JPH0638174A - 信号復調装置 - Google Patents
信号復調装置Info
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- JPH0638174A JPH0638174A JP4200399A JP20039992A JPH0638174A JP H0638174 A JPH0638174 A JP H0638174A JP 4200399 A JP4200399 A JP 4200399A JP 20039992 A JP20039992 A JP 20039992A JP H0638174 A JPH0638174 A JP H0638174A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハイビジョン方式のビデオ信号をMUSE方
式で記録したビデオディスクを再生する場合において、
パイロット信号によるビート妨害を抑制する。 【構成】 ビデオディスク11には、ハイビジョン方式
のビデオ信号がMUSE方式の信号として記録されてい
る。バンドパスフィルタ14は、光学ヘッド13が出力
するRF信号からFM信号を抽出し、加算器15に出力
する。また、バンドパスフィルタ16は、パイロット信
号fPを抽出する。このパイロット信号fPは、移相回路
17により逆相にされ、レベル調整回路18によりその
レベルが2倍に調整されて、加算器15に供給され、バ
ンドパスフィルタ14より供給される信号と加算され
る。その結果、加算器15の出力において、パイロット
信号成分によるレベル変化は残るが、位相変化はなくな
る。そこでリミッタ19により、このレベル変化を除去
することにより、パイロット信号に起因するビート妨害
を抑制することができる。
式で記録したビデオディスクを再生する場合において、
パイロット信号によるビート妨害を抑制する。 【構成】 ビデオディスク11には、ハイビジョン方式
のビデオ信号がMUSE方式の信号として記録されてい
る。バンドパスフィルタ14は、光学ヘッド13が出力
するRF信号からFM信号を抽出し、加算器15に出力
する。また、バンドパスフィルタ16は、パイロット信
号fPを抽出する。このパイロット信号fPは、移相回路
17により逆相にされ、レベル調整回路18によりその
レベルが2倍に調整されて、加算器15に供給され、バ
ンドパスフィルタ14より供給される信号と加算され
る。その結果、加算器15の出力において、パイロット
信号成分によるレベル変化は残るが、位相変化はなくな
る。そこでリミッタ19により、このレベル変化を除去
することにより、パイロット信号に起因するビート妨害
を抑制することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばハイビジョン方
式のビデオ信号がミューズ(MUSE)方式で記録され
たビデオディスクを再生するビデオディスクプレーヤに
用いて好適な信号復調装置に関する。
式のビデオ信号がミューズ(MUSE)方式で記録され
たビデオディスクを再生するビデオディスクプレーヤに
用いて好適な信号復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、ハイビジョン方式のビデオ信号
をMUSE方式の信号として、ビデオディスクに記録す
る記録装置の構成例を示している。FM変調器51は、
入力されたビデオ信号を12.5MHzのキャリアで周
波数変調し、FM信号fCとして加算器52に出力す
る。このFM信号fCの周波数偏移は±1.9MHzと
され、黒レベルは10.6(=12.5−1.9)MH
zの周波数にされ、白レベルは14.4(=12.5+
1.9)MHzの周波数とされる。加算器52には、ま
た、TBC(時間軸誤差補正)、サーボなどに用いられ
る、2.3MHz(=fH×135/2(fHは水平走査
周波数))のパイロット信号f1が供給されている。加
算器52は、このFM信号fCとパイロット信号f1を加
算し、リミッタ53に出力する。リミッタ53は、入力
された信号のレベルを所定のレベルに制限する。リミッ
タ53より出力された信号が、図示せぬビデオディスク
に供給され、記録されることになる。
をMUSE方式の信号として、ビデオディスクに記録す
る記録装置の構成例を示している。FM変調器51は、
入力されたビデオ信号を12.5MHzのキャリアで周
波数変調し、FM信号fCとして加算器52に出力す
る。このFM信号fCの周波数偏移は±1.9MHzと
され、黒レベルは10.6(=12.5−1.9)MH
zの周波数にされ、白レベルは14.4(=12.5+
1.9)MHzの周波数とされる。加算器52には、ま
た、TBC(時間軸誤差補正)、サーボなどに用いられ
る、2.3MHz(=fH×135/2(fHは水平走査
周波数))のパイロット信号f1が供給されている。加
算器52は、このFM信号fCとパイロット信号f1を加
算し、リミッタ53に出力する。リミッタ53は、入力
された信号のレベルを所定のレベルに制限する。リミッ
タ53より出力された信号が、図示せぬビデオディスク
に供給され、記録されることになる。
【0003】図6は、このようにしてビデオディスクに
記録された信号のアロケーションを示している。
記録された信号のアロケーションを示している。
【0004】ところで、このようにFM信号(メインキ
ャリア)fCにパイロット信号f1を加算した信号のレベ
ルを、リミッタ53により制限すると、下サイドバンド
fPと上サイドバンドfP +が発生する。即ち、図7
(a)に示すように、FM信号fCにパイロット信号f1
を加算した場合、パイロット信号f1の位相変化に対応
して、パイロット信号f1に対応するベクトルF1が、F
M信号fCに対応するベクトルFCの先端を中心として回
転することになる。その結果、この混合信号は、位相的
(周波数的)変化(FM成分)のみならず、振幅的変化
(AM成分)も有することになる。
ャリア)fCにパイロット信号f1を加算した信号のレベ
ルを、リミッタ53により制限すると、下サイドバンド
fPと上サイドバンドfP +が発生する。即ち、図7
(a)に示すように、FM信号fCにパイロット信号f1
を加算した場合、パイロット信号f1の位相変化に対応
して、パイロット信号f1に対応するベクトルF1が、F
M信号fCに対応するベクトルFCの先端を中心として回
転することになる。その結果、この混合信号は、位相的
(周波数的)変化(FM成分)のみならず、振幅的変化
(AM成分)も有することになる。
【0005】これに対して、図7(b)に示すように、
この混合信号の振幅を所定のレベルに制限すると、ベク
トルF1は、下サイドバンドfPに対応するベクトルFP
と、上サイドバンドfP +に対応するベクトルFP +との合
成ベクトルとなる。このベクトルFPとFP +が位相の変
化に対応して回転したとしても、ベクトルF1は回転せ
ず、その長さがベクトルFCと垂直な方向に長くなった
り、短くなったりして変化するだけとなる。このとき、
ベクトルFPとFP +の振幅は、ベクトルF1の1/2とな
る。そしてビデオディスクには、正確には、この下サイ
ドバンドfPがパイロット信号として記録されるだけで
なく、上サイドバンドfP +も同時に記録されることにな
る。
この混合信号の振幅を所定のレベルに制限すると、ベク
トルF1は、下サイドバンドfPに対応するベクトルFP
と、上サイドバンドfP +に対応するベクトルFP +との合
成ベクトルとなる。このベクトルFPとFP +が位相の変
化に対応して回転したとしても、ベクトルF1は回転せ
ず、その長さがベクトルFCと垂直な方向に長くなった
り、短くなったりして変化するだけとなる。このとき、
ベクトルFPとFP +の振幅は、ベクトルF1の1/2とな
る。そしてビデオディスクには、正確には、この下サイ
ドバンドfPがパイロット信号として記録されるだけで
なく、上サイドバンドfP +も同時に記録されることにな
る。
【0006】ところで、FM信号fCの周波数が、例え
ば、10.6MHzである場合(即ち、黒っぽい画像で
ある場合)、パイロット信号fPとの混合信号の周波数
アロケーションは図8に示すようになる。これをリミッ
タ53に通すと、図9に示すように、メインキャリアと
しての周波数fC(=10.6MHz)より、周波数fC
とパイロット信号fPとの差である8.3(=10.6
−2.3)MHzだけ高い周波数18.9(=10.6
+8.3)MHzの位置に、上サイドバンドfP +が発生
する。この上サイドバンドfP +は、下サイドバンドfP
に対して逆相となる。
ば、10.6MHzである場合(即ち、黒っぽい画像で
ある場合)、パイロット信号fPとの混合信号の周波数
アロケーションは図8に示すようになる。これをリミッ
タ53に通すと、図9に示すように、メインキャリアと
しての周波数fC(=10.6MHz)より、周波数fC
とパイロット信号fPとの差である8.3(=10.6
−2.3)MHzだけ高い周波数18.9(=10.6
+8.3)MHzの位置に、上サイドバンドfP +が発生
する。この上サイドバンドfP +は、下サイドバンドfP
に対して逆相となる。
【0007】図10は、MUSE信号のベースバンドの
周波数帯域を示している。同図に示すように、MUSE
方式の周波数帯域は約8.1MHzまでの範囲を有して
いる。これに対して、メインキャリア(FM信号)fC
とパイロット信号fPの周波数差に対応して発生するビ
ート妨害波の周波数は、8.3(=10.6−2.3)
MHzとなる。即ち、この妨害波は、MUSE方式の周
波数帯域に近い位置にあるため、画面上においてビート
状のノイズとして現れる。メインキャリアfCの周波数
が14.4MHzに近い場合(即ち、明るい画面である
場合)、ビート妨害が発生する周波数は、12.1(=
14.4−2.3)MHzとなり、MUSE方式の周波
数帯域8.1MHzよりかなり大きくなるため、ビート
妨害はあまり目立たなくなる。即ち、ビート妨害は、暗
い画面のときに特に目立つことになる。
周波数帯域を示している。同図に示すように、MUSE
方式の周波数帯域は約8.1MHzまでの範囲を有して
いる。これに対して、メインキャリア(FM信号)fC
とパイロット信号fPの周波数差に対応して発生するビ
ート妨害波の周波数は、8.3(=10.6−2.3)
MHzとなる。即ち、この妨害波は、MUSE方式の周
波数帯域に近い位置にあるため、画面上においてビート
状のノイズとして現れる。メインキャリアfCの周波数
が14.4MHzに近い場合(即ち、明るい画面である
場合)、ビート妨害が発生する周波数は、12.1(=
14.4−2.3)MHzとなり、MUSE方式の周波
数帯域8.1MHzよりかなり大きくなるため、ビート
妨害はあまり目立たなくなる。即ち、ビート妨害は、暗
い画面のときに特に目立つことになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで従来において
は、ビデオディスクから再生されたRF信号から2.3
MHzの周波数帯域のパイロット信号(下サイドバン
ド)fPを除去した後、メインキャリアfCをFM復調す
るようにしていた。しかしながら、上述したように、ビ
デオディスクには上サイドバンドfP +が含んで記録され
ているため、下サイドバンドfPを除去したとしても、
ビート成分を充分抑制することができない課題があっ
た。
は、ビデオディスクから再生されたRF信号から2.3
MHzの周波数帯域のパイロット信号(下サイドバン
ド)fPを除去した後、メインキャリアfCをFM復調す
るようにしていた。しかしながら、上述したように、ビ
デオディスクには上サイドバンドfP +が含んで記録され
ているため、下サイドバンドfPを除去したとしても、
ビート成分を充分抑制することができない課題があっ
た。
【0009】また、上サイドバンドfP +を除こうとして
も、この周波数はメインキャリアfCの周波数に依存す
るため、一定ではなく、除去することが困難である。さ
らにまた、8.3MHz近傍の妨害波自体を除去するこ
とは、その周波数帯域がMUSE方式の本来の信号周波
数帯域に近いため、これも困難である。
も、この周波数はメインキャリアfCの周波数に依存す
るため、一定ではなく、除去することが困難である。さ
らにまた、8.3MHz近傍の妨害波自体を除去するこ
とは、その周波数帯域がMUSE方式の本来の信号周波
数帯域に近いため、これも困難である。
【0010】このようなことから、従来、パイロット信
号による妨害波を充分抑制することが困難であった。
号による妨害波を充分抑制することが困難であった。
【0011】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、パイロット信号によるビート妨害を効果的
に抑制することができるようにするものである。
ものであり、パイロット信号によるビート妨害を効果的
に抑制することができるようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の信号復調装置
は、パイロット信号とFM信号とを含む伝送信号から、
FM信号を復調する信号復調装置において、伝送信号か
らパイロット信号を分離する分離手段としてのバンドパ
スフィルタ16と、バンドパスフィルタ16により分離
されたパイロット信号の位相を逆相にするとともに、そ
のレベルを2倍に調整する調整手段としての移相回路1
7およびレベル調整回路18と、レベル調整回路18の
出力を、伝送信号に加算する加算手段としての加算器1
5と、加算器15の出力のレベルを制限する制限手段と
してのリミッタ19と、リミッタ19の出力をFM復調
する復調手段としてのFM復調器20とを備えることを
特徴とする。
は、パイロット信号とFM信号とを含む伝送信号から、
FM信号を復調する信号復調装置において、伝送信号か
らパイロット信号を分離する分離手段としてのバンドパ
スフィルタ16と、バンドパスフィルタ16により分離
されたパイロット信号の位相を逆相にするとともに、そ
のレベルを2倍に調整する調整手段としての移相回路1
7およびレベル調整回路18と、レベル調整回路18の
出力を、伝送信号に加算する加算手段としての加算器1
5と、加算器15の出力のレベルを制限する制限手段と
してのリミッタ19と、リミッタ19の出力をFM復調
する復調手段としてのFM復調器20とを備えることを
特徴とする。
【0013】バンドパスフィルタ16には、PLL回路
32を接続することができる。また、このPLL回路3
2の出力を利用して、FM復調器20の出力の時間軸誤
差を補正する補正手段としてのTBC回路22をさらに
設けることができる。さらに、パイロット信号の周波数
は、約2.3MHzとすることができる。
32を接続することができる。また、このPLL回路3
2の出力を利用して、FM復調器20の出力の時間軸誤
差を補正する補正手段としてのTBC回路22をさらに
設けることができる。さらに、パイロット信号の周波数
は、約2.3MHzとすることができる。
【0014】
【作用】上記構成の信号復調装置においては、パイロッ
ト信号の位相に対して逆相で、そのレベルが2倍に調整
された信号が伝送信号に加算される。その結果、パイロ
ット信号を効果的に抑制することが可能となる。
ト信号の位相に対して逆相で、そのレベルが2倍に調整
された信号が伝送信号に加算される。その結果、パイロ
ット信号を効果的に抑制することが可能となる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の信号復調装置を応用したビ
デオディスクプレーヤの一実施例の構成を示すブロック
図である。ビデオディスク11には、ハイビジョン方式
のビデオ信号がMUSE方式のビデオ信号として記録さ
れている。このビデオディスク11は、スピンドルモー
タ12により回転されるようになされている。光学ヘッ
ド13は、ビデオディスク11にレーザ光を照射し、そ
の反射光からビデオディスク11に記録されている信号
を再生する。
デオディスクプレーヤの一実施例の構成を示すブロック
図である。ビデオディスク11には、ハイビジョン方式
のビデオ信号がMUSE方式のビデオ信号として記録さ
れている。このビデオディスク11は、スピンドルモー
タ12により回転されるようになされている。光学ヘッ
ド13は、ビデオディスク11にレーザ光を照射し、そ
の反射光からビデオディスク11に記録されている信号
を再生する。
【0016】光学ヘッド13が出力するRF信号は、バ
ンドパスフィルタ(BPF)14と16に供給されてい
る。BPF14は、入力された信号のうち、12.5M
Hzを中心とする周波数帯域の信号(メインキャリアf
C)を抽出し、加算器15に出力している。また、BP
F16は、2.3MHzのパイロット信号fPを分離
し、移相回路17に出力している。移相回路17は、入
力されるパイロット信号fPの位相を逆相とし、レベル
調整回路18に出力している。レベル調整回路18は、
移相回路17より入力されたパイロット信号のレベルを
2倍のレベルに調整して、加算器15に出力している。
ンドパスフィルタ(BPF)14と16に供給されてい
る。BPF14は、入力された信号のうち、12.5M
Hzを中心とする周波数帯域の信号(メインキャリアf
C)を抽出し、加算器15に出力している。また、BP
F16は、2.3MHzのパイロット信号fPを分離
し、移相回路17に出力している。移相回路17は、入
力されるパイロット信号fPの位相を逆相とし、レベル
調整回路18に出力している。レベル調整回路18は、
移相回路17より入力されたパイロット信号のレベルを
2倍のレベルに調整して、加算器15に出力している。
【0017】加算器15は、BPF14の出力(メイン
キャリアfC、パイロット信号(下サイドバンド)fPお
よび上サイドバンドfP +の混合信号)とレベル調整回路
18の出力とを加算し、リミッタ19に出力している。
リミッタ19は、加算器15より入力された信号のレベ
ルを所定の範囲のレベルに制限した後、FM復調器20
に供給している。FM復調器20は、リミッタ19より
供給された信号をFM復調し、ローパスフィルタ(LP
F)21を介して時間軸誤差補正(TBC)回路22に
出力している。
キャリアfC、パイロット信号(下サイドバンド)fPお
よび上サイドバンドfP +の混合信号)とレベル調整回路
18の出力とを加算し、リミッタ19に出力している。
リミッタ19は、加算器15より入力された信号のレベ
ルを所定の範囲のレベルに制限した後、FM復調器20
に供給している。FM復調器20は、リミッタ19より
供給された信号をFM復調し、ローパスフィルタ(LP
F)21を介して時間軸誤差補正(TBC)回路22に
出力している。
【0018】次に、その動作について説明する。光学ヘ
ッド13がビデオディスク11を再生し、出力するRF
信号は、BPF14と16に供給される。このうち、メ
インキャリア(FM信号)fCを含む、それより低い周
波数帯域の信号は、BPF14により抽出され、加算器
15に供給される。これに対して、パイロット信号fP
は、BPF16により抽出され、移相回路17に供給さ
れる。移相回路17は、入力されたパイロット信号fP
の位相を180度反転して(逆相にして)、レベル調整
回路18に出力する。レベル調整回路18は、入力され
た逆相のパイロット信号−fPのレベルを2倍に調整し
て、加算器15に出力する。加算器15は、BPF14
より入力された信号と、レベル調整回路18より入力さ
れた、逆相で2倍のレベルのパイロット信号2(−
fP)を加算し、リミッタ19に出力する。リミッタ1
9は、加算器15より入力された信号のレベルを所定の
レベルに制限する。
ッド13がビデオディスク11を再生し、出力するRF
信号は、BPF14と16に供給される。このうち、メ
インキャリア(FM信号)fCを含む、それより低い周
波数帯域の信号は、BPF14により抽出され、加算器
15に供給される。これに対して、パイロット信号fP
は、BPF16により抽出され、移相回路17に供給さ
れる。移相回路17は、入力されたパイロット信号fP
の位相を180度反転して(逆相にして)、レベル調整
回路18に出力する。レベル調整回路18は、入力され
た逆相のパイロット信号−fPのレベルを2倍に調整し
て、加算器15に出力する。加算器15は、BPF14
より入力された信号と、レベル調整回路18より入力さ
れた、逆相で2倍のレベルのパイロット信号2(−
fP)を加算し、リミッタ19に出力する。リミッタ1
9は、加算器15より入力された信号のレベルを所定の
レベルに制限する。
【0019】以上の動作を図2を参照して、さらに説明
する。上述したように、光学ヘッド13により、ビデオ
ディスク11より再生された信号に含まれるメインキャ
リアfCと、下サイドバンドfPおよび上サイドバンドf
P +との位相関係は、図2(a)に示すようになってい
る。BPF16により、このうち下サイドバンドfPが
分離される。そして移相回路17により逆相のパイロッ
ト信号−fPが生成され、さらにレベル調整回路18に
より、そのレベルが2倍に調整されて、パイロット信号
2(−fP)が生成される。これが加算器15におい
て、BPF14より供給される下サイドバンドfPと加
算され(図2(b))、加算器15より出力される信号
は、図2(c)に示すようになる。
する。上述したように、光学ヘッド13により、ビデオ
ディスク11より再生された信号に含まれるメインキャ
リアfCと、下サイドバンドfPおよび上サイドバンドf
P +との位相関係は、図2(a)に示すようになってい
る。BPF16により、このうち下サイドバンドfPが
分離される。そして移相回路17により逆相のパイロッ
ト信号−fPが生成され、さらにレベル調整回路18に
より、そのレベルが2倍に調整されて、パイロット信号
2(−fP)が生成される。これが加算器15におい
て、BPF14より供給される下サイドバンドfPと加
算され(図2(b))、加算器15より出力される信号
は、図2(c)に示すようになる。
【0020】即ち、メインキャリアfCのベクトルFCの
先端において、逆相の下サイドバンド−fPに対応する
ベクトル−FPと、上サイドバンドfP +に対応するベク
トルFP +が位相変化に対応して、相互に逆方向に回転す
ることになる。その結果、合成ベクトルは、ベクトルF
Cの先端の位置が、図中左右方向に変化するものとな
る。即ち、FM成分が除去され、AM成分だけとなる。
そこで、この図2(c)に示す信号をリミッタ19によ
り所定のレベルに制限することにより、図2(d)に示
すパイロット信号成分を完全に除去したメインキャリア
(FM信号)fCを得ることができる。
先端において、逆相の下サイドバンド−fPに対応する
ベクトル−FPと、上サイドバンドfP +に対応するベク
トルFP +が位相変化に対応して、相互に逆方向に回転す
ることになる。その結果、合成ベクトルは、ベクトルF
Cの先端の位置が、図中左右方向に変化するものとな
る。即ち、FM成分が除去され、AM成分だけとなる。
そこで、この図2(c)に示す信号をリミッタ19によ
り所定のレベルに制限することにより、図2(d)に示
すパイロット信号成分を完全に除去したメインキャリア
(FM信号)fCを得ることができる。
【0021】このようにして得られたリミッタ19の出
力fCをFM復調器20に入力し、FM復調すれば、パ
イロット信号成分によるビート妨害が殆んど完全に抑制
される。FM復調器20によりFM復調された信号は、
LPF21により不要な高周波成分が除去された後、T
BC回路22に入力され、時間軸誤差が補正される。そ
して、時間軸誤差が補正された信号が、図示せぬCRT
などに出力され、表示されることになる。
力fCをFM復調器20に入力し、FM復調すれば、パ
イロット信号成分によるビート妨害が殆んど完全に抑制
される。FM復調器20によりFM復調された信号は、
LPF21により不要な高周波成分が除去された後、T
BC回路22に入力され、時間軸誤差が補正される。そ
して、時間軸誤差が補正された信号が、図示せぬCRT
などに出力され、表示されることになる。
【0022】図3は、図1の各部におけるエネルギース
ペクトラムを示している。図3(a)は、光学ヘッド1
3が出力するRF信号の周波数スペクトラムを示してい
る。同図に示すように、この信号には、−22dBで
2.28MHz(=約2.3MHz)の下サイドバンド
と、−33dBで18.9MHzの上サイドバンドが含
まれている。
ペクトラムを示している。図3(a)は、光学ヘッド1
3が出力するRF信号の周波数スペクトラムを示してい
る。同図に示すように、この信号には、−22dBで
2.28MHz(=約2.3MHz)の下サイドバンド
と、−33dBで18.9MHzの上サイドバンドが含
まれている。
【0023】また、図3(b)は、リミッタ19の出力
における周波数スペクトラムを示しており、図3(c)
は、TBC回路22の出力の周波数スペクトラムを示し
ている。図3(b)に示すように、下サイドバンドのレ
ベルが、レベル調整回路18の出力を加算器15におい
て加算しない場合、−34dBであるところ、この加算
を行うと、−47dBになっている。同様に、上サイド
バンドのレベルが、レベル調整回路18の出力を加算器
15において加算しない場合、−37dBであるとこ
ろ、この加算を行うと、−48dBに減衰している。さ
らに、図3(c)においては、8.3MHzのビート妨
害成分のレベルが、レベル調整回路18の出力を加算器
15により加算した場合、加算しない場合に比べ、14
dBだけ減衰していることが判る。
における周波数スペクトラムを示しており、図3(c)
は、TBC回路22の出力の周波数スペクトラムを示し
ている。図3(b)に示すように、下サイドバンドのレ
ベルが、レベル調整回路18の出力を加算器15におい
て加算しない場合、−34dBであるところ、この加算
を行うと、−47dBになっている。同様に、上サイド
バンドのレベルが、レベル調整回路18の出力を加算器
15において加算しない場合、−37dBであるとこ
ろ、この加算を行うと、−48dBに減衰している。さ
らに、図3(c)においては、8.3MHzのビート妨
害成分のレベルが、レベル調整回路18の出力を加算器
15により加算した場合、加算しない場合に比べ、14
dBだけ減衰していることが判る。
【0024】図4は、本発明のビデオディスクプレーヤ
の第2の実施例を示すブロック図であり、図1における
場合と対応する部分には同一の符号を付してある。この
実施例においては、バンドパスフィルタ(BPF)16
の出力がリミッタ31を介してPLL回路32に入力さ
れている。PLL回路32は、リミッタ31より入力さ
れる信号と分周回路44の出力の位相を比較し、その位
相誤差を出力する位相比較回路41と、位相比較回路4
1の出力の低域成分を抽出するローパスフィルタ(LP
F)42と、LPF42の出力に対応してクロックを発
生する電圧制御発振器(VCO)43と、VCO43の
出力を1/12に分周して、位相比較回路41と移相回
路17に出力する分周回路44とにより構成されてい
る。そしてVCO43の出力がTBC回路22にも供給
されている。その他の構成は、図1における場合と同様
である。
の第2の実施例を示すブロック図であり、図1における
場合と対応する部分には同一の符号を付してある。この
実施例においては、バンドパスフィルタ(BPF)16
の出力がリミッタ31を介してPLL回路32に入力さ
れている。PLL回路32は、リミッタ31より入力さ
れる信号と分周回路44の出力の位相を比較し、その位
相誤差を出力する位相比較回路41と、位相比較回路4
1の出力の低域成分を抽出するローパスフィルタ(LP
F)42と、LPF42の出力に対応してクロックを発
生する電圧制御発振器(VCO)43と、VCO43の
出力を1/12に分周して、位相比較回路41と移相回
路17に出力する分周回路44とにより構成されてい
る。そしてVCO43の出力がTBC回路22にも供給
されている。その他の構成は、図1における場合と同様
である。
【0025】即ち、この実施例においては、BPF16
により抽出されたパイロット信号がリミッタ31を介し
てPLL回路32に入力され、これに同期したパイロッ
ト信号が新たに生成されている。その結果、パイロット
信号がドロップアウトにより欠落したり、そのレベルに
変動があったような場合においても、安定した位相とレ
ベルのパイロット信号を移相回路17に供給することが
可能となる。従って、図1の実施例にくらべて、S/N
を向上させることが可能となる。尚、TBC回路22に
は、本来、再生信号に同期したクロックを供給する必要
があるため、そのためのPLLを共用すれば、特別に回
路構成を追加する必要がなくなり、コストの増加をまね
かなくて済むことになる。
により抽出されたパイロット信号がリミッタ31を介し
てPLL回路32に入力され、これに同期したパイロッ
ト信号が新たに生成されている。その結果、パイロット
信号がドロップアウトにより欠落したり、そのレベルに
変動があったような場合においても、安定した位相とレ
ベルのパイロット信号を移相回路17に供給することが
可能となる。従って、図1の実施例にくらべて、S/N
を向上させることが可能となる。尚、TBC回路22に
は、本来、再生信号に同期したクロックを供給する必要
があるため、そのためのPLLを共用すれば、特別に回
路構成を追加する必要がなくなり、コストの増加をまね
かなくて済むことになる。
【0026】以上においては、本発明をビデオディスク
プレーヤに応用した場合を例として説明したが、本発明
は、その他のFM信号とパイロット信号とを含む伝送信
号からFM信号を復調する場合に適用することが可能で
ある。
プレーヤに応用した場合を例として説明したが、本発明
は、その他のFM信号とパイロット信号とを含む伝送信
号からFM信号を復調する場合に適用することが可能で
ある。
【0027】
【発明の効果】以上の如く本発明の信号復調装置によれ
ば、パイロット信号に対して逆相で2倍のレベルの信号
を生成し、これを伝送信号に加算するようにしたので、
パイロット信号成分を充分抑圧することができ、ビート
妨害の発生を抑制することができる。
ば、パイロット信号に対して逆相で2倍のレベルの信号
を生成し、これを伝送信号に加算するようにしたので、
パイロット信号成分を充分抑圧することができ、ビート
妨害の発生を抑制することができる。
【図1】本発明の信号復調装置を応用したビデオディス
クプレーヤの一実施例の構成を示すブロック図である。
クプレーヤの一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するベクトル図であ
る。
る。
【図3】図1の実施例の動作を説明する周波数スペクト
ラム図である。
ラム図である。
【図4】本発明の信号復調装置を応用したビデオディス
クプレーヤの他の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
クプレーヤの他の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】ビデオディスクに信号を記録する装置の一例の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図6】MUSE方式のビデオディスクにおける周波数
アロケーションを示す図である。
アロケーションを示す図である。
【図7】図5のリミッタ53の処理により、パイロット
信号の上下のサイドバンドが発生する原理を説明する図
である。
信号の上下のサイドバンドが発生する原理を説明する図
である。
【図8】図5のリミッタ53の入力における周波数スペ
クトラムを示す図である。
クトラムを示す図である。
【図9】図5のリミッタ53の出力における周波数スペ
クトラムを示す図である。
クトラムを示す図である。
【図10】従来のMUSE方式のビデオディスクを再生
した場合のパイロット信号によるビート妨害を説明する
図である。
した場合のパイロット信号によるビート妨害を説明する
図である。
11 ビデオディスク 13 光学ヘッド 14 バンドパスフィルタ 15 加算器 16 バンドパスフィルタ 17 移相回路 18 レベル調整回路 19 リミッタ 20 FM復調器 31 リミッタ 32 PLL回路 52 加算器 53 リミッタ
Claims (4)
- 【請求項1】 パイロット信号とFM信号とを含む伝送
信号から、前記FM信号を復調する信号復調装置におい
て、 前記伝送信号から前記パイロット信号を分離する分離手
段と、 前記分離手段により分離された前記パイロット信号の位
相を逆相にするとともに、そのレベルを2倍に調整する
調整手段と、 前記調整手段の出力を、前記伝送信号に加算する加算手
段と、 前記加算手段の出力のレベルを制限する制限手段と、 前記制限手段の出力をFM復調する復調手段とを備える
ことを特徴とする信号復調装置。 - 【請求項2】 前記分離手段は、PLL回路を含むこと
を特徴とする請求項1に記載の信号復調装置。 - 【請求項3】 前記PLL回路の出力を利用して、前記
復調手段の出力の時間軸誤差を補正する補正手段をさら
に備えることを特徴とする請求項2に記載の信号復調装
置。 - 【請求項4】 前記パイロット信号は、その周波数が約
2.3MHzであることを特徴とする請求項1,2また
は3に記載の信号復調装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200399A JPH0638174A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 信号復調装置 |
| US08/083,283 US5493346A (en) | 1992-07-03 | 1993-06-29 | Signal demodulating apparatus capable of effectively suppressing the beat interference caused by the pilot signal |
| DE69320431T DE69320431T2 (de) | 1992-07-03 | 1993-06-30 | Vorrichtung zum Demodulieren eines wiedergegebenen Videosignals |
| EP93305149A EP0577419B1 (en) | 1992-07-03 | 1993-06-30 | Signal demodulating apparatus for a reproduced video signal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4200399A JPH0638174A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 信号復調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0638174A true JPH0638174A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16423677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4200399A Withdrawn JPH0638174A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 信号復調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638174A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10243394B2 (en) | 2012-08-27 | 2019-03-26 | Webasto Charging Systems, Inc. | Portable electric vehicle supply equipment |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP4200399A patent/JPH0638174A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10243394B2 (en) | 2012-08-27 | 2019-03-26 | Webasto Charging Systems, Inc. | Portable electric vehicle supply equipment |
| US10749370B2 (en) | 2012-08-27 | 2020-08-18 | Webasto Charging Systems, Inc. | Portable electric vehicle supply equipment |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |