JPH0636894Y2 - スチールバンド式連続加硫装置 - Google Patents
スチールバンド式連続加硫装置Info
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- JPH0636894Y2 JPH0636894Y2 JP7936388U JP7936388U JPH0636894Y2 JP H0636894 Y2 JPH0636894 Y2 JP H0636894Y2 JP 7936388 U JP7936388 U JP 7936388U JP 7936388 U JP7936388 U JP 7936388U JP H0636894 Y2 JPH0636894 Y2 JP H0636894Y2
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- JP
- Japan
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- sheet material
- heating
- steel band
- vulcanization
- chamber
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ルーフィング材、フロアリング材、コンベ
ヤベルト材などの、加硫を要する未加硫シート材(ゴム
板材を含む)を連続的に加硫するためのスチールバンド
式連続加硫装置に関し、詳しくはその加硫装置によって
加硫した後に補助的に加熱する後加熱装置を備えたスチ
ールバンド式連続加硫装置に関するものである。
ヤベルト材などの、加硫を要する未加硫シート材(ゴム
板材を含む)を連続的に加硫するためのスチールバンド
式連続加硫装置に関し、詳しくはその加硫装置によって
加硫した後に補助的に加熱する後加熱装置を備えたスチ
ールバンド式連続加硫装置に関するものである。
[従来の技術] スチールバンド式連続加硫装置の主要構成は、下記のと
おりである。すなわち、第2図に示すように、加熱ドラ
ム21の前方の上方に駆動ロール22を、その前方の下方に
補助ロール23を配置するとともに、加熱ドラム21の後方
にテンションロール24を配置し、加熱ドラム21および各
ロール22〜24の一部周面に無端スチールバンド25を巻き
掛ける。そして、加熱ドラム21の一部周面とこれに圧接
されるスチールバンド25間に形成される加硫ゾーン26内
に、未加硫シート材Sを通した状態で、駆動ロール22を
回転することによりスチールバンド25を回送させ、前記
加硫ゾーン26内で、スチールバンド25により加圧すると
同時に加熱ドラム21で加熱して、未加硫シート材Sを加
硫するようにしたものである。なお、27は補助加熱用の
背面ヒータである。例えば、特開昭62-271709号公報
に、この種の加硫装置が記載されている。
おりである。すなわち、第2図に示すように、加熱ドラ
ム21の前方の上方に駆動ロール22を、その前方の下方に
補助ロール23を配置するとともに、加熱ドラム21の後方
にテンションロール24を配置し、加熱ドラム21および各
ロール22〜24の一部周面に無端スチールバンド25を巻き
掛ける。そして、加熱ドラム21の一部周面とこれに圧接
されるスチールバンド25間に形成される加硫ゾーン26内
に、未加硫シート材Sを通した状態で、駆動ロール22を
回転することによりスチールバンド25を回送させ、前記
加硫ゾーン26内で、スチールバンド25により加圧すると
同時に加熱ドラム21で加熱して、未加硫シート材Sを加
硫するようにしたものである。なお、27は補助加熱用の
背面ヒータである。例えば、特開昭62-271709号公報
に、この種の加硫装置が記載されている。
ところで、加硫装置においては、加硫時間を短縮して加
硫効率を向上することが望まれる。
硫効率を向上することが望まれる。
そして、加硫効率を向上する方法としては、加熱ドラ
ム径を大きくして加硫ゾーンを拡大する、加硫ゾーン
における加熱温度を高める、加硫装置の前又は後ある
いは前後に補助加熱装置を設ける、という3つの方法が
一般的である。
ム径を大きくして加硫ゾーンを拡大する、加硫ゾーン
における加熱温度を高める、加硫装置の前又は後ある
いは前後に補助加熱装置を設ける、という3つの方法が
一般的である。
しかし、前記の方法は、加硫装置が大型になるため、
装置価格が極めて高くなり、加硫コストが大幅にアップ
する。また、前記の方法は、未加硫シート材の種類に
よって加硫条件が変化するとともに、加硫に必要な最高
温度にも限界(せいぜい、250℃程度)があるので、加
熱温度を無制限に高くできない。したがって、前記の
方法が、前記およびの方法に比べて、経済性を含め
総体的に優れている。
装置価格が極めて高くなり、加硫コストが大幅にアップ
する。また、前記の方法は、未加硫シート材の種類に
よって加硫条件が変化するとともに、加硫に必要な最高
温度にも限界(せいぜい、250℃程度)があるので、加
熱温度を無制限に高くできない。したがって、前記の
方法が、前記およびの方法に比べて、経済性を含め
総体的に優れている。
従来から行われている前記の方法は、具体的には第3
図に示すように、スチールバンド式連続加硫装置Aの前
方および後方に、補助加熱装置BおよびCを配備し、加
硫装置Aで加硫する前に前加熱装置Bにシート材Sを通
して加硫温度付近まで予備加熱し、また加硫装置Aで概
ね加硫してシート材S内でのガス発生の恐れがなくなっ
た後に、後加熱装置Cにシート材Sを通して加熱して完
全に加硫(後加硫)するというものである。なお、加熱
装置B,Cはともに、シート材Sの出入口を有するチャン
バーの内部を加熱装置で一定温度に保持し、該チャンバ
ー内でシート材SをロールRを介して何回か往復させな
がら加熱する構造からなっている。
図に示すように、スチールバンド式連続加硫装置Aの前
方および後方に、補助加熱装置BおよびCを配備し、加
硫装置Aで加硫する前に前加熱装置Bにシート材Sを通
して加硫温度付近まで予備加熱し、また加硫装置Aで概
ね加硫してシート材S内でのガス発生の恐れがなくなっ
た後に、後加熱装置Cにシート材Sを通して加熱して完
全に加硫(後加硫)するというものである。なお、加熱
装置B,Cはともに、シート材Sの出入口を有するチャン
バーの内部を加熱装置で一定温度に保持し、該チャンバ
ー内でシート材SをロールRを介して何回か往復させな
がら加熱する構造からなっている。
[考案が解決しようとする課題] 補助加熱装置を備えた上記連続加硫装置は、加硫装置と
その前後の補助加熱装置とが別体であり、第3図のよう
に加硫装置Aから離れて補助加熱装置BおよびCが設置
されているために、各装置間をシート材Sが通過する際
に、所定温度まで加熱されたシート材Sが冷却されて温
度低下を生じる。特に、加硫装置A内での加硫温度は、
前加熱装置Bによる加熱温度よりもかない高いので、加
硫装置Aと後加熱装置Cとの間でのシート材Sの温度低
下が大きい。したがって、後加熱装置Cでは一旦温度低
下したシート材Sを、後加硫に必要な温度まで昇温しな
ければならず無駄なエネルギーを要して不経済な上に、
後加熱装置Cに要求される熱容量が大きくなり、また装
置自体も大型化して装置の設置スペースも広がる。
その前後の補助加熱装置とが別体であり、第3図のよう
に加硫装置Aから離れて補助加熱装置BおよびCが設置
されているために、各装置間をシート材Sが通過する際
に、所定温度まで加熱されたシート材Sが冷却されて温
度低下を生じる。特に、加硫装置A内での加硫温度は、
前加熱装置Bによる加熱温度よりもかない高いので、加
硫装置Aと後加熱装置Cとの間でのシート材Sの温度低
下が大きい。したがって、後加熱装置Cでは一旦温度低
下したシート材Sを、後加硫に必要な温度まで昇温しな
ければならず無駄なエネルギーを要して不経済な上に、
後加熱装置Cに要求される熱容量が大きくなり、また装
置自体も大型化して装置の設置スペースも広がる。
この考案は上述の点に鑑みなされたもので、加硫時間の
短縮が図れ、しかもエネルギーの無駄がなく、また後加
熱装置の設置スペースの問題も解消できる、スチールバ
ンド式連続加硫装置を提供しようとするものである。
短縮が図れ、しかもエネルギーの無駄がなく、また後加
熱装置の設置スペースの問題も解消できる、スチールバ
ンド式連続加硫装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するためにこの考案は、加熱ドラム
とこの上方前方寄りに配置される駆動ロールと前記加熱
ドラムの後方に配置されるテンションロールと前記加熱
ドラムの下方前方寄りに配置される補助ロールとに順に
無端スチールバンドを巻き掛け、このスチールバンドに
より未加硫シート材が圧接される領域の前記加熱ドラム
の一部周面と前記スチールバンドとの間に形成される加
硫ゾーン内に、未加硫シート材を通過させて連続的に加
硫する構造のスチールバンド式連続加硫装置において、
前記連続加硫装置の上方にシート材の後加熱装置を一体
的に設けるとともに、この後加熱装置を、入口を下端部
に出口を上端部に設けたチャンバーと、このチャンバー
の入口より前記駆動ロール上の前記シート材の搬送路に
沿ってJ字状に延設しシート材の搬送路に沿ってヒータ
を備えた加熱カバー体と、前記チャンバー内に、上下方
向に間隔をあけて設けた複数段のプレートヒータと、そ
れらのプレートヒータの両側付近にそれぞれ回動自在に
設けたシート材の搬送方向変更用の複数のロールと、前
記チャンバー内の下部に長手方向にわたって配備した対
流式ヒータとから構成している。
とこの上方前方寄りに配置される駆動ロールと前記加熱
ドラムの後方に配置されるテンションロールと前記加熱
ドラムの下方前方寄りに配置される補助ロールとに順に
無端スチールバンドを巻き掛け、このスチールバンドに
より未加硫シート材が圧接される領域の前記加熱ドラム
の一部周面と前記スチールバンドとの間に形成される加
硫ゾーン内に、未加硫シート材を通過させて連続的に加
硫する構造のスチールバンド式連続加硫装置において、
前記連続加硫装置の上方にシート材の後加熱装置を一体
的に設けるとともに、この後加熱装置を、入口を下端部
に出口を上端部に設けたチャンバーと、このチャンバー
の入口より前記駆動ロール上の前記シート材の搬送路に
沿ってJ字状に延設しシート材の搬送路に沿ってヒータ
を備えた加熱カバー体と、前記チャンバー内に、上下方
向に間隔をあけて設けた複数段のプレートヒータと、そ
れらのプレートヒータの両側付近にそれぞれ回動自在に
設けたシート材の搬送方向変更用の複数のロールと、前
記チャンバー内の下部に長手方向にわたって配備した対
流式ヒータとから構成している。
[作用] 上記した構成からなるこの考案の連続加硫装置によれ
ば、加硫装置の加硫ゾーンで加圧および加熱されて概ね
加硫されたシート材が、その加硫ゾーンを通過した直後
に、今度は加熱カバー体内に入り、ヒータで加熱されな
がら駆動ロール下部のスチールバンド上よりその上方の
チャンバー内に送られる。そしてチャンバー内でシート
材は、ロールを介して左右に往復搬送される間に、下部
のヒータによる対流熱とプレートヒータによる直接加熱
とによって、所定温度に加熱され、完全に加硫され、出
口からチャンバーの外部へ搬出される。この結果、加硫
装置で概ね加硫されたシート材は、殆ど冷却されること
なく後続の後加熱装置に送り込まれて加熱され、完全に
加硫されるので、加硫時間が大幅に短縮される。
ば、加硫装置の加硫ゾーンで加圧および加熱されて概ね
加硫されたシート材が、その加硫ゾーンを通過した直後
に、今度は加熱カバー体内に入り、ヒータで加熱されな
がら駆動ロール下部のスチールバンド上よりその上方の
チャンバー内に送られる。そしてチャンバー内でシート
材は、ロールを介して左右に往復搬送される間に、下部
のヒータによる対流熱とプレートヒータによる直接加熱
とによって、所定温度に加熱され、完全に加硫され、出
口からチャンバーの外部へ搬出される。この結果、加硫
装置で概ね加硫されたシート材は、殆ど冷却されること
なく後続の後加熱装置に送り込まれて加熱され、完全に
加硫されるので、加硫時間が大幅に短縮される。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案のスチールバンド式連続加硫装置を示
す。図において、連続加硫装置の本体部分1は、加熱ド
ラム21、駆動ロール22、補助ロール23、テンションロー
ル24に、スチールバンド25を掛け渡した、公知の構造か
らなり、前記加熱ドラム21には、円弧状の背面ヒータ27
が配備されている。
す。図において、連続加硫装置の本体部分1は、加熱ド
ラム21、駆動ロール22、補助ロール23、テンションロー
ル24に、スチールバンド25を掛け渡した、公知の構造か
らなり、前記加熱ドラム21には、円弧状の背面ヒータ27
が配備されている。
2は後加熱装置で、この後加熱装置2は前記本体部分1
の上部に一体的に配設されており、下記の構成からな
る。チャンバー3の一側(図の左側)下端に開設した入
口4より加熱カバー体5が、前記駆動ロール22上のシー
ト材S搬送路に沿ってJ字状に延設され、カバー体5の
先端は、加熱ドラム21とスチールバンド25の圧接域終了
点(いいかえれば、加硫ゾーン26のシート材出口)付近
まで達している。また、カバー体5内には、シート材S
の搬送路に沿って電気ヒータ6が配設されている。
の上部に一体的に配設されており、下記の構成からな
る。チャンバー3の一側(図の左側)下端に開設した入
口4より加熱カバー体5が、前記駆動ロール22上のシー
ト材S搬送路に沿ってJ字状に延設され、カバー体5の
先端は、加熱ドラム21とスチールバンド25の圧接域終了
点(いいかえれば、加硫ゾーン26のシート材出口)付近
まで達している。また、カバー体5内には、シート材S
の搬送路に沿って電気ヒータ6が配設されている。
そして、前記シート材Sの入口4とチャンバー3の他側
(図の右側)上部に開設した出口7との間で、シート材
Sを数回往復させて十分に加熱するために、チャンバー
3内には、シート材Sの搬送方向を変更用の5個のロー
ル8が回動自在に配設されている。すなわち、左側に3
個のロール8が、また右側に2個のロール8がそれぞれ
上下に離間して設けられている。
(図の右側)上部に開設した出口7との間で、シート材
Sを数回往復させて十分に加熱するために、チャンバー
3内には、シート材Sの搬送方向を変更用の5個のロー
ル8が回動自在に配設されている。すなわち、左側に3
個のロール8が、また右側に2個のロール8がそれぞれ
上下に離間して設けられている。
また、シート材Sを加熱する手段として、本実施例では
エロフィンヒータ9とプレートヒータ10が用いられてい
る。エロフィンヒータ9は、チャンバー3内の下部にそ
の長手方向にわたって配備され、該ヒータ9の左端に隣
接した循環ファン11によってヒータ9の熱をチャンバー
3内の全体に循環させるようにしてある。また、プレー
トヒータ10は、上下に5段設けてあり、それぞれ左右の
ロール8間においてシート材Sの搬送路の下方に架設さ
れ、各ヒータ10で搬送中のシート材Sを直接加熱するよ
うにしてある。
エロフィンヒータ9とプレートヒータ10が用いられてい
る。エロフィンヒータ9は、チャンバー3内の下部にそ
の長手方向にわたって配備され、該ヒータ9の左端に隣
接した循環ファン11によってヒータ9の熱をチャンバー
3内の全体に循環させるようにしてある。また、プレー
トヒータ10は、上下に5段設けてあり、それぞれ左右の
ロール8間においてシート材Sの搬送路の下方に架設さ
れ、各ヒータ10で搬送中のシート材Sを直接加熱するよ
うにしてある。
次に、上記した実施例の連続加硫装置について加硫態様
を説明する。
を説明する。
第1図において、予備加熱されていない未加硫シート材
Sが、補助ロール23の上部側に沿って矢印方向に回送さ
れるスチールバンド25上より、加熱ドラム21とスチール
バンド25間の加硫ゾーン26内に送られる。そして、加硫
ゾーン26内で概ね加硫されたシート材Sが加硫ゾーン26
の出口から出た直後に、今度は前記加熱カバー体5内に
入り、電気ヒータ6で加熱されながら駆動ロール22下部
のスチールバンンド25上よりその上方のチャンバー3内
に送られる。チャンバー3内でシート材Sは、ロール8
を介して左右に往復搬送される間に、エロフィンヒータ
9による対流熱とプレートヒータ10による直接加熱とに
よって、所定温度に加熱され、完全に加硫され、出口7
からチャンバー3の外部へ搬出される。
Sが、補助ロール23の上部側に沿って矢印方向に回送さ
れるスチールバンド25上より、加熱ドラム21とスチール
バンド25間の加硫ゾーン26内に送られる。そして、加硫
ゾーン26内で概ね加硫されたシート材Sが加硫ゾーン26
の出口から出た直後に、今度は前記加熱カバー体5内に
入り、電気ヒータ6で加熱されながら駆動ロール22下部
のスチールバンンド25上よりその上方のチャンバー3内
に送られる。チャンバー3内でシート材Sは、ロール8
を介して左右に往復搬送される間に、エロフィンヒータ
9による対流熱とプレートヒータ10による直接加熱とに
よって、所定温度に加熱され、完全に加硫され、出口7
からチャンバー3の外部へ搬出される。
次に、前記実施例の後加熱装置を備えたスチールバンド
式連続加硫装置についての実験結果を示す。
式連続加硫装置についての実験結果を示す。
1.加硫条件(加硫装置) 加硫時間:51秒 加熱ロールの温度:200℃ 背面ヒータで加熱されるスチールバンドの温度:230℃ 2.後加熱条件(後加熱装置) チャンバー内温度:160℃、165℃、170℃ シート材滞留時間:2〜6分(1分間隔) 3.加硫対象 ルーフィングシート(厚さ1.2mm) 4.比較加硫条件 同一加硫装置(ただし、後加熱装置なし) 加硫時間:102秒 加熱ロール温度:200℃ 背面ヒータで加熱されるスチールバンド温度:230℃ 5.結果 後加熱装置における最適条件は、チャンバー内温度が16
5℃で、シート材の滞留時間が3分であった。
5℃で、シート材の滞留時間が3分であった。
後加熱装置での加熱条件を前記最適条件に設定して、同
一物性のルーフィングシートを得る場合に、本考案では
加硫装置での加硫時間が51秒で、現行の加硫時間(102
秒)の半分に短縮された。なお、加硫短縮時間は、未加
硫シートの材質(配合内容)によって変化するものであ
る。
一物性のルーフィングシートを得る場合に、本考案では
加硫装置での加硫時間が51秒で、現行の加硫時間(102
秒)の半分に短縮された。なお、加硫短縮時間は、未加
硫シートの材質(配合内容)によって変化するものであ
る。
また、ランニングコストも、現行の装置に比べてほぼ半
分程度に節減された。
分程度に節減された。
ところで、前記実施例では、加硫前に予備加熱するため
の前加熱装置を設けていないが、後加熱装置2とともに
前加熱装置(図示せず)を設ければ、加硫効率はさらに
向上する。また、前加熱装置を設ける場合には、後加熱
装置2と同様に、加硫装置1の加硫ゾーン26の入口に近
接して前加熱装置を設置することにより、予備加熱後の
シート材Sの温度低下が防止される。さらに、前記した
後加熱装置2の加熱手段は蒸気や高周波などによっても
よい。さらにまた、加硫装置1と一体に組み合わせる場
合の後加熱装置2の位置は、加硫装置1の構造によって
適宜変更できるもので、例えば加硫装置1の下部に設け
てもよい。
の前加熱装置を設けていないが、後加熱装置2とともに
前加熱装置(図示せず)を設ければ、加硫効率はさらに
向上する。また、前加熱装置を設ける場合には、後加熱
装置2と同様に、加硫装置1の加硫ゾーン26の入口に近
接して前加熱装置を設置することにより、予備加熱後の
シート材Sの温度低下が防止される。さらに、前記した
後加熱装置2の加熱手段は蒸気や高周波などによっても
よい。さらにまた、加硫装置1と一体に組み合わせる場
合の後加熱装置2の位置は、加硫装置1の構造によって
適宜変更できるもので、例えば加硫装置1の下部に設け
てもよい。
[考案の効果] 上記した構成からなるこの考案のスチールバンド式連続
加硫装置は、下記のような効果を奏する。
加硫装置は、下記のような効果を奏する。
(1)加硫装置をとくに大型化せずに、加硫効率が大幅
に向上されて、加硫装置における加硫時間の短縮が図
れ、経済的である。
に向上されて、加硫装置における加硫時間の短縮が図
れ、経済的である。
(2)加硫装置と後加熱装置との間で、シート材の温度
低下がないので、後加熱装置の容量を従来のものに比べ
て小さくでき、しかもエネルギーの無駄もなくなり、ラ
ンニングコストも削減できる。
低下がないので、後加熱装置の容量を従来のものに比べ
て小さくでき、しかもエネルギーの無駄もなくなり、ラ
ンニングコストも削減できる。
(3)後加熱装置を連続加硫装置の上方に一体的に設け
たので、後加熱装置の設置スペースが不要になり、設置
スペースの問題も解消できる。
たので、後加熱装置の設置スペースが不要になり、設置
スペースの問題も解消できる。
第1図はこの考案のスチールバンド式連続加硫装置の実
施例を示す断面図、第2図は従来の一般的なスチールバ
ンド式連続加硫装置の断面図、第3図は前加熱装置およ
び後加熱装置を備えた従来の加硫装置の概要断面図であ
る。 1……加硫装置(本体部分)、2……後加熱装置、3…
…チャンバー、4……入口、5……加熱カバー体、6…
…電気ヒータ、7……出口、8……ロール、9……エロ
フィンヒータ、10……プレートヒータ。
施例を示す断面図、第2図は従来の一般的なスチールバ
ンド式連続加硫装置の断面図、第3図は前加熱装置およ
び後加熱装置を備えた従来の加硫装置の概要断面図であ
る。 1……加硫装置(本体部分)、2……後加熱装置、3…
…チャンバー、4……入口、5……加熱カバー体、6…
…電気ヒータ、7……出口、8……ロール、9……エロ
フィンヒータ、10……プレートヒータ。
Claims (1)
- 【請求項1】加熱ドラムとこの上方前方寄りに配置され
る駆動ロールと前記加熱ドラムの後方に配置されるテン
ションロールと前記加熱ドラムの下方前方寄りに配置さ
れる補助ロールとに順に無端スチールバンドを巻き掛
け、このスチールバンドにより未加硫シート材が圧接さ
れる領域の前記加熱ドラムの一部周面と前記スチールバ
ンドとの間に形成される加硫ゾーン内に、未加硫シート
材を通過させて連続的に加硫する構造のスチールバンド
式連続加硫装置において、 前記連続加硫装置の上方にシート材の後加熱装置を一体
的に設けるとともに、 この後加熱装置を、入口を下端部に出口を上端部に設け
たチャンバーと、このチャンバーの入口より前記駆動ロ
ール上の前記シート材の搬送路に沿ってJ字状に延設し
シート材の搬送路に沿ってヒータを備えた加熱カバー体
と、前記チャンバー内に、上下方向に間隔をあけて設け
た複数段のプレートヒータと、それらのプレートヒータ
の両側付近にそれぞれ回動自在に設けたシート材の搬送
方向変更用の複数のロールと、前記チャンバー内の下部
に長手方向にわたって配備した対流式ヒータとから構成
したことを特徴とするスチールバンド式連続加硫装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7936388U JPH0636894Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | スチールバンド式連続加硫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7936388U JPH0636894Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | スチールバンド式連続加硫装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH022112U JPH022112U (ja) | 1990-01-09 |
| JPH0636894Y2 true JPH0636894Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=31304248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7936388U Expired - Lifetime JPH0636894Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | スチールバンド式連続加硫装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636894Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106738529A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-05-31 | 青岛科技大学 | 一种双层胶带硫化的鼓式硫化机 |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP7936388U patent/JPH0636894Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 架橋設備ハンドブック初版昭和58年3月15日大成社120〜121頁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH022112U (ja) | 1990-01-09 |
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