JPH0637033U - 台車用アウトリガー装置 - Google Patents

台車用アウトリガー装置

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JPH0637033U
JPH0637033U JP7452292U JP7452292U JPH0637033U JP H0637033 U JPH0637033 U JP H0637033U JP 7452292 U JP7452292 U JP 7452292U JP 7452292 U JP7452292 U JP 7452292U JP H0637033 U JPH0637033 U JP H0637033U
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JP7452292U
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徳仁 吉森
康世 久野
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株式会社グリーン・サービス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】台車を設置面上に安定性良く固定できると共
に、操作性に優れ、しかも構造簡単で組み立て容易であ
る安価なアウトリガー装置を提供する。 【構成】台車Bの左右コーナー部に支軸1,1を傾斜配
設する。台車Bの左右側縁に沿って載承せる張出杆2,
2の基端を支軸1で回動自在に軸止し、左右の張出杆2
を台車B外方へ向けて末広がり状に張り出し自在とす
る。夫々の張出杆2を先端部分が接地可能な折曲形状と
する。張出杆2に突設した係合ピン5と、該係合ピン5
に係合して張出杆2を設置面D方向へ付勢する錘部材6
とからなるロック機構3を設ける。錘部材6を、張出し
状態にある張出杆2の係合ピン5が摺接係合する円弧状
係止面6bを備えた半円形状とし、且つ前記円弧状係止面
6b方向へ荷重をかけつつ回動可能に支持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、投光機と発電機を備えてなる照明装置、若しくはその他の重量物を 載置する台車に用いるアウトリガー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種台車用のアウトリガー装置として、図10に示すものが知ら れている。 このアウトリガー装置は、台車100 前縁側に幅方向へ延出する左右の張出杆20 0 ,200 を設け、台車100 後縁側に前後方向へ延出する左右の張出杆300 ,300 を設けると共に、計四本の張出杆の夫々の先端部位に、ハンドル400 の回動操作 で昇降する昇降杆500 を設けてなり、各張出杆200 ,300 を張出すと共に、夫々 の昇降杆500 を各別に昇降させて平行出しを行い、台車100 を設置面上にて安定 性良く固定し得るようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし乍ら、上記従来のアウトリガー装置によれば、使用時,使用後において 四つの操作ハンドル400 を各別に操作しなければならないことから、操作性に劣 る欠点があった。また、計四本の張出杆200 ,300 を必要とすると共に、各張出 杆200 ,300 の先端に各々昇降杆500 ,操作ハンドル400 を設けることから、そ の構造が複雑で組み立てが面倒であるばかりか、作製コストが高くつく不具合を 有していた。
【0004】 本考案はこのような従来事情に鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、台車を設置面上に安定性良く固定できると共に、操作性に優れ、しかも 構造簡単で組み立て容易である安価なアウトリガー装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前述の目的を達成するために、本考案に係る台車用アウトリガー装置は、台車 の左右側縁に沿って載承せる張出杆の基端を、台車コーナー部に傾斜配設した支 軸で回動自在に軸止して、前記左右の張出杆を台車外方へ向けて末広がり状に張 り出し自在とし、且つ夫々の張出杆を先端部分が接地可能な折曲形状とすると共 に、張出杆に突設した係合ピンと、該係合ピンに係合して張出杆を設置面方向へ 付勢する錘部材とからなるロック機構を備え、前記錘部材を、張出し状態にある 張出杆の係合ピンが摺接係合する円弧状係止面を備えた半円形状とし、且つ前記 円弧状係止面方向へ荷重をかけつつ回動可能に支持してなることを特徴とする。
【0006】
【作用】
以上の構成によれば、各張出杆を台車外方(即ち、張り出し方向)へ回動操作 してその先端部分を接地させると、係合ピンが錘部材の円弧状係止面に摺接係合 して錘部材の荷重が係合ピンに掛り、張出杆を設置面方向へ付勢するをもって、 台車外方へ向けて末広がり状に張り出した左右の張出杆の張出し状態をロックす る。同時に、係合ピンが円弧状係止面に摺接係合することから、左右夫々の張出 杆のロック位置を各別に調整して台車の平行出しを行って、台車を設置面上にて 安定性良く固定する。 また、錘部材の荷重に抗して左右夫々の張出杆を台車方向へ回動操作すれば、 各張出杆が台車の左右側縁部位に収納状に載承される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る台車用アウトリガー装置の一実施例を図1〜9を参照して 説明する。 図中Aは本実施例のアウトリガー装置、Bは該装置Aを装備した台車、Cは台 車B上に設置した重量物(本実施例では照明装置)、Dは台車Bの設置面を夫々 表す。照明装置Cについては詳述しないが、台車B上に搭載した車輪付き発電機 C1と、その発電機C1後方に起設せるマストC20 に2灯若しくは4灯の投光器具C2 1 を装備した投光機C2とからなる周知な構造のものである。
【0008】 台車Bは、前記照明装置C等の重量物を設置可能な強度をもって形成した金属 製のもので、前後左右に前輪B1,後輪B2を備え、且つこれら前,後輪の方向転換 用のハンドルB3,ブレーキ(不図示)等を有してなる。また、台車Bの左右側縁 に沿っては、発電機C1の車輪受け用の開口溝B4を設けると共に、収納状態にある 左右の張出杆2,2を係脱自在に係止保持するキャッチB5を設置する。
【0009】 アウトリガー装置Aは、台車Bの後輪B2側の左右コーナー部に傾斜配設した左 右の支軸1,1によって左右の張出杆2,2を回動自在に支持すると共に、夫々 の支軸1近傍に左右のロック機構3,3を各別に備えてなる。
【0010】 支軸1は、台車外方へ向けて末広がり状となるよう固定した左右のフランジ4 ,4の立上げ片41,41間に回動自在に架設する。
【0011】 張出杆2は台車Bの左右側縁に沿って載承可能な長さの金属杆からなり、その 基端を上記支軸1の外周面に一体的に溶着して、台車B外方へ向けて末広がり状 に張出し、且つ台車B側縁部分に収納状に載承されるよう回動支持する。また張 出杆2は、その先端部分が接地可能な略く字状の折曲形状とし、先端部分には合 成樹脂或いはゴム等からなる滑止部材21を装着する。
【0012】 ロック機構3は、張出杆2の軸止側端部に突設した係合ピン5と、所定の重量 を有する錘部材6からなり、錘部材6はフランジ4の立上げ片42に軸7で回動可 能に支持する。
【0013】 錘部材6は図4に拡大して示すように、張り出し方向への回動途中にある張出 杆2の係合ピン5が摺接する直線状摺接面6aと、張出し状態にある張出杆2の係 合ピン5が摺接係合する円弧状係止面6bを備えた半円形状とする。また、前記円 弧状係止面6b方向へ荷重をかけつつ回動可能に支持されるよう、換言すれば、図 5において反時計周りに回動付勢するよう、軸7の挿通孔6cを円弧状係止面6bの 中心O’に偏心せしめて開設している。
【0014】 さらに挿通孔6cは、その中心Oから円弧状係止面6bの各点a〜eまでの距離が 漸次大きくなる(Oa<Ob<Oc<Od<Oe<Of)よう位置せしめ、これ により、支軸1を中心に回動する係合ピン5と、円弧状係止面6bとの摺接係合位 置に幅をもたせて、張出し状態にある張出杆2の高さ微調整を可能としている。
【0015】 また錘部材6には、張出杆2の急激な回動操作によって、錘部材6が回動し過 ぎてロック機能が働かなくなることを防ぐための係止ピン61を突設し、該係止ピ ン61がフランジ4の立上がり片42に当接する位置で、錘部材6の回動が規制され るようになっている(図9参照)。 さらに上記円弧状係止面6bには図7に示す如く、該係止面6bと係合ピン5との 接触摩擦係数を大ならしめる滑止め用の凹溝6dを多数形成し、円弧状係止面6bと 係合ピン5との摺接係合をより確実にしている。尚、該凹溝6dは円弧状係止面6b に設けずに係合ピン5周面に形成する、若しくは円弧状係止面6bと係合ピン5の 両者に形成するようにしても良い。また図示しないが、前記凹溝6dに代えて、滑 止め用ローレットを円弧状係止面6bと係合ピン5のどちらか一方または双方に形 成するようにしても良い。
【0016】 以上のような構成からなる本実施例のアウトリガー装置Aの使用方法について 説明すれば、初期の状態において各張出杆2は図3の如く台車Bの左右側縁部位 に収納されていて、この状態では台車Bは設置面D上を自由に移動し、張出杆2 ,係合ピン5,錘部材6は図5示のように関与していない。
【0017】 この状態から、左右の張出杆2を張り出し方向へ回動操作すると、その回動途 中で係合ピン5が錘部材6の上縁、即ち、直線状摺接面6aに当接する(図6,7 参照)。
【0018】 この状態から、さらに張出杆2を回動操作すると錘部材6も一体に回動し、張 出杆2の張り出し位置にて係合ピン5が直線状摺接面6aから外れて、錘部材6の 円弧状係止面6bに摺接係合し、この状態で錘部材6の全荷重が係合ピン5を介し て張出杆2に掛り、張出杆2を設置面D方向へ付勢する(図8参照)。よって、 図1,2の如く、台車B外方へ向けて末広がり状に張り出した左右の張出杆2, 2の張出し状態が自動的にロックされ、該ロックされた左右の張出杆2,2によ って台車Bを設置面D上にて移動不能に固定する。
【0019】 さらに、図8の(イ)〜(ロ)に示す如く、係合ピン5と円弧状係止面6bとの 摺接係合が円弧状係止面6bの任意な複数位置にてなされることから、左右夫々の 張出杆2,2のロック位置を各別に調整して台車Bの平行出しを行い、前記固定 状態にある台車Bの安定性を確保する。 尚、上記ロック状態においては、円弧状係止面6bに設けた多数の凹溝6dが該係 止面6bと係合ピン5との接触摩擦抵抗を大ならしめることから、万一、錘部材6 に係合ピン5との係合が外れる方向へ力が加わったとしても錘部材6が簡単には 回転せず、係合ピン5のロックが容易に外れてしまうことを防止する。
【0020】 固定状態にある台車Bを移動する場合は、左右夫々の張出杆2を各別に、錘部 材6の荷重に抗して台車B方向へ回動操作すれば、係合ピン5が直線状摺接面6a 方向へ摺動して係合ピン5と円弧状係止面6bとの摺接係合が自動的に外れ、各張 出杆2は初期の状態の如く台車Bの左右側縁部位に収納される。
【0021】 尚、上記台車Bの固定は、後輪B2に連係するブレーキの作動と連動して行うこ と、台車Bの移動に際しては該ブレーキの作動を解除することは、いうまでもな い。
【0022】
【考案の効果】
本考案に係る台車用アウトリガー装置は以上説明したように構成したので、左 右の張出杆を台車外方へ末広がり状に張出せば、係合ピンと錘部材の係合で張出 杆を設置面方向へ付勢して各張出杆の張出し状態が自動的にロックされ、しかも 、係合ピンの円弧状係止面への摺接係合により右夫々の張出杆のロック位置を各 別に調整して台車の平行出しを行え、台車を設置面上にて安定性良く固定できる 。また、夫々の張出杆を台車方向へ回動操作すれば、各張出杆が台車の左右側縁 部位に収納状に載承される。
【0023】 従って、従来装置と同等の安定性の良い台車固定機能を得ると共に、使用時, 使用後における操作性を大幅に向上し、しかもその構造を左右の張出杆,錘板を 主要部とする極めてシンプルなものとして、組み立て容易で安価なアウトリガー 装置を提供し得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る台車用アウトリガー装置の一実施
例を示す正面図で、使用状態を表す。
【図2】図1の平面図。
【図3】図1に係るアウトリガー装置の収納状態を表す
正面図。
【図4】図3における錘部材の拡大図。
【図5】図3における張出杆と錘部材を拡大して示す簡
略図。
【図6】ロック機構の作動を説明する簡略図で、ロック
直前の状態を表す。
【図7】図6の状態にあるロック機構の斜視図。
【図8】ロック機構の作動を説明する簡略図で、(イ)
はロック上限位置,(ロ)はロック通常位置,(ハ)は
ロック下限位置の状態を表す。
【図9】錘部材の回動規制状態を表す拡大図。
【図10】従来装置の使用状態を表す斜視図。
【符号の説明】
A:アウトリガー装置 B:台車
C:照明装置 D:設置面 1:支軸
2:張出杆 3:ロック機構 4:フランジ
5:係合ピン 6:錘部材 6a:直線状摺接面 6
b:円弧状係止面 6c:挿通孔 7:軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車の左右側縁に沿って載承せる張出杆
    の基端を、台車コーナー部に傾斜配設した支軸で回動自
    在に軸止して、前記左右の張出杆を台車外方へ向けて末
    広がり状に張り出し自在とし、且つ夫々の張出杆を先端
    部分が接地可能な折曲形状とすると共に、張出杆に突設
    した係合ピンと、該係合ピンに係合して張出杆を設置面
    方向へ付勢する錘部材とからなるロック機構を備え、前
    記錘部材を、張出し状態にある張出杆の係合ピンが摺接
    係合する円弧状係止面を備えた半円形状とし、且つ前記
    円弧状係止面方向へ荷重をかけつつ回動可能に支持して
    なる台車用アウトリガー装置。
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