JPH0638571B2 - 帯域通過型ろ波回路 - Google Patents
帯域通過型ろ波回路Info
- Publication number
- JPH0638571B2 JPH0638571B2 JP59245789A JP24578984A JPH0638571B2 JP H0638571 B2 JPH0638571 B2 JP H0638571B2 JP 59245789 A JP59245789 A JP 59245789A JP 24578984 A JP24578984 A JP 24578984A JP H0638571 B2 JPH0638571 B2 JP H0638571B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- variable
- capacitor
- capacitance diode
- variable capacitance
- frequency
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばVHF帯用受信機の高周波段に使用さ
れる帯域通過型ろ波回路の改良に関する。
れる帯域通過型ろ波回路の改良に関する。
一般に、VHF帯用受信機は単一の周波数の波しか受信
できないものと、複数の周波数の波の中から任意の周波
数の波を受信できるものと2種類ある。
できないものと、複数の周波数の波の中から任意の周波
数の波を受信できるものと2種類ある。
しかし、受信機のスプリアス感度は全く同一の規格が定
められているので、これを満足する様に高周波段の帯域
通過型ろ波回路の帯域幅を定めなければならない。
められているので、これを満足する様に高周波段の帯域
通過型ろ波回路の帯域幅を定めなければならない。
この為、後者の場合は異なる周波数の波を受信する時
は、高周波帯域通過型ろ波回路の中心周波数を受信周波
数になる様に手動で動かさなければならないので、受信
周波数の切替えに対して迅速に対処する事ができない。
は、高周波帯域通過型ろ波回路の中心周波数を受信周波
数になる様に手動で動かさなければならないので、受信
周波数の切替えに対して迅速に対処する事ができない。
そこで、より迅速に対処できる帯域通過型ろ波回路が要
望されていた。
望されていた。
第2図は従来例の回路図を示す。
図に示す様に、線輪1,4と可変コンデンサ2,5とで
それぞれ形成された共振回路を、コンデンサ3で結合し
て、第1の複同調回路を形成している。
それぞれ形成された共振回路を、コンデンサ3で結合し
て、第1の複同調回路を形成している。
この第1の複同調回路は、線輪6,10と可変コンデン
サ7,9、コンデンサ8で形成される第2の複同調回路
と相互インダクタンスMで結合されている。
サ7,9、コンデンサ8で形成される第2の複同調回路
と相互インダクタンスMで結合されている。
同調回路の数は要求される通過帯域幅及び減衰特性に依
って決まるが、同調回路の結合はコンデンサ結合と相互
インダクタンス結合とを交互に使用する場合が多い。
って決まるが、同調回路の結合はコンデンサ結合と相互
インダクタンス結合とを交互に使用する場合が多い。
ここで、Qの高い可変コンデンサ2,5,7,9として
例えば空気可変型コンデンサを使用し、線輪1及び10
に設けたタップは、端子IN及びOUTに接続されるイ
ンピーダンス例えば50Ωと整合を取る為のものであ
る。
例えば空気可変型コンデンサを使用し、線輪1及び10
に設けたタップは、端子IN及びOUTに接続されるイ
ンピーダンス例えば50Ωと整合を取る為のものであ
る。
複数の周波数のうちの1つの周波数の波を受信する場
合、上記の帯域通過型ろ波回路の中心周波数が受信周波
数になる様に可変コンデンサ2,5,7及び9を手動で
調整しなければならないが、この可変コンデンサは受信
機の内部の、調整が困難な場所に実装されているので、
使用者がこれを調整する事は困難である。
合、上記の帯域通過型ろ波回路の中心周波数が受信周波
数になる様に可変コンデンサ2,5,7及び9を手動で
調整しなければならないが、この可変コンデンサは受信
機の内部の、調整が困難な場所に実装されているので、
使用者がこれを調整する事は困難である。
即ち、受信周波数の変化に対して迅速な対応が出来ない
と言う問題があった。
と言う問題があった。
また手動で調整しなければならない可変コンデンサの代
わりにバイアス電圧を変化させることによって容量値の
変化する可変容量ダイオードを使用することも考えられ
る。
わりにバイアス電圧を変化させることによって容量値の
変化する可変容量ダイオードを使用することも考えられ
る。
しかし可変容量ダイオードを使用すると高周波受信周波
数の切替えに迅速に対応することが出来るが、可変容量
ダイオードのQは空気可変型コンデンサより低いため、
規定の帯域特性と挿入損失を得ることが出来ないという
問題点がある。
数の切替えに迅速に対応することが出来るが、可変容量
ダイオードのQは空気可変型コンデンサより低いため、
規定の帯域特性と挿入損失を得ることが出来ないという
問題点がある。
上記問題点は、直流バイアス電圧によりその容量値を変
化する可変容量ダイオードのアノード側に線輪が、カソ
ード側に可変コンデンサが直列接続されて共振回路を構
成し、かかる共振回路を2個並列に配置し、一方の前記
線輪の中間タップに信号を印加し、他方の前記線輪から
出力信号を取出し、各共振回路の可変容量ダイオードと
可変コンデンサの接続点との間をコンデンサを介し結合
し、かつ可変コンデンサ固有のQは可変容量ダイオード
のQよりも高い値に設定されていることを特徴とする帯
域通過型ろ波回路によって解決される。
化する可変容量ダイオードのアノード側に線輪が、カソ
ード側に可変コンデンサが直列接続されて共振回路を構
成し、かかる共振回路を2個並列に配置し、一方の前記
線輪の中間タップに信号を印加し、他方の前記線輪から
出力信号を取出し、各共振回路の可変容量ダイオードと
可変コンデンサの接続点との間をコンデンサを介し結合
し、かつ可変コンデンサ固有のQは可変容量ダイオード
のQよりも高い値に設定されていることを特徴とする帯
域通過型ろ波回路によって解決される。
本発明は、同調回路の構成要素である低いQの可変容量
ダイオードを用いても、Qの高い可変コンデンサを直列
に接続することにより共振回路を構成するコンデンサの
全体のQを可変容量ダイオードのQより高め、またこの
可変容量ダイオードに加えるバイアス電圧を変化させて
帯域通過型ろ波回路の中心周波数を受信周波数に一致さ
せる様にすることによって複数の周波数への受信調整を
迅速に行うことを可能とする。
ダイオードを用いても、Qの高い可変コンデンサを直列
に接続することにより共振回路を構成するコンデンサの
全体のQを可変容量ダイオードのQより高め、またこの
可変容量ダイオードに加えるバイアス電圧を変化させて
帯域通過型ろ波回路の中心周波数を受信周波数に一致さ
せる様にすることによって複数の周波数への受信調整を
迅速に行うことを可能とする。
また複数段の共振回路における可変容量ダイオードの容
量値及び線輪のインダクタンスの偏差は可変コンデンサ
で補正することが出来、さらに2個の共振回路間をコン
デンサで結合することによって共振回路の結合量が略一
定に保持される。
量値及び線輪のインダクタンスの偏差は可変コンデンサ
で補正することが出来、さらに2個の共振回路間をコン
デンサで結合することによって共振回路の結合量が略一
定に保持される。
第1図は本発明の1実施例の回路図を示す。
図において、Qの高い可変コンデンサ12,15・・・
に直列に、この可変コンデンサのQよりも低いQの可変
容量ダイオード11,14・・・のカソード側を接続
し、アノード側に線輪1,4・・・を接続して共振回路
を構成している。
に直列に、この可変コンデンサのQよりも低いQの可変
容量ダイオード11,14・・・のカソード側を接続
し、アノード側に線輪1,4・・・を接続して共振回路
を構成している。
この2つの共振回路は、コンデンサ13で結合されると
共に、可変容量ダイオード11,14のカソード側には
電圧Vccがバイアス電圧として加えられる。尚、可変
容量ダイオード11,14と可変コンデンサ12,15
を直列接続する事により、下記の様な特徴がえられる。
即ち、 第2図に示す例えば空気可変型コンデンサ2,5を
全て可変容量ダイオードに置換すれば、受信周波数の切
替えは迅速に対応する事ができるが、可変容量ダイオー
ドのQが空気可変型コンデンサよりも低い為、規定の帯
域特性と挿入損失を得ることが不可能となる。
共に、可変容量ダイオード11,14のカソード側には
電圧Vccがバイアス電圧として加えられる。尚、可変
容量ダイオード11,14と可変コンデンサ12,15
を直列接続する事により、下記の様な特徴がえられる。
即ち、 第2図に示す例えば空気可変型コンデンサ2,5を
全て可変容量ダイオードに置換すれば、受信周波数の切
替えは迅速に対応する事ができるが、可変容量ダイオー
ドのQが空気可変型コンデンサよりも低い為、規定の帯
域特性と挿入損失を得ることが不可能となる。
そこで、本発明の回路構成の様に高Qの可変コンデンサ
と可変容量ダイオードとを組合せる事により、可変容量
ダイオードのみのQよりも高いQのコンデンサが得られ
る様になる。
と可変容量ダイオードとを組合せる事により、可変容量
ダイオードのみのQよりも高いQのコンデンサが得られ
る様になる。
即ち第1図の可変コンデンサ12の容量をC1とし、そ
の内部抵抗をR1とし、このC1とR1との直列接続に
おける可変コンデンサ12の固有のQをQ1とすると、 また可変容量ダイオード11の容量をC2、内部抵抗を
R2とし、このR2とC2との直列接続における可変容
量ダイオード11の固有のQをQ2とすると、 従ってかかる可変コンデンサ12と可変容量ダイオード
11との直列接続では内部抵抗R1,容量C1,内部抵
抗R2,容量C2の直列接続となり、その全体のQをQ
0とすると、 上記に を代入すると となる。
の内部抵抗をR1とし、このC1とR1との直列接続に
おける可変コンデンサ12の固有のQをQ1とすると、 また可変容量ダイオード11の容量をC2、内部抵抗を
R2とし、このR2とC2との直列接続における可変容
量ダイオード11の固有のQをQ2とすると、 従ってかかる可変コンデンサ12と可変容量ダイオード
11との直列接続では内部抵抗R1,容量C1,内部抵
抗R2,容量C2の直列接続となり、その全体のQをQ
0とすると、 上記に を代入すると となる。
Q1>Q2としているから Q1>Q2従ってQ1−Q2>0 故にQ0−Q2>0でQ0>Q2となる。
次にC1=C2のときωC1=ωC2 Q1>Q2従ってC1=C2のとき R2>R1 即ち R1/R2<1,よって Q0/Q2はR1/R2が小さいとき限りなく2に近く
なるが2ではない。
なるが2ではない。
1<Q0/Q2<2 従って上記のように可変コンデンサ12と可変容量ダイ
オード11の容量値が等しい場合、直列接続されたコン
デンサのQ即ちQ0は、可変容量ダイオードのQ即ちQ
2より大で2Q2より小となり、規定の周波数特性を満
足する事ができる。
オード11の容量値が等しい場合、直列接続されたコン
デンサのQ即ちQ0は、可変容量ダイオードのQ即ちQ
2より大で2Q2より小となり、規定の周波数特性を満
足する事ができる。
この帯域通過型ろ波器は複数段の共振回路を用いて
いる為、可変容量ダイオードの容量値の偏差により共振
周波数がずれ、所定の特性が得られなくなる。
いる為、可変容量ダイオードの容量値の偏差により共振
周波数がずれ、所定の特性が得られなくなる。
しかし、偏差の殆んどない可変容量ダイオードのみを選
択する事は不可能であるので、この偏差や線輪のインダ
クタンスの偏差等を可変コンデンサで補正する事により
所定の特性を得る事ができる。
択する事は不可能であるので、この偏差や線輪のインダ
クタンスの偏差等を可変コンデンサで補正する事により
所定の特性を得る事ができる。
また2個の共振回路における可変コンデンサと可変
容量ダイオードとの接続点間はコンデンサ13を介して
結合されているので、共振回路間の結合量は所定周波数
範囲内で一定に保持される。
容量ダイオードとの接続点間はコンデンサ13を介して
結合されているので、共振回路間の結合量は所定周波数
範囲内で一定に保持される。
例えば周波数範囲が142〜164MHzの場合、中心
周波数152MHzでプリセットすると低い周波数14
2MHzではコンデンサ13のリアクタンスは大となり
結合量は減少する。しかし可変容量ダイオードの容量が
増加するため、可変コンデンサと可変容量ダイオードと
の接続点におけるインピーダンスは高くなり、コンデン
サ13のリアクタンスが大きくなることと組合わされて
結合量は一定に保たれる。また高い周波数の場合は逆の
組合わせとなり、同様の結果を得ることになる。
周波数152MHzでプリセットすると低い周波数14
2MHzではコンデンサ13のリアクタンスは大となり
結合量は減少する。しかし可変容量ダイオードの容量が
増加するため、可変コンデンサと可変容量ダイオードと
の接続点におけるインピーダンスは高くなり、コンデン
サ13のリアクタンスが大きくなることと組合わされて
結合量は一定に保たれる。また高い周波数の場合は逆の
組合わせとなり、同様の結果を得ることになる。
上記で詳細に説明した様に、受信周波数の切替えに対し
て、所定の特性を満足した状態で迅速に対応する事がで
きると共に、可変容量ダイオード等の特性の偏差を可変
コンデンサで補正す事が出来、かつ共振回路間の結合量
を所定周波数範囲で一定に保持することが出来る。
て、所定の特性を満足した状態で迅速に対応する事がで
きると共に、可変容量ダイオード等の特性の偏差を可変
コンデンサで補正す事が出来、かつ共振回路間の結合量
を所定周波数範囲で一定に保持することが出来る。
即ち挿入損失が少なく、且つ狭帯域の帯域通過型ろ波回
路がえられると共に、これらの素子の許容誤差を比較的
緩くする事ができるので、コストダウンの効果が得られ
る。
路がえられると共に、これらの素子の許容誤差を比較的
緩くする事ができるので、コストダウンの効果が得られ
る。
第1図は本発明の1実施例の回路図、 第2図は従来例の回路図を示す。 図において、 1,4,6及び10は線輪、 11,14……は可変容量ダイオード、 2,5,7,9,12,15……は可変コンデンサを示
す。
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−55254(JP,A) 実開 昭56−114110(JP,U) 実開 昭54−57902(JP,U) 実開 昭57−185231(JP,U) 実開 昭54−96129(JP,U) 特公 昭39−4665(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】直流バイアス電圧によりその容量値を変化
する可変容量ダイオードのアノード側に線輪が、カソー
ド側に可変コンデンサが直列接続されて共振回路を構成
し、かかる共振回路を2個並列に配置し、一方の前記線
輪の中間タップに信号を印加し、他方の前記線輪から出
力信号を取出し、各共振回路の可変容量ダイオードと可
変コンデンサの接続点との間をコンデンサを介し結合
し、かつ可変コンデンサ固有のQは可変容量ダイオード
のQよりも高い値に設定されていることを特徴とする帯
域通過型ろ波回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59245789A JPH0638571B2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 帯域通過型ろ波回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59245789A JPH0638571B2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 帯域通過型ろ波回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61125213A JPS61125213A (ja) | 1986-06-12 |
| JPH0638571B2 true JPH0638571B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=17138850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59245789A Expired - Lifetime JPH0638571B2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 帯域通過型ろ波回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638571B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339104B2 (ja) * | 1972-09-29 | 1978-10-19 | ||
| JPS5457902U (ja) * | 1977-09-30 | 1979-04-21 | ||
| JPS6318089Y2 (ja) * | 1979-07-09 | 1988-05-23 | ||
| JPS56114110U (ja) * | 1980-01-31 | 1981-09-02 | ||
| JPS57185231U (ja) * | 1981-05-20 | 1982-11-25 |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP59245789A patent/JPH0638571B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61125213A (ja) | 1986-06-12 |
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