JPH0638176Y2 - 薄肉形直線運動用転がり軸受 - Google Patents
薄肉形直線運動用転がり軸受Info
- Publication number
- JPH0638176Y2 JPH0638176Y2 JP1987080144U JP8014487U JPH0638176Y2 JP H0638176 Y2 JPH0638176 Y2 JP H0638176Y2 JP 1987080144 U JP1987080144 U JP 1987080144U JP 8014487 U JP8014487 U JP 8014487U JP H0638176 Y2 JPH0638176 Y2 JP H0638176Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- linear motion
- thin
- rolling bearing
- motion rolling
- bed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ・産業上の利用分野 本願考案は断面U字状に形成した薄肉金属製の軌道部材
を有する薄肉形直線運動用転がり軸受の他部材との固着
技術に関するものである。
を有する薄肉形直線運動用転がり軸受の他部材との固着
技術に関するものである。
・従来の技術 断面U字状の軌道部材の板厚を極力薄肉に形成して、摺
動による慣性力を減少させ、軸受の摺動抵抗を小さくし
た直線運動用転がり軸受が、フロッピイーディスク装置
などの電機機器の摺動部分に使用されている。
動による慣性力を減少させ、軸受の摺動抵抗を小さくし
た直線運動用転がり軸受が、フロッピイーディスク装置
などの電機機器の摺動部分に使用されている。
この軸受はμmレベルの走行性能が要求されることが多
いが、軌道部材が薄肉であるため、軸受取付け時、軸受
の予圧量を変化(多くは予圧量を減少)させてしまい、
当初の性能を発揮出来ないという問題があった。
いが、軌道部材が薄肉であるため、軸受取付け時、軸受
の予圧量を変化(多くは予圧量を減少)させてしまい、
当初の性能を発揮出来ないという問題があった。
この問題を解決するために各種の改善がなされた(例え
ば、実開昭61-73828号公報)が、軸受を取付ける際に、
ベッドと相手取付け部材(基盤)との締結は一定のトル
クで取付けボルトを締めることにしているが、軽量化の
ためにベッドを薄肉の軌道部材としており、ボルト締め
付けによる軌道面の僅かな変形が転がり抵抗の変化とな
って使用不向きとなる場合があって、軽荷重条件で、わ
ずかな軸受の取付け時の変形をも問題にする使用箇所に
は不向きなものであった。
ば、実開昭61-73828号公報)が、軸受を取付ける際に、
ベッドと相手取付け部材(基盤)との締結は一定のトル
クで取付けボルトを締めることにしているが、軽量化の
ためにベッドを薄肉の軌道部材としており、ボルト締め
付けによる軌道面の僅かな変形が転がり抵抗の変化とな
って使用不向きとなる場合があって、軽荷重条件で、わ
ずかな軸受の取付け時の変形をも問題にする使用箇所に
は不向きなものであった。
・解決しようとする問題点 本願考案は従来の薄肉形直線運動用転がり軸受における
ボルト締付けの影響を無くし、軸受を組立てた時の高い
精度を維持して取付けることを目的として、軌道部材の
板厚を変えることなく、軸受組立て時の性能を装置に取
付け後も容易に発揮することができる軸受を安価に提供
することができる。
ボルト締付けの影響を無くし、軸受を組立てた時の高い
精度を維持して取付けることを目的として、軌道部材の
板厚を変えることなく、軸受組立て時の性能を装置に取
付け後も容易に発揮することができる軸受を安価に提供
することができる。
・問題を解決するための手段 本願考案はこれらの問題を解決するために次の構成を有
する。
する。
(1)薄肉の金属板を断面略U字状に形成してテーブル
とベッドの軌道部材とし、各底面とを向かい合わせて側
壁を重ね合わせた状態で、それぞれの向かい合う側壁の
長手方向に軌道溝を形成し、各軌道溝間に多数の転動体
を挿入してテーブルとベッドとを相対的に直線運動させ
る薄肉形直線運動用転がり軸受において、少なくとも一
方の軌道部材の底面の長手方向両端には他部材と固着す
るための取付け部が幅方向両側の切欠部を介して形成さ
れ、前記取付け部材の幅方向両端には側壁と逆U字方向
に爪部が形成され、前記爪部によって軌道部材が他部材
と固着されている薄肉形直線運動用転がり軸受。
とベッドの軌道部材とし、各底面とを向かい合わせて側
壁を重ね合わせた状態で、それぞれの向かい合う側壁の
長手方向に軌道溝を形成し、各軌道溝間に多数の転動体
を挿入してテーブルとベッドとを相対的に直線運動させ
る薄肉形直線運動用転がり軸受において、少なくとも一
方の軌道部材の底面の長手方向両端には他部材と固着す
るための取付け部が幅方向両側の切欠部を介して形成さ
れ、前記取付け部材の幅方向両端には側壁と逆U字方向
に爪部が形成され、前記爪部によって軌道部材が他部材
と固着されている薄肉形直線運動用転がり軸受。
(2)前記爪部と他部材とが、はんだ付けによって固着
されている前記第1項記載の薄肉形直線運動用転がり軸
受。
されている前記第1項記載の薄肉形直線運動用転がり軸
受。
・実施例 第1図〜第4図の図面は本願考案の実施例を示すもので
ある。第1図は本願考案の第1の実施例を示した正面
図、第2図は第1図のベッドのみの投影図、第3図は軌
道部材の取付け部に形成される爪部の各種の形状を示す
投影図、第4図は第3図(b)の爪部を有する第2の実
施例を示す正面図である。
ある。第1図は本願考案の第1の実施例を示した正面
図、第2図は第1図のベッドのみの投影図、第3図は軌
道部材の取付け部に形成される爪部の各種の形状を示す
投影図、第4図は第3図(b)の爪部を有する第2の実
施例を示す正面図である。
第1図は本願考案の第1の実施例を示す正面図である。
断面U字状で薄肉な部材の左右側壁(1b)の外側・長手
方向に軌道溝1aを形成したテーブル1と、その軌道溝1a
に対応した薄肉の両側壁2bに内側・長手方向の位置に軌
道溝2aを形成したベッド2と、この二つの薄肉の軌道部
材1、2の軌道溝間にボール4を多数挿入して、相対的
に直線運動させる薄肉形直線運動用転がり軸受である。
断面U字状で薄肉な部材の左右側壁(1b)の外側・長手
方向に軌道溝1aを形成したテーブル1と、その軌道溝1a
に対応した薄肉の両側壁2bに内側・長手方向の位置に軌
道溝2aを形成したベッド2と、この二つの薄肉の軌道部
材1、2の軌道溝間にボール4を多数挿入して、相対的
に直線運動させる薄肉形直線運動用転がり軸受である。
軌道溝1a、2a間に挿入されるボール4は保持器3により
等間隔に配列されており、軌道溝は研削加工によって高
い精度に仕上げられている。
等間隔に配列されており、軌道溝は研削加工によって高
い精度に仕上げられている。
軸受と基盤5との固着は、側壁2bと反対側に曲げられて
ベッド2に形成された爪部2eを、基盤5の取付け孔5aに
嵌合し、さらに基盤5の裏側に突出した爪部2eと基盤5
とをはんだ付けしている。
ベッド2に形成された爪部2eを、基盤5の取付け孔5aに
嵌合し、さらに基盤5の裏側に突出した爪部2eと基盤5
とをはんだ付けしている。
理想的には、はんだ付けする前の状態で、爪部にはほと
んど外力が与えられていないようにし、低温はんだ付け
を実施すれば、軌道部材に形成された軌道溝への影響を
最小に押さえられる。
んど外力が与えられていないようにし、低温はんだ付け
を実施すれば、軌道部材に形成された軌道溝への影響を
最小に押さえられる。
第2図は第1図のベッド2部分を示す投影図である。ベ
ッド2の底面2fの長手方向両端部には幅方向両側に切欠
部2gが形成され、その先に他部材との取付け部2cが形成
されている。
ッド2の底面2fの長手方向両端部には幅方向両側に切欠
部2gが形成され、その先に他部材との取付け部2cが形成
されている。
取付け部2cの幅方向両端には、側壁2bと反対方向に曲げ
られ、取付け部の板厚とほぼ同様な薄肉状の爪部2eが段
付き部2dを有して形成されている。
られ、取付け部の板厚とほぼ同様な薄肉状の爪部2eが段
付き部2dを有して形成されている。
切欠部2gは取付部2cに負荷する外力による側壁2bへの変
形を減少させる効果を有し、爪部2eの段付き部2dはベッ
ド2と基盤5との上下方向の位置決めをするためのスト
ッパーの役目を有している。
形を減少させる効果を有し、爪部2eの段付き部2dはベッ
ド2と基盤5との上下方向の位置決めをするためのスト
ッパーの役目を有している。
第3図は取付け部2cの幅方向両端に形成された爪部2eの
各種形状を示すものです。
各種形状を示すものです。
(a)図は第1の実施例で示した爪部分の変形例で、取
付け部2cが折り曲げられてから段付き部分までの形状を
先細りにし、凹凸部分を少なくしている。(b)図は段
付き部分がない形状のもので、爪部2eの長さ寸法で位置
決めをするものである。形状が単純なので爪部の加工コ
ストは最も安価であるが、固着力が劣るため、爪部が基
盤を挟み込むように寸法設定するか、必ずはんだ付けす
るなどの方策が必要である。(c)図は(b)図の先細
り形状のもので、基盤の取付け穴5aに挿入しやすくなる
と共に、傾斜面で位置決め固定することもできる。
付け部2cが折り曲げられてから段付き部分までの形状を
先細りにし、凹凸部分を少なくしている。(b)図は段
付き部分がない形状のもので、爪部2eの長さ寸法で位置
決めをするものである。形状が単純なので爪部の加工コ
ストは最も安価であるが、固着力が劣るため、爪部が基
盤を挟み込むように寸法設定するか、必ずはんだ付けす
るなどの方策が必要である。(c)図は(b)図の先細
り形状のもので、基盤の取付け穴5aに挿入しやすくなる
と共に、傾斜面で位置決め固定することもできる。
第4図は第2の実施例を示すもので、第3図(b)図の
爪部2eを使用したものを示している。爪部(2e)は基盤
5の所定の取付け穴5a又は溝に挿入し、取付け部2cの幅
方向端面と基盤とをはんだ付けして固着する。
爪部2eを使用したものを示している。爪部(2e)は基盤
5の所定の取付け穴5a又は溝に挿入し、取付け部2cの幅
方向端面と基盤とをはんだ付けして固着する。
以上のように本願考案は基盤5の取付け孔5aに軌道部材
の爪部2cをほとんど変形させずに挿入・固着するもの
で、爪部2eのはんだは低温のものである方が軌道部材の
変形は少ない。
の爪部2cをほとんど変形させずに挿入・固着するもの
で、爪部2eのはんだは低温のものである方が軌道部材の
変形は少ない。
さらに、本願考案はこれらの実施例に限られることな
く、ベッド2以外のテーブル1へ実施することができ、
図示された軸受以外に比較的薄肉な金属板を軌道部材と
する直線運動用軸受であれば本願考案を容易に実施する
ことができる。
く、ベッド2以外のテーブル1へ実施することができ、
図示された軸受以外に比較的薄肉な金属板を軌道部材と
する直線運動用軸受であれば本願考案を容易に実施する
ことができる。
・効果 本願考案は次の効果を有する。
取付けによる精度変化が少ない。
組付け作業が容易である。
安価に製作できる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第4図の図面は本願考案の実施例を示すもので
ある。第1図は本願考案の第1の実施例を示した正面
図、第2図は第1図のベッドのみの投影図、第3図は軌
道部材の取付け部に形成される爪部の各種の形状を示す
投影図、第4図は第3図(b)の爪部を有する第2の実
施例を示す正面図である。 1:テーブル、2e:爪部 1a、2a:軌道溝、2g:切欠部 1b、2b:側壁、3:保持器 1f、2f:底面、4:ボール 2:ベッド、5:基盤 2c:取付け部、5a:取付け孔 2d:段付き部、6:はんだ付け部
ある。第1図は本願考案の第1の実施例を示した正面
図、第2図は第1図のベッドのみの投影図、第3図は軌
道部材の取付け部に形成される爪部の各種の形状を示す
投影図、第4図は第3図(b)の爪部を有する第2の実
施例を示す正面図である。 1:テーブル、2e:爪部 1a、2a:軌道溝、2g:切欠部 1b、2b:側壁、3:保持器 1f、2f:底面、4:ボール 2:ベッド、5:基盤 2c:取付け部、5a:取付け孔 2d:段付き部、6:はんだ付け部
Claims (2)
- 【請求項1】薄肉の金属板を断面略U字状に形成してテ
ーブルとベッドの軌道部材とし、各底面とを向かい合わ
せて側壁を重ね合わせた状態で、それぞれの向かい合う
側壁の長手方向に軌道溝を形成し、各軌道溝間に多数の
転動体を挿入してテーブルとベッドとを相対的に直線運
動させる薄肉形直線運動用転がり軸受において、少なく
とも一方の軌道部材の底面の長手方向両端には他部材と
固着するための取付け部が幅方向両側の切欠部を介して
形成され、前記取付け部材の幅方向両端には側壁と逆U
字方向に爪部が形成され、爪部によって軌道部材が他部
材と固着されていることを特徴とする薄肉形直線運動用
転がり軸受。 - 【請求項2】前記爪部と他部材とが、はんだ付けによっ
て固着されていることを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項記載の薄肉形直線運動用転がり軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987080144U JPH0638176Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 薄肉形直線運動用転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987080144U JPH0638176Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 薄肉形直線運動用転がり軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63188323U JPS63188323U (ja) | 1988-12-02 |
| JPH0638176Y2 true JPH0638176Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=30930678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987080144U Expired - Lifetime JPH0638176Y2 (ja) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | 薄肉形直線運動用転がり軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638176Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023036504A (ja) * | 2021-09-02 | 2023-03-14 | 日本トムソン株式会社 | 直動案内ユニット |
| JP7798549B2 (ja) * | 2021-09-02 | 2026-01-14 | 日本トムソン株式会社 | 直動案内ユニット |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6173828U (ja) * | 1984-10-18 | 1986-05-19 |
-
1987
- 1987-05-27 JP JP1987080144U patent/JPH0638176Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63188323U (ja) | 1988-12-02 |
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