JPH0637807Y2 - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置

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JPH0637807Y2
JPH0637807Y2 JP1990087644U JP8764490U JPH0637807Y2 JP H0637807 Y2 JPH0637807 Y2 JP H0637807Y2 JP 1990087644 U JP1990087644 U JP 1990087644U JP 8764490 U JP8764490 U JP 8764490U JP H0637807 Y2 JPH0637807 Y2 JP H0637807Y2
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正 竹内
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選工機械株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は例えば木工所における木屑の集塵などに使用さ
れる集塵装置に関する。
(従来の技術) 例えば木工所などにあっては、電動鋸などにより生ずる
木屑の集塵のために、小形,移動可能で比較的安価な簡
易式集塵機と称される集塵装置が用いられている。この
種の集塵装置の従来例を第5図に示す。
即ち、集塵装置1は、車輪2aを有する本体ベース2上
に、モータ3,羽根車4などからなる吸引装置5、及び、
この吸引装置5によって吸引された粉塵を濾過集塵する
濾過集塵部6などを備えて構成されている。濾過集塵部
6は、前記吸引装置5に連通され粉塵が空気と共に導入
される上下両面部が開口した導入室7の下部に濾布製の
集塵袋8を着脱自在に有すると共に、その導入室7の上
部にこれも濾布製の袋状のフィルター9を被せるように
有して構成されている。かかる構成において、吸引装置
5が駆動されると、吸引口5aから粉塵が空気と共に吸込
まれ、主にフィルター9によって粉塵が捕獲されて空気
のみが外部に排出され、捕集された粉塵が集塵袋8に溜
められるようになる。そして、集塵袋8に粉塵がある程
度溜まると、これを導入室7から取外し、中の粉塵を捨
てるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このような濾布からなるフィルター9を用い
た集塵装置1においては、使用に伴い次第にフィルター
9が目詰りし、吸引(粉塵捕集)の効率が低下して行
く。このため、目詰り状態が大きくなった場合には、装
置を停止させた状態で、フィルター9の機械的に振動を
与えるあるいはフィルター9を作業者が棒で叩くなどの
方法により該フィルター9の表面から粉塵を払い落とす
作業を行うようにしている。ここで、粉塵の払い落とし
作業時に装置を停止させるのは、吸引装置5が駆動した
ままでは吸引の圧力により払い落としが不可能だからで
ある。
しかしながら、上記従来の集塵装置1ではフィルター9
が一つの袋状(例えば直径650mm,長さ1.4m程度)であ
り、濾過面積がさほど大きくないため、フィルター9の
目詰りが比較的早期に起こり、このため、連続的に使用
できる時間が短く頻繁に粉塵の払い落とし作業を行わな
ければならない欠点があった。
従って、本考案の目的は、長期間の連続的使用を可能と
することができる集塵装置を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の集塵装置は、粉塵を吸込む吸引装置と、上下部
に開口部を有し前記吸引装置により吸込まれた粉塵が空
気と共に押込まれる導入室と、この導入室の下部に前記
下部開口部に連通して設けられた集塵袋と、前記導入室
の上部に前記上部開口部に連通して設けられた濾過集塵
用のフィルターと、このフィルターの上端部を吊持する
吊持機構とを具備すると共に、前記フィルターを、前記
導入室の上端部に被せられ複数個の孔を有する濾布製の
多孔盤に、上端が閉じ下端が開口した上下に細長い複数
本の袋状濾布筒を、その下端開口部が前記各孔に連通す
るように一体的に取付けて構成したところに特徴を有す
るものである。
(作用) 上記手段によれば、吸引装置により空気と共に吸込まれ
た粉塵は、フィルターにより捕集されて集塵袋に溜めら
れるようになる。
この場合、濾過集塵用のフィルターは、上下に細長い複
数本の袋状濾布筒を有して構成されるので、濾過集塵面
積を大きくすることができ、粉塵捕集の効率の低下を長
時間にわたって防止することができる。従って、粉塵の
払い落とし作業を、さほど頻繁に行わなくても済ませる
ことができる。
そして、複数本の袋状濾布筒は導入室の上端部に被せら
れる濾布製の多孔盤に一体的に取付けられているので、
導入室への取付けも容易となり、安価に済ませることが
できる。
また、フィルターの上端部は吊持機構により吊持されて
いるので、装置の起動・停止時に、袋状濾布筒が急激に
立上がったり垂下がったりすることはない。
(実施例) 以下本考案の一実施例について、第1図乃至第4図を参
照して説明する。
第2図は本実施例に係る集塵装置11の全体構成を示して
いる。この集塵装置11は、車輪12を有する本体ベース13
上に、粉塵を吸込む吸引装置14及び粉塵を濾布集塵する
濾過集塵部15などを備えて構成されている。
吸引装置14は、モータ16により回転駆動される羽根車17
をケーシング18内に備えて構成されている。また、ケー
シング18には吸込口19が設けられ、この吸込口19に、図
示しない先端部が粉塵の発生する部位に配置されダクト
20の基端部が接続されるようになっている。
一方、濾過集塵部15は、前記本体ベース13に設けられた
導入室21の下部に集塵袋22を有すると共に、その導入室
21の上部に詳しくは後述する濾過集塵用のフィルター23
を取付けて構成されている。導入室21は、この場合上下
両面が開口した円筒状をなし、その側壁部がダクト24を
介して前記吸引装置14のケーシング18に連通している。
これにて、吸引装置14が駆動されると、吸込まれた粉塵
が空気と共に導入室21内に押込まれて導入されるように
なっている。また、前記集塵袋22は、ナイロンなどの濾
布からなり、前記導入室21の下端部に被せられるように
して例えばワンタッチバンド(図示せず)により着脱自
在に取付けられている。これにて、集塵袋22は前記導入
室21の下部開口部に連通している。
さて、前記フィルター23について、第1図,第3図及び
第4図も参照して述べる。
このフィルター23は、ナイロン,テトロン,綿などの濾
布からなる複数本例えば14本の袋状濾布筒25と、これも
同様な濾布からなる多孔盤26とを一体に有して構成され
ている。このうち、多孔盤26は、前記導入室21の上部に
被さるような薄形の円形蓋状をなし、その上面部全体に
均等に分散して14個の孔26aが形成されている。また、
この多孔盤26の内周面部にはフェルト27が貼られてお
り、外周部には、バンド通し用の紐28及び吊下げ用の紐
29が設けられている。そして、前記袋状濾布筒25は、前
記多孔盤26の孔26aに対応した径を有する下端が開口し
た長尺な袋状をなし、その下端部が前記各孔26a部分に
縫付けられて14本(数量は多孔盤26の直径により変る)
が多孔盤26に一体的に設けられている。本実施例では、
袋状濾布筒25は、まず長尺な筒状の濾布を形成した後、
この筒状濾布の中央部分を絞るように縛ることにより、
1本の筒状濾布から隣合う2本の袋状濾布筒25が形成さ
れるようになっており、その上端が連結部25aによりつ
ながった状態とされている。また、各袋状濾布筒25の内
面部には、例えば途中部位の2か所に位置して、形状保
持用の金属製のリング30が例えば縫付けられるとにより
設けられている。尚、ここでは例えば、多孔盤26の直径
寸法が650mm、多孔盤26の高さ寸法が80mm、袋状濾布筒2
5(孔26a)の直径寸法が130mm、袋状濾布筒25の長さ寸
法が1.4mとされている。
以上のように構成されたフィルター23は、多孔盤26を前
記導入室21の上面部に被せるようにして、例えばステン
レス製のワンタッチバンド31を前記バンド通し用の紐28
部分を通して締付けることにより、該導入室21の上部に
取付けられる。これにて、フィルター23は、各袋状濾布
筒25が前記導入室21に連通して設けられる。また、この
とき、内周面部に貼られた前記フェルト27により、多孔
盤26の内周面部が導入室21の外壁部に滑り止め状態で密
着し、高い気密性を得ることができる。
そして、このフィルター23(袋状濾布筒25)の上端部
は、吊持機構32により例えば建物の天井33に吊下げられ
るようになっている。この吊持機構32は、この場合、吊
りリング34、下端がこの吊りリング34の中心部に連結さ
れた上スプリング35、上端が前記吊りリング34に連結さ
れた7個の下スプリング36を備えて構成され、上スプリ
ング35の上端を天井33に取付けた状態で、各下スプリン
グ36の下端を、前記隣合う2本の袋状濾布筒25の上端同
士を連結する連結部25aに接続することにより、フィル
ター23を吊持するようになっている。また、前記吊りリ
ング34には引き紐37が取付けられ、下方に垂下がってい
る。
次に、上記構成の作用について説明する。
吸引装置14が駆動されると、ダクト20を介して吸込口19
からケーシング18内に木屑などの粉塵が空気と共に吸込
まれ、ダクト24から導入室21内に押込まれる。そして、
濾布製のフィルター23の濾過集塵作用により、空気は主
にフィルター23から外部へ排出され、粉塵のみがフィル
ター23に捕獲されて集塵袋22に溜められるようになる。
この場合、使用に伴い次第にフィルター23は目詰りして
行くものであるが、フィルター23は複数本の袋状濾布筒
25から構成されているので、従来例で述べたフィルター
9に対して約3倍の濾過面積を有するものである。従っ
て、目詰りによる吸引(粉塵捕集)の効率の低下は、比
較的緩やかとなる。
そして、目詰り状態が大きくなった場合には、装置を停
止させた状態で、フィルター23を振動させて該フィルタ
ー23の表面から粉塵を払い落とす作業を行う。この作業
は、作業者が、吊持機構32の吊りリング34に連結されて
いる引き紐37を引張ることにより行うことができる。即
ち、引き紐37を引張ることにより、上スプリング35を介
して天井33に吊持されている吊りリング34が上下に振動
するようになり、この吊りリング34の振動が下スプリン
グ36を介して各袋状濾布筒25に伝達されて袋状濾布筒25
も上下に振動するようになる。この場合、スプリング3
5,36の作用により、引き紐37のちょっとした引張り操作
でも、袋状濾布筒25全体が多数回にわたって振動を繰返
すので、効果的に粉塵の払い落とし作業を行うことがで
きるのである。
また、集塵袋22に粉塵がある程度溜まると、これを導入
室21から取外し、中の粉塵を捨てるようにする。
このような本実施例によれば、フィルター23を複数本の
袋状濾布筒25から構成したことにより、フィルター23の
濾過集塵面積を多くすることができ、粉塵捕集の効率の
低下を長時間にわたって防止することができる。従っ
て、粉塵の払い落とし作業をさほど頻繁に行わなくても
済ませることができ、集塵装置11の長期間の連続的使用
を可能とすることができるものである。ちなみに、木工
所の木屑集塵に使用した場合、従来例で述べた集塵装置
1では、約1時間程度の連続使用で粉塵の払い落とし作
業を行わなくてはならなかったが、本実施例のもので
は、少なくとも3日間程度は払い落とし作業を行わなく
ても済むようになった。
ところで、本実施例の如くフィルターの濾過面積を大き
くするためには、本実施例の多孔盤26と同形状のものを
例えば鋼板により形成しその各孔部にさらに円筒状の取
付部を溶接などにより固着した多孔盤を、導入室の上面
部に取付けておき、この多孔盤の各取付部に夫々径小な
袋状濾布筒を取付けるようにすることも考えられる。と
ころが、このものでは、導入室へのフィルターの取付け
が面倒となると共に、材料費なども高価となって全体と
して高価となってしまう。
これに対して、本実施例では、複数本の袋状濾布筒25は
多孔盤26と一体とされており、しかも多孔盤26部分を導
入室21上部に被せるように取付けるようにしているの
で、導入室21への取付けも極めて容易となり、さらに
は、安価に済ませることができるものである。
また、本実施例では、袋状濾布筒25の上端部は吊持機構
32により吊持されているので、吸引装置14の起動・停止
時に、袋状濾布筒25が急激に立上がったり垂下がったり
することはない。従って、袋状濾布筒25同士が擦れ合っ
たりあるいは絡まったり、立上がり時に何かにぶつかっ
たりすることを防止でき、ひいては、袋状濾布筒25の傷
みなどを極力防止できてフィルター23の耐久性の向上を
も図ることができるのである。
しかも、特に本実施例では、吊持機構32を、上スプリン
グ35及び下スプリング36を備えた構成としたので、引き
紐37を引張ることにより効果的に粉塵の払い落とし作業
を行うことができる。従って、従来のような、機械的あ
るいはエアーガンなどによってフィルター9に振動を与
えるものに比べて、そのような装置が不要となって安価
に済ませることができる。あるいは、作業者自らが払い
落とし作業を行う場合でも、棒で叩くといった面倒な作
業でなく、引き紐37を引張るだけの極めて簡単な操作で
済ませることができるものである。
尚、上記実施例では、集塵袋22を濾布により構成するよ
うにしたが、例えばポリエチレン,ポリプロピレンなど
の袋を用いて溜まった粉塵と共に捨てるようにしても良
い。また、吊持機構23は袋状濾布筒25を天井33にて吊下
げるようにしたが、例えば本体ベース13上に棒状の部材
を立設し、その上端部にて吊持させるようにしても良
い。さらには、吊持機構はスプリングを用いなくとも単
なる紐であっても良い。
その他、袋状濾布筒の本数や寸法などは、使用する場所
における粉塵の種類等により適宜設定すれば良いなど、
本考案は要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能で
ある。
[考案の効果] 以上の説明にて明らかなように、本考案の集塵装置によ
れば、濾過集塵用のフィルターを、複数本の袋状濾布筒
を濾布製の多孔盤に一体的に取付けて構成し、このフィ
ルターの上端部を吊持する吊持機構を設けたので、長期
間の連続的使用を可能とすることができ、簡単な構成で
安価に済ませることができるという優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図はフィルター部分の斜視図、第2図は全体の側面
図、第3図はフィルターの上面図、第4図はフィルター
の多孔盤部分の縦断側面図である。また、第5図は従来
例を示す第2図相当図である。 図面中、11は集塵装置、13は本体ベース、14は吸引装
置、15は濾過集塵部、21は導入室、22は集塵袋、23はフ
ィルター、25は袋状濾過筒、25aは連結部、26は多孔
盤、26aは孔、30はリング、32は吊持機構、34は吊りリ
ング、35は上スプリング、36は下スプリング、37は引き
紐を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉塵を吸込む吸引装置と、上下部に開口部
    を有し前記吸引装置により吸込まれた粉塵が空気と共に
    押込まれる導入室と、この導入室の下部に前記下部開口
    部に連通して設けられた集塵袋と、前記導入室の上部に
    前記上部開口部に連通して設けられた濾過集塵用のフィ
    ルターと、このフィルターの上端部を吊持する吊持機構
    とを具備し、 前記フィルターは、前記導入室の上端部に被せられ複数
    個の孔を有する濾布製の多孔盤に、上端が閉じ下端が開
    口した上下に細長い複数本の袋状濾布筒を、その下端開
    口部が前記各孔に連通するように一体的に取付けて構成
    されていることを特徴とする集塵装置。
JP1990087644U 1990-08-21 1990-08-21 集塵装置 Expired - Lifetime JPH0637807Y2 (ja)

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JPH0444853U JPH0444853U (ja) 1992-04-16
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