JPH0638665B2 - リニア信号処理回路 - Google Patents

リニア信号処理回路

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JPH0638665B2
JPH0638665B2 JP14953985A JP14953985A JPH0638665B2 JP H0638665 B2 JPH0638665 B2 JP H0638665B2 JP 14953985 A JP14953985 A JP 14953985A JP 14953985 A JP14953985 A JP 14953985A JP H0638665 B2 JPH0638665 B2 JP H0638665B2
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英明 定松
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、2つのリニア入力信号の切換え又は両者の和
および差の信号を出力するリニア信号処理回路に関する
ものである。
従来の技術 PAL方式のカラーテレビ信号を処理する回路において
は、2つの連続するラインの色信号の和および差を作成
することによって赤色信号と青色信号を分離して出力す
る必要がある。すなわち、赤色信号SR−Yと青色信号
B−Yはそれぞれ次式のような信号処理で得られる。
R−Y=(S+Sn−1)/2 SB−Y=(S−Sn−1)/2 ここで、Sはあるラインの色信号、Sn−1はその1
ライン前の色信号である。
又、SECAM方式のカラーテレビ信号を処理する回路
においては、赤色信号と青色信号が1ライン毎に交互に
送信されているため、赤色信号と青色信号とを1ライン
毎に分けて取り出さなければならず、そのため連続する
ラインの色信号を交互に切換える回路が必要となる。
従来、このような信号処理を行なう回路として用いられ
ていた例を第5図に示す。
以下、第5図に従って説明する。スイッチ83が導通状
態でスイッチ84が開放状態である時、トランジスタ1
5〜26で構成されているスイッチング回路群103の
トランジスタ22,23,26はオフ状態でトランジス
タ24,25がオン状態にあり、入力信号8と入力信号
9の和の信号がトランジスタ24,25のコレクタに出
力される。その和信号がトランジスタ11,12で構成
された差動増幅回路により、半分にされて負荷抵抗51
から出力信号90として出力される。また、トランジス
タ37とトランジスタ38で構成される差動増幅回路1
04により入力信号8と入力信号9の差の信号がトラン
ジスタ38のコレクタに出力される。その差信号がトラ
ンジスタ27,28で構成された差動増幅回路により半
分にされて負荷抵抗52から出力信号91として出力さ
れる。すなわち、この場合にはPAL方式カラー信号用
の信号処理回路として働く。
次に、スイッチ83がオフ状態でスイッチ84がオン状
態の場合には、スイッチ85がオフであればスイッチン
グ回路群103中のトランジスタ15,18,19,2
2,23,26がオン状態であり、入力信号8が差動増
幅回路101のトランジスタ35とトランジスタ22,
15,トランジスタ14を通じて負荷抵抗52から出力
信号91として出力され、入力信号9が差動増幅回路1
02のトランジスタ40,トランジスタ26,19,ト
ランジスタ13を通じて負荷抵抗51から出力信号90
として出力される。逆に、スイッチ85がオフであれ
ば、電圧源2は電圧源3より高電位に設定しているの
で、スイッチング回路103中のトランジスタ16,1
7,20,22,23,26がオン状態であり、入力信
号8が差動増幅回路101のトランジスタ36,トラン
ジスタ23,17,トランジスタ13を通じて負荷抵抗
51から出力信号90として出力され、入力信号9が差
動増幅回路102のトランジスタ40,トランジスタ2
6,20,トランジスタ14を通じて負荷抵抗52から
出力信号91として出力される。この場合には、スイッ
チ85を1ライン毎に切換えることによりSECAM方
式カラー信号用の信号処理回路として働く。
いずれの場合においても、差動増幅回路101,102
および104の入力バイアス電圧は等電位にしておく必
要があり、このためバイアス回路105に抵抗74〜7
6で設定された等電位部よりベース電圧が入力されるト
ランジスタ31〜34と抵抗70〜73よりなるエミッ
タフォロア回路によりバイアスしている。また、スイッ
チング回路群103の中のトランジスタ21〜26のバ
イアスもトランジスタ29,30よりなるエミッタフォ
ロア回路により行なっており、回路構成を少なくして電
力も少なくするためにバイアストランジスタ29からト
ランジスタ30を介してトランジスタ31〜34のコレ
クタに接続している。
なお、4はバイアス電圧源、5,6,7は定電流源、5
3,54,56,57,61,62,63,64,6
8,69はエミッタ抵抗、55,58,59,60,6
5,66,67は結合用の抵抗、81,82は結合用の
コンデンサである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、第5図に示す従来の回路においては、信
号処理時のクロストークが問題となる。すなわち第6図
に第5図に示す回路の特性を示すが、SECAM方式カ
ラー信号の処理時において、入力信号8として零信号を
入力信号9として1Vの正弦波信号を入力した場合に負
荷抵抗51,52に出力される小信号(理想的には零信
号)対大信号の比(以下SECAM信号クロストーク比
と呼ぶ)は4.4MHzにおいて−21dB程度であり、PA
L方式カラー信号処理時においては、入力信号8と入力
信号9として同じ1Vの正弦波信号を入力した場合に負
荷抵抗52に出力される差信号と負荷抵抗51に出力さ
れる和信号の比(以下、PAL信号クロストーク比と呼
ぶ)は4.4MHzにおいて−13dBであり、いずれもあま
り小さくない。これは、下記の理由による。
いま、SECAM方式カラー信号処理の場合で、入力信
号8が零信号でその出力が出力信号90として出力さ
れ、また入力信号9がある周波数の信号でその出力が出
力信号91として出力されている場合を考える。入力信
号9は抵抗65によりトランジスタ32のエミッタに電
圧変動を与え、トランジスタ32のエミッタ電流および
ベース電流に変動を与える。その結果、トランジスタ3
2のベース電圧が変化し、このトランジスタ32のベー
スと接続されているトランジスタ34のベース電圧およ
びエミッタ電圧に変動を与える。その結果、電圧変動は
トランジスタ35およびトランジスタ36により増幅さ
れて、負荷抵抗51に伝わり、出力信号90が出力され
る。
また、入力信号8または入力信号9がある周波数の信号
である時には、抵抗65または抵抗66によりトランジ
スタ31またはトランジスタ32の電流を変動させる。
その結果、トランジスタ29,30のベース電圧および
エミッタ電圧を変動させることにより、トランジスタ2
1〜26のスイッチングに微妙に影響を与える。この結
果、負荷抵抗51又は52に影響を与えるのである。
本発明は、かかる従来の欠点を解消して、クロストーク
の少いリニア信号処理回路を提供することを目的とする
ものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するため、エミッタフォロ
ア回路により第1の差動増幅回路のバイアス回路と第2
の差動増幅回路のバイアス回路とを分離すること、およ
び、スイッチング回路群のバイアス電圧供給用のエミッ
タフォロア回路と、差動増幅回路のバイアス電圧供給用
のエミッタフォロア回路とを分離して設けるようにした
ものである。
作用 本発明によれば、上記した構成により、各回路のバイア
ス回路を完成に分離することができ、バイアス回路を通
して漏洩する信号を非常に小さくすることができる。こ
のため、たとえばSECAM方式色信号のクロストーク
比やPAL方式色信号のクロストーク比を非常に小さく
することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第1図〜第3図を参
照して説明する。
第1図に本発明のリニア信号処理回路の一実施例である
PAL/SECAM方式カラー信号処理回路を示す。第
1図において、第5図中の各部と対応する部分には同一
符号を付して説明する。本実施例においては、スイッチ
ング回路群103の一部のトランジスタにバイアス電圧
を供給しているトランジスタ29は抵抗77を有したエ
ミッタフォロア回路により構成して、差動増幅回路10
1,102,104用のバイアス回路と分離している。
また、差動増幅回路101,102,104用のバイア
ス回路105においては、第1の差動増幅回路101に
バイアス電圧を供給するトランジスタ31,34と抵抗
70,73とからなるエミッタフォロア回路をさらにト
ランジスタ41と抵抗78からなるエミッタフォロア回
路でバイアスし、第2の差動増幅回路102にバイアス
電圧を供給するトランジスタ32,33と抵抗71,7
2からなるエミッタフォロア回路をトランジスタ42と
抵抗77からなるエミッタフォロア回路でバイアスする
ようにしている。ここでは抵抗77,78を用いている
が、この抵抗は用いなくてもよい。
第2図に、第1図に示す回路のSECAM方式カラー信
号処理特性を示し、第3図に同回路のPAL方式カラー
信号処理特性を示す。SECAM方式カラー信号処理時
においてはクロストーク比を44MHz信号で従来より2
2dB改善して−43dBにでき、PAL方式カラー信
号処理時においてはクロストーク比を4.4MHzで22〜3
2dB改善して−35dB〜−45dBにと、非常に良
くすることができている。なおPAL方式カラー信号処
理時では抵抗51,52,61,62,68,69の値
を変えたことによる効果もあるが、この効果は約12d
Bであり、バイアス回路の改善による効果が約10dB
である。
第4図は本発明のリニア信号処理回路の他の実施例を示
している。この回路では、スイッチング回路群103の
一部のトランジスタにバイアス電圧を供給するトランジ
スタ29,30と抵抗77とからなるエミッタフォロア
回路を、差動増幅回路101,102,104のバイア
ス回路105と分離したものであり、この回路ではPA
L方式カラー信号のクロストーク比を従来に比べて10
dB改善できる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、簡易なバイアス回路の
構成で、非常にクロストークの小さいリニア信号処理回
路を達成することができ、実用的にきわめて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるリニア信号処理回路
を示す回路図、第2図,第3図は第1図に示す回路のS
ECAM方式カラー信号処理時及びPAL方式カラー信
号処理時の特性をそれぞれ示す特性図、第4図は本発明
の他の実施例のリニア信号処理回路の回路図、第5図,
第6図は従来例のリニア信号処理回路の回路図およびそ
の信号処理特性図である。 101,102,104……差動増幅回路、103……
スイッチング回路群、51,52……負荷抵抗、105
……差動増幅回路用のバイアス回路、29,30……ス
イッチング回路群用のバイアス回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタ側に抵抗を有する第1、第2の差
    動入力回路と、前記第1、第2の差動入力回路のそれぞ
    れのトランジスタのコレクタ側に接続されたスイッチン
    グ回路群と、前記スイッチング回路群の一部に接続され
    た第1、第2の負荷抵抗と、上記スイッチング回路群の
    バイアス回路と、前記第1の差動入力回路をバイアスす
    る第1、第2のエミッタフォロアと、前記第2の差動入
    力回路をバイアスする第3、第4のエミッタフォロア
    と、前記第1、第2のエミッタフォロアのベースおよび
    前記第3、第4のエミッタフォロアのベースをそれぞれ
    バイアスする第5、第6のエミッタフォロアとを有し、
    前記第5、第6のエミッタフォロアのベースに等電位を
    印加し、前記スイッチング回路群により前記第1の差動
    入力回路の一方の端子からの第1信号を前記第1、第2
    の負荷抵抗のいずれか一方に増幅して出力し、前記第2
    の差動入力回路の一方の端子からの第2信号を前記第
    1、第2の負荷抵抗の他方に増幅して出力するようにし
    たことを特徴とするリニア信号処理回路。
  2. 【請求項2】エミッタ側に抵抗を有する第3の差動入力
    回路と、前記第3の差動入力回路をオン、オフするスイ
    ッチング回路を有し、前記第3の差動入力回路を構成す
    るトランジスタの一方のコレクタが第1、第2の負荷抵
    抗のいずれか一方と接続され、他方のコレクタが電源電
    圧に接続され、 第1の差動入力回路の信号側の端子が前記第3の差動入
    力回路の一方の端子に接続され、第2の差動入力回路の
    信号側端子が前記第3の差動入力回路の他方の端子に接
    続され、スイッチング回路群および前記スイッチング回
    路により、第1信号と第2信号の和を第1、第2の負荷
    抵抗のいずれか一方に出力し、第1信号と第2信号の差
    を前記第1、第2の負荷抵抗の他方に出力するようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のリニア
    信号処理回路。
  3. 【請求項3】スイッチング回路群のバイアス回路として
    第7のエミッタフォロアを備え、かつ前記第7のエミッ
    タフォロアのエミッタ側は第1〜第6のエミッタフォロ
    アのコレクタのいずれとも接続されていないことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項記載のリニア
    信号処理回路。
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