JPH0639345U - ドア駆動装置 - Google Patents
ドア駆動装置Info
- Publication number
- JPH0639345U JPH0639345U JP7509292U JP7509292U JPH0639345U JP H0639345 U JPH0639345 U JP H0639345U JP 7509292 U JP7509292 U JP 7509292U JP 7509292 U JP7509292 U JP 7509292U JP H0639345 U JPH0639345 U JP H0639345U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- pressure
- fluid pressure
- side chamber
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアを開閉する作業者の安全性を確保しなが
ら、その負担を軽減する。 【構成】 ドア10を流体圧シリンダ12のロッド16
に連結する。方向切換弁20の切換により、エア源18
が上記流体圧シリンダ12のロッド側室12Rに供給ラ
イン22を介して直接接続される流体圧供給状態と、同
エア源18が圧力制御ライン32,38及びその途中に
設けられる可変減圧弁34及びバランス弁40を介して
のみ上記ロッド側室12Rに接続される圧力制御状態と
に切換えられるようにする。そして、上記流体圧供給状
態では供給流体圧によりドア10が上昇し、圧力制御状
態ではロッド側室12Rの内圧がドア10の移動にかか
わらずこれを略静止状態に保つような圧力に制御される
ように、上記エア源18の出力圧、可変減圧弁34の設
定圧等を調節する。
ら、その負担を軽減する。 【構成】 ドア10を流体圧シリンダ12のロッド16
に連結する。方向切換弁20の切換により、エア源18
が上記流体圧シリンダ12のロッド側室12Rに供給ラ
イン22を介して直接接続される流体圧供給状態と、同
エア源18が圧力制御ライン32,38及びその途中に
設けられる可変減圧弁34及びバランス弁40を介して
のみ上記ロッド側室12Rに接続される圧力制御状態と
に切換えられるようにする。そして、上記流体圧供給状
態では供給流体圧によりドア10が上昇し、圧力制御状
態ではロッド側室12Rの内圧がドア10の移動にかか
わらずこれを略静止状態に保つような圧力に制御される
ように、上記エア源18の出力圧、可変減圧弁34の設
定圧等を調節する。
Description
【0001】
本考案は、工作機械等に設けられるドアの駆動装置に関するものである。
【0002】
従来、工作機械等に設けられて機械内へのワークの搬入時等に開閉される比較 的重量の大きな昇降式のドアについては、その開閉を行う場合、以下に記すよう なA)空気圧駆動方式、あるいはB)手動方式、が用いられている。
【0003】 A)空気圧駆動方式(図4) 図において、91は昇降するピストン91aを備えた空気圧シリンダであり、 上記ピストン91aに連結されたロッド91bの下端に昇降式のドア90が固定 されている。上記空気圧シリンダ91を作動させる手段として、エア源92及び 3位置の方向切換弁93が備えられ、その入口側ポートに上記エア源92が接続 されている。出口側ポートは2つあり、一方の出口側ポートはライン94を介し て上記空気圧シリンダ91のロッド側室(下側室)に接続され、他方の出口側ポ ートはライン95を介して上記空気圧シリンダ91のヘッド側室(上側室)に接 続されており、各ライン94,95にはチェック弁付き絞り弁96が設けられて いる。
【0004】 上記方向切換弁93は、図の中央位置に切換えられた状態でエア源92と空気 圧シリンダ91とを遮断し、図の左位置に切換えられた状態でエア源92をライ ン94を通じて空気圧シリンダ91のロッド側室に接続し、図の右位置に切換え られた状態でエア源92をライン95を通じて空気圧シリンダ91のヘッド側室 に接続するように構成されている。すなわち、方向切換弁93の切換により、ド ア90の上昇(開動作)及び下降(閉動作)の双方が空気圧で行われるようにな っている。
【0005】 B)手動方式(図5) 図において、定滑車97にワイヤ98が掛けられ、その一端に上記と同様のド ア90が固定されており、他端には上記ドア90の重量とほぼ等しい重量をもつ カウンタウエイト99が固定されている。そして、上記ドア90に形成されたハ ンドル90aを把持することにより、ドア90を手動で昇降(開閉)できるよう になっている。
【0006】
A)の空気圧駆動方式では、ドア90の上昇だけでなく下降も空気圧で自動的 に行っているため、この下降動作すなわち閉動作中にドア90に手等が挾まれる おそれがある。
【0007】 これに対し、B)の手動方式では、ドア90に手を挾むおそれはないが、ドア をその自重にバランスさせるためのカウンタウエイト90等を吊り下げる手段を 設けるのに立体的に大きなスペースを要し、装置全体の構造が複雑化、大型化す る不都合がある。
【0008】 本考案は、このような事情に鑑み、ドアを開閉する作業者の負担を軽減し、か つその安全性を確保することができるドア駆動装置を提供することを目的とする 。
【0009】
本考案は、ドアを開閉するためのドア駆動装置において、シリンダ内への作動 流体の導入により移動するピストンを有し、このピストンに上記ドアが連結され る流体圧シリンダと、この流体圧シリンダにおいて上記ピストンよりもドアに近 い側の室であるドア側室に上記ドアを開方向に移動させるに足る流体圧を供給す る流体圧供給手段と、上記ドア側室内の流体圧をドアの移動にかかわらずこのド アを略静止状態に保つ圧力に制御する圧力制御手段と、上記ドア側室に上記流体 圧供給手段を接続する流体圧供給状態と上記圧力制御手段を接続する圧力制御状 態とに切換えられる切換手段とを備えたものである(請求項1)。
【0010】 より具体的には、上記流体圧供給手段として流体圧供給源を備え、上記圧力制 御手段として、上記ドア側室と上記流体圧供給源とを接続する圧力制御ラインと 、この圧力制御ラインに設けられ、上記ドアを略静止状態に保つ圧力に二次圧を 制御する減圧手段と、上記ドア側室の圧力が上記減圧手段の二次圧よりも一定以 上高くなった場合にこの流体圧シリンダから流れ出す流体を逃がす逃がし手段と を備え、上記切換手段として、上記逃がし手段と上記流体圧シリンダとの間に設 けられ、両方向の流体の流れを許容する連通状態と流体圧シリンダから逃がし手 段への流体の流れを規制する規制状態とに切換えられる方向規制手段と、上記流 体圧供給源を上記圧力制御ラインを迂回して上記流体圧シリンダのドア側室に接 続する接続状態と上記流体圧供給源を上記圧力制御ラインを介してのみ上記ドア 側室に接続する遮断状態とに切換えられる接続切換手段とを備えたものが好まし い。(請求項2)。
【0011】 ここで、上記逃がし手段及び方向規制手段を上記圧力制御ラインの途中に設け (請求項3)、また、上記方向規制手段をパイロットチェック弁で構成するとと もに、上記接続切換手段をこの接続切換手段が上記遮断状態で上記パイロットチ ェック弁のパイロット部に上記流体圧供給源を接続するように構成することによ り(請求項4)、後述のようなより優れた効果が得られる。
【0012】
請求項1記載の装置において、切換手段を流体圧供給状態に切換えれば、流体 圧供給手段から流体圧シリンダのドア側室内に流体圧を供給することができ、こ れによりドアを流体圧で開方向にのみ自動的に移動させることができる。これに 対し、切換手段を圧力制御状態に切換えれば、圧力制御手段により上記ドア側室 内の圧力はドアの移動にかかわらず略一定に保たれるので、この状態でドアを円 滑に手動で開閉することができる。
【0013】 より具体的に、請求項2記載の装置において、方向規制手段を規制状態に切換 え、かつ接続切換手段を接続状態に切換えれば、流体圧供給源からの流体圧を直 接流体圧シリンダのドア側室に供給することができ、これによりドアを流体圧で 開くことができる。これに対し、上記方向規制手段を連通状態に切換え、かつ接 続切換手段を遮断状態に切換えれば、減圧手段の二次圧によりドアを静止状態に 保つことができるとともに、この状態でドアを自由に手動で開閉することができ る。すなわち、この状態から手動でドアを閉方向に移動させると、上記ドア側室 の容積が減少し、その内圧が上昇しようとするが、この圧力が一定以上高まった 時点でその中の流体が逃がし手段を通じて外部に逃がされるので、上記ドア側室 の圧力が異常に高まることがなく、そのままドアを閉じることができる。逆に、 上記状態から手動でドアを開方向に移動させると、上記流体圧シリンダのドア側 室の容積が増大し、その内圧が減少しようとするが、この圧力は減圧手段の作用 により常に一定の圧力(すなわち減圧手段の二次圧)に保たれる。
【0014】 ここで、請求項3記載の装置によれば、圧力制御ラインにおける減圧手段の二 次圧は方向規制手段を通じて流体圧シリンダのドア側室に供給されることとなる 。
【0015】 さらに、請求項4記載の装置によれば、上記接続切換手段を遮断状態に切換え ることにより、パイロットチェック弁のパイロット部が流体圧供給源に接続され てこのパイロットチェック弁が自動的に連通状態に切換えられることとなる。
【0016】
本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。
【0017】 図において、10は昇降式のドア、12は空気圧シリンダであり、この空気圧 シリンダ12内には、ピストン14が昇降可能に収容されている。このピストン 14の下部にはロッド16が連結され、このロッド16の下端に上記ドア10が 固定されている。また、上記ピストン14よりも上方のヘッド側室12Hはエア ブリーザー17を通じて大気に連通されている。
【0018】 この装置は、上記空気圧シリンダ12を作動させる手段として、エア源(流体 圧供給源)18及び方向切換弁(接続切換手段)20を備えている。方向切換弁 20は、この実施例では2位置電磁切換弁で構成され、入口側ポートが上記エア 源18に接続される一方、2つの出口側ポートのうちの一方が供給ライン22を 介して上記空気圧シリンダ12のロッド側室(本考案におけるドア側室)12R に接続され、他方がパイロットライン28を介して詳細後述のパイロットチェッ ク弁30のパイロット部に接続されている。この方向切換弁20は、その電磁ソ レノイド20sが励磁された状態(接続状態)で図の左位置に切換えられ、この 位置で上記エア源18を供給ライン22に接続する一方、上記電磁ソレノイド2 0sが消磁された状態(遮断状態)で図の右位置(図示位置)に切換えられ、こ の位置で上記エア源18をパイロットライン28に接続するように構成されてい る。
【0019】 なお、上記供給ライン22には方向切換弁20に近い側から順に可変絞り弁2 4及びチェック弁26が設けられ、チェック弁26は空気圧シリンダ12から方 向切換弁20へ向かう方向の流体の流れを規制する向きに配設されている。
【0020】 この供給ライン22とは別に、上記エア源18はこれに近い側から順に圧力制 御ライン32,38を介して上記空気圧シリンダ12のロッド側室12Rに接続 されている。圧力制御ライン32にはエア源18に近い側から順に可変減圧弁( 減圧手段)34及びチェック弁36が設けられ、圧力制御ライン38の途中に前 記パイロットチェック弁30が設けられており、両圧力制御ライン32,38の 間にバランス弁(逃がし手段)40が設けられている。
【0021】 上記可変減圧弁34は、その二次圧を設定圧に保つとともに、この設定圧が調 節可能なものであり、その調節要領については後に詳述する。チェック弁36は 、上記バランス弁40からエア源18へ向かう方向のエアの流れを規制する向き に配されている。パイロットチェック弁30は、そのパイロット部にパイロット 圧が供給された状態では両方向のエアの流れを許容し(連通状態)、パイロット 圧が供給されない状態ではロッド側室12Rからバランス弁40へ向かう方向の エアの流れを規制する(規制状態)ように構成されている。
【0022】 バランス弁40は、図2(a)(b)にも示されるように、中空のハウジング 41を備え、その内部空間は、ハウジング下部の流出入ポート42A、側部の流 出入ポート42Bと排気ポート42C、上部のねじ穴42D、及び上記流出入ポ ート42Aの途中から分岐した流出ポート42Eを介して外部に通じている。上 記ねじ穴42Dには調整ねじ43がねじ込まれ、上記内部空間内の下側には弁子 44、上側には押え45がそれぞれ挿入されており、弁子44の中間部には、上 記排気ポート42C及び流出ポート42Eの双方を塞ぐことが可能な上下寸法及 び径寸法をもつ鍔部44aが形成されている。
【0023】 上記弁子44とハウジング41の底壁との間には第1スプリング46が圧縮状 態で介在し、同様に、弁子44と押え45との間には第2スプリング47が、押 え45と調整ねじ43との間には第3スプリング48がそれぞれ圧縮状態で介在 しており、各スプリング46,47,48のスプリング圧及び弁子44の位置は 上記調整ねじ43の回転に伴う同ねじ43の上下方向の変位により調節可能とな っている。この調節要領についても後に詳述する。
【0024】 このバランス弁40において、上記流出入ポート42Aが前記圧力制御ライン 32を介してエア源18に接続されており、流出入ポート42Bが圧力制御ライ ン38を介して上記空気圧シリンダ12のロッド側室12Rに接続されている。
【0025】 このように構成された装置を使用するにあたり、まず上記可変減圧弁34にお ける設定圧の調節及びバランス弁40における弁子44の位置調節が行われる。 その要領を以下に説明する。
【0026】 1)可変減圧弁34の設定圧の調節 まず、方向切換弁20の電磁ソレノイド20sを消磁してこの方向切換弁20 を右位置に切換えた状態で、バランス弁40の調整ねじ43を上方に大きくねじ 戻す。これにより、第3スプリング48及び第2スプリング47による下向きの 押圧力が小さくなり、弁子44は第1スプリング46の弾発力によって持ち上げ られるため、この弁子44の鍔部44aが図2(b)に示すように流出ポート4 2Eを開き、エア源18と空気圧シリンダ12のロッド側室12Rとを連通する 。この状態において、可変減圧弁34の二次圧とドア10等の自重とが釣合って ドア10が静止状態に保たれるように、可変減圧弁32の設定圧を調節する。
【0027】 2)バランス弁40における弁子44の位置調節 上記設定圧の調節後、バランス弁40の調整ねじ43を下方にねじ込んで、第 3スプリング48及び第2スプリング47が弁子44を下向きに押圧する力を次 第に強め、弁子44を第1スプリング46の弾発力及びエア圧に抗して押し下げ ていく。この弁子44の鍔部44aが上記流出ポート42Eを閉じかつ排気ポー ト42Cを開く(図2(a)の状態)と、ロッド側室12R内のエアが圧力制御 ライン38及び排気ポート42Cを通じて排気されることによりドア10が降下 を始めるが、この時点で上記調整ねじ43のねじ込みを止め、このねじ込み位置 から逆に調整ねじ43を僅かずつ上向きにねじ戻し、弁子44を静かに浮上させ ていく。これにより弁子44が上記排気ポート42Cを再び閉じると、ドア10 の降下が停止するが(図1の状態)、この時点で調整ねじ43の操作を止め、弁 子44を停止させる。この時の弁子44の位置が、後述のようにドア10を手動 で容易に昇降させるための中立位置となる。
【0028】 このような調節作業が終了した後は、上記方向切換弁20の位置切換だけでド ア10の開閉を円滑にかつ安全に行うことができる。その作用を以下に説明する 。
【0029】 3)空気圧によるドア10の開方向の駆動 上記装置において、空気圧でドア10を開きたい(すなわち上昇させたい)場 合には、電磁ソレノイド20sを励磁して方向切換弁20を図の左位置に切換え ればよい。これにより、エア源18から出力されるエアは供給ライン22の絞り 弁24及びチェック弁26を通じて直接ロッド側室12Rに供給されることとな り、これによりピストン14及びこれに連結されているドア10は絞り弁24の 設定流量に見合った速度で自動的に上昇する。なお、この時パイロットチェック 弁30にはパイロット圧が供給されていないので、上記エアがバランス弁40の 流出入ポート42Bへ流入することがなく、従ってこのバランス弁40の排気ポ ート42Cから排気されることはない。
【0030】 4)手動によるドア10の開閉操作 上記装置において、手動でドア10を閉じ、あるいは開きたい場合には、電磁 ソレノイド20sを消磁して方向切換弁20を図の右位置に切換えればよい。こ れにより、エア源18の出力はパイロットライン28を通じてパイロット圧とし てパイロットチェック弁30に与えられ、これによりパイロットチェック弁30 は連通状態すなわち両方向のエアの流れを許容する状態となる。この状態でドア 10を手等で把持して強制的に下降させる(閉じる)と、ピストン14の下降に 伴ってロッド側室12Rの容積が減少し、内圧が高まり始めるが、この内圧上昇 とともに弁子44が第1スプリング46の弾発力に抗して下降し、図2(a)の ように排気ポート42Cを開く。これにより上記ロッド側室12R内のエアは排 気ポート42Cを通じて外部に逃がされる。従って、このロッド側室12Rの内 圧は略一定に保持したまま、ドア10を手動で閉じることができる。
【0031】 なお、この閉操作中にドア10から手を離した場合には、上記内圧の上昇が止 まって弁子44が再び中立位置まで上昇し、上記排気ポート42Cを閉じるため 、ドア10はほぼその位置で停止することになる。従って、手を離してもドア1 0が下降するおそれはない。
【0032】 一方、上記状態からドア10を手動で持ち上げると、ピストン14の上昇に伴 ってロッド側室12Rの容積が増加し、その内圧が下がろうとするが、この圧力 低下に伴って弁子44が第1スプリング46の弾発力により持ち上げられ、図2 (b)に示すように流出ポート42Eを開くため、上記ロッド側室12R内はバ ランス弁40及びパイロットチェック弁30を介して可変減圧弁34の二次側に 連通されることとなる。従って、ドア10及びピストン14の上昇にかかわらず 、ロッド側室12Rは常時可変減圧弁34の二次圧と略同等の圧力に保持される ことになり、このようなエア圧のアシストを受けながらドア10を容易に手動で 開くこともできる。
【0033】 以上のようにこの装置は、方向切換弁20の位置切換により、手を挾むおそれ のないドア開操作は空気圧で行えるようにする一方、ドア閉操作は手動で行うよ うにしたものであるので、作業者の安全性を確保しながらその負担を軽減するこ とができる。また、手動でドアを開閉するに際しては、ロッド側室12R内の圧 力を常時略一定に保つことにより、円滑な開閉操作を実現することができる効果 がある。
【0034】 なお、本考案はこのような実施例に限定されるものでなく、例として次のよう な態様をとることも可能である。
【0035】 (1) 上記実施例では、逃がし手段としてバランス弁40を設けたものを示した が、これに代え、図3に示すような可変リリーフ弁50を設け、その二次側を大 気に連通させるようにしてもよい。この場合、リリーフ弁50の設定圧について は、可変減圧弁34の二次圧よりも少し高い圧力に設定すればよい。
【0036】 (2) 上記実施例では、可変減圧弁34と直列に並ぶ圧力制御ライン32,38 の途中の位置にパイロットチェック弁30及びバランス弁40を設けたものを示 したが、本考案はこれに限らず、上記圧力制御ラインとは独立して上記ロッド側 室12Rに接続されるラインを設け、このラインに上記パイロットチェック弁3 0等の方向規制手段及び図3に示した可変リリーフ弁50のような逃がし手段を 設けるようにしてもよい。ただし、上記実施例のように同じ圧力制御ラインに可 変減圧弁34、バランス弁40、及びパイロットチェック弁30を設ければ、回 路をより簡略化することができる利点がある。
【0037】 (3) 上記実施例におけるパイロットチェック弁30のパイロット操作は、上記 エア源18とは別のエア源、及び上記方向切換弁20とは別の切換装置で行うよ うにしてもよい。ただし、上記実施例のように方向切換弁20が右位置にある状 態でこの方向切換弁20を開始エア源18とパイロットチェック弁30のパイロ ット部とが接続されるようにすれば、方向切換弁20の切換だけで、自動・手動 の切換と、パイロットチェック弁30の連通・遮断の切換とを同時に一つの操作 で行うことができる利点がある。
【0038】 (4) 本考案では、ドア側室12内への流体圧供給用の流体圧供給源と、ドア側 室12内の圧力制御用の流体圧供給源とをそれぞれ個別に用意するようにしても よい。ただし、図3に示すように方向切換弁20を用いて上記流体圧供給と圧力 制御の双方を共通のエア源18で行うようにすれば、その分、装置の構造を簡略 化し、また低コスト化を図ることができる。
【0039】 (5) 本考案ではドア10の移動方向を問わず、例えば上昇することにより閉じ るドアや、斜め方向に作動するドアについても本考案を適用することができる。
【0040】 (6) 上記実施例では、ドア10の駆動に空気圧を利用したものを示したが、本 考案はその他の流体圧、例えば油圧等を利用するようにしてもよい。
【0041】
以上のように、本考案によれば次のような効果を得ることができる。
【0042】 請求項1記載の装置は、ドアを開閉する流体圧シリンダのドア側室に対し、流 体圧供給源からの流体圧を直接供給する上記流体圧供給状態と、上記ドア側室内 の流体圧をドアの移動にかかわらず略一定に保つ(すなわちドアを略静止状態に 保つ)圧力制御状態とに切換えるようにしたものであるので、上記流体圧供給状 態に切換えることにより、ドアに手を挾むおそれのないドアの開動作のみを流体 圧で行える一方、上記圧力制御状態に切換えることにより、ドアを手動で安定し て開閉することができ、これにより、安全性を確保しながら作業者の負担を低減 することができる効果がある。
【0043】 請求項2記載の装置は、圧力制御ライン及び減圧手段を設けることにより、上 記流体圧供給源をドア側室内の圧力制御にも用いるようにし、上記逃がし手段と 流体圧シリンダとの間に設けられた方向規制手段と、上記流体圧供給源を上記圧 力制御ラインを迂回して上記流体圧シリンダのドア側室に接続する接続状態と両 者を遮断する遮断状態とに切換えられる接続切換手段とで流体圧供給状態と圧力 制御状態との切換を行うようにしたものであるので、ドアの流体圧駆動時及び手 動時の双方に共通の流体圧供給源を用いることができ、これにより装置の簡略化 及び低コスト化を図ることができる効果がある。
【0044】 請求項3記載の装置では、上記逃がし手段及び方向規制手段を上記圧力制御ラ インの途中に設けているので、ラインをより簡略化することができる効果がある 。
【0045】 請求項4記載の装置では、上記方向規制手段をパイロットチェック弁で構成す るとともに、上記接続切換手段をこの接続切換手段が上記遮断状態で上記パイロ ットチェック弁のパイロット部に上記流体圧供給源を接続するように構成し、こ れによって流体圧供給源の流体圧をパイロット圧に利用するようにしたものであ るので、上記接続切換手段の切換操作だけで、流体圧供給・圧力制御の切換と、 上記パイロットチェック弁の連通・規制の切換とを同時に行うことができる効果 がある。
【図1】本考案の一実施例におけるドア駆動装置の全体
構成図である。
構成図である。
【図2】(a)は上記ドア駆動装置に設けられるバラン
ス弁において排気ポートが開かれている状態を示す断面
図、(b)は同バランス弁において流出ポートが開かれ
ている状態を示す断面図である。
ス弁において排気ポートが開かれている状態を示す断面
図、(b)は同バランス弁において流出ポートが開かれ
ている状態を示す断面図である。
【図3】本考案の他の実施例におけるドア駆動装置の全
体構成図である。
体構成図である。
【図4】従来の空気圧式ドア駆動装置の全体構成図であ
る。
る。
【図5】従来の手動式ドア開閉装置の全体構成図であ
る。
る。
10 ドア 12 空気圧シリンダ 12R ロッド側室(ドア側室) 14 ピストン 18 エア源(流体圧供給源) 20 方向切換弁(接続切換手段) 22 供給ライン 28 パイロットライン 30 パイロットチェック弁 32,38 圧力制御ライン 34 減圧弁(減圧手段) 40 バランス弁(逃がし手段) 50 可変リリーフ弁(逃がし手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 ドアを開閉するためのドア駆動装置にお
いて、シリンダ内への作動流体の導入により移動するピ
ストンを有し、このピストンに上記ドアが連結される流
体圧シリンダと、この流体圧シリンダにおいて上記ピス
トンよりもドアに近い側の室であるドア側室に上記ドア
を開方向に移動させるに足る流体圧を供給する流体圧供
給手段と、上記ドア側室内の流体圧をドアの移動にかか
わらずこのドアを略静止状態に保つ圧力に制御する圧力
制御手段と、上記ドア側室に上記流体圧供給手段を接続
する流体圧供給状態と上記圧力制御手段を接続する圧力
制御状態とに切換えられる切換手段とを備えたことを特
徴とするドア駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のドア駆動装置において、
上記流体圧供給手段として流体圧供給源を備え、上記圧
力制御手段として、上記ドア側室と上記流体圧供給源と
を接続する圧力制御ラインと、この圧力制御ラインに設
けられ、上記ドアを略静止状態に保つ圧力に二次圧を制
御する減圧手段と、上記ドア側室の圧力が上記減圧手段
の二次圧よりも一定以上高くなった場合にこの流体圧シ
リンダから流れ出す流体を逃がす逃がし手段とを備え、
上記切換手段として、上記逃がし手段と上記流体圧シリ
ンダとの間に設けられ、両方向の流体の流れを許容する
連通状態と流体圧シリンダから逃がし手段への流体の流
れを規制する規制状態とに切換えられる方向規制手段
と、上記流体圧供給源を上記圧力制御ラインを迂回して
上記流体圧シリンダのドア側室に接続する接続状態と上
記流体圧供給源を上記圧力制御ラインを介してのみ上記
ドア側室に接続する遮断状態とに切換えられる接続切換
手段とを備えたことを特徴とするドア駆動装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のドア駆動装置において、
上記逃がし手段及び方向規制手段を上記圧力制御ライン
の途中に設けたことを特徴とするドア駆動装置。 - 【請求項4】 請求項2または3記載のドア駆動装置に
おいて、上記方向規制手段をパイロットチェック弁で構
成するとともに、上記接続切換手段をこの接続切換手段
が上記遮断状態で上記パイロットチェック弁のパイロッ
ト部に上記流体圧供給源を接続するように構成したこと
を特徴とするドア駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7509292U JPH0639345U (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | ドア駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7509292U JPH0639345U (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | ドア駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639345U true JPH0639345U (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=13566187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7509292U Pending JPH0639345U (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | ドア駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639345U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020159361A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 三浦工業株式会社 | 食品機械 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61225481A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | 三菱マテリアル株式会社 | ドアクロ−ザ− |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP7509292U patent/JPH0639345U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61225481A (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-07 | 三菱マテリアル株式会社 | ドアクロ−ザ− |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020159361A (ja) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | 三浦工業株式会社 | 食品機械 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6056500A (en) | Vacuum hoisting device having a vertically suspended lifting tube | |
| US3773296A (en) | Pneumatic balancing hoist | |
| EP0878440A3 (en) | Tilt control device for forklift | |
| CZ280875B6 (cs) | Regulační systém hydraulického výtahu | |
| US2188364A (en) | Load lifter and balancer | |
| JP3496126B2 (ja) | 荷物吊上げ設備のための安全装置 | |
| JPS6364396B2 (ja) | ||
| JP2552918Y2 (ja) | リフター | |
| JP2539648Y2 (ja) | フォーク昇降用の油圧モータ制御装置 | |
| JP3759217B2 (ja) | 荷物吊上げ設備のための安全装置 | |
| EP1383702B1 (en) | A process and device for controlling a single-acting pneumatic piston | |
| JPH0435356Y2 (ja) | ||
| JP2001063939A (ja) | 可動シリンダとこれを用いた油圧エレベータ | |
| KR100713837B1 (ko) | 에어밸런싱 호이스트 | |
| JPH0249362Y2 (ja) | ||
| JPH08268692A (ja) | リフト装置 | |
| JPH0544000Y2 (ja) | ||
| JPH04109823U (ja) | ネジ棒ねじ込み装置 | |
| JPH047369Y2 (ja) | ||
| JPH06209924A (ja) | 油圧装置を有するx線装置 | |
| JPH11132206A (ja) | パワーショベルのシリンダ油圧の制御装置 | |
| JPH04222507A (ja) | 作業車の操作構造 | |
| JPH09188500A (ja) | 重量物吊上装置 | |
| JPH0333759Y2 (ja) | ||
| JPH06270086A (ja) | 荷物吊上げ設備のための安全装置 |