JPH063778A - カラー写真感光材料、カラー画像形成方法、及びカラープルーフ作成方法 - Google Patents
カラー写真感光材料、カラー画像形成方法、及びカラープルーフ作成方法Info
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- JPH063778A JPH063778A JP4184570A JP18457092A JPH063778A JP H063778 A JPH063778 A JP H063778A JP 4184570 A JP4184570 A JP 4184570A JP 18457092 A JP18457092 A JP 18457092A JP H063778 A JPH063778 A JP H063778A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 最大濃度が高く、かつ良好な白色度を示し、
印刷インキの色相に近い(色再現性の良い)イエロー発
色画像を与えるカラー写真感光材料、カラー画像形成方
法、及びカラープルーフ作成方法を提供する。 【構成】 支持体上に、ハロゲン化銀乳剤層及び非感光
性層のそれぞれが少なくとも一層設けられており、該乳
剤層、あるいは非感光性層の少なくとも一層に、下記式
(Ya)で表されるアシル基を有する新規なアシルアセ
トアミド型イエローカプラー及び造核剤がそれぞれ含ま
れていることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光
材料。カラー写真感光材料を特定の現像主薬を用いて現
像処理するカラー画像形成方法。カラー写真感光材料を
使用したカラープルーフ作成方法。そしてカラー写真感
光材料を1画素当り10-3秒以下の露光時間で走査露光
した後、発色現像処理するカラー画像形成方法。 【化1】
印刷インキの色相に近い(色再現性の良い)イエロー発
色画像を与えるカラー写真感光材料、カラー画像形成方
法、及びカラープルーフ作成方法を提供する。 【構成】 支持体上に、ハロゲン化銀乳剤層及び非感光
性層のそれぞれが少なくとも一層設けられており、該乳
剤層、あるいは非感光性層の少なくとも一層に、下記式
(Ya)で表されるアシル基を有する新規なアシルアセ
トアミド型イエローカプラー及び造核剤がそれぞれ含ま
れていることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光
材料。カラー写真感光材料を特定の現像主薬を用いて現
像処理するカラー画像形成方法。カラー写真感光材料を
使用したカラープルーフ作成方法。そしてカラー写真感
光材料を1画素当り10-3秒以下の露光時間で走査露光
した後、発色現像処理するカラー画像形成方法。 【化1】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なイエローカプラ
ーと造核剤とを含むカラー写真感光材料、そしてこれを
利用するカラー画像形成方法及びカラープルーフ作成方
法に関する。
ーと造核剤とを含むカラー写真感光材料、そしてこれを
利用するカラー画像形成方法及びカラープルーフ作成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷物の作業工程には、カラー原
稿を色分解しさらにこれを網点画像に変換して透過型網
点画像を作る工程が含まれている。得られた透過型網点
画像から印刷の版が作られるが、これに先立ち最終印刷
物(本刷り)の状態、特性等を検査し、必要な校正(色
校正)を行う工程がある。色校正の方法としては、従来
は印刷の版を作成し、試し刷りをする方法が用いられて
いた。しかし近年になって、校正過程の迅速化、コスト
ダウンをはかる目的で種々のカラープルーフの作成が行
われている。カラープルーフを作成する方法としてはフ
ォトポリマー、ジアゾ法、光粘着性ポリマー等を用いた
サープリント法やオーバーレイ法等が知られている(例
えば、米国特許3582327号明細書、特開昭56−
501217号公報、同59−97140号公報)。し
かしながら、これらの方法はいずれも画像を重ね合わせ
たり転写することが必要で、しかも複数の図の重ね合わ
せや転写を行なう必要があるなど、工程が複雑で多くの
時間とコストを要している。特開昭56−104335
号には、カラー写真感光材料を用いたカラープルーフの
作成法が開示されており、この方法は、工程の簡便さや
コストの低さの点で大きなメリットを持ち、しかも調子
再現性に優れる等の特徴がある。上記のカラー写真感光
材料を用いたカラープルーフの作成法は、連続階調を持
つ発色法のハロゲン化銀カラー写真感光材料を用い、こ
れにマゼンタ(M)色、シアン(C)色、イエロー
(Y)色、墨(B)色の各版をカラーペーパーにカラー
ネガを焼き付けるように順次密着露光し、続いて指定さ
れた発色現像処理してカラープルーフを得る方法であ
る。この方法は先に述べた種々の方法に比べ工程が簡便
で自動化しやすい特徴を持っている。こうしたカラープ
ルーフに用いることのできるハロゲン化銀カラー写真感
光材料としてはいくつか考えられる。その中で、先に述
べたカラー印刷物の作成工程に用いられる透過型白黒網
点画像が特に日本やヨーロッパではポジ型であることが
多いため、カラープルーフ用のハロゲン化銀カラー写真
感光材料としてはポジーポジ型の感光材料が多く使われ
ている。中でも近年その実用化技術が急速に進歩してい
る直接ポジ型のカラー写真感光材料は処理の簡易さから
カラープルーフの用途には最もふさわしいものと注目さ
れている。
稿を色分解しさらにこれを網点画像に変換して透過型網
点画像を作る工程が含まれている。得られた透過型網点
画像から印刷の版が作られるが、これに先立ち最終印刷
物(本刷り)の状態、特性等を検査し、必要な校正(色
校正)を行う工程がある。色校正の方法としては、従来
は印刷の版を作成し、試し刷りをする方法が用いられて
いた。しかし近年になって、校正過程の迅速化、コスト
ダウンをはかる目的で種々のカラープルーフの作成が行
われている。カラープルーフを作成する方法としてはフ
ォトポリマー、ジアゾ法、光粘着性ポリマー等を用いた
サープリント法やオーバーレイ法等が知られている(例
えば、米国特許3582327号明細書、特開昭56−
501217号公報、同59−97140号公報)。し
かしながら、これらの方法はいずれも画像を重ね合わせ
たり転写することが必要で、しかも複数の図の重ね合わ
せや転写を行なう必要があるなど、工程が複雑で多くの
時間とコストを要している。特開昭56−104335
号には、カラー写真感光材料を用いたカラープルーフの
作成法が開示されており、この方法は、工程の簡便さや
コストの低さの点で大きなメリットを持ち、しかも調子
再現性に優れる等の特徴がある。上記のカラー写真感光
材料を用いたカラープルーフの作成法は、連続階調を持
つ発色法のハロゲン化銀カラー写真感光材料を用い、こ
れにマゼンタ(M)色、シアン(C)色、イエロー
(Y)色、墨(B)色の各版をカラーペーパーにカラー
ネガを焼き付けるように順次密着露光し、続いて指定さ
れた発色現像処理してカラープルーフを得る方法であ
る。この方法は先に述べた種々の方法に比べ工程が簡便
で自動化しやすい特徴を持っている。こうしたカラープ
ルーフに用いることのできるハロゲン化銀カラー写真感
光材料としてはいくつか考えられる。その中で、先に述
べたカラー印刷物の作成工程に用いられる透過型白黒網
点画像が特に日本やヨーロッパではポジ型であることが
多いため、カラープルーフ用のハロゲン化銀カラー写真
感光材料としてはポジーポジ型の感光材料が多く使われ
ている。中でも近年その実用化技術が急速に進歩してい
る直接ポジ型のカラー写真感光材料は処理の簡易さから
カラープルーフの用途には最もふさわしいものと注目さ
れている。
【0003】従来から知られている直接ポジハロゲン化
銀写真感光材料を用いてポジ画像を作成するための方法
として、予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン化
銀乳剤を用いる方法がある。この方法は、写真感光材料
を画像露光後、かぶらせ処理を施した後あるいはかぶら
せ処理を施しながら、表面現像を行い、直接ポジ画像を
得る方法である。上記予めかぶらされていない内部潜像
型ハロゲン化銀写真乳剤とは、ハロゲン化銀粒子の主と
して内部に感光核を有し、露光によって粒子内部に主と
して潜像が形成されるようなタイプのハロゲン化銀写真
感光乳剤をいう。この分野においては種々の技術がこれ
までに知られている。例えば、米国特許第259225
0号、同2466957号、同2497875号、同2
588982号、同3317322号、同376126
6号、同3796577号および英国特許第11513
63号、同1150553号、同1011062号各明
細書等に記載されているものがその主なものである。直
接ポジ像の形成機構は以下のように説明されている。す
なわち、像様露光すると上記ハロゲン化銀に、いわゆる
内部潜像が生じ、次いでかぶらせ処理を施すことによっ
て、この内部潜像に起因する表面減感作用が働き(すな
わち、露光部でのハロゲン化銀の表面には現像核(カブ
リ核)が生じることなく)、未露光部のハロゲン化銀の
表面にのみ選択的に現像核が生じ、その後通常の表面現
像処理を行うことによって未露光部に写真像(ポジ像)
が形成される。上記かぶらせ処理の方法には、いわゆる
「化学的かぶらせ法」と呼ばれる造核剤を用いる方法
と、「光かぶらせ法」と呼ばれる感光層を全面露光する
方法とがある。造核剤としては、例えば、リサーチ・デ
ィスクロージャー誌、No.22534(1983年1
月)50〜54頁、同誌、No.15162(1976
年11月)76〜77頁、同誌No.23510(19
83年11月)346〜352頁に記載されている四級
複素環化合物、あるいはヒドラジン系化合物等が知られ
ている。
銀写真感光材料を用いてポジ画像を作成するための方法
として、予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン化
銀乳剤を用いる方法がある。この方法は、写真感光材料
を画像露光後、かぶらせ処理を施した後あるいはかぶら
せ処理を施しながら、表面現像を行い、直接ポジ画像を
得る方法である。上記予めかぶらされていない内部潜像
型ハロゲン化銀写真乳剤とは、ハロゲン化銀粒子の主と
して内部に感光核を有し、露光によって粒子内部に主と
して潜像が形成されるようなタイプのハロゲン化銀写真
感光乳剤をいう。この分野においては種々の技術がこれ
までに知られている。例えば、米国特許第259225
0号、同2466957号、同2497875号、同2
588982号、同3317322号、同376126
6号、同3796577号および英国特許第11513
63号、同1150553号、同1011062号各明
細書等に記載されているものがその主なものである。直
接ポジ像の形成機構は以下のように説明されている。す
なわち、像様露光すると上記ハロゲン化銀に、いわゆる
内部潜像が生じ、次いでかぶらせ処理を施すことによっ
て、この内部潜像に起因する表面減感作用が働き(すな
わち、露光部でのハロゲン化銀の表面には現像核(カブ
リ核)が生じることなく)、未露光部のハロゲン化銀の
表面にのみ選択的に現像核が生じ、その後通常の表面現
像処理を行うことによって未露光部に写真像(ポジ像)
が形成される。上記かぶらせ処理の方法には、いわゆる
「化学的かぶらせ法」と呼ばれる造核剤を用いる方法
と、「光かぶらせ法」と呼ばれる感光層を全面露光する
方法とがある。造核剤としては、例えば、リサーチ・デ
ィスクロージャー誌、No.22534(1983年1
月)50〜54頁、同誌、No.15162(1976
年11月)76〜77頁、同誌No.23510(19
83年11月)346〜352頁に記載されている四級
複素環化合物、あるいはヒドラジン系化合物等が知られ
ている。
【0004】上記のように直接ポジカラー写真感光材料
の用途の多様化に伴ない、得られる画像(画質)に対す
る要求はますます厳しくなり、最大画像濃度が高く、か
つ最小画像濃度が低い、すなわち、最大画像濃度と最小
画像濃度の比が大きい画像であることが望まれている。
特にカラーコピーやカラープルーフの用途では、最大画
像濃度をより高くすると共に、最小画像濃度をより小さ
くして高い白色度を実現することが良好な色再現性を得
るためにも重要である。上記のような造核剤を用いる系
においては、得られる画像についてその特性曲線のハイ
ライト部が軟調化する傾向にある。このため実際の露光
量では最小画像濃度(Dmin )が高くなり、従って白色
度の低下の要因となることがある。このような白色度の
低下を抑制する有効な方法として、造核剤の使用量を減
量し、ハイライト部を硬調化させるという方法がある
が、このようにすると最高濃度(Dmax )の低下をとも
ない易いという問題がある。
の用途の多様化に伴ない、得られる画像(画質)に対す
る要求はますます厳しくなり、最大画像濃度が高く、か
つ最小画像濃度が低い、すなわち、最大画像濃度と最小
画像濃度の比が大きい画像であることが望まれている。
特にカラーコピーやカラープルーフの用途では、最大画
像濃度をより高くすると共に、最小画像濃度をより小さ
くして高い白色度を実現することが良好な色再現性を得
るためにも重要である。上記のような造核剤を用いる系
においては、得られる画像についてその特性曲線のハイ
ライト部が軟調化する傾向にある。このため実際の露光
量では最小画像濃度(Dmin )が高くなり、従って白色
度の低下の要因となることがある。このような白色度の
低下を抑制する有効な方法として、造核剤の使用量を減
量し、ハイライト部を硬調化させるという方法がある
が、このようにすると最高濃度(Dmax )の低下をとも
ない易いという問題がある。
【0005】ところで、ポジカラー画像は、現像主薬の
酸化体とカプラーとのカップリング反応による発色色素
の生成によって形成される。従来から、イエローカプラ
ーについては、アシル基としてピバロイル基を有するア
シルアセトアミド型イエローカプラーが好ましく用いら
れてきた(例えば、特開平2−220049号公報参
照)。しかしながら、上記のようなピバロイル基を有す
るアシルアセトアミド型イエローカプラーは発色性が低
いといった問題を有している。このため、上記のような
従来のイエローカプラーを用いた感光材料では、十分高
い最大濃度を有するイエロー画像は得にくく、また前述
した造核剤の減量による白色度の改良も困難であり、従
って、カラーコピーやカラープルーフといった用途にお
いては更に改良の余地があった。
酸化体とカプラーとのカップリング反応による発色色素
の生成によって形成される。従来から、イエローカプラ
ーについては、アシル基としてピバロイル基を有するア
シルアセトアミド型イエローカプラーが好ましく用いら
れてきた(例えば、特開平2−220049号公報参
照)。しかしながら、上記のようなピバロイル基を有す
るアシルアセトアミド型イエローカプラーは発色性が低
いといった問題を有している。このため、上記のような
従来のイエローカプラーを用いた感光材料では、十分高
い最大濃度を有するイエロー画像は得にくく、また前述
した造核剤の減量による白色度の改良も困難であり、従
って、カラーコピーやカラープルーフといった用途にお
いては更に改良の余地があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、最大
濃度が高く、かつ良好な白色度を示すイエロー発色画像
を与えるカラー写真感光材料、及びカラー画像形成方法
を提供することである。また本発明の目的は、印刷イン
キの色相に近い(色再現性の良い)イエロー発色画像が
得られるカラープルーフ作成方法を提供することでもあ
る。
濃度が高く、かつ良好な白色度を示すイエロー発色画像
を与えるカラー写真感光材料、及びカラー画像形成方法
を提供することである。また本発明の目的は、印刷イン
キの色相に近い(色再現性の良い)イエロー発色画像が
得られるカラープルーフ作成方法を提供することでもあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
支持体上に、ハロゲン化銀乳剤層及び非感光性層のそれ
ぞれが少なくとも一層設けられてなるハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料において、上記乳剤層、あるいは非感光
性層の少なくとも一層に、下記式(Ya)で表されるア
シル基を有するアシルアセトアミド型イエローカプラー
が含まれ、かつ上記乳剤層、あるいは非感光性層の少な
くとも一層に、造核剤が含まれていることを特徴とする
ハロゲン化銀カラー写真感光材料にある。
支持体上に、ハロゲン化銀乳剤層及び非感光性層のそれ
ぞれが少なくとも一層設けられてなるハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料において、上記乳剤層、あるいは非感光
性層の少なくとも一層に、下記式(Ya)で表されるア
シル基を有するアシルアセトアミド型イエローカプラー
が含まれ、かつ上記乳剤層、あるいは非感光性層の少な
くとも一層に、造核剤が含まれていることを特徴とする
ハロゲン化銀カラー写真感光材料にある。
【0008】
【化7】
【0009】[式(Ya)中、RY1は、置換基を表し、
QY1は、Cと共に6員の複素環、あるいは二つのヘテロ
原子を含む5員の複素環を形成するのに必要な非金属原
子群を表す。]
QY1は、Cと共に6員の複素環、あるいは二つのヘテロ
原子を含む5員の複素環を形成するのに必要な非金属原
子群を表す。]
【0010】本発明の第二の発明は、上記のカラー写真
感光材料を、下記式(D):
感光材料を、下記式(D):
【0011】
【化8】
【0012】[式中、RD1はアルキル基を表わし、RD2
はアルキレン基を表わし、ただし、RD1とRD2は互いに
連結して環を形成してもよい。]で示される現像主薬を
用いて現像処理することを特徴とするカラー画像形成方
法にある。
はアルキレン基を表わし、ただし、RD1とRD2は互いに
連結して環を形成してもよい。]で示される現像主薬を
用いて現像処理することを特徴とするカラー画像形成方
法にある。
【0013】本発明の第三の発明は、上記のカラー写真
感光材料に、色分解及び網点画像変換した、シアン版網
点画像フィルム、マゼンタ版網点画像フィルム、イエロ
ー版網点画像フィルム、及び墨版網点画像フィルムを使
用して、赤色光、緑色光、青色光により逐次露光した
後、発色現像処理することを特徴とするカラープルーフ
作成方法にある。本発明の第四の発明は、上記のカラー
写真感光材料を、1画素当り10-3秒以下の露光時間で
走査露光した後、発色現像処理することを特徴とするカ
ラー画像形成方法にある。
感光材料に、色分解及び網点画像変換した、シアン版網
点画像フィルム、マゼンタ版網点画像フィルム、イエロ
ー版網点画像フィルム、及び墨版網点画像フィルムを使
用して、赤色光、緑色光、青色光により逐次露光した
後、発色現像処理することを特徴とするカラープルーフ
作成方法にある。本発明の第四の発明は、上記のカラー
写真感光材料を、1画素当り10-3秒以下の露光時間で
走査露光した後、発色現像処理することを特徴とするカ
ラー画像形成方法にある。
【0014】以下に本発明の好ましい態様を記載する。
【0015】(1)前記式(Ya)で表されるアシル基
が、下記の式(Ya−1)で表される。
が、下記の式(Ya−1)で表される。
【0016】
【化9】
【0017】(上記式において、ZY1は、N、S、O及
びPから選ばれたヘテロ原子を表し、RY4は置換基を表
し、QY2は、ZY1、炭素原子と共に、6員の複素環、あ
るいはZY1、炭素原子と共にヘテロ原子を二個含む5員
の複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表す。) (2)式(Y)において、RY1は、ハロゲン原子、シア
ノ基、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アル
キルチオ基、アルキルアミノ基、アルキルカルボニル
基、アリール基、またはアリールオキシ基である。 (3)式(Y)において、RY2は、塩素原子、トリフル
オロメチル、メトキシ、フェノキシ、p−トリルオキシ
またはp−メトキシフェノキシである。 (4)請求項1のカラー写真感光材料において、式(Y
a) で表されるアシル基を有するアシルアセトアミド型
イエローカプラーと、造核剤とが同一の層(更に好まし
くは、ハロゲン化銀乳剤層)に含まれている。 (5)請求項2のカラー写真感光材料において、式(Y
a) で表されるアシル基を有するアシルアセトアミド型
イエローカプラーと、造核促進剤とが同一の層(更に好
ましくは、予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン
化銀粒子を含む乳剤層)に含まれている。 (6)カラー写真感光材料が、赤感光性乳剤層、緑感光
性乳剤層および青感光性乳剤層のそれぞれを少なくとも
一層有する。
びPから選ばれたヘテロ原子を表し、RY4は置換基を表
し、QY2は、ZY1、炭素原子と共に、6員の複素環、あ
るいはZY1、炭素原子と共にヘテロ原子を二個含む5員
の複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表す。) (2)式(Y)において、RY1は、ハロゲン原子、シア
ノ基、アルキル基、アルケニル基、アルコキシ基、アル
キルチオ基、アルキルアミノ基、アルキルカルボニル
基、アリール基、またはアリールオキシ基である。 (3)式(Y)において、RY2は、塩素原子、トリフル
オロメチル、メトキシ、フェノキシ、p−トリルオキシ
またはp−メトキシフェノキシである。 (4)請求項1のカラー写真感光材料において、式(Y
a) で表されるアシル基を有するアシルアセトアミド型
イエローカプラーと、造核剤とが同一の層(更に好まし
くは、ハロゲン化銀乳剤層)に含まれている。 (5)請求項2のカラー写真感光材料において、式(Y
a) で表されるアシル基を有するアシルアセトアミド型
イエローカプラーと、造核促進剤とが同一の層(更に好
ましくは、予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン
化銀粒子を含む乳剤層)に含まれている。 (6)カラー写真感光材料が、赤感光性乳剤層、緑感光
性乳剤層および青感光性乳剤層のそれぞれを少なくとも
一層有する。
【0018】
【発明の効果】本発明のカラー写真感光材料には、前述
したようにアシル基に特徴を有するアシルアセトアミド
型イエローカプラー及び造核剤が含まれている。このイ
エローカプラーは、高い発色性を示し、従って、最大濃
度の高いイエロー画像を得ることができる。また、この
ため、造核剤の使用量を減量させることができ、高い最
大濃度を維持させた状態で、かつ白色度の高いイエロー
画像が実現できる。更に得られるイエロー画像は、印刷
インキの色相に近い(色再現性の良い)画像であるか
ら、特に、カラープルーフ作成用の材料に適している。
したようにアシル基に特徴を有するアシルアセトアミド
型イエローカプラー及び造核剤が含まれている。このイ
エローカプラーは、高い発色性を示し、従って、最大濃
度の高いイエロー画像を得ることができる。また、この
ため、造核剤の使用量を減量させることができ、高い最
大濃度を維持させた状態で、かつ白色度の高いイエロー
画像が実現できる。更に得られるイエロー画像は、印刷
インキの色相に近い(色再現性の良い)画像であるか
ら、特に、カラープルーフ作成用の材料に適している。
【0019】[発明の詳細な記述]以下に、本発明のカ
ラー写真感光材料について説明する。本発明のカラー写
真感光材料には、前述したように新規なイエローカプラ
ーと造核剤が含まれている。このカラー写真感光材料に
は、該イエローカプラーと発色現像処理によって生じた
酸化体とのカップリング反応によってイエロー発色(色
素)画像を形成させる種々のタイプのものが含まれる。
具体的には、カラーネガティブフィルム、カラーポジテ
ィブフィルム(カラー反転フィルム、カラープリント用
フィルム)、カラーリバーサルペーパー、カラーオート
ポジフィルム、あるいはカラーオートポジペーパーなど
がある。しかし、本発明のカラー写真感光材料で得られ
るイエロー色素画像は、カラーコピーの画像やカラープ
ルーフの画像として利用する場合に特に有利であり、従
って、カラーオートポジペーパー(直接ポジカラー写真
感光材料)として利用することが有利である。
ラー写真感光材料について説明する。本発明のカラー写
真感光材料には、前述したように新規なイエローカプラ
ーと造核剤が含まれている。このカラー写真感光材料に
は、該イエローカプラーと発色現像処理によって生じた
酸化体とのカップリング反応によってイエロー発色(色
素)画像を形成させる種々のタイプのものが含まれる。
具体的には、カラーネガティブフィルム、カラーポジテ
ィブフィルム(カラー反転フィルム、カラープリント用
フィルム)、カラーリバーサルペーパー、カラーオート
ポジフィルム、あるいはカラーオートポジペーパーなど
がある。しかし、本発明のカラー写真感光材料で得られ
るイエロー色素画像は、カラーコピーの画像やカラープ
ルーフの画像として利用する場合に特に有利であり、従
って、カラーオートポジペーパー(直接ポジカラー写真
感光材料)として利用することが有利である。
【0020】本発明のカラー写真感光材料は、支持体上
に、ハロゲン化銀乳剤層及び非感光性層のそれぞれが少
なくとも一層設けられている。そして前記式(Ya)で
表されるアシル基を有するアシルアセトアミド型イエロ
ーカプラー、及び造核剤のそれぞれが、該乳剤層、ある
いは非感光性層の少なくとも一層に含まれている。上記
イエローカプラー、及び造核剤は、一緒に同一の層に含
まれていることが好ましく、特に、上記イエローカプラ
ーおよび造核剤が一緒にハロゲン化銀乳剤層に含まれて
いることが好ましい。また、上記のように本発明のカラ
ー写真感光材料は、ハロゲン化銀乳剤層が、予めかぶら
されていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含む乳剤層
である態様、すなわち、直接ポジカラー写真感光材料が
好ましいが、この態様においては、前記式(Ya)で表
されるアシル基を有するアシルアセトアミド型イエロー
カプラー、及び造核剤に、更に前記造核促進剤が、該乳
剤層、あるいは非感光性層の少なくとも一層に含まれて
いることが好ましい。そしてこの場合にも上記イエロー
カプラー、造核剤及び造核促進剤は、そのすべてが一緒
に同一の層に含まれていることが好ましく、特に、上記
イエローカプラー、造核剤及び造核促進剤が予めかぶら
されていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含む乳剤層
に同時に含まれていることが好ましい。以下に、上記イ
エローカプラーについて説明する。
に、ハロゲン化銀乳剤層及び非感光性層のそれぞれが少
なくとも一層設けられている。そして前記式(Ya)で
表されるアシル基を有するアシルアセトアミド型イエロ
ーカプラー、及び造核剤のそれぞれが、該乳剤層、ある
いは非感光性層の少なくとも一層に含まれている。上記
イエローカプラー、及び造核剤は、一緒に同一の層に含
まれていることが好ましく、特に、上記イエローカプラ
ーおよび造核剤が一緒にハロゲン化銀乳剤層に含まれて
いることが好ましい。また、上記のように本発明のカラ
ー写真感光材料は、ハロゲン化銀乳剤層が、予めかぶら
されていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含む乳剤層
である態様、すなわち、直接ポジカラー写真感光材料が
好ましいが、この態様においては、前記式(Ya)で表
されるアシル基を有するアシルアセトアミド型イエロー
カプラー、及び造核剤に、更に前記造核促進剤が、該乳
剤層、あるいは非感光性層の少なくとも一層に含まれて
いることが好ましい。そしてこの場合にも上記イエロー
カプラー、造核剤及び造核促進剤は、そのすべてが一緒
に同一の層に含まれていることが好ましく、特に、上記
イエローカプラー、造核剤及び造核促進剤が予めかぶら
されていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含む乳剤層
に同時に含まれていることが好ましい。以下に、上記イ
エローカプラーについて説明する。
【0021】次に、前記式(Ya)で表わされるアシル
基を有することを特徴とするアシルアセトアミド型イエ
ローカプラーについて詳細に説明する。本発明で使用さ
れるアシルアセトアミド型イエローカプラーは、下記式
(Y)で表わされる化合物であることが好ましい。
基を有することを特徴とするアシルアセトアミド型イエ
ローカプラーについて詳細に説明する。本発明で使用さ
れるアシルアセトアミド型イエローカプラーは、下記式
(Y)で表わされる化合物であることが好ましい。
【0022】
【化10】
【0023】式(Y)において、RY1は置換基を表わ
す。QY1は、Cと共に、6員の複素環、あるいは2つの
ヘテロ原子を含む5員の複素環を形成するのに必要な非
金属原子群を表わす。RY2は水素原子、ハロゲン原子
(フッ素、塩素、臭素、沃素;以下、式(Y)の説明に
おいて同様)、アルコキシ基、アリールオキシ基、アル
キル基、アミノ基または複素環基を表わす。RY3は、ベ
ンゼン環上に置換可能な基を表わす。XY1は水素原子ま
たは芳香族第一級アミン現像主薬の酸化体とのカップリ
ング反応により離脱可能な基(以下、離脱基)を表わ
す。Pは、0〜4の整数を表わす。ただし、Pが複数の
時、複数のRY3は互いに同一であっても異なっていても
よい。
す。QY1は、Cと共に、6員の複素環、あるいは2つの
ヘテロ原子を含む5員の複素環を形成するのに必要な非
金属原子群を表わす。RY2は水素原子、ハロゲン原子
(フッ素、塩素、臭素、沃素;以下、式(Y)の説明に
おいて同様)、アルコキシ基、アリールオキシ基、アル
キル基、アミノ基または複素環基を表わす。RY3は、ベ
ンゼン環上に置換可能な基を表わす。XY1は水素原子ま
たは芳香族第一級アミン現像主薬の酸化体とのカップリ
ング反応により離脱可能な基(以下、離脱基)を表わ
す。Pは、0〜4の整数を表わす。ただし、Pが複数の
時、複数のRY3は互いに同一であっても異なっていても
よい。
【0024】なお、式(Y)における置換基がアルキル
基であるか、またはアルキル基を含む時、特に規定のな
い限り、アルキル基は、直鎖状、分枝鎖状または環状
の、置換されていてもよい、アルキル基を意味する。本
発明において、アルキル基は、アラルキル基を含む。ア
ルキル基の例としては、メチル、イソプロピル、t−ブ
チル、シクロペンチル、t−ペンチル、シクロヘキシ
ル、2−エチルヘキシル、1,1,3,3−テトラメチ
ルブチル、ドデシル、ヘキサデシル、ベンジル、トリフ
ルオロメチル、ヒドロキシメチルメトキシエチル、エト
キシカルボニルメチル、フェノキシエチルを挙げること
ができる。
基であるか、またはアルキル基を含む時、特に規定のな
い限り、アルキル基は、直鎖状、分枝鎖状または環状
の、置換されていてもよい、アルキル基を意味する。本
発明において、アルキル基は、アラルキル基を含む。ア
ルキル基の例としては、メチル、イソプロピル、t−ブ
チル、シクロペンチル、t−ペンチル、シクロヘキシ
ル、2−エチルヘキシル、1,1,3,3−テトラメチ
ルブチル、ドデシル、ヘキサデシル、ベンジル、トリフ
ルオロメチル、ヒドロキシメチルメトキシエチル、エト
キシカルボニルメチル、フェノキシエチルを挙げること
ができる。
【0025】式(Y)における置換基がアルケニル基で
あるか、またはアルケニル基を含む時、特に規定のない
限り、アルケニル基は、直鎖状、分枝鎖状または環状
の、置換されていてもよい、アルケニル基を意味する。
アルケニル基の例としては、アリル、3−シクロヘキセ
ニル、オレイルを挙げることができる。
あるか、またはアルケニル基を含む時、特に規定のない
限り、アルケニル基は、直鎖状、分枝鎖状または環状
の、置換されていてもよい、アルケニル基を意味する。
アルケニル基の例としては、アリル、3−シクロヘキセ
ニル、オレイルを挙げることができる。
【0026】式(Y)における置換基がアリール基であ
るか、またはアリール基を含む時、特に規定のない限
り、アリール基は置換されていてもよい、単環もしくは
縮合環のアリール基を意味する。アリール基の例として
は、フェニル、1−ナフチル、p−トリル、o−トリ
ル、p−クロロフェニル、4−メトキシフェニル、8−
キノリル、4−ヘキサデシルオキシフェニル、ペンタフ
ルオロフェニル、p−ヒドロキシフェニル、p−シアノ
フェニル、3−ペンタデシルフェニル、2,4−ジ−t
−ペンチルフェニル、p−メタンスルホンアミドフェニ
ル、3,4−ジクロロフェニルを挙げることができる。
るか、またはアリール基を含む時、特に規定のない限
り、アリール基は置換されていてもよい、単環もしくは
縮合環のアリール基を意味する。アリール基の例として
は、フェニル、1−ナフチル、p−トリル、o−トリ
ル、p−クロロフェニル、4−メトキシフェニル、8−
キノリル、4−ヘキサデシルオキシフェニル、ペンタフ
ルオロフェニル、p−ヒドロキシフェニル、p−シアノ
フェニル、3−ペンタデシルフェニル、2,4−ジ−t
−ペンチルフェニル、p−メタンスルホンアミドフェニ
ル、3,4−ジクロロフェニルを挙げることができる。
【0027】式(Y)における置換基が複素環基か、ま
たは複素環基を含む時、特に規定のない限り、複素環基
は、O、N、S、P、Se、Teから選ばれた少なくと
も一個のヘテロ原子を環内に含む、3〜8員の置換され
ていてもよい、単環もしくは縮合環の複素環基を意味す
る。複素環基の例としては、2−フリル、2−ピリジ
ル、4−ピリジル、1−ピラゾリル、1−イミダゾリ
ル、1−ベンゾトリアゾリル、2−ベンゾトリアゾリ
ル、スクシンイミド、フタルイミド、1−ベンジル−
2,4−イミダゾリジンジオン−3−イルを挙げること
ができる。
たは複素環基を含む時、特に規定のない限り、複素環基
は、O、N、S、P、Se、Teから選ばれた少なくと
も一個のヘテロ原子を環内に含む、3〜8員の置換され
ていてもよい、単環もしくは縮合環の複素環基を意味す
る。複素環基の例としては、2−フリル、2−ピリジ
ル、4−ピリジル、1−ピラゾリル、1−イミダゾリ
ル、1−ベンゾトリアゾリル、2−ベンゾトリアゾリ
ル、スクシンイミド、フタルイミド、1−ベンジル−
2,4−イミダゾリジンジオン−3−イルを挙げること
ができる。
【0028】以下、式(Y)におけるRY1、RY2、
RY3、QY1及びXY1について詳述する。まず、式(Y
a)で表されるアシル基から説明する。上記RY1は、ハ
ロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜30(更に好ましく
は、炭素数1〜8)のアルキル基、炭素数1〜30(更
に好ましくは、炭素数1〜8)のアルコキシ基、炭素数
1〜30(更に好ましくは、炭素数1〜8)のアルキル
チオ基、炭素数1〜30(更に好ましくは、炭素数1〜
8)のアルキルアミノ基、炭素数1〜30(更に好まし
くは、炭素数1〜8)のアルキルカルボニル基、炭素数
6〜30(更に好ましくは、炭素数6〜24)のアリー
ル基、炭素数6〜30(更に好ましくは、炭素数6〜2
4)のアリールオキシ基が好ましい。これらの基は置換
基(または原子)を有していてもよい。置換基(または
原子)としては例えば、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、カルボンアミド基、
スルホンアミド基及びアシル基を挙げることができる。
またRY1はバラスト基であっても良く、あるいはまたR
Y1はQY1と結合してビシクロ環を形成していてもよい。
RY3、QY1及びXY1について詳述する。まず、式(Y
a)で表されるアシル基から説明する。上記RY1は、ハ
ロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜30(更に好ましく
は、炭素数1〜8)のアルキル基、炭素数1〜30(更
に好ましくは、炭素数1〜8)のアルコキシ基、炭素数
1〜30(更に好ましくは、炭素数1〜8)のアルキル
チオ基、炭素数1〜30(更に好ましくは、炭素数1〜
8)のアルキルアミノ基、炭素数1〜30(更に好まし
くは、炭素数1〜8)のアルキルカルボニル基、炭素数
6〜30(更に好ましくは、炭素数6〜24)のアリー
ル基、炭素数6〜30(更に好ましくは、炭素数6〜2
4)のアリールオキシ基が好ましい。これらの基は置換
基(または原子)を有していてもよい。置換基(または
原子)としては例えば、ハロゲン原子、アルキル基、ア
ルコキシ基、ニトロ基、アミノ基、カルボンアミド基、
スルホンアミド基及びアシル基を挙げることができる。
またRY1はバラスト基であっても良く、あるいはまたR
Y1はQY1と結合してビシクロ環を形成していてもよい。
【0029】上記RY1は、ハロゲン原子(フッ素、塩
素、臭素)、アルキル基(エチル、メチル、)、アルコ
キシ基(特に、メトキシ)、アルキルチオ基(特にメチ
ルチオ)であることが更に好ましい。
素、臭素)、アルキル基(エチル、メチル、)、アルコ
キシ基(特に、メトキシ)、アルキルチオ基(特にメチ
ルチオ)であることが更に好ましい。
【0030】上記QY1は、炭素原子と共に、N、S、O
及びPから選ばれた少なくとも一個のヘテロ原子を環内
に含む6員の複素環、あるいはN、S、O及びPから選
ばれた二個のヘテロ原子を環内に含む5員の複素環を形
成するのに必要な非金属原子群を表わす。QY1が炭素原
子と共に作る環は、環内に不飽和結合を含んでいてもよ
く、置換されていても、無置換であっても良い。置換さ
れている場合、その置換基は、後述するRY3で挙げた置
換基と同じものが挙げられる。またオキソ基(=O)で
置換されていても良く、更に置換基が互いに結合して環
状となっていてもよい。本発明において、QY1が炭素原
子と共に作る環の中では、カルボニル置換炭素の二位
(カルボニル基から見てβ位)が、ヘテロ原子である場
合が好ましい。即ち、下記式(Ya−1)で表されるア
シル基を有していることが好ましい。
及びPから選ばれた少なくとも一個のヘテロ原子を環内
に含む6員の複素環、あるいはN、S、O及びPから選
ばれた二個のヘテロ原子を環内に含む5員の複素環を形
成するのに必要な非金属原子群を表わす。QY1が炭素原
子と共に作る環は、環内に不飽和結合を含んでいてもよ
く、置換されていても、無置換であっても良い。置換さ
れている場合、その置換基は、後述するRY3で挙げた置
換基と同じものが挙げられる。またオキソ基(=O)で
置換されていても良く、更に置換基が互いに結合して環
状となっていてもよい。本発明において、QY1が炭素原
子と共に作る環の中では、カルボニル置換炭素の二位
(カルボニル基から見てβ位)が、ヘテロ原子である場
合が好ましい。即ち、下記式(Ya−1)で表されるア
シル基を有していることが好ましい。
【0031】
【化11】
【0032】上記式において、ZY1は、N、S、O及び
Pから選ばれたヘテロ原子を表し、RY4は置換基を表
し、QY2は、ZY1、炭素原子と共に、6員の複素環、あ
るいはZY1、炭素原子と共にヘテロ原子を二個含む5員
の複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表す。上
記RY4は、前述したRY1で挙げた置換基と同義であり、
QY2は、上記QY1の式(Ya)において説明した内容と
同義である。
Pから選ばれたヘテロ原子を表し、RY4は置換基を表
し、QY2は、ZY1、炭素原子と共に、6員の複素環、あ
るいはZY1、炭素原子と共にヘテロ原子を二個含む5員
の複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表す。上
記RY4は、前述したRY1で挙げた置換基と同義であり、
QY2は、上記QY1の式(Ya)において説明した内容と
同義である。
【0033】以下に、式(Ya)で示されるアシル基の
好ましい具体例を記載する。
好ましい具体例を記載する。
【0034】
【化12】
【0035】
【化13】
【0036】
【化14】
【0037】
【化15】
【0038】上記RY2は、ハロゲン原子、いずれも置換
されていてもよい、炭素数1〜30(更に好ましくは、
炭素数1〜18)のアルコキシ基、炭素数6〜30(更
に好ましくは、炭素数6〜24)のアリールオキシ基、
炭素数1〜30(更に好ましくは、炭素数1〜6)のア
ルキル基、炭素数0〜30のアミノ基または炭素数1〜
30(更に好ましくは、炭素数1〜24)の複素環基が
好ましい。またこれらの置換基としては、例えば、ハロ
ゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、及びアリールオ
キシ基を挙げることができる。以下に、RY2で示される
基の好ましい具体例を記載する。
されていてもよい、炭素数1〜30(更に好ましくは、
炭素数1〜18)のアルコキシ基、炭素数6〜30(更
に好ましくは、炭素数6〜24)のアリールオキシ基、
炭素数1〜30(更に好ましくは、炭素数1〜6)のア
ルキル基、炭素数0〜30のアミノ基または炭素数1〜
30(更に好ましくは、炭素数1〜24)の複素環基が
好ましい。またこれらの置換基としては、例えば、ハロ
ゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、及びアリールオ
キシ基を挙げることができる。以下に、RY2で示される
基の好ましい具体例を記載する。
【0039】
【化16】
【0040】上記RY2は、塩素原子、トリフルオロメチ
ル、メトキシ、フェノキシ、p−トリルオキシまたはp
−メトキシフェノキシが特に好ましい。
ル、メトキシ、フェノキシ、p−トリルオキシまたはp
−メトキシフェノキシが特に好ましい。
【0041】上記RY3で表わされる、ベンゼン環上に置
換可能な基の例としては、ハロゲン原子、アルキル基、
アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコ
キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カル
ボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル基、ス
ルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリールスル
ホニル基、ウレイド基、スルファモイルアミノ基、アル
コキシカルボニルアミノ基、アルコキシスルホニル基、
ニトロ基、複素環基、シアノ基、アシル基、アシルオキ
シ基、アルキルスルホニルオキシ基、及びアリールスル
ホニルオキシ基を挙げることができる。
換可能な基の例としては、ハロゲン原子、アルキル基、
アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコ
キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カル
ボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル基、ス
ルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリールスル
ホニル基、ウレイド基、スルファモイルアミノ基、アル
コキシカルボニルアミノ基、アルコキシスルホニル基、
ニトロ基、複素環基、シアノ基、アシル基、アシルオキ
シ基、アルキルスルホニルオキシ基、及びアリールスル
ホニルオキシ基を挙げることができる。
【0042】上記RY3は、以下の原子または基であるこ
とが好ましい。ハロゲン原子、いずれも置換されても良
い、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数6〜30のア
リール基、炭素数1〜30のアルコキシ基、炭素数2〜
30のアルコキシカルボニル基、炭素数7〜30のアリ
ールオキシカルボニル基、炭素数1〜30のカルボンア
ミド基、炭素数1〜30のスルホンアミド基、炭素数1
〜30のカルバモイル基、炭素数0〜30のスルファモ
イル基、炭素数1〜30のアルキルスルホニル基、炭素
数6〜30のアリールスルホニル基、炭素数1〜30の
ウレイド基、炭素数0〜30のスルファモイルアミノ
基、炭素数2〜30のアルコキシカルボニルアミノ基、
炭素数1〜30の複素環基、炭素数1〜30のアシル
基、炭素数1〜30のアルキルスルホニルオキシ基、炭
素数6〜30のアリールスルホニルオキシ基。
とが好ましい。ハロゲン原子、いずれも置換されても良
い、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数6〜30のア
リール基、炭素数1〜30のアルコキシ基、炭素数2〜
30のアルコキシカルボニル基、炭素数7〜30のアリ
ールオキシカルボニル基、炭素数1〜30のカルボンア
ミド基、炭素数1〜30のスルホンアミド基、炭素数1
〜30のカルバモイル基、炭素数0〜30のスルファモ
イル基、炭素数1〜30のアルキルスルホニル基、炭素
数6〜30のアリールスルホニル基、炭素数1〜30の
ウレイド基、炭素数0〜30のスルファモイルアミノ
基、炭素数2〜30のアルコキシカルボニルアミノ基、
炭素数1〜30の複素環基、炭素数1〜30のアシル
基、炭素数1〜30のアルキルスルホニルオキシ基、炭
素数6〜30のアリールスルホニルオキシ基。
【0043】上記置換基としては、ハロゲン原子、アル
キル基、アリール基、複素環基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、複素環オキシ基、アルキルチオ基、アリー
ルチオ基、複素環チオ基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アシル基、カルボンアミド基、スル
ホンアミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、ア
ルコキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ
基、ウレイド基、シアノ基、ニトロ基、アシルオキシ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アルキルスルホニルオキシ基及びアリールスルホ
ニルオキシ基を挙げることができる。
キル基、アリール基、複素環基、アルコキシ基、アリー
ルオキシ基、複素環オキシ基、アルキルチオ基、アリー
ルチオ基、複素環チオ基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基、アシル基、カルボンアミド基、スル
ホンアミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、ア
ルコキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ
基、ウレイド基、シアノ基、ニトロ基、アシルオキシ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、アルキルスルホニルオキシ基及びアリールスルホ
ニルオキシ基を挙げることができる。
【0044】上記RY3は、ハロゲン原子、アルコキシ
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモ
イル基またはスルファモイル基が好ましい。特に好まし
くは、スルファモイル基、アルコキシカルボニル基、カ
ルボンアミド基またはスルホンアミド基である。上記R
Y3は、アセトアミド結合基(−CHCONH−)に対し
てベンゼン環上のメタ位またはパラ位に置換しているこ
とが好ましい。
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモ
イル基またはスルファモイル基が好ましい。特に好まし
くは、スルファモイル基、アルコキシカルボニル基、カ
ルボンアミド基またはスルホンアミド基である。上記R
Y3は、アセトアミド結合基(−CHCONH−)に対し
てベンゼン環上のメタ位またはパラ位に置換しているこ
とが好ましい。
【0045】上記Pは、1または2が好ましい。以下
に、RY3で示される基の好ましい具体例を記載する。
に、RY3で示される基の好ましい具体例を記載する。
【0046】
【化17】
【0047】
【化18】
【0048】上記XY1で表わされる、芳香族第一級アミ
ン現像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱可
能な基(離脱基)の例としては、窒素原子でカップリン
グ活性位に結合する複素環基、アリールオキシ基、アリ
ールチオ基、アシルオキシ基、アルキルスルホニルオキ
シ基、アリールスルホニルオキシ基、複素環オキシ基及
びハロゲン原子を挙げることができる。
ン現像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱可
能な基(離脱基)の例としては、窒素原子でカップリン
グ活性位に結合する複素環基、アリールオキシ基、アリ
ールチオ基、アシルオキシ基、アルキルスルホニルオキ
シ基、アリールスルホニルオキシ基、複素環オキシ基及
びハロゲン原子を挙げることができる。
【0049】上記XY1は、窒素原子でカップリング活性
位に結合する複素環基またはアリールオキシ基であるこ
とが好ましい。
位に結合する複素環基またはアリールオキシ基であるこ
とが好ましい。
【0050】XY1が複素環基を表わす時、XY1は、置換
されていてもよい、5〜7員環の単環もしくは縮合環の
複素環であり、その好ましい例としては、スクシンイミ
ド、マレインイミド、フタルイミド、ジグリコールイミ
ド、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、1,2,4
−トリアゾール、テトラゾール、インドール、インダゾ
ール、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾール、イミ
ダゾリジン−2,4−ジオン、オキサゾリジン−2,4
−ジオン、チアゾリジン−2,4−ジオン、イミダゾリ
ジン−2−オン、オキサゾリジン−2−オン、チアゾリ
ジン−2−オン、ベンズイミダゾリン−2−オン、ベン
ゾオキサゾリン−2−オン、ベンゾチアゾリン−2−オ
ン、2−ピロリン−5−オン、2−イミダゾリン−5−
オン、インドリン−2,3−ジオン、2、6−ジオキシ
プリン、パラバン酸、1、2、4−トリアゾリジン−
3、5−ジオン、2−ピリドン、4−ピリドン、2−ピ
リミドン、6−ピリダゾン−2−ピラゾン、2−アミノ
−1,3,4−チアゾリジン、2−イミノ−1,3,4
−チアゾリジン−4−オンを挙げることができる。
されていてもよい、5〜7員環の単環もしくは縮合環の
複素環であり、その好ましい例としては、スクシンイミ
ド、マレインイミド、フタルイミド、ジグリコールイミ
ド、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、1,2,4
−トリアゾール、テトラゾール、インドール、インダゾ
ール、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾール、イミ
ダゾリジン−2,4−ジオン、オキサゾリジン−2,4
−ジオン、チアゾリジン−2,4−ジオン、イミダゾリ
ジン−2−オン、オキサゾリジン−2−オン、チアゾリ
ジン−2−オン、ベンズイミダゾリン−2−オン、ベン
ゾオキサゾリン−2−オン、ベンゾチアゾリン−2−オ
ン、2−ピロリン−5−オン、2−イミダゾリン−5−
オン、インドリン−2,3−ジオン、2、6−ジオキシ
プリン、パラバン酸、1、2、4−トリアゾリジン−
3、5−ジオン、2−ピリドン、4−ピリドン、2−ピ
リミドン、6−ピリダゾン−2−ピラゾン、2−アミノ
−1,3,4−チアゾリジン、2−イミノ−1,3,4
−チアゾリジン−4−オンを挙げることができる。
【0051】これらの複素環の置換基としては、例え
ば、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、ニトロ基、シアノ
基、カルボキシル基、スルホ基、アルキル基、アリール
基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
基、アリールチオ基、アルキルスルホニル基、アリール
スルホニル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニ基、アシル基、アシルオキシ基、アミノ基、
カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル
基、スルファモイル基、ウレイド基、アルコキシカルボ
ニルアミノ基、スルファモイルアミノ基を挙げることが
できる。
ば、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、ニトロ基、シアノ
基、カルボキシル基、スルホ基、アルキル基、アリール
基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ
基、アリールチオ基、アルキルスルホニル基、アリール
スルホニル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニ基、アシル基、アシルオキシ基、アミノ基、
カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル
基、スルファモイル基、ウレイド基、アルコキシカルボ
ニルアミノ基、スルファモイルアミノ基を挙げることが
できる。
【0052】またXY1が、アリールオキシ基を表わす
時、XY1は、炭素数6〜30のアリールオキシ基が好ま
しく、前記XY1が複素環基である場合に挙げた置換基群
から選ばれる基で置換されていてもよい。
時、XY1は、炭素数6〜30のアリールオキシ基が好ま
しく、前記XY1が複素環基である場合に挙げた置換基群
から選ばれる基で置換されていてもよい。
【0053】アリールオキシ基の置換基としては、例え
ば、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル
基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニル基、
カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル
基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリー
ルスルホニル基またはシアノ基が好ましい。
ば、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル
基、トリフルオロメチル基、アルコキシカルボニル基、
カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル
基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリー
ルスルホニル基またはシアノ基が好ましい。
【0054】上記XY1は、下記の式(XY1−1)、(X
Y1−2)または(XY1−3)で表わされる複素環基また
はアリールオキシキ基であることが更に好ましい。
Y1−2)または(XY1−3)で表わされる複素環基また
はアリールオキシキ基であることが更に好ましい。
【0055】
【化19】
【0056】上記式(XY1−1)において、ZY2は、以
下の基を意味する。
下の基を意味する。
【0057】
【化20】
【0058】ここで、RY5、RY6、RY9及びRY10 は、
水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ア
ルキルスルホニル基、アリールスルホニル基またはアミ
ノ基を表わす。RY7及びRY8は、水素原子、アルキル
基、アリール基、アルコキシ基、アルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基またはアルコキシカルボニル
基を表わす。RY11 およびRY12 は水素原子、アルキル
基またはアリール基を表わす。RY11 およびRY12は、
互いに結合してベンゼン環を形成してもよい。RY5とR
Y6、RY6とRY7、RY7とRY8またはRY5とRY9は互いに
結合して、環(例えば、シクロブタン、シクロヘキサ
ン、シクロヘプタン、シクロヘキセン、ピロリジン、ピ
ペリジン)を形成してもよい。上記ZY2は、以下の基で
あることが好ましい。
水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ア
ルキルスルホニル基、アリールスルホニル基またはアミ
ノ基を表わす。RY7及びRY8は、水素原子、アルキル
基、アリール基、アルコキシ基、アルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基またはアルコキシカルボニル
基を表わす。RY11 およびRY12 は水素原子、アルキル
基またはアリール基を表わす。RY11 およびRY12は、
互いに結合してベンゼン環を形成してもよい。RY5とR
Y6、RY6とRY7、RY7とRY8またはRY5とRY9は互いに
結合して、環(例えば、シクロブタン、シクロヘキサ
ン、シクロヘプタン、シクロヘキセン、ピロリジン、ピ
ペリジン)を形成してもよい。上記ZY2は、以下の基で
あることが好ましい。
【0059】
【化21】
【0060】上記式(XY1−1)で表わされる複素環基
は、その炭素数は2〜30、好ましくは4〜20、更に
好ましくは、5〜16である。
は、その炭素数は2〜30、好ましくは4〜20、更に
好ましくは、5〜16である。
【0061】
【化22】
【0062】ここで、RY13 及びRY14 の少なくともひ
とつは、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、トリフル
オロメチル基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイ
ル基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基またはアシル基から選ばれた基である
(ただし、もう一方は、水素原子、アルキル基またはア
ルコキシ基であってもよい)。RY15 は、RY13 または
RY14 と同じ意味の基を表わす。mは、0〜2の整数を
表わす。上記(XY1−2)で表わされるアリールオキシ
基は、その炭素数が6〜30、好ましくは6〜24、更
に好ましくは6〜15である。
とつは、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、トリフル
オロメチル基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイ
ル基、スルファモイル基、アルキルスルホニル基、アリ
ールスルホニル基またはアシル基から選ばれた基である
(ただし、もう一方は、水素原子、アルキル基またはア
ルコキシ基であってもよい)。RY15 は、RY13 または
RY14 と同じ意味の基を表わす。mは、0〜2の整数を
表わす。上記(XY1−2)で表わされるアリールオキシ
基は、その炭素数が6〜30、好ましくは6〜24、更
に好ましくは6〜15である。
【0063】
【化23】
【0064】ここで、Wは、Nと共に、ピロール環、ピ
ラゾール環、イミダゾール環またはトリアゾール環を形
成するのに必要な非金属原子群を表わす。上記環は、置
換基を有していてもよい。このような置換基の好ましい
例としては、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アル
コキシカルボニル基、アルキル基、アリール基、アミノ
基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはカルバモイ
ル基を挙げることができる。上記(XY1−3)で表わさ
れる複素環基は、その炭素数が2〜30、好ましくは2
〜24、更に好ましくは2〜16である。
ラゾール環、イミダゾール環またはトリアゾール環を形
成するのに必要な非金属原子群を表わす。上記環は、置
換基を有していてもよい。このような置換基の好ましい
例としては、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、アル
コキシカルボニル基、アルキル基、アリール基、アミノ
基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはカルバモイ
ル基を挙げることができる。上記(XY1−3)で表わさ
れる複素環基は、その炭素数が2〜30、好ましくは2
〜24、更に好ましくは2〜16である。
【0065】上記XY1は、下記の式(XY1−1)で表わ
される複素環基であることが特に好ましい。
される複素環基であることが特に好ましい。
【0066】式(Y)で表わされるイエローカプラー
は、置換基RY1、QY1、XY1または
は、置換基RY1、QY1、XY1または
【0067】
【化24】
【0068】において、二価以上の基を介して互いに結
合する二量体またはそれ以上の多量体を形成してもよ
い。この場合、前記の各置換基において示した炭素数
は、そのの規定の範囲外の数となってもよい。式XY1で
表わされる複素環基の具体例を示す。
合する二量体またはそれ以上の多量体を形成してもよ
い。この場合、前記の各置換基において示した炭素数
は、そのの規定の範囲外の数となってもよい。式XY1で
表わされる複素環基の具体例を示す。
【0069】
【化25】
【0070】
【化26】
【0071】
【化27】
【0072】
【化28】
【0073】
【化29】
【0074】以下に、式(Y)で表わされるイエローカ
プラーの具体例を示す。
プラーの具体例を示す。
【0075】
【化30】
【0076】
【化31】
【0077】
【化32】
【0078】
【化33】
【0079】
【化34】
【0080】
【化35】
【0081】
【化36】
【0082】
【化37】
【0083】
【化38】
【0084】
【化39】
【0085】
【化40】
【0086】
【化41】
【0087】
【化42】
【0088】
【化43】
【0089】
【化44】
【0090】
【化45】
【0091】
【化46】
【0092】
【化47】
【0093】
【化48】
【0094】
【化49】
【0095】
【化50】
【0096】
【化51】
【0097】上記式(Y)で示されるイエローカプラー
は、単独で用いてもよいし、あるいは二種以上を混合し
て用いてもよい。さらには、これらとイエローカプラー
として公知のカプラーと混合して用いてもよい。
は、単独で用いてもよいし、あるいは二種以上を混合し
て用いてもよい。さらには、これらとイエローカプラー
として公知のカプラーと混合して用いてもよい。
【0098】以下に、本発明にかかるイエローカプラー
の合成例を示す。 合成例1(化合物Y−29の合成) 化合物Y−29は、以下の合成ルートにより合成するこ
とができる。
の合成例を示す。 合成例1(化合物Y−29の合成) 化合物Y−29は、以下の合成ルートにより合成するこ
とができる。
【0099】
【化52】
【0100】(1)ピルビン酸エチルエステルを、2,
4−ペンチルジオールにてアセタール化した後、加水分
解することにより得られた化合物A17.2gを、塩化
メチレン50mlとN,N’−ジメチルホルムアミド1
mlに溶かし、氷冷下、これにオギザリルクロライド1
0.5mlを滴下した。室温にて一時間攪拌の後、減圧
下、すべての溶媒を留去し、化合物Aのカルボン酸クロ
ライドを得た。 (2)活性なマグネシウム2.4gに、メタノール40
mlを滴下して得たマグネシウムメトキシドに、3−オ
キソブタン酸エチル13.1gを加え、2時間還流し
た。メタノールを減圧留去した後、先の化合物Aのカル
ボン酸クロライドをテトラヒドロフラン50mlと共に
滴下し、30分還流した。常法により後処理した後、カ
ラムクロマトグラフィーにより化合物Bを油状物として
17.1g得た。 (3)化合物Bをエタノール100ml、アンモニア水
(30%)20mlの溶液に加え、50℃にて30分間
攪拌した。常法により後処理し、β−ケトエステル(化
合物C)の油状物を13.8g得た。 (4)化合物C13.8g及び2,4−ジクロロ−5−
ドデシルオキシカルボニルアニリン21.3gを無溶媒
で120℃で加熱した。1時間後、減圧下に更に1時間
加熱反応させた後、反応物をn−ヘキサン及び酢酸エチ
ルの混合溶媒にてカラムクロマトグラフィーにて精製
し、化合物Dを22.8g得た。 (5)化合物D22.8gを塩化メチレン300mlに
溶解し、氷冷下、塩化スルフリル5.67gを滴下し
た。30分間反応させた後、すべての溶媒を減圧留去
し、ここにN,N−ジメチルホルムアミド100ml、
1−ベンジル−5−エトキシヒダントイン18.7g、
及びトリエチルアミン12mlを加え、40℃にて2時
間反応させた。常法により後処理した後、カラムクロマ
トグラフィーにより精製し、目的物である例示化合物Y
−29を油状物として19.2g得た。得られた化合物
の構造は、マススペクトル、NMRスペクトル及び元素
分析により確認した。
4−ペンチルジオールにてアセタール化した後、加水分
解することにより得られた化合物A17.2gを、塩化
メチレン50mlとN,N’−ジメチルホルムアミド1
mlに溶かし、氷冷下、これにオギザリルクロライド1
0.5mlを滴下した。室温にて一時間攪拌の後、減圧
下、すべての溶媒を留去し、化合物Aのカルボン酸クロ
ライドを得た。 (2)活性なマグネシウム2.4gに、メタノール40
mlを滴下して得たマグネシウムメトキシドに、3−オ
キソブタン酸エチル13.1gを加え、2時間還流し
た。メタノールを減圧留去した後、先の化合物Aのカル
ボン酸クロライドをテトラヒドロフラン50mlと共に
滴下し、30分還流した。常法により後処理した後、カ
ラムクロマトグラフィーにより化合物Bを油状物として
17.1g得た。 (3)化合物Bをエタノール100ml、アンモニア水
(30%)20mlの溶液に加え、50℃にて30分間
攪拌した。常法により後処理し、β−ケトエステル(化
合物C)の油状物を13.8g得た。 (4)化合物C13.8g及び2,4−ジクロロ−5−
ドデシルオキシカルボニルアニリン21.3gを無溶媒
で120℃で加熱した。1時間後、減圧下に更に1時間
加熱反応させた後、反応物をn−ヘキサン及び酢酸エチ
ルの混合溶媒にてカラムクロマトグラフィーにて精製
し、化合物Dを22.8g得た。 (5)化合物D22.8gを塩化メチレン300mlに
溶解し、氷冷下、塩化スルフリル5.67gを滴下し
た。30分間反応させた後、すべての溶媒を減圧留去
し、ここにN,N−ジメチルホルムアミド100ml、
1−ベンジル−5−エトキシヒダントイン18.7g、
及びトリエチルアミン12mlを加え、40℃にて2時
間反応させた。常法により後処理した後、カラムクロマ
トグラフィーにより精製し、目的物である例示化合物Y
−29を油状物として19.2g得た。得られた化合物
の構造は、マススペクトル、NMRスペクトル及び元素
分析により確認した。
【0101】合成例2(例示化合物Y−10の合成) 上記例示化合物Y−29の合成において用いた化合物A
の代わりに、下記で示される化合物Eを用い、また2,
4−ジクロロ−5−ドデシルオキシカルボニルアニリン
の代わりに2−メトキシ−5−[2−(2,4−ジ−t
−アミルフェノキシ)ブタン酸アミド]アニリンを用い
た以外は、同様にして例示化合物Y−10を得た。得ら
れた化合物の構造は、マススペクトル、NMRスペクト
ル及び元素分析により確認した。
の代わりに、下記で示される化合物Eを用い、また2,
4−ジクロロ−5−ドデシルオキシカルボニルアニリン
の代わりに2−メトキシ−5−[2−(2,4−ジ−t
−アミルフェノキシ)ブタン酸アミド]アニリンを用い
た以外は、同様にして例示化合物Y−10を得た。得ら
れた化合物の構造は、マススペクトル、NMRスペクト
ル及び元素分析により確認した。
【0102】
【化53】
【0103】合成例3(例示化合物Y−66の合成) (1)J.Chem.Soc.,1959,477に記載の方法により合成さ
れた2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−カルボン
酸33g、塩化メチレン100ml、及びN、N−ジメ
チルホルムアミド1mlの混合物中に、38.1gのオ
キザリルクロライドを室温にて30分かけて滴下した。
滴下後室温にて2時間反応させた後、アスピレーター減
圧下、塩化メチレン、過剰のオキザリルクロライドを除
去することにより、2−メチル−1,3−ジオキソラン
−2−カルボニルクロライドの油状物を得た。 (2)マグネシウム6g及び四塩化炭素2mlの混合物
中にメタノール100mlを室温にて30分間かけて滴
下した。その後2時間加熱還流した後、3−オキソブタ
ン酸エチル32.6gを加熱還流下30分間かけて滴下
した。滴下後、更に2時間加熱還流し、メタノールをア
スピレーター減圧下完全に留去した。テトラヒドロフラ
ン100mlを反応物に加えて分散し、室温に先に得た
2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−カルボニルク
ロライドを滴下した。30分間反応後、反応液を酢酸エ
チル300ml及び希硫酸水で抽出し、水洗後有機層を
無水硫酸ナトリウムにて乾燥させた後、溶媒を留去して
2−(2−メチル−1、3−ジオイキソラン−2−カル
ボニル)−3−オキソブタン酸エチルの油状物を63.
3g得た。 (3)2−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−
カルボニル)−3−オキソブタン酸エチル63g、エタ
ノール160mlの溶液を室温で攪拌し、その中へ30
%アンモニア水60mlを10分間かけて滴下した。そ
の後、1時間攪拌し、酢酸エチル300ml、希硫酸水
にて抽出、中和、水洗後、有機層を無水硫酸ナトリウム
にて乾燥後、溶媒を留去して(2−メチル−1、3−ジ
オキソラン−2−カルボニル)酢酸エチルの油状物を5
0g得た。 (4)上記で得た2−メチル−1、3−ジオキソラン−
2−カルボニル)酢酸エチル40gとN−(3−アミノ
−4−クロロフェニル)−2−(2,4−ジ−t−ペン
チルフェノキシ)ブタンアミド44.5gを内温100
〜120℃にてアスピレーター減圧下加熱還流した。4
時間反応させた後、反応液をn−ヘキサンと酢酸エチル
の混合溶媒にてカラムクロマトグラフィーにて精製し、
例示化合物Y−66を粘稠油状物として51g得た。得
られた化合物の構造は、マススペクトル、NMRスペク
トル及び元素分析により確認した。
れた2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−カルボン
酸33g、塩化メチレン100ml、及びN、N−ジメ
チルホルムアミド1mlの混合物中に、38.1gのオ
キザリルクロライドを室温にて30分かけて滴下した。
滴下後室温にて2時間反応させた後、アスピレーター減
圧下、塩化メチレン、過剰のオキザリルクロライドを除
去することにより、2−メチル−1,3−ジオキソラン
−2−カルボニルクロライドの油状物を得た。 (2)マグネシウム6g及び四塩化炭素2mlの混合物
中にメタノール100mlを室温にて30分間かけて滴
下した。その後2時間加熱還流した後、3−オキソブタ
ン酸エチル32.6gを加熱還流下30分間かけて滴下
した。滴下後、更に2時間加熱還流し、メタノールをア
スピレーター減圧下完全に留去した。テトラヒドロフラ
ン100mlを反応物に加えて分散し、室温に先に得た
2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−カルボニルク
ロライドを滴下した。30分間反応後、反応液を酢酸エ
チル300ml及び希硫酸水で抽出し、水洗後有機層を
無水硫酸ナトリウムにて乾燥させた後、溶媒を留去して
2−(2−メチル−1、3−ジオイキソラン−2−カル
ボニル)−3−オキソブタン酸エチルの油状物を63.
3g得た。 (3)2−(2−メチル−1,3−ジオキソラン−2−
カルボニル)−3−オキソブタン酸エチル63g、エタ
ノール160mlの溶液を室温で攪拌し、その中へ30
%アンモニア水60mlを10分間かけて滴下した。そ
の後、1時間攪拌し、酢酸エチル300ml、希硫酸水
にて抽出、中和、水洗後、有機層を無水硫酸ナトリウム
にて乾燥後、溶媒を留去して(2−メチル−1、3−ジ
オキソラン−2−カルボニル)酢酸エチルの油状物を5
0g得た。 (4)上記で得た2−メチル−1、3−ジオキソラン−
2−カルボニル)酢酸エチル40gとN−(3−アミノ
−4−クロロフェニル)−2−(2,4−ジ−t−ペン
チルフェノキシ)ブタンアミド44.5gを内温100
〜120℃にてアスピレーター減圧下加熱還流した。4
時間反応させた後、反応液をn−ヘキサンと酢酸エチル
の混合溶媒にてカラムクロマトグラフィーにて精製し、
例示化合物Y−66を粘稠油状物として51g得た。得
られた化合物の構造は、マススペクトル、NMRスペク
トル及び元素分析により確認した。
【0104】合成例4(例示化合物Y−36の合成) (1)上記で得た例示化合物(Y−66)24.0gを
塩化メチレン300mlに溶解し、氷冷下、これに塩化
スルフリル5.4gを10分間かけて滴下した。30分
間反応後、反応液を良く水洗し、無水硫酸ナトリウムに
て乾燥後、濃縮し例示化合物Y−33の塩化物を得た。 (2)1−ベンジル−5−エトキシヒダントイン18.
7g、トリエチルアミン11.2ml、およびN,N−
ジメチルホルムアミド50mlの混合溶液中に、先に合
成した例示化合物Y−33の塩化物をN,N−ジメチル
ホルムアミド50mlに溶かしたものを30分かけて室
温にて滴下した。その後、40℃にて4時間反応させた
後、反応液を酢酸エチル300mlで抽出し、水洗後、
更に2%トリエチルアミン水溶液300mlにて水洗
し、次いで、希硫酸水にて中和した。有機層を無水硫酸
ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して得られた油状物
をn−ヘキサン及び酢酸エチルの混合溶媒から晶析し
た。析出した結晶を濾過し、n−ヘキサン及び酢酸エチ
ルの混合溶媒で洗浄後、乾燥することにより、例示化合
物Y−25の結晶を23.4g得た。得られた化合物の
構造は、マススペクトル、NMRスペクトル及び元素分
析により確認した。
塩化メチレン300mlに溶解し、氷冷下、これに塩化
スルフリル5.4gを10分間かけて滴下した。30分
間反応後、反応液を良く水洗し、無水硫酸ナトリウムに
て乾燥後、濃縮し例示化合物Y−33の塩化物を得た。 (2)1−ベンジル−5−エトキシヒダントイン18.
7g、トリエチルアミン11.2ml、およびN,N−
ジメチルホルムアミド50mlの混合溶液中に、先に合
成した例示化合物Y−33の塩化物をN,N−ジメチル
ホルムアミド50mlに溶かしたものを30分かけて室
温にて滴下した。その後、40℃にて4時間反応させた
後、反応液を酢酸エチル300mlで抽出し、水洗後、
更に2%トリエチルアミン水溶液300mlにて水洗
し、次いで、希硫酸水にて中和した。有機層を無水硫酸
ナトリウムにて乾燥後、溶媒を留去して得られた油状物
をn−ヘキサン及び酢酸エチルの混合溶媒から晶析し
た。析出した結晶を濾過し、n−ヘキサン及び酢酸エチ
ルの混合溶媒で洗浄後、乾燥することにより、例示化合
物Y−25の結晶を23.4g得た。得られた化合物の
構造は、マススペクトル、NMRスペクトル及び元素分
析により確認した。
【0105】合成例5(例示化合物Y−67の合成) (1)Tetrahedoron,1968,24,24,5293に記載の方法によ
り合成された、2−メチル−1,3−ジチオラン−2−
カルボン酸41gを上記合成例3の2−メチル−1、3
−ジオキソラン−2−カルボン酸の代わりに原料として
用い、合成例3と同様な操作を行うことによって、N−
[2−クロロ−5−(2−(2,4−ジ−t−ペンチル
フェノキシ)ブタンアミド)フェニル]−2−(2−メ
チル−1,3−ジチオラン−2−カルボニル)アセトア
ミド51gをアモルファス状物として得た。 (2)次いで、このN−[2−クロロ−5−(2−
(2,4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブタンアミ
ド)フェニル]−2−(2−メチル−1,3−ジチオラ
ン−2−カルボニル)アセトアミド25.3gを合成例
4の例示化合物Y−66の代わりに原料として用い、同
様の反応処理を行った後、得られた油状物をn−ヘキサ
ン及び酢酸エチルの混合溶媒にてカラムクロマトグラフ
ィーにて精製し、例示化合物Y−67を粘稠油状物とし
て27.2g得た。得られた化合物の構造は、マススペ
クトル、NMRスペクトル及び元素分析により確認し
た。
り合成された、2−メチル−1,3−ジチオラン−2−
カルボン酸41gを上記合成例3の2−メチル−1、3
−ジオキソラン−2−カルボン酸の代わりに原料として
用い、合成例3と同様な操作を行うことによって、N−
[2−クロロ−5−(2−(2,4−ジ−t−ペンチル
フェノキシ)ブタンアミド)フェニル]−2−(2−メ
チル−1,3−ジチオラン−2−カルボニル)アセトア
ミド51gをアモルファス状物として得た。 (2)次いで、このN−[2−クロロ−5−(2−
(2,4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)ブタンアミ
ド)フェニル]−2−(2−メチル−1,3−ジチオラ
ン−2−カルボニル)アセトアミド25.3gを合成例
4の例示化合物Y−66の代わりに原料として用い、同
様の反応処理を行った後、得られた油状物をn−ヘキサ
ン及び酢酸エチルの混合溶媒にてカラムクロマトグラフ
ィーにて精製し、例示化合物Y−67を粘稠油状物とし
て27.2g得た。得られた化合物の構造は、マススペ
クトル、NMRスペクトル及び元素分析により確認し
た。
【0106】上記(Y)で示されるイエローカプラーの
感光材料への導入は、種々の公知の分散方法が利用でき
る。例えば、高沸点有機溶媒を用いた水中油滴分散法
(米国特許第2322027号)や、ラテックス分散法
(米国特許第4199363号、西独特許(OLS)第
2541274号、同2541230号)及び有機溶媒
可溶性ポリマーによる分散法(PCT出願番号JP87
/00492号明細書)などのポリマー分散法がある。
感光材料への導入は、種々の公知の分散方法が利用でき
る。例えば、高沸点有機溶媒を用いた水中油滴分散法
(米国特許第2322027号)や、ラテックス分散法
(米国特許第4199363号、西独特許(OLS)第
2541274号、同2541230号)及び有機溶媒
可溶性ポリマーによる分散法(PCT出願番号JP87
/00492号明細書)などのポリマー分散法がある。
【0107】上記式(Y)で示されるイエローカプラー
の感光材料中での使用量は、感光材料1m2 当たり、1
×10-5モル〜1×10-2モルの範囲が一般的であり、
好ましくは、1×10-4モル〜10-3モル、更に好まし
くは、2×10-4モル〜10-3モルの範囲である。
の感光材料中での使用量は、感光材料1m2 当たり、1
×10-5モル〜1×10-2モルの範囲が一般的であり、
好ましくは、1×10-4モル〜10-3モル、更に好まし
くは、2×10-4モル〜10-3モルの範囲である。
【0108】本発明のカラー写真感光材料に用いられる
ハロゲン化銀乳剤は、潜像が主としてハロゲン化銀粒子
表面に形成される、いわゆる表面潜像型乳剤、あるい
は、潜像が主としてハロゲン化銀粒子内部に形成され
る、いわゆる内部潜像型乳剤のいずれでも良い。しか
し、前述したように、ハロゲン化銀乳剤層として、予め
かぶらされていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含む
乳剤層を有するタイプのもの(直接ポジカラー写真感光
材料)が好ましく利用できる。予めかぶらされていない
内部潜像型ハロゲン化銀粒子については後述する。
ハロゲン化銀乳剤は、潜像が主としてハロゲン化銀粒子
表面に形成される、いわゆる表面潜像型乳剤、あるい
は、潜像が主としてハロゲン化銀粒子内部に形成され
る、いわゆる内部潜像型乳剤のいずれでも良い。しか
し、前述したように、ハロゲン化銀乳剤層として、予め
かぶらされていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含む
乳剤層を有するタイプのもの(直接ポジカラー写真感光
材料)が好ましく利用できる。予めかぶらされていない
内部潜像型ハロゲン化銀粒子については後述する。
【0109】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤に含
まれる粒子は、実質的に沃化銀を含まない臭化銀、塩臭
化銀もしくは塩化銀が好ましい。ここで実質的に沃化銀
を含まないとは、沃化銀含有率が1モル%以下、好まし
くは、0.2モル%以下のものをいう。また、ハロゲン
化銀粒子のハロゲン組成分布については、ハロゲン化銀
粒子のどの部分をとっても組成の等しい所謂均一型構造
の粒子や、ハロゲン化銀粒子内部のコア(芯)とそれを
取り囲むシェル(殻)(一層または複数層)とでハロゲ
ン組成の異なる所謂積層型構造の粒子あるいは、粒子内
部もしくは表面に非層状にハロゲン組成の異なる部分を
有する構造(粒子表面にある場合は粒子のエッジ、コー
ナーあるいは面上に異組成の部分が接合した構造)の粒
子などがあり、これらを適宜選択して用いることができ
る。高感度を得るには、均一型構造の粒子よりも後二者
のいずれかを用いることが有利であり、耐圧力性の面か
らも好ましい。ハロゲン化銀粒子が上記のような構造を
有する場合には、ハロゲン組成において異なる部分の境
界部は、明確な境界であっても、組成差により混晶を形
成して不明確な境界であっても良く、また積極的に連続
的な構造変化を持たせたものであってもよい。これらの
塩臭化銀乳剤のハロゲン組成については任意の臭化銀/
塩化銀比率のものを用いることができる。この比率は、
目的に応じて広い範囲を取り得るが、塩化銀比率が2%
以上のものが好ましい。
まれる粒子は、実質的に沃化銀を含まない臭化銀、塩臭
化銀もしくは塩化銀が好ましい。ここで実質的に沃化銀
を含まないとは、沃化銀含有率が1モル%以下、好まし
くは、0.2モル%以下のものをいう。また、ハロゲン
化銀粒子のハロゲン組成分布については、ハロゲン化銀
粒子のどの部分をとっても組成の等しい所謂均一型構造
の粒子や、ハロゲン化銀粒子内部のコア(芯)とそれを
取り囲むシェル(殻)(一層または複数層)とでハロゲ
ン組成の異なる所謂積層型構造の粒子あるいは、粒子内
部もしくは表面に非層状にハロゲン組成の異なる部分を
有する構造(粒子表面にある場合は粒子のエッジ、コー
ナーあるいは面上に異組成の部分が接合した構造)の粒
子などがあり、これらを適宜選択して用いることができ
る。高感度を得るには、均一型構造の粒子よりも後二者
のいずれかを用いることが有利であり、耐圧力性の面か
らも好ましい。ハロゲン化銀粒子が上記のような構造を
有する場合には、ハロゲン組成において異なる部分の境
界部は、明確な境界であっても、組成差により混晶を形
成して不明確な境界であっても良く、また積極的に連続
的な構造変化を持たせたものであってもよい。これらの
塩臭化銀乳剤のハロゲン組成については任意の臭化銀/
塩化銀比率のものを用いることができる。この比率は、
目的に応じて広い範囲を取り得るが、塩化銀比率が2%
以上のものが好ましい。
【0110】迅速処理に適した感光材料には塩化銀含有
率の高い所謂高塩化銀乳剤が好ましく用いられる。高塩
化銀乳剤の塩化銀含有率は90モル%以上が好ましく、
95%以上が更に好ましい。こうした高塩化銀乳剤にお
いては、臭化銀局在層を先に述べたような層状もしくは
非層状にハロゲン化銀粒子内部及び/または表面に有す
る構造のものが好ましい。上記局在層のハロゲン組成は
臭化銀含有率において少なくとも10モル%のものが好
ましく、20モル%を越えるものがより好ましい、そし
てこれらの局在層は、粒子内部、粒子表面のエッジ、コ
ーナーあるいは面上にあっても良い。一つの好ましい例
として、粒子のコーナー部にエピタキシャル成長したも
のを挙げることができる。また現像処理液の補充量を低
減する目的でハロゲン化銀乳剤の塩化銀含有率を更に高
めることも有効である。このような場合には、その塩化
銀含有率が98モル%〜100モル%であるような、ほ
ぼ純塩化銀の乳剤も好ましく用いることができる。
率の高い所謂高塩化銀乳剤が好ましく用いられる。高塩
化銀乳剤の塩化銀含有率は90モル%以上が好ましく、
95%以上が更に好ましい。こうした高塩化銀乳剤にお
いては、臭化銀局在層を先に述べたような層状もしくは
非層状にハロゲン化銀粒子内部及び/または表面に有す
る構造のものが好ましい。上記局在層のハロゲン組成は
臭化銀含有率において少なくとも10モル%のものが好
ましく、20モル%を越えるものがより好ましい、そし
てこれらの局在層は、粒子内部、粒子表面のエッジ、コ
ーナーあるいは面上にあっても良い。一つの好ましい例
として、粒子のコーナー部にエピタキシャル成長したも
のを挙げることができる。また現像処理液の補充量を低
減する目的でハロゲン化銀乳剤の塩化銀含有率を更に高
めることも有効である。このような場合には、その塩化
銀含有率が98モル%〜100モル%であるような、ほ
ぼ純塩化銀の乳剤も好ましく用いることができる。
【0111】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤に含まれ
るハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(粒子の投影面積
と等価な円の直径を以て粒子サイズとし、その数平均を
とったもの)は、0.1μm〜2μm(更に好ましく
は、0.2μm〜1.2μm)が好ましい。また、それ
らの粒子サイズ分布は、変動係数(粒子サイズ分布の標
準偏差を平均粒子サイズで除したもの)20%以下、望
ましくは15%以下の所謂単分散なものが好ましい。ま
た感光材料が目標とする階調を満足させるために、実質
的に同一の感色性を有する乳剤層において粒子サイズの
異なる2種以上の単分散ハロゲン化銀乳剤もしくは同一
サイズで感度の異なる複数の粒子を同一層に混合または
別層に重層塗布することができる。さらに2種類以上の
多分散ハロゲン化銀乳剤あるいは単分散乳剤と多分散乳
剤との組合せを混合あるいは重層して使用することもで
きる。
るハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(粒子の投影面積
と等価な円の直径を以て粒子サイズとし、その数平均を
とったもの)は、0.1μm〜2μm(更に好ましく
は、0.2μm〜1.2μm)が好ましい。また、それ
らの粒子サイズ分布は、変動係数(粒子サイズ分布の標
準偏差を平均粒子サイズで除したもの)20%以下、望
ましくは15%以下の所謂単分散なものが好ましい。ま
た感光材料が目標とする階調を満足させるために、実質
的に同一の感色性を有する乳剤層において粒子サイズの
異なる2種以上の単分散ハロゲン化銀乳剤もしくは同一
サイズで感度の異なる複数の粒子を同一層に混合または
別層に重層塗布することができる。さらに2種類以上の
多分散ハロゲン化銀乳剤あるいは単分散乳剤と多分散乳
剤との組合せを混合あるいは重層して使用することもで
きる。
【0112】写真乳剤に含まれるハロゲン化銀粒子の形
状は、立方体、八面体、十二面体あるいは十四面体のよ
うな規則的な(regular )結晶形を有するもの、球状、
板状などのような変則的(irregular )結晶形を有する
もの、あるいはこれらの複合形を有するものを用いるこ
とができる。また種々の結晶形を有するものの混合した
ものからなっていてもよい。本発明においては、これら
の中でも上記規則的な結晶形を有する粒子は50%以
上、好ましくは70%以上、より好ましくは90%以上
含有するのが良い。またこれら以外にも平均アスペクト
比(円換算直径/厚み)が5以上、好ましくは8以上の
平板粒子が投影面積として全粒子の50%を越えるよう
な乳剤も好ましく用いることができる。
状は、立方体、八面体、十二面体あるいは十四面体のよ
うな規則的な(regular )結晶形を有するもの、球状、
板状などのような変則的(irregular )結晶形を有する
もの、あるいはこれらの複合形を有するものを用いるこ
とができる。また種々の結晶形を有するものの混合した
ものからなっていてもよい。本発明においては、これら
の中でも上記規則的な結晶形を有する粒子は50%以
上、好ましくは70%以上、より好ましくは90%以上
含有するのが良い。またこれら以外にも平均アスペクト
比(円換算直径/厚み)が5以上、好ましくは8以上の
平板粒子が投影面積として全粒子の50%を越えるよう
な乳剤も好ましく用いることができる。
【0113】本発明に用いる塩臭化銀乳剤は、 P.Glaf
kides 著 「Chimie et Photograph-ique 」(Paul Mon
tel 社刊、1967年)、G. F. Duffin 著「(Photog
raph-ic Emulsion Chemistry」(Focal Press 社刊、1
966年)、V . L . Zelikman et al 著 「Making a
nd Coating Photographic Emulsion」(Focal Press社
刊、1964年)などに記載された方法を用いて調製す
ることができる。すなわち、酸性法、中性法、アンモニ
ア法等のいずれでも良く、また可溶性銀塩と可溶性ハロ
ゲン塩を反応させる形式としては、片側混合法、同時混
合法、及びそれらの組み合わせなどのいずれの方法を用
いてもよい。粒子を銀イオン過剰の雰囲気のもとにおい
て形成させる方法(所謂逆混合法)を用いることもでき
る。同時混合法の一つとの形式としてはハロゲン化銀の
生成する液相中のpAgを一定に保つ方法、すなわち、
所謂コントロールド・ダブルジェット法を用いることも
できる。この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイ
ズが均一に近いハロゲン化銀乳剤を得ることができる。
kides 著 「Chimie et Photograph-ique 」(Paul Mon
tel 社刊、1967年)、G. F. Duffin 著「(Photog
raph-ic Emulsion Chemistry」(Focal Press 社刊、1
966年)、V . L . Zelikman et al 著 「Making a
nd Coating Photographic Emulsion」(Focal Press社
刊、1964年)などに記載された方法を用いて調製す
ることができる。すなわち、酸性法、中性法、アンモニ
ア法等のいずれでも良く、また可溶性銀塩と可溶性ハロ
ゲン塩を反応させる形式としては、片側混合法、同時混
合法、及びそれらの組み合わせなどのいずれの方法を用
いてもよい。粒子を銀イオン過剰の雰囲気のもとにおい
て形成させる方法(所謂逆混合法)を用いることもでき
る。同時混合法の一つとの形式としてはハロゲン化銀の
生成する液相中のpAgを一定に保つ方法、すなわち、
所謂コントロールド・ダブルジェット法を用いることも
できる。この方法によると、結晶形が規則的で粒子サイ
ズが均一に近いハロゲン化銀乳剤を得ることができる。
【0114】本発明に用いるハロゲン化銀乳剤は、その
乳剤粒子形成もしくは物理熟成の過程において種々の多
価金属イオン不純物を導入することができる。使用する
化合物の例としては、カドミウム、亜鉛、鉛、銅、タリ
ウム、ビスマスなどの塩、あるいは第VIII族元素である
鉄、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、
イリジウム、白金などの塩、もしくは錯塩を挙げること
ができる。これらの金属の中では、鉛、イリジウム、ビ
スマス及びロジウムが好ましい。これらの化合物の添加
量は、目的に応じて広範囲にわたるがハロゲン化銀に対
して、10-9〜10-2モル(更に好ましくは10-7〜1
0-3モル)が好ましい。これらの金属の内蔵方法につい
ては、米国特許第3761276号、同4395478
号明細書および特開昭59−216136号公報等に記
載されている。
乳剤粒子形成もしくは物理熟成の過程において種々の多
価金属イオン不純物を導入することができる。使用する
化合物の例としては、カドミウム、亜鉛、鉛、銅、タリ
ウム、ビスマスなどの塩、あるいは第VIII族元素である
鉄、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、
イリジウム、白金などの塩、もしくは錯塩を挙げること
ができる。これらの金属の中では、鉛、イリジウム、ビ
スマス及びロジウムが好ましい。これらの化合物の添加
量は、目的に応じて広範囲にわたるがハロゲン化銀に対
して、10-9〜10-2モル(更に好ましくは10-7〜1
0-3モル)が好ましい。これらの金属の内蔵方法につい
ては、米国特許第3761276号、同4395478
号明細書および特開昭59−216136号公報等に記
載されている。
【0115】本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は、
通常化学増感及び分光増感処理が施されていることが好
ましい。化学増感法については、不安定硫黄化合物の添
加に代表される硫黄増感、金増感に代表される貴金属増
感、還元増感、あるいはセレン増感などの処理を単独も
しくは併用して行うことができる。化学増感に用いられ
る化合物については、特開昭62−215272号公
報、明細書の第18頁右下欄〜第22頁右上欄に記載の
ものが好ましく用いられる。上記化学増感処理に際して
は、特開平1−197742号公報記載のようにメルカ
プト化合物の存在下で、また同1−254946号公
報、特開平2−69738号公報、同2−273735
号公報に記載のようにチオスルフィン酸、スルフィン
酸、亜硫酸塩を添加してもよい。なお、コア粒子の化学
増感法としては特開平2−199450号、同2−19
9449号公報に記載の方法を用いることができる。な
お、詳しい具体例は例えばリサーチ・ディスクロージャ
ー誌No.17643−III (1978年12月発行)
23頁などに記載の特許にもある。分光増感は、本発明
の感光材料における各層の乳剤に対して所望の光波長域
に分光感度を付与する目的で行われる。本発明において
は、目的とする分光感度に対応する波長域の光を吸収す
る色素、所謂分光増感色素を添加することで行うことが
好ましい。分光増感色素としては、例えば、F. M. Harm
er著「Heterocycliccompounds−Cyanine dyes and rela
ted compounds」(John Wiley& Sons(NewYork, Londo
n)社刊、1964年)に記載されているものを挙げる
ことができる。具体的な化合物の例並びに分光増感法
は、前記特開昭62−215272号公報明細書の第2
2頁右上欄〜第38頁に記載のものが好ましく用いられ
る。なお、詳しい具体例は、例えばリサーチ・ディスク
ロージャー誌No.17643−IV(1978年12月
発行)23〜24頁などに記載の特許にもある。
通常化学増感及び分光増感処理が施されていることが好
ましい。化学増感法については、不安定硫黄化合物の添
加に代表される硫黄増感、金増感に代表される貴金属増
感、還元増感、あるいはセレン増感などの処理を単独も
しくは併用して行うことができる。化学増感に用いられ
る化合物については、特開昭62−215272号公
報、明細書の第18頁右下欄〜第22頁右上欄に記載の
ものが好ましく用いられる。上記化学増感処理に際して
は、特開平1−197742号公報記載のようにメルカ
プト化合物の存在下で、また同1−254946号公
報、特開平2−69738号公報、同2−273735
号公報に記載のようにチオスルフィン酸、スルフィン
酸、亜硫酸塩を添加してもよい。なお、コア粒子の化学
増感法としては特開平2−199450号、同2−19
9449号公報に記載の方法を用いることができる。な
お、詳しい具体例は例えばリサーチ・ディスクロージャ
ー誌No.17643−III (1978年12月発行)
23頁などに記載の特許にもある。分光増感は、本発明
の感光材料における各層の乳剤に対して所望の光波長域
に分光感度を付与する目的で行われる。本発明において
は、目的とする分光感度に対応する波長域の光を吸収す
る色素、所謂分光増感色素を添加することで行うことが
好ましい。分光増感色素としては、例えば、F. M. Harm
er著「Heterocycliccompounds−Cyanine dyes and rela
ted compounds」(John Wiley& Sons(NewYork, Londo
n)社刊、1964年)に記載されているものを挙げる
ことができる。具体的な化合物の例並びに分光増感法
は、前記特開昭62−215272号公報明細書の第2
2頁右上欄〜第38頁に記載のものが好ましく用いられ
る。なお、詳しい具体例は、例えばリサーチ・ディスク
ロージャー誌No.17643−IV(1978年12月
発行)23〜24頁などに記載の特許にもある。
【0116】本発明で好ましく用いられている予めかぶ
らされていない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤について説
明する。予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン化
銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の表面がかぶらされてな
く、しかも潜像を主として粒子内部に形成するハロゲン
化銀を含有する乳剤であるが、更に具体的には、ハロゲ
ン化銀乳剤を透明支持体上に一定量(0.5〜3g/m
2 )塗布し、これに0.01ないし10秒の固定された
時間で露光を与え下記現像液(内部型現像液)中で、2
0℃、5分間現像したとき通常の写真濃度測定方法によ
って測られる最大濃度が、上記と同量塗布して同様にし
て露光したハロゲン化銀乳剤を下記現像液(表面型現像
液)中で、18℃、6分間現像した場合に得られる最大
濃度の、少なくとも5倍大きい濃度を有するものが好ま
しく、より好ましくは少なくとも10倍大きい濃度を有
するものである。 内部型現像液 メトール 2.0g 亜硫酸ナトリウム(無水物) 90.0g ハイドロキノン 8.0g 炭酸ナトリウム(一水塩) 52.8g KBr 5.0g KI 0.5g 水を加えて 1000ml 表面型現像液 メトール 2.5g L−アスコルビン酸 10.0g NaBO2 ・4H2 O 35.0g KBr 1.0g 水を加えて 1000ml
らされていない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤について説
明する。予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲン化
銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の表面がかぶらされてな
く、しかも潜像を主として粒子内部に形成するハロゲン
化銀を含有する乳剤であるが、更に具体的には、ハロゲ
ン化銀乳剤を透明支持体上に一定量(0.5〜3g/m
2 )塗布し、これに0.01ないし10秒の固定された
時間で露光を与え下記現像液(内部型現像液)中で、2
0℃、5分間現像したとき通常の写真濃度測定方法によ
って測られる最大濃度が、上記と同量塗布して同様にし
て露光したハロゲン化銀乳剤を下記現像液(表面型現像
液)中で、18℃、6分間現像した場合に得られる最大
濃度の、少なくとも5倍大きい濃度を有するものが好ま
しく、より好ましくは少なくとも10倍大きい濃度を有
するものである。 内部型現像液 メトール 2.0g 亜硫酸ナトリウム(無水物) 90.0g ハイドロキノン 8.0g 炭酸ナトリウム(一水塩) 52.8g KBr 5.0g KI 0.5g 水を加えて 1000ml 表面型現像液 メトール 2.5g L−アスコルビン酸 10.0g NaBO2 ・4H2 O 35.0g KBr 1.0g 水を加えて 1000ml
【0117】内部潜像型ハロゲン化銀乳剤の具体例とし
ては例えば、米国特許第2592250号明細書に記載
されているコンバージョン型ハロゲン化銀乳剤;あるい
は米国特許3761276号、同3850637号、同
3923513号、同4035185号、同43954
78号、同4504570号の各明細書、特開昭52−
156614号、同55−127549号、同53−6
0222号、同56−22681号、同59−2085
40号、同60−107641号、同61−3137
号、および同62−215272号の各公報、ドイツ特
許第2332802c2号明細書、リサーチ・ディスク
ロージャー誌No.23510(1983年11月発
行)236頁に開示されている特許;さらに塩化銀シェ
ルを有する米国特許4789627号の明細書;塩臭化
銀コアシェル乳剤に関する特開昭63−10160号、
同63−47766号の各公報、および特願平1−24
67号明細書;金属イオンをドープした乳剤に関する特
開昭63−191145号、および特開平1−5214
6号の各公報に記載のコア/シェル型ハロゲン化銀乳剤
を挙げることができる。本発明に用いる予めかぶらされ
ていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子としてはコア/シ
ェル型のものであることが好ましい。そして、内部潜像
型コア/シェルハロゲン化銀乳剤のコアとシェルのハロ
ゲン化銀のモル比は、20/1以下で、かつ、1/10
0以上が特に好ましい。
ては例えば、米国特許第2592250号明細書に記載
されているコンバージョン型ハロゲン化銀乳剤;あるい
は米国特許3761276号、同3850637号、同
3923513号、同4035185号、同43954
78号、同4504570号の各明細書、特開昭52−
156614号、同55−127549号、同53−6
0222号、同56−22681号、同59−2085
40号、同60−107641号、同61−3137
号、および同62−215272号の各公報、ドイツ特
許第2332802c2号明細書、リサーチ・ディスク
ロージャー誌No.23510(1983年11月発
行)236頁に開示されている特許;さらに塩化銀シェ
ルを有する米国特許4789627号の明細書;塩臭化
銀コアシェル乳剤に関する特開昭63−10160号、
同63−47766号の各公報、および特願平1−24
67号明細書;金属イオンをドープした乳剤に関する特
開昭63−191145号、および特開平1−5214
6号の各公報に記載のコア/シェル型ハロゲン化銀乳剤
を挙げることができる。本発明に用いる予めかぶらされ
ていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子としてはコア/シ
ェル型のものであることが好ましい。そして、内部潜像
型コア/シェルハロゲン化銀乳剤のコアとシェルのハロ
ゲン化銀のモル比は、20/1以下で、かつ、1/10
0以上が特に好ましい。
【0118】本発明に用いられる写真乳剤には、感光材
料の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防
止し、あるいは写真性能を安定化させる目的でカブリ防
止剤または安定剤を含有させることができる。詳しい具
体例は、例えばリサーチ・ディスクロージャー誌No.
17643−VI(1978年12月発行)および、E.
J.Birr著 "Stabilization of Photographic Silv
er Halide Emulsion"(Focal Press) 、1974年刊な
どに記載されている。
料の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防
止し、あるいは写真性能を安定化させる目的でカブリ防
止剤または安定剤を含有させることができる。詳しい具
体例は、例えばリサーチ・ディスクロージャー誌No.
17643−VI(1978年12月発行)および、E.
J.Birr著 "Stabilization of Photographic Silv
er Halide Emulsion"(Focal Press) 、1974年刊な
どに記載されている。
【0119】本発明においては、前述したイエローカプ
ラー以外に種々のカラーカプラーを使用することができ
る。有用なカラーカプラーの典型例には、ピラゾロンも
しくはピラゾロアゾール系化合物および開鎖もしくは複
素環のケトメチレン化合物がある。本発明で使用できる
これらのマゼンタおよびシアンカプラーの具体例は「リ
サーチ・ディスクロージャー」誌No.17643(1
978年12月発行)25頁、VII −D項、同No.1
8717(1979年11月発行)および特開昭62−
215272号公報に記載の化合物およびそれらに引用
された特許に記載されている。本発明に好ましく使用で
きる5−ピラゾロン系マゼンタカプラーとしては、3位
がアリールアミノ基またはアシルアミノ基で置換された
5−ピラゾロン系カプラー(なかでも硫黄原子離脱型に
二当量カプラー)である。さらに好ましいのはピラゾロ
アゾール系カプラーであって、なかでも米国特許372
5067号明細書に記載のピラゾロ[5,1−c]
[1,2,4]トリアゾール類等が好ましいが、発色色
素のイエロー副吸収の少なさおよび光堅牢性の点で米国
特許第4500630号明細書に記載のイミダゾ[1,
2−b]ピラゾール類は一層好ましく、米国特許第45
40654号に記載のピラゾロ[1,5−b][1,
2,4]トリアゾールは特に好ましい。本発明に好まし
く使用できるシアンカプラーとしては、例えば、米国特
許第2474293号、同第4052212号明細書等
に記載されたナフトール系及びフェノール系のカプラ
ー、米国特許第3772002号明細書に記載されたフ
ェノール核のメタ位にエチル基以上のアルキル基を有す
るフェノール系シアンカプラーであり、その他2,5−
ジアシルアミノ置換フェノール系カプラーも色像堅牢性
の点で好ましい。
ラー以外に種々のカラーカプラーを使用することができ
る。有用なカラーカプラーの典型例には、ピラゾロンも
しくはピラゾロアゾール系化合物および開鎖もしくは複
素環のケトメチレン化合物がある。本発明で使用できる
これらのマゼンタおよびシアンカプラーの具体例は「リ
サーチ・ディスクロージャー」誌No.17643(1
978年12月発行)25頁、VII −D項、同No.1
8717(1979年11月発行)および特開昭62−
215272号公報に記載の化合物およびそれらに引用
された特許に記載されている。本発明に好ましく使用で
きる5−ピラゾロン系マゼンタカプラーとしては、3位
がアリールアミノ基またはアシルアミノ基で置換された
5−ピラゾロン系カプラー(なかでも硫黄原子離脱型に
二当量カプラー)である。さらに好ましいのはピラゾロ
アゾール系カプラーであって、なかでも米国特許372
5067号明細書に記載のピラゾロ[5,1−c]
[1,2,4]トリアゾール類等が好ましいが、発色色
素のイエロー副吸収の少なさおよび光堅牢性の点で米国
特許第4500630号明細書に記載のイミダゾ[1,
2−b]ピラゾール類は一層好ましく、米国特許第45
40654号に記載のピラゾロ[1,5−b][1,
2,4]トリアゾールは特に好ましい。本発明に好まし
く使用できるシアンカプラーとしては、例えば、米国特
許第2474293号、同第4052212号明細書等
に記載されたナフトール系及びフェノール系のカプラ
ー、米国特許第3772002号明細書に記載されたフ
ェノール核のメタ位にエチル基以上のアルキル基を有す
るフェノール系シアンカプラーであり、その他2,5−
ジアシルアミノ置換フェノール系カプラーも色像堅牢性
の点で好ましい。
【0120】生成する色素が有する短波長域の不要吸収
を補正するためのカラードカプラー、発色色素が適度の
拡散性を有するカプラー、無呈色カプラー、カップリン
グ反応に伴って現像抑制剤を放出するDIRカプラーや
ポリマー化されたカプラーもまた使用できる。カップリ
ングに伴って写真的に有用な残基を放出するカプラーも
また本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤を放出す
るDIRカプラーはリサーチ・ディスクロージャー誌N
o.17643、VII〜F項に記載された特許、特開
昭57−151944、同57−154234、同60
−184248各公報、米国特許第4248962号明
細書に記載されたものおよび特開昭63−146035
号公報に記載されたものが好ましい。現像時に、画像状
に造核剤もしくは現像促進剤を放出するカプラーとして
は、英国特許第2097140号、同第2131188
号各明細書、特開昭59−157638号、同59−1
70840号各公報、国際出願公開(WO)88/01
402号公報に記載のものが好ましい。カラーカプラー
の標準的な使用量は、感光性ハロゲン化銀1モル当り
0.001ないし1モルの範囲であり、好ましくはイエ
ローカプラーでは0.01ないし0.5モル、マゼンタ
カプラーでは、0.03モルないし0.5モルであり、
シアンカプラーでは、0.02〜1.0モルである。
を補正するためのカラードカプラー、発色色素が適度の
拡散性を有するカプラー、無呈色カプラー、カップリン
グ反応に伴って現像抑制剤を放出するDIRカプラーや
ポリマー化されたカプラーもまた使用できる。カップリ
ングに伴って写真的に有用な残基を放出するカプラーも
また本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤を放出す
るDIRカプラーはリサーチ・ディスクロージャー誌N
o.17643、VII〜F項に記載された特許、特開
昭57−151944、同57−154234、同60
−184248各公報、米国特許第4248962号明
細書に記載されたものおよび特開昭63−146035
号公報に記載されたものが好ましい。現像時に、画像状
に造核剤もしくは現像促進剤を放出するカプラーとして
は、英国特許第2097140号、同第2131188
号各明細書、特開昭59−157638号、同59−1
70840号各公報、国際出願公開(WO)88/01
402号公報に記載のものが好ましい。カラーカプラー
の標準的な使用量は、感光性ハロゲン化銀1モル当り
0.001ないし1モルの範囲であり、好ましくはイエ
ローカプラーでは0.01ないし0.5モル、マゼンタ
カプラーでは、0.03モルないし0.5モルであり、
シアンカプラーでは、0.02〜1.0モルである。
【0121】本発明の感光材料の乳剤層や非感光性層に
用いることのできる結合剤または保護コロイドとして
は、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以外の親
水性コロイドも用いることができる。本発明の感光材料
には、色カブリ防止剤もしくは混色防止剤も使用でき
る。これらの代表例は特開昭62−215272号公
報、185〜193頁に記載されている化合物を挙げる
ことができる。写真性有用基を放出する化合物として
は、特開昭63−153540号、同63−25955
5号各公報、特開平2−61636号、同2−2440
41号、同2−308240号の各公報に記載の化合物
を挙げられる。本発明にはカプラーの発色性を向上させ
る目的で発色増強剤を用いることができる。化合物の代
表例は特開昭62−215272号公報、121〜12
5頁に記載のものが挙げられる。本発明の感光材料に
は、イラジエーションやハレーションを防止する染料
(例えば特開平2−85850号、同2−89047号
の各公報に記載の化合物を用いてもよい。また染料の分
散法としては固体微結晶分散法を用いてもよい。)、紫
外線吸収剤、可塑剤、蛍光増白剤、マット剤、空気カブ
リ防止剤、塗布助剤、硬膜剤、帯電防止剤やスベリ性改
良剤等を添加する事ができる。これらの添加剤の代表例
は、リサーチ・ディスクロージャー誌No.17643
VII〜XIII項(1978年12月発行)25〜2
7頁、および同18716(1979年11月発行)6
47〜651頁に記載されている。
用いることのできる結合剤または保護コロイドとして
は、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以外の親
水性コロイドも用いることができる。本発明の感光材料
には、色カブリ防止剤もしくは混色防止剤も使用でき
る。これらの代表例は特開昭62−215272号公
報、185〜193頁に記載されている化合物を挙げる
ことができる。写真性有用基を放出する化合物として
は、特開昭63−153540号、同63−25955
5号各公報、特開平2−61636号、同2−2440
41号、同2−308240号の各公報に記載の化合物
を挙げられる。本発明にはカプラーの発色性を向上させ
る目的で発色増強剤を用いることができる。化合物の代
表例は特開昭62−215272号公報、121〜12
5頁に記載のものが挙げられる。本発明の感光材料に
は、イラジエーションやハレーションを防止する染料
(例えば特開平2−85850号、同2−89047号
の各公報に記載の化合物を用いてもよい。また染料の分
散法としては固体微結晶分散法を用いてもよい。)、紫
外線吸収剤、可塑剤、蛍光増白剤、マット剤、空気カブ
リ防止剤、塗布助剤、硬膜剤、帯電防止剤やスベリ性改
良剤等を添加する事ができる。これらの添加剤の代表例
は、リサーチ・ディスクロージャー誌No.17643
VII〜XIII項(1978年12月発行)25〜2
7頁、および同18716(1979年11月発行)6
47〜651頁に記載されている。
【0122】本発明のカラー写真感光材料は、支持体上
に赤感性乳剤層、緑感性乳剤層および青感性乳剤層を各
々少なくとも一つ有していることが好ましい。そしてこ
れらの層に隣接して非感光性層を有している態様である
ことが好ましい。赤感性乳剤層、緑感性乳剤層および青
感性乳剤層の各々の層の順序は必要に応じて任意にえら
べる。好ましい層配列の順序は支持体側から赤感性、緑
感性、青感性または支持体側から緑感性、赤感性、青感
性である。また前記の各乳剤層は感度の異なる2つ以上
の乳剤層からできていてもよく、また同一感色性をもつ
2つ以上の乳剤層の間に非感光性層が存在していてもよ
い。赤感性乳剤層にシアン形成カプラーを、緑感性乳剤
層にマゼンタ形成カプラーを、青感性乳剤層にイエロー
形成カプラーをそれぞれ含むのが通常であるが、場合に
より緑感層にイエローカプラーとマゼンタカプラーを混
合して用いるような異なる組合せをとることもできる。
本発明の感光材料は、前述したようにハロゲン化銀乳剤
層の他に非感光性層が設けられているが、このような層
としては、保護層、中間層、フィルター層、ハレーショ
ン防止層、バック層、白色反射層などの補助層がある。
に赤感性乳剤層、緑感性乳剤層および青感性乳剤層を各
々少なくとも一つ有していることが好ましい。そしてこ
れらの層に隣接して非感光性層を有している態様である
ことが好ましい。赤感性乳剤層、緑感性乳剤層および青
感性乳剤層の各々の層の順序は必要に応じて任意にえら
べる。好ましい層配列の順序は支持体側から赤感性、緑
感性、青感性または支持体側から緑感性、赤感性、青感
性である。また前記の各乳剤層は感度の異なる2つ以上
の乳剤層からできていてもよく、また同一感色性をもつ
2つ以上の乳剤層の間に非感光性層が存在していてもよ
い。赤感性乳剤層にシアン形成カプラーを、緑感性乳剤
層にマゼンタ形成カプラーを、青感性乳剤層にイエロー
形成カプラーをそれぞれ含むのが通常であるが、場合に
より緑感層にイエローカプラーとマゼンタカプラーを混
合して用いるような異なる組合せをとることもできる。
本発明の感光材料は、前述したようにハロゲン化銀乳剤
層の他に非感光性層が設けられているが、このような層
としては、保護層、中間層、フィルター層、ハレーショ
ン防止層、バック層、白色反射層などの補助層がある。
【0123】本発明のカラー写真感光材料には、造核剤
が含まれている。造核剤は、カラー写真感光材料が、通
常のカラー写真感光材料の場合(例えば、カラーネガテ
ィブフィルムなど)には、現像促進剤として機能する。
また、本発明の好ましい態様である直接ポジカラー写真
感光材料においては、造核剤は、予めかぶらされていな
い内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を表面現像処理する際に
作用して直接ポジ像を形成する働きをする。いわゆる
「化学的カブらせ法」を実施する場合に使用する物質で
ある。造核剤は、ハロゲン化銀乳剤層、あるいは隣接す
る非感光性層(例えば、中間層、下塗り層やバック層)
の少なくとも一層に含有されているが、本発明に係る、
前記式(Ya)で表されるアシル基を有するアシルアセ
トアミド型カプラーと共に、ハロゲン化銀乳剤層に含有
されていることが好ましい。本発明に用いることのでき
る造核剤としては、例えば、リサーチ・ディスクロージ
ャー誌、No.22534(1983年1月)50〜5
4頁、同誌、No.15162(1976年11月)7
6〜77頁、同誌No.23510(1983年11
月)346〜352頁に記載されている四級複素環化合
物、あるいはヒドラジン系化合物等が挙げられる。これ
らの造核剤は2種類以上を併用してもよい。本発明で使
用する造核剤は、下記式(N−I)で示される四級複素
環化合物または(N−II)で示されるヒドラジン系化合
物が好ましい。
が含まれている。造核剤は、カラー写真感光材料が、通
常のカラー写真感光材料の場合(例えば、カラーネガテ
ィブフィルムなど)には、現像促進剤として機能する。
また、本発明の好ましい態様である直接ポジカラー写真
感光材料においては、造核剤は、予めかぶらされていな
い内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を表面現像処理する際に
作用して直接ポジ像を形成する働きをする。いわゆる
「化学的カブらせ法」を実施する場合に使用する物質で
ある。造核剤は、ハロゲン化銀乳剤層、あるいは隣接す
る非感光性層(例えば、中間層、下塗り層やバック層)
の少なくとも一層に含有されているが、本発明に係る、
前記式(Ya)で表されるアシル基を有するアシルアセ
トアミド型カプラーと共に、ハロゲン化銀乳剤層に含有
されていることが好ましい。本発明に用いることのでき
る造核剤としては、例えば、リサーチ・ディスクロージ
ャー誌、No.22534(1983年1月)50〜5
4頁、同誌、No.15162(1976年11月)7
6〜77頁、同誌No.23510(1983年11
月)346〜352頁に記載されている四級複素環化合
物、あるいはヒドラジン系化合物等が挙げられる。これ
らの造核剤は2種類以上を併用してもよい。本発明で使
用する造核剤は、下記式(N−I)で示される四級複素
環化合物または(N−II)で示されるヒドラジン系化合
物が好ましい。
【0124】
【化54】
【0125】上記式(N−I)において、Z31は、5員
または6員の複素環基を形成するのに必要な非金属原子
群を表す。R31は脂肪族基を表す。R32は水素原子、脂
肪族基または芳香族基を表す。ただし、上記Z31、R31
およびR32は置換されていてもく、またR32はZ31で完
成される複素環と結合して環を形成してもよく、更にR
31およびR32、Z31で表わされる基のうち、少なくとも
一つは、アルキニル基、アシル基、ヒドラジン基または
ヒドラゾン基を含むか、またはR31とR32とで6員環を
形成し、ジヒドロピリジニウム骨格を形成してもよい。
Yは電荷バランスのための対イオンを表わし、そしてn
は0または1を表わす。
または6員の複素環基を形成するのに必要な非金属原子
群を表す。R31は脂肪族基を表す。R32は水素原子、脂
肪族基または芳香族基を表す。ただし、上記Z31、R31
およびR32は置換されていてもく、またR32はZ31で完
成される複素環と結合して環を形成してもよく、更にR
31およびR32、Z31で表わされる基のうち、少なくとも
一つは、アルキニル基、アシル基、ヒドラジン基または
ヒドラゾン基を含むか、またはR31とR32とで6員環を
形成し、ジヒドロピリジニウム骨格を形成してもよい。
Yは電荷バランスのための対イオンを表わし、そしてn
は0または1を表わす。
【0126】
【化55】
【0127】上記式(N−II)において、R41は脂肪族
基、芳香族基又は複素環基を表す。R42は水素原子、ア
ルキル基、アラルキル基、アリール基、アルコキシ基、
アリールオキシ基またはアミノ基を表す。Gはカルボニ
ル基、スルホニル基、スルフィニル基、ホスホリル基ま
たはイミノメチレン基(HN=C=)を表す。R43およ
びR44は共に水素原子か、あるいは一方が水素原子で他
方がアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基また
はアシル基のいずれか一つを表す(但し、G、R42およ
びR44は、G、R42、R44およびヒドラジン窒素を含め
た形でヒドラゾン構造(=N−N=C=)を形成しても
よい。)。なお、式(N−I)で示される四級複素環化
合物は、特開平2−90154号公報、あるいは特開平
3−155543号公報に記載されている。また式(N
−II)で示されるヒドラジン系化合物は、特開平2−9
0154号公報、あるいは特開平3−95546号公報
に記載されている。
基、芳香族基又は複素環基を表す。R42は水素原子、ア
ルキル基、アラルキル基、アリール基、アルコキシ基、
アリールオキシ基またはアミノ基を表す。Gはカルボニ
ル基、スルホニル基、スルフィニル基、ホスホリル基ま
たはイミノメチレン基(HN=C=)を表す。R43およ
びR44は共に水素原子か、あるいは一方が水素原子で他
方がアルキルスルホニル基、アリールスルホニル基また
はアシル基のいずれか一つを表す(但し、G、R42およ
びR44は、G、R42、R44およびヒドラジン窒素を含め
た形でヒドラゾン構造(=N−N=C=)を形成しても
よい。)。なお、式(N−I)で示される四級複素環化
合物は、特開平2−90154号公報、あるいは特開平
3−155543号公報に記載されている。また式(N
−II)で示されるヒドラジン系化合物は、特開平2−9
0154号公報、あるいは特開平3−95546号公報
に記載されている。
【0128】上記式(N−I)および(N−II)で示さ
れる代表的な造核剤は、以下の通りである。 (N−I−1) 7−(3−シクロヘキシルメトキシチオカルボニルアミ
ノベンズアミド)−10−プロパルギル−1,2,3,
4−テトラヒドロアクリジニウム トリフルオロメタン
スルホナート (N−I−2) 6−(3−エトキシチオカルボニルアミノベンズアミ
ド)−1−プロパルギル−2,3−トリメチレンキノリ
ニウム トリフルオロメタンスルホナート (N−I−3) 6−エトキシチオカルボニルアミノ−2−メチル−1−
プロパルギルキノリニウム トリフルオロメタンスルホ
ナート (N−I−4) 7−[3−(5−メルカプトテトラゾール−1−イル)
ベンズアミド]−10−プロパルギル−1,2,3,4
−テトラヒドロアクリジニウム ペルクロラート (N−II−1) 1−ホルミル−2−{4−[3−{3−[3−(5−メ
ルカプトテトラゾール−1−イル)フェニル]ウレイ
ド}ベンズスルホンアミド]フェニル}ヒドラジン (N−II−2) 1−ホルミル−2−{4−[3−(5−メルカプトテト
ラゾール−1−イル)ベンゼンスルホンアミド]フェニ
ル}ヒドラジン
れる代表的な造核剤は、以下の通りである。 (N−I−1) 7−(3−シクロヘキシルメトキシチオカルボニルアミ
ノベンズアミド)−10−プロパルギル−1,2,3,
4−テトラヒドロアクリジニウム トリフルオロメタン
スルホナート (N−I−2) 6−(3−エトキシチオカルボニルアミノベンズアミ
ド)−1−プロパルギル−2,3−トリメチレンキノリ
ニウム トリフルオロメタンスルホナート (N−I−3) 6−エトキシチオカルボニルアミノ−2−メチル−1−
プロパルギルキノリニウム トリフルオロメタンスルホ
ナート (N−I−4) 7−[3−(5−メルカプトテトラゾール−1−イル)
ベンズアミド]−10−プロパルギル−1,2,3,4
−テトラヒドロアクリジニウム ペルクロラート (N−II−1) 1−ホルミル−2−{4−[3−{3−[3−(5−メ
ルカプトテトラゾール−1−イル)フェニル]ウレイ
ド}ベンズスルホンアミド]フェニル}ヒドラジン (N−II−2) 1−ホルミル−2−{4−[3−(5−メルカプトテト
ラゾール−1−イル)ベンゼンスルホンアミド]フェニ
ル}ヒドラジン
【0129】本発明においては、上記の四級複素環系化
合物とヒドラジン系化合物とを併用することが好まし
い。本発明において、造核剤の添加量は、実際上用いら
れるハロゲン化銀乳剤の特性、造核剤の化学構造および
現像条件によって異なるので、広い範囲にわたって変化
し得るが、ハロゲン化銀乳剤中の銀1モル当り約1×1
0-8モル〜約1×10-2モルの範囲が実際上有用で、好
ましいのは銀1モル当り約1×10-5モル〜約1×10
-3モルの範囲である。
合物とヒドラジン系化合物とを併用することが好まし
い。本発明において、造核剤の添加量は、実際上用いら
れるハロゲン化銀乳剤の特性、造核剤の化学構造および
現像条件によって異なるので、広い範囲にわたって変化
し得るが、ハロゲン化銀乳剤中の銀1モル当り約1×1
0-8モル〜約1×10-2モルの範囲が実際上有用で、好
ましいのは銀1モル当り約1×10-5モル〜約1×10
-3モルの範囲である。
【0130】なお、本発明においては、上記「化学的カ
ブらせ法」と共に、「光カブらせ法」を行っても良い。
「光カブらせ法」における全面露光即ち、カブらせ露光
は、像様露光後、発色現像処理前または発色現像処理中
に行なわれる。即ち、像様露光した感光材料を発色現像
液中、あるいは発色現像液の前浴中に浸漬し、あるいは
これらの液より取り出して乾燥しないうちに露光を行な
うが、発色現像液中で露光するのが最も好ましい。カブ
らせ露光の光源としては、例えば、特開昭56−137
350号や同58−70223号各公報に記載されてい
るような演色性の高い(なるべく白色に近い)光源がよ
い。光の照度は0.01〜2000ルックス、好ましく
は0.05〜30ルックス、より好ましくは0.05〜
5ルックスが適当である。より高感度の乳剤を使用して
いる感光材料ほど、低照度の感光の方が好ましい。照度
の調整は、光源の光度を変化させてもよいし、各種フィ
ルター類による感光や感光材料と光源の距離、感光材料
と光源の角度を変化させてもよい。また上記カブらせ光
の照度を低照度から高照度へ連続的に、または段階的に
増加させることもできる。発色現像液またはその前浴の
液に感光材料を浸漬し、液が感光材料の乳剤層に充分に
浸透してから光照射するのがよい。液が浸透してから光
カブらせ露光をするまでの時間は、一般に2秒〜2分、
好ましくは5秒〜1分、より好ましくは10秒〜30秒
である。カブらせのための露光時間は、一般的に0.0
1秒〜2分、好ましくは0.1秒〜1分、さらに好まし
くは1秒〜40秒である。
ブらせ法」と共に、「光カブらせ法」を行っても良い。
「光カブらせ法」における全面露光即ち、カブらせ露光
は、像様露光後、発色現像処理前または発色現像処理中
に行なわれる。即ち、像様露光した感光材料を発色現像
液中、あるいは発色現像液の前浴中に浸漬し、あるいは
これらの液より取り出して乾燥しないうちに露光を行な
うが、発色現像液中で露光するのが最も好ましい。カブ
らせ露光の光源としては、例えば、特開昭56−137
350号や同58−70223号各公報に記載されてい
るような演色性の高い(なるべく白色に近い)光源がよ
い。光の照度は0.01〜2000ルックス、好ましく
は0.05〜30ルックス、より好ましくは0.05〜
5ルックスが適当である。より高感度の乳剤を使用して
いる感光材料ほど、低照度の感光の方が好ましい。照度
の調整は、光源の光度を変化させてもよいし、各種フィ
ルター類による感光や感光材料と光源の距離、感光材料
と光源の角度を変化させてもよい。また上記カブらせ光
の照度を低照度から高照度へ連続的に、または段階的に
増加させることもできる。発色現像液またはその前浴の
液に感光材料を浸漬し、液が感光材料の乳剤層に充分に
浸透してから光照射するのがよい。液が浸透してから光
カブらせ露光をするまでの時間は、一般に2秒〜2分、
好ましくは5秒〜1分、より好ましくは10秒〜30秒
である。カブらせのための露光時間は、一般的に0.0
1秒〜2分、好ましくは0.1秒〜1分、さらに好まし
くは1秒〜40秒である。
【0131】本発明の好ましい態様である直接ポジカラ
ー写真感光材料においては、上記造核剤を使用する場
合、造核剤の作用を促進するための造核促進剤を使用す
ることが好ましい。造核促進剤とは、造核剤としての機
能は実質的にないが、造核剤の作用を促進して直接ポジ
画像の最大濃度を高めるおよび/または一定の直接ポジ
画像の最大濃度を得るに必要な現像時間を速める働きを
する物質をいう。本発明で使用される造核促進剤は、下
記式(I)又は(II)で表される。
ー写真感光材料においては、上記造核剤を使用する場
合、造核剤の作用を促進するための造核促進剤を使用す
ることが好ましい。造核促進剤とは、造核剤としての機
能は実質的にないが、造核剤の作用を促進して直接ポジ
画像の最大濃度を高めるおよび/または一定の直接ポジ
画像の最大濃度を得るに必要な現像時間を速める働きを
する物質をいう。本発明で使用される造核促進剤は、下
記式(I)又は(II)で表される。
【0132】
【化56】
【0133】式(I)において、Q11は、5員または6
員の複素環を形成するのに必要な原子群を表す(複素環
は、炭素芳香環または複素芳香環が縮合していてもよ
い)。Mは水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム
基、またはアルカリ条件下で解裂する基を表す。
員の複素環を形成するのに必要な原子群を表す(複素環
は、炭素芳香環または複素芳香環が縮合していてもよ
い)。Mは水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム
基、またはアルカリ条件下で解裂する基を表す。
【0134】
【化57】
【0135】式(II)において、Q12は、イミノ銀形成
可能な5員または6員の複素環を形成するのに必要な原
子群を表す(複素環は、炭素芳香環または複素芳香環が
縮合していてもよい)。Mは水素原子、アルカリ金属原
子、アンモニウム基、またはアルカリ条件下で解裂する
基を表す。以下に、上記造核促進剤について簡単に説明
する。まず、上記式(I)で表される造核促進剤につい
て説明する。Q11で表される5員または6員の複素環を
形成するのに必要な原子群としては、炭素原子、窒素原
子、酸素原子、硫黄原子、及びセレン原子の少なくとも
一種の原子である。複素環としては、例えば、テトラゾ
ール、トリアゾール、イミダゾール、チアジアゾール、
オキサジアゾール、セレナジアゾール、オキサゾール、
チアゾール、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、
ベンズイミダゾール、ピリミジン、トリアザインデン、
テトラアザインデン、及びペンタアザインデンを挙げる
ことができる。これらの複素環基は、更に置換基を有し
ていても良い。Mで表されるアルカリ金属原子として
は、例えば、ナトリウム、及びカリウムが挙げられ、ア
ンモニウム基としては、例えば、トリメチルアンモニウ
ム、及びジメチルベンジルアンモニウムが挙げられる。
アルカリ条件下で解裂する基(水素原子、あるいはアル
カリ金属原子となり得る基)としては、例えば、アセチ
ル、ジアノエチル、及びメタンスルホニルエチルを挙げ
ることができる。次に、上記式(II)で表される造核促
進剤について説明する。Q12で表されるイミノ銀形成可
能な5員または6員の複素環を形成するのに必要な原子
群としては、上記Q11を構成する原子と同じである。複
素環としては、例えば、インダゾール、ベンズイミダゾ
ール、ベンゾトリアゾール、ベンズオキサゾール、ベン
ズチアゾール、イミダゾール、チアゾール、オキサゾー
ル、トリアゾール、テトラゾール、トリアザインデン、
ペンタアザインデン、ジアザインデン、ピラゾール、及
びインドールを挙げることができる。これらの複素環基
は、更に置換基を有していても良い。Mは、上記式
(I)で表される基と同義である。本発明においては、
以下で示される造核促進剤が好ましく使用できる。
可能な5員または6員の複素環を形成するのに必要な原
子群を表す(複素環は、炭素芳香環または複素芳香環が
縮合していてもよい)。Mは水素原子、アルカリ金属原
子、アンモニウム基、またはアルカリ条件下で解裂する
基を表す。以下に、上記造核促進剤について簡単に説明
する。まず、上記式(I)で表される造核促進剤につい
て説明する。Q11で表される5員または6員の複素環を
形成するのに必要な原子群としては、炭素原子、窒素原
子、酸素原子、硫黄原子、及びセレン原子の少なくとも
一種の原子である。複素環としては、例えば、テトラゾ
ール、トリアゾール、イミダゾール、チアジアゾール、
オキサジアゾール、セレナジアゾール、オキサゾール、
チアゾール、ベンズオキサゾール、ベンズチアゾール、
ベンズイミダゾール、ピリミジン、トリアザインデン、
テトラアザインデン、及びペンタアザインデンを挙げる
ことができる。これらの複素環基は、更に置換基を有し
ていても良い。Mで表されるアルカリ金属原子として
は、例えば、ナトリウム、及びカリウムが挙げられ、ア
ンモニウム基としては、例えば、トリメチルアンモニウ
ム、及びジメチルベンジルアンモニウムが挙げられる。
アルカリ条件下で解裂する基(水素原子、あるいはアル
カリ金属原子となり得る基)としては、例えば、アセチ
ル、ジアノエチル、及びメタンスルホニルエチルを挙げ
ることができる。次に、上記式(II)で表される造核促
進剤について説明する。Q12で表されるイミノ銀形成可
能な5員または6員の複素環を形成するのに必要な原子
群としては、上記Q11を構成する原子と同じである。複
素環としては、例えば、インダゾール、ベンズイミダゾ
ール、ベンゾトリアゾール、ベンズオキサゾール、ベン
ズチアゾール、イミダゾール、チアゾール、オキサゾー
ル、トリアゾール、テトラゾール、トリアザインデン、
ペンタアザインデン、ジアザインデン、ピラゾール、及
びインドールを挙げることができる。これらの複素環基
は、更に置換基を有していても良い。Mは、上記式
(I)で表される基と同義である。本発明においては、
以下で示される造核促進剤が好ましく使用できる。
【0136】
【化58】
【0137】上記造核促進剤は、2種以上を併用するこ
ともできる。なお、上記式(I)または(II)で表され
る造核促進剤についての詳細は、特開平2−89048
号公報に記載されている。造核促進剤は、予めかぶらさ
れていない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤層あるいは隣接
する非感光性層(中間層や保護層など)の少なくとも一
層に含有されている。造核促進剤は、前記式(CaI)
または式(CbI)で表されるシアンカプラーおよび造
核剤と共に、該ハロゲン化銀乳剤中に含有されているこ
とが好ましい。造核促進剤の添加量はハロゲン化銀1モ
ル当り10-6〜10-2モルが好ましく、さらに好ましく
は10-5〜10-2モルである。なお、造核促進剤は、処
理液(即ち現像液或いはその前浴)に含有させても良
く、その場合は、処理液の1リットル当り10-8〜10
-3モルが好ましく、さらに好ましくは10-7〜10-4モ
ルである。
ともできる。なお、上記式(I)または(II)で表され
る造核促進剤についての詳細は、特開平2−89048
号公報に記載されている。造核促進剤は、予めかぶらさ
れていない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤層あるいは隣接
する非感光性層(中間層や保護層など)の少なくとも一
層に含有されている。造核促進剤は、前記式(CaI)
または式(CbI)で表されるシアンカプラーおよび造
核剤と共に、該ハロゲン化銀乳剤中に含有されているこ
とが好ましい。造核促進剤の添加量はハロゲン化銀1モ
ル当り10-6〜10-2モルが好ましく、さらに好ましく
は10-5〜10-2モルである。なお、造核促進剤は、処
理液(即ち現像液或いはその前浴)に含有させても良
く、その場合は、処理液の1リットル当り10-8〜10
-3モルが好ましく、さらに好ましくは10-7〜10-4モ
ルである。
【0138】本発明で使用できる公知の写真用添加剤は
前述のリサーチ・ディスクロージャー誌No.1764
3(1978年12月)および同No.18716(1
979年11月)に記載されており、その該当箇所を以
下の表にまとめた。 添加剤種類 RD17643 RD18716 ───────────────────────────── 1 化学増感剤 23頁 648頁右欄 2 感度上昇剤 同上 3 分光増感剤、 23〜24頁 648頁右欄〜 強色増感剤 649頁右欄 4 増 白 剤 24頁 5 かぶり防止剤 24〜25頁 649頁右欄〜 安 定 剤 650頁右欄 6 光吸収剤、 25頁右欄 649頁右欄〜 フィルター染料、 650頁左欄 紫外線吸収剤 7 ステイン防止剤 25頁右欄 8 色素画像安定剤 25頁 9 硬 膜 剤 26頁 651頁左欄 10 バインダー 26頁 同上 ─────────────────────────────
前述のリサーチ・ディスクロージャー誌No.1764
3(1978年12月)および同No.18716(1
979年11月)に記載されており、その該当箇所を以
下の表にまとめた。 添加剤種類 RD17643 RD18716 ───────────────────────────── 1 化学増感剤 23頁 648頁右欄 2 感度上昇剤 同上 3 分光増感剤、 23〜24頁 648頁右欄〜 強色増感剤 649頁右欄 4 増 白 剤 24頁 5 かぶり防止剤 24〜25頁 649頁右欄〜 安 定 剤 650頁右欄 6 光吸収剤、 25頁右欄 649頁右欄〜 フィルター染料、 650頁左欄 紫外線吸収剤 7 ステイン防止剤 25頁右欄 8 色素画像安定剤 25頁 9 硬 膜 剤 26頁 651頁左欄 10 バインダー 26頁 同上 ─────────────────────────────
【0139】本発明の写真感光材料において、写真乳剤
層その他の層は写真感光材料に通常用いられているプラ
スチックフィルム、紙、布などの可撓性支持体またはガ
ラス、陶器、金属などの剛性の支持体上に塗設される。
可撓性支持体として有用なものは、硝酸セルロース、酢
酸セルロース、酢酸醋酸セルロース、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート等の半合成または合成高分子から成るフィル
ム、バライタ層またはαーオレフィンポリマー(例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/ブテン共重
合体)等を塗布またはラミネートした紙等である。支持
体は染料や顔料を用いて着色されてもよい。ハロゲン化
銀写真乳剤層やその他の親水性コロイド層の塗布には、
例えばディップ塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布
法、押し出し塗布法などの公知の種々の方法を使用する
ことができる。また、必要に応じて、米国特許第268
1294号、同第2761791号、同第352652
8号、同第3508947号等の各明細書に記載の方法
により、多層を同時に塗布してもよい。
層その他の層は写真感光材料に通常用いられているプラ
スチックフィルム、紙、布などの可撓性支持体またはガ
ラス、陶器、金属などの剛性の支持体上に塗設される。
可撓性支持体として有用なものは、硝酸セルロース、酢
酸セルロース、酢酸醋酸セルロース、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカー
ボネート等の半合成または合成高分子から成るフィル
ム、バライタ層またはαーオレフィンポリマー(例えば
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/ブテン共重
合体)等を塗布またはラミネートした紙等である。支持
体は染料や顔料を用いて着色されてもよい。ハロゲン化
銀写真乳剤層やその他の親水性コロイド層の塗布には、
例えばディップ塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布
法、押し出し塗布法などの公知の種々の方法を使用する
ことができる。また、必要に応じて、米国特許第268
1294号、同第2761791号、同第352652
8号、同第3508947号等の各明細書に記載の方法
により、多層を同時に塗布してもよい。
【0140】次に、本発明のカラー写真感光材料を用い
た、カラー画像形成方法について説明する。本発明のカ
ラー画像形成方法は、上記のカラー写真感光材料を画像
露光した後、前記式(D)で表される、特定の発色現像
主薬を含む現像液により現像処理し、カラー画像を形成
することを特徴とする。なお、現像処理方法は、従来公
知の方法で行っても良い。本発明の感光材料の露光に
は、種々の露光手段を用いることができる。感光材料の
感度波長に相当する輻射線を放出する任意の光源を照明
光源または書き込み光源として使用することができる。
自然光(太陽光)、白熱電灯、ハロゲン原子封入ラン
プ、水銀灯、蛍光灯及びストロボもしくは金属燃焼フラ
ッシュバルブなどの閃光光源もしくは半導体レーザー、
発光ダイオード、プラズマ光源も記録用光源に使用する
ことができる。また電子線などによって励起された蛍光
体から放出される蛍光面(CRTなど)、液晶(LC
D)やランタンをドープしたチタンジルコニウム酸鉛
(PLZT)などを利用したマイクロシャッターアレイ
に線状もしくは面状の光源を組み合わせた露光手段も使
用することができる。必要に応じて色フィルターで露光
に用いる分光分布を調製できる。特に、ガスレーザー
(He−Neレーザー、Arレーザー、He−Cdレーザー)や半
導体レーザー等の各種のレーザーのような高密度ビーム
光を光源とし、これを感光材料に対して相対的に移動さ
せることによって画像露光する、所謂走査露光方式によ
る露光手段が、本発明の感光材料を露光するために好ま
しい。走査露光装置として、例えば、富士写真フィルム
(株)製カラーコピー機AP−5000を用いることが
できる。
た、カラー画像形成方法について説明する。本発明のカ
ラー画像形成方法は、上記のカラー写真感光材料を画像
露光した後、前記式(D)で表される、特定の発色現像
主薬を含む現像液により現像処理し、カラー画像を形成
することを特徴とする。なお、現像処理方法は、従来公
知の方法で行っても良い。本発明の感光材料の露光に
は、種々の露光手段を用いることができる。感光材料の
感度波長に相当する輻射線を放出する任意の光源を照明
光源または書き込み光源として使用することができる。
自然光(太陽光)、白熱電灯、ハロゲン原子封入ラン
プ、水銀灯、蛍光灯及びストロボもしくは金属燃焼フラ
ッシュバルブなどの閃光光源もしくは半導体レーザー、
発光ダイオード、プラズマ光源も記録用光源に使用する
ことができる。また電子線などによって励起された蛍光
体から放出される蛍光面(CRTなど)、液晶(LC
D)やランタンをドープしたチタンジルコニウム酸鉛
(PLZT)などを利用したマイクロシャッターアレイ
に線状もしくは面状の光源を組み合わせた露光手段も使
用することができる。必要に応じて色フィルターで露光
に用いる分光分布を調製できる。特に、ガスレーザー
(He−Neレーザー、Arレーザー、He−Cdレーザー)や半
導体レーザー等の各種のレーザーのような高密度ビーム
光を光源とし、これを感光材料に対して相対的に移動さ
せることによって画像露光する、所謂走査露光方式によ
る露光手段が、本発明の感光材料を露光するために好ま
しい。走査露光装置として、例えば、富士写真フィルム
(株)製カラーコピー機AP−5000を用いることが
できる。
【0141】また大日本スクリーン製DP460のよう
なスキャナー方式も好ましい。走査露光方式(スキャナ
ー方式)による露光の場合には、ハロゲン化銀が露光さ
れる時間は、ある微小面積を露光するのに要する時間と
なる。この微小面積としては、それぞれデジタルデータ
から光量を制御する最小単位を一般に使用し、画素と称
している。従って、画素の大きさで画素当りの露光時間
は変わってくる。この画素の大きさは、画素密度に依存
し、現実的な範囲としては、50〜2000dpiであ
る。本発明の直接ポジカラー写真感光材料においては、
画素密度を400dpiとした場合の画素サイズを1画
素とし、この1画素への露光時間が10-3秒以下(好ま
しくは、10-6〜10-4秒)という条件で走査露光す
る。
なスキャナー方式も好ましい。走査露光方式(スキャナ
ー方式)による露光の場合には、ハロゲン化銀が露光さ
れる時間は、ある微小面積を露光するのに要する時間と
なる。この微小面積としては、それぞれデジタルデータ
から光量を制御する最小単位を一般に使用し、画素と称
している。従って、画素の大きさで画素当りの露光時間
は変わってくる。この画素の大きさは、画素密度に依存
し、現実的な範囲としては、50〜2000dpiであ
る。本発明の直接ポジカラー写真感光材料においては、
画素密度を400dpiとした場合の画素サイズを1画
素とし、この1画素への露光時間が10-3秒以下(好ま
しくは、10-6〜10-4秒)という条件で走査露光す
る。
【0142】本発明のカラー画像形成方法に用いられる
発色現像主薬は、下記式(D)で示される。
発色現像主薬は、下記式(D)で示される。
【0143】
【化59】
【0144】上記RD1で表わされるアルキル基として
は、炭素数1〜8のアルキル基を挙げることができる。
このような例としては、メチル、エチル、ブチルまたは
メトキシエチルが好ましい。上記RD2で表わされるアル
キレンル基としては、炭素数2〜6のアルキレン基を挙
げることができる。このような例としては、エチレンま
たはトリメチレンが好ましい。以下に、式(D)で表わ
される現像主薬の具体例を示す。
は、炭素数1〜8のアルキル基を挙げることができる。
このような例としては、メチル、エチル、ブチルまたは
メトキシエチルが好ましい。上記RD2で表わされるアル
キレンル基としては、炭素数2〜6のアルキレン基を挙
げることができる。このような例としては、エチレンま
たはトリメチレンが好ましい。以下に、式(D)で表わ
される現像主薬の具体例を示す。
【0145】
【化60】
【0146】本発明においては、上記(D−2)または
(D−3)で示される化合物が好ましい。上記式(D)
で表わされる発色現像主薬の使用量は、現像液1リット
ル当たり、好ましくは、約0.1g〜約20g、さらに
好ましくは、約0.5〜約10gである。なお、上記以
外の芳香族一級アミン系発色現像主薬を併用してもよい
が、現像液中に、式(D)で表される現像主薬が、50
モル%以上含有されていることが好ましい。本発明のカ
ラー画像形成方法に使用する現像液は、現像主薬が上記
の特定の化合物である他は、従来の発色現像液と同様で
ある。また、現像処理方法も、上記のような現像液を使
用する他は、それ自体公知の現像処理方法と同様であ
る。上記発色現像処理後の写真感光材料は、通常漂白、
定着処理からなる脱銀処理が施され、更に脱銀処理後、
水洗および/または安定化処理が施されるのが一般的で
ある。上記一連の処理工程については、特開平3−12
0537号公報の380〜381頁に記載されている方
法が好ましく利用できる。
(D−3)で示される化合物が好ましい。上記式(D)
で表わされる発色現像主薬の使用量は、現像液1リット
ル当たり、好ましくは、約0.1g〜約20g、さらに
好ましくは、約0.5〜約10gである。なお、上記以
外の芳香族一級アミン系発色現像主薬を併用してもよい
が、現像液中に、式(D)で表される現像主薬が、50
モル%以上含有されていることが好ましい。本発明のカ
ラー画像形成方法に使用する現像液は、現像主薬が上記
の特定の化合物である他は、従来の発色現像液と同様で
ある。また、現像処理方法も、上記のような現像液を使
用する他は、それ自体公知の現像処理方法と同様であ
る。上記発色現像処理後の写真感光材料は、通常漂白、
定着処理からなる脱銀処理が施され、更に脱銀処理後、
水洗および/または安定化処理が施されるのが一般的で
ある。上記一連の処理工程については、特開平3−12
0537号公報の380〜381頁に記載されている方
法が好ましく利用できる。
【0147】本発明のカラー写真感光材料は、種々の用
途があるが、カラープリント、カラーコピー、カラープ
ルーフ、カラーディスプレーの作成に好適である。本発
明のカラープルーフ作成方法は、上記のような本発明の
カラー写真感光材料を使用する他は、従来のカラープル
ーフ作成方法が利用できる。すなわち、本発明のカラー
プルーフ作成方法は、本発明のカラー写真感光材料を、
色分解及び網点画像変換した、シアン版網点画像フィル
ム、アゼンタ版網点画像フィルム、イエロー版網点画像
フィルム及び墨版網点画像フィルムを使用して、赤色
光、緑色光、青色光により逐次露光した後、前記のよう
にして発色現像処理してカラー画像を形成する方法であ
る。このような方法を実施するための装置としては、例
えば、富士写真フィルム(株)製ファインチェッカー8
50II(露光時間:約0.02〜1.0秒)がある。
途があるが、カラープリント、カラーコピー、カラープ
ルーフ、カラーディスプレーの作成に好適である。本発
明のカラープルーフ作成方法は、上記のような本発明の
カラー写真感光材料を使用する他は、従来のカラープル
ーフ作成方法が利用できる。すなわち、本発明のカラー
プルーフ作成方法は、本発明のカラー写真感光材料を、
色分解及び網点画像変換した、シアン版網点画像フィル
ム、アゼンタ版網点画像フィルム、イエロー版網点画像
フィルム及び墨版網点画像フィルムを使用して、赤色
光、緑色光、青色光により逐次露光した後、前記のよう
にして発色現像処理してカラー画像を形成する方法であ
る。このような方法を実施するための装置としては、例
えば、富士写真フィルム(株)製ファインチェッカー8
50II(露光時間:約0.02〜1.0秒)がある。
【0148】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。ただし、本発明はこれらの例に限定されな
い。
説明する。ただし、本発明はこれらの例に限定されな
い。
【0149】[実施例1] (試料101の作成)ポリエチレンで両面ラミネートし
た紙支持体(厚さ100μm)の表側に、以下の第1層
から第11層を、裏側に第12層から第13層を重層塗
布したカラー写真感光材料を作成した(比較試料)。第
1層塗布側のポリエチレンには、酸化チタン(4g/m
2 )を白色顔料として、また微量(0.003g/m
2 )の群青を青味付け染料として含む(支持体の表面の
色度はL*,a*、b*系で88.0、−0.20、−
0.75であった)。
た紙支持体(厚さ100μm)の表側に、以下の第1層
から第11層を、裏側に第12層から第13層を重層塗
布したカラー写真感光材料を作成した(比較試料)。第
1層塗布側のポリエチレンには、酸化チタン(4g/m
2 )を白色顔料として、また微量(0.003g/m
2 )の群青を青味付け染料として含む(支持体の表面の
色度はL*,a*、b*系で88.0、−0.20、−
0.75であった)。
【0150】(感光層組成)以下に成分と塗布量(g/
m2 )を示す。ただし、増感色素の添加量は銀1モル当
たりのモルで示す。なお、ハロゲン化銀については銀換
算の塗布量を示す。各層に用いた乳剤は、後述する乳剤
EM−1の製法に準じ、粒子形成温度を変えることで粒
子サイズを変え、調製された。ただし、第9層の乳剤と
しては表面化学増感されていないリップマン乳剤が用い
られた。 第1層(アンチハレーション層) 黒色コロイド銀 0.10 ゼラチン 0.70 混色防止剤(Cpd−7) 0.05 混色防止剤溶媒(Solv−4、5を各等量) 0.12 第2層(中間層) ゼラチン 0.70 染料(Cpd−32) 0.005 第3層(赤感層) 赤色増感色素(ExS−1、2、3、各等量、 計5.4×10-4)で分光増感された臭化銀 (平均粒子サイズ:0.40μm、粒子サイズ分布: 10%、八面体) 0.25 ゼラチン 0.70 シアンカプラー(ExC−1、2、3を 0.30 1:1:0.2の比で) 退色防止剤(Cpd−1、2、3、4、30を各等量) 0.18 ステイン防止剤(Cpd−5、15を各等量) 0.003 カプラー分散媒(Cpd−6) 0.3 カプラー溶媒(Solv−1、3、5を各等量) 0.12
m2 )を示す。ただし、増感色素の添加量は銀1モル当
たりのモルで示す。なお、ハロゲン化銀については銀換
算の塗布量を示す。各層に用いた乳剤は、後述する乳剤
EM−1の製法に準じ、粒子形成温度を変えることで粒
子サイズを変え、調製された。ただし、第9層の乳剤と
しては表面化学増感されていないリップマン乳剤が用い
られた。 第1層(アンチハレーション層) 黒色コロイド銀 0.10 ゼラチン 0.70 混色防止剤(Cpd−7) 0.05 混色防止剤溶媒(Solv−4、5を各等量) 0.12 第2層(中間層) ゼラチン 0.70 染料(Cpd−32) 0.005 第3層(赤感層) 赤色増感色素(ExS−1、2、3、各等量、 計5.4×10-4)で分光増感された臭化銀 (平均粒子サイズ:0.40μm、粒子サイズ分布: 10%、八面体) 0.25 ゼラチン 0.70 シアンカプラー(ExC−1、2、3を 0.30 1:1:0.2の比で) 退色防止剤(Cpd−1、2、3、4、30を各等量) 0.18 ステイン防止剤(Cpd−5、15を各等量) 0.003 カプラー分散媒(Cpd−6) 0.3 カプラー溶媒(Solv−1、3、5を各等量) 0.12
【0151】 第4層(中間層) ゼラチン 1.00 混色防止剤(Cpd−7) 0.08 混色防止剤溶媒(Solv−4、5各等量) 0.16 ポリマーラテックス(Cpd−8) 0.10 第5層(緑感層) 緑増感色素(ExS−4、2.6×10-4) で分光増感された臭化銀(平均粒子サイズ: 0.4μm、粒子サイズ分布10%、八面体) 0.20 ゼラチン 1.00 マゼンタカプラー(ExM−1、2を各等量) 0.11 イエローカプラー(ExY−1) 0.03 退色防止剤(Cpd−9、26、30、31を各等量) 0.15 ステイン防止剤(Cpd−10、11、12、13を 10:7:7:1比で) 0.025 カプラー分散媒(Cpd−6) 0.05 カプラー溶媒(Solv−4、6を各等量) 0.15 第6層(中間層) 第4層と同じ
【0152】 第7層(青感層) 青増感色素(ExS−5、6各等量、 計3.5×10-4)で分光増感された 臭化銀(平均粒子サイズ:0.6μm、 粒子サイズ分布11%、八面体) 0.32 ゼラチン 0.80 イエローカプラー(ExY−1、2、3を各等量) 0.35 退色防止剤(Cpd−14) 0.10 退色防止剤(Cpd−30) 0.05 カプラー分散媒(Cpd−6) 0.05 カプラー溶媒(Solv−2) 0.10 第8層(紫外線吸収層) ゼラチン 0.60 紫外線吸収剤(Cpd−2、4、16を各等量) 0.40 混色防止剤(Cpd−7、17を各等量) 0.03 分散媒(Cpd−6) 0.02 紫外線吸収剤溶媒(Solv−2、7を各等量) 0.08 イラジエーション防止染料(Cpd−18、 19、20、21、27を10:10: 13:15:20の比で) 0.05 第9層(保護層) 微粒子沃臭化銀(臭化銀99モル%、 平均サイズ0.05μm) 0.03 ポリビニルアルコールのアクリル変性共重合体 0.01 (分子量:50000) ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒子サイズ: 2.4μm)と酸化けい素(平均粒子サイズ5μm) を各等量 0.05 ゼラチン 0.05 ゼラチン硬化剤(H−1、H−2を各等量) 0.18
【0153】 第10層(裏層) ゼラチン 2.50 紫外線吸収剤(Cpd−2、4、16を各等量) 0.50 染料(Cpd−18、19、20、21、27を各等量) 0.06 第11層(裏層保護層) ポリメチルメタクリレート粒子 (平均粒子サイズ2.4μm)と酸化けい素 (平均粒子サイズ5μm)を各等量 0.05 ゼラチン 2.00 ゼラチン硬化剤(H−1、H−2を各等量) 0.14
【0154】(乳剤EM−1の調製)臭化カリウムと硝
酸銀の水溶液を、銀1モル当たり0.3gの3,4−ジ
メチル−1,3−チアゾリン−2−チオンを添加したゼ
ラチン水溶液に激しく撹拌しながら65℃で15分を要
して同時に添加し、平均粒子サイズが0.23μmの八
面体臭化銀粒子を得た。この乳剤に銀1モル当たり6m
gのチオ硫酸ナトリウムと7mgの塩化金酸(4水塩)
を順次加え、75℃で80分間加熱することにより化学
増感処理を行った。こうして得た粒子をコアとして、第
1回目と同様な沈殿環境で更に成長させ、最終的に平均
粒子径が0.4μmの八面体単分散コア/シェル臭化銀
乳剤を得た。粒子サイズの変動係数は、約10%であっ
た。この乳剤に銀1モル当たり1.5mgのチオ硫酸ナ
トリウムと1.5mgの塩化金酸(4水塩)を加え、6
0℃で60分間加熱して化学増感処理を行い、内部潜像
型ハロゲン化銀乳剤を得た。
酸銀の水溶液を、銀1モル当たり0.3gの3,4−ジ
メチル−1,3−チアゾリン−2−チオンを添加したゼ
ラチン水溶液に激しく撹拌しながら65℃で15分を要
して同時に添加し、平均粒子サイズが0.23μmの八
面体臭化銀粒子を得た。この乳剤に銀1モル当たり6m
gのチオ硫酸ナトリウムと7mgの塩化金酸(4水塩)
を順次加え、75℃で80分間加熱することにより化学
増感処理を行った。こうして得た粒子をコアとして、第
1回目と同様な沈殿環境で更に成長させ、最終的に平均
粒子径が0.4μmの八面体単分散コア/シェル臭化銀
乳剤を得た。粒子サイズの変動係数は、約10%であっ
た。この乳剤に銀1モル当たり1.5mgのチオ硫酸ナ
トリウムと1.5mgの塩化金酸(4水塩)を加え、6
0℃で60分間加熱して化学増感処理を行い、内部潜像
型ハロゲン化銀乳剤を得た。
【0155】各感光層には、造核剤として(ExZK−
1)と(ExZK−2)をハロゲン化銀に対しそれぞれ
10-3重量%、10-2重量%用いた。更に各層には乳化
分散助剤としてアルカノールXC(Du Pont社)
及びアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを、塗布助
剤としてコハク酸エステル及びMagefac F−1
20(大日本インキ化学工業(株)製)を用いた。ハロ
ゲン化銀及びコロイド銀含有層には安定剤として(Cp
d−23、24、25を各等量)を用いた。以下に上記
試料作成で用いた化合物を示す。
1)と(ExZK−2)をハロゲン化銀に対しそれぞれ
10-3重量%、10-2重量%用いた。更に各層には乳化
分散助剤としてアルカノールXC(Du Pont社)
及びアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムを、塗布助
剤としてコハク酸エステル及びMagefac F−1
20(大日本インキ化学工業(株)製)を用いた。ハロ
ゲン化銀及びコロイド銀含有層には安定剤として(Cp
d−23、24、25を各等量)を用いた。以下に上記
試料作成で用いた化合物を示す。
【0156】
【化61】
【0157】
【化62】
【0158】
【化63】
【0159】
【化64】
【0160】
【化65】
【0161】
【化66】
【0162】
【化67】
【0163】
【化68】
【0164】
【化69】
【0165】
【化70】
【0166】
【化71】
【0167】
【化72】
【0168】
【化73】
【0169】Solv−1 ジ(2−エチルヘキシル)
セバケート Solv−2 トリノニルホスフェート Solv−3 ジ(3−メチルヘキシル)フタレート Solv−4 トリクレジルホスフェート Solv−5 ジブチルフタレート Solv−6 トリオクチルホスフェート Solv−7 ジ(2−エチルヘキシル)フタレート H−1 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセタ
アミド)エタン H−2 4,6−ジクロロ−2−ヒドロキシ−
1,3,5−トリアジン・Na塩 ExZK−1 7−(3−エトキシチオカルボニルアミ
ノベンズアミド)−9−メチル−10プロパルギル−
1,2,3,4−テトラヒドロアクリジニウム・トリフ
ルオロメタンスルホナート ExZK−2 2−[4−{3−[3−{3−[5−
{3−[2−クロロ−5−(1−ドデシルオキシカルボ
ニルエトキシカルボニル)フェニルカルバモイル]−4
−ヒドロキシ−1−ナフチルチオ}テトラゾール−1−
イル]フェニル}ウレイド]ベンゼンスルホンアミド}
フェニル]−1−ホルミルヒドラジン
セバケート Solv−2 トリノニルホスフェート Solv−3 ジ(3−メチルヘキシル)フタレート Solv−4 トリクレジルホスフェート Solv−5 ジブチルフタレート Solv−6 トリオクチルホスフェート Solv−7 ジ(2−エチルヘキシル)フタレート H−1 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセタ
アミド)エタン H−2 4,6−ジクロロ−2−ヒドロキシ−
1,3,5−トリアジン・Na塩 ExZK−1 7−(3−エトキシチオカルボニルアミ
ノベンズアミド)−9−メチル−10プロパルギル−
1,2,3,4−テトラヒドロアクリジニウム・トリフ
ルオロメタンスルホナート ExZK−2 2−[4−{3−[3−{3−[5−
{3−[2−クロロ−5−(1−ドデシルオキシカルボ
ニルエトキシカルボニル)フェニルカルバモイル]−4
−ヒドロキシ−1−ナフチルチオ}テトラゾール−1−
イル]フェニル}ウレイド]ベンゼンスルホンアミド}
フェニル]−1−ホルミルヒドラジン
【0170】(試料1〜6の作成)上記試料101の作
成において、第7層(青感層)に含まれているイエロー
カプラー(ExY−1、2及び3)の代わりに、下記に
示されるイエローカプラー(Y−4、6、10、12、
24、及び28)に変え、これを等量添加したこと以外
は、上記試料101と同様にして、それぞれに対応する
試料1〜6(本発明試料)を作成した。
成において、第7層(青感層)に含まれているイエロー
カプラー(ExY−1、2及び3)の代わりに、下記に
示されるイエローカプラー(Y−4、6、10、12、
24、及び28)に変え、これを等量添加したこと以外
は、上記試料101と同様にして、それぞれに対応する
試料1〜6(本発明試料)を作成した。
【0171】
【化74】
【0172】
【化75】
【0173】
【化76】
【0174】[カラー写真感光材料としての評価]以上
のようにして作成した各試料に、2854°K、100
CMSの色温度の光で1/10秒間ウエッジを通して露
光を行った。露光後、以下に示す処理条件で発色現像処
理を行った。
のようにして作成した各試料に、2854°K、100
CMSの色温度の光で1/10秒間ウエッジを通して露
光を行った。露光後、以下に示す処理条件で発色現像処
理を行った。
【0175】
【0176】 ──────────────────────────────────── 発色現像液A ──────────────────────────────────── D−ソルビット 0.15g ナフタレンスルホン酸ナトリウム・ 0.15g ホルマリン縮合物 ニトリロトリス(メチレンホスホン酸) 1.8g 五ナトリウム塩 エチレントリアミン五酢酸 0.5g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1− 0.15g ジホスホン酸 ジエチレングリコール 12.0ml ベンジルアルコール 13.5ml 臭化カリウム 0.70g ベンゾトリアゾール 0.003g 亜硫酸ナトリウム 2.4g ジナトリウム−N,N−ビス 8.0g (スルホナート)ヒドロキシルアミン トリエタノールアミン 6.0g N−エチル−N−(β−メタンスルホン 6.0g アミドエチル)−3−メチル−4− アミノアニリン・3/2硫酸・1水塩 炭酸カリウム 30.0g 蛍光増白剤(ジアミノスチルベン系) 1.3g 水を加えて 1000ml ──────────────────────────────────── pH(25℃)(KOHまたは硫酸でpH調製)10.30 ────────────────────────────────────
【0177】 ──────────────────────────────────── 漂白定着液 ──────────────────────────────────── エチレンジアミン4酢酸・2ナトリウム・2水塩 4.0g エチレンジアミン4酢酸・Fe(III )・ 55.0g アンモニウム・2水塩 チオ硫酸アンモニウム(750g/リットル)168ml p−トルエンスルフィン酸ナトリウム 30.0g 亜硫酸アンモニウム 35.0g 5−メルカプト−1,3,4−トリアゾール 0.5g 硫酸アンモニウム 10.0g 水を加えて 1000ml ──────────────────────────────────── pH(25℃)(アンモニア水または酢酸でpH調整)6.50 ────────────────────────────────────
【0178】 ──────────────────────────────────── 水洗水 ──────────────────────────────────── 塩素化イソシアヌール酸ナトリウム 0.02g 脱イオン水(導電率5μs/cm以下) 1000ml ──────────────────────────────────── pH 6.50 ────────────────────────────────────
【0179】上記の処理を行って得られた各試料のイエ
ロー画像の濃度を測定し、その最大濃度(Dmax )およ
び最小濃度(Dmin )を求めた。結果を以下の表1に示
す。
ロー画像の濃度を測定し、その最大濃度(Dmax )およ
び最小濃度(Dmin )を求めた。結果を以下の表1に示
す。
【0180】
【表1】 表1 ──────────────────────────────────── 第7層の イエロー画像濃度 試料No. イエローカプラー 最大濃度 最小濃度 ──────────────────────────────────── 101(比較例) ExY−1、2、3 1.95 0.11 1 (本発明例) Y−4 2.16 0.10 2 (本発明例) Y−6 2.20 0.10 3 (本発明例) Y−10 2.21 0.10 4 (本発明例) Y−12 2.19 0.10 5 (本発明例) Y−24 2.21 0.10 6 (本発明例) Y−28 2.20 0.10 ────────────────────────────────────
【0181】上記表1に示された結果から明らかなよう
に、本発明に係るイエローカプラーを含むカラー写真感
光材料(本発明試料1〜6)を使用すると、従来のイエ
ローカプラーを含む比較用のカラー写真感光材料(比較
試料101)に比べ、最大(画像)濃度が高く、最小
(画像)濃度の低いイエロー画像を得ることができる。
に、本発明に係るイエローカプラーを含むカラー写真感
光材料(本発明試料1〜6)を使用すると、従来のイエ
ローカプラーを含む比較用のカラー写真感光材料(比較
試料101)に比べ、最大(画像)濃度が高く、最小
(画像)濃度の低いイエロー画像を得ることができる。
【0182】[実施例2] (試料7〜10の作成)上記実施例1の試料1、試料
2、試料3及び試料4の作成において、各感光層[第3
層(赤感層)、第5層(緑感層)及び第7(青感層)]
に、下記に示される造核促進剤をハロゲン化銀に対して
10-2重量%添加したこと以外は、上記各試料と同様に
して、それぞれに対応する試料7〜10(本発明試料)
を作成した。 (試料102の作成)上記実施例1の試料101の作成
において、各感光層[第3層(赤感層)、第5層(緑感
層)及び第7(青感層)]に、下記に示される造核促進
剤をハロゲン化銀に対して10-2重量%添加したこと以
外は、上記試料101と同様にして、試料102(比較
試料)を作成した。
2、試料3及び試料4の作成において、各感光層[第3
層(赤感層)、第5層(緑感層)及び第7(青感層)]
に、下記に示される造核促進剤をハロゲン化銀に対して
10-2重量%添加したこと以外は、上記各試料と同様に
して、それぞれに対応する試料7〜10(本発明試料)
を作成した。 (試料102の作成)上記実施例1の試料101の作成
において、各感光層[第3層(赤感層)、第5層(緑感
層)及び第7(青感層)]に、下記に示される造核促進
剤をハロゲン化銀に対して10-2重量%添加したこと以
外は、上記試料101と同様にして、試料102(比較
試料)を作成した。
【0183】
【化77】
【0184】[カラー写真感光材料としての評価]以上
のようにして作成した各試料に、上記実施例1と同様な
方法で、露光、発色現像処理を行った。そして、得られ
た各試料のイエロー画像の濃度を上記実施例1と同様な
方法で測定し、その最大濃度(Dmax )および最小濃度
(Dmin )を求めた。結果を以下の表2に示す。なお、
表2には、実施例1で得られた試料101のデータも併
記した。
のようにして作成した各試料に、上記実施例1と同様な
方法で、露光、発色現像処理を行った。そして、得られ
た各試料のイエロー画像の濃度を上記実施例1と同様な
方法で測定し、その最大濃度(Dmax )および最小濃度
(Dmin )を求めた。結果を以下の表2に示す。なお、
表2には、実施例1で得られた試料101のデータも併
記した。
【0185】
【表2】 表2 ──────────────────────────────────── 第7層の 各感光層の イエロー画像 試料No. イエローカプラー 造核促進剤 最大濃度 最小濃度 ──────────────────────────────────── 101(比較例) ExY −1,2,3 −−− 1.95 0.11 102(比較例) ExY −1,2,3 A−1 2.05 0.10 ──────────────────────────────────── 7 (本発明例)Y−4 A−1 2.29 0.08 8 (本発明例)Y−6 A−2 2.33 0.08 9 (本発明例)Y−10 A−3 2.25 0.08 10(本発明例)Y−12 A−6 2.26 0.08 ────────────────────────────────────
【0186】上記表2に示された結果から明らかなよう
に、上記造核促進剤を含むカラー写真感光材料(本発明
試料7〜10)を使用すると、最大(画像)濃度が更に
高く、かつ最小(画像)濃度の更に低いイエロー画像を
得ることができる。
に、上記造核促進剤を含むカラー写真感光材料(本発明
試料7〜10)を使用すると、最大(画像)濃度が更に
高く、かつ最小(画像)濃度の更に低いイエロー画像を
得ることができる。
【0187】[実施例3] [カラー写真感光材料としての評価]上記実施例2の各
試料(102(比較試料)、7(本発明試料)及び9
(本発明試料))に、上記実施例2と同様な方法で、露
光、発色現像処理を行った。ただし、発色現像液として
は、発色現像液Aの代わりに下記の組成の発色現像液B
を用いた。そして、得られた各試料のイエロー画像の濃
度を上記実施例1と同様な方法で測定し、その最大濃度
(Dmax )および最小濃度(Dmin )を求めた。結果を
以下の表3に示す。なお、表3には、上記実施例2(発
色現像液Aを使用)で得られたデータも併記した。
試料(102(比較試料)、7(本発明試料)及び9
(本発明試料))に、上記実施例2と同様な方法で、露
光、発色現像処理を行った。ただし、発色現像液として
は、発色現像液Aの代わりに下記の組成の発色現像液B
を用いた。そして、得られた各試料のイエロー画像の濃
度を上記実施例1と同様な方法で測定し、その最大濃度
(Dmax )および最小濃度(Dmin )を求めた。結果を
以下の表3に示す。なお、表3には、上記実施例2(発
色現像液Aを使用)で得られたデータも併記した。
【0188】 ──────────────────────────────────── 発色現像液B ──────────────────────────────────── D−ソルビット 0.15g ナフタレンスルホン酸ナトリウム・ 0.15g ホルマリン縮合物 ニトリロトリス(メチレンホスホン酸) 1.8g 五ナトリウム塩 ジエチレントリアミン五酢酸 0.5g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1− 0.15g ジホスホン酸 ジエチレングリコール 12.0ml ベンジルアルコール 13.5ml 臭化カリウム 0.70g ベンゾトリアゾール 0.003g 亜硫酸ナトリウム 2.8g ヒドロキシルアミン・1/2硫酸塩 4.5g (スルホナート)ヒドロキシルアミン トリエタノールアミン 6.5g 4−[N−エチル−N−(β− 4.2g ヒドロキシエチル)アミノ]アニリン 硫酸・1/2水塩 炭酸カリウム 30.0g 蛍光増白剤(ジアミノスチルベン系) 1.3g 水を加えて 1000ml ──────────────────────────────────── pH(25℃)(KOHまたは硫酸でpH調製)10.35 ────────────────────────────────────
【0189】
【表3】 表3 ──────────────────────────────────── 第7層の 各感光層の 発色 イエロー画像 試料No. イエローカプラー 造核促進剤 現像液 最大濃度 最小濃度 ──────────────────────────────────── 102(比較例) ExY −1,2,3 A−1 A 2.04 0.12 102(比較例) ExY −1,2,3 A−1 B 1.95 0.11 7 (本発明例)Y−4 A−1 A 2.29 0.08 7 (本発明例)Y−4 A−1 B 2.33 0.07 9 (本発明例)Y−10 A−3 A 2.25 0.08 9 (本発明例)Y−10 A−3 B 2.36 0.07 ────────────────────────────────────
【0190】上記表3示された結果から明らかなよう
に、本発明に係るイエローカプラーを含むカラー写真感
光材料(本発明試料7および9)を使用し、かつ本発明
に係る特定の現像主薬を含む発色現像液で処理すると、
最大(画像)濃度が更に高く、かつ最小(画像)濃度の
更に低いイエロー画像を得ることができる。
に、本発明に係るイエローカプラーを含むカラー写真感
光材料(本発明試料7および9)を使用し、かつ本発明
に係る特定の現像主薬を含む発色現像液で処理すると、
最大(画像)濃度が更に高く、かつ最小(画像)濃度の
更に低いイエロー画像を得ることができる。
【0191】[実施例4]上記実施例2で使用した試料
のうち、試料102、試料7及び試料10を使用して、
富士写真フイルム株式会社製ファインチェッカーFC8
50IIを用いて、網点画像を有する製版フィルムを密着
させた後、赤色露光(富士写真フイルム株式会社製SC
−60フィルター)、緑色露光(富士写真フイルム株式
会社製BPB−53フィルター)、更に青色露光(富士
写真フイルム株式会社製BPN45とSC−42フィル
ター)の各露光を逐次行った。その際、赤色露光時には
シアン画像とブラック画像の製版フィルムを、緑色露光
時にはマゼンタ画像とブラック画像の製版フィルムを、
更に青色露光時にはイエロー画像とブラック画像の製版
フィルムを重ねて密着させた。このようにしてカラープ
ルーフを作成した。なお、この場合の画像形成は、上記
実施例3に準じた発色現像処理(発色現像液Bを用いる
処理)に従って行った。上記のようして得たカラープル
ーフのイエロー画像の最小網点面積を100倍のルーペ
で観測した。結果を以下の表4に示す。
のうち、試料102、試料7及び試料10を使用して、
富士写真フイルム株式会社製ファインチェッカーFC8
50IIを用いて、網点画像を有する製版フィルムを密着
させた後、赤色露光(富士写真フイルム株式会社製SC
−60フィルター)、緑色露光(富士写真フイルム株式
会社製BPB−53フィルター)、更に青色露光(富士
写真フイルム株式会社製BPN45とSC−42フィル
ター)の各露光を逐次行った。その際、赤色露光時には
シアン画像とブラック画像の製版フィルムを、緑色露光
時にはマゼンタ画像とブラック画像の製版フィルムを、
更に青色露光時にはイエロー画像とブラック画像の製版
フィルムを重ねて密着させた。このようにしてカラープ
ルーフを作成した。なお、この場合の画像形成は、上記
実施例3に準じた発色現像処理(発色現像液Bを用いる
処理)に従って行った。上記のようして得たカラープル
ーフのイエロー画像の最小網点面積を100倍のルーペ
で観測した。結果を以下の表4に示す。
【0192】
【表4】 表4 ──────────────────────────────────── 第7層の 各感光層の 発色 イエロー画像の 試料No. イエローカプラー 造核促進剤 現像液 最小網点面積 ──────────────────────────────────── 102(比較例) ExY −1,2,3 A−1 B 3%以上 7 (本発明例)Y−4 A−1 B 2% 10 (本発明例)Y−12 A−6 B 2% ────────────────────────────────────
【0193】上記表4に示された結果から明らかなよう
に、本発明に係るイエローカプラーを含むカラー写真感
光材料(本発明試料7および10)は、2%の網点画像
まで再現できたが、比較例のカラー写真感光材料(比較
試料102)は、2%の網点画像までは再現できず、3
%以上の網点画像しか再現できなかった。
に、本発明に係るイエローカプラーを含むカラー写真感
光材料(本発明試料7および10)は、2%の網点画像
まで再現できたが、比較例のカラー写真感光材料(比較
試料102)は、2%の網点画像までは再現できず、3
%以上の網点画像しか再現できなかった。
【0194】[実施例5]光源として、ヘリウム−ネオ
ンガスレーザー(波長633nmおよび543nm)お
よびアルゴンレーザー(波長458nm)を用い、10
0μmのピッチで径80μmの光束を1.6m/sの走
査露光で走査方向に対して垂直に移動しながら、試料上
に順次走査露光(実質露光時間約5×10-5秒)できる
装置を組み立てた。この装置を用いて、前記比較試料1
01および試料7を露光した後、前記の処理液Bを用い
て処理し、得られた画像の網点画像の再現性を評価し
た。その結果、本発明のカラー写真感光材料(本発明試
料7)は、2%の網点画像まで良好に再現できたが、比
較例のカラー写真感光材料(比較試料101)は、4%
の網点画像までしか再現できなかった。
ンガスレーザー(波長633nmおよび543nm)お
よびアルゴンレーザー(波長458nm)を用い、10
0μmのピッチで径80μmの光束を1.6m/sの走
査露光で走査方向に対して垂直に移動しながら、試料上
に順次走査露光(実質露光時間約5×10-5秒)できる
装置を組み立てた。この装置を用いて、前記比較試料1
01および試料7を露光した後、前記の処理液Bを用い
て処理し、得られた画像の網点画像の再現性を評価し
た。その結果、本発明のカラー写真感光材料(本発明試
料7)は、2%の網点画像まで良好に再現できたが、比
較例のカラー写真感光材料(比較試料101)は、4%
の網点画像までしか再現できなかった。
【0195】[実施例6] (試料11〜13の作成)上記実施例2の試料7の作成
において、各感光層[第3層(赤感層)、第5層(緑感
層)及び第7(青感層)]に添加されている造核剤をE
xZK−1のみにし、かつその添加量を下記の表5のよ
うに変化させた以外は、上記試料と同様にして、それぞ
れに対応する試料11〜13(本発明試料)を作成し
た。 (試料103〜105の作成)上記試料102の作成に
おいて、各感光層[第3層(赤感層)、第5層(緑感
層)及び第7(青感層)]に添加されている造核剤をE
xZK−1のみにし、かつその添加量を下記の表5のよ
うに変化させた以外は、上記試料102と同様にして、
それぞれに対応する試料103〜105(比較試料)を
作成した。
において、各感光層[第3層(赤感層)、第5層(緑感
層)及び第7(青感層)]に添加されている造核剤をE
xZK−1のみにし、かつその添加量を下記の表5のよ
うに変化させた以外は、上記試料と同様にして、それぞ
れに対応する試料11〜13(本発明試料)を作成し
た。 (試料103〜105の作成)上記試料102の作成に
おいて、各感光層[第3層(赤感層)、第5層(緑感
層)及び第7(青感層)]に添加されている造核剤をE
xZK−1のみにし、かつその添加量を下記の表5のよ
うに変化させた以外は、上記試料102と同様にして、
それぞれに対応する試料103〜105(比較試料)を
作成した。
【0196】[カラー写真感光材料としての評価]以上
のようにして作成した各試料に、上記実施例1と同様な
方法で、露光、発色現像処理を行った。ただし、発色現
像液としては、発色現像液Aの代わりに発色現像液Bを
用いた。そして、得られた各試料のイエロー画像の濃度
を上記実施例1と同様な方法で測定し、その最大濃度
(Dmax )および最小濃度(Dmin )を求めた。結果を
以下の表5に示す。
のようにして作成した各試料に、上記実施例1と同様な
方法で、露光、発色現像処理を行った。ただし、発色現
像液としては、発色現像液Aの代わりに発色現像液Bを
用いた。そして、得られた各試料のイエロー画像の濃度
を上記実施例1と同様な方法で測定し、その最大濃度
(Dmax )および最小濃度(Dmin )を求めた。結果を
以下の表5に示す。
【0197】
【表5】 表5 ──────────────────────────────────── 第7層の 造核剤の添加量 イエロー画像 試料No. イエローカプラー (重量%/AgX ) 最大濃度 最小濃度 ──────────────────────────────────── 103(比較例) ExY −1,2,3 5×10-2 2.26 0.14 104(比較例) ExY −1,2,3 1×10-2 1.90 0.11 105(比較例) ExY −1,2,3 5×10-3 1.70 0.09 ──────────────────────────────────── 11(本発明例)Y−4 5×10-2 2.39 0.08 12(本発明例)Y−4 1×10-2 2.30 0.07 13(本発明例)Y−4 5×10-3 2.21 0.07 ────────────────────────────────────
【0198】上記表5に示された結果から明らかなよう
に、本発明に係るイエローカプラーを含むカラー写真感
光材料(本発明試料11〜13)においては、造核剤の
添加量の変動による最小濃度の上昇はほとんどなく、か
つ最大濃度の低下も少ない。従って、白色度の良好な画
像が得られる。一方、従来使用されていたイエローカプ
ラーを含むカラー写真感光材料(比較試料103〜10
5)においては、造核剤の添加量の変動によって最小濃
度が低下するが、それと共に、最大濃度の低下も伴って
しまう。
に、本発明に係るイエローカプラーを含むカラー写真感
光材料(本発明試料11〜13)においては、造核剤の
添加量の変動による最小濃度の上昇はほとんどなく、か
つ最大濃度の低下も少ない。従って、白色度の良好な画
像が得られる。一方、従来使用されていたイエローカプ
ラーを含むカラー写真感光材料(比較試料103〜10
5)においては、造核剤の添加量の変動によって最小濃
度が低下するが、それと共に、最大濃度の低下も伴って
しまう。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03C 7/407 7/413 G03F 3/10 B 8004−2H
Claims (6)
- 【請求項1】 支持体上に、ハロゲン化銀乳剤層及び非
感光性層のそれぞれが少なくとも一層設けられてなるハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料において、 上記乳剤層、あるいは非感光性層の少なくとも一層に、
下記式(Ya)で表されるアシル基を有するアシルアセ
トアミド型イエローカプラーが含まれ、かつ上記乳剤
層、あるいは非感光性層の少なくとも一層に、造核剤が
含まれていることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真
感光材料。 【化1】 [式(Ya)中、RY1は、置換基を表し、QY1は、Cと
共に6員の複素環、あるいは二つのヘテロ原子を含む5
員の複素環を形成するのに必要な非金属原子群を表
す。] - 【請求項2】 上記ハロゲン化銀乳剤層が、予めかぶら
されていない内部潜像型ハロゲン化銀粒子を含む乳剤層
であって、該乳剤層、あるいは非感光性層の少なくとも
一層に、下記式(I)または(II)で表される造核促進
剤が更に含まれている請求項1に記載のカラー写真感光
材料。 【化2】 [式(I)中、Q11は、5員または6員の複素環を形成
するのに必要な原子群を表し(複素環は、炭素芳香環ま
たは複素芳香環が縮合していてもよい)、Mは水素原
子、アルカリ金属原子、アンモニウム基、またはアルカ
リ条件下で解裂する基を表す。] 【化3】 [式(II)中、Q12は、イミノ銀形成可能な5員または
6員の複素環を形成するのに必要な原子群を表し(複素
環は、炭素芳香環または複素芳香環が縮合していてもよ
い)、Mは水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム
基、またはアルカリ条件下で解裂する基を表す。] - 【請求項3】 上記造核剤が、下記式(N−I)または
(N−II)で示される請求項1または請求項2に記載の
カラー写真感光材料。 【化4】 [式(N−I)中、Z31は、5員または6員の複素環基
を形成するのに必要な非金属原子群を表わし、R31は脂
肪族基を表わし、R32は水素原子、脂肪族基または芳香
族基を表わし(但し、上記Z31、R31およびR32は置換
されていてもよく、またR32はZ31で完成される複素環
と結合して環を形成してもよく、更にR31およびR32、
Z31で表わされる基のうち、少なくとも一つは、アルキ
ニル基、アシル基、ヒドラジン基またはヒドラゾン基を
含むか、またはR31とR32とで6員環を形成し、ジヒド
ロピリジニウム骨格を形成してもよい)、Yは電荷バラ
ンスのための対イオンを表わし、そしてnは0または1
を表わす。] 【化5】 [式(N−II)中、R41は脂肪族基、芳香族基又は複素
環基を表わし、R42は水素原子、アルキル基、アラルキ
ル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基ま
たはアミノ基を表わし、Gはカルボニル基、スルホニル
基、スルフィニル基、ホスホリル基またはイミノメチレ
ン基(HN=C=)を表わし、R43およびR44は共に水
素原子か、あるいは一方が水素原子で他方がアルキルス
ルホニル基、アリールスルホニル基またはアシル基のい
ずれか一つを表わす(但し、G、R42およびR44は、
G、R42、R44およびヒドラジン窒素を含めた形でヒド
ラゾン構造(=N−N=C=)を形成してもよい。)] - 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3に記
載のカラー写真感光材料を、下記式(D): 【化6】 [式中、RD1はアルキル基を表わし、RD2はアルキレン
基を表わし、ただし、RD1とRD2は互いに連結して環を
形成してもよい。]で示される現像主薬を用いて現像処
理することを特徴とするカラー画像形成方法。 - 【請求項5】 請求項1、請求項2または請求項3に記
載のカラー写真感光材料に、色分解及び網点画像変換し
た、シアン版網点画像フィルム、マゼンタ版網点画像フ
ィルム、イエロー版網点画像フィルム、及び墨版網点画
像フィルムを使用して、赤色光、緑色光、青色光により
逐次露光した後、発色現像処理することを特徴とするカ
ラープルーフ作成方法。 - 【請求項6】 請求項1、請求項2または請求項3に記
載のカラー写真感光材料を、1画素当り10-3秒以下の
露光時間で走査露光した後、発色現像処理することを特
徴とするカラー画像形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184570A JPH063778A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | カラー写真感光材料、カラー画像形成方法、及びカラープルーフ作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4184570A JPH063778A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | カラー写真感光材料、カラー画像形成方法、及びカラープルーフ作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063778A true JPH063778A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=16155522
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4184570A Withdrawn JPH063778A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | カラー写真感光材料、カラー画像形成方法、及びカラープルーフ作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063778A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4960146A (en) * | 1990-04-26 | 1990-10-02 | Morris Antone W | Earthquake safety valve |
| US8870249B2 (en) | 2011-02-24 | 2014-10-28 | Global Consumer Products, Inc. | Vehicle tie-down device for hauling a load |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP4184570A patent/JPH063778A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4960146A (en) * | 1990-04-26 | 1990-10-02 | Morris Antone W | Earthquake safety valve |
| US8870249B2 (en) | 2011-02-24 | 2014-10-28 | Global Consumer Products, Inc. | Vehicle tie-down device for hauling a load |
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|---|---|---|---|
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