JPH0637490Y2 - 硬貨払出装置 - Google Patents
硬貨払出装置Info
- Publication number
- JPH0637490Y2 JPH0637490Y2 JP9152187U JP9152187U JPH0637490Y2 JP H0637490 Y2 JPH0637490 Y2 JP H0637490Y2 JP 9152187 U JP9152187 U JP 9152187U JP 9152187 U JP9152187 U JP 9152187U JP H0637490 Y2 JPH0637490 Y2 JP H0637490Y2
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- Japan
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- pusher
- coin
- storage cylinder
- coins
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Description
この考案は、積層収納された所定金種の硬貨から指令に
基づいて所定個数だけを釣銭用に払い出す装置に関し、
とくにプッシャの引戻動作時に収納硬貨の角部が収納筒
内周面と引っ掛かり傾斜したままとなることを防止し、
よって払出障害を起こさないように改善したものであ
る。
基づいて所定個数だけを釣銭用に払い出す装置に関し、
とくにプッシャの引戻動作時に収納硬貨の角部が収納筒
内周面と引っ掛かり傾斜したままとなることを防止し、
よって払出障害を起こさないように改善したものであ
る。
一従来例について、第5図,第6図,第7図を参照しな
がら説明する。 第5図は一従来例要部の、初期の硬貨積層収納時(プッ
シャ引戻動作直前)における側断面図であり、この要部
は主として、上部収納筒2、基部収納筒3、受台4、案
内面25、払出口6、プッシャ27からなっている。 上記収納筒2および基部収納筒3で、硬貨1を積層収納
する筒を構成し、特に二つの部分に分けた理由は、上部
収納筒をすべての金種の硬貨に対し共通にし、金種別の
基部収納筒によって各金種の硬貨に対応するためであ
る。 基部収納筒3の下端面より下方に、硬貨1の厚み1個分
を超え2個分未満に相当する間隔をとって受台4の受面
4aを設ける。 プッシャ27は帯板状部材であり、ほぼ水平な案内面25の
上を摺動可能に支持され、払出指令に基づいて所定行程
で1往復動作し、この過程で先端部によって収納硬貨の
最下端の1個だけを右方に押し出し、払出口6から外方
に投出させる。 第6図はこの従来例要部の、正常なプッシャ引戻動作完
了時における側断面図であり、第5図の状態から、プッ
シャ27を左方向に所定行程だけ引き戻した時の状態を示
す。硬貨1は受台4の受面4aの上に載置され積層収納さ
れている。 次に、第7図に示すように、プッシャ27が右方向に移動
し、最下端の硬貨1個だけを右方に押し出し、払出口6
から外部に投出させる。これと同時に、プッシャ27の上
面に、その他の積層収納された硬貨1が載置される。こ
のようにして初期状態に復帰することになる。
がら説明する。 第5図は一従来例要部の、初期の硬貨積層収納時(プッ
シャ引戻動作直前)における側断面図であり、この要部
は主として、上部収納筒2、基部収納筒3、受台4、案
内面25、払出口6、プッシャ27からなっている。 上記収納筒2および基部収納筒3で、硬貨1を積層収納
する筒を構成し、特に二つの部分に分けた理由は、上部
収納筒をすべての金種の硬貨に対し共通にし、金種別の
基部収納筒によって各金種の硬貨に対応するためであ
る。 基部収納筒3の下端面より下方に、硬貨1の厚み1個分
を超え2個分未満に相当する間隔をとって受台4の受面
4aを設ける。 プッシャ27は帯板状部材であり、ほぼ水平な案内面25の
上を摺動可能に支持され、払出指令に基づいて所定行程
で1往復動作し、この過程で先端部によって収納硬貨の
最下端の1個だけを右方に押し出し、払出口6から外方
に投出させる。 第6図はこの従来例要部の、正常なプッシャ引戻動作完
了時における側断面図であり、第5図の状態から、プッ
シャ27を左方向に所定行程だけ引き戻した時の状態を示
す。硬貨1は受台4の受面4aの上に載置され積層収納さ
れている。 次に、第7図に示すように、プッシャ27が右方向に移動
し、最下端の硬貨1個だけを右方に押し出し、払出口6
から外部に投出させる。これと同時に、プッシャ27の上
面に、その他の積層収納された硬貨1が載置される。こ
のようにして初期状態に復帰することになる。
以上説明したような、従来の技術による硬貨の払出動作
は、ある限られた理想的な条件の下においては正常にお
こなわれる。 実際によくあるように、収納された硬貨に塵埃や油分な
どが付着していたり、収納筒の内周面が硬貨によって損
傷を受けたり摩耗を生じたりしていると、第5図の段階
から、プッシャ27が左方向に引き戻される過程で、第8
図に示したような状態を起こす。すなわち、プッシャ27
と、この上に積層収納された硬貨1との間に、付着塵埃
ないし付着油分による摩擦力が働き、硬貨1の左下側の
角は、基部収納筒3の左側内周面に押し付けられて迫り
上がり、しかも基部収納筒3の内周面の損傷,摩耗箇所
に引っ掛かった状態となり、他方の右下側の角は受面4a
の上に載ったままであるから、図のように傾斜した状態
になる。 こうなると、第8図の状態から、プッシャ27が右方向に
押出動作をおこなっても、硬貨1の最下端の1個を押し
出すことができず、したがって、硬貨が払い出されな
い、という問題点がある。それ以降のプッシャ27の往復
動作によって、積層収納された硬貨1が正規状態(第5
図の状態)に戻される可能性もあるが、いずれにしても
払出指令と実際に払い出された硬貨とは合致せず、問題
である。 この考案の目的は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、プッシャの引戻動作時に収納硬貨の角部が収納筒
内周面と引っ掛かり傾斜したままとなることを防止し、
よって払出障害を起こさないように改善した硬貨払出装
置を提供することにある。
は、ある限られた理想的な条件の下においては正常にお
こなわれる。 実際によくあるように、収納された硬貨に塵埃や油分な
どが付着していたり、収納筒の内周面が硬貨によって損
傷を受けたり摩耗を生じたりしていると、第5図の段階
から、プッシャ27が左方向に引き戻される過程で、第8
図に示したような状態を起こす。すなわち、プッシャ27
と、この上に積層収納された硬貨1との間に、付着塵埃
ないし付着油分による摩擦力が働き、硬貨1の左下側の
角は、基部収納筒3の左側内周面に押し付けられて迫り
上がり、しかも基部収納筒3の内周面の損傷,摩耗箇所
に引っ掛かった状態となり、他方の右下側の角は受面4a
の上に載ったままであるから、図のように傾斜した状態
になる。 こうなると、第8図の状態から、プッシャ27が右方向に
押出動作をおこなっても、硬貨1の最下端の1個を押し
出すことができず、したがって、硬貨が払い出されな
い、という問題点がある。それ以降のプッシャ27の往復
動作によって、積層収納された硬貨1が正規状態(第5
図の状態)に戻される可能性もあるが、いずれにしても
払出指令と実際に払い出された硬貨とは合致せず、問題
である。 この考案の目的は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、プッシャの引戻動作時に収納硬貨の角部が収納筒
内周面と引っ掛かり傾斜したままとなることを防止し、
よって払出障害を起こさないように改善した硬貨払出装
置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、考案装置は、収納筒に積
層収納された硬貨を、前記収納筒の下端面から前記硬貨
の厚み1個分を超え2個分未満の間隔をとって設けら
れ、かつ中央部に中空部を有する受面によって下方から
支持させ、前記中空部箇所において前記受面より下位に
設けられた案内面上を、指令に基づいて1往復動作する
帯板状プッシャによって、前記収納硬貨の最下端の1個
だけを前記収納筒の側方外部に押し出させる装置におい
て、 前記案内面は、前記受面と平行な主面の中間部に所定形
状の凹面を設け、 前記プッシャは、その先端上部に突出部を設け、かつ前
記先端下部が前記主面に沿って移動しうるように上向き
に付勢されるとともに、この付勢に抗する下向きの収納
硬貨重量によって前記凹面に倣って押し下げられるよう
になす。
層収納された硬貨を、前記収納筒の下端面から前記硬貨
の厚み1個分を超え2個分未満の間隔をとって設けら
れ、かつ中央部に中空部を有する受面によって下方から
支持させ、前記中空部箇所において前記受面より下位に
設けられた案内面上を、指令に基づいて1往復動作する
帯板状プッシャによって、前記収納硬貨の最下端の1個
だけを前記収納筒の側方外部に押し出させる装置におい
て、 前記案内面は、前記受面と平行な主面の中間部に所定形
状の凹面を設け、 前記プッシャは、その先端上部に突出部を設け、かつ前
記先端下部が前記主面に沿って移動しうるように上向き
に付勢されるとともに、この付勢に抗する下向きの収納
硬貨重量によって前記凹面に倣って押し下げられるよう
になす。
収納筒に積層収納された硬貨は、初期には、プッシャー
の先端突出部とそれより下位の部分とで傾斜して支持さ
れている。 払出指令に基づくプッシャの1往復動作によって、まず
引戻動作で、積層収納硬貨は、その払出側の端部が上方
に持ち上げられている状態から、引き戻しの過程で、そ
の重量が付勢に抗してプッシャ先端下部を案内面の凹面
に倣うように押し下げることによって、受面によって正
規のほぼ水平姿勢をとって支持される状態に移行する。
すなわち、プッシャの引戻動作時に収納硬貨の角部が収
納筒内周面と引っ掛かり傾斜したままとなることを防止
する。 その結果、次の押出動作で、収納硬貨の最下端の1個だ
けが収納筒の側方外部に押し出される。
の先端突出部とそれより下位の部分とで傾斜して支持さ
れている。 払出指令に基づくプッシャの1往復動作によって、まず
引戻動作で、積層収納硬貨は、その払出側の端部が上方
に持ち上げられている状態から、引き戻しの過程で、そ
の重量が付勢に抗してプッシャ先端下部を案内面の凹面
に倣うように押し下げることによって、受面によって正
規のほぼ水平姿勢をとって支持される状態に移行する。
すなわち、プッシャの引戻動作時に収納硬貨の角部が収
納筒内周面と引っ掛かり傾斜したままとなることを防止
する。 その結果、次の押出動作で、収納硬貨の最下端の1個だ
けが収納筒の側方外部に押し出される。
この考案に係る一実施例について、以下に第1図,第2
図,第3図,第4図を参照しながら説明する。 第1図はこの実施例要部の、初期の硬貨積層収納時(プ
ッシャ引戻動作直前)における側断面図であり、この要
部が主として、上部収納筒2、基部収納筒3、受台4、
案内面5、払出口6、およびプッシャ7からなってい
る。 上部収納筒2および基部収納筒3で、硬貨1を積層収納
する筒状体を構成する。特に二つの部分に分けた理由
は、上部収納筒をすべての金種の硬貨に対して共通に
し、金種別の基部収納筒によって各金種の硬貨用に対応
するためである。 基部収納筒3の下端面より下方に、硬貨1の厚み1個分
を超え2個分未満に相当する間隔をとって受台4の受面
4aを設ける。 プッシャ7は帯板状部材で、先端上部に突出部7aを設け
る。このプッシャ7は、水平姿勢をとるように上向きに
付勢され、かつ動きが制限されるとともに、この付勢に
抗する下向きの外力によって、案内面5の表面に倣って
押し下げられながら摺動し得るように支持される。ま
た、払出指令に基づいて所定行程で1往復動作し、この
過程で先端部によって収納硬貨の最下端の1個だけを右
方に押し出し、払出口6から外方に投出させる。なお、
案内面5は、平面状の主面5aと、中間部に形成された凹
面5bとからなる。 プッシャー7は、実際には、その図示してない左側部分
で回転可能に支持され、その自重またはコイルばねによ
る反時計方向の付勢によってほぼ水平姿勢をとるように
位置決めされ、この付勢に抗する積層収納硬貨の重量
(下向きの力)によって、案内面5に倣って押下げられ
る−という構造をとっている。なお、プッシャー7の先
端部と案内面5とは低摩擦材料、例えばテフロンなどで
被覆されるのが望ましい。 第1図において、硬貨1は、その中央部より若干右寄り
の箇所がプッシャ7の突出部7aで、左下端部がプッシャ
7のより下位の平坦部分でそれぞれ支持され、右上りに
傾斜した状態で積層収納される。なお、この状態では、
プッシャ7は、案内面5の左側と右端部との2箇所の主
面5aの部分によってほぼ水平に支持されている。 第2図はこの実施例要部の、プッシャ引戻動作中におけ
る側断面図であり、第1図の状態から、矢印のようにプ
ッシャ7を左方向に引き戻しつつある途中の状態を示
す。プッシャ7の先端部は、積層収納された硬貨1の重
量によって、凹面5bに倣って押し下げられ、その結果、
硬貨1は受台4の受面4aの上に載置され積層収納される
ことになる。したがって突出部7aの上面は最下端の収納
硬貨1の下面から離隔しながら左方向に移動することに
なる。 このように引戻動作によって、まず初期に積層収納硬貨
1は、その払出側の端部がプッシャ7の突出部7aによっ
て上方に持ち上げられているが、引き戻しの過程で、収
納硬貨1の重量が付勢に抗してプッシャ7の先端下部を
案内面5の凹面5bに倣うように押し下げることによっ
て、受面4aによって正規のほぼ水平姿勢に支持される。 次に第3図の、プッシャ7の引戻動作完了時、ないし押
出動作直前の状態に示すように、プッシャ7は完全に、
収納硬貨1の下側から外れ、左側方に位置している。 この位置から、第4図に示すように、プッシャ7が案内
面5の主面5aに沿って、ほぼ水平に右方向に移動し、最
下端の1個の硬貨1だけを右方に押し出す。これと同時
に、プッシャ7の突出部7a上面に、その他の積層収納硬
貨1が1枚だけ落ちて載置される。このようにして第1
図の初期状態に復帰する。 さらに補足すれば、プッシャ7には、第4図の段階より
若干進んで最下端の硬貨1が押し出される直前までは、
積層収納硬貨1の重量が、突出部7aを介して垂直下方に
作用しないから、プッシャ7はほぼ水平移動を続ける。
最下端の硬貨1が押し出される直前以後は、突出部7aに
積層収納硬貨1の重量が作用するから、プッシャ7は、
その先端下部が凹面5bに倣い押し下げられながら移動
し、第1図に示した状態に復帰する。 ところで、この実施例の初期状態を第3図の状態にする
こともできる。すなわち、払出指令に基づいて、まず第
4図のように押出動作をとり、第1図,第2図の過程を
へて第3図に復帰するわけである。動作そのものに本質
的な相違はない。
図,第3図,第4図を参照しながら説明する。 第1図はこの実施例要部の、初期の硬貨積層収納時(プ
ッシャ引戻動作直前)における側断面図であり、この要
部が主として、上部収納筒2、基部収納筒3、受台4、
案内面5、払出口6、およびプッシャ7からなってい
る。 上部収納筒2および基部収納筒3で、硬貨1を積層収納
する筒状体を構成する。特に二つの部分に分けた理由
は、上部収納筒をすべての金種の硬貨に対して共通に
し、金種別の基部収納筒によって各金種の硬貨用に対応
するためである。 基部収納筒3の下端面より下方に、硬貨1の厚み1個分
を超え2個分未満に相当する間隔をとって受台4の受面
4aを設ける。 プッシャ7は帯板状部材で、先端上部に突出部7aを設け
る。このプッシャ7は、水平姿勢をとるように上向きに
付勢され、かつ動きが制限されるとともに、この付勢に
抗する下向きの外力によって、案内面5の表面に倣って
押し下げられながら摺動し得るように支持される。ま
た、払出指令に基づいて所定行程で1往復動作し、この
過程で先端部によって収納硬貨の最下端の1個だけを右
方に押し出し、払出口6から外方に投出させる。なお、
案内面5は、平面状の主面5aと、中間部に形成された凹
面5bとからなる。 プッシャー7は、実際には、その図示してない左側部分
で回転可能に支持され、その自重またはコイルばねによ
る反時計方向の付勢によってほぼ水平姿勢をとるように
位置決めされ、この付勢に抗する積層収納硬貨の重量
(下向きの力)によって、案内面5に倣って押下げられ
る−という構造をとっている。なお、プッシャー7の先
端部と案内面5とは低摩擦材料、例えばテフロンなどで
被覆されるのが望ましい。 第1図において、硬貨1は、その中央部より若干右寄り
の箇所がプッシャ7の突出部7aで、左下端部がプッシャ
7のより下位の平坦部分でそれぞれ支持され、右上りに
傾斜した状態で積層収納される。なお、この状態では、
プッシャ7は、案内面5の左側と右端部との2箇所の主
面5aの部分によってほぼ水平に支持されている。 第2図はこの実施例要部の、プッシャ引戻動作中におけ
る側断面図であり、第1図の状態から、矢印のようにプ
ッシャ7を左方向に引き戻しつつある途中の状態を示
す。プッシャ7の先端部は、積層収納された硬貨1の重
量によって、凹面5bに倣って押し下げられ、その結果、
硬貨1は受台4の受面4aの上に載置され積層収納される
ことになる。したがって突出部7aの上面は最下端の収納
硬貨1の下面から離隔しながら左方向に移動することに
なる。 このように引戻動作によって、まず初期に積層収納硬貨
1は、その払出側の端部がプッシャ7の突出部7aによっ
て上方に持ち上げられているが、引き戻しの過程で、収
納硬貨1の重量が付勢に抗してプッシャ7の先端下部を
案内面5の凹面5bに倣うように押し下げることによっ
て、受面4aによって正規のほぼ水平姿勢に支持される。 次に第3図の、プッシャ7の引戻動作完了時、ないし押
出動作直前の状態に示すように、プッシャ7は完全に、
収納硬貨1の下側から外れ、左側方に位置している。 この位置から、第4図に示すように、プッシャ7が案内
面5の主面5aに沿って、ほぼ水平に右方向に移動し、最
下端の1個の硬貨1だけを右方に押し出す。これと同時
に、プッシャ7の突出部7a上面に、その他の積層収納硬
貨1が1枚だけ落ちて載置される。このようにして第1
図の初期状態に復帰する。 さらに補足すれば、プッシャ7には、第4図の段階より
若干進んで最下端の硬貨1が押し出される直前までは、
積層収納硬貨1の重量が、突出部7aを介して垂直下方に
作用しないから、プッシャ7はほぼ水平移動を続ける。
最下端の硬貨1が押し出される直前以後は、突出部7aに
積層収納硬貨1の重量が作用するから、プッシャ7は、
その先端下部が凹面5bに倣い押し下げられながら移動
し、第1図に示した状態に復帰する。 ところで、この実施例の初期状態を第3図の状態にする
こともできる。すなわち、払出指令に基づいて、まず第
4図のように押出動作をとり、第1図,第2図の過程を
へて第3図に復帰するわけである。動作そのものに本質
的な相違はない。
以上説明したように、この考案においては、収納筒に積
層収納された硬貨は、初期には、プッシャーの先端突出
部とそれより下位の部分とで傾斜して支持されている;
払出指令に基づくプッシャの1往復動作によって、まず
引戻動作で、積層収納硬貨は、その払出側の端部が上方
に持ち上げられている状態から、引き戻しの過程で、そ
の重量が付勢に抗してプッシャ先端下部を案内面の凹面
に倣うように押し下げることによって、受面によって正
規のほぼ水平姿勢をとって支持される状態に移行する;
すなわち、プッシャの引戻動作時に収納硬貨の角部が収
納筒内周面と引っ掛かり傾斜したままとなることを防止
する;その結果、次の押出動作で、収納硬貨の最下端の
1個だけが収納筒の側方外部に押し出される。 したがって、この考案によれば、従来の技術に比べ次の
ようなすぐれた効果がある。 (1)油,塵埃が付着した硬貨や損傷,摩耗により内周
面が微小な凹凸状態にある収納筒の下でも、払出動作は
適正,正確におこなわれる。すなわち、前記の状態の硬
貨が、前記の状態の収納筒内周面に引っ掛かり、払出不
能障害を起こすことを完全に防止できる。 (2)改善手段は、プッシャ先端部の形状変更と、案内
面に所定形状の凹面を設けたことだけであるから、スペ
ース,コスト両方の増分はほとんどなくてすむ。 (3)既設の装置の改造が容易であり、利用者側,装置
側双方にとってメリットが大きい。
層収納された硬貨は、初期には、プッシャーの先端突出
部とそれより下位の部分とで傾斜して支持されている;
払出指令に基づくプッシャの1往復動作によって、まず
引戻動作で、積層収納硬貨は、その払出側の端部が上方
に持ち上げられている状態から、引き戻しの過程で、そ
の重量が付勢に抗してプッシャ先端下部を案内面の凹面
に倣うように押し下げることによって、受面によって正
規のほぼ水平姿勢をとって支持される状態に移行する;
すなわち、プッシャの引戻動作時に収納硬貨の角部が収
納筒内周面と引っ掛かり傾斜したままとなることを防止
する;その結果、次の押出動作で、収納硬貨の最下端の
1個だけが収納筒の側方外部に押し出される。 したがって、この考案によれば、従来の技術に比べ次の
ようなすぐれた効果がある。 (1)油,塵埃が付着した硬貨や損傷,摩耗により内周
面が微小な凹凸状態にある収納筒の下でも、払出動作は
適正,正確におこなわれる。すなわち、前記の状態の硬
貨が、前記の状態の収納筒内周面に引っ掛かり、払出不
能障害を起こすことを完全に防止できる。 (2)改善手段は、プッシャ先端部の形状変更と、案内
面に所定形状の凹面を設けたことだけであるから、スペ
ース,コスト両方の増分はほとんどなくてすむ。 (3)既設の装置の改造が容易であり、利用者側,装置
側双方にとってメリットが大きい。
第1図はこの考案に係る一実施例要部の、硬貨積層収納
時における側断面図、 第2図はこの実施例要部の、プッシャ引戻動作中におけ
る側断面図、 第3図はこの実施例要部の、プッシャ引戻動作完了時
(押出動作直前)における側断面図、 第4図はこの実施例要部の、プッシャ押出動作中におけ
る側断面図、 第5図は一従来例要部の、初期の硬貨積層収納時(引戻
動作直前)における側断面図、 第6図はこの従来例要部の、正常なプッシャ引戻動作完
了時における側断面図、 第7図はこの従来例要部の、プッシャ押出動作完了時
(初期状態)における側断面図、 第8図はこの従来例要部の、プッシャ引戻動作完了時に
おける異常状態の側断面図である。 符号説明 1:硬貨、2:上部収納筒、3:基部収納筒、4:受台、4a:受
面、5:案内面、5a:主面、5b:凹面、6:払出口、7:プッシ
ャ、7a:突出部。
時における側断面図、 第2図はこの実施例要部の、プッシャ引戻動作中におけ
る側断面図、 第3図はこの実施例要部の、プッシャ引戻動作完了時
(押出動作直前)における側断面図、 第4図はこの実施例要部の、プッシャ押出動作中におけ
る側断面図、 第5図は一従来例要部の、初期の硬貨積層収納時(引戻
動作直前)における側断面図、 第6図はこの従来例要部の、正常なプッシャ引戻動作完
了時における側断面図、 第7図はこの従来例要部の、プッシャ押出動作完了時
(初期状態)における側断面図、 第8図はこの従来例要部の、プッシャ引戻動作完了時に
おける異常状態の側断面図である。 符号説明 1:硬貨、2:上部収納筒、3:基部収納筒、4:受台、4a:受
面、5:案内面、5a:主面、5b:凹面、6:払出口、7:プッシ
ャ、7a:突出部。
Claims (2)
- 【請求項1】収納筒に積層収納された硬貨を、前記収納
筒の下端面から前記硬貨の厚み1個分を超え2個分未満
の間隔をとって設けられ、かつ中央部に中空部を有する
受面によって下方から支持させ、前記中空部箇所におい
て前記受面より下位に設けられた案内面上を、指令に基
づいて1往復動作する帯板状プッシャによって、前記収
納硬貨の最下端の1個だけを前記収納筒の側方外部に押
し出させる装置において、 前記案内面は、前記受面と平行な主面の中間部に所定形
状の凹面を設け、 前記プッシャは、その先端上部に突出部を設け、かつ前
記先端下部が前記主面に沿って移動しうるように上向き
に付勢されるとともに位置決めされ、この付勢に抗する
下向きの収納硬貨重量によって前記凹面に倣って押し下
げられるようになしたことを特徴とする硬貨払出装置。 - 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の装置
において、プッシャ先端部および案内面は、低摩擦材料
からなることを特徴とする硬貨払出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9152187U JPH0637490Y2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 硬貨払出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9152187U JPH0637490Y2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 硬貨払出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63199372U JPS63199372U (ja) | 1988-12-22 |
| JPH0637490Y2 true JPH0637490Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=30952382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9152187U Expired - Lifetime JPH0637490Y2 (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 硬貨払出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637490Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006236116A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Glory Ltd | 硬貨重積収納投出装置 |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP9152187U patent/JPH0637490Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006236116A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Glory Ltd | 硬貨重積収納投出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63199372U (ja) | 1988-12-22 |
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