例と共通する部分には同一符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
に説明する。なお、従来例と共通する部分には同一符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
【0027】実施例1 図1は、第1の発明のFCプラントの一実施例を示すも
ので、循環ブロア12にオンオフ指令aを出力するブロ
ア制御器21が設けられている。このブロア制御器21
は、改質器5、熱交換器10、変成器6、凝縮器7にそ
れぞれ設置されている改質器温度検出器22、熱交換器
温度検出器23、変成器温度検出器24、凝縮器温度検
出器25の各検出値T1 、T2 、T3 、T4 を入力し、
改質器温度T1 と熱交換器温度T2 との温度偏差bおよ
び変成器温度T3 と凝縮器温度T4 との温度偏差cに基
づいてそれぞれブロアのオンオフ指令d、eを出力する
関数発生器26、27により、プラント停止時で信号d
とeの両方あるいはいずれかがオン指令であれば循環ブ
ロア12を運転するオン指令を、それ以外は停止のオフ
指令を出力する構成となっている。なお、関数発生器2
6、27は温度偏差が設定値以上になるとオン指令、設
定値以下になるとオフ指令の信号を発生する関数発生器
である。それぞれの設定値は、再起動時に問題とならな
いような機器間の温度偏差の許容値に基づいて予め決め
られる。
ので、循環ブロア12にオンオフ指令aを出力するブロ
ア制御器21が設けられている。このブロア制御器21
は、改質器5、熱交換器10、変成器6、凝縮器7にそ
れぞれ設置されている改質器温度検出器22、熱交換器
温度検出器23、変成器温度検出器24、凝縮器温度検
出器25の各検出値T1 、T2 、T3 、T4 を入力し、
改質器温度T1 と熱交換器温度T2 との温度偏差bおよ
び変成器温度T3 と凝縮器温度T4 との温度偏差cに基
づいてそれぞれブロアのオンオフ指令d、eを出力する
関数発生器26、27により、プラント停止時で信号d
とeの両方あるいはいずれかがオン指令であれば循環ブ
ロア12を運転するオン指令を、それ以外は停止のオフ
指令を出力する構成となっている。なお、関数発生器2
6、27は温度偏差が設定値以上になるとオン指令、設
定値以下になるとオフ指令の信号を発生する関数発生器
である。それぞれの設定値は、再起動時に問題とならな
いような機器間の温度偏差の許容値に基づいて予め決め
られる。
【0028】次に、上記構成のブロア制御器を有するF
Cプラントの作用を図2を用いて説明する。図2は、改
質器温度T1 とその下流の熱交換器温度T2 のプラント
停止時の温度特性について、従来例と比較して示したも
のである。この図において、実線は本実施例の、破線は
従来例のプラント停止時の温度変化特性を示している。
従来例では、プラント停止の時刻t0 で循環ブロア12
が運転されるため、破線で示すように、改質器温度T1
と熱交換器温度T2 は両者とも比較的早く低下してい
る。
Cプラントの作用を図2を用いて説明する。図2は、改
質器温度T1 とその下流の熱交換器温度T2 のプラント
停止時の温度特性について、従来例と比較して示したも
のである。この図において、実線は本実施例の、破線は
従来例のプラント停止時の温度変化特性を示している。
従来例では、プラント停止の時刻t0 で循環ブロア12
が運転されるため、破線で示すように、改質器温度T1
と熱交換器温度T2 は両者とも比較的早く低下してい
る。
【0029】これに対し、本実施例では、実線で示すよ
うに、プラント停止後改質器温度T1 と熱交換器温度T
2 との温度偏差bと変成器温度T3 と凝縮器温度T4 と
の温度偏差cのいずれかが設定値以上となるまでは、し
ばらく循環ブロア12は動作せず、これによってこれら
T1 、T2 の温度低下が抑制される。そして、熱容量が
小さい熱交換器5の温度T2 が改質器温度T1 より早く
低下し、T1 とT2 の温度偏差bが拡大してくるが、時
刻t1 にてT1 とT2 の温度偏差b、T3 とT4 の温度
偏差cのいずれかが設定値以上になると循環ブロア12
がオンするため、これによって温度偏差が抑制され、時
刻t2 には再び循環ブロア12が停止するような動作が
行われる。プラント停止後、このような循環ブロア12
の動作が数度繰り返されることにより、T1 とT2 の温
度偏差bもT3 とT4 の温度偏差cもともに設定値以上
となることなく、従来例よりも燃料改質系4の各機器の
温度低下速度を小さくすることができ、燃料改質系4は
比較的高温に保持される。
うに、プラント停止後改質器温度T1 と熱交換器温度T
2 との温度偏差bと変成器温度T3 と凝縮器温度T4 と
の温度偏差cのいずれかが設定値以上となるまでは、し
ばらく循環ブロア12は動作せず、これによってこれら
T1 、T2 の温度低下が抑制される。そして、熱容量が
小さい熱交換器5の温度T2 が改質器温度T1 より早く
低下し、T1 とT2 の温度偏差bが拡大してくるが、時
刻t1 にてT1 とT2 の温度偏差b、T3 とT4 の温度
偏差cのいずれかが設定値以上になると循環ブロア12
がオンするため、これによって温度偏差が抑制され、時
刻t2 には再び循環ブロア12が停止するような動作が
行われる。プラント停止後、このような循環ブロア12
の動作が数度繰り返されることにより、T1 とT2 の温
度偏差bもT3 とT4 の温度偏差cもともに設定値以上
となることなく、従来例よりも燃料改質系4の各機器の
温度低下速度を小さくすることができ、燃料改質系4は
比較的高温に保持される。
【0030】上記したように、本実施例によれば、プラ
ント停止時に燃料改質系4から流出する熱エネルギーを
従来より少なくでき、かつ再起動時に問題となる機器間
の温度偏差も許容値以内に維持することができるため、
プラント停止に伴う熱ロスを低減し、より迅速な再起動
をより少ない起動燃料にて行うことが可能となる。
ント停止時に燃料改質系4から流出する熱エネルギーを
従来より少なくでき、かつ再起動時に問題となる機器間
の温度偏差も許容値以内に維持することができるため、
プラント停止に伴う熱ロスを低減し、より迅速な再起動
をより少ない起動燃料にて行うことが可能となる。
【0031】なお、上記実施例では、各機器の温度検出
値に基づいて循環ブロア12のオンオフ指令を出力する
ブロア制御器を用いたが、プラント停止過程で温度偏差
が所定値以上とならないような循環ブロア12をオンオ
フするタイミングを予め求めておいて、時間で循環ブロ
ア12をオンオフするようにしてもよい。この場合に
は、簡単な構成で上記実施例と同様な効果を得ることが
できる。
値に基づいて循環ブロア12のオンオフ指令を出力する
ブロア制御器を用いたが、プラント停止過程で温度偏差
が所定値以上とならないような循環ブロア12をオンオ
フするタイミングを予め求めておいて、時間で循環ブロ
ア12をオンオフするようにしてもよい。この場合に
は、簡単な構成で上記実施例と同様な効果を得ることが
できる。
【0032】実施例2 図3は、第1の発明のFCプラントの他の実施例を示す
もので、従来例と異なる点は、循環ブロア12に対し
て、循環ブロア12の下流側ラインから分岐して循環ブ
ロア12の上流側ラインに逆流するキックバックライン
31を設けたことである。このキックバックライン31
上には、オンオフ弁32が設置され、このオンオフ弁3
2には、起動過程においては閉信号の、プラント停止過
程には開信号の弁開閉指令fが与えられる構成となって
いる。
もので、従来例と異なる点は、循環ブロア12に対し
て、循環ブロア12の下流側ラインから分岐して循環ブ
ロア12の上流側ラインに逆流するキックバックライン
31を設けたことである。このキックバックライン31
上には、オンオフ弁32が設置され、このオンオフ弁3
2には、起動過程においては閉信号の、プラント停止過
程には開信号の弁開閉指令fが与えられる構成となって
いる。
【0033】上記構成においては、起動過程ではオンオ
フ弁32は閉動作するため、従来例と変わらないガス流
量で循環される。一方、プラント停止過程ではオンオフ
弁32は開動作するため、循環ブロア12から送り出さ
れた循環ガスは一部キックバックライン31を経て循環
ブロア12の上流側ラインに戻されることにより、燃料
改質系4を循環するガス流量が弱められる。
フ弁32は閉動作するため、従来例と変わらないガス流
量で循環される。一方、プラント停止過程ではオンオフ
弁32は開動作するため、循環ブロア12から送り出さ
れた循環ガスは一部キックバックライン31を経て循環
ブロア12の上流側ラインに戻されることにより、燃料
改質系4を循環するガス流量が弱められる。
【0034】次に、上記構成のFCプラントの作用を図
4を用いて説明する。図4は、改質器温度T1 とその下
流の熱交換器温度T2 のプラント停止時の温度特性につ
いて、従来例と比較して示したものである。図におい
て、実線は本実施例の、破線は従来例のプラント停止時
の温度変化特性を示している。従来例では、破線で示す
ように、時刻t0 でのプラント停止によって、改質器温
度T1 と熱交換器温度T2 は比較的早く低下している。
4を用いて説明する。図4は、改質器温度T1 とその下
流の熱交換器温度T2 のプラント停止時の温度特性につ
いて、従来例と比較して示したものである。図におい
て、実線は本実施例の、破線は従来例のプラント停止時
の温度変化特性を示している。従来例では、破線で示す
ように、時刻t0 でのプラント停止によって、改質器温
度T1 と熱交換器温度T2 は比較的早く低下している。
【0035】これに対し、本実施例では、停止過程にお
いて従来より循環流量が少なくなるため、過度の温度不
均一を防ぎつつも熱交換器10や凝縮器7から系外に流
出する熱エネルギーが低減され、図中実線で示すよう
に、T1 、T2 の温度低下が抑制される。
いて従来より循環流量が少なくなるため、過度の温度不
均一を防ぎつつも熱交換器10や凝縮器7から系外に流
出する熱エネルギーが低減され、図中実線で示すよう
に、T1 、T2 の温度低下が抑制される。
【0036】上記したように、本実施例によれば、プラ
ントの起動過程においては従来と同様に燃料改質系内の
エネルギー伝搬を良好に保つことで速やかな昇温を実現
することができ、一方停止過程に対しては系外に流出す
る熱エネルギーを少なくして、燃料改質系の温度低下を
抑制することが可能となり、より迅速な再起動をより少
ない起動用燃料量にて行うことが可能となる。
ントの起動過程においては従来と同様に燃料改質系内の
エネルギー伝搬を良好に保つことで速やかな昇温を実現
することができ、一方停止過程に対しては系外に流出す
る熱エネルギーを少なくして、燃料改質系の温度低下を
抑制することが可能となり、より迅速な再起動をより少
ない起動用燃料量にて行うことが可能となる。
【0037】実施例3 図5は、第1の発明のFCプラントのさらに他の実施例
を示すもので、燃料改質系の循環手段として2つの循環
ブロア12a、12bが設置されている。これら循環ブ
ロア12a、12bに対しては、起動過程ではともに運
転し、停止過程ではいずれか一方のみ運転するオンオフ
指令a1 、a2 が与えられる。
を示すもので、燃料改質系の循環手段として2つの循環
ブロア12a、12bが設置されている。これら循環ブ
ロア12a、12bに対しては、起動過程ではともに運
転し、停止過程ではいずれか一方のみ運転するオンオフ
指令a1 、a2 が与えられる。
【0038】上記構成においては、プラント起動時に
は、2台の循環ブロア12a、12bが運転されること
によって循環流量が大となり、迅速な昇温が可能とな
る。また、停止過程では、1台のみ運転されることで循
環流量が低流量になり、ゆっくりした降温操作が可能と
なる。これにより、停止に伴う熱ロスが低減され、より
少ない燃料消費で迅速なプラント再起動が可能となる。
は、2台の循環ブロア12a、12bが運転されること
によって循環流量が大となり、迅速な昇温が可能とな
る。また、停止過程では、1台のみ運転されることで循
環流量が低流量になり、ゆっくりした降温操作が可能と
なる。これにより、停止に伴う熱ロスが低減され、より
少ない燃料消費で迅速なプラント再起動が可能となる。
【0039】実施例4 図6は、第1の発明のFCプラントのさらに他の実施例
を示したもので、循環ブロア12の駆動装置としてイン
バータ41が設けられており、このインバータ41によ
って循環ブロア12の回転数が、起動時には循環流量が
大流量に、停止時には小流量になるよう制御される構成
となっている。
を示したもので、循環ブロア12の駆動装置としてイン
バータ41が設けられており、このインバータ41によ
って循環ブロア12の回転数が、起動時には循環流量が
大流量に、停止時には小流量になるよう制御される構成
となっている。
【0040】上記構成においても、停止過程における燃
料改質系の温度降下を抑制し、熱ロスを低減することか
ら、迅速でかつより少ない起動燃料でのプラント再起動
が可能となる。
料改質系の温度降下を抑制し、熱ロスを低減することか
ら、迅速でかつより少ない起動燃料でのプラント再起動
が可能となる。
【0041】実施例5 図7は、第2の発明のFCプラントの一実施例を示すも
のである。本実施例では、凝縮器7の前段より分岐され
た第1のライン51と、凝縮器7の後段より分岐された
第2のライン52が3方弁53により合流し、この合流
ガスが、循環ブロア12の吸入側に供給される。そし
て、3方弁53への開度指令g、すなわち第1のライン
51と第2のライン52を流れるガス流量の分配は、温
度検出器54の検出値である循環ブロア入口温度検出値
T5 とその温度設定値hとの温度偏差iに基づき調節器
55により決定される構成となっている。
のである。本実施例では、凝縮器7の前段より分岐され
た第1のライン51と、凝縮器7の後段より分岐された
第2のライン52が3方弁53により合流し、この合流
ガスが、循環ブロア12の吸入側に供給される。そし
て、3方弁53への開度指令g、すなわち第1のライン
51と第2のライン52を流れるガス流量の分配は、温
度検出器54の検出値である循環ブロア入口温度検出値
T5 とその温度設定値hとの温度偏差iに基づき調節器
55により決定される構成となっている。
【0042】次に、上記構成のFCプラントの作用を説
明する。
明する。
【0043】例えば、プラント起動に伴う燃料改質系の
昇温時において、循環ブロア入口温度設定値hが与えら
れると、調節器55は循環ブロア入口温度検出値T5 と
循環ブロア入口温度設定値hとを比較し、循環ブロア入
口温度検出値T5 が循環ブロア入口温度設定値hより低
い時は第1のライン51の高温ガスを増加、第2のライ
ン52の低温ガスを減少させ、また、逆に、循環ブロア
入口温度検出値T5 が循環ブロア入口温度設定値hより
高い時は第1のライン51の高温ガスを減少、第2のラ
イン52の低温ガスを増加させるよう作用する。
昇温時において、循環ブロア入口温度設定値hが与えら
れると、調節器55は循環ブロア入口温度検出値T5 と
循環ブロア入口温度設定値hとを比較し、循環ブロア入
口温度検出値T5 が循環ブロア入口温度設定値hより低
い時は第1のライン51の高温ガスを増加、第2のライ
ン52の低温ガスを減少させ、また、逆に、循環ブロア
入口温度検出値T5 が循環ブロア入口温度設定値hより
高い時は第1のライン51の高温ガスを減少、第2のラ
イン52の低温ガスを増加させるよう作用する。
【0044】一方、プラント停止に伴う燃料改質系の降
温時においても同様に、例えば、再起動のためのプラン
ト高温保持が要求されると、これに見合った循環ブロア
入口温度設定値hが与えられ、調節器55は循環ブロア
入口温度検出値T5 と循環ブロア入口温度設定値hとを
比較し、循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入
口温度設定値hより低い時は第1のライン51の高温ガ
スを増加、第2のライン52の低温ガスを減少させ、ま
た、逆に、循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア
入口温度設定値hより高い時は第1のライン51の高温
ガスを減少、第2のライン52の低温ガスを増加させる
よう作用する。
温時においても同様に、例えば、再起動のためのプラン
ト高温保持が要求されると、これに見合った循環ブロア
入口温度設定値hが与えられ、調節器55は循環ブロア
入口温度検出値T5 と循環ブロア入口温度設定値hとを
比較し、循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入
口温度設定値hより低い時は第1のライン51の高温ガ
スを増加、第2のライン52の低温ガスを減少させ、ま
た、逆に、循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア
入口温度設定値hより高い時は第1のライン51の高温
ガスを減少、第2のライン52の低温ガスを増加させる
よう作用する。
【0045】このように本実施例では、燃料改質系の昇
温時において、循環ガス中の熱エネルギーを無駄に凝縮
器7にて捨てることがないため、改質器バーナ17の燃
焼により得られた熱量を効率よく他の機器に与えること
が可能となり、よって燃料改質系の昇温が速やかに行わ
れる。
温時において、循環ガス中の熱エネルギーを無駄に凝縮
器7にて捨てることがないため、改質器バーナ17の燃
焼により得られた熱量を効率よく他の機器に与えること
が可能となり、よって燃料改質系の昇温が速やかに行わ
れる。
【0046】また、燃料改質系降温時においても同様の
理由で、再起動のためのプラントの高温保持が可能とな
り、よって、燃料改質系の再起動時の昇温が速やかに行
われる。また、改質系の循環停止に伴う機器の温度分布
のアンバランスによる再起動時の熱疲労もなく、機器を
損傷する恐れも回避される。
理由で、再起動のためのプラントの高温保持が可能とな
り、よって、燃料改質系の再起動時の昇温が速やかに行
われる。また、改質系の循環停止に伴う機器の温度分布
のアンバランスによる再起動時の熱疲労もなく、機器を
損傷する恐れも回避される。
【0047】なお、循環ブロア入口温度設定値hは、固
定値でなくても時間などを関数とした可変値にすること
もできる。可変値した場合は、例えば燃料改質系の昇温
時において、温度設定値hが徐々に高くなるよう設定す
ることにより、第1のライン51の高温ガスがいきなり
流入することによる循環ブロア12の熱疲労を少なくす
ることができる。
定値でなくても時間などを関数とした可変値にすること
もできる。可変値した場合は、例えば燃料改質系の昇温
時において、温度設定値hが徐々に高くなるよう設定す
ることにより、第1のライン51の高温ガスがいきなり
流入することによる循環ブロア12の熱疲労を少なくす
ることができる。
【0048】実施例6 図8は、第2の発明のFCプラントの他の実施例を示す
もので、本実施例では図7に示す実施例の3方弁53の
代わりに、凝縮器7の前段より分岐された第1のライン
51上に調節弁61、また凝縮器7の後段より分岐され
た第2のライン52上に調節弁62が配置されている。
第1のライン上の調節弁61への開度指令jは、温度検
出器54の検出値である循環ブロア入口温度検出値T5
と循環ブロア入口温度設定値hとの温度偏差iに基づき
調節器63により決定される。また、第2のライン上の
調節弁62への開度指令kは、温度検出器54の検出値
である循環ブロア入口温度検出値T5 と循環ブロア入口
温度設定値hとの温度偏差iに基づき調節器64により
決定される構成である。
もので、本実施例では図7に示す実施例の3方弁53の
代わりに、凝縮器7の前段より分岐された第1のライン
51上に調節弁61、また凝縮器7の後段より分岐され
た第2のライン52上に調節弁62が配置されている。
第1のライン上の調節弁61への開度指令jは、温度検
出器54の検出値である循環ブロア入口温度検出値T5
と循環ブロア入口温度設定値hとの温度偏差iに基づき
調節器63により決定される。また、第2のライン上の
調節弁62への開度指令kは、温度検出器54の検出値
である循環ブロア入口温度検出値T5 と循環ブロア入口
温度設定値hとの温度偏差iに基づき調節器64により
決定される構成である。
【0049】このような構成においても、実施例5と同
様の作用、効果を得ることができる。
様の作用、効果を得ることができる。
【0050】実施例7 図9は、第2の発明のFCプラントのさらに他の実施例
を示すもので、図8に示す実施例6の第2のライン上の
調節弁62の代わりに、第2のライン52上にオンオフ
弁71を配置したものである。
を示すもので、図8に示す実施例6の第2のライン上の
調節弁62の代わりに、第2のライン52上にオンオフ
弁71を配置したものである。
【0051】第1のライン上の調節弁61への開度指令
jは、実施例6と同様に、温度検出器54の検出値であ
る循環ブロア入口温度検出値T5 と循環ブロア入口温度
設定値hとの温度偏差iに基づき調節器63により決定
される。また、第2のライン上のオンオフ弁71への開
/閉指令lは、循環ブロア入口温度検出値T5 に基づき
関数発生器72により与えられる。この関数発生器72
は、例えば、循環ブロア入口温度検出値T5 が、ある温
度以上(図中T0 )で開、それ以下なら閉信号を出力す
るような関数発生器である。すなわち、本実施例では、
循環ブロア入口温度検出値T5 がある温度以上で第2の
ライン上のオンオフ弁71が開状態のとき、第1のライ
ン上の調節弁61にて循環ブロア入口温度が常時適切に
制御される構成となっている。第2のライン上のオンオ
フ弁71は、循環ブロア入口温度に対して保護インター
ロック的な動作をする。
jは、実施例6と同様に、温度検出器54の検出値であ
る循環ブロア入口温度検出値T5 と循環ブロア入口温度
設定値hとの温度偏差iに基づき調節器63により決定
される。また、第2のライン上のオンオフ弁71への開
/閉指令lは、循環ブロア入口温度検出値T5 に基づき
関数発生器72により与えられる。この関数発生器72
は、例えば、循環ブロア入口温度検出値T5 が、ある温
度以上(図中T0 )で開、それ以下なら閉信号を出力す
るような関数発生器である。すなわち、本実施例では、
循環ブロア入口温度検出値T5 がある温度以上で第2の
ライン上のオンオフ弁71が開状態のとき、第1のライ
ン上の調節弁61にて循環ブロア入口温度が常時適切に
制御される構成となっている。第2のライン上のオンオ
フ弁71は、循環ブロア入口温度に対して保護インター
ロック的な動作をする。
【0052】次に、上記構成のFCプラントの作用を説
明する。
明する。
【0053】例えば、プラント起動に伴う燃料改質系の
昇温時において、循環ブロア入口温度設定値hが与えら
れると、調節器63は循環ブロア入口温度検出値T5 と
前記循環ブロア入口温度設定値hとを比較し、開度指令
jを第1のライン上の調節弁61に与える。すなわち、
循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入口温度設
定値hより低い時は、第1のライン上のガス調節弁61
に開指令を与えて第1のライン51の高温ガスを増加
し、逆に循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入
口温度設定値hより高い時は、閉指令を与えて第1のラ
イン51の高温ガスを減少させるよう作用する。また、
関数発生器72は、循環ブロア入口温度検出値T5 があ
る温度T0 に上昇するまでは第2のライン上のオンオフ
弁71に閉指令を出力して低温ガスの循環ブロア12へ
の流入を止め、循環ブロア入口温度検出値T5 がT0 以
上になったとき、オンオフ弁71に対し開指令を与える
ことで低温の第2のライン52のガスを流すよう作用す
る。
昇温時において、循環ブロア入口温度設定値hが与えら
れると、調節器63は循環ブロア入口温度検出値T5 と
前記循環ブロア入口温度設定値hとを比較し、開度指令
jを第1のライン上の調節弁61に与える。すなわち、
循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入口温度設
定値hより低い時は、第1のライン上のガス調節弁61
に開指令を与えて第1のライン51の高温ガスを増加
し、逆に循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入
口温度設定値hより高い時は、閉指令を与えて第1のラ
イン51の高温ガスを減少させるよう作用する。また、
関数発生器72は、循環ブロア入口温度検出値T5 があ
る温度T0 に上昇するまでは第2のライン上のオンオフ
弁71に閉指令を出力して低温ガスの循環ブロア12へ
の流入を止め、循環ブロア入口温度検出値T5 がT0 以
上になったとき、オンオフ弁71に対し開指令を与える
ことで低温の第2のライン52のガスを流すよう作用す
る。
【0054】一方、プラント停止に伴う燃料改質系の降
温時においても同様に、例えば、再起動のためのプラン
ト高温保持が要求されると、これに見合った循環ブロア
入口温度設定値hが与えられ、調節器63は循環ブロア
入口温度検出値T5 と循環ブロア入口温度設定値hとを
比較し、循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入
口温度設定値hより低い時は、第1のライン上の調節弁
61に開指令を与えて第1のライン51の高温ガスを増
加、逆に循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入
口温度設定値hより高い時は、閉指令を与えて第1のラ
イン51の高温ガスを減少させるよう作用する。また、
関数発生器72は、循環ブロア入口温度検出値T5 があ
る温度T0 以下になるまでは、第2のライン上のオンオ
フ弁71に対し開指令を与え、低温の第2のライン52
のガスを流すよう作用する。
温時においても同様に、例えば、再起動のためのプラン
ト高温保持が要求されると、これに見合った循環ブロア
入口温度設定値hが与えられ、調節器63は循環ブロア
入口温度検出値T5 と循環ブロア入口温度設定値hとを
比較し、循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入
口温度設定値hより低い時は、第1のライン上の調節弁
61に開指令を与えて第1のライン51の高温ガスを増
加、逆に循環ブロア入口温度検出値T5 が循環ブロア入
口温度設定値hより高い時は、閉指令を与えて第1のラ
イン51の高温ガスを減少させるよう作用する。また、
関数発生器72は、循環ブロア入口温度検出値T5 があ
る温度T0 以下になるまでは、第2のライン上のオンオ
フ弁71に対し開指令を与え、低温の第2のライン52
のガスを流すよう作用する。
【0055】このように本実施例では、実施例5、6と
同様、燃料改質系4の昇温時において、循環ガス中の熱
を無駄に凝縮器7にて捨てることがないため、改質器バ
ーナ17の燃焼により得られた熱量を効率よく他の機器
に与えることが可能となり、よって、燃料改質系の昇温
が速やかに行われる。
同様、燃料改質系4の昇温時において、循環ガス中の熱
を無駄に凝縮器7にて捨てることがないため、改質器バ
ーナ17の燃焼により得られた熱量を効率よく他の機器
に与えることが可能となり、よって、燃料改質系の昇温
が速やかに行われる。
【0056】また、燃料改質系降温時においても同様の
理由で、再起動のためのプラントの高温保持が可能とな
り、よって、燃料改質系の再起動時の昇温が速やかに行
われる。また、改質系の循環停止に伴う機器の温度分布
のアンバランスによる再起動時の熱疲労もなく、機器を
損傷する恐れも回避される。
理由で、再起動のためのプラントの高温保持が可能とな
り、よって、燃料改質系の再起動時の昇温が速やかに行
われる。また、改質系の循環停止に伴う機器の温度分布
のアンバランスによる再起動時の熱疲労もなく、機器を
損傷する恐れも回避される。
【0057】なお、本実施例では、第1のライン上に調
節弁、第2のライン上にオンオフ弁を配置しているが、
第1のライン上にオンオフ弁、第2のライン上に調節弁
を配置してもよい。
節弁、第2のライン上にオンオフ弁を配置しているが、
第1のライン上にオンオフ弁、第2のライン上に調節弁
を配置してもよい。
【0058】実施例8 図10は、第2の発明のFCプラントのさらに他の実施
例を示すもので、図9に示す実施例7の第1のライン上
の調節弁61の代わりに、オンオフ弁81を配置して
る。
例を示すもので、図9に示す実施例7の第1のライン上
の調節弁61の代わりに、オンオフ弁81を配置して
る。
【0059】このオンオフ弁81への開/閉指令mは、
温度検出器54の検出値である循環ブロア入口温度検出
値T5 に基づき、関数発生器82により与えられ、また
第2のライン上のオンオフ弁71への開/閉指令lは、
温度検出器54の検出値である循環ブロア入口温度検出
値T5 に基づき、関数発生器83により与えられる。第
1のライン上のオンオフ弁81に対する関数発生器82
は、例えば循環ブロア入口温度検出値T5 がある温度以
上(図中T1 )で開、それ以下なら閉信号を出力するよ
うな関数発生器であり、また第2のライン上のオンオフ
弁71に対する関数発生器83は、例えば循環ブロア入
口温度検出値T5 がある温度以下(図中T2 )で開、そ
れ以上なら閉信号を出力するような関数発生器である。
ここで、T1 ≦T2 である。すなわち、本実施例では、
第1のライン上のオンオフ弁81および第2のライン上
のオンオフ弁71を、循環ブロア入口温度に対して保護
インターロック的に動作させている。
温度検出器54の検出値である循環ブロア入口温度検出
値T5 に基づき、関数発生器82により与えられ、また
第2のライン上のオンオフ弁71への開/閉指令lは、
温度検出器54の検出値である循環ブロア入口温度検出
値T5 に基づき、関数発生器83により与えられる。第
1のライン上のオンオフ弁81に対する関数発生器82
は、例えば循環ブロア入口温度検出値T5 がある温度以
上(図中T1 )で開、それ以下なら閉信号を出力するよ
うな関数発生器であり、また第2のライン上のオンオフ
弁71に対する関数発生器83は、例えば循環ブロア入
口温度検出値T5 がある温度以下(図中T2 )で開、そ
れ以上なら閉信号を出力するような関数発生器である。
ここで、T1 ≦T2 である。すなわち、本実施例では、
第1のライン上のオンオフ弁81および第2のライン上
のオンオフ弁71を、循環ブロア入口温度に対して保護
インターロック的に動作させている。
【0060】次に、上記構成のFCプラントの作用を説
明する。
明する。
【0061】例えば、プラント起動に伴う燃料改質系の
昇温時において、関数発生器82は、循環ブロア入口温
度検出値T5 がある温度T1 以上になった場合に、第1
のライン上のオンオフ弁81に対し開指令を与えること
で高温の第1のライン51のガスを流すよう作用し、逆
に循環ブロア入口温度検出値T5 がある温度T1 以下に
なった場合は、オンオフ弁81に対し閉指令を与えて高
温の第1のライン51のガスを止めるよう作用する。ま
た、関数発生器83は、循環ブロア入口温度検出値T5
がある温度T2 以下では、第2のライン上のオンオフ弁
71に対し開指令を与えることで低温の第2のライン5
2のガスを流すよう作用し、逆に循環ブロア入口温度検
出値T5 がある温度T2 以上になった場合は、オンオフ
弁71に対し閉指令を与えて低温の第2のライン52の
ガスを止めるよう作用する。なお、プラント停止に伴う
燃料改質系の降温時においても同様の作用がある。
昇温時において、関数発生器82は、循環ブロア入口温
度検出値T5 がある温度T1 以上になった場合に、第1
のライン上のオンオフ弁81に対し開指令を与えること
で高温の第1のライン51のガスを流すよう作用し、逆
に循環ブロア入口温度検出値T5 がある温度T1 以下に
なった場合は、オンオフ弁81に対し閉指令を与えて高
温の第1のライン51のガスを止めるよう作用する。ま
た、関数発生器83は、循環ブロア入口温度検出値T5
がある温度T2 以下では、第2のライン上のオンオフ弁
71に対し開指令を与えることで低温の第2のライン5
2のガスを流すよう作用し、逆に循環ブロア入口温度検
出値T5 がある温度T2 以上になった場合は、オンオフ
弁71に対し閉指令を与えて低温の第2のライン52の
ガスを止めるよう作用する。なお、プラント停止に伴う
燃料改質系の降温時においても同様の作用がある。
【0062】つまり燃料改質系の昇温、および降温時に
おいて、循環ブロア12の入口温度が高い時には、高温
の第1のラインのガスを多く流すことにより、大きな温
度差のあるガスが流入することによる循環ブロア12の
疲労を抑制するとともに、速やかな昇温と、プラント再
起動のための高温保持を実現することができる。また、
逆に循環ブロア12の入口温度が低い時には、低温の第
2のラインのガスを多く流すことにより、温度差の大き
い高温ガスが流入するのを防いで循環ブロア12の疲労
を抑制することができる。
おいて、循環ブロア12の入口温度が高い時には、高温
の第1のラインのガスを多く流すことにより、大きな温
度差のあるガスが流入することによる循環ブロア12の
疲労を抑制するとともに、速やかな昇温と、プラント再
起動のための高温保持を実現することができる。また、
逆に循環ブロア12の入口温度が低い時には、低温の第
2のラインのガスを多く流すことにより、温度差の大き
い高温ガスが流入するのを防いで循環ブロア12の疲労
を抑制することができる。
【0063】なお、以上説明した実施例5〜8おいて、
循環ブロア入口温度の代わりに、循環ブロア出口温度を
用いて、第1のライン51のガス流量と第2のライン5
2のガス流量を調節することも可能である。
循環ブロア入口温度の代わりに、循環ブロア出口温度を
用いて、第1のライン51のガス流量と第2のライン5
2のガス流量を調節することも可能である。
【0064】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、プラント停止時のガス循環流量を起動時と
比較して小さくすることにより、プラント起動時の昇温
は速やかに行うことができ、またプラント停止時の降温
は燃料改質系における過度の温度不均一を生ずることな
く緩やかにすることができるため、燃料改質系が比較的
高温に保持され、これによりFCプラントの短時間で経
済的な再起動が可能となる。
明によれば、プラント停止時のガス循環流量を起動時と
比較して小さくすることにより、プラント起動時の昇温
は速やかに行うことができ、またプラント停止時の降温
は燃料改質系における過度の温度不均一を生ずることな
く緩やかにすることができるため、燃料改質系が比較的
高温に保持され、これによりFCプラントの短時間で経
済的な再起動が可能となる。
【0065】さらにまた、プラント起動時の昇温過程お
よび停止時の降温過程において、燃料改質系から循環ブ
ロアに導かれる循環ガスを凝縮器入口からの高温ガスと
凝縮器出口からの低温ガスで構成し、それぞれのガス流
量を循環ガスの代表温度、例えば循環ブロア入口温度に
基づいて調節することにより、プラント起動時の燃料改
質系の速やかな昇温が可能となるとともに、プラント停
止時の燃料改質系の高温保持が可能となることによって
再起動時の燃料改質系の昇温時間の短縮を図ることがで
き、もってFCプラントの短時間で経済的な起動および
再起動が可能となる。
よび停止時の降温過程において、燃料改質系から循環ブ
ロアに導かれる循環ガスを凝縮器入口からの高温ガスと
凝縮器出口からの低温ガスで構成し、それぞれのガス流
量を循環ガスの代表温度、例えば循環ブロア入口温度に
基づいて調節することにより、プラント起動時の燃料改
質系の速やかな昇温が可能となるとともに、プラント停
止時の燃料改質系の高温保持が可能となることによって
再起動時の燃料改質系の昇温時間の短縮を図ることがで
き、もってFCプラントの短時間で経済的な起動および
再起動が可能となる。
【図1】本発明の実施例1を示す構成図である。
【図2】本発明の実施例1の作用を説明する図である。
【図3】本発明の実施例2を示す構成図である。
【図4】本発明の実施例2の作用効果を説明する図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例3を示す構成図である。
【図6】本発明の実施例4を示す構成図である。
【図7】本発明の実施例5を示す構成図である。
【図8】本発明の実施例6を示す構成図である。
【図9】本発明の実施例7を示す構成図である。
【図10】本発明の実施例8を示す構成図である。
【図11】FCプラントの従来例を示す構成図である。
3………燃料電池 4………燃料改質系 5………改質器 6………変成器 7………凝縮器 8………原燃料ガス供給装置 9………水蒸気供給装置 10………熱交換器 11………ガス循環ライン 12………循環ブロア 13………循環ガス供給ライン 17………バーナ 21………ブロア制御器 22………改質器温度検出器 23………熱交換器温度検出器 24………変成器温度検出器 25………凝縮器温度検出器 26………関数発生器 27………関数発生器 31………キックバックライン 32………オンオフ弁 41………インバータ 51………第1のライン 52………第2のライン 53………三方弁 54………温度検出器 55………調節器 63………調節器 64………調節器 72………関数発生器 82………関数発生器 83………関数発生器
Claims (9)
- 【請求項1】 燃料ガスおよび酸化剤ガスをそれぞれ燃
料極および酸化剤極に導入し、このとき生じる電気化学
反応により電気エネルギーを発生する燃料電池と、原燃
料ガスを改質変成する改質器および変成器を備え前記原
燃料ガスから前記燃料ガスを生成する燃料改質系と、こ
の燃料改質系に循環ガスを循環させるためのガス循環ラ
インおよび循環ブロアとを具備する燃料電池発電プラン
トにおいて、 プラントの起動過程と停止過程とで前記燃料改質系の循
環ガスの流量を変更するためのガス流量変更手段を備え
たことを特徴とする燃料電池発電プラント。 - 【請求項2】 請求項1記載の燃料電池発電プラントに
おいて、 前記ガス流量変更手段は、前記循環ブロアをプラントの
停止過程で断続的に運転させることを特徴とする燃料電
池発電プラント。 - 【請求項3】 請求項1記載の燃料電池発電プラントに
おいて、 前記ガス流量変更手段が、前記循環ブロアの下流側ライ
ンから循環ガスを分流して循環ブロアの上流側ラインに
戻すキックバックラインと、このキックバックラインに
介挿されるオンオフ弁あるいは調節弁とからなることを
特徴とする燃料電池発電プラント。 - 【請求項4】 請求項1記載の燃料電池発電プラントに
おいて、 前記ガス流量変更手段が、プラントの起動過程と停止過
程とでは運転台数が異なる複数台の循環ブロアであるこ
とを特徴とする燃料電池発電プラント。 - 【請求項5】 請求項1記載の燃料電池発電プラントに
おいて、 前記ガス流量変更手段が、前記循環ブロアの回転数を変
化させる手段であることを特徴とする燃料電池発電プラ
ント。 - 【請求項6】 燃料ガスおよび酸化剤ガスをそれぞれ燃
料極および酸化剤極に導入し、このとき生じる電気化学
反応により電気エネルギーを発生する燃料電池と、原燃
料ガスを改質する改質器、改質されたガスを変成する変
成器、および改質変成されたガス中の水分を除去する凝
縮器とを備え原燃料ガスから前記燃料ガスを生成する燃
料改質系と、この燃料改質系に循環ガスを循環させるた
めのガス循環ラインおよび循環ブロアとを具備する燃料
電池発電プラントにおいて、前記ガス循環ラインが、 前記凝縮器のガス入口側配管から分岐され、前記循環ブ
ロアの吸入側に接続される第1のラインと、 前記凝縮器のガス出口側配管から分岐され、前記循環ブ
ロアの吸入側に接続される第2のラインと、 前記循環ガスの温度を検出する少なくとも1つの温度検
出手段と、 プラントの起動過程および停止過程で前記温度検出手段
に基づき、前記第1のラインと第2のラインを流れるガ
ス流量を調節するガス流量調節手段とを有することを特
徴とする燃料電池発電プラント。 - 【請求項7】 請求項6記載の燃料電池発電プラントに
おいて、 前記ガス流量調節手段が、前記循環ブロア吸入側に接続
される第1のラインと第2のラインの合流点に介挿され
る3方弁を備え、その開度が前記循環ガスラインの温度
検出手段に基づいて制御されることを特徴とする燃料電
池発電プラント。 - 【請求項8】 請求項6記載の燃料電池発電プラントに
おいて、 前記ガス流量調節手段が、前記第1のラインと第2のラ
インの少なくとも一方に介挿される調節弁もしくはオン
オフ弁を備え、その開度もしくは開閉が前記循環ガスラ
インの温度検出手段に基づいて制御されることを特徴と
する燃料電池発電プラント。 - 【請求項9】 請求項6ないし8のいずれか1項記載の
燃料電池発電プラントにおいて、 前記循環ガスラインの温度検出手段は、前記循環ブロア
の入口温度検出器もしくは出口温度検出器であることを
特徴とする燃料電池発電プラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185173A JPH0636790A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 燃料電池発電プラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4185173A JPH0636790A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 燃料電池発電プラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0636790A true JPH0636790A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16166114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4185173A Withdrawn JPH0636790A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 燃料電池発電プラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636790A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2736423A1 (fr) * | 1995-06-08 | 1997-01-10 | Air Liquide | Procede et dispositif de refrigeration d'ecran(s) thermique(s) |
| JP2005216500A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素生成器 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP4185173A patent/JPH0636790A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2736423A1 (fr) * | 1995-06-08 | 1997-01-10 | Air Liquide | Procede et dispositif de refrigeration d'ecran(s) thermique(s) |
| JP2005216500A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-08-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 水素生成器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |