JPH0639750B2 - 擬 革 - Google Patents
擬 革Info
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- JPH0639750B2 JPH0639750B2 JP61045430A JP4543086A JPH0639750B2 JP H0639750 B2 JPH0639750 B2 JP H0639750B2 JP 61045430 A JP61045430 A JP 61045430A JP 4543086 A JP4543086 A JP 4543086A JP H0639750 B2 JPH0639750 B2 JP H0639750B2
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- JP
- Japan
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- resin
- parts
- present
- resin layer
- diisocyanate
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- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、擬革に関し、更に詳しくは、優れた表面性質
を有する擬革に関する。
を有する擬革に関する。
(従来の技術) 従来、織布または不織布等の基材シートの面に合成樹脂
層を設けた擬革がひろく使用されている。これらの擬革
の樹脂層の表面は、優れた耐汚染性、耐水性、耐摩耗
性、耐粘着性等が要求され、また用途によっては、低い
表面摩擦係数が要求される。
層を設けた擬革がひろく使用されている。これらの擬革
の樹脂層の表面は、優れた耐汚染性、耐水性、耐摩耗
性、耐粘着性等が要求され、また用途によっては、低い
表面摩擦係数が要求される。
このような要求に対しは、樹脂層に滑性やハッ水性等を
与えるシルコーンオイル、ワックス、脂肪酸等の添加剤
を添加する方法が行われている。
与えるシルコーンオイル、ワックス、脂肪酸等の添加剤
を添加する方法が行われている。
(発明が解決しようとしている問題点) 上記の如き方法によれば、ある程度の目的は達成される
が、このような方法では、樹脂層中に添加した添加剤が
経時的に樹脂層の表面にブリードアウトし、逆により激
しい汚染、ブロッキング等の種々の問題を生じるため、
添加剤はせいぜい数%程度の添加量に限定され、従っ
て、所望の性能を十分には発揮し得ないものである。
が、このような方法では、樹脂層中に添加した添加剤が
経時的に樹脂層の表面にブリードアウトし、逆により激
しい汚染、ブロッキング等の種々の問題を生じるため、
添加剤はせいぜい数%程度の添加量に限定され、従っ
て、所望の性能を十分には発揮し得ないものである。
本発明者が、上述の如き従来技術の欠点を解決し、上記
の如き要望に応えるべく鋭意研究の結果、特定の変性剤
を使用して樹脂を変性して擬革の樹脂層を形成するとき
は、上述の如き従来技術の欠点が解決され、且つ表面性
質に優れた擬革が提供できることを知見して本発明を完
成した。
の如き要望に応えるべく鋭意研究の結果、特定の変性剤
を使用して樹脂を変性して擬革の樹脂層を形成するとき
は、上述の如き従来技術の欠点が解決され、且つ表面性
質に優れた擬革が提供できることを知見して本発明を完
成した。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、基材シートおよび該基材シートの
少なくとも一方の面に設けた樹脂層からなり、該樹脂層
が、分子中にシロキサン結合を有する樹脂からなること
を特徴とする擬革である。
少なくとも一方の面に設けた樹脂層からなり、該樹脂層
が、分子中にシロキサン結合を有する樹脂からなること
を特徴とする擬革である。
次に、本発明を更に詳細に説明すると、本発明で使用
し、主として本発明を特徴づける樹脂は、その分子中に
シロキサン結合を有することを特徴とするものであり、
好ましい具体例としては、下記の一般式(I)で表わさ
れるポリシロキサンポリオールまたはポリシロキサンポ
リアミンの残基をポリマー主鎖に包含するものである。
し、主として本発明を特徴づける樹脂は、その分子中に
シロキサン結合を有することを特徴とするものであり、
好ましい具体例としては、下記の一般式(I)で表わさ
れるポリシロキサンポリオールまたはポリシロキサンポ
リアミンの残基をポリマー主鎖に包含するものである。
但し、上記一般式(I)中のXはアミノ基または水酸基
であり、Rは、脂肪酸、芳香族または脂肪芳香族の2価
の基であり、特に好ましいものはC1〜C2のアルキル
基またはC8〜C10の芳香族基であり、R′は、C1〜
C6のアルキル基であり特に好ましいものは、メチル基
であり、nは、上記化合物の平均分子量が500〜1万
になる値であり、特に好ましいものは、平均分子量が約
1,000〜5,000になるものである。
であり、Rは、脂肪酸、芳香族または脂肪芳香族の2価
の基であり、特に好ましいものはC1〜C2のアルキル
基またはC8〜C10の芳香族基であり、R′は、C1〜
C6のアルキル基であり特に好ましいものは、メチル基
であり、nは、上記化合物の平均分子量が500〜1万
になる値であり、特に好ましいものは、平均分子量が約
1,000〜5,000になるものである。
上記の如きポリシロキサンセグメントを有し、本発明で
使用できる樹脂としては、 (1)Xがアミノである場合に、そのアミノ基を利用
し、多価カルボン酸として縮重合して得られるポリアミ
ド樹脂。
使用できる樹脂としては、 (1)Xがアミノである場合に、そのアミノ基を利用
し、多価カルボン酸として縮重合して得られるポリアミ
ド樹脂。
(2)Xが水酸基である場合にその水酸基を利用し、多
価カルボン酸と縮重合して得られるポリエステル樹脂。
価カルボン酸と縮重合して得られるポリエステル樹脂。
(3)Xが水酸基である場合に、その水酸基を利用し、
有機ポリイソシアネートと付加重合して得られるポリウ
レタン樹脂。
有機ポリイソシアネートと付加重合して得られるポリウ
レタン樹脂。
(4)Xがアミノ基である場合に、そのアミノ基を利用
し、有機ポリイソシアネートと付加重合して得られるポ
リウレア樹脂。
し、有機ポリイソシアネートと付加重合して得られるポ
リウレア樹脂。
(5)Xがアミノ基であるとともに、Xが水酸基である
ものを併用し、これに有機ポリイソシアネートと付加重
合して得られるポリウレタンポリウレア樹脂。
ものを併用し、これに有機ポリイソシアネートと付加重
合して得られるポリウレタンポリウレア樹脂。
以上の如きシロキサン結合を有する各種の樹脂のうち、
本発明において特に好ましいものは、上記の(3)〜
(5)のポリウレタン樹脂および/またはポリウレア樹
脂である。
本発明において特に好ましいものは、上記の(3)〜
(5)のポリウレタン樹脂および/またはポリウレア樹
脂である。
これらの好ましいものについて更に具体的に説明する
と、上記のポリシロキサンポリアミンおよび/またはポ
リオールと反応させてポリウレタン樹脂またはポリウレ
ア樹脂を得るのに好ましい有機ポリイソシアネートを挙
げれば以下のの通りである。
と、上記のポリシロキサンポリアミンおよび/またはポ
リオールと反応させてポリウレタン樹脂またはポリウレ
ア樹脂を得るのに好ましい有機ポリイソシアネートを挙
げれば以下のの通りである。
トルエン−2,4−ジイソシアネート、 4−メトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−イソプロピル−1,3−フェニレンジイソシアネー
ト、 4−クロル−1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−ブトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、 2,4−ジイソシアネート−ジフェニルエーテル、 メシチレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(フェニルイソシアネート)、 ジュリレンジイソシアネート、 1,5−ナフタレンジイソシアネート、 ベンジジンジイソシアネート、 o−ニトロベンジジンジイソシアネート、 4,4−ジイソシアネートジベンジル、 1,4−テトラメチレンジイソシアネート、 1,6−テトラメチレンジイソシアネート、 1,10−デカメチレンジイソシアネート、 1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、 キシリレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、 1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート、 更に、これらの有機ポリイソシアネートと他の化合物と
の付加体、例えば、下記構造式のものが挙げられるが、
これらに限定されない。
ト、 4−クロル−1,3−フェニレンジイソシアネート、 4−ブトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、 2,4−ジイソシアネート−ジフェニルエーテル、 メシチレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(フェニルイソシアネート)、 ジュリレンジイソシアネート、 1,5−ナフタレンジイソシアネート、 ベンジジンジイソシアネート、 o−ニトロベンジジンジイソシアネート、 4,4−ジイソシアネートジベンジル、 1,4−テトラメチレンジイソシアネート、 1,6−テトラメチレンジイソシアネート、 1,10−デカメチレンジイソシアネート、 1,4−シクロヘキシレンジイソシアネート、 キシリレンジイソシアネート、 4,4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、 1,5−テトラヒドロナフタレンジイソシアネート、 更に、これらの有機ポリイソシアネートと他の化合物と
の付加体、例えば、下記構造式のものが挙げられるが、
これらに限定されない。
本発明で好ましく使用する樹脂は、前記一般式(I)の
ポリシロキサンと上記有機ポリイソシアネートとから従
来公知のポリウレタン樹脂の製造法に準じて得ることが
でき、例えば、一般式(I)においてXが水酸基である
場合には、シロキサン結合を有するポリウレタン樹脂が
得られ、Xがアミノ基である場合には、ポリウレア樹脂
が得られ、一般式(I)においてXが水酸基であるもの
と、Xがアミノ基であるものとを任意の割合で使用すれ
ば、ポリウレタンポリウレア樹脂が得られる。
ポリシロキサンと上記有機ポリイソシアネートとから従
来公知のポリウレタン樹脂の製造法に準じて得ることが
でき、例えば、一般式(I)においてXが水酸基である
場合には、シロキサン結合を有するポリウレタン樹脂が
得られ、Xがアミノ基である場合には、ポリウレア樹脂
が得られ、一般式(I)においてXが水酸基であるもの
と、Xがアミノ基であるものとを任意の割合で使用すれ
ば、ポリウレタンポリウレア樹脂が得られる。
いずれにしても、本発明の目的の達成に有用なものは、
その反応に際して得られる樹脂中のケイ素原子の量が、
樹脂100重量部中で約2〜60重量部となるように調
製するのが好ましい。
その反応に際して得られる樹脂中のケイ素原子の量が、
樹脂100重量部中で約2〜60重量部となるように調
製するのが好ましい。
このようなケイ素原子の量の調整は、使用する一般式
(I)のポリシロキサンの平均分子量を調整する方法、
一般式(I)のポリシロキサンに、一般の有機ジアミ
ン、例えば、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、
ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、フェニレ
ンジアミン等を併用する方法、更にはエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリエーテルポリオール、
ポリエステルポリオール等その他のポリオールを併用す
る方法である。
(I)のポリシロキサンの平均分子量を調整する方法、
一般式(I)のポリシロキサンに、一般の有機ジアミ
ン、例えば、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、
ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、フェニレ
ンジアミン等を併用する方法、更にはエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ポリエーテルポリオール、
ポリエステルポリオール等その他のポリオールを併用す
る方法である。
得られる樹脂中のケイ素原子の量が約2重量%未満にな
ると、本発明の所期の効果が不十分で、一方、ケイ素原
子の量が60重量%を越えると、得られるポリウレタン
樹脂および/またはポリウレア樹脂の有機溶剤に対する
溶解性や可とう性が低下して好ましくない。
ると、本発明の所期の効果が不十分で、一方、ケイ素原
子の量が60重量%を越えると、得られるポリウレタン
樹脂および/またはポリウレア樹脂の有機溶剤に対する
溶解性や可とう性が低下して好ましくない。
上記の如き樹脂の中でポリウレタン樹脂またはポリウレ
ア樹脂の製造は、従来公知のポリウレタン樹脂またはポ
リウレア樹脂の製造方法に準じて行うことができ、例え
ば、上記の成分を有機溶剤および/または触媒の存在下
または不存在下で、約0〜100℃の温度で約0.5〜
3時間反応させることによって本発明で使用するポリウ
レタン樹脂および/またはポリウレア樹脂が得られる。
好ましい方法は、生成するポリウレタン樹脂および/ま
たはポリウレア樹脂が溶解するような有機溶剤中で行う
方法である。
ア樹脂の製造は、従来公知のポリウレタン樹脂またはポ
リウレア樹脂の製造方法に準じて行うことができ、例え
ば、上記の成分を有機溶剤および/または触媒の存在下
または不存在下で、約0〜100℃の温度で約0.5〜
3時間反応させることによって本発明で使用するポリウ
レタン樹脂および/またはポリウレア樹脂が得られる。
好ましい方法は、生成するポリウレタン樹脂および/ま
たはポリウレア樹脂が溶解するような有機溶剤中で行う
方法である。
また、シロキサン結合を有するポリアミド樹脂およびポ
リエステル樹脂も従来公知の方法に準じて得ることがで
きる。
リエステル樹脂も従来公知の方法に準じて得ることがで
きる。
このようなポリウレタン樹脂および/またはポリウレア
樹脂の製造において使用してもよい有機溶剤は、それぞ
れの反応原料および生成物に対して不活性な有機溶剤で
あればいずれでもよく、例えば、好ましい有機溶剤とし
ては、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケト
ン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ギ酸メ
チル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、アセトン、シクロヘキサン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール、ブタノール、メチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテート、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ペンタン、ヘ
キサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、ミネラ
ルスピリット、石油エーテル、ガソリン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、クロロホルム、四塩化炭素、クロル
ベンゼン、パークロルエチレン、トリクロルエチレン等
が挙げられる。
樹脂の製造において使用してもよい有機溶剤は、それぞ
れの反応原料および生成物に対して不活性な有機溶剤で
あればいずれでもよく、例えば、好ましい有機溶剤とし
ては、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケト
ン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ギ酸メ
チル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、アセトン、シクロヘキサン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール、ブタノール、メチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテート、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ペンタン、ヘ
キサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、ミネラ
ルスピリット、石油エーテル、ガソリン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、クロロホルム、四塩化炭素、クロル
ベンゼン、パークロルエチレン、トリクロルエチレン等
が挙げられる。
また、本発明において使用する特定の樹脂、好ましくは
ポリウレタン樹脂および/またポリウレア樹脂に加え
て、従来から使用されているポリウレタン樹脂やポリエ
ステル等の樹脂を樹脂層のヤング率の調整や密着力の向
上のために併用してもよいし、更に他の一般的な樹脂、
例えば、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、塩
化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合系樹
脂、アルキッド系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリロニト
リル−ブタジエン系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、ポ
リブチラール系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン
系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、アクル系樹脂、
ポリアミド系樹脂等が本発明の目的の達成を妨げない範
囲において併用できる。
ポリウレタン樹脂および/またポリウレア樹脂に加え
て、従来から使用されているポリウレタン樹脂やポリエ
ステル等の樹脂を樹脂層のヤング率の調整や密着力の向
上のために併用してもよいし、更に他の一般的な樹脂、
例えば、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、塩
化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合系樹
脂、アルキッド系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリロニト
リル−ブタジエン系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、ポ
リブチラール系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン
系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、アクル系樹脂、
ポリアミド系樹脂等が本発明の目的の達成を妨げない範
囲において併用できる。
本発明の擬革の樹脂層の形成は、前記の樹脂を前記の如
き有機溶剤中に溶解または分散させて塗料の如き形態で
使用して形成するのが好ましい。勿論使用形態は塗料型
に限定されない。例えば、塗料形態の場合には、樹脂の
濃度は、約10〜50重量%程度が好適である。
き有機溶剤中に溶解または分散させて塗料の如き形態で
使用して形成するのが好ましい。勿論使用形態は塗料型
に限定されない。例えば、塗料形態の場合には、樹脂の
濃度は、約10〜50重量%程度が好適である。
本発明の擬革の基材シートとしては、従来公知の擬革の
基材シートとして使用されている各種織布、不織布等あ
るいはこれらの基材シートに樹脂も含浸したりその表面
に多孔層を形成したもの等いずれも使用できるものであ
り、本発明においては、このような公知の基材シートの
少なくとも一方の面に前記の如き特定の樹脂からなる樹
脂層を形成する。
基材シートとして使用されている各種織布、不織布等あ
るいはこれらの基材シートに樹脂も含浸したりその表面
に多孔層を形成したもの等いずれも使用できるものであ
り、本発明においては、このような公知の基材シートの
少なくとも一方の面に前記の如き特定の樹脂からなる樹
脂層を形成する。
上記樹脂層は、いずれの方法で形成してもよく、例え
ば、上記シロキサン結合を有する樹脂を必須成分とする
塗料を形成し、これを基材シートの表面に塗布または含
浸し乾燥して樹脂層を形成する方法、これらの塗料を離
型紙上に塗布および乾燥してフイルムを形成し、該フイ
ルムを基材シートに貼り合わせる方法、上記樹脂からカ
レンダー方法等によりフイルムを形成し、樹脂層を形成
する方法等が有用である。これらの樹脂層はいずれの厚
さでもよいが、一般的には約0.1〜100μm程度の
厚みである。
ば、上記シロキサン結合を有する樹脂を必須成分とする
塗料を形成し、これを基材シートの表面に塗布または含
浸し乾燥して樹脂層を形成する方法、これらの塗料を離
型紙上に塗布および乾燥してフイルムを形成し、該フイ
ルムを基材シートに貼り合わせる方法、上記樹脂からカ
レンダー方法等によりフイルムを形成し、樹脂層を形成
する方法等が有用である。これらの樹脂層はいずれの厚
さでもよいが、一般的には約0.1〜100μm程度の
厚みである。
尚、本発明においては、上記の樹脂層中に従来公知の添
加剤、例えば、着色剤、可塑剤、帯電防止剤、界面活性
剤、老化防止剤、架橋剤等の任意の添加剤が添加できる
のは当然である。
加剤、例えば、着色剤、可塑剤、帯電防止剤、界面活性
剤、老化防止剤、架橋剤等の任意の添加剤が添加できる
のは当然である。
(作用・効果) 以上の如き本発明の擬革は、その樹脂層が、前記の如き
シロキサン結合を有する樹脂から形成されているため、
その樹脂層の表面特性、例えば、耐汚染性、耐水性、耐
摩耗性、耐粘着性、耐熱性等を著しく向上している。
シロキサン結合を有する樹脂から形成されているため、
その樹脂層の表面特性、例えば、耐汚染性、耐水性、耐
摩耗性、耐粘着性、耐熱性等を著しく向上している。
また、本発明で使用するポリシロキサン化合物は、高分
子量化されて樹脂と一体化されているため、従来技術の
添加剤の如く、経時的に添加剤が樹脂層の表面にブリー
ドし、種々の問題を生じるという欠点が解決されてお
り、そのため樹脂層中にシロキサン結合を多量に包含さ
せることができ、その結果、より樹脂層の表面性質を改
良することができる。
子量化されて樹脂と一体化されているため、従来技術の
添加剤の如く、経時的に添加剤が樹脂層の表面にブリー
ドし、種々の問題を生じるという欠点が解決されてお
り、そのため樹脂層中にシロキサン結合を多量に包含さ
せることができ、その結果、より樹脂層の表面性質を改
良することができる。
次に、参考例、実施例および比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。尚、文中、部または%とあるのは
重量基準である。
に具体的に説明する。尚、文中、部または%とあるのは
重量基準である。
参考例1(ポリウレア樹脂の合成) 上記式のジメチルポリシロキサンジアミン(平均分子量
3,880)150部および1,3−プロピレンジアミ
ン10部をジメチルホルムアミド250部中に加え、こ
の混合液を、かきまぜ機、還流冷却器、滴下ロート、ガ
ス導入管を備えた反応器に仕込む。内容物を外部から冷
却して内温を0〜−5℃とし、この温度を保ちながらガ
ス導入管を通して炭酸ガスを流し続ける。
3,880)150部および1,3−プロピレンジアミ
ン10部をジメチルホルムアミド250部中に加え、こ
の混合液を、かきまぜ機、還流冷却器、滴下ロート、ガ
ス導入管を備えた反応器に仕込む。内容物を外部から冷
却して内温を0〜−5℃とし、この温度を保ちながらガ
ス導入管を通して炭酸ガスを流し続ける。
次に15部の水添加MDIを65部のジメチルホルムア
ミドに溶解した溶液を滴下ロートを通して反応器内に滴
下して反応させた。滴下終了後、次第に内温を上昇さ
せ、50℃に達したところで1時間50℃でかきまぜ
た。
ミドに溶解した溶液を滴下ロートを通して反応器内に滴
下して反応させた。滴下終了後、次第に内温を上昇さ
せ、50℃に達したところで1時間50℃でかきまぜ
た。
得られたポリウレア樹脂溶液は、固形分が35%であ
り、15,000cps(25℃)の粘度を有してい
た。
り、15,000cps(25℃)の粘度を有してい
た。
この溶液から形成したフイルムの破断強度(Kg/c
m2)は450で、破断伸度(%)は550で、且つ軟化
点は150℃であった。
m2)は450で、破断伸度(%)は550で、且つ軟化
点は150℃であった。
実施例1 織布上に、ポリウレタン系接着剤溶液(レザミンVD-602
5 、大日精化工業製)を乾燥時の塗布量が10/m2とな
るように塗布および乾燥して擬革用基材シートとした。
5 、大日精化工業製)を乾燥時の塗布量が10/m2とな
るように塗布および乾燥して擬革用基材シートとした。
一方前記参考例1の樹脂溶液を離型紙上に塗布および乾
燥させて約15μmの厚さのフイルムを形成し、これを
上記基材シートに貼り合わせて本発明の擬革を得た。
尚、比較例1として、擬革用ポリウレタン樹脂溶液(固
形分30%、レザミンME-88N、大日精化工業製)を使用
し、且つ比較例2としてレザミンME-88Nにシリコーンオ
イル(SH-200、東レシリコーン製)5部を添加して同様
に擬革を調製した。
燥させて約15μmの厚さのフイルムを形成し、これを
上記基材シートに貼り合わせて本発明の擬革を得た。
尚、比較例1として、擬革用ポリウレタン樹脂溶液(固
形分30%、レザミンME-88N、大日精化工業製)を使用
し、且つ比較例2としてレザミンME-88Nにシリコーンオ
イル(SH-200、東レシリコーン製)5部を添加して同様
に擬革を調製した。
上記で得られた擬革の摩擦係数(A)、ハッ水製
(B)、耐ブロッキング性(C)およ表面状態(D)は
下記第1表の通りであった。
(B)、耐ブロッキング性(C)およ表面状態(D)は
下記第1表の通りであった。
尚、摩擦係数(μk)は鉄に対する摩擦係数であり、ハ
ッ水性は、H2O接触角であり、耐ブロッキング性は1
30℃で1時間エージング後の剥離であり、○は剥離な
しを、×は剥離有りを示す。表面状態は製造3日後の変
化であり、○は変化なしを、×は添加物のブリードが有
ることを示す。
ッ水性は、H2O接触角であり、耐ブロッキング性は1
30℃で1時間エージング後の剥離であり、○は剥離な
しを、×は剥離有りを示す。表面状態は製造3日後の変
化であり、○は変化なしを、×は添加物のブリードが有
ることを示す。
以上の如く本発明によれば、樹脂層の摩擦係数を著しく
低下させ、且つ良好なハッ水性、耐ブロッキング性、表
面状態を保持することができる。
低下させ、且つ良好なハッ水性、耐ブロッキング性、表
面状態を保持することができる。
参考例2 上記式で表わされ、且つ、平均分子量が約3,200で
あるポリジメチルシロキサンジオール159部および
1,4−ブタンジオール10部を、200部のメチルエ
チルケトンと267部のジメチルホルムアミドとからな
る混合有機溶剤に加え、また、40部のMDIをメチル
エチルケトンに溶解させた溶液を使用し、多は参考例1
と同様にしてシロキサン結合を有するポリウレタン樹脂
溶液を得た。
あるポリジメチルシロキサンジオール159部および
1,4−ブタンジオール10部を、200部のメチルエ
チルケトンと267部のジメチルホルムアミドとからな
る混合有機溶剤に加え、また、40部のMDIをメチル
エチルケトンに溶解させた溶液を使用し、多は参考例1
と同様にしてシロキサン結合を有するポリウレタン樹脂
溶液を得た。
得られたポリウレア樹脂溶液は、固形分が30%であ
り、40万cps(25℃)の粘度を有していた。
り、40万cps(25℃)の粘度を有していた。
この溶液から形成したフイルムの破断強度(Kg/c
m2)は400で、破断伸度(%)は560で、且つ軟化
点は100℃以下であった。
m2)は400で、破断伸度(%)は560で、且つ軟化
点は100℃以下であった。
実施例2 前記参考例2の溶液(固形分30%)100部コロネー
トL(NCO %12.、固形分75%日本ポリウレタン
製) 2部 メチルエチルケトン 120部 上記組成物をナイロンタフタ上に70〜80g/m2の割
合で塗布し、直ちに乾燥機で乾燥させて本発明の擬革を
得た。尚、比較例として、下記組成物を使用し、他は上
記と同様にして比較例の擬革を調製した。
トL(NCO %12.、固形分75%日本ポリウレタン
製) 2部 メチルエチルケトン 120部 上記組成物をナイロンタフタ上に70〜80g/m2の割
合で塗布し、直ちに乾燥機で乾燥させて本発明の擬革を
得た。尚、比較例として、下記組成物を使用し、他は上
記と同様にして比較例の擬革を調製した。
熱可塑性ウレタンエラストマー溶液(固形分30%、レ
ザミンME-88N、第日精化工業製) 100部 コロネートL(NCO %12.5、固形分75%日本ポリ
ウレタン製) 2部 シリコーンオイル(SH-200、東シリコーン) 1部 メチルエチルケトン 120部 上記で得られた擬革の耐水圧およびハッ水性を、ドライ
クリーニングテストの前後で比較したところ、下記第2
表の通りであった。
ザミンME-88N、第日精化工業製) 100部 コロネートL(NCO %12.5、固形分75%日本ポリ
ウレタン製) 2部 シリコーンオイル(SH-200、東シリコーン) 1部 メチルエチルケトン 120部 上記で得られた擬革の耐水圧およびハッ水性を、ドライ
クリーニングテストの前後で比較したところ、下記第2
表の通りであった。
上記AおよびBはドライクリーニングテスト前の耐水圧
(mm)およびハッ水性であり、上記CおよびDはドラ
イクリーニングテスト3回実施後の耐水圧(mm)およ
びハッ水性である。
(mm)およびハッ水性であり、上記CおよびDはドラ
イクリーニングテスト3回実施後の耐水圧(mm)およ
びハッ水性である。
ドライクリーニングテストは、パークロロエチレン30
0cc中に試験片および鋼球(直径6.4mm)10個
を入れ、125回/min.の振とう機に15分間かけ
て行った。
0cc中に試験片および鋼球(直径6.4mm)10個
を入れ、125回/min.の振とう機に15分間かけ
て行った。
ハッ水性は、試験片に水滴を落とし、完全に水をはじい
ているものをハッ水度100とし、水が完全にしみ込ん
でいるのを0として評価した。
ているものをハッ水度100とし、水が完全にしみ込ん
でいるのを0として評価した。
以上の通り本発明によれば、耐久性のある耐水圧とハッ
水性を有する擬革が提供される。
水性を有する擬革が提供される。
Claims (3)
- 【請求項1】基材シートおよび該基材シートの少なくと
も一方の面に設けた樹脂層からなり、該樹脂層が、分子
中にシロキサン結合を有する樹脂からなることを特徴と
する擬革。 - 【請求項2】樹脂が、シロキサン結合を有するポリウレ
タン樹脂および/またはポリウレア樹脂である特許請求
の範囲第(1)項に記載の擬革。 - 【請求項3】シロキサン結合が、樹脂100重量部中で
約2〜60重量部を占める特許請求の範囲第(1)項に
記載の擬革。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61045430A JPH0639750B2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 擬 革 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61045430A JPH0639750B2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 擬 革 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62206086A JPS62206086A (ja) | 1987-09-10 |
| JPH0639750B2 true JPH0639750B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=12719078
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61045430A Expired - Fee Related JPH0639750B2 (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 擬 革 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639750B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2345257C2 (de) * | 1973-09-07 | 1975-09-18 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von mikroporösen Flächengebilden auf Polyurethanbasis |
| DE2345256A1 (de) * | 1973-09-07 | 1975-03-20 | Bayer Ag | Verfahren zur herstellung von mikroporoesen flaechengebilden |
| JPS58203180A (ja) * | 1982-05-19 | 1983-11-26 | 三菱レイヨン株式会社 | 皮革様シ−ト状物の製法 |
| JPS59150184A (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-28 | 三菱レイヨン株式会社 | 風合の良好な皮革様シ−トの製法 |
-
1986
- 1986-03-04 JP JP61045430A patent/JPH0639750B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62206086A (ja) | 1987-09-10 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |