JPH0638A - コチョウラン苗の培養方法 - Google Patents

コチョウラン苗の培養方法

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Publication number
JPH0638A
JPH0638A JP18579592A JP18579592A JPH0638A JP H0638 A JPH0638 A JP H0638A JP 18579592 A JP18579592 A JP 18579592A JP 18579592 A JP18579592 A JP 18579592A JP H0638 A JPH0638 A JP H0638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
culture
liquid medium
seedlings
protocomb
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18579592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadaaki Fujimoto
忠明 藤本
Yukio Miyauchi
由紀夫 宮内
Emi Yokota
恵美 横田
Kaori Yoshida
かおり 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Chemicals Corp
Original Assignee
Shikoku Chemicals Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Chemicals Corp filed Critical Shikoku Chemicals Corp
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Publication of JPH0638A publication Critical patent/JPH0638A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コチョウラン苗の培養方法において、培養期
間が短く大量培養に適した効率の良い培養方法を提供す
る。 【構成】 コチョウランのプロトコームあるいはプロト
コーム様体を培養装置における液体培地の入った培養槽
に投入し、該液体培地に無菌の空気を通気し、かつ光を
照射しながら培養して育苗する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明方法は、コチョウランのプ
ロトコームあるいはプロトコーム様体を培養してコチョ
ウランの苗を育苗する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コチョウランの苗は、一般に交配した種
子をフラスコ中の各種栄養成分を含んだ寒天培地上に播
種し、プロトコームを経て萌芽、発根させ、ある程度の
大きさに至るまでフラスコ中で無菌状態を保ったまま育
苗を行う。この間において、苗の過密化防止および生長
不良苗の削除のため数回の無菌的移植作業を必要として
おり、培養期間も6〜10ヵ月と極めて長期間を要す
る。
【0003】また最近では、コチョウランのクローン苗
の生産も増加しつつあり、この場合は、葉片あるいは花
茎腋芽を培養してプロトコーム様体を形成させ、これを
増殖して数を増やした後、前記方法と同様にフラスコ中
の各種栄養成分を含んだ寒天培地上に置床して萌芽、発
根させ、育苗を行う。この場合においても、移植作業や
長期間の培養期間を必要とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法によれば、
フラスコからフラスコへの移植作業は、1株ずつ人の手
によって行わねばならず、極めて手間がかかっており、
また培養期間が長期間にわたるため大きな培養室を必要
としていた。さらに、大量培養を行うことによるスケー
ルアップメリットがほとんど無く、結果的にコストの高
い苗培養法となり、大量培養には適さないものであっ
た。
【0005】また、育苗に長時間を要することは、クロ
ーン苗生産時の変異の確認や、育種のサイクルが長期化
することを意味し、培養期間の短縮が強く望まれてい
る。本発明方法は、これらのコチョウラン苗培養におけ
る培養工数及び培養コストを削減し、培養期間の短い効
率の良いコチョウラン苗の培養方法を目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な事情に鑑み鋭意研究を行った結果、コチョウランのプ
ロトコームあるいはプロトコーム様体を培養装置の液体
培地内に投入し、液体培地に無菌の空気を通気し、か
つ、光を照射しながら培養して育苗することにより、栄
養分の吸収効率が向上し、十分な酸素供給によって生長
促進が効果的に行われ、さらには移植の手間の減少と立
体的な大量培養が可能となることを見い出し、本発明方
法を完遂するにいたった。
【0007】本発明方法に用いる培養装置は、液体培地
の入った培養槽と無菌空気の供給装置と温度調整装置並
びに照明装置から構成されるものである。なお、恒温室
内で培養する場合には、温度調整装置を省略することが
できる。また、攪拌翼は植物体にダメージを与えるた
め、通気による攪拌のみにすることが望ましい。照明装
置の光源は、蛍光灯、高圧ナトリウムランプ等の人工光
で十分であり、培養槽の外側若しくは内側のいずれでも
良い。また、培養は20〜35℃の恒温下および100
0〜5000ルクスの光照射下で行なわれるのが好適で
ある。
【0008】本発明方法に用いられる液体培地は、ムラ
シゲ・スクーグ培地、ハイポネックス培地、カンボルグ
培地あるいは、これらを改良した培地等の植物の生長に
必要な各種の栄養分を含んだ培地に、炭素源としてシュ
ークロース、グルコース等の糖を5〜30g/l添加し
たもので良い。またオーキシン、サイトカイニン等の植
物ホルモンは添加する必要はないが、ココナッツウォー
ター、リンゴ、バナナ、トマト、ジャガイモ等の天然汁
を5〜30重量%添加しても良い。
【0009】本発明方法に用いられるコチョウランの植
物組織は、種子から形成したプロトコーム若しくは、葉
片や花茎腋芽等から形成されたプロトコーム様体であっ
ても良い。
【0010】
【作用】本発明方法のコチョウラン苗の培養方法によれ
ば、コチョウランのプロトコームあるいはプロトコーム
様体が十分な溶存酸素を含んだ液体培地中で効率良く栄
養分を吸収して培養されるため、極めて生長が速く、培
養期間の大幅な短縮が可能である。また液体培地での培
養であるので、移植操作が容易となり、立体的な培養が
可能であるので、多量の苗を一度に生産することが可能
となり、スケールアップを行っていくことで培養工数お
よびコストの削減が図れ、大量培養に適した培養方法と
なる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)1リットルのガラス製通気型培養槽に、ハ
イポネックス肥料(N・P・K=6.5・6・19)6
g/リットル、シュークロース15g/リットルを含ん
だ培地900ミリリットルを入れ、PH5.3に調整
後、120℃・20分間オートクレーブ減菌を行った。
これに白花黄リップのコチョウランの花茎腋芽から形成
し増殖したプロトコーム様体を10ケ入れ、26℃の恒
温室で14時間日長の蛍光灯光2000ルクスを照射
し、無菌の空気を通気して2ヵ月間の培養を行った。こ
の結果、平均の葉伸長量は4.14cm/株の生長を示
した。
【0012】(実施例2)0.9リットルのガラス製通
気型培養槽に、ハイポネックス肥料(N・P・K=6.
5・6・19)3g/リットル、シュークロース15g
/リットルを含んだ培地600ミリリットルを入れ、P
H5.3に調整後、120℃・20分間オートクレーブ
減菌を行った。これに白花黄リップのコチョウランの種
子から形成したプロトコームを10ケ入れ、26℃の恒
温室で14時間日長の蛍光灯光2000ルクスを照射
し、無菌の空気を通気して2ヵ月間の培養を行った。こ
の結果、平均の葉伸長量は5.85cm/株の生長を示
した。
【0013】(比較例1)300ミリリットルの三角フ
ラスコに実施例1と同じ組成の培地に寒天を0.8%加
えたもの60ミリリットルを入れ、同様にPH5.3に
調整後、オートクレーブ減菌を行い寒天固体培地を作成
した。これに白花黄リップのコチョウランの花茎腋芽か
ら形成し増殖したプロトコーム様体を10ケを置床し、
26℃の恒温室で14時間日長の蛍光灯光2000ルク
スを照射して、2ヵ月間の培養を行った。なお、この間
1ヵ月目に全く同様な培地に一度継代を行った。この結
果、平均の葉伸長量は1.48cm/株の生長を示し
た。
【0014】(比較例2)300ミリリットルの三角フ
ラスコに実施例2と同じ組成の培地に寒天を0.8%加
えたもの60ミリリットルを入れ、同様にPH5.3に
調整後、オートクレーブ減菌を行い寒天固体培地を作成
した。これに白花黄リップのコチョウランの種子から形
成したプロトコームを10ケを置床し、26℃の恒温室
で14時間日長の蛍光灯光2000ルクスを照射して、
2ヵ月間の培養を行った。なお、この間1ヵ月目に全く
同様な培地に一度継代を行った。この結果、平均の葉伸
長量は3.21cm/株の生長を示した。
【0015】
【発明の効果】本発明方法によれば、コチョウランのプ
ロトコームあるいはプロトコーム様体を培養装置の液体
培地内に投入し、液体培地に無菌の空気を通気し、か
つ、光を照射しながら培養して育苗することにより、栄
養分の吸収効率が向上し、十分な酸素供給によってコチ
ョウラン苗の生長促進効果が期待できる。また、液体培
地中で培養するため、移植の手間の減少と立体的な大量
培養が可能となる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コチョウランのプロトコームあるいはプ
    ロトコーム様体を培養装置の液体培地内に投入し、液体
    培地に無菌の空気を通気し、かつ、光を照射しながら培
    養して育苗することを特徴とするコチョウラン苗の培養
    方法。
JP18579592A 1992-06-19 1992-06-19 コチョウラン苗の培養方法 Pending JPH0638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18579592A JPH0638A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 コチョウラン苗の培養方法

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JP18579592A JPH0638A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 コチョウラン苗の培養方法

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JPH0638A true JPH0638A (ja) 1994-01-11

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ID=16177027

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JP18579592A Pending JPH0638A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 コチョウラン苗の培養方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102893851A (zh) * 2012-06-19 2013-01-30 漳州钜宝生物科技有限公司 一种蝴蝶兰的育种方法
CN102986533A (zh) * 2012-12-14 2013-03-27 苏州和美生物科技有限公司 蝴蝶兰防褐变专用培养基
CN103004603A (zh) * 2012-12-27 2013-04-03 福建农林大学 一种蝴蝶兰品种的植株再生方法

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