JPH063913U - トレーの引き出し装置 - Google Patents

トレーの引き出し装置

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JPH063913U
JPH063913U JP4789992U JP4789992U JPH063913U JP H063913 U JPH063913 U JP H063913U JP 4789992 U JP4789992 U JP 4789992U JP 4789992 U JP4789992 U JP 4789992U JP H063913 U JPH063913 U JP H063913U
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JP4789992U
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Inventor
良也 高橋
Original Assignee
株式会社フローム
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 リンク機構がローディング爪部を直線的に移
動させ、トレーをローダ部上面まで引出し、トレー内の
ワークを移載可能とすることができるとともに、移動時
のトレーのヨーイングを回避し、またローディング機構
が相手機械に食い込んでしまうという欠点を確実に解消
し、装置を小型化することができ、しかもトレーの引出
し作業を迅速且つ確実に行えることにより、引出し行程
を自動化した際に、相手機械の高速性能に合せて作業の
高速化を図る。 【構成】 所定箇所に載置されるトレーをローダ部上面
まで引出し、トレー内のワークを移載可能とするトレー
の引出し装置において、トレーを引出すローディング爪
部22を設け、ローディング爪部を直線的に移動させ正
弦曲線加速度運動を確保しつつ、なおヨーイングを回避
するリンク機構を有するローディング機構を設けてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はトレーの引出し装置に係り、特にトレーをローダ部上面まで引出し 、トレー内のワークを使用可能とするトレーの引出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
オートチェンジャ100は、図6に示す如く、垂直方向に昇降されるマガジン 102を内蔵し、このマガジン102内に最大20枚までのトレー104を複数 枚収容している。そして、トレー104上には、各種のワーク106を載置して いる。
【0003】 前記オートチェンジャ100は、基板部品搭載機等の相手機械108からの指 示信号に従って、必要なワーク106の載置されているトレー104を選択し、 マガジン102を昇降させてローダ部110の高さ位置とする。
【0004】 次に、ローダ部110内の引出し機構たる図示しないローディング機構によっ てトレー104をローダ部110上面まで引出し、完全に引出し終った時点で相 手機械108に完了信号を出力し、相手機械108が取り込みロボット112に て必要なワーク106を必要な個数だけ取り込み終るのを待っている。
【0005】 取り込みが終了すると、図示しないローディング機構によってトレー104を マガジン102内に戻す。
【0006】 このようなトレーを用いてワークを供給する方式のものは、巻テープにワーク を貼り付けて供給する方式のものや細長いケースにワークを収めて供給する方式 のものに比し、大型のワークや長いワークを取り扱うことができるとともに、ワ ークの種類も多くすることができ、更にオートチェンジャ自体も垂直方向に高い のみであり、専有床面積が小である等の利点を有している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のオートチェンジャにおいては、ローディング機構の動作が遅 く、相手機械からの指示信号を受け取ってから完了信号を出力するまでに約20 秒前後の時間がかかり、相手機械を高速性能を有する機械としても、ワークの供 給が追いつかず、結局、作業の高速化が望めないという不都合がある。
【0008】 ローディング機構の動作が遅い原因としては、図7に示す如く、トレー104 の引出しストロークSを十分に取らなければ、相手機械の取り込みロボットの稼 働に支障を来すからであり、その反面、相手機械と引き出されたトレー104と のクリアランスCを殆ど取ることができないものである。
【0009】 また、トレー104間の間隔が小であることにより、反対側からトレーを押し 出すこともできず、しかもトレーを押し出すことは、オートチェンジャの利点の 一つである専有床面積の小ささを消失してしまう欠点を有している。
【0010】 この結果、マガジン内からトレーを押し出すのではなく、引出す方策がよいが 、相手機械と引き出されたトレー104とのクリアランスCを殆ど取ることがで きないので、図8に示す如く、ローディング機構112が長さDだけ相手機械1 08に食い込んでしまうという欠点がある。
【0011】 上述の相手機械108に食い込む欠点を解消すべく、図9に示す如く、回転軸 114にローディング機構112を軸支し、180度回転させてトレー104の 取り出す方策が考えられる。
【0012】 この方策においては、ローディング機構112が相手機械108に食い込む欠 点が解消されるとともに、図10に示す如く、回転軸を一定速度で回転させても 、トレー104が正弦曲線加速度運動を行うので、倒れ易いワークを載せたトレ ーの場合に良好な効果を発揮し得る。
【0013】 つまり、トレー104の正弦曲線加速度運動において、図10に示す如く、引 出し前点P0と引出し完了点PEはともに機構上の死点となっており、トレーの 発進及び停止の際に、衝撃が生ずることはなく、トレーの動きは極めて滑らかで ある。また、図10中の引出し中間点P1にてトレーの速度は最高となる。
【0014】 しかし、ローディング機構を回転軸によって回転させると、図11に示す如く 、トレー104にヨーイングが発生する。このヨーイングは、マガジンに対する トレーの引抜き時及び押し込み時に、トレーの姿勢を不安定なものとし、最悪の 場合にはトレーが側部分に引っかかる等のトラブルが発生するという不都合があ る。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案は、上述不都合を除去するために、所定箇所に載置されるト レーをローダ部上面まで引出し、トレー内のワークを使用可能とするトレーの引 出し装置において、前記トレーを引出すローディング爪部を設け、このローディ ング爪部を直線的に移動させ正弦曲線加速度運動を確保しつつ、なおヨーイング を回避するリンク機構を有するローディング機構を設けたことを特徴とする。
【0016】
【作用】
上述の如く考案したことにより、ローディング機構の駆動時には、リンク機構 がローディング爪部を直線的に移動させ、トレーをローダ部上面まで引出し、ト レー内のワークを使用可能とするとともに、移動時のヨーイングを回避している 。
【0017】
【実施例】
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細に説明する。
【0018】 図1〜図5はこの考案の実施例を示すものである。図1及び図2において、2 は引出し装置である。
【0019】 この引出し装置2は、本体部4と、この本体部4に軸支される駆動側第1回転 軸6と、駆動側第1回転軸6に固定されるローディング機構8とからなる。
【0020】 ローディング機構8は、後述するローディング爪部22を直線的に移動させ正 弦曲線加速度運動を確保しつつ、なおヨーイングを回避するリンク機構10を有 する。
【0021】 詳述すれば、リンク機構10は、前記駆動側第1回転軸6に一端が固定される 第1リンク12と、この第1リンク12の他端の第2回転軸14に一端が回動可 能に装着される第2リンク16とからなり、第2リンク16を2個の第1、第2 リンク部材18−1、18−2により形成し、外側に位置する第2リンク部材1 8−2の他端にはトレー20を引出すローディング爪部22を設ける。
【0022】 また、前記駆動側第1回転軸6に大径の第1プーリ24を装着するとともに、 前記第2回転軸14に小径の第2プーリ26を装着し、これら第1、第2プーリ 24、26に動力伝達手段たるタイミングベルト28を捲回して設ける。
【0023】 このとき、前記第1リンク12の長さAと第2リンク16の長さBとを等しく 設定するとともに、第1プーリ24と第2プーリ26との歯数比を2:1に設定 する。
【0024】 符号30は、前記ローディング爪部22が係合してトレー20を引き出すべく トレー20に形成される係合孔部である。
【0025】 ここで、図4に沿ってローディング爪部22の直線的動作を説明する。
【0026】 駆動側第1回転軸6の回転中心をOとし、第2プーリ26の回転中心をX、ロ ーディング爪部22の中心点をY、回転中心Yから直線Lに下ろした際の交点を Zとする。
【0027】 前記駆動側第1回転軸6を反時計回りに角度θだけ回転させた場合を想定する と、前記第1リンク12も反時計回りに角度θだけ回転されるが、第1プーリ2 4は固定されたままなので、第1リンク12に対して相対的に角度θだけ時計回 りに回転したことになる。
【0028】 そして、第1プーリ24と第2プーリ26との歯数比を2:1に設定している ことにより、第2プーリ26は第1リンク12に対して相対的に角度2θだけ同 じ時計回りに回転したことになる。
【0029】 ここで、第2プーリ26の回転中心Xを通り且つ直線Lに平行な直線をL1と すると、 ∠Y1XY2=∠Y2XY=θ となり、また、∠Y2XYと∠XYZとは錯角であることによって等しく、よっ て、∠XYZもまた角度θとなる。
【0030】 ここで、△XOZと△XYZとを比べた際に、XOとXYとの長さは等しく、 ∠XOZ=θ=∠XYZ であり、更にXZは共通であることにより、△XOZと△XYZとは合同となる 。よって、 ∠XZO=90度=∠XZY となり、∠OZYは180度となる。つまり、駆動側第1回転軸6の回転中心O 、回転中心Yから直線Lに下ろした際の交点Z、ローディング爪部22の中心点 Yは一直線上、すなわち直線L上に並び、ローディング爪部22の中心点Yは、 直線L上にあるものである。
【0031】 次に作用について説明する。
【0032】 先ず、図示しないオートチェンジャ内のマガジンを垂直方向に昇降させ、必要 なワークの載置されているトレー20を選択する。
【0033】 そして、図5(a)に示す如く、前記係合孔部28にローディング爪部22を 係合させるとともに、図示しない駆動部によって前記駆動側第1回転軸6を回転 させ、この駆動側第1回転軸6に装着される第1リンク12を回転させ、図5( b)〜図5(e)に示す如く、直線L上においてローディング爪部22を移動さ せる。
【0034】 このローディング爪部22の移動によってローダ部(図示せず)上面までトレ ー20が引出され、完全に引出し終った時点で図示しない相手機械が取り込みロ ボットにて必要なワークを必要な個数だけ取り込み終るのを待つ。
【0035】 また、取り込み終了後には、前記駆動側第1回転軸6を更に回転させて直線L 上においてローディング爪部22を逆方向に移動させ、ローダ部(図示せず)上 面のトレー20を図示しないオートチェンジャ内のマガジンに戻す。
【0036】 これにより、前記リンク機構10がローディング爪部22を直線L上を移動さ せることができ、トレー20をローダ部上面まで引出し得て、トレー20内のワ ークを使用可能とすることができるとともに、移動時のトレー20のヨーイング を回避し得て、実用上有利である。
【0037】 また、引出し作業時に相手機械と引き出されたトレー20とのクリアランスを 十分に取ることができることにより、ローディング機構が相手機械に食い込んで しまうという欠点を確実に解消し得て、装置を小型化することができ、使い勝手 を向上し得るものである。
【0038】 更に、トレー20の引出し作業を迅速且つ確実に行えることにより、引出し行 程を自動化した際に、相手機械の高速性能に合致する動作を行い得て、作業の高 速化を実現できる。
【0039】 更にまた、図示しない駆動部の回転速度を変更して前記駆動側第1回転軸6を 回転させれば、ローディング爪部22の移動速度、つまりトレーの引出し速度を 任意に加速あるいは減速させることができ、操作性を向上させることができるも のである。
【0040】
【考案の効果】
以上詳細に説明した如くこの考案によれば、所定箇所に載置されるトレーをロ ーダ部上面まで引出し、トレー内のワークを使用可能とするトレーの引出し装置 において、トレーを引出すローディング爪部を設け、ローディング爪部を直線的 に移動させ正弦曲線加速度運動を確保しつつ、なおヨーイングを回避するリンク 機構を有するローディング機構を設けたので、リンク機構がローディング爪部を 直線的に移動させることができ、トレーをローダ部上面まで引出し得て、トレー 内のワークを使用可能とすることができるとともに、移動時のトレーのヨーイン グを回避し得て、実用上有利である。また、引出し作業時に相手機械と引き出さ れたトレーとのクリアランスを十分に取ることができることにより、ローディン グ機構が相手機械に食い込んでしまうという欠点を確実に解消し得て、装置を小 型化することができ、使い勝手を向上し得るものである。更に、トレーの引出し 作業を迅速且つ確実に行えることにより、引出し行程を自動化した際に、相手機 械の高速性能に合致する動作を行い得て、作業の高速化を実現できる。更にまた 、駆動部の回転速度を変更してローディング機構を動作させれば、ローディング 爪部の移動速度、つまりトレーの引出し速度を任意に加速あるいは減速させるこ とができ、操作性を向上させ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す引出し装置の概略平面
図である。
【図2】引出し装置の概略正面図である。
【図3】(a)リンク機構の平面図である。 (b)リンク機構の正面図である。
【図4】リンク機構によるローディング爪部22の直線
的動作を説明する図である。
【図5】(a)〜(e)リンク機構によるローディング
爪部22の直線的動作を説明するための各動作状態の概
略平面図である。
【図6】この考案の従来の技術を示すオートチェンジャ
と相手機械との概略配置図である。
【図7】オートチェンジャと相手機械との概略拡大配置
図である。
【図8】オートチェンジャと相手機械との概略拡大配置
図である。
【図9】回転軸を有するローディング機構とオートチェ
ンジャと相手機械との概略拡大配置図である。
【図10】トレーの引出し動作を示す図である。
【図11】トレー引出し時のヨーイング状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
2 引出し装置 4 本体部 6 駆動側第1回転軸 8 ローディング機構 10 リンク機構 12 第1リンク 14 第2回転軸 16 第2リンク 18−1 第1リンク部材 18−2 第2リンク部材 20 トレー 22 ローディング爪部 24 第1プーリ 26 第2プーリ 28 タイミングベルト 30 係合孔部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図10】
【図11】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定箇所に載置されるトレーをローダ部
    上面まで引出し、トレー内のワークを使用可能とするト
    レーの引出し装置において、前記トレーを引出すローデ
    ィング爪部を設け、このローディング爪部を直線的に移
    動させ正弦曲線加速度運動を確保しつつ、なおヨーイン
    グを回避するリンク機構を有するローディング機構を設
    けたことを特徴とするトレーの引出し装置。
JP4789992U 1992-06-17 1992-06-17 トレーの引き出し装置 Pending JPH063913U (ja)

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JP4789992U JPH063913U (ja) 1992-06-17 1992-06-17 トレーの引き出し装置

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JPH063913U true JPH063913U (ja) 1994-01-18

Family

ID=12788247

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JP4789992U Pending JPH063913U (ja) 1992-06-17 1992-06-17 トレーの引き出し装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6135530U (ja) * 1984-07-31 1986-03-05 大日コンクリ−ト工業株式会社 施錠可能な蓋付溝ブロツク
JP3009597U (ja) * 1994-09-29 1995-04-04 川崎製鉄株式会社 地中埋設用鋼板製ケーブル函
JP2016037363A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 古河工業株式会社 菓子類の整列装置

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