JPH063757A - カセッテ並びに画像記録媒体の移送装置および移送方法 - Google Patents

カセッテ並びに画像記録媒体の移送装置および移送方法

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JPH063757A
JPH063757A JP15784192A JP15784192A JPH063757A JP H063757 A JPH063757 A JP H063757A JP 15784192 A JP15784192 A JP 15784192A JP 15784192 A JP15784192 A JP 15784192A JP H063757 A JPH063757 A JP H063757A
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Yasuyoshi Ota
恭義 大田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート状の画像記録媒体を収納し一端側にこ
の記録媒体を出し入れするための開口が設けられた函体
と、この函体の上記開口を開閉する蓋体とからなるカセ
ッテから、簡単かつ確実に画像記録媒体を少し飛び出さ
せ、また画像記録媒体をこのカセッテ内に完全に収納す
るために少し送り込む。 【構成】 カセッテ10内に、蓄積性蛍光体シート11の端
部を受容する気密室12mを画成し、この気密室12mを画
成して蓄積性蛍光体シート11に接する室壁12kは、そこ
に弾力的に接するゴム等の部材から形成する。そして函
体12には、上記気密室12mの内外を連通する通気孔12
p、12qを設け、これらの通気孔12p、12qを通して気
密室12mに空気を送り込むことにより、該気密室12mに
受容されている蓄積性蛍光体シート11の端部を函体の開
口12a側に押す。また通気孔12p、12qを通して気密室
12m内の空気を排気し、蓄積性蛍光体シート11をこの気
密室12m側に吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線写真フイルムや蓄
積性蛍光体シート等のシート状画像記録媒体を収納する
カセッテに関するものである。
【0002】また本発明は、上記のカセッテから画像記
録媒体を取り出すために、その一部をカセッテから飛び
出させる装置および方法に関するものである。
【0003】また本発明は、一部がカセッテ内に送り込
まれた画像記録媒体をカセッテ内に完全に収納するよう
に引き込む装置および方法に関するものである。
【0004】
【従来の技術】従来より、人体等の放射線画像を記録す
る記録媒体としてX線写真フイルムが公知となってい
る。また同様の目的に使用される記録媒体として、例え
ば特開昭55−12429号、同56−11395号公
報等に示される蓄積性蛍光体シート、すなわち蓄積性蛍
光体の層を有するシートも公知となっている。上記の蓄
積性蛍光体とは、放射線(X線、α線、β線、γ線、紫
外線、電子線等)を照射するとそのエネルギーの一部を
蓄積し、その後可視光等の励起光の照射を受けると蓄積
しているエネルギーに応じて輝尽発光を示す蛍光体であ
る。
【0005】この蓄積性蛍光体シートに、例えば被写体
を透過した放射線を照射する等によりその被写体の放射
線画像を記録(撮影)した後、この蓄積性蛍光体シート
を励起光で2次元走査し、その際該シートから発せられ
る輝尽発光光を光電的に検出すれば、放射線画像情報を
示す電気的画像信号が得られる。
【0006】上述した蓄積性蛍光体シートやX線写真フ
イルムは、通常遮光性のカセッテあるいはマガジンに収
納して取り扱われる。カセッテは、蓄積性蛍光体シート
等のシート状画像記録媒体を1枚ずつ収納するものであ
り、通常は、一部に記録媒体を出し入れするための開口
が設けられた函体と、この函体の上記開口を開閉する蓋
体とから構成される。このカセッテを用いて放射線画像
の撮影(記録)を行なう際、カセッテは例えば被写体を
透過した放射線の照射を受ける位置に配され、それによ
りカセッテ内に収納された蓄積性蛍光体シート等に放射
線が照射されて、そこに放射線画像が撮影される。
【0007】なお例えば特開昭63−103231号公
報に示されるように、上記の開口を函体の一端側に小さ
く設けたカセッテも提供されている。このようなカセッ
テを使用する場合、シート状の画像記録媒体は、その表
面と平行な方向に滑らせてカセッテから取り出され、あ
るいはカセッテ内に収納される。この種のカセッテが、
例えば放射線画像撮影がなされた蓄積性蛍光体シートか
ら放射線画像情報を読み取るための読取装置に装填され
た際には、収納されている記録媒体を取り出すために、
画像記録媒体の一部をカセッテ開口から飛び出させて、
その先端部を例えばニップローラ等のシート搬送装置に
送り込む必要がある。また、空のカセッテにシート状画
像記録媒体を自動的に収納する際、上記ニップローラ等
のシート搬送装置を用いて画像記録媒体をカセッテ内に
送り込むようにすると、画像記録媒体がニップローラ等
から離れた時点ではその後端部がまだカセッテ開口から
飛び出した状態にあるから、該画像記録媒体を完全にカ
セッテ内に収めるように少し押し込む必要がある。
【0008】このように画像記録媒体をカセッテ函体の
開口から少し飛び出させ、あるいは函体内に少し送り込
むために従来は、重力により画像記録媒体を自由落下さ
せる装置が多く用いられていた。また、カセッテの蓋体
が開かれた部分からカセッテ内に回転ローラを進入さ
せ、この回転ローラを画像記録媒体の表面に圧接させて
画像記録媒体を函体外に送り出し、あるいは函体内に送
り込む装置も知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の重力に頼
る装置においては、信頼性が低く、画像記録媒体の取出
しミスあるいは送込みミスが起こりやすくなっている。
一方、回転ローラを用いる装置においては、信頼性は高
い半面、装置の機構が複雑化しやすいという欠点があ
る。
【0010】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たものであり、簡単な装置を用いて、しかも確実に画像
記録媒体をカセッテから少し飛び出させることができる
画像記録媒体の移送方法を提供することを目的とするも
のである。
【0011】また本発明は、同じく簡単な装置を用い
て、しかも確実に画像記録媒体をカセッテ内に少し送り
込むことができる方法を提供することを目的とするもの
である。
【0012】また本発明は、上記のような画像記録媒体
の移送方法を実施するために用いられる装置およびカセ
ッテを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるカセッテ
は、前述した通りのシート状の画像記録媒体を収納し、
一端側にこの記録媒体を出し入れするための開口が設け
られた函体と、この函体の上記開口を開閉する蓋体とか
らなるカセッテにおいて、函体の他端側の内部に、画像
記録媒体の端部を受容する気密室が画成され、この気密
室を画成する室壁の画像記録媒体に接する部分は、該画
像記録媒体に弾力的に接する部材から形成され、そして
函体に、上記気密室の内外を連通させる通気孔が形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0014】また本発明による画像記録媒体の移送装置
は、上述の構成を有する本発明のカセッテが装填される
装置において、上記通気孔に接続するノズルと、このノ
ズルを通してカセッテ気密室への送気および/またはそ
こからの排気を行なう手段が設けられてなるものであ
る。
【0015】一方、本発明による第1の画像記録媒体移
送方法は、画像記録媒体をカセッテから取り出すための
ものであり、上記構成のカセッテの通気孔を通して前記
気密室に空気を送り込むことにより、該気密室に受容さ
れている画像記録媒体の端部を函体の一端側に押して、
この画像記録媒体の一部をカセッテ開口から飛び出させ
ることを特徴とするものである。
【0016】また本発明による第2の画像記録媒体移送
方法は、上記構成のカセッテの通気孔を通して前記気密
室内の空気を吸引することにより、その一部がこの気密
室を閉じる状態にある画像記録媒体を函体の他端側に引
いて、それを函体内に完全に収納させることを特徴とす
るものである。
【0017】
【作用および発明の効果】上記のようにしてカセッテ内
の気密室に空気を送り込むと、この気密室内部が加圧さ
れるので、その圧力により画像記録媒体の端部を押し
て、この画像記録媒体をカセッテ函体の開口から少量飛
び出させることができる。またそれとは反対に気密室内
の空気を排気すると、この気密室内が負圧になるので、
画像記録媒体を気密室側に吸引してそれを函体内に完全
に収めることが可能となる。
【0018】このように画像記録媒体を押し出しあるい
は吸引する際、それと気密室の室壁との間は十分に気密
性が保たれていることが必要であり、それとともにこの
室壁は画像記録媒体の移動を許容しなければならない。
本発明のカセッテでは、この部分の気密室室壁を、画像
記録媒体に弾力的に接する部材から形成しているので、
上記の気密性が高く確保され、また画像記録媒体が移動
する際にはこの室壁が弾性変形して、この移動が円滑に
なされうる。なおこのような部材としては、例えばゴム
を好適に用いることができる。
【0019】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。図1と図2はそれぞれ、本発明の一実
施例によるカセッテ10の平断面形状、側断面形状を示す
ものであり、図3はその全体形状を示している。このカ
セッテ10は一例として、前述の蓄積性蛍光体シート11を
収納するものであり、薄い函体12と、この函体12の一端
側に設けられた蓄積性蛍光体シート出入れ用の開口12a
を開閉する蓋体13とを有している。これら函体12および
蓋体13は例えば合成樹脂から形成されている。そして蓋
体13は、函体12内に収納された蓄積性蛍光体シート11に
対してほぼ平行の揺動軸Aの周りに揺動自在にして函体
12に取り付けられており、このように揺動して開口12a
を開閉する。なお、このように蓋体13を揺動自在とする
ためには、例えば公知のヒンジ機構を用いたり、あるい
は蓋体13と函体12とを合成樹脂により一体成形し、蓋体
13を函体12に対してヒンジ線で折り曲げ可能としておけ
ばよい。
【0020】図1に明確に示されている通り函体12内に
は、蓄積性蛍光体シート11の左右側端を位置規定する1
対の内枠12c、12dが設けられている。これらの内枠12
c、12dは函体12の外枠12eから若干内側に離して設け
られ、外枠12eと内枠12cとは連結部材12fで、また外
枠12eと内枠12dとは連結部材12gで連結されている。
なお函体12の以上の部材はそれぞれ、函体12の底板12h
と天板12jとを連結している。そして函体12の他端に近
い位置には、両内枠12c、12dを連結する室壁12kが設
けられている。この室壁12kはゴムから形成されている
が、函体12のその他の部材は前述の通り合成樹脂から形
成されている。
【0021】上記室壁12kの上端は天板12jに接合され
ているが、下端は底板12hから離れ、函体12内に収容さ
れた蓄積性蛍光体シート11に弾力的に接するようになっ
ている。以上の説明から明らかなように、函体12内にお
いては、室壁12kの外側に一つの気密室12mが画成され
ることになる。蓄積性蛍光体シート11がこの函体12内に
完全に収められると(図1表示の状態)、該シート11の
端部が気密室12m内に入って、気密室12mが閉じられる
状態となる。
【0022】また両内枠12c、12dは函体12の他端側
(図1中の左側)においては外枠12eから離れている。
したがって、内枠12c、12dの各々とその外側の外枠12
eとの間に形成された空間は、それぞれ気密室12mと連
通している。そして各内枠12c、12dの外側において底
板12hには、上記の各空間を介して気密室12mを函体12
外に連通させる通気孔12p、12qが設けられている。
【0023】内部に蓄積性蛍光体シート11を収納したカ
セッテ10は、前述のようにして放射線画像の撮影に供さ
れた後、図4に示される放射線画像情報読取装置40に装
填される。この放射線画像情報読取装置40には遮光ロー
ラ対23の上側のローラを覆うフレーム30と、カセッテセ
ット口31aを有するフレーム31とが設けられている。カ
セッテ10を装填する際には、その一端部、つまり開口12
aが有る側の端部がフレーム31のカセッテセット口31a
を通して、遮光ローラ対23の間に挿し込まれる。このと
き、遮光ローラ対23は上下に少し開いてカセッテ10を受
け入れる。カセッテ10が所定位置まで押し込まれると、
その先端にストッパ21が当接して、カセッテ10がこの所
定位置にセットされる。なおこのときカセッテ10は、図
示しない1対のガイド部材によって左右方向位置が規定
される。
【0024】カセッテ10が装填されると、図示しない蓋
開閉手段により、その蓋体13が図4に示すように開かれ
る。次いで図5に示すように、放射線画像情報読取装置
40に設けられた1対のノズル70がそれぞれ通気孔12p、
12qに挿し込まれる。これら1対のノズル70は水平方向
に延びて両端が閉じられた1本のパイプ71から立ち上げ
られたものであり、パイプ71がアクチュエータ72により
上下移動されることにより、上述のように通気孔12p、
12qに接続する位置と、通気孔12p、12qから下方に離
れた待機位置とを取る。
【0025】上記パイプ71はフレキシブルホース73を介
して四方口の電磁弁74に接続されている。この電磁弁74
には、加圧配管75と負圧配管76とが接続されている。加
圧配管75は、コンプレッサ77により加圧された空気を蓄
える加圧タンク78に接続され、一方負圧配管76は、真空
ポンプ79により負圧に保たれる負圧タンク80に接続され
ている。電磁弁74は、フレキシブルホース73を上記加圧
配管75、負圧配管76および大気のいずれかに選択的に接
続する。なお上記のようにノズル70が通気孔12p、12q
に挿し込まれる時点では、電磁弁74はフレキシブルホー
ス73を大気に開放する状態となっている。また図5中、
20は放射線画像情報読取装置40のカセッテ載置台、81は
パッキンである。
【0026】次いで適宜の方法により蓋体13が図4に示
すように開かれ、次いで電磁弁74がフレキシブルホース
73を加圧配管75に接続する状態に切り替えられる。する
と加圧タンク78内の加圧空気が、加圧配管75、フレキシ
ブルホース73、パイプ71および2つのノズル70を介し
て、カセッテ10内の気密室12mに急激に送り込まれる。
それにより、気密室12m内に入り込んでいた蓄積性蛍光
体シート11の端部が開口12a側に押され、該シート11の
先端部分はこの開口12aを通ってカセッテ10外に飛び出
す。なお電磁弁74は、所定の短い時間が経過すると、フ
レキシブルホース73を再び大気に開放する状態に切り替
えられる。
【0027】上述のようにしてカセッテ10から少し飛び
出した蓄積性蛍光体シート11は、その先端部が放射線画
像情報読取装置40のニップローラ45の間に入り込む。そ
して該蓄積性蛍光体シート11は、回転しているこのニッ
プローラ45によりカセッテ10から完全に取り出される。
【0028】この取り出された蓄積性蛍光体シート11
は、図4の放射線画像情報読取装置40において、ガイド
板46、47、48や上記ニップローラ45、さらには別のニッ
プローラ49、50、51、52、53、54、55、56、57等からな
るシート搬送系により、消去部60を経て読取部62に送ら
れる。読取部62における放射線画像情報の読取処理は、
例えば特開昭55−12429号公報等により公知とな
っているものであるが、以下それについて簡単に説明す
る。蓄積性蛍光体シート11はニップローラ55,56、57に
より励起光副走査のために図4中矢印H方向に定速で搬
送される。そして主走査用光学系63から出射した励起光
としてのレーザビーム64が、蓄積性蛍光体シート11上
を、上記矢印H方向とほぼ直角な方向に走査(主走査)
する。
【0029】このレーザビーム64の照射を受けた蓄積性
蛍光体シート11の部分からは、そこに蓄積記録されてい
る放射線画像情報に対応した光量の輝尽発光光が発せら
れ、この輝尽発光光は光ガイド65を介して光電子増倍管
等の光検出器66によって検出される。したがってこの光
検出器66からは、蓄積性蛍光体シート11に蓄積記録され
ている放射線画像情報を示す出力信号Sが得られる。こ
の信号Sを例えばCRT表示装置や光走査記録装置等の
画像再生装置に送って画像再生に供すれば、蓄積性蛍光
体シート11に記録されていた放射線画像が可視像として
再生される。
【0030】放射線画像情報の読取りが終了した蓄積性
蛍光体シート11は、上記ニップローラ45、49〜57がそれ
までとは逆方向に回転されることにより、読取部62から
消去部60を経てカセッテ装填部に向けて送られる。この
消去部60を蓄積性蛍光体シート11が通過する際複数の消
去光源61が点灯され、それらから発せられた消去光が蓄
積性蛍光体シート11に照射される。放射線画像情報読取
り後も蓄積性蛍光体シート11に残存していた放射線エネ
ルギーは、この消去光照射により蓄積性蛍光体シート11
から放出され、該シート11は新たに放射線画像撮影に使
用され得る状態となる。
【0031】この消去処理を受けた蓄積性蛍光体シート
11は、先の場合とは逆方向に回転しているニップローラ
45により、カセッテ10内に搬入される。しかし、この蓄
積性蛍光体シート11の後端部がニップローラ45から離れ
た時点で、この後端部はまだカセッテ10外にあり(なお
先端部は気密室12m内に若干入っている)、このままで
は該シート11をカセッテ10に完全に収納することはでき
ない。そこで、蓄積性蛍光体シート11がニップローラ45
から離れたことが例えば光電式のセンサ等によって検知
されると、図5に示した前述の電磁弁74が、所定の短い
時間だけフレキシブルホース73を負圧配管76に接続する
状態に切り替えられる。するとカセッテ10の気密室12m
内の空気が負圧タンク80側に吸引され、それにより蓄積
性蛍光体シート11は気密室12m側に引かれて、カセッテ
10内に完全に収められる。
【0032】次いでカセッテ10の閉蓋およびロックがな
される。すなわち、大きく開かれていた蓋体13は、前述
のように開蓋を行なった手段により、僅かな開蓋状態に
戻される。次いでノズル70が降ろされて、通気孔12p、
12qから下方に離れた待機位置に戻される。こうしてノ
ズル70が待機位置に戻ったことが検知手段によって検知
され、そのことが例えば表示装置等によって知らされる
と、装置オペレータはカセッテ10をカセッテセット口31
aから引き抜く。このようにカセッテ10が引き抜かれる
とき、蓋体13が1対のロックローラ29によって上方から
押され、蓋体13および函体12の双方に設けられたロック
爪(ともに図示せず)が互いに係合して蓋体13がロック
状態となる。
【0033】以上の説明から明らかなように本実施例で
は、要素71〜81により、ノズル70を通して気密室12mへ
の送気およびそこからの排気を行なう手段が構成されて
いる。なお、気密室12m内の空気を吸引するに当たり、
蓄積性蛍光体シート11の端部は上記のように気密室12m
内に若干入っていてもよいし、あるいは室壁12kに軽く
接して気密室12mを閉じる状態になっていてもよい。
【0034】また、放射線画像情報読取装置40に装填さ
れたカセッテ10は、前述の遮光ローラ対23やその他の手
段により所定の装填位置に保持されうるが、通気孔12
p、12qに挿入したノズル70を利用してカセッテ10を保
持するようにしてもよい。
【0035】また、以上の実施例では気密室12mへの送
気による蓄積性蛍光体シート11の排出と、気密室12mか
らの排気による蓄積性蛍光体シート11の引込みの双方を
行なっているが、このシート排出および引込みの一方を
本発明の装置によって行ない、他方は別の手段によって
行なうようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるカセッテを示す平断面
【図2】上記カセッテを示す側断面図
【図3】上記カセッテを示す斜視図
【図4】上記カセッテが装填される放射線画像情報読取
装置の概略側面図
【図5】本発明の画像記録媒体移送装置の一実施例を示
す概略図
【符号の説明】
10 カセッテ 11 蓄積性蛍光体シート 12 函体 12a 函体の開口 12c、12d 函体の内枠 12e 函体の外枠 12f、12g 函体の連結部材 12h 函体の底板 12j 函体の天板 12k 函体の気密室室壁 12m 函体の気密室 12p、12q 函体の通気孔 13 蓋体 40 放射線画像情報読取装置 70 ノズル 71 パイプ 72 アクチュエータ 73 フレキシブルホース 74 電磁弁 75 加圧配管 76 負圧配管 77 コンプレッサ 78 加圧タンク 79 真空ポンプ 80 負圧タンク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の画像記録媒体を収納し、一端
    側にこの記録媒体を出し入れするための開口が設けられ
    た函体と、 この函体の前記開口を開閉する蓋体とからなるカセッテ
    において、 前記函体の他端側の内部に、前記画像記録媒体の端部を
    受容する気密室が画成され、 この気密室を画成する室壁の画像記録媒体に接する部分
    は、該画像記録媒体に弾力的に接する部材から形成さ
    れ、 前記函体に、前記気密室の内外を連通させる通気孔が形
    成されていることを特徴とするカセッテ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカセッテが装填される
    装置において、前記通気孔に接続するノズルと、このノ
    ズルを通して前記気密室への送気および/またはそこか
    らの排気を行なう手段が設けられてなる画像記録媒体の
    移送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のカセッテの通気孔を通
    して前記気密室に空気を送り込むことにより、該気密室
    に受容されている前記画像記録媒体の端部を前記函体の
    一端側に押して、この画像記録媒体の一部を前記開口か
    ら飛び出させることを特徴とする画像記録媒体の移送方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のカセッテの通気孔を通
    して前記気密室内の空気を吸引することにより、その一
    部が前記気密室を閉じる状態にある前記画像記録媒体を
    函体の他端側に引き、該画像記録媒体を函体内に完全に
    収納させることを特徴とする画像記録媒体の移送方法。
JP15784192A 1992-06-17 1992-06-17 カセッテ並びに画像記録媒体の移送装置および移送方法 Withdrawn JPH063757A (ja)

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