JPH0637621B2 - 軽油吸収油の品質制御方法 - Google Patents
軽油吸収油の品質制御方法Info
- Publication number
- JPH0637621B2 JPH0637621B2 JP33099389A JP33099389A JPH0637621B2 JP H0637621 B2 JPH0637621 B2 JP H0637621B2 JP 33099389 A JP33099389 A JP 33099389A JP 33099389 A JP33099389 A JP 33099389A JP H0637621 B2 JPH0637621 B2 JP H0637621B2
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- oil
- absorption
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコークス炉から発生するCOG(コークス炉ガ
ス)中の軽油分(BTX類)を回収する際に用いる吸収
油の品質制御に関する。
ス)中の軽油分(BTX類)を回収する際に用いる吸収
油の品質制御に関する。
従来の技術 COG中の軽油分(BTX類)を除去する方法としては
吸収油(洗浄油)による吸収法が一般に採用されてい
る。この方法はまずガスを冷却したのち、COGに吸収
油を吸収塔内で向流接触させて軽油分を物理的に吸収さ
せる。軽油分を吸収した吸収油(含ベン油)を蒸留設備
にかけて水蒸気を吹き込みながら軽油分を分離する。軽
油分を分離した吸収油(脱ベン油)を冷却して再び吸収
塔に循環使用する。
吸収油(洗浄油)による吸収法が一般に採用されてい
る。この方法はまずガスを冷却したのち、COGに吸収
油を吸収塔内で向流接触させて軽油分を物理的に吸収さ
せる。軽油分を吸収した吸収油(含ベン油)を蒸留設備
にかけて水蒸気を吹き込みながら軽油分を分離する。軽
油分を分離した吸収油(脱ベン油)を冷却して再び吸収
塔に循環使用する。
COGからの軽油の吸収に用いられる吸収油は、低粘度
で分散の良いことが要求される。しかしながら蒸留工程
で加熱処理を行う為次第に重質化して、粘度が増加す
る。従って、従来は定期的に粘度測定を行い、吸収循環
油の抜出し、及び新鮮な吸収油の補給を行っている。
で分散の良いことが要求される。しかしながら蒸留工程
で加熱処理を行う為次第に重質化して、粘度が増加す
る。従って、従来は定期的に粘度測定を行い、吸収循環
油の抜出し、及び新鮮な吸収油の補給を行っている。
従来は、吸収油品質の安定・維持のため、バッチ的に比
粘度を測定し、吸収循環油の抜出し、新吸収油の補給を
行うものの、粘度測定に伴う誤差が大きく、十分な品質
管理が出来なかった。
粘度を測定し、吸収循環油の抜出し、新吸収油の補給を
行うものの、粘度測定に伴う誤差が大きく、十分な品質
管理が出来なかった。
課題を解決するための手段 本発明は、吸収油品質の指標として、粘度の代わりに測
定が容易かつ、オンラインで可能な密度を採用すること
により、厳密な管理を達成することが出来た。
定が容易かつ、オンラインで可能な密度を採用すること
により、厳密な管理を達成することが出来た。
すなわち、本発明は、 1.COG中の軽油分を吸収油で洗浄して除去し、吸収
油を再生して循環使用するにあたり、吸収油の密度が管
理範囲より上昇したときは循環中の吸収油の一部を抜き
とると共に、それに応じて新たな吸収油を循環系に補充
することを特徴とするCOG中の軽油吸収油の品質制御
方法、 2.吸収塔に注入される吸収油の比重を1.08〜1.085(15
゜/4゜C)に管理することを特徴とする請求項1記載の方
法、 3.脱ピツチ塔より吸収ピツチを含有した吸収油を抜き
とる抜きとり経路に密度計を設置し、密度を測定する請
求項1記載の方法、である。
油を再生して循環使用するにあたり、吸収油の密度が管
理範囲より上昇したときは循環中の吸収油の一部を抜き
とると共に、それに応じて新たな吸収油を循環系に補充
することを特徴とするCOG中の軽油吸収油の品質制御
方法、 2.吸収塔に注入される吸収油の比重を1.08〜1.085(15
゜/4゜C)に管理することを特徴とする請求項1記載の方
法、 3.脱ピツチ塔より吸収ピツチを含有した吸収油を抜き
とる抜きとり経路に密度計を設置し、密度を測定する請
求項1記載の方法、である。
作用 以下図面にしたがって本発明を説明する。
第1図は軽油回収工程の概略図である。
コークス炉より発生したCOGはファイナルクーラーで
冷却後、ベンゼンスクラバー(吸収塔)に入り、上部よ
り装入された吸収油(たとえば、タールから蒸留により
得られる中油以上の留分の混合物)に向流接触させて軽
油分を吸収させ精製COGとして使用に供される。
冷却後、ベンゼンスクラバー(吸収塔)に入り、上部よ
り装入された吸収油(たとえば、タールから蒸留により
得られる中油以上の留分の混合物)に向流接触させて軽
油分を吸収させ精製COGとして使用に供される。
軽油分を吸収した吸収油(含ベン油)は脱水塔、加熱炉
を経て脱ピッチ塔に入り、水蒸気を吹き込みながらピッ
チを分離する。
を経て脱ピッチ塔に入り、水蒸気を吹き込みながらピッ
チを分離する。
その後吸収油はストリッパー(蒸留装置)で軽油分を除
去し、再生吸収油(脱ベン油)として再び吸収塔に循環
使用する。
去し、再生吸収油(脱ベン油)として再び吸収塔に循環
使用する。
本発明では、たとえば脱ピッチ塔に循環ラインを設け
て、脱ピッチ塔循環油の密度が一定となる様に供給量を
制御する。
て、脱ピッチ塔循環油の密度が一定となる様に供給量を
制御する。
更に、脱ピッチ塔をレベル制御化する事により、常に一
定品質の廃油が抜き出されることとなる。この結果、減
少する吸収循環油は、ベンゼンスクラバーのLIC(レ
ベル制御計)により、新鮮な吸収油が自動的に補充され
る。
定品質の廃油が抜き出されることとなる。この結果、減
少する吸収循環油は、ベンゼンスクラバーのLIC(レ
ベル制御計)により、新鮮な吸収油が自動的に補充され
る。
以上から、廃油の品質のレベルを調整する事、或いは、
脱ピッチ塔へのスチーム吹き込み量を調整する事によ
り、吸収循環油の品質を任意のレベルで制御する事が出
来る。
脱ピッチ塔へのスチーム吹き込み量を調整する事によ
り、吸収循環油の品質を任意のレベルで制御する事が出
来る。
以下実施例をもって説明する。
実施例 従来法として、吸収循環油粘度をバッチ的に測定し、粘
度が管理範囲より、上昇しておれば、脱ピッチ塔より廃
油として抜き出す。
度が管理範囲より、上昇しておれば、脱ピッチ塔より廃
油として抜き出す。
循環油の減少分を新鮮な吸収油まで補給し、全体の粘度
を下げる。
を下げる。
この結果を第2〜3図に示す。第2図が含ベン油の粘度
の従来の管理範囲とそれに対応する比重(15/4゜C)を示し
た。
の従来の管理範囲とそれに対応する比重(15/4゜C)を示し
た。
対応比重(密度)範囲は、1.065〜1.095である。
又、第3図は脱ベン油の粘度の従来の管理範囲とそれに
対応する比重(30/4゜C)(1.12〜1.17)を示した。
対応する比重(30/4゜C)(1.12〜1.17)を示した。
次に本発明を実施した際の結果を第4〜5図に示した。
第4図は含ベン油の密度管理範囲(1.08〜1.085)を示
し、第5図は脱ベン油の密度管理範囲(1.14〜1.15)を示
した。
し、第5図は脱ベン油の密度管理範囲(1.14〜1.15)を示
した。
従来の密度のバラツキが△P=0.03g/cm3であったのに
対し改善後の本発明の密度のバラツキは△P=0.005g/c
m3で(含ベン油の比較)、吸収循環油の著しい品質改善
効果が達成された。
対し改善後の本発明の密度のバラツキは△P=0.005g/c
m3で(含ベン油の比較)、吸収循環油の著しい品質改善
効果が達成された。
発明の効果 以上から、廃油の品質レベルを調整する事、或いは、脱
ピッチ塔へのスチーム吹き込み量を調整する事により、
吸収循環油の品質を任意のレベルで制御する事が出来
る。
ピッチ塔へのスチーム吹き込み量を調整する事により、
吸収循環油の品質を任意のレベルで制御する事が出来
る。
これにより、軽油吸収工程の効率安定化・自動制御化が
達成できた。
達成できた。
第1図は軽油回収フロー例を示す工程図、第2〜5図は
実験結果を示すグラフである。
実験結果を示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】COG中の軽油分を吸収油で洗浄して除去
し、吸収油を再生して循環使用するにあたり、吸収油の
密度が管理範囲より上昇したときは循環中の吸収油の一
部を抜きとると共に、それに応じて新たな吸収油を循環
系に補充することを特徴とするCOG中の軽油吸収油の
品質制御方法。 - 【請求項2】吸収塔に注入される吸収油の比重を1.08〜
1.085(15゜/4゜C)に管理することを特徴とする請求項1記
載の方法。 - 【請求項3】脱ピツチ塔より吸収ピツチを含有した吸収
油を抜きとる抜きとり経路に密度計を設置し、密度を測
定する請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33099389A JPH0637621B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 軽油吸収油の品質制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33099389A JPH0637621B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 軽油吸収油の品質制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03192192A JPH03192192A (ja) | 1991-08-22 |
| JPH0637621B2 true JPH0637621B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=18238638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33099389A Expired - Lifetime JPH0637621B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 軽油吸収油の品質制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637621B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10954452B2 (en) | 2014-07-01 | 2021-03-23 | Anellotech, Inc. | Processes for recovering valuable components from a catalytic fast pyrolysis process |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100530330B1 (ko) * | 2001-11-27 | 2005-11-22 | 주식회사 포스코 | 조경유 생산량 증대방법 |
| KR20040033335A (ko) * | 2002-10-14 | 2004-04-28 | 주식회사 포스코 | 조경유 회수공정의 흡수유 점도관리방법 |
| KR100756856B1 (ko) * | 2006-10-24 | 2007-09-07 | 주식회사 포스코 | 경유 증류공정 안정화장치 |
| JP5420284B2 (ja) * | 2009-03-16 | 2014-02-19 | 関西熱化学株式会社 | 粗軽油搬送システム及びこれに用いられるマグネットフィルタ |
| CN103173239B (zh) * | 2013-04-17 | 2014-10-01 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种轻烃回收装置及工艺 |
| JP6672875B2 (ja) * | 2016-02-22 | 2020-03-25 | 三菱ケミカル株式会社 | ガス中の粗軽油成分の回収方法 |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP33099389A patent/JPH0637621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10954452B2 (en) | 2014-07-01 | 2021-03-23 | Anellotech, Inc. | Processes for recovering valuable components from a catalytic fast pyrolysis process |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03192192A (ja) | 1991-08-22 |
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