JPH0639412U - 注入装置のピストン - Google Patents
注入装置のピストンInfo
- Publication number
- JPH0639412U JPH0639412U JP8106592U JP8106592U JPH0639412U JP H0639412 U JPH0639412 U JP H0639412U JP 8106592 U JP8106592 U JP 8106592U JP 8106592 U JP8106592 U JP 8106592U JP H0639412 U JPH0639412 U JP H0639412U
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンダ51に圧入されてシリンダ51内の
可塑化した成形材料53を金型54内に注入する注入装
置のピストンについて、シリンダ51の内壁との間をシ
ールするシール部材9が早期に疲労して割れてしまうの
を防止する。またそのシール性能を向上させる。 【構成】 当該ピストンがシリンダ51に圧入され、ピ
ストン本体6が成形材料53の内圧を受けてばね8の弾
性に抗してスリーブ4に対して相対に後方へ移動したと
きに、初めてシール部材9のリップ部9aが外周方向へ
開いてシリンダ51の内壁に強く圧接する。リップ部9
aの後端面にはスリーブ4の先端に設けた押圧部4bに
対向して、リップ部9aを開かせるための、テーパ状の
受圧部9bが設けられている。
可塑化した成形材料53を金型54内に注入する注入装
置のピストンについて、シリンダ51の内壁との間をシ
ールするシール部材9が早期に疲労して割れてしまうの
を防止する。またそのシール性能を向上させる。 【構成】 当該ピストンがシリンダ51に圧入され、ピ
ストン本体6が成形材料53の内圧を受けてばね8の弾
性に抗してスリーブ4に対して相対に後方へ移動したと
きに、初めてシール部材9のリップ部9aが外周方向へ
開いてシリンダ51の内壁に強く圧接する。リップ部9
aの後端面にはスリーブ4の先端に設けた押圧部4bに
対向して、リップ部9aを開かせるための、テーパ状の
受圧部9bが設けられている。
Description
【0001】
本考案は、注入装置のピストンの改良に関する。
【0002】
従来から、図3に示すように、シリンダ51とピストン52の組み合わせより なり、シリンダ51にピストン52を圧入してシリンダ51内の可塑化した成形 材料53を金型54内に注入する注入装置が知られている。シリンダ51とピス トン52の間の材料漏れに対するシールはピストン52の外周面に設けた装着溝 55に樹脂製またはゴム製のパッキン56を嵌着することによって行なわれてい る。57はシリンダ51の外周に設けられた熱供給部である。
【0003】
上記従来技術には、次の問題がある。すなわち、ピストン52は一回の注入を 終える度に次回注入用の成形材料53を補給するためにシリンダ51から引き抜 かれる。したがってピストン52のこの抜き差しが繰り返されることによって a)パッキン56が弗素樹脂等の樹脂製である場合にはこのパッキン56にへ たりが生じ、図4に示すように、成形材料53が内圧によって漏れる虞があり、 b)パッキン56が樹脂より弾力のあるゴム製である場合には適切な締め代を 持たせることによって或る程度のシール効果は期待できるものの、図5に示すよ うに、パッキン56に抜き差しの度に剪断力が加わって、パッキン56が疲労に よって割れてしまう虞がある。
【0004】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され たものであって、この目的を達成するため、先端に押圧部を設けたスリーブと、 前記スリーブに往復動自在に挿入され、先端を前記押圧部より前方へ突出させた ピストン本体と、前記スリーブから前記ピストン本体を抜け止めする抜止め部と 、前記ピストン本体を前方へ弾性付勢するばねと、前記ピストン本体の先端外周 に固定され、リップ部を設け、前記リップ部の後端面に前記押圧部に対向するテ ーパ状の受圧部を設けた弾性材製のシール部材と、を有し、前記ピストン本体が 前記スリーブに対して相対に後方へ移動したときに前記受圧部が前記押圧部に相 対に押し付けられて前記リップ部が外周方向へ開くことを特徴とする注入装置の ピストンを提供する。
【0005】
上記構成を有する本考案のピストンにおいては、当該ピストンがシリンダに圧 入され、ピストン本体が成形材料の内圧を受けてばねの弾性に抗してスリーブに 対して相対に後方へ移動したときに、初めてシール部材のリップ部が外周方向へ 開いてシリンダの内壁に強く圧接する。
【0006】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
【0007】 図1に示すように、当該ピストンは以下の構成を有している。すなわち、流体 圧シリンダ等の進退駆動機構1に空所2aと内向きフランジ2bを設けたプレー ト2がボルト3止めされ、このプレート2に外向きフランジ4aを設けたスリー ブ4がボルト5止めされている。スリーブ4の先端(図上下端、以下同じ)にそ の内周側から外周側にかけて漸次拡径する向きのテーパ状の押圧部4bが設けら れている。スリーブ4の内部に先端面を円錐形に尖らせたピストン本体6が往復 動自在に挿入され、このピストン本体6は後端(図上上端、以下同じ)に嵌着し た抜止めリング7を内向きフランジ2bに係合することよってスリーブ4から抜 け止めされるとともに、ばね8によって前方(図上下方、以下同じ)に弾性付勢 されている。ピストン本体6の先端6aは押圧部4bより常に前方に突出してお り、この先端6aの外周面に装着溝6bが設けられ、この装着溝6bにゴム、樹 脂または金属よりなる弾性材製の環状のシール部材9が嵌着されている。シール 部材9にリップ部9aが設けられ、このリップ部9aの後端面に前記押圧部4b と同じ向きのテーパ状の受圧部9bが設けられ、この受圧部9bが押圧部4bに 対向している。
【0008】 上記構成を有するピストンは、次のように作動する。すなわち、先ず、図1は 当該ピストンがシリンダ51に圧入される以前の状態を示しており、この状態に おいて、ピストン本体6はばね8に押されてスリーブ4から前方へ最大限突出し ている。また比較の上でリップ部9aは閉じている。そしてこの状態から進退駆 動機構1が作動して当該ピストンがシリンダ51に圧入されると、圧入の当初は スリーブ4とピストン本体6が一緒に前進する。そしてピストン本体6に成形材 料53の内圧が作用し始めてこの内圧がばね8の弾性より大きくなると、ピスト ン本体6の前進速度が遅くなり、ピストン本体6がスリーブ4に対して相対に後 方(図上下方、以下同じ)へ移動し始める。するとシール部材9のリップ部9a に設けた受圧部9bがスリーブ4の先端に設けた押圧部4bに相対に押し付けら れ、この押付け力が強まるに従ってリップ部9aが徐々に外周方向へ開いてシリ ンダ51の内壁に強く圧接する。また当該ピストンがシリンダから引き抜かれる 際にはスリーブ4が先行して後方へ移動し、抜止めリング7が内向きフランジ2 bに係合するのを待ってピストン本体6がこれに追従し、この時間差中にリップ 部9aが自らの弾性復帰力によって閉じられる。
【0009】 したがって、このような作用の当該ピストンによれば、リップ部9aが閉じた 状態で当該ピストンがシリンダ51に抜き差しされるためにシール部材9にその 材料の如何を問わず大きな剪断力が作用することがなく、シール部材9が早期に 疲労して割れてしまうことが無い。また成形材料53の内圧が大きく、よって成 形材料53が漏れる虞が大きいときにリップ部9aが大きく開いてシリンダ51 の内壁に強く圧接するために優れたシール性能を発揮する。
【0010】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、本考案のピストンをシリンダに抜き差 しするときにシール部材のリップ部が閉じた状態にあるために、シール部材にそ の材料の如何を問わず大きな剪断力が作用することがなく、シール部材が早期に 疲労して割れてしまうことが無い。また成形材料の内圧が大きく、よって成形材 料が漏れる虞が大きいければ大きい程リップ部が大きく開いてシリンダの内壁に 強く圧接するために、優れたシール性能を発揮することが可能である。
【図1】本考案の実施例に係るピストンとシリンダの断
面図
面図
【図2】同ピストンとシリンダの作動状態を示す断面図
【図3】従来例に係る圧入装置の断面図
【図4】同圧入装置の不都合を示す説明図
【図5】同圧入装置の不都合を示す説明図
1 進退駆動機構 2 プレート 2a 空所 2b 内向きフランジ 3,5 ボルト 4 スリーブ 4a 外向きフランジ 4b 押圧部 6 ピストン本体 6a 先端 6b 装着溝 7 抜止めリング(抜止め部) 8 ばね 9 シール部材 9a リップ部 9b 受圧部 51 シリンダ 53 成形材料 54 金型 57 熱供給部
Claims (1)
- 【請求項1】 先端に押圧部(4b)を設けたスリーブ
(4)と、前記スリーブ(4)に往復動自在に挿入さ
れ、先端(6a)を前記押圧部(4b)より前方へ突出
させたピストン本体(6)と、前記スリーブ(4)から
前記ピストン本体(6)を抜け止めする抜止め部(7)
と、前記ピストン本体(6)を前方へ弾性付勢するばね
(8)と、前記ピストン本体(6)の先端(6a)外周
に固定され、リップ部(9a)を設け、前記リップ部
(9a)の後端面に前記押圧部(4b)に対向するテー
パ状の受圧部(9b)を設けた弾性材製のシール部材
(9)と、を有し、前記ピストン本体(6)が前記スリ
ーブ(4)に対して相対に後方へ移動したときに前記受
圧部(9b)が前記押圧部(4b)に相対に押し付けら
れて前記リップ部(9a)が外周方向へ開くことを特徴
とする注入装置のピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106592U JPH0639412U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 注入装置のピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8106592U JPH0639412U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 注入装置のピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639412U true JPH0639412U (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=13735999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8106592U Withdrawn JPH0639412U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 注入装置のピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639412U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100848670B1 (ko) * | 2007-04-23 | 2008-07-28 | 동명통산(주) | 누설방지부재를 구비한 사출성형기의 피스톤 |
| CN107053619A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-08-18 | 宁波千普机械制造有限公司 | 一种注胶头柔性连接结构 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP8106592U patent/JPH0639412U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100848670B1 (ko) * | 2007-04-23 | 2008-07-28 | 동명통산(주) | 누설방지부재를 구비한 사출성형기의 피스톤 |
| CN107053619A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-08-18 | 宁波千普机械制造有限公司 | 一种注胶头柔性连接结构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970306 |