JPH0638098Y2 - 滓鍋用防塵装置 - Google Patents
滓鍋用防塵装置Info
- Publication number
- JPH0638098Y2 JPH0638098Y2 JP13284089U JP13284089U JPH0638098Y2 JP H0638098 Y2 JPH0638098 Y2 JP H0638098Y2 JP 13284089 U JP13284089 U JP 13284089U JP 13284089 U JP13284089 U JP 13284089U JP H0638098 Y2 JPH0638098 Y2 JP H0638098Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- water
- pan
- lid
- dust
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- Furnace Details (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、鉱滓を収容する滓鍋に注水するさいに発生す
る粉塵の飛散を防止する装置に関するものである。
る粉塵の飛散を防止する装置に関するものである。
(ロ)従来技術 鉄鋼工場から排出される脱硫滓等の鉱滓は、有価物を回
収するために滓処理場に送られて処理される。鉱滓は滓
鍋に収容されて運搬されるが、鉱滓中に含まれるグラフ
ァイト等の粉塵が飛散して作業環境を害するのを防ぐた
め、滓鍋内に注水して鉱滓を湿潤状態にしてから滓処理
場へと送られるようにしている。
収するために滓処理場に送られて処理される。鉱滓は滓
鍋に収容されて運搬されるが、鉱滓中に含まれるグラフ
ァイト等の粉塵が飛散して作業環境を害するのを防ぐた
め、滓鍋内に注水して鉱滓を湿潤状態にしてから滓処理
場へと送られるようにしている。
従来、鉱滓は無蓋状態の滓鍋で滓処理場まで運搬されて
いた。滓鍋内に注水されて鉱滓が完全に湿潤化した後は
粉塵が飛散するおそれはないが、注水前、特に注水時に
はその可能性があった。すなわち、鉱滓は滓鍋内に山の
ように盛られた状態で収容されるので、注水開始時の水
圧による力を受けて鉱滓の山は連鎖的に崩れてゆき、中
に含まれたグラファイト等の粉塵が上昇蒸気流に乗って
周囲に飛散するおそれがあった。
いた。滓鍋内に注水されて鉱滓が完全に湿潤化した後は
粉塵が飛散するおそれはないが、注水前、特に注水時に
はその可能性があった。すなわち、鉱滓は滓鍋内に山の
ように盛られた状態で収容されるので、注水開始時の水
圧による力を受けて鉱滓の山は連鎖的に崩れてゆき、中
に含まれたグラファイト等の粉塵が上昇蒸気流に乗って
周囲に飛散するおそれがあった。
鉱滓処理における粉塵飛散を防止する方法として、滓鍋
内に注水する考え方はあった(特開昭61-24986号公
報)。しかし、この方法も注水時の粉塵飛散を防止する
ことはできない。
内に注水する考え方はあった(特開昭61-24986号公
報)。しかし、この方法も注水時の粉塵飛散を防止する
ことはできない。
注水以外の方法として、建屋内排滓方法、局所集塵対策
等が提案されている。しかし、これらは設置スペース、
設備費用、保守工数費用等の点で問題があり、簡便な方
法とはいえない。
等が提案されている。しかし、これらは設置スペース、
設備費用、保守工数費用等の点で問題があり、簡便な方
法とはいえない。
そこで、本出願人は、注水口に邪魔板を設けた滓鍋用蓋
(実開昭63-42378号)や、注水・排気を兼ねたダクトを
備えた滓鍋用蓋(実願平1-24213号)を提案した。
(実開昭63-42378号)や、注水・排気を兼ねたダクトを
備えた滓鍋用蓋(実願平1-24213号)を提案した。
これらの滓鍋用蓋は防塵効果があるが、その後のテスト
の結果、注水による鍋蓋内蒸気圧力上昇によるフィルタ
の跳ね上り等の問題があることがわかり、安全性に一部
問題を残している。
の結果、注水による鍋蓋内蒸気圧力上昇によるフィルタ
の跳ね上り等の問題があることがわかり、安全性に一部
問題を残している。
(ハ)考案が解決しようとする課題 本考案が解決しようとする課題は、滓鍋内注水時の発塵
を簡便な装置によって安全に防止することにある。
を簡便な装置によって安全に防止することにある。
(ニ)課題解決するための手段 本考案の滓鍋用防塵装置は、金網を張った蓋の上部に散
水ノズルを一体に取り付けた蓋ユニットと、該蓋ユニッ
トを滓鍋に着脱する駆動ユニットからなる手段によっ
て、上記課題を解決している。
水ノズルを一体に取り付けた蓋ユニットと、該蓋ユニッ
トを滓鍋に着脱する駆動ユニットからなる手段によっ
て、上記課題を解決している。
滓鍋内に直接送水する配管をさらに設けることもでき
る。
る。
前記金網を5〜30メッシュの範囲に設定することが好ま
しい。
しい。
前記散水ノズルからの散水量を0.1〜2m3/H・m2の範囲
に設定することが好ましい。
に設定することが好ましい。
(ホ)作用 本考案の滓鍋用防塵装置は、製鋼工場において鉱滓を滓
鍋内に投入し、注水場まで運搬し、そこで鍋蓋を装着し
た後注水および散水を行い、鍋蓋を取り去ってから滓処
理場まで運搬する。
鍋内に投入し、注水場まで運搬し、そこで鍋蓋を装着し
た後注水および散水を行い、鍋蓋を取り去ってから滓処
理場まで運搬する。
散水時、鍋蓋の金網がグラファイト等の粉塵の飛散を防
止する。
止する。
(ヘ)実施例 第1図から第5図までを参照して、本考案の滓鍋用防塵
装置の実施例について説明する。
装置の実施例について説明する。
本考案の滓鍋用防塵装置は、第1図から第3図までに示
す。
す。
滓鍋2の上面全体を覆う蓋12は、その大部分を金網11を
張って構成している。蓋12の上方には、滓鍋2内に均一
に散水できる様に格子状に配置した多数の散水ノズル13
を蓋12に一体に取り付けて、蓋ユニット1を構成してい
る。蓋ユニット1は、滓鍋2に対してシリンダー等の昇
降装置により昇降可能に、又、昇降装置を前後進可能に
滓鍋2をまたいで設けた門型架台にモーター等の駆動装
置からなる駆動ユニット3を構成する。
張って構成している。蓋12の上方には、滓鍋2内に均一
に散水できる様に格子状に配置した多数の散水ノズル13
を蓋12に一体に取り付けて、蓋ユニット1を構成してい
る。蓋ユニット1は、滓鍋2に対してシリンダー等の昇
降装置により昇降可能に、又、昇降装置を前後進可能に
滓鍋2をまたいで設けた門型架台にモーター等の駆動装
置からなる駆動ユニット3を構成する。
内部に鉱滓5が収容された滓鍋2は、台車4によって運
搬され、本考案の滓鍋用防塵装置により散水される。
又、ここで、ある程度散水され、粉塵量が発生しない時
機を見はからって、直接送水する配管6より滓鍋2内に
給水し、急冷却することも可能になっている。
搬され、本考案の滓鍋用防塵装置により散水される。
又、ここで、ある程度散水され、粉塵量が発生しない時
機を見はからって、直接送水する配管6より滓鍋2内に
給水し、急冷却することも可能になっている。
次に、本考案の滓鍋用防塵装置の動作について説明す
る。
る。
グラファイト等を含んだ鉱滓5を一杯に積載した滓鍋2
が湿潤化のために注水設備位置に運搬されて来る。
が湿潤化のために注水設備位置に運搬されて来る。
この注水時には、従来蓋等がないため、粉塵が飛散す
る。本考案の装置では蓋ユニット1に金網11を設けてい
るので、上部から散水ノズル13からの散水が可能であ
る。
る。本考案の装置では蓋ユニット1に金網11を設けてい
るので、上部から散水ノズル13からの散水が可能であ
る。
配管6からは滓鍋2内に直接に注水することができる。
この注水により、散水ノズル13からの散水時間を短縮す
ることができる。
この注水により、散水ノズル13からの散水時間を短縮す
ることができる。
散水ノズル13は、120度程度の噴射角度をもち、滓鍋2
内全体に散水できるようになっている。
内全体に散水できるようになっている。
蓋ユニット1は、駆動ユニット3によって前後進、昇降
移動されて滓鍋2に着脱される。位置制御は、慣用のリ
ミットスイッチ等によって行われる。安全および作業性
を考慮して、遠隔操作もできる。
移動されて滓鍋2に着脱される。位置制御は、慣用のリ
ミットスイッチ等によって行われる。安全および作業性
を考慮して、遠隔操作もできる。
上記スプレ水量と粉塵漏れ量比を第4図に示す。水量を
増すほど漏れ粉塵は少なくなることがわかる。
増すほど漏れ粉塵は少なくなることがわかる。
周辺地域までの距離および作業環境条件により、要求条
件は異なるが、水量0.1〜2m3/H・m2の範囲が適当であ
る。ここで、粉塵漏れ量比とは、滓鍋直上で粘着テープ
に粉塵を採取し、1cm2内に直径1mm以上が1〜2個ある
状態を1とする。
件は異なるが、水量0.1〜2m3/H・m2の範囲が適当であ
る。ここで、粉塵漏れ量比とは、滓鍋直上で粘着テープ
に粉塵を採取し、1cm2内に直径1mm以上が1〜2個ある
状態を1とする。
金網メッシュと粉塵漏れ量比との関係を第5図に示す。
テストの結果、5〜30メッシュの範囲が適当である。す
なわち、5メッシュ以下では網目が粗すぎて防塵効果が
なく、30メッシュ以上では細かすぎてそれ以上の効果が
得られず、散水に支障を来たす。
テストの結果、5〜30メッシュの範囲が適当である。す
なわち、5メッシュ以下では網目が粗すぎて防塵効果が
なく、30メッシュ以上では細かすぎてそれ以上の効果が
得られず、散水に支障を来たす。
(ト)効果 本考案によれば、従来の無対策滓鍋における発塵を約98
%以上減少することができる。本考案の装置はグラファ
イト粉塵の飛散防止に大きな効果があり、作業環境の改
善、公害防止に大きな効果を発揮する。
%以上減少することができる。本考案の装置はグラファ
イト粉塵の飛散防止に大きな効果があり、作業環境の改
善、公害防止に大きな効果を発揮する。
第1図は本考案の滓鍋用防塵装置の側面図。第2図は第
1図のII-II線からみた正面図。第3図は滓鍋の拡大縦
断面図。第4図はスプレ水量と粉塵漏れ量比との関係を
示すグラフ。第5図は金網メッシュと粉塵漏れ量比との
関係を示すグラフ。 1:蓋ユニット、2:滓鍋 3:駆動4ユニット、4:台車 5:鉱滓、11:金網 12:蓋、13:散水ノズル
1図のII-II線からみた正面図。第3図は滓鍋の拡大縦
断面図。第4図はスプレ水量と粉塵漏れ量比との関係を
示すグラフ。第5図は金網メッシュと粉塵漏れ量比との
関係を示すグラフ。 1:蓋ユニット、2:滓鍋 3:駆動4ユニット、4:台車 5:鉱滓、11:金網 12:蓋、13:散水ノズル
Claims (4)
- 【請求項1】金網を張った蓋の上部に散水ノズルを一体
に取り付けた蓋ユニットと、該蓋ユニットを滓鍋に着脱
する駆動ユニットからなる滓鍋用防塵装置。 - 【請求項2】滓鍋内に直接送水する配管をさらに設けた
ことを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】前記金網を5〜30メッシュの範囲に設定す
ることを特徴とした請求項1または2記載の装置。 - 【請求項4】前記散水ノズルからの散水量を0.1〜2m3/
H・m2の範囲に設定することを特徴とした請求項1また
は2記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13284089U JPH0638098Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 滓鍋用防塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13284089U JPH0638098Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 滓鍋用防塵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0370243U JPH0370243U (ja) | 1991-07-15 |
| JPH0638098Y2 true JPH0638098Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31680273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13284089U Expired - Lifetime JPH0638098Y2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | 滓鍋用防塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638098Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP13284089U patent/JPH0638098Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0370243U (ja) | 1991-07-15 |
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