JPH0637415B2 - 置換されたシクロプロパンカルブアルデヒド類の製造法 - Google Patents

置換されたシクロプロパンカルブアルデヒド類の製造法

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JPH0637415B2
JPH0637415B2 JP2024275A JP2427590A JPH0637415B2 JP H0637415 B2 JPH0637415 B2 JP H0637415B2 JP 2024275 A JP2024275 A JP 2024275A JP 2427590 A JP2427590 A JP 2427590A JP H0637415 B2 JPH0637415 B2 JP H0637415B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は 式: (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
基を表わす)で表わされる1−アルキルチオ−および1
−ベンジル−チオ−置換されたシクロプロパンカルブア
ルデヒドの合成のための新しい方法に関する。
式Iで表わされるシクロプロパンカルブアルデヒドはア
グロケミカル的に活性な物質合成にとって価値のある中
間体である。例えば、これらは、DE−A−2120908で
公知のシクロアルカンカルブアルドオキシムカルバメー
トの製造のため、また、EP−A−O243313に記載され
ている除草および植物生長調節活性を持つ2−アシル−
シクロヘキサン−1,3−ジオンの合成にとって価値があ
る。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
これらのシクロヘキサンジオンはとりわけ5位で1−ア
ルキルチオ−または1−ベンジルチオ−シクロプロプ−
1−イル基によって置換されている。これらはそれぞれ
1−アルキルチオ−または1−ベンジルチオ−シクロプ
ロパンカルボクスアルデヒドから出発するマロンエステ
ル合成により調製され得る。その方法では、先ず、アル
デヒドをアセトンと縮合させて相当する4−(1−アル
キル−(またはベンジル−)チオ)−シクロプロピル−
ブト−3−エン−2−オンをつくり、次いでこれをマロ
ンエステルまたはシアノ酢酸エステルを使って閉環し、
シクロヘキサンジオンをつくる。このようにして得られ
るヘキサジオンを次にそれ自体公知の方法で2位を官能
化する。
1が炭素原子数1乃至4のアルキルを表わす式Iの化
合物の調製法はDE−A−2120908から公知である。そ
の5段階の方法で、クロロアセトニリルを反応させ、ア
ルキルチオアセトニトリルを通って1−アルキルチオシ
クロプロパンカルボニトリルをつくる。次いでこの化合
物を加水分解し、先ず酸クロリドに変換し、次いでアミ
ドにしてLiAlH4を使ってアルデヒドに還元する。
この方法には多くの不利な点がある。方法全体での収率
が低いことの外に、反応の各段階で複雑な方法のステッ
プを必要とする。その上、出発の化合物として必要なア
ルキルチオアセトニトリルは腐食性で眼を刺激する。
〔課題を解決するための手段〕
この方法に対し、本発明は、 a)式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基、シアノ基で置換さ
れたフェニル基またはベンジル基を表わす)で表わされ
るテトラヒドロフランと、ハロゲン化剤を反応させて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
って置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル
基、または、それぞれが置換されないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基で置
換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で表わ
される1,2,4−トリハロブチルエーテルをつくり、 b)次いで、式IIIで表わされるこの化合物を重亜硫酸
塩水溶液と反応させて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
をつくり、 c)次に、このアダクトを塩基の存在下に 式: R1−S (V) (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
基を表わし; Zはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされるチオレートと環状化
して式Iで表わされるシクロプロパンカルブアルデヒド
をつくることを含む 式: (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
基を表わす)で表わされるシクロプロパンカルブアルデ
ヒドの製造法に関する。
プロセスステップa),b)およびc)は新規である。
本発明は前記の3つのプロセスステップすべての組合
せ、プロセスステップa)+b)およびb)+c)の組
合せ、および各ステップa),b)およびc)それ自身
に関する。
式IIIで表わされる1,2,4−トリハロブチルエーテルおよ
び式IVで表わされる重亜硫酸塩アダクトも新規で、本発
明はこれらにも関する。
本発明はしたがって、 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
表わされる新規な1,2,4−トリハロブチルエーテル、お
よび、 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされる新規な重亜硫酸塩ア
ダクトに関する。
式IIで表わされるテトラヒドロフランは本発明の方法に
とって有用な出発化合物である。これらの化合物のいく
つかは文献から公知である。式IIで表わされる化合物は
文献から公知の方法に類似して調製できる。例えば、2,
3−ジハロテトラヒドロフランのアルコリシス〔エム.
ホリク等;ケミケ ツベスティ:25巻9頁1971年(M.
Holik et al,Chem.Zvesti;25(1971)9)〕;ヴィ.
ツェツラ アンド エム.クラトシュビル;コレクショ
ン オブ チェコスロバク ケミカル コミュニケイシ
ョンズ;35巻、1745頁1970年(V.Zezula and M.Krato
chvil;Collect.Czech.Chem.Commun.;35(1970)174
5)〕,〔エル.エム.ボロティナ等;キミヤ ゲテロ
ツイクリッシェスキク ソエディネニ;4巻、200頁、1
968年(L.M.Bolotina et al.,:Khim.Geterotsikl.Soedi
n.;4(1968),200)〕によりこの群の化合物に対する都
合のよいルートが得られる。2,3−ジクロロテトラヒド
ロフランまたは2,3−ジクロロテトラヒドロフランとテ
トラヒドロフランの混合物に対するZn−またはZnCl2-触
媒付加は式IIで表わされる2−〔2−または4−クロロ
アルキル置換〕−3−クロロテトラヒドロフランのもう
一つの都合のよい製造法である〔エム.クラトシュビ
ル,コレクション オブ チェコスロバク ケミカル
コミュニケイションズ25巻、1353頁、1960年(M.Krat
ochvil,Collect.Czech.Chem.Commun、25(1960),135
3)〕。
本発明はまた、 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン原子置換の
炭素原子数1乃至10のアルキル基、置換されていない
か、またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキ
ル基により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基
により置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル
基、または、それぞれが置換されないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わすが; Xが塩素原子を表わす時は R2は置換されていない炭素原子数1乃至6のアルキル
基、シクロヘキシル基、2位が塩素原子で置換された炭
素原子数4乃至10のアルキル基または4−クロロブチ
ル基ではなく、 Xが臭素原子またはヨー素原子を表わす時はR2は炭素
原子数1乃至4のアルキル基を表わさない)で表わされ
る新規なテトラヒドロフランに関する。
本発明の各プロセス ステップおよびそれらの組合せを
次のように定義する: 2−ステップ プロセス: b) 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
表わされる1,2,4−トリハロブチルエーテルを重亜硫酸
塩水溶液と反応させて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
をつくること、および c)引続いて、このアダクトを塩基の存在下に 式: R1−S (V) (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
基を表わし; Zはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされるチオレートと環状化
して式Iで表わされるシクロプロパンカルブアルデヒド
をつくること、を含む。
式: (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
基を表わす)で表わされるシクロプロパンカルブアルデ
ヒドの製造法、および a) 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基で置
換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で表わ
されるテトラヒドロフランをハロゲン化剤と反応させて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基で置
換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で表わ
される1,2,4−トリハロブチルエーテルをつくること、
および b)次いで式IIIで表わされる化合物を重亜硫酸塩水溶
液と反応させて式IVで表わされる重亜硫酸塩アダクトを
つくること、 を含む、 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
の製造法。
単一ステッププロセス: a)式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
って置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)
で表わされるテトラヒドロフランをハロゲン化剤と反応
させることを含む 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
って置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)
で表わされる1,2,4−トリハロブチルエーテルの製造
法; b)式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
って置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)
で表わされる1,2,4−トリハロブチルエーテルを重亜硫
酸塩水溶液と反応させることを含む 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
の製造法: および c)式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
を塩基の存在下に、 式: R1−S (V) (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
基を表わし; Zはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされるチオレートと反応さ
せて式Iで表わされるシクロプロパンカルブアルデヒド
をつくることを含む 式: (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
基を表わす)で表わされるシクロプロパンカルブアルデ
ヒドの製造法。
本記載において使用した定義において、使用した一般的
用語は特に以下の個々の意味を持つ: アルキル基はメチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、第二ブチ
ル基または第三ブチル基、または異性体のベンチル基、
ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基または
デシル基を表わす。R2がアルキル基を表わす所では、
炭素原子数1乃至4のアルキル基が望ましい。
ハロゲン原子はフッ素原子、塩素原子、臭素原子またに
ヨウ素原子を表わし、特に塩素原子または臭素原子を表
わす。
アルカリ金属およびアルカリ土類金属イオンは特にリチ
ウム、ナトリウム、カリウムを表わし、マグネシウムお
よびカルシウムの二価イオンをも表わす。重亜硫酸塩ア
ダクトの場合、ナトリウムおよびカリウム塩が望まし
く、ナトリウム塩が特に望ましい。
2が意味するハロアルキル基は特に2−クロロエチル
基、2−クロロプロピル基、2−クロロブチル基または
4−クロロブチル基を表わす。
シクロアルキル基はシクロプロピル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基を表わ
し、望ましくは、シクロペンチル基またはシクロヘキシ
ル基を表わす。シクロアルキル基はハロゲン原子、アル
キル基またはアルコキシ基によって置換されていてもよ
い。望ましくは、シクロアルキル基は置換されていない
か、またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキ
ル基および炭素原子数1乃至4のアルコキシ基からの同
じ、または異る3個までの置換基によって置換されてい
るものである。
フェニル基またはベンジル基としてのR2は、望ましく
は、置換されていないものを表わすが、ハロゲン原子、
炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数1乃至4
のアルコキシ基、ニトロ基およびシアノ基からの同じ、
または異る3個までの置換基によって置換されていても
よい。アルキル基としてのR2は置換されていない炭素
原子数1乃至4のアルキル基が望ましい。
2ステップまたは3ステッププロセス(プロセスステッ
プb)+c);a)+b);またはa)+b)+c)の
組合せ)の場合には、合成を「ワンポットプロセス」
で、すなわち、それぞれの中間体を分離することなしに
有利に実施できる。
下記の特色は各プロセスステップが有利であることを証
明している: プロセスステップa) テトラヒドロフランIIのハロゲン化は、0.005乃至0.5モ
ルの触媒、望みに応じて0.0001乃至0.5モルのプロトン
供与体と共に、1乃至6モルのハロゲン化剤および遊離
体(educt)の1モル当り0乃至200mlの不活性溶媒の存
在下でうまく実施される。好適なプロトン供与体は、例
えば水、アルコール、塩酸、硫酸、カルボン酸およびス
ルホン酸のような酸、およびアンモニウムイオン(第四
アンモニウムイオンを除く)である。望ましいプロトン
供与体は水、アルコールおよび塩酸である。特に有利に
行うには、プロセスステップa)を0.02乃至0.1モルの
触媒、望みに応じて0.001乃至0.01モルの水を加え、1.1
0乃至1.15モルのハロゲン化剤の存在下に溶媒なしで実
施する。
揮発しやすいために残分が容易に反応混液から除去でき
るようなハロゲン化剤に特に望ましく、例えば塩化チオ
ニルまたは臭化チオニルのようなものである。塩化チオ
ニルが特に好適である。
触媒として、特に、ピリジン、ルチジン、4−ジメチル
アミノピリジン、キノリン、ピコリンのような芳香族ア
ミン、N,N-ジメチルアニリン、4−N′,N′−ジメチル
アミノピリジンまたは1,4−ジアザビシクロ〔2,2,2〕オ
クタンのような第4級アミン、およびまた、トリエチル
アミンまたはエチルジイソプロピルアミンのようなトリ
アルキルアミン、またはジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミドまたはヘキサメチルホスホラス トリア
ミドのようなアミドが挙げられる。
好適な溶媒は、とりわけ、トルエン、キシレンまたはベ
ンゼンのような芳香族炭化水素;テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジエチルエーテルまたはジイソプロピルエ
ーテルのようなエーテル;シクロヘキサン、ヘキサンま
たは高沸点アルカンのような脂環式または脂肪族炭化水
素;ジクロロメタンまたはトリクロロメタンのような塩
素化炭化水素である。
このプロセスは室温乃至約140℃、特に30乃至100℃、
更に特に80乃至85℃の範囲内で行われることが望ま
しい。
特に望ましい形において、このプロセスを、触媒として
0.02乃至0.1モルのピリジンまたはトリエチルアミン、
1.10乃至1.15モルの塩化チオニルの存在下、溶媒なしに
反応混合物の沸点で実施する。プロセスステップa)の
この有利な形において、得られる生成物は 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
表わされる1,4−ジクロロ−2−ハロブチルエーテルで
ある。
プロセスステップb) エーテルIIIを加水分解して重亜硫酸塩アダクトIVをつ
くることは、pH制御の条件下に水性二相系で有利に行わ
れる。40%重亜硫酸ナトリウム溶液を使用する時、特
に下記の望ましい、特に望ましい溶媒と遊離体(educ
t)の比を考慮する: エーテルIIIの1モル当り、1.0乃至2.0モルの重亜硫酸
ナトリウム(40%水溶液の形で)、20乃至200mlの
水および20乃至200mlの不活性有機溶媒が望ましい。
特に望ましいのは、エーテルIIIの1モル当り、1.0乃至
1.1モルの重亜硫酸ナトリウム(40%水溶液の形
で)、40乃至60mlの水および40乃至60mlの有機
溶媒である。
反応は0乃至100℃、望ましくは30乃至80℃の温度
で実施されることが有利である。
反応混液のpH値を塩基を調節しつつ添加して、大体2乃
至7、望ましくは3.0乃至3.5の範囲に保つ。NaOHまたは
KOH(例えば30%水溶液の形で)が塩基として好適で
ある。
望ましくは、式IIIで表わされるエーテルをプロセスス
テップb)を実施するために使用する。
プロセスステップb)に好適な溶媒はステップa)に記
載したものに相当する。それに加えて、例えば酢酸エチ
ルのようなエステルが好適である。トルエンは特に望ま
しい。
プロセスステップb)によって得られる重亜硫酸塩アダ
クトは、まず反応混合物を緩やかに加熱し、その高めた
温度で有機相を除去することにより、簡単に得られる。
生成物IVは水相から高純度で結晶し、分離も出来るし、
直接、水けん濁液の形でプロセスステップc)で更に処
理することもできる。
プロセスステップc) 重亜硫酸塩アダクトIVを遊離体(educt)の1モル当り4
00乃至1000ml、望ましくは600乃至800mlの水に懸濁する
か、プロセスステップb)によって得られるけん濁液を
直接使用する。−20乃至+40℃、望ましくは0乃至
5℃の温度で、1.0乃至1.5モル望ましくは1.0乃至1.05
モルのチオレートVをそれに加える。反応混合物を、1.
02乃至2.20モル、望ましくは1.02乃至2.0モルの水酸化
ナトリウム溶液により塩基性pH値に調節する。次いで生
成物を反応混合液から抽出できる。
プロセスステップc)を実施するためには、 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
が特に望ましい。
望ましいチオレートは式Vで表わされるナトリウムおよ
びカリウムチオレートである。
水酸化ナトリウム溶液の外に、他のアルカリ金属および
アルカリ土類金属の水酸化物または炭酸化物を上記反応
ステップb)およびc)における塩基として使用でき
る。
本発明のプロセスは先行技術から公知のものに比較して
多くの有利な点を持つことで区別できる。この方法では
容易に入手できる遊離体(educt)および試薬を使用す
る。反応の実施は複雑ではない(温度、溶媒、pH調節、
反応媒体としての水の使用、生成物の分離、副生物およ
び残分の良好な除去等)。プロセスを中間体を分離して
も、しなくても実施できる。重亜硫酸塩アダクトIVは貯
蔵中安定である。その上、このプロセスは各単反応ステ
ップで高収率、高生成物品質である。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明する。
調製の実施例 P.1.(1,2,4−トリクロロブト−1−イル)−メチルエ
ーテルの調製 塩化チオニル130.9g(1.1モル)を3−クロロ−2−メ
トキシテトラヒドロフラン136.5g(1.0モル)とピリジ
ン1.58g(0.02モル)に対し、80乃至85℃で2時間
かけて滴下して加える。直ちにガスが生ずる。反応混合
物をガスの発生が止まるまで更に攪拌し、次いで室温ま
で冷却する。
式: で表わされる標題化合物185.7g(97%)が薄茶色液
体の形で分離される(化合物No.1.01)。
化合物No.1.01の分光学的データ: マススペクトル:157(10),155(16),121(2),119(7),107
(3),105(10),94(2),92(5),81(34),79(100),55(3),53
(5),51(13);M=191.5;(両ジアステレオマーについ
て。
第1表の化合物を同様にして調製できる(ハロゲン化剤
としてSOCl2またはSOBr2を使用)。
P.2.重亜硫酸塩アダクトIVの調製 P.2.12,4−ジクロロブチルアルデヒドの重亜硫酸塩ア
ダクトの調製 (1,2,4−トリクロロブト−1−イル)−メチルエーテ
ル185.6g(0.97モル)を33.5%重亜硫酸ナトリウム水
溶液310.0g(1.0モル)およびトルエン50mlに対し、
40乃至45℃で1時間かけて滴下して加える。同時に
30%NaOH水溶液を使ってpHを3.0乃至3.5に保つ。次い
で反応混合液を70乃至75°に加熱し、トルエン相を
除去して捨てる。生成物は水相を15℃に冷却すると晶
出する。
式: で表わされる標題の化合物162.1g(66%)が無色粉
末の形で分離される(化合物No.2.01)。
母液の再結晶により標題の化合物を更に58.2g(23.7
%)を分離することができる。
P.2.2.3−クロロ−2−メトキシテトラヒドロフラン(I
I)から2,4−ジクロロブチル アルデヒドの重亜硫酸塩アダクトの調製 P.2.2.1.触媒としてトリエチルアミンを使用 3−クロロ−2−メトキシテトラヒドロフラン13.6g
(100ミリモル)およびトリエチルアミン0.2g(2ミリ
モル)に対し13.1g(110ミリモル)を80乃至85℃
で2時間かけて滴下して加える。このようにして得られ
る(1,2,4−トリクロロブト−1−イル)−メチルエー
テルを33.5%重亜硫酸水溶液31.0g(100ミリモル)お
よびトルエン6mlに対し40乃至45℃で30分かけて
加える。反応混液のpHは30%NaOH溶液により3.0乃至
3.5に保つ。次いで反応混液を70乃至75℃に加熱
し、トルエン相を除去して水相を室温に冷却すると生成
物が沈澱する。
式: で表わされる標題の化合物68.3g(94.8%)が34%水
けん濁液の形で分離される(化合物No.2.01)。
P.2.2.触媒としてルチジンを使用 実施例P.2.2.1.のようにして、 式: で表わされる標題化合物66.1g(91.7%)を34%重亜
硫酸塩アダクト水けん濁液として(化合物No.2.01)、
3−クロロ−2−メトキシテトラヒドロフラン13.6g
(100ミリモル)、ルチジン0.1g(2ミリモル)、塩化
チオニル13.1g(110ミリモル)、33.5%重亜硫酸水溶
液31.0g(100ミリモル)およびトルエン6mlから得ら
れる。 H−NMR(360MHz,D2O):δ=2.1−2.45と2.5−2.65(2m,2H-C(3));3.7−
3.95(m,2H-C(4)):4.55−4.9(3複合シグナル,H-C(1)とH-C(2))。
第II表の化合物がP.2調製の実施例と同様にして得られ
る。
P.3.シクロプロパンカルブアルデヒドIの調製 P.3.1.1−メチルチオシクロプロパンカルブアルデヒド 2.4−ジクロロブチルアルデヒド重亜硫酸塩アダクト42.
8g(175ミリモル)(水200mlにけん濁)を16%ナト
リウムメチルチオレート水溶液98.5g(225ミリモル)
と30%水酸化ナトリウム水溶液60.0g(450ミリモ
ル)に対して0乃至5℃で1時間かけて滴下して加え
る。混合物を更に45分間攪拌してジクロロメタン100m
lを加え、水相を分離する。有機相をロータリーエバポ
レーターで真空蒸発により濃縮する(50℃/500ミリ
バール)。
式: で表わされる標題化合物19.4g(95.6%)が分離される
(化合物No.4.01)。
第III表の化合物が同様にして分離される。
P.3.2.中間体の分離なしの3−クロロ−2−メトキシテ
トラヒドロフランからの1−メチルチオシクロプロパン
カルブアルデヒド 3−クロロ−2−メトキシテトラヒドロフラン273.0g
(2.0モル)、ピリジン3.16g(40ミリモル)、塩化チ
オニル261.8g(2.2モル)、33.5%重亜硫酸ナトリウム
水溶液620g(2.0モル)およびトルエン100mlを実施例
P.2.2.と同様にして反応させ、2,4−ジクロロブチルア
ルデヒド重亜硫酸塩アダクトの水けん濁液をつくる。こ
のようにして得た水けん濁液を水210mlで希釈し0℃に
冷却する。次いで16%ナトリウムメチルチオレート溶
液876.3g(2.0モル)と30%水酸化ナトリウム水溶液
533.0g(4.0モル)を0乃至5℃で3時間かけて滴下し
て加える。混液を0乃至5℃で更に45分間攪拌し、室
温に加熱し、トルエンまたはジクロロメタンで抽出、水
相を分離して有機相をロータリーエバポレーターで真空
濃縮する。
式: で表わされる標題の化合物185.7g(80%)が分離さ
れる(化合物No.4.01)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 205/37 7188−4H 253/30 255/54 9357−4H 303/32 309/08 7419−4H 319/14 323/22 7419−4H C07D 307/20

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされるテトラヒドロフランを、ハロゲン化剤と反応
    させて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換されている炭素原子数3乃至6のシクロアルキル
    基、またはそれぞれが置換されていないか、またはハロ
    ゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子
    数1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基に
    より置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)
    で表わされる1,2,4−トリハロブチルエーテルをつくる
    こと、および b)次いで、式IIIで表わされる化合物を重亜硫酸塩水
    溶液と反応させて 式; (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
    をつくること、および c)次いで、このアダクトを 式: R1−S (V) (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
    基を表わし; Zはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされるチオレートと塩基の
    存在下に環状化して式Iで表わされるシクロプロパンカ
    ルブアルデヒドをつくることを含む 式: (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
    基を表わす)で表わされるシクロプロパンカルブアルデ
    ヒドの製造法。
  2. 【請求項2】a)式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされるテトラヒドロフランを塩化チオニルと反応さ
    せて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされる1,4−ジクロロ−2−ハロブチルエーテルを
    つくること、および b)次いで式IIIaで表わされる化合物を重亜硫酸塩水
    溶液と反応させて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし、 Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
    をつくること、および c)次いで、そのアダクトを、 式: R1−S (V) (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
    基を表わし; Zはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされるチオレートと塩基の
    存在下に環状化して式Iで表わされるシクロプロパンカ
    ルブアルデヒドをつくること、を含む 式: (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
    基を表わす)で表わされるシクロプロパンカルブアルデ
    ヒドの製造法。
  3. 【請求項3】b) 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基で置
    換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で表わ
    される1,2,4−トリハロブチルエーテルを重亜硫酸塩水
    溶液と反応させて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸アダクトを
    つくること、および c)引き続きそのアダクトを 式: R1−S (V) (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
    基を表わし; Zはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされるチオレートと反応さ
    せて式Iで表わされるシクロプロパンカルブアルデヒド
    をつくること、を含む 式: (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
    基を表わす)で表わされるシクロプロパンカルブアルデ
    ヒドの製造法。
  4. 【請求項4】b) 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされる1,4−ジクロロ−2−ハロブチルエーテルを
    重亜硫酸塩水溶液と反応させて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
    をつくること、および c)引き続いてそのアダクトを 式: R1−S (V) (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
    基を表わし; Zはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされるチオレートと塩基の
    存在下に反応させて式Iで表わされるシクロプロパンカ
    ルブアルデヒドをつくること、を含む請求項第(3)項記
    載の方法。
  5. 【請求項5】a) 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされるテトラヒドロフランをハロゲン化剤と反応さ
    せて 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされる1,2,4−トリハロブチルエーテルをつくるこ
    と、および b)次いで式IIIで表わされる化合物を重亜硫酸塩水溶
    液と反応させて式IVで表わされる重亜硫酸塩アダクトを
    つくること、を含む 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
    の製造法。
  6. 【請求項6】a) 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされるテトラヒドロフランをハロゲン化剤と反応さ
    せることを含む 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされる1,2,4−トリハロブチルエーテルの製造法。
  7. 【請求項7】b) 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされる1,2,4−トリハロブチルエーテルを重亜硫酸
    塩水溶液と反応させることを含む 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸アダクトの
    製造法。
  8. 【請求項8】c) 式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダクト
    を 式: R1−S (V) (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
    基を表わし; Zはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされるチオレートと塩基の
    存在下に環状化して式Iで表わされるシクロプロパンカ
    ルブアルデヒドをつくることを含む 式: (式中、 R1は炭素原子数1乃至4のアルキル基またはベンジル
    基を表わす)で表わされるシクロプロパンカルブアルデ
    ヒドの製造法。
  9. 【請求項9】式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされる1,2,4−トリハロブチルエーテル。
  10. 【請求項10】式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わす)で
    表わされる1,4−ジクロロ−2−ハロブチルエーテル。
  11. 【請求項11】式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダク
    ト。
  12. 【請求項12】式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; Yはアルカリ金属またはアルカリ土類金属イオンの当量
    の陽イオンを表わす)で表わされる重亜硫酸塩アダク
    ト。
  13. 【請求項13】式: (式中、 Xはハロゲン原子を表わし; R2は置換されていないか、またはハロゲン置換の炭素
    原子数1乃至10のアルキル基、置換されていないか、
    またはハロゲン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基
    により、または炭素原子数1乃至4のアルコキシ基によ
    り置換された炭素原子数3乃至6のシクロアルキル基、
    または、それぞれが置換されていないか、またはハロゲ
    ン原子、炭素原子数1乃至4のアルキル基、炭素原子数
    1乃至4のアルコキシ基、ニトロ基またはシアノ基によ
    り置換されたフェニル基またはベンジル基を表わすが; Xが塩素原子を表わす時は R2は置換されていない炭素原子数1乃至6のアルキル
    基、シクロヘキシル基、2位が塩素原子によって置換さ
    れた炭素原子数4乃至10のアルキル基、または4−ク
    ロロブチル基ではなく、また Xが臭素原子または沃素原子を表わす時は、R2は炭素
    原子数1乃至4のアルキル基ではない)で表わされる化
    合物。
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