JPH0637099U - 舵と舵軸の結合装置 - Google Patents
舵と舵軸の結合装置Info
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- JPH0637099U JPH0637099U JP074824U JP7482492U JPH0637099U JP H0637099 U JPH0637099 U JP H0637099U JP 074824 U JP074824 U JP 074824U JP 7482492 U JP7482492 U JP 7482492U JP H0637099 U JPH0637099 U JP H0637099U
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- rudder
- shaft
- cylindrical portion
- tapered surface
- tapered
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- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 舵1の頂部に固定した舵頭材受5に舵軸2を
挿嵌固定する円筒状部51を設ける。円筒状部51の内
周面および舵軸2の下端部の外周面を相互に圧接し合う
テーパー面21,55に形成する。テーパー面21に相
互に連通する複数のリング状の油溝58を軸心方向のほ
ぼ全長にわたる分布をなして設ける。この油溝内に油圧
を負荷するための注油口59を舵頭材受5の外側部に開
口して設ける。 【効果】 舵1と舵軸2との結合にフランジを要せず、
フランジ結合に伴う頂端板の不要な拡幅を伴わなずに、
舵1と舵軸2を強固に結合することができ、水流に対す
る抵抗要因を減じて推進効率を高めることができる。
挿嵌固定する円筒状部51を設ける。円筒状部51の内
周面および舵軸2の下端部の外周面を相互に圧接し合う
テーパー面21,55に形成する。テーパー面21に相
互に連通する複数のリング状の油溝58を軸心方向のほ
ぼ全長にわたる分布をなして設ける。この油溝内に油圧
を負荷するための注油口59を舵頭材受5の外側部に開
口して設ける。 【効果】 舵1と舵軸2との結合にフランジを要せず、
フランジ結合に伴う頂端板の不要な拡幅を伴わなずに、
舵1と舵軸2を強固に結合することができ、水流に対す
る抵抗要因を減じて推進効率を高めることができる。
Description
【0001】
本考案は、船舶用二枚舵装置における舵と舵軸の結合装置に関する。
【0002】
従来の二枚舵装置は、例えば図14〜図15に示すように、舵71の水平断面 が固定幾何学的高揚力輪郭をもち、舵71の頂面と底面にそれぞれ外舷側に張り 出した頂端板711と底端板712を取り付けた高揚力舵71の一対を、船尾B の1基のプロペラAの後方に配置している。この二枚舵装置は、二枚の舵71の それぞれの回転位置の組み合わせにより、プロペラ後流を制御し、船尾部に36 0°全周方向のスラストを与え得るものであり、船尾部に直後進スラストを与え 得る舵71の回転位置、すなわち、各舵71をそれぞれ外舷側に実質的に約10 5°回転させた位置において、両舵71の前縁間の間隙が最小になるように、舵 71のそれぞれの回転中心72、すなわち舵軸73の軸心を舵71の水平断面輪 郭の長手方向中心線74より内舷側の位置に置いている。
【0003】 この舵71においては、舵軸73への舵71の取り付けは、舵軸73の下端に フランジ75を形成し、そして、このフランジ75の大きさに合うように頂端板 711の幅を不必要な内舷側には極めて大きく、外舷側にも必要幅以上に若干大 きく拡げてフランジ75の相手方とし、このフランジ75を舵71の頂端板71 1の上面にボルト76で固定する方法がとられていた。
【0004】
上記したフランジ75は、強度を満足させるために、幅が広くなり、厚さも大 きくなるので、突出したボルト76の頭とともに水流に対してかなりの抵抗とな るばかりでなく、フランジ75の相手方となる頂端板711の幅も相応して不必 要に大きくしなければならなかった。
【0005】 さらに、舵軸73の軸心すなわち舵71の回転中心72が舵71の水平断面輪 郭の長手方向中心線74の内舷側に偏心していることにより、必然的に、このフ ランジ75は内舷側にも大きく張り出すことになる。従って、頂端板711もそ れに合わせて、本来不必要であるにもかかわらず内舷側にも大きく張り出させな ければならず、この点も水流に対する抵抗増の要因になるという問題があった。
【0006】 本考案は上記課題を解決するもので、水流に対する抵抗を増加させることなく 、しかも頂端板の内舷側への不要な張り出しを無くすことができる舵と舵軸の結 合装置を提供することを目的とする。
【0007】
上記課題を解決するために本考案は、頂面に外舷側に張り出す頂端板を有する とともに、水平断面が固定幾何学的高揚力輪郭を有する二枚の舵をプロペラの後 方に配置し、二枚の舵の回転位置の組み合わせによってプロペラ後流を制御する 二枚舵装置における舵と舵軸の結合装置であって、各舵のそれぞれの頂部に、各 舵の回転中心線上に位置して舵頭材受を設け、この舵頭材受に舵軸の下端部を挿 嵌固定する円筒状部を設け、この円筒状部の内周面を底部に向って直径を減じる テーパー面に形成し、前記舵軸下端部の外周面を前記円筒状部のテーパー面と相 互に圧接し合うテーパー面に形成し、双方のテーパー面の何れか一方のテーパー 面に、相互に連通する複数のリング状の油溝を軸心方向のほぼ全長にわたる分布 をなして設け、この油溝内に油圧を負荷するための注油口を舵頭材受の外側部に 開口して設けた構成としたものである。
【0008】
上記した構成により、舵と舵軸を結合するに際し、まず、舵軸下端部を舵頭材 受の円筒状部に挿入し、舵軸下端部のテーパー面と舵頭材受の円筒状部のテーパ ー面とを初期接触せしめる。そして、両テーパー面の嵌合が締まる方向に舵頭材 受を軸心方向に押しながら、一方のテーパー面に形成した油溝に対して舵頭材受 の注油口から油圧を負荷し、舵頭材受の円筒状部のテーパー面の内径を拡張させ るとともに、舵軸テーパー面の外径をわずかに縮小させる。このことにより、舵 頭材受は初期接触位置からさらに両テーパー面の嵌合が締まる方向に移動し、遂 に所定の位置に達する。
【0009】 この状態において油溝の油圧を解除すると、舵頭材受の円筒状部のテーパー面 の内径を縮小させる方向の力と、舵軸下端部のテーパー面の外径を膨脹させる方 向の力が発生し、両テーパー面が圧接して摩擦力により固着する。この結合によ って、舵の自重を含む舵に作用する上下方向および左右方向の荷重、さらには舵 に作用する回転荷重は、舵頭材受を介して舵軸にかかり、舵は舵軸に対して、軸 心方向、半径方向、および回転方向のいずれにも固定される。
【0010】 したがって、舵と舵軸との結合にフランジを要せず、フランジ結合に伴う頂端 板の不要な拡幅を伴わずに、舵と舵軸を強固に結合することができる。このため 、従来においては結合強度上、寸法の大きなフランジを必要とし、このフランジ が水流に対する抵抗となっていた問題や、フランジの相手方として頂端板の寸法 を相応して不必要に大きくせねばならず、とくに舵軸軸心が舵の水平断面輪郭の 長手方向中心線より内舷側に偏っていることにより、相応して頂端板を不必要に 内舷側にも振り出させなければならず、これらが水流に対する抵抗増の要因にな っていたという問題を本考案において解決できる。
【0011】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図13において、 船尾Cには、1基のプロペラDの後方に位置して二枚の舵1を配置しており、各 舵1は、図4に示すように、水平断面が固定幾何学的高揚力輪郭を有している。
【0012】 各舵1の頂面と底面にはそれぞれ頂端板11と底端板12を設けており、いず れも外舷側に張り出し、頂端板11の外舷側端部が上方へ、底端板12の外舷側 端部が下方に傾斜している。また、図2〜図3に示すように、各舵1は舵中立位 置(舵角ゼロ)の状態において、寸法と形状が船体縦中心面に対して対称となっ ている。
【0013】 そして、各舵1は、それぞれに外舷側へ実質的に約105°、内舷側へ実質的 に約25°回転できるものであり、この舵角範囲内において、二枚の舵1のそれ ぞれの回転位置を組み合わせることにより、船尾C部に360°全周方向にスラ ストを与えることができる。前述の回転位置の組み合わせのなかで、直後進スラ ストを発生する舵位置、すなわち、各舵1をそれぞれ外舷側に実質的に約105 °回転させた、あたかも二枚の貝殻が開いたような状態において、二枚の舵1の 前縁間の間隙が最小となるようにする必要がある。このため、図4に示すように 、舵の回転中心13、すなわち舵軸2の軸心は舵1の水平断面輪郭の長手方向中 心線14よりも内舷側に若干偏心させてある。また、各舵軸2の上端は舵取機3 に結合しており、各舵1は舵軸2を介して舵取機3により回転させられる。
【0014】 各舵軸2の下端部には、下方に向って直径を減じるテーパー面21、そのテー パー面21の下方に続く先細りの傾斜をもつ円錐面22、下端のねじ部23を設 けており、ねじ部23にはナット24が螺合している。なお、各舵軸2は、舵取 機3と軸受4とで半径方向および軸方向において支承している。
【0015】 各舵1のそれぞれの頂部には、各舵1の回転中心13に位置して舵頭材受5を 設けている。この舵頭材受5は、図9〜図13に示すように、円筒状部51と、 その円筒状部51の外周上部および下部に設けた回転止め52、および下端部に 設けた脚53、舵板の一部をなす側板54とで構成しており、上部の回転止め5 2に頂端板11を溶接し、下部の回転止め52に舵1の水平舵骨1aを溶接し、 脚53に垂直舵骨1bを溶接して固定している。
【0016】 円筒状部51の内周面は下方に向って直径を減じるテーパー面55に形成して おり、このテーパー面55は舵軸2のテーパー面21に対応し、その初期内径が 舵軸2のテーパー面21の外径よりも若干小さく、挿嵌した状態において相互に 圧接するようになされている。
【0017】 さらに、円筒状部51にはテーパー面55の下方に続いてカラー56を設けて おり、カラー56の内面は舵軸2の下端部22およびさらにその下方のねじ部2 3を挿通するための貫通孔57を形成している。また、円筒状部51のテーパー 面55には、複数のリング状の油溝58をテーパー面55のほぼ全長にわたって 分布させて設けており、各油溝58は縦溝58aを通して相互に連通している。 さらに、円筒状部51には油溝58に圧油を注入して油圧を負荷するための注油 口59を舵頭材受5の外側部に開口して設けている。なお、油溝58を舵軸2の テーパー面21に設けることも可能である。
【0018】 以下、上記構成における作用を説明する。舵1と舵軸2を結合するに際し、ま ず、舵軸2の下端部を舵頭材受5の円筒状部51に挿入し、各舵軸2のテーパー 面21にそれぞれ円筒状部51のテーパー面55を初期接触せしめ、円筒状部5 1の貫通孔57から下方に突出した舵軸2のねじ部23にワッシャ25を挿入し 、ナット24を螺合させる。
【0019】 そして、両テーパー面21,55の嵌合が締まる方向に舵頭材受5を軸心方向 に押しながら、舵頭材受5の注油口59から円筒状部51のテーパー面55の油 溝58に油圧をかける。舵頭材受5の軸心方向への押圧は、ナット24と円筒状 部51の底部との間に、背の低い油圧ジャッキ等を介装して行う。
【0020】 上述の作用により、円筒状部51のテーパー面55の内径が拡張するとともに 、舵軸2のテーパー面21の外径がわずかに縮小し、舵頭材受5は両テーパー面 21,55の嵌合が締まる方向に移動し、遂に所定の位置に達する。
【0021】 この状態において、油溝58の油圧を解除すると、円筒状部51のテーパー面 55の内径を縮小させる方向の力と、舵軸2のテーパー面21の外径を膨脹させ る方向の力が発生し、両テーパー面21、55は強固に圧接した状態となり、摩 擦力により固着する。さらに、ワッシャ25を介してナット24を締め付けて舵 軸2に舵1を固定する。
【0022】 この結合によって、舵1の自重を含む、舵1に作用する上下方向の荷重、舵1 に作用する左右方向の荷重、舵1に作用する回転荷重は、舵頭材受5のテーパ面 55と舵軸2のテーパ面21を介して舵軸2にかかり、舵1は舵軸2に対して、 軸心方向、半径方向、および回転方向のいずれにも固定される。
【0023】 したがって、舵軸2の回転中心13が舵1の水平断面輪郭の長手方向中心線1 4より内舷側に位置するにもかかわらず、従来のように、フランジやフランジの 大きさに相応する頂端板11の拡幅を伴わずに、舵1と舵軸2を結合することが でき、水流に対する抵抗要因を減じることができる。
【0024】
以上述べたように本考案によれば、舵と舵軸を双方のテーパ面を圧接させて挿 嵌固定するので、舵と舵軸との結合にフランジを要せず、フランジ結合に伴う頂 端板の不要な拡幅を伴わなずに、舵と舵軸を強固に結合することができる。この ため、従来において、フランジおよびフランジの大きさに相応して不必要に大き く拡幅した頂端板が水流に対する抵抗となっていた問題を解決することができ、 水流に対する抵抗要因を減じて推進効率を高めることができる。
【図1】本考案の一実施例における二枚舵装置の全体構
成を示す概略図である。
成を示す概略図である。
【図2】図1のa−a矢視図である。
【図3】図1のb−b矢視図である。
【図4】図2のc−c矢視図である。
【図5】同実施例における舵の縦断面図である。
【図6】図5のd−d矢視図である。
【図7】図5のe−e矢視図である。
【図8】図5のf−f矢視図である。
【図9】同実施例における舵軸と舵頭材受の結合状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図10】同実施例における舵頭材受の断面図である。
【図11】同実施例における舵頭材受の側面図である。
【図12】図10のg−g矢視図である。
【図13】図10のh−h矢視図である。
【図14】従来の二枚舵装置の全体構成を示す概略図で
ある。
ある。
【図15】図14のi−i矢視図である。
1 舵 2 舵軸 5 舵頭材受 11 頂端板 21 テーパー面 23 ねじ部 24 ナット 51 円筒状部 55 テーパー面 58 油溝 59 注油口
Claims (1)
- 【請求項1】 頂面に外舷側に張り出す頂端板を有する
とともに、水平断面が固定幾何学的高揚力輪郭を有する
二枚の舵をプロペラの後方に配置し、二枚の舵の回転位
置の組み合わせによってプロペラ後流を制御する二枚舵
装置における舵と舵軸の結合装置であって、各舵のそれ
ぞれの頂部に、各舵の回転中心線上に位置して舵頭材受
を設け、この舵頭材受に舵軸の下端部を挿嵌固定する円
筒状部を設け、この円筒状部の内周面を底部に向って直
径を減じるテーパー面に形成し、前記舵軸下端部の外周
面を前記円筒状部のテーパー面と相互に圧接し合うテー
パー面に形成し、双方のテーパー面の何れか一方のテー
パー面に、相互に連通する複数のリング状の油溝を軸心
方向のほぼ全長にわたる分布をなして設け、この油溝内
に油圧を負荷するための注油口を舵頭材受の外側部に開
口して設けたことを特徴とする舵と舵軸の結合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP074824U JPH0637099U (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 舵と舵軸の結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP074824U JPH0637099U (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 舵と舵軸の結合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0637099U true JPH0637099U (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=13558456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP074824U Pending JPH0637099U (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 舵と舵軸の結合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637099U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140064365A (ko) * | 2012-11-20 | 2014-05-28 | 대우조선해양 주식회사 | 일체형 러더 디스크 & 부시 베어링 |
| JP2016117336A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | ジャパン・ハムワージ株式会社 | 船舶用舵装置 |
| CN115556912A (zh) * | 2022-10-27 | 2023-01-03 | 武昌船舶重工集团有限公司 | 一种自装卸式舵液压轴套及使用方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5636118A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Resistance welding device for coil lead |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP074824U patent/JPH0637099U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5636118A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Resistance welding device for coil lead |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140064365A (ko) * | 2012-11-20 | 2014-05-28 | 대우조선해양 주식회사 | 일체형 러더 디스크 & 부시 베어링 |
| JP2016117336A (ja) * | 2014-12-19 | 2016-06-30 | ジャパン・ハムワージ株式会社 | 船舶用舵装置 |
| CN115556912A (zh) * | 2022-10-27 | 2023-01-03 | 武昌船舶重工集团有限公司 | 一种自装卸式舵液压轴套及使用方法 |
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