JPH0638735A - 寒天平板希釈検査におけるmicデータ処理装置 - Google Patents

寒天平板希釈検査におけるmicデータ処理装置

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JPH0638735A
JPH0638735A JP21717292A JP21717292A JPH0638735A JP H0638735 A JPH0638735 A JP H0638735A JP 21717292 A JP21717292 A JP 21717292A JP 21717292 A JP21717292 A JP 21717292A JP H0638735 A JPH0638735 A JP H0638735A
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JP
Japan
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dilution
test
data
agar plate
storage means
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Application number
JP21717292A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Karasaki
勉 唐崎
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Dainippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒天平板希釈検査において、複数種類の被検
菌について薬剤の最小発育阻止濃度を求める場合に、作
業における煩わしさを軽減し、一人でも作業を容易に行
なえ、記録ミスの可能性も殆んど無くすことができるデ
ータ処理装置を提供する。 【構成】 マイコン10に、シャーレ内の寒天平板培地上
の複数の接種位置に対応して配置された複数個の希釈段
階確定入力キー22及び指定入力キー24を有するデータ入
力器20を接続する。指定入力キーにより希釈段階を順番
に指定しながら、その指定された希釈段階で初めて被検
菌の発育が阻止されたときに、その接種位置に対応する
希釈段階確定入力キーを操作して、その被検菌について
の発育阻止希釈段階を確定し、そのデータに基づいてマ
イコンにより被検菌についての最小発育阻止濃度を算出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、化学療法剤に対する
細菌類の感受性テストの1つである寒天平板希釈検査に
おいて、多数の被検菌について、その発育を阻止する薬
剤の最低濃度すなわち最小発育阻止濃度(MIC)をそ
れぞれ求めるに当たり、検査データを能率良く処理して
その結果を記録紙上に印字することができるデータ処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】化学療法剤感受性テストに用いられる寒
天平板希釈法による検査においては、試験薬液を順次段
階希釈して、例えば10〜15段階程度に2倍連続希釈
した各種濃度の薬剤希釈液を調製し、その調製された各
希釈液の一定量と加温されて流動状態にある寒天の一定
量とをシャーレに順次分注し、両者をシャーレ内で混和
させた後に寒天を固化、乾燥させて、段階希釈された試
験薬剤を含む培地の系列を作り、それらの平板培地にそ
れぞれ被検菌を接種し、それを孵卵器や孵卵室、培養容
器内等に所定時間収納して被検菌を培養した後、被検菌
の発育の有無を観察することにより、発育を阻止してい
る薬剤の最低濃度、すなわち最小発育阻止濃度(MI
C)を求めるようにしている。
【0003】ところで、シャーレに収容された薬剤含有
培地に被検菌を接種する場合は、把手を備えた保持板に
複数本の植菌棒が垂下状態で保持された植菌用具を使用
し、各植菌棒の下端を、複数個の小試験管に収容された
それぞれ異なる種類の各菌液中に漬け、各植菌棒の下端
に少量の菌液をそれぞれ付着させた後、各植菌棒の下端
を1個のシャーレに収容された薬剤含有培地の表面にそ
れぞれ同時に接触させることにより、薬剤含有培地の複
数個所、例えば27個所にそれぞれ異なる種類の被検菌
を同時に接種するようにしていた。そして、10〜15
段階程度に2倍連続希釈した各種濃度の薬剤希釈液がそ
れぞれ含有された10〜15個の寒天培地に、上記と同
様の操作で順番に複数種類の被検菌を接種していくよう
にする。
【0004】また、被検菌培養後にMIC値を求めるた
めの作業は、従来、次のようにして行なわれていた。す
なわち、各種濃度の薬剤希釈液をそれぞれ含有した寒天
培地が収容された10〜15個のシャーレを順番に取り
出し、それぞれのシャーレに収容された薬剤含有培地の
各接種位置について被検菌の発育状態を目視により観察
し、その結果を図12に示すような記録用紙に、被検菌
の発育が認められたときには+の符号を、被検菌の発育
が認められなかったときには−の符号をそれぞれ所定個
所に記入することによって記録する。そして、それぞれ
の被検菌についての一連の判定結果において、符号が+
から−へ変化したときの薬剤濃度をもって、その被検菌
についてのMIC値を決定するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、10
〜15個の薬剤含有培地の、例えば27個所の接種位置
について被検菌の発育の有無を観察した結果を全て記録
していくのは、非常に面倒である。また、この作業を一
人で行なおうとすると、非常に煩雑となるため、普通は
判定者と記録者との2名によって作業を行なう必要があ
る。さらに、記録用紙上への記入個所を間違ったり聞き
違えたりするなどして、記録ミスを起こす心配もある。
【0006】この発明は、以上のような事情に鑑みてな
されたものであり、寒天平板希釈検査においてMIC値
を求めるための作業における煩わしさを軽減し、一人で
もその作業を容易に行なうことができ、記録ミスを起こ
す可能性も殆んど無くすことができるデータ処理装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、寒天平板
希釈検査におけるMICデータ処理装置を、入力手段、
設定データ記憶手段、指定入力キー、希釈段階確定入力
キー、希釈段階データ記憶手段、演算手段及びプリント
手段を備えて構成した。前記入力手段は、シャーレ内の
寒天平板培地面に接種された複数種類の被検菌の菌種名
を、寒天平板培地上における各被検菌の接種位置とそれ
ぞれ対応付けて入力し、また、使用した薬剤の種類名並
びに薬剤濃度及び希釈段階数を入力するためのものであ
り、その入力された設定データが上記設定データ記憶手
段に記憶される。上記指定入力キーは、操作されるごと
に1つ少ない希釈段階を指定する機能を有している。上
記希釈段階確定入力キーは、シャーレ内の寒天平板培地
上の前記各接種位置にそれぞれ対応して複数個配置され
ており、それぞれの希釈段階確定入力キーは、それに対
応する接種位置に接種された被検菌の発育が、前記指定
入力キーによって指定されている希釈段階において初め
て阻止されたときに操作され、これにより、その被検菌
についての発育阻止希釈段階が確定されることになり、
その入力された各希釈段階データが順次上記希釈段階デ
ータ記憶手段に記憶される。そして、演算手段は、前記
希釈段階データ記憶手段及び設定データ記憶手段にそれ
ぞれ記憶されているデータに基づいて各被検菌について
の最小発育阻止濃度をそれぞれ算出し、その算出された
結果がプリント手段によって記録紙上に印字される構成
となっている。
【0008】上記構成のデータ処理装置を使用して複数
種類の被検菌についてMIC値を求めるには、まず、希
釈回数が最も多い薬剤希釈液を含有した寒天培地、すな
わち薬剤濃度が最も低い寒天培地が収容されたシャーレ
を取り出し、その薬剤含有培地の各接種位置について被
検菌の発育状態を目視により観察する。その観察の結
果、1つの接種位置でも被検菌の発育の阻止が認められ
たときは、その接種位置に対応する位置の希釈段階確定
入力キーを操作し、これにより、その被検菌についての
発育阻止希釈段階が確定されて、その入力された希釈段
階データが希釈段階データ記憶手段に記憶される。一
方、何れの接種位置においても被検菌の発育が認められ
たときは、指定入力キーを操作し、また、前記したよう
に希釈段階確定入力キーを操作した後に指定入力キーを
操作し、これにより、1つ少ない希釈段階が指定され
る。次に、薬剤濃度が2番目に低い寒天培地が収容され
たシャーレを取り出し、その薬剤含有培地の各接種位置
について被検菌の発育状態を目視により観察する。その
観察の結果、既に希釈段階確定入力キーが操作された接
種位置以外で1つの接種位置でも被検菌の発育の阻止が
認められたときは、その接種位置に対応する位置の希釈
段階確定入力キーを操作し、これにより、その被検菌に
ついての発育阻止希釈段階が確定されて、その入力され
た希釈段階データが希釈段階データ記憶手段に記憶され
る。一方、既に希釈段階確定入力キーが操作された接種
位置を除く何れの接種位置においても被検菌の発育が認
められたときは、指定入力キーを操作し、また、前記し
たように希釈段階確定入力キーを操作した後に指定入力
キーを操作し、これにより、1つ少ない希釈段階が指定
される。以上の操作を全てのシャーレに対して繰り返す
と、複数種類の被検菌のそれぞれについての発育阻止希
釈段階が確定され、それらが希釈段階データ記憶手段に
記憶されることになる。この後、演算手段により、希釈
段階データ記憶手段及び設定データ記憶手段にそれぞれ
記憶されているデータに基づいて各被検菌についての最
小発育阻止濃度がそれぞれ算出され、その算出された結
果がプリント手段によって記録紙上に印字される。
【0009】以上のように、この発明に係るMICデー
タ処理装置を使用すると、複数個の希釈段階確定入力キ
ーをそれぞれ1回操作するだけで、複数種類の被検菌に
ついてのMIC値を求めることができる。
【0010】上記希釈段階確定入力キーは、操作される
ことによって点灯状態から消灯状態となるランプ内蔵キ
ーで構成することが好ましく、この場合には、一度操作
された希釈段階確定入力キーを間違って再度操作する、
といった誤操作を有効に防止することができる。
【0011】また、上記したMICデータ処理装置に、
シャーレ内の寒天平板培地面に接種され培養された被検
菌の発育の有無を測定する測定装置、目視判定に基づい
た上記希釈段階確定入力キーの操作による各目視判定結
果と、その目視判定された被検菌の発育の有無について
の前記測定装置による各測定結果とを、それぞれ対応さ
せて記憶し蓄積する判定データ記憶手段、この判定デー
タ記憶手段に蓄積された判定データの中に被検菌と同一
菌種についての判定データが有るか否かにより、前記測
定装置による機械判定を行なうかどうかを選択するため
の選択手段、前記測定装置による測定結果を、前記判定
データ記憶手段に記憶された、被検菌と同一菌種につい
ての判定データに基づいて、目視判定データに変換する
データ変換手段、このデータ変換手段によって変換され
た目視判定データを順次記憶する目視判定データ記憶手
段、並びに、この目視判定データ記憶手段及び上記設定
データ記憶手段にそれぞれ記憶されているデータに基づ
いて各被検菌についての最小発育阻止濃度を算出する演
算手段を具備させた構成とすることができる。
【0012】この場合には、一度目視判定による結果と
測定装置による測定結果とを対応させた判定データを作
成し蓄積しておけば、目視判定データ記憶手段に判定デ
ータが蓄積された細菌類と同一菌種の被検菌について
は、一々目視判定を行なわなくても、目視判定データ記
憶手段に記憶された判定データを利用した測定装置によ
る機械判定により、その被検菌についてのMIC値を迅
速に求めることが可能になる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例について図面
を参照しながら説明する。
【0014】図1及び図2は、この発明の1実施例を示
し、図1は、MICデータ処理装置のブロックダイヤグ
ラム、図2は、その機器構成を示す斜視図である。この
データ処理装置は、制御部、演算部及びレジスタ部から
なるCPU(中央処理装置)、メモリ並びにI/O(入
出力)を内蔵したマイクロコンピュータ(マイコン;又
はパーソナルコンピュータ(パソコン))10、キーボー
ド12、ディスプレイ14、プリンタ16、I/Oインターフ
ェース18並びにデータ入力器20から構成されている。
【0015】マイコン10にI/Oインターフェース18を
介して接続されたデータ入力器20には、複数個、この例
では27個の希釈段階確定入力キー(以下、「確定入力
キー」と略称する)22と指定入力キー24とが設けられて
いる。図3に平面図を示すように27個の確定入力キー
22のそれぞれは、上述したようにして調製されシャーレ
内に収容された薬剤含有寒天平板培地上の複数、例えば
27の接種位置に対応して配置されている。この確定入
力キー22は、押圧操作されることによって点灯状態から
消灯状態となるランプ内蔵キーである。そして、各確定
入力キー22はそれぞれ、一連の操作過程において、最初
は点灯状態にあり、一度押圧操作されて一旦消灯状態に
変わると、以後は操作されない。それぞれの確定入力キ
ー22が操作されるのは、それに対応する接種位置に接種
された被検菌の発育が或る薬剤希釈段階において初めて
阻止されたときであるが、この確定入力キー22及び前記
指定入力キー24の機能については後述する。
【0016】上記構成のデータ処理装置を寒天平板希釈
検査に使用し、多数の被検菌についてのMIC値を求め
る操作について説明する。この操作の概略手順は、図4
に示す通りであるが、図5に示したフローチャートに従
い、一連の手順をさらに詳しく説明する。
【0017】最初に、上述したような方法により、例え
ば10〜15段階程度に2倍ずつ連続段階希釈された試
験薬剤を含む寒天平板培地のそれぞれに複数種類の被検
菌を接種して培養した10〜15個のシャーレを作業テ
ーブル上に載置する。そして、キーボード12を操作し、
シャーレ内の寒天平板培地面に接種された複数種類の被
検菌の菌種名を、寒天平板培地上における各被検菌の接
種位置とそれぞれ対応付けてマイコン10へ入力し、さら
に、使用した薬剤の種類名並びに薬剤濃度及び希釈段階
数をマイコン10へ入力する。それら入力された設定デー
タは、マイコン10のメモリに記憶される。この時点にお
いて、データ入力器20の確定入力キー22は、全て点灯す
る。
【0018】次に、10〜15個のシャーレの中から、
希釈回数が最も多い薬剤希釈液を含有した寒天培地、す
なわち薬剤濃度が最も低い寒天培地が収容されたシャー
レを取り出し、その薬剤含有培地の各接種位置について
被検菌の発育状態を目視により観察し、被検菌の発育の
有無を判定する。この結果、1つの接種位置でも被検菌
の発育の阻止が認められたときは、その接種位置に対応
する位置の確定入力キー22を操作し、その被検菌につい
ての発育阻止希釈段階を確定して入力する。この入力さ
れた希釈段階データは、マイコン10のメモリに記憶され
る。この際、操作された確定入力キー22は、そのランプ
が消灯する。一方、何れの接種位置においても被検菌の
発育が認められたときは、指定入力キー24を操作し、ま
た、前記したように確定入力キー22を操作した後に指定
入力キー24を操作し、1つ少ない希釈段階を指定してマ
イコン10へ入力する。次に、薬剤濃度が2番目に低い寒
天培地が収容されたシャーレを取り出し、その薬剤含有
培地の各接種位置について被検菌の発育状態を目視によ
り観察し、被検菌の発育の有無を判定する。この結果、
ランプが消灯している確定入力キー22に対応する接種位
置以外で1つの接種位置でも被検菌の発育の阻止が認め
られたときは、その接種位置に対応する位置の確定入力
キー22を操作し、その被検菌についての発育阻止希釈段
階を確定して入力する。この入力された希釈段階データ
は、マイコン10のメモリに記憶されるとともに、操作さ
れた確定入力キー22のランプが消灯する。一方、ランプ
が消灯している確定入力キー22に対応する接種位置を除
く何れの接種位置においても被検菌の発育が認められた
ときは、指定入力キー24を操作し、また、前記したよう
に確定入力キー22を操作した後に指定入力キー24を操作
し、さらに1つ少ない希釈段階を指定してマイコン10へ
入力する。以上の操作を全てのシャーレに対して繰り返
すことにより、複数種類の被検菌の全てについて発育阻
止希釈段階が確定され、それらがマイコン10のメモリに
記憶される。この後、マイコン10の演算部により、メモ
リに記憶されている設定データ及び希釈段階データに基
づいてそれぞれの被検菌についてのMIC値が算出され
る。算出された結果は、プリンタ16によって記録紙上に
印字され、報告書が作成されるとともに、算出結果がフ
ロッピディスク26に書き込まれる。
【0019】図6及び図7は、この発明の別の構成例を
示し、図6は、MICデータ処理装置のブロックダイヤ
グラム、図7は、その機器構成を示す斜視図である。こ
のデータ処理装置は、図1及び図2に示したデータ処理
装置のマイコン10にI/Oインターフェース28を介して
測定装置30を接続した構成を有している。測定装置30
は、寒天平板培地上の27の接種位置に対応してそれぞ
れ配設された複数対の発光素子及び受光素子を具備し、
被検菌の発育の有無を各受光素子からの光電出力の大き
さによってそれぞれ判定するようにしたものである。
【0020】図6及び図7に示した構成のデータ処理装
置を使用して、寒天平板希釈検査におけるMIC値を求
める操作について説明するが、この装置では、2種類の
操作が行なわれる。そのうちの1つの操作は、被検菌の
発育の有無の判定を目視と測定装置30による測定との両
方で行ない、MIC値の測定と共に判定データの蓄積を
行なう操作であり、他の1つの操作は、蓄積された判定
データを利用して、測定装置30による機械判定によって
自動的にMIC値を求める操作である。前者の操作の概
略手順を図8に、後者の操作の概略手順を図9にそれぞ
れ示すが、図10及び図11にそれぞれ示したフローチ
ャートに従い、それぞれの一連の手順をさらに詳しく説
明する。
【0021】まず、図10に示したフローチャートに従
ってMIC値の測定と共に判定データの蓄積を行なう操
作について説明するが、この操作は、図1及び図2に示
したデータ処理装置を使用した上述の操作と基本操作は
同じであり、相違するのは、指定入力キー24を操作した
後に測定装置30による機械判定を行なう点である。すな
わち、この装置では、指定入力キー24を操作し、希釈段
階を指定してマイコン10へ入力した後、目視判定を終え
た寒天平板培地が収容されたシャーレを測定装置30にセ
ットし、測定装置30により寒天平板培地上の各接種位置
について被検菌の発育状態を測定し、その測定結果をマ
イコン10へ入力してメモリに記憶させるようにする。そ
して、全てのシャーレについての判定が終了した後に、
各目視判定結果とそれに対応する各機械測定結果とをそ
れぞれ、判定データとしてフロッピディスク26に蓄積す
る。
【0022】次に、図11に示したフローチャートに従
って機械判定により自動的にMIC値を求める操作につ
いて説明する。尚、この操作では、データ入力器20は全
く使用されない。まず、キーボード12を操作し、シャー
レ内の寒天平板培地面に接種された複数種類の被検菌の
菌種名をマイコン10へ入力する。この入力に基づいて、
マイコン10では、フロッピディスク26に蓄積された判定
データの中に被検菌と同一菌種についての判定データが
有るか否かが検索され、その結果がディスプレイ14に表
示される。そして、その結果に従って、そのまま機械判
定による自動測定を行なうか、MIC値の測定と共に判
定データの蓄積を行なう上述の操作へ移行するかが選択
される。機械判定による自動測定フローが選択されたと
きは、さらにキーボード12を操作し、使用した薬剤の種
類名並びに薬剤濃度及び希釈段階数をマイコン10へ入力
する。次に、用意されている10〜15個のシャーレの
うちの1個を取り出し、そのシャーレを測定装置30にセ
ットして、シャーレに収容された薬剤含有培地の各接種
位置について被検菌の発育状態を測定装置30によって測
定し、その測定結果を、被検菌と同一菌種についての判
定データに基づいて目視判定データ(+又は−)に変換
し、この変換された目視判定データがマイコン10のメモ
リに記憶される。続いて、次のシャーレを取り出し、同
様の機械判定を行ない、その結果をマイコン10のメモリ
に記憶する。以上の操作を全てのシャーレに対して繰り
返し、その後に、マイコン10において、メモリに記憶さ
れたデータに基づいて演算部により各被検菌についての
MIC値が算出され、その結果がプリンタ16によって記
録紙上に印字され、報告書が作成されるとともに、算出
結果がフロッピディスク26に書き込まれる。
【0023】この発明に係るMICデータ処理装置は上
記したような構成を有しているが、この発明の範囲は上
記説明並びに図面の内容によって限定されず、要旨を逸
脱しない範囲で種々の変形例を包含し得る。例えば、希
釈段階確定入力キーをランプ内蔵キーとせずに、キーと
ランプとを別個にしてランプをキーの近傍に配設するよ
うにしてもよい。また、希釈段階確定入力キーを寒天平
板培地上の接種位置ごとにそれぞれ4個ずつ設けること
により、被検菌の発育状態を+++、++、+、−の4
段階で表示できるような構成とすることもできる。
【0024】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
かつ作用するので、寒天平板希釈検査において、この発
明に係るデータ処理装置を使用して複数種類の被検菌に
ついてのMIC値をそれぞれ求めるようにしたときは、
そのための作業における煩わしさが軽減され、一人でも
その作業を容易に行なえるようになるとともに、記録ミ
スを起こす可能性も殆んど無くなる。
【0025】また、請求項2に記載されたように希釈段
階確定入力キーをランプ内蔵キーで構成するようにした
ときは、希釈段階確定入力キーの誤操作を有効に防止す
ることができる。さらに、請求項3に記載されたような
構成としたときは、一度目視判定して判定データが作成
された細菌類と同一菌種の被検菌については、そのMI
C値を迅速に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すMICデータ処理装
置のブロックダイヤグラムである。
【図2】図1に示したMICデータ処理装置の機器構成
を示す斜視図である。
【図3】このMICデータ処理装置に使用されるデータ
入力器の構成の1例を示す平面図である。
【図4】このMICデータ処理装置を使用して、多数の
被検菌についてのMIC値を求める操作の概略手順を示
すフローチャートである。
【図5】このMICデータ処理装置を使用して、多数の
被検菌についてのMIC値を求める操作における一連の
手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】この発明の別の構成例を示すMICデータ処理
装置のブロックダイヤグラムである。
【図7】図6に示したMICデータ処理装置の機器構成
を示す斜視図である。
【図8】MIC値の測定と共に判定データの蓄積を行な
う操作の概略手順を示すフローチャートである。
【図9】蓄積された判定データを利用して、測定装置に
よる機械判定によって自動的にMIC値を求める操作の
概略手順を示すフローチャートである。
【図10】MIC値の測定と共に判定データの蓄積を行
なう操作における一連の手順を説明するためのフローチ
ャートである。
【図11】蓄積された判定データを利用して、測定装置
による機械判定によって自動的にMIC値を求める操作
における一連の手順を説明するためのフローチャートで
ある。
【図12】寒天平板希釈検査において多数の被検菌につ
いてのMIC値を求めるための従来の作業において、被
検菌の発育の有無を目視により観察した結果を記録した
記録用紙の1例を示す部分平面図である。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュータ 12 キーボード 14 ディスプレイ 16 プリンタ 20 データ入力器 22 希釈段階確定入力キー 24 指定入力キー 26 フロッピディスク 30 測定装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーレ内の寒天平板培地面に接種され
    た複数種類の被検菌の菌種名を、寒天平板培地上におけ
    る各被検菌の接種位置とそれぞれ対応付けて入力すると
    ともに、使用した薬剤の種類名並びに薬剤濃度及び希釈
    段階数を入力するための入力手段と、この入力手段によ
    って入力された設定データを記憶する設定データ記憶手
    段と、操作されるごとに1つ少ない希釈段階を指定する
    指定入力キーと、シャーレ内の寒天平板培地上の前記各
    接種位置にそれぞれ対応して複数個配置され、前記指定
    入力キーによって指定されている希釈段階において初め
    て、それぞれ対応する接種位置に接種された被検菌の発
    育が阻止されているときに操作されることにより、その
    被検菌についての発育阻止希釈段階を確定する希釈段階
    確定入力キーと、この各希釈段階確定入力キーによって
    それぞれ入力された各希釈段階データを順次記憶する希
    釈段階データ記憶手段と、この希釈段階データ記憶手段
    及び前記設定データ記憶手段にそれぞれ記憶されている
    データに基づいて各被検菌についての最小発育阻止濃度
    をそれぞれ算出する演算手段と、この演算手段によって
    算出された結果を記録紙上に印字するためのプリント手
    段とを備えてなる、寒天平板希釈検査におけるMICデ
    ータ処理装置。
  2. 【請求項2】 希釈段階確定入力キーは、操作されるこ
    とによって点灯状態から消灯状態となるランプ内蔵キー
    である請求項1記載の、寒天平板希釈検査におけるMI
    Cデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 シャーレ内の寒天平板培地面に接種され
    培養された被検菌の発育の有無を測定する測定装置、目
    視判定に基づいた希釈段階確定入力キーの操作による各
    目視判定結果と、その目視判定された被検菌の発育の有
    無についての前記測定装置による各測定結果とを、それ
    ぞれ対応させて記憶し蓄積する判定データ記憶手段、こ
    の判定データ記憶手段に蓄積された判定データの中に被
    検菌と同一菌種についての判定データが有るか否かによ
    り、前記測定装置による機械判定を行なうかどうかを選
    択するための選択手段、前記測定装置による測定結果
    を、前記判定データ記憶手段に記憶された、被検菌と同
    一菌種についての判定データに基づいて、目視判定デー
    タに変換するデータ変換手段、このデータ変換手段によ
    って変換された目視判定データを順次記憶する目視判定
    データ記憶手段、並びに、この目視判定データ記憶手段
    及び設定データ記憶手段にそれぞれ記憶されているデー
    タに基づいて各被検菌についての最小発育阻止濃度を算
    出する演算手段を具備した請求項1又は請求項2記載
    の、寒天平板希釈検査におけるMICデータ処理装置。
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