JPH0637871Y2 - ナット及びスプリングワッシャの自動供給装置 - Google Patents

ナット及びスプリングワッシャの自動供給装置

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JPH0637871Y2
JPH0637871Y2 JP7529688U JP7529688U JPH0637871Y2 JP H0637871 Y2 JPH0637871 Y2 JP H0637871Y2 JP 7529688 U JP7529688 U JP 7529688U JP 7529688 U JP7529688 U JP 7529688U JP H0637871 Y2 JPH0637871 Y2 JP H0637871Y2
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spring
nut
nuts
spring washers
spring washer
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聖 福島
康久 白神
健志 難波
裕一 羽崎
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ワーク同士をボルト、スプリングワッシャ及
びナットにより固定する際、これらのワークの締め付け
ボルトのねじ部にスプリングワッシャとナットとを自動
的に供給するナット及びスプリングワッシャの自動供給
装置に関する。
(従来の技術) 部品の組立工程において自動化が大幅に取り入れられつ
つあり、車輌の組立工程において2個の部品(以下ワー
クという)例えば、ハブとディスクとをボルト及びナッ
トにより螺着固定する場合、所定のステーションにおい
てコンベア上に載置されて搬送されて来るハブ上にディ
スクを載置嵌合し、これらの各ワークのボルト孔にハブ
の下側からボルトを挿通した後ナットランナにより回転
させておき、当該回転するボルトのねじ部の先端(上
端)に上方からスプリングワッシャとナットとを供給し
て半掛けにし、次の締付工程に搬送するようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来、上記工程においてスプリングワッシャ
及びナットの供給は作業者が手作業により各ボルトに一
本づつ供給し、ナットを手で回らないようにして支え、
回転しているボルトに螺着させて半掛けにするようにし
ている。このような手作業によるスプリングワッシャ及
びナットの供給作業は手間が掛かると共に煩雑であり、
また、作業効率の点からも問題があり、自動化が要望さ
れている。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、ナットとス
プリングワッシャとを重ねた状態でワークの締付ボルト
のねじ部の先端に自動的に供給するようにしたナット及
びスプリングワッシャの自動供給装置を提供することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案によれば、ランダムに
投入されているナットとスプリングワッシャとを整理し
つつ搬送通路の上段にナットを、下段にスプリングワッ
シャを同時に押し出すパーツフィーダと、所定角度づつ
回転されるターンテーブルの周縁に周方向に等間隔で支
持ピンが複数垂直に配設され、各支持ピンにスライドア
ームにより前記ナットとスプリングワッシャとを同時に
押し出して重ねて供給し、一時的に支持する分配部と、
該分配部の上方に上下動及び水平方向に移動可能に配設
され、前記各支持ピンに分配されたナットとスプリング
ワッシャとを受け取り、ワークの各締め付けボルトのね
じ部の上端に供給するハンド部と、これらの分配部とハ
ンド部とを所定のシーケンスに従って順次制御する制御
部とを備えた構成としたものである。
(作用) パーツフィーダの搬送通路の上段及び下段に供給される
ナット及びスプリングワッシャを同時に取り出して分配
部の各支持ピンに順次供給分配し、次いで、これらの各
支持ピンに支持されているナット及びスプリングワッシ
ャをハンド部により受け取りワークの各締め付けボルト
のねじ部に供給する。各締付ボルトはナットランナによ
り回転されており、前記ナットは当該ボルトに僅かに螺
合されて半掛けとされる。
(実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本考案に係るナット及びスプリングワッシャの
自動供給装置の概要を示し、ナット及びスプリングワッ
シャの自動供給装置1はナットとスプリングワッシャと
を同時に供給するナット及びスプリングワッシャ供給パ
ーツフィーダ(以下単にパーツフィーダという)2、当
該パーツフィーダ2から供給されるナット及びスプリン
グワッシャを●印で示すように順次取り込む分配部3、
当該分配部3からナットとスプリングワッシャとを受け
取り、矢印で示す図中左方向に移動してコンベア9上に
搬送されて来るワークに装着されている各ボルト(共に
図示せず)の上端に▲印で示すようにナットとスプリン
グワッシャとを同時に供給するハンド部4(第8図)、
これらの分配部3及びハンド部4等を制御する操作盤5
等により方向に等間隔で複数例えば、4個設けられ、更
に、これらの隣合う各切欠23cの間には上面に垂直に、
且つ同一円周上にストッパボルト24が螺着固定されてい
る。
スプラインシャフト22の略中央にはスプラインブッシュ
25を介してターンテーブル26が当該シャフト22に対して
軸方向に摺動可能、且つ回転不能に装着されている。更
に、スプラインシャフト22の外側、且つターンテーブル
26の下方にはスリーブ27が遊嵌し、その上端のフランジ
を介してターンテーブル26の下端面に螺着固定されてい
る。
ターンテーブル26の周縁には、ガイドホルダ23の各切欠
23cと対応する位置に夫々シリンダ状のばね押さえ30が
4個貫通して配設固定されている。このばね押さえ30は
垂直に配設され、且つその中央部をターンテーブル26に
螺着固定されている。そして、当該ばね押さえ30の軸孔
には支持ピン31が軸方向に摺動可能に貫通され、その上
下両端は当該ばね押さえ30の両端から突出し、上端は切
欠23c内に遊貫し、下端にはストッパ32が螺着固定され
ている。
尚、支持ピン31の上端は尖っている。ばね押さえ30内に
は、支持ピン31に外嵌し、且つ当該支持ピン31のランド
部とばね押さえ30の端面との間にスプリング33が縮設さ
れており、支持ピン31に上方への偏倚力を付与して上端
をガイドホルダ23の上方に突出させている。また、ター
ンテーブル26の周面の所定位置には位置決め用のドッグ
34が周方向に等間隔で4個固設されている。
ターンテーブル26の下方位置には上面視略U字状をな
し、各ばね押さえ30の下端と支持ピン31の下端に固定さ
れたストッパ32との間に介在されて各支持ピン32の上方
への移動を規制するピン押さえ板35が配設されており、
当該ピン押さえ板35は両端をベースプレート20の上面に
固定(第4図)されている。
スイングアーム36は先端が略U字状をなしており、アー
ムの略中央がベースプレート20に立設固定されたブラケ
ット37にピン38を介して揺動可能に軸支され、後端が当
該ベースプレート20に固定されたエアシリンダ40のロッ
ド41の先端に軸支されている。また、第5図に示すよう
にU字状をなす先端の対向する内面の直径上の両端には
ローラ42、42が回転可能に軸支されており、これらの各
ローラ42、42はスリーブ27の下端の外周に形成された環
状のガイド溝27a内に転動可能に嵌合されている。この
スイングアーム36はシリンダ40の伸長時には図示の下限
位置にターンテーブル26を保持し、短縮時には当該ター
ンテーブル26を上方に押し上げて、各ばね押さえ30の上
端をガイドテーブル23の切欠23cを遊貫させて上方に押
し上げる。
ブラケット37にはスイングアーム36のロッド41の連結ピ
ン43の端面と対向可能に近接スイッチ44(第5図)が配
設されており、当該ピン43の上端位置を検出してスイン
グアーム36の先端が図示の下限位置に或ることを検出す
る。この近接スイッチ44の信号は操作盤5の図示しない
制御装置に加えられる。
また、ピン押さえ板35の所定位置には近接スイッチ45
(第2図)が配設固定されており、当該近接スイッチ45
の先端はターンテーブル26の周面に固着されている各ド
ッグ34と僅かな間隔で対向可能とされ、ターンテーブル
26の回転に伴い各ドッグ34を順次検出して当該ターンテ
ーブル26の回転位置を検出する。この近接スイッチ45の
出力信号は操作盤5の前記制御装置に入力される。そし
て、ターンテーブル26はミニテーブル21により90°づつ
間歇的に例えば、反時計方向に回転されて各支持ピン31
にナットとスプリングワッシャとを順次供給可能とされ
る。尚、ターンテーブル26は各支持ピン31が後述するス
ライドアーム60と対向する位置に停止される。
更に、ピン押さえ板35の側面にはターンテーブル26の側
方にブラケット48が螺着固定されており、当該ブラケッ
ト48の所定高さ位置には各ばね押さえ30の側面下部と僅
かな間隔で対向可能に近接スイッチ49が配設されてい
る。この近接スイッチ49はターンテーブル26の上動時に
ばね押さえ30の下端が当該近接スイッチ49から外れたこ
とを検知し、ターンテーブル26の上動位置を検出する。
この近接スイッチ49の信号も操作盤5の制御装置に加え
られる。
ベースプレート20の一端には、フレーム50(第2図)が
固定されており、当該フレーム50の下端にはエアシリン
ダ51が固設されている。このシリンダ51のロッド52の先
端には一端がフレーム50に固設されたブラケット53に回
動可能に軸支された押さえ爪55の略中央が揺動可能に軸
支されており、当該押さえ爪55の二股状をなす他端は支
持ピン31の下端のストッパ32の直ぐ上に位置している。
この押さえ爪55の他端はシリンダ51の伸長時には図示の
ようにストッパ32の直ぐ上に位置しており、短縮時には
当該ストッパ32を下方に押し下げて、スプリング33のば
ね力に抗して支持ピン31を下方に押しさげ、その先端を
ばね押さえ30内に引き込ませるようになっている。
このフレーム50上には後述するナット及びスプリングワ
ッシャを押し出してガイドホルダ23の各支持ピン31に順
次供給分配するためのスライドアーム60が配設されてい
る。このスライドアーム60はベースプレート61の略中
央、且つスプラインシャフト22の中心を通る半径の延長
上に配設されたガイド上を長手方向に沿って摺動可能に
配設されている。
スライドアーム60の後端は、スイングアーム62の上端に
係合され、当該スイングアーム62の下端はブラケット63
の後端に固設された支持金具64に回動可能に軸支されて
いる。また、フレーム50にはスライドアーム60の下方位
置に当該スライドアーム60に沿って水平にエアシリンダ
65が配設されており、ロッド66の先端はスイングアーム
62の略中央に回動可能に軸支されている。そして、スラ
イドアーム60はシリンダ65の伸長時にはスイングアーム
62を介して後方に戻されて図示のように後退した位置に
あり、短縮時には当該スイングアーム62により前方に押
し出されて、その先端がガイドホルダ23の周面近傍位置
まで前進する。
スライドアーム60の上面後部にはドッグ67が固定されて
おり、一方、ベースプレート61には当該スライドアーム
60の移動方向に沿って所定の位置に2個の位置検出用近
接スイッチ68、69がドッグ67と対向可能に配設されてい
る。リミットスイッチ68はスライドアーム60の後退位置
を、リミットスイッチ69は前進位置を夫々検出し、検出
信号を操作盤5の制御装置に加える。
スライドアーム60の前端上面にはナット押さえ爪70が水
平に、且つ揺動可能に軸支されており、先端は僅かに斜
め前方且つ下方に延びてナットを係止可能とされ、後端
の底面に穿設された穴とスライドアーム60の穴とに間に
両端を嵌合、且つ縮設された復帰スプリング71により図
示のように略水平に保持される。更に、このスライドア
ーム60の前端面の略中央には第6図に示すように前方に
フォーク状に延出した載置部60aが形成されており、当
該載置部60a上にナットを載置し、下方にスプリングワ
ッシャを収納する。以下、これらのナット及びスプリン
グワッシャの収納部をポケット部60bという。
スライドアーム60の前端とガイドホルダ23との間には第
7図及び第8図に示すようにパーツフィーダ2の通路2a
が開口しており、当該通路2aは第8図に示すように上下
2段とされ、上側の通路2bにナット110が、下側の通路2
cにスプリングワッシャ111が供給され、これらのナット
とスプリングワッシャとはスライドアーム60の通路72
(第7図)に押し出される。このスライドアーム60の通
路72を挟んで通路2aの開口端の反対側にストッパ73が配
設されている。このストッパ73はスライドアーム60の通
路72に押し出されたナット110、スプリングワッシャ111
を当該通路72内に停止させるためのものである。
このストッパ73には通路に72臨んで近接スイッチ74(第
3図)が配設されており、ポケット部60b内に搬送され
たナット110により押圧されて作動し、当該ポケット部6
0b内にナット110、スプリングワッシャ111が供給された
ことを検出する。この近接スイッチ74の信号は操作盤5
の前記制御回路に加えられる。
更に、このストッパ73に並んで前側に略扇形のガイド爪
75が回動可能に配設されており、当該ガイド爪75の先端
はポケット部60bの直前に位置しており当該ポケット部6
0b内に供給されたスプリングワッシャ111が後に続くス
プリングワッシャにより押されて前方に押し出されるこ
とを防止する。このガイド爪75はロッド76によりスライ
ドアーム60方向への回動を規制されると共に通路72が開
く方向への回動を可能とされ、且つ復帰スプリング77に
より通路72を塞ぐ方向への回動力を付与される。そし
て、ガイド爪75はスライドアーム60の前進時に押されて
通路72を開放する。
ハンド部4は第9図及び第10図に示すように構成され、
分配部3の上方に配置されたベースプレート80の一端に
はエアシリンダ81のロッドの先端が垂直に固設され、シ
リンダの上端はエアシリンダ82のロッドの先端に固定さ
れ、当該エアシリンダ82はパーツフィーダ2からコンベ
ア9方向に水平に配設され、且つ前記分配部3が配設さ
れているフレームに支持されている。ベースプレート80
は、シリンダ81により分配部3に対して垂直に上下動さ
れ、下限位置において分配部3からナット及びスプリン
グワッシャを取り込み、上限位置においてシリンダ82に
より分配部3の上方からコンベア9まで水平に移動され
る。このシリンダ81、82はハンド部4を移動させるため
のキャリアとされる。
ベースプレート80の中央に穿設された孔には円筒状のハ
ウジング85の下端が垂直に装着固定されており、当該ハ
ウジング85内にはシャフト86が軸方向に摺動可能に嵌挿
されている。このシャフト86の下端には位置決め金具87
が螺着固定されており、ベースプレート80と位置決め金
具87との間にはシャフト86及び位置決め金具87を下方に
押し下げるためのスプリング89が縮設されている。シャ
フト86が嵌合固定された位置決め金具87の中心のガイド
部87aは分配部3のガイドホルダ23の中央の穴23b内に嵌
挿可能とされている。また、位置決め金具87には分配部
3のガイドホルダ23に螺着されている各ストッパボルト
24と対応する各位置にストッパが垂設固定されている。
ベースプレート80の周縁には前記ガイドホルダ23の各支
持ピン31と対応する位置に穿設された孔に円筒状のソケ
ット90が垂直に嵌合固定されており、当該ソケット90内
にはガイド棒91が軸方向に摺動可能に嵌挿されている。
このソケット90の下端面にはナットとスプリングワッシ
ャとを取り込む穴90aが穿設されている。この穴90aは開
口端に向かって拡開するテーパ状をなしており、奥部は
ナットと僅かに係止するようになっている。
また、ガイド棒91の下端面は支持ピン31の先端と対向し
ており、且つ当該先端が嵌合するテーパ状の穴91aが穿
設されている。このガイド棒91はソケット90内に縮設さ
れたスプリング92により下方への偏倚力を付与されてい
る。また、ソケット90を外嵌するホルダと当該ソケット
90との間にはスプリング93が縮設されている。
ベースプレート80の底面にはガイド95が固設されてお
り、当該ガイド95には爪96が回動可能に軸支されてい
る。この爪96の下端の係止部96aはソケット90の下方、
且つガイド棒91の下端近傍に位置しており、後述するよ
うに当該ガイド棒91に挿通されたナット110とスプリン
グワッシャ111とを下方から支持する。この爪96はスプ
リング97により反時計方向の回動力を付与されて係止部
96aをガイド棒91に当接されている。また、この爪96の
後端は位置決め金具87の移動時に側面(カム面)87bに
より押圧され、スプリング97のばね力に抗して時計方向
に回動され、その係止部96aがガイド棒91から離隔され
て当該ガイド棒91からナット及びスプリングワッシャの
落下による取り出しを可能とする。
ソケット90の側方にはブラケット98が立設されており、
ソケット90、ガイド棒91の上端に夫々固定されたドッグ
99、100と対向可能に、且つ所定の高さ位置に近接スイ
ッチ101、102が固設されている。近接スイッチ101はド
ッグ99によりスプリングワッシャの有無を確認し、近接
スイッチ102はドッグ100によりワークに装着されている
ボルトにナットが螺合されたか否かを確認するためのも
ので、確認信号を操作盤5の前記制御装置に加える。
操作盤5は当該操作盤の操作スイッチ(図示せず)及び
前記各近接スイッチからの入力信号に基づいて制御装置
により一定のシーケンスに従って分配部3及びハンド部
4を順次制御し、パーツフィーダ2から供給されるナッ
ト110とスプリングワッシャ111とをコンベア9により搬
送されて来るワークの締付ボルトに供給する。
以下に作用を説明する。
先ず、初期状態において分配部3は、第2図に示すよう
にエアシリンダ65が伸長してスライドアーム60が後退し
ており、エアシリンダ40が伸長してスイングアーム36に
よりターンテーブル26が下限位置に設定されている。ま
た、2点鎖線で示すようにエアシリンダ51が短縮して押
さえ爪55によりナット及びスプリングワッシャ供給位置
にある支持ピン31を下限位置に押し下げ、当該支持ピン
31の先端をばね押さえ30内に引き込ませ、ナット及びス
プリングワッシャの当該ばね押さえ30の上面への載置を
可能としている。また、ハンド部4はエアシリンダ82
(第9図)が短縮して分配部3の上方に離隔している。
パーツフィーダ2の通路2aに供給されたナット110とス
プリングワッシャ111とは、当該通路2aから第6図に示
すようにスライドアーム60のポケット部60bに夫々供給
され、ナット110は載置部60a上に載置され、スプリング
ワッシャ111は当該載置部60aの下方に取り込まれる。こ
の時、ストッパ73の近接スイッチ74(第3図)が作動し
て当該ポケット部60b内にナット110とスプリングワッシ
ャ111とが取り込まれたことを検出する。
次に、エアシリンダ65が短縮してスライドアーム60を押
し出し、第6図に2点鎖線で示すようにナット110とス
プリングワッシャ111とをガイドホルダ23の切欠23c内に
押し出し、ばね押さえ30の上面に載置する。このとき扇
型のガイド爪75(第7図)はスプリングワッシャ111に
より押されて回動しながら通路72を開き、当該スプリン
グワッシャ111の前方への移動を可能とする。近接スイ
ッチ69(第3図)はスライドアーム60の前進位置を検出
する。
次いで、エアシリンダ51が伸長し、支持ピン31がスプリ
ング33のばね力により上動しその先端がスプリングワッ
シャ111とナット110とを貫通する。これにより当該支持
ピン31にスプリングワッシャ111とナット110とが支持さ
れる。この後、エアシリンダ65が短縮してスライドアー
ム60を後退させる。このスライドアーム60の後退は近接
スイッチ68により検出される。そして、スライドアーム
60のポケット部60bの載置部60a上にナット110が、下方
にスプリングワッシャ111が供給される。
前記支持ピン31にスプリングワッシャ111とナット110と
の分配が終了すると、ミニテーブル21によりターンテー
ブル26が1/4回転し、次の支持ピン31が供給位置にき
て、前述と同様にしてスプリングワッシャ111とナット1
10とが供給される。このようにして4本の各支持ピン31
に順次スプリングワッシャ111とナット110とが供給され
る。各支持ピン31毎にターンテーブル26を1/4回転づつ
回転させる割り出しは近接スイッチ45と各ドッグ34とに
より行われる。
このようにして分配部3の各支持ピン31に夫々スプリン
グワッシャ111とナット110との取り込みが終了した後、
ハンド部4のエアシリンダ81(第9図)が伸長してベー
スプレート80を下降させる。2点鎖線で示すようにベー
スプレート70が下降して位置決め金具87のガイド部87a
がガイドホルダ23の穴23a内に嵌合すると共にストッパ8
8の端面が当該ガイドホルダ23のストッパ24に当接する
と、当該位置決め金具87が停止する。しかしながら、ベ
ースプレート80はスプリング89を圧縮しながら更に下降
を続け、各ガイド棒91の先端の穴内に対応する各支持ピ
ン31の先端が嵌合した位置でシリンダ81が伸長を停止
し、これによりベースプレート80の下降が停止する。
このとき、各爪96は位置決め金具87の側面(カム面)87
bにより後端を押圧されて回動し、係止部96aがガイド棒
91から離隔して開き、ナット及びスプリングワッシャの
取り込みが可能な状態となる。
次いで、第11図に示すシリンダ40が短縮してスイングア
ーム36の先端を上動させ、ターンテーブル26を上動させ
る。このターンテーブル26の上動と共に各ばね押さえ30
が上動して上面に載置された各スプリングワッシャ111
とナット110とを一体に持ち上げる。一方、各支持ピン3
1は下端のストッパ32をピン押え板35により係止されて
その上動を禁止され、当該位置に保持される。
この結果、当該支持ピン31の先端はばね押さえ30内に取
り残されると共に、当該ばね押さえ30が当該支持ピン31
と係合するガイド棒91の下端に外嵌して、スプリングワ
ッシャ111、ナット110をガイド棒91に遊貫させて上方に
押し上げる。この時ソケット90はナット110により押し
上げられ、ドッグ99(第10図)が近接スイッチ101を作
動させる。これによりナット110とスプリングワッシャ1
11とが共に在ることが確認される。ナット110又はスプ
リングワッシャ111の何れかが無い場合にはソケット90
即ち、ドッグ99の上昇ストロークが異なるために近接ス
イッチ101が作動せず、この時には制御装置が異常を知
らせる。
このようにして各支持ピン31から各ガイド棒91にナット
110とスプリングワッシャ111とが受け渡される。
次いで、ハンド部4のシリンダ81(第9図)が短縮して
ベースプレートが上動し、これに伴い第12図に示すよう
に位置決め金具87のガイド部87aがガイドホルダ23の穴2
3bから抜け出しながらスプリング89により押圧されて下
降して爪96の後端の係止を解除する。これにより当該爪
96が回動してその先端96aがスプリングワッシャ111の下
方に入り込み、これらのスプリングワッシャ111とナッ
ト110とを支持する。これにより、分配部3からハンド
部4にナットとスプリングワッシャとの受け渡しが終了
する。
ハンド部4が分配部3から離隔し、各ガイド棒91がナッ
ト110とスプリングワッシャ111とを受け取った後、シリ
ンダ82(第9図)が伸長して当該ハンド部4を第1図に
示すコンベア9の上方に移動させる。コンベア9上には
第13図に示すようにワーク120上にワーク121が載置され
て嵌合され、各ボルト挿通孔には締め付けボルト125が
下方から挿通され、各ねじ部の先端はワーク121の端面1
21aの上方に突出し、且つ各頭部は図示しないナットラ
ンナのソケットに嵌合されて回転されている。
ハンド部4が当該ワーク上に移動した後、シリンダ81が
伸長してベースプレート80を下降させる。位置決め金具
87はストッパ88の端面がワーク121の端面121aに当接す
ると下降が停止する。この状態において位置決め金具87
のガイド部87aがワーク120の軸孔120a内に嵌合してこれ
らのワーク120、121を係止する。ベースプレート80は位
置決め金具87の停止後も下降し、各ガイド棒91の端面が
対向する各ボルト125の端面に当接する。一方、各ガイ
ド棒91にナット110、スプリングワッシャ111を支持する
各爪96は下降時に位置決め金具87の側面(カム面)87b
により後端を押されて図示のように開く。この結果、ガ
イド棒91に支持されているスプリングワッシャ111、ナ
ット110は当該ガイド棒91から落下して各ボルト125に嵌
合する。
ナット111はソケット90の孔90aの底部に押圧されてボル
ト125のねじ部に押し付けられ、一方、当該ボルト125は
前述したように回転されており、従って、当該ナット11
0はボルト125に螺合し始める。そして、ナット110がボ
ルト125に螺合されるに伴いガイド棒91が当該ボルト125
により押圧されて上動し、これに伴い当該ガイド棒91の
上端に固設されたドッグ100が近接スイッチ102を作動さ
せる。これによりボルト125にナットが螺合されて半掛
けされたことを確認する。このようにして、ワーク12
0、121の各締め付けボルト125にスプリングワッシャ111
とナット110とを供給した後、シリンダ81(第9図)が
短縮してハンド部4が上動してワークから離隔し、次い
で、シリンダ82が短縮して再び分配部3の上方に移動さ
れる。
分配部3はハンド部4がワークにナット110とスプリン
グワッシャ111とを供給している間に各支持ピン31にナ
ット110、スプリングワッシャ111を取り込み待機してい
る。ハンド部4は前述したようにして再びこの分配部3
からナット110とスプリングワッシャ111とを受け取り、
コンベア9により搬送されてくる次のワークに供給す
る。このような動作が繰り返して行われる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、ランダムに投入さ
れているナットとスプリングワッシャとを整理しつつ搬
送通路の上段にナットを、下段にスプリングワッシャを
同時に押し出すパーツフィーダと、所定角度づつ回転さ
れるターンテーブルの周縁に周方向に等間隔で支持ピン
が複数垂直に配設され、各支持ピンにスライドアームに
より前記ナットとスプリングワッシャとを同時に押し出
して重ねて供給し、一時的に支持する分配部と、該分配
部の上方に上下動及び水平方向に移動可能に配設され、
前記各支持ピンに分配されたナットとスプリングワッシ
ャとを受け取り、ワークの各締め付けボルトのねじ部の
上端に供給するハンド部と、これらの分配部とハンド部
とを所定のシーケンスに従って順次制御する制御部とを
備えたので、組立工程における締付ボルトへのスプリン
グワッシャ及びナットの供給作業の効率の向上を図るこ
とができ、特に、ボルトの本数が多くなる程手作業の場
合に較べて大幅な時間短縮を図ることができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るナット及びスプリングワッシャの
自動供給装置の概要を示す平面図、第2図は第1図の分
配部の一実施例を示す一部断面側面図、第3図は第2図
の上面図、第4図は第2図の側面図、第5図は第2図の
矢線V-Vに沿う要部断面図、第6図は第2図のスライド
アームの先端近傍の要部断面図、第7図は第3図のナッ
ト及びスプリングワッシャの供給部分の一部切欠上面
図、第8図は第7図の矢線VIII-VIIIに沿う断面図、第
9図はハンド部の上面図、第10図は第9図の矢線X-Xに
沿う断面図、第11図及び第12図は第10図のハンド部が第
2図の分配部3に取り込んだナット及びスプリングワッ
シャを受け取る時の作動を示す図、第13図は第12図のハ
ンド部が受け取ったナットとスプリングワッシャとをワ
ークに供給する時の作動を示す図である。 1……ナット及びスプリングワッシャの自動供給装置、
2……パーツフィーダ、2a……通路、3……分配部、4
……ハンド部、5……操作盤、9……コンベア、21……
ミニテーブル、22……回転軸、23……ガイドホルダ、26
……ターンテーブル、30……ばね押さえ、31……支持ピ
ン、60……スライドアーム、86……シャフト、87……位
置決め金具、88……ストッパ、90……ソケット、91……
ガイド棒、96……爪、110……ナット、111……スプリン
グワッシャ、120、121……ワーク、125……締付用ボル
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 難波 健志 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)考案者 羽崎 裕一 岡山県倉敷市水島海岸通1丁目1番地 日 本自動車エンジニアリング株式会社岡崎事 業所水島分室内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランダムに投入されているナットとスプリ
    ングワッシャとを整理しつつ搬送通路の上段にナット
    を、下段にスプリングワッシャを同時に押し出すパーツ
    フィーダと、所定角度づつ回転されるターンテーブルの
    周縁に周方向に等間隔で支持ピンが複数垂直に配設さ
    れ、各支持ピンにスライドアームにより前記ナットとス
    プリングワッシャとを同時に押し出して重ねて供給し、
    一時的に支持する分配部と、該分配部の上方に上下動及
    び水平方向に移動可能に配設され、前記各支持ピンに分
    配されたナットとスプリングワッシャとを受け取り、ワ
    ークの各締め付けボルトのねじ部の上端に供給するハン
    ド部と、これらの分配部とハンド部とを所定のシーケン
    スに従って順次制御する制御部とを備えたことを特徴と
    するナット及びスプリングワッシャの自動供給装置。
JP7529688U 1988-06-08 1988-06-08 ナット及びスプリングワッシャの自動供給装置 Expired - Lifetime JPH0637871Y2 (ja)

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