JPH063866U - スリーブ体 - Google Patents
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- JPH063866U JPH063866U JP4425792U JP4425792U JPH063866U JP H063866 U JPH063866 U JP H063866U JP 4425792 U JP4425792 U JP 4425792U JP 4425792 U JP4425792 U JP 4425792U JP H063866 U JPH063866 U JP H063866U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 物品への外嵌装着が容易となり、且つコスト
の低減を図ることができるスリーブ体を提供することに
ある。 【構成】 熱収縮性のフィルム2の両側縁部3,4を重
合して固着することにより形成された偏平筒状のスリー
ブ本体5を、物品に外嵌装着するスリーブ体であって、
前記両側縁部3,4が重合された重合部6は、スリーブ
の折幅tの略中央の位置に設けられてなり、且つ該重合
部6の対面位置7に相当するスリーブ本体5に、前記重
合部6と略同幅で、前記フィルム2と略同肉厚の貼着フ
ィルム8が貼着され、構成されている。
の低減を図ることができるスリーブ体を提供することに
ある。 【構成】 熱収縮性のフィルム2の両側縁部3,4を重
合して固着することにより形成された偏平筒状のスリー
ブ本体5を、物品に外嵌装着するスリーブ体であって、
前記両側縁部3,4が重合された重合部6は、スリーブ
の折幅tの略中央の位置に設けられてなり、且つ該重合
部6の対面位置7に相当するスリーブ本体5に、前記重
合部6と略同幅で、前記フィルム2と略同肉厚の貼着フ
ィルム8が貼着され、構成されている。
Description
【0001】
本考案は、例えば乾電池の内装用や薬品瓶等に外装されるスリーブ体に関する 。
【0002】
一般に、乾電池の本体18には図6に示すように、絶縁、内容物の漏洩防止等の 目的でポリ塩化ビニル(PVC)製の熱収縮性のチューブ体Cが内装されている 。 しかし、近年環境問題により、前記PVC製の熱収縮性のチューブ体Cは、好 ましくなく、無毒で耐吸水性に富んだポリエチレンテレフタレート(PET)製 のものへの変更が望まれてきた。
【0003】 ところが、前記PETは高価であるため熱収縮性チューブ体の生産がコスト的 に難しく、このため、図7で示すように、PET等のフィルム12の両側縁部13, 14を重合して固着し、該フィルム12を所定長さに順次切断して、その切断フィル ム12を一対の吸着体15,,16 にて両方から吸着することにより開口させて、略円 形状のスリーブ体Dを形成し、このスリーブ体Dを乾電池本体18に外嵌し、熱収 縮にて装着させていたものが案出された。
【0004】
ところが、前記スリーブ体Dは、その重合固着された部分17のみが厚くなって いるので、吸着開口時にフィルム12に及ぼす吸着力がアンバランスとなって、歪 んだ円形に開口してしまい、乾電池本体18への外嵌が困難であった。
【0005】 そこで、前記開口時のスリーブ体Dの変形を抑えるためには、前記スリーブ体 Dのフィルム12に、ある程度の厚みを持たせるか、或いは折り径を大きくするこ とが必要となった。
【0006】 ところが、前記のように厚みのあるフィルム12を用いると、その分コストも高 くなる上、内部物品が乾電池本体18である場合、重合固着された部分17の本体18 と当接する段差19が大きくなり、乾電池本体18の内容物が漏洩する問題が生じる 。 また、折り径を大きくすると、生産性が悪く、熱収縮した際に収縮ムラが生じ 、商品価値も低下してしまう。
【0007】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、物品への外嵌装着が容 易となり、且つコストの低減を図ることができるスリーブ体を提供することを課 題とする。
【0008】
本考案が、上記課題を解決するために講じた第一の技術的手段は、熱収縮性の フィルム2の両側縁部3,4を重合して固着することにより形成された偏平筒状 のスリーブ本体5を、物品1に外嵌装着するスリーブ体において、前記両側縁部 3,4が重合された重合部6は、スリーブの折幅tの略中央の位置に設けられて なり、且つ該重合部6の対面位置7に相当するスリーブ本体5に、前記重合部6 と略同幅で、前記フィルム2と略同肉厚の貼着フィルム8が貼着されてなること にある。
【0009】 また、第二の技術的手段は、熱収縮性を有する一対のフィルム2a,2bの各両側 縁部3a,4a,3b,4b 同士を重合して固着することにより形成された偏平筒状のス リーブ本体5を、物品1に外嵌装着するスリーブ体において、一方のフィルム2a と他方のフィルム2bが重合された重合部6a,6bはスリーブの折幅tの略中央の位 置に対面して設けられてなり、且つ両重合部6a,6bの幅が略同幅であることを特 徴とするものである。
【0010】
【作用】 本考案のスリーブ体においては、偏平状のスリーブ本体5の重合部6と貼着フ ィルム8、或いは両重合部6a,6bを吸着体9,10 で吸着することにより、このス リーブ本体5の未吸着部分11が湾曲し、略円形状に開口される。
【0011】 この際、本考案に係るスリーブ本体5は、吸着を行う重合部6と貼着フィルム 8を有する部分、或いは両重合部6a,6bが厚肉となっているので、剛性があり、 また、スリーブ本体5の折り位置を含む他の部分(未吸着部分)は薄くなってい るので、柔軟性がある。
【0012】 従って、本考案のスリーブ体は、前記重合部6と貼着フィルム8 、或いは両 重合部6a,6bを吸着体9,10 で吸着することにより開口しやすく、前記厚肉部分 の剛性と薄肉部分の柔軟性の相乗効果が起こり、バランスよく湾曲し、左右対称 の略円形状に開口され、また、前記厚肉部分の剛性により、物品1への装着が容 易である。
【0013】
以下、本考案の一実施例として乾電池の内装用スリーブ体について図面に基づ き説明する。
【0014】 本考案に係る第一スリーブ体Aは、図1で示すように、乾電池本体1に絶縁、 内容物の漏洩防止等の目的で外嵌装着されるものであり、該スリーブ体Aにおい ては、図2で示すように、熱収縮性を有する長尺のフィルム2の両側縁部3,4 が重合され、固着されることによって偏平筒状のチューブ体2’が形成され、且 つ前記重合固着した重合部6の対面位置7に相当するチューブ体2’の外面に、 前記重合部6と略同幅、且つ前記フィルム2と略同肉厚で、更に同素材の貼着フ ィルム8が貼着され、更に、前記長尺のチューブ体2’が所定長さに順次切断さ れることによりスリーブ本体5が形成されている。
【0015】 このスリーブ本体5は、図3で示すように、該スリーブ本体5の重合部6と貼 着フィルム8に、互いに接離自在な一対の吸着体9,10を配設させ、両側から吸 着することによって、他の部分(未吸着部分11)が湾曲され、該偏平筒状のスリ ーブ本体5は略円形状に開口されているのである。 従って、前記開口されたスリーブ本体5を乾電池本体1に外嵌し、最後に加熱 収縮することにより、内装用スリーブ体を装着した乾電池本体1が形成されるこ とになる。
【0016】 前記開口に際しては、スリーブ本体5の吸着を施す部分(重合部6と貼着フィ ルム8)が左右対称に二層(厚肉)で設けられているので、かなりの剛性を有し 、またスリーブ本体5の折り位置を含むその他の未吸着部分11は一層(薄肉)で 設けられているので、開口方向に対し充分の柔軟性がある。
【0017】 従って、前記吸着部分6,8の剛性、及び未吸着部分11の柔軟性による相乗効 果により、未吸着部分11はバランスよく湾曲し、偏平筒状のスリーブ本体5は左 右対称の円形状に開口され、また、長さ方向に対しても適度な剛性を有するため 、短時間に且つ確実に乾電池本体1に外嵌することができる。
【0018】 上述のように前記スリーブ本体5はバランスよく開口し、物品(乾電池本体1 )への装着性が良いため、その肉厚を従来の60μ〜80μに対して、その半分 (約30μ〜40μ)程度のかなり薄いフィルム2を使用することができ、充分 コストダウンを図ることができる。
【0019】 従って、熱収縮性を有するフィルム2及び貼着フィルム8の素材として、無毒 で廃棄処理が容易なポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム等の高価な 熱可塑性フィルムを使用することも可能となり、廃棄処理問題までも解決され得 る。
【0020】 尚、前記重合部6はスリーブの折幅tの略中央に位置させ、その幅sはより短 い方がコストダウンできて良いが、確実に物品(乾電池本体1)に外嵌できるよ うにするため、前記スリーブ折幅tの1/4〜4/5程度、好ましくは1/3〜 2/3とするのがよい。
【0021】 また、前記重合部6の固着手段は、ヒートシール、接着剤による接合が通常で あるが、フィルム2,8の種類によっては、溶剤による接合を行うと重合部6の 硬度がなく、また熱収縮性の低下もないため好ましい。
【0022】 前記未吸着部分11は加熱収縮によって、厚みが増し、収縮後は厚肉の重合部6 及び貼着フィルム8が貼着された部分と未吸着部分11の厚みに差がないので、収 縮後のスリーブ体Aは、その厚みにムラが生じることがなく、外見上綺麗な仕上 がりとなる。
【0023】 また、前記加熱収縮に際しては、厚肉の重合部6と貼着フィルム8が貼着され た部分は薄肉の未吸着部分11より収縮が遅いので、例えば前記厚肉の重合部6或 いは貼着フィルム8が貼着された部分に印刷デザイン等を設けると、そのデザイ ンが途中で歪んでしまう恐れがなく、意匠的にも商品価値が向上する。
【0024】 尚、前記貼着フィルム8はフィルム2の重合部6と面称位置7に相当する内面 に設けてもよいが、上記実施例のように外面に設けることによって、乾電池本体 1と当接するフィルム2内の段差20が一か所のみとなり、内容物の漏洩防止がよ り確実なものとなる利点がある。
【0025】 次に本考案に係る第二スリーブ体Bは、図4の概略図で示すように、熱収縮性 の一対のフィルム2a,2bの各両側縁部3a,4a,3b,4b同士が重合され、固着され て、所定長さに順次切断されることにより偏平筒状のスリーブ本体5が形成され たものであり、第二スリーブ体Bでは、前記一方のフィルム2aと他方のフィルム 2bが重合された重合部6a,6b同士が互いに対面位置にて、その幅が略同幅に設け られている。
【0026】 そのため、前記第一スリーブ体Aと同様に一対の吸着体9,10で前記両重合部 6a,6bを両方から吸着することにより略円形状に開口され、また、適度な剛性を 有するため、物品(乾電池本体1)に極めてスムーズに外嵌装着できるのである 。
【0027】 上述のように第二スリーブ体Bは、一対のフィルム2a,2bを使用し、両重合部 6a,6bの幅を略同寸とするという点が違うだけで、その他の点は前記第一スリー ブ体Aと同様の構成であり、図面中の符号については図1〜図3と同一符号は同 一部分を示すものである。
【0028】 第二スリーブ体Bの重合部6a,6bの設け方は、図4に示すように一方のフィル ム2aと他方のフィルム2bが交互に重合させたものでも、図5に示すように一方の フィルム2aの両側縁部3a,4aを内側(或いは外側)とし、他方のフィルム2bの両 側縁部3b,4bを外側(或いは内側)として重合させたものでもよい。
【0029】 尚、上記実施例では、乾電池の内装用のスリーブ体を例示したが、本考案のス リーブ体は乾電池用のものに限定されるものではなく、薬品、化粧品、飲料品等 の容器などに使用できることは、言うまでもない。 また、熱収縮性のフィルム2の材質についても、特に限定されず、適宜用途に 合わせて選択すればよい。
【0030】
本考案のスリーブ体は、吸着を行う重合部と貼着フィルム、或いは両重合部の みが厚肉で、折り位置を含む他の部分は薄くなっているので、偏平状のスリーブ 本体の重合部と貼着フィルム或いは両重合部を吸着体で吸着することにより、こ のスリーブ本体の他の部分は湾曲し、スリーブ本体は左右対称の略円形状に開口 される。
【0031】 この際、前記スリーブ本体は、厚肉部分の剛性と薄肉部分の柔軟性の相乗効果 によって容易に開口することができるので、物品への外嵌がスムーズにでき、生 産性がより一層良くなる。 また、前記スリーブ本体の均等的な厚みの差により、熱収縮後も収縮ムラが生 じることがなく、意匠的に綺麗な仕上がりとなる。
【0032】 更に、本考案のスリーブ体は、従来のものより薄肉のフィルムであっても、上 記のように開口が容易、且つ収縮ムラが生じないので、コスト的には高価である が廃棄処理の容易な素材を使用してもその厚さを最小限に抑えることでコストの 低減にも充分対応でき、且つ環境問題も解消できて商品価値はより一層向上する 。
【図1】本考案の一実施例の使用様態を示す断面斜視
図。
図。
【図2】本考案の一実施例の斜視図。
【図3】本考案一実施例のスリーブ体を開口させる状態
の断面図。
の断面図。
【図4】他の実施例を示す断面概略図。
【図5】他の実施例を示す断面概略図。
【図6】従来例を示すチューブ体(物品を含む)の断面
図。
図。
【図7】従来例を示すスリーブ体を開口させる状態の断
面図。
面図。
1 乾電池本体(物品) 2 熱収縮性フィルム 3 一側縁部 4 他側縁部 5 スリーブ本体 6 重合部 8 貼着フィルム 9 吸着体 10 吸着体 t スリーブの折幅 s 貼着フィルムの幅
Claims (2)
- 【請求項1】 熱収縮性のフィルム2の両側縁部3,4
を重合して固着することにより形成された偏平筒状のス
リーブ本体5を、物品1に外嵌装着するスリーブ体にお
いて、前記両側縁部3,4が重合された重合部6は、ス
リーブの折幅tの略中央の位置に設けられてなり、且つ
該重合部6の対面位置7に相当するスリーブ本体5に、
前記重合部6と略同幅で、前記フィルム2と略同肉厚の
貼着フィルム8が貼着されてなることを特徴とするスリ
ーブ体。 - 【請求項2】 熱収縮性を有する一対のフィルム2a,2b
の各両側縁部3a,4a,3b,4b 同士を重合して固着するこ
とにより形成された偏平筒状のスリーブ本体5を、物品
1に外嵌装着するスリーブ体において、一方のフィルム
2aと他方のフィルム2bが重合された重合部6a,6bはスリ
ーブの折幅tの略中央の位置に対面して設けられてな
り、且つ両重合部6a,6bの幅が略同幅であることを特徴
とするスリーブ体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4425792U JPH063866U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | スリーブ体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4425792U JPH063866U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | スリーブ体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063866U true JPH063866U (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=12686471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4425792U Pending JPH063866U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | スリーブ体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063866U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014080231A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Miraial Kk | 基板収納容器収容袋 |
| CN108422655A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-08-21 | 广东金源照明科技股份有限公司 | 一种手电筒自动贴膜机 |
| JP2019085125A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | 日油技研工業株式会社 | 包装体 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP4425792U patent/JPH063866U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014080231A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Miraial Kk | 基板収納容器収容袋 |
| JP2019085125A (ja) * | 2017-11-02 | 2019-06-06 | 日油技研工業株式会社 | 包装体 |
| CN108422655A (zh) * | 2018-05-14 | 2018-08-21 | 广东金源照明科技股份有限公司 | 一种手电筒自动贴膜机 |
| CN108422655B (zh) * | 2018-05-14 | 2024-03-15 | 广东金源光能股份有限公司 | 一种手电筒自动贴膜机 |
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