JPH0639762A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH0639762A
JPH0639762A JP21823792A JP21823792A JPH0639762A JP H0639762 A JPH0639762 A JP H0639762A JP 21823792 A JP21823792 A JP 21823792A JP 21823792 A JP21823792 A JP 21823792A JP H0639762 A JPH0639762 A JP H0639762A
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JP
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component
silhouette
parts
light
pattern
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Application number
JP21823792A
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English (en)
Inventor
Isao Kitajima
功朗 北島
Akira Kozai
明 小材
Masakazu Kitanaka
正教 北中
Hirokazu Tanaka
宏和 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 より立体的な部品や形状の複雑な部品につい
ても、その方向ないし姿勢を判別できるようにし、部品
供給装置のフレキシビリティ及び展開性を向上させる。 【構成】 循環式パーツフィーダ2のトラック12に認
識台10を設ける。認識台10は部品3に接する透明部
13と部品3のシルエット画像を投影する像面となる拡
散反射面14とからなる。認識台10の直下には、部品
3の上下方向のシルエットを生じさせるための照明装置
8を設置する。部品3をつかんでワーク6に組み付ける
ためのチャック18を有するロボット1のハンド17は
回転可能となっており、ハンド17には、認識台10の
上の部品3に斜め上方から平行光を照射して拡散反射面
14にシルエットを生じさせるための照明器具9と、部
品3のシルエットを取込んで部品3の方向を判別する視
覚装置のカメラ7とを取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品供給装置に関する。
具体的にいうと、本発明は、ロボットによる組立て作業
やパレタイジングにおける部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多品種少量生産に対応できるフレキシブ
ルな生産ラインの構築には、柔軟な対応性にすぐれたロ
ボットの導入が有効である。しかし、ロボット周辺部、
特に、部品供給部は部品ごとに専用的であり、そのフレ
キシブル化が大きな課題となっている。また、24時間
無人運転の実現に部品供給部のトラブルが大きなネック
となっている。
【0003】部品供給装置には、種々の方式のものがあ
るが、最も一般的な振動式ボウルフィーダCの平面図を
図20に示す。振動式ボウルフィーダBは、ホッパの機
能を持ったボウル31が振動して部品32を整列させな
がら給送するものであって、ボウル31の内部に螺旋状
の送路33が形成されており、ボウル31に振動を与え
ると、振動によって部品32はボウル31の底から次第
に上昇し、姿勢を整列しながら給送する。うまく整列さ
れなかった部品32は、ワイパー34(一定高さ以上の
部品32を選別する)やプレッシャーブレーク35(一
定幅以上の部品32を選別する)、波状切り欠き36
(下面に切欠のある部品32等を選別する)等のツーリ
ング部によって選別され、再びボウル31の中に落下し
て循環する。
【0004】しかしながら、このように部品32の整列
をメカニカルなツーリング部によって行なう方式にあっ
ては、部品の形状や寸法に応じたツーリング部を用い
る必要があるので、部品毎に専用的でフレキシビリティ
がない、部品がツーリング部に引っ掛かってツーリン
グ部で部品の詰りが発生し易い、ツーリング部の製作
には、職人芸的な技術を要する、といった問題があっ
た。
【0005】振動式ボウルフィーダ等におけるこれらの
問題点を解決するものとしては、循環式パーツフィーダ
と視覚による部品供給方式を併用した部品供給装置Dが
一部実用化されている。図21及び図22は、このよう
な装置の平面図及び正面図である。この部品供給装置D
は、ロボット51、視覚装置の端末機としてのカメラ5
2、照明装置53及び循環式パーツフィーダ54から構
成されている。循環式パーツフィーダ54は、図20の
振動式パーツフィーダBとは異なり、メカニカルなツー
リング部を有していない。循環式パーツフィーダ54の
ボウル55の外周部に設けられたトラック56の一部は
透明板57によって形成されており、この透明板57の
直下には照明装置53が設置されている。しかして、ボ
ウル55を振動させることによりボウル55上の重なり
合った部品58を分離しながらトラック56上の画像取
込み位置(透明板57の上面)まで移送し、再びボウル
55に循環させる。一方、画像認識用のカメラ52は、
透明板57の上方に固定されているか、あるいは、ロボ
ット51のハンド59に取り付けられている。しかし
て、図23に示すように、トラック56の一部を構成し
ている透明板57の上の部品58は下方の照明装置53
によってシルエットを投影されており、この部品58の
シルエットはカメラ52によって撮影される。なお、図
21は、ハンド59のチャック60により循環式パーツ
フィーダ54から部品58を1つ取り出し、コンベア6
1上を搬送されているプラテン62に位置決めされてい
るワーク63に部品58を組み付ける場合を表わしてい
る。
【0006】つぎに、図24(a)(b)(c)に示す
ような部品58をワーク63の凹所64に組み付ける場
合を例にとって上記部品供給装置Dの動作を説明する。
まず、供給する部品58をランダムな状態のまま循環式
パーツフィーダ54に入れ、循環式パーツフィーダ54
を動作させると、循環式パーツフィーダ54は重なり合
った部品58を分離しながらトラック56上を移動させ
る。ついで、循環式パーツフィーダ54を停止させ、照
明装置53によって生じる透明板57の上の部品58の
シルエットをカメラ52によって撮影する。図26は透
明板57の上の部品58のシルエットの一例を示す図で
あって、65aは組み付け可能な方向を向いている部品
58のシルエット、65bは裏向いている部品58のシ
ルエット、65cは重なりあっている2つの部品58,
58のシルエット、65dは立っている部品58のシル
エットである。画像処理により、これらの部品58のシ
ルエット65a〜65dから組み付け可能な部品58を
選択し、その位置及び方向を求め、選択した部品58の
位置及び方向に合わせてロボット51のハンド59を移
動及び回転させ、チャック60によって部品58を把持
する。ついで、ハンド59を回転させ、部品58をワー
ク63の組み付け方向に修正し、部品58をプラテン6
2上へ移動させて図25(a)(b)に示すようにワー
ク63の凹所64に部品58を組み付ける。こうして、
カメラ52で撮影した画像に基づいて選択された組み付
け可能な部品58を順次ワーク63に組み付けてゆく。
組み付け可能な部品58がない場合には、再び循環式パ
ーツフィーダ54を動作させると、組み付け可能な方向
を向いていなかった部品58はトラック56上を移動し
て再びボウル55へ戻り、別な部品58がトラック56
上を移動して透明板57の上に移動する。したがって、
循環式パーツフィーダ54を停止させて上記動作を繰り
返すことにより部品58がワーク63に組み付けられ
る。
【0007】しかしながら、このような方式において
は、部品の状態を上下方向のシルエット画像のみで認識
するため、適用可能な部品が平面的なものに限られると
いう問題点があった。具体的にいうと、片面に溝が設け
られている部品や片面の縁に凹部の形成されている図4
のような部品、あるいは角錘台形状の部品などでは姿勢
の区別が不可能であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、より立体的な部品や形状の複雑な部品にも適用
することができる柔軟性及び展開性に優れた部品供給装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の部品供給
装置は、透明部の下面に拡散反射面を設けた認識台と、
上下方向のシルエット画像から求めた部品の方向をもと
に、認識台の上方から認識台上の部品に向けて、ランダ
ムな部品の方向に合わせて予め決められた方向から斜め
方向の光を照射する照明装置と、前記拡散反射面に生成
した部品のシルエットを予め登録されているシルエット
パターンと比較して部品の姿勢を認識し、供給可能な姿
勢の部品を選択する視覚装置と、選択された部品をつか
んで部品供給箇所へ運ぶ装置とを備えたことを特徴とし
ている。
【0010】また、本発明の第2の部品供給装置は、上
下方向のシルエット画像から求めた部品の方向をもと
に、部品に向けて、ランダムな部品の方向に合わせて予
め決められた方向から斜め方向のパターン光を照射する
照明装置と、前記パターン光によって部品の表面に生成
された光パターンを予め登録されているパターンと比較
して部品の姿勢を認識し、供給可能な姿勢の部品を選択
する視覚装置と、選択された部品をつかんで部品供給箇
所へ運ぶ装置とを備えたことを特徴としている。
【0011】上記部品供給装置においては、照明装置を
所定位置及び所定角度に制御するための手段を具備して
いてもよい。
【0012】
【作用】本発明の第1の部品供給装置にあっては、照明
装置によって斜め上方から光を照射して拡散反射面上に
部品の斜め方向からのシルエットを生じさせているの
で、また、第2の部品供給装置にあっては、照明装置に
よって斜め上方からパターン光を照射して部品の表面に
光パターンを生じさせているので、いずれも、部品の平
面形状のみならず、立体的な形状に関する情報を含んだ
シルエットもしくは光パターンを得ることができ、視覚
装置によって部品形状に関するより多くの情報を入手す
ることができる。したがって、より立体的な部品や複雑
な部品等の方向を識別することができ、部品供給装置の
適用対象がより広がり、部品供給装置のフレキシビリテ
ィがより向上する。
【0013】しかも、上下方向のシルエット画像から求
めた部品の方向をもとに部品に向けてランダムな部品の
方向に合わせて予め決められた方向から照明装置によっ
て斜め方向の光を照射しているので、決められた方向か
らのシルエット画像もしくは光パターンから姿勢を判別
することができ、不定方向からの立体認識に比べて処理
が容易になり、簡単なパターンマッチングにより部品の
姿勢を判別することができる。
【0014】加えて、透明部と拡散反射面とからなる認
識台を用いた第1の部品供給装置にあっては、部品のシ
ルエットが生じる拡散反射面と部品との間には、透明部
によって距離が隔てられているので、視覚装置によって
認識するシルエット画像と部品の実体画像とを分離させ
ることができる。したがって、対象部品の上面部の特徴
だけでなく、下面部の特徴もシルエットとして捉えるこ
とができる。また、黒っぽい部品でも、部品の実体画像
とシルエット画像とを明確に区別でき、シルエットパタ
ーンから供給可能な方向を向いた部品を容易に選択する
ことができる。
【0015】しかも、第1の部品供給装置にあっては、
部品に照射した光の反射光によって部品の姿勢を認識す
るのでなく、部品に光を照射することによって生成させ
たシルエットによって部品の姿勢を認識しているので、
対象部品の表面状態(部品表面のつや、表面粗さ等)に
影響されない。
【0016】
【実施例】図1及び図2は本発明の一実施例による部品
供給装置Aを示す平面図及び正面図であって、ロボット
1により循環式パーツフィーダ2から部品3を1つ取り
出し、コンベア4上を搬送されているプラテン5に位置
決めされているワーク6に部品3を組み付ける場合を表
わしている。この部品供給装置Aは、部品挿入用のロボ
ット1、パターン認識機能を備えた視覚装置(図では端
末機であるカメラ7だけを示す)、2つの照明装置8,
9、認識台10を有する循環式パーツフィーダ2等から
構成されている。部品3を組み付けるためのワーク6
は、コンベア4上を搬送されているプラテン5に位置決
めされており、循環式パーツフィーダ2ー及びロボット
1はコンベア4の近傍に設置されている。
【0017】循環式パーツフィーダ2は、振動によって
ボウル11内の多数の部品3をトラック12に沿って循
環させるものであって、トラック12の一部には認識台
10が設けられている。しかして、循環式パーツフィー
ダ2は、ボウル11を振動させることによりボウル11
内の重なり合った部品3を分離しながらトラック12上
で移送し、シルエット画像取込み位置(認識台10の上
面)を通過させ、再びボウル11に循環させる。認識台
10の直下には1台の照明装置8が設置されており、照
明装置8から真上の認識台10に向けて光を照射できる
ようになっている。
【0018】ロボット1は、図1及び図2では水平多関
節型のロボットを示しているが、部品の形状によって
は、また、例えば斜め方向から部品をチャックしなけれ
ばならない場合には、垂直多関節型のロボットでもよ
い。図示のロボット1においては、支柱15によってア
ーム16が支持されており、アーム16によって先端の
ハンド17が水平面内で自由に移動させられるようにな
っている。このハンド17はアーム16に対して昇降及
び回転するようになっており、ハンド17の下部には部
品3をつかむためのチャック18が設けられ、ハンド1
7の側面には平行光の出射方向がハンド17の軸心に対
して角度を持つようにして照明装置9が取り付けられ、
ハンド17の照明装置9と反対側の側面には視覚装置の
端末機であるカメラ7が取り付けられている。
【0019】図3は上記部品供給装置Aの光学系の構成
を示している。循環式パーツフィーダ2に設けられてい
る認識台10は、透明部13の下面に拡散反射面14を
形成したものであって、ボウル11の開口部分に取り付
けられている。例えば、認識台10としては、ガラス板
や透明プラスチック板等の透明部13の下面に粗面加工
を施して拡散反射面14を形成したもので良く、例えば
すりガラスを用いることができる。認識台10の直下に
設置された照明装置8は、部品3の上下方向のシルエッ
トを得るためのものであり、部品3を載せた認識台10
に向けて真下から光を照射すると、認識台10の上方に
位置しているカメラ7によって認識台10の上の部品3
の平面視のシルエット画像を取り込むことができる。
【0020】また、ハンド17に取り付けられた照明装
置9は、部品3を斜め上方から照した時のシルエットを
得るためのものであり、認識台10に向けて斜め上方か
ら一定角度θ(例えば、30°,45゜,60°等)で
平行光を照射させると、部品3の斜め上方からのシルエ
ットSが拡散反射面14に生じる。拡散反射面14に生
じているシルエットSは、ハンド17に取り付けられて
いるカメラ7によって撮影され、そのシルエット画像が
視覚装置に取り込まれる。照明装置9によって生じる斜
め上方からのシルエットSは、部品の平面的な形状に関
する情報だけでなく、光照射側の立体的な形状に関する
情報も含んでいるので、立体的な部品や複雑な形状を有
する部品の方向も識別することが可能になる。さらに、
照明装置9及びカメラ7はハンド17に取り付けられて
いるので、ハンド17を回転させることによって照明装
置9による光の照射方向を変えることができ、例えば図
7に示すようにハンド17を90゜づつ回転させること
により、認識台10の上の部品3に対して90゜づつ異
なる2方向ないし4方向からのシルエットSを順次拡散
反射面14に生じさせることができる。これにより、1
方向からのシルエットSだけでなく、複数の方向からの
シルエットSを得ることができ、立体的な形状の部品や
複雑な形状の部品等についてもより正確に部品3の姿勢
を判別できるようになる。
【0021】例えば、図4(a)(b)(c)に示すよ
うに、上面に溝19を有し、下面の縁に切り欠き20を
有する略直方体状の部品3を考える。部品3が表向きの
場合には、図7のように照明装置9を90゜づつ移動さ
せて部品3の斜め上方からのシルエットSを順次拡散反
射面14に生じさせると、部品3の周囲に図8に示すよ
うなシルエットパターンS1,S2,S3,S4が生じ
る。また、部品3が裏向きの場合には、図7のように照
明装置9を90゜づつ移動させて部品3の斜め上方から
のシルエットSを順次拡散反射面14に生じさせると、
部品3の周囲に図9に示すようなシルエットパターンS
5,S6,S7,S8が生じる。図4のような形状の部
品3は平面のシルエットでは姿勢の判別が不可能である
が、図8のようなシルエットパターンS1〜S4と図9
のようなシルエットパターンS5〜S8を比較すること
によって部品3の姿勢を判別することが可能になる。
【0022】したがって、照明装置9による光の照射角
度θ及び部品3の基準方向を予め部品3の形状を考慮し
て決めておき、その照射角度θで、かつ、基準方向を含
む1〜4方向から平行光を照射したときに生じる表向き
及び裏向きの部品3の各シルエット画像を予めコンピュ
ータにパターン化(面積、周長など)して登録しておけ
ば、部品3に同一角度θで基準方向を含む1〜4方向か
ら平行光を照射した時のシルエットパターンS1〜S
4;S5〜S8とコンピュータに登録しているパターン
とを比較することにより部品3の方向を判別することが
できる。
【0023】また、認識台10は透明部13と拡散反射
面14とからなっており、シルエットSの像面となる拡
散反射面14と部品3との間には透明部13によって距
離が隔てられるので、部品3を像面から浮せることがで
き、図8や図9に示されているように、カメラ7によっ
て認識するシルエット画像と部品3の実体画像とを分離
させることができる。したがって、対象部品3の上面部
の特徴だけでなく、下面部の特徴もシルエットとして捉
えることができる。また、黒っぽい部品3でも、部品3
の実体画像とシルエット画像とを明確に区別でき、シル
エットパターンから供給可能な方向を向いた部品3を容
易に選択することができる。
【0024】図10は、透明部13がなく、表面が像面
となる認識台21を用いた比較例を示す。この認識台2
1に部品3を乗せ、照明装置9により斜め上方の一定角
度θから部品3に平行光を照射し、照明装置9を移動さ
せながら順次認識台21の表面に生じさせたシルエット
パターンS11〜S14を図11に示す。この場合に
は、図10及び図11に示すようにシルエットパターン
S11〜S14と部品3とが重複し、部品3と分離した
シルエットパターンS11〜S14をカメラ7によって
撮影することができず、シルエットパターンS11〜S
14の全体を知ることができない。これに対し、透明部
13を有する認識台10を用いることにより図8のよう
に部品3と分離したシルエットパターンS1〜S4の全
体をカメラ7によって撮影することができる。
【0025】照明装置9による光の照射角度θは上記の
ように一定値に固定してあってもよいが、部品3の形状
等に応じて照明装置9による光の照射角度θを自動的
に、あるいは手動により変化させられるようにしてもよ
い。また、透明部13の厚さも対象とする部品3の形状
や大きさ等に応じて自動的に、あるいは手動により変化
させられるようにしてもよい。透明部13の厚さを変化
させるには、例えば、透明なガラス板と拡散反射面14
との間に空間を形成し、当該ガラス板と空間によって透
明部13を構成し、ガラス板を上下させて空間の厚さを
変化させればよい。光の照射角度θや透明部13の厚さ
を可変にすれば、部品3に応じて、実体画像とシルエッ
ト画像とを明確に区別できるように調整できる。つま
り、部品3の大きさが大きくなると、図12(a)に示
すように部品3の実体画像とシルエット画像Sとが部分
的に重なり、カメラ7で撮影した画像では図12(b)
に示すように部品3の実体画像とシルエット画像Sとを
区別できなくなる場合がある。このような場合、図13
(a)に示すように照明装置9による光の照射角度θを
小さくすれば、図13(b)に示すように部品3の実体
画像とシルエット画像Sとを区別することができる。あ
るいは、図14(a)に示すように透明部13の厚さを
大きくしても、図14(b)に示すように部品3の実体
画像とシルエット画像Sとを区別することができる。
【0026】なお、これらの図では、1台の循環式パー
ツフィーダしか示していないが、それぞれ異なる種類の
部品を供給する複数台のパーツフィーダを設置するか、
あるいは、1台のパーツフィーダに複数種類混入させ、
選択供給すれば、複数種類の部品の組み付けが可能であ
り、また、部品をパレット詰めするパレタイジングやア
センブリセンターにおける定位置組立作業にも用いるこ
とができる。また、上記実施例では、照明装置9をハン
ド17に取り付け、ハンド17を回転させることによっ
て照明装置9の照射位置を移動させるようにしている
が、より高速性が要求される場合には、複数台の照明装
置9をハンド17に取り付けておき、各照明装置9を切
替えるようにしても良い。また、認識台10の拡散反射
面14は、照明装置8の光を透過させるものでなければ
ならないから、上記実施例では認識台10としてはすり
ガラスを用いているが、拡散反射面14として液晶シャ
ッタやPLZTを用いることもでき、照明装置9による
シルエットを生じさせる場合には、液晶シャッター等の
拡散反射面14を遮光状態とし、照明装置8によるシル
エットを生じさせる場合には、液晶シャッター等の拡散
反射面14を光透過状態とすることができる。
【0027】つぎに、図4の上記部品3をワーク6の凹
所22に組み付ける場合を例にとって上記部品供給装置
Aの動作を説明する。まず、供給する部品3をランダム
な状態のまま循環式パーツフィーダ2に入れ、循環式パ
ーツフィーダ2を動作させると、循環式パーツフィーダ
2は重なり合った部品3を分離しながらトラック12上
を移動させる。この後、ロボット1によりカメラ7を循
環式パーツフィーダ2上に移動させ、循環式パーツフィ
ーダ2を停止させる。ついで、照明装置8から認識台1
0に向けて光を照射し、認識台10上の部品3のシルエ
ットをカメラ7によって撮影する。図6は認識台10の
上の部品3のシルエットの一例を示す図であって、23
aは組み付けできる可能性のある部品3のシルエット、
23bは重なり合っている2つの部品3,3のシルエッ
ト、23cは立っている部品3のシルエットである。視
覚装置は、画像処理により、これらの部品3のシルエッ
ト23a〜23cから組み付けできる可能性のある部品
3を選択し、部品3の位置及び方向を求める。この後、
下方の照明装置8を消し、上方の照明装置9を点灯して
斜め上方から平行光を照射し、下方の照明装置8による
シルエットから得た判断に基づいてハンド17を移動さ
せて光学系(カメラ7)の中心と部品3の中心を一致さ
せ、さらに、ハンド17を回転させることにより、予め
斜め上方からのシルエット画像が登録されている方向
(例えば、図7のいずれかの方向)に照明装置9の方向
を補正する。ついで、照明装置9による斜め上方からの
シルエットをカメラ7により撮影し、得られたシルエッ
ト画像を予め登録されているパターンと照合し、部品3
の姿勢を決定する。1方向からのシルエットだけでは部
品3の姿勢を判断できない場合には、ハンド17を回転
させて照明装置9の方向を90゜づつ移動させながらカ
メラ7で部品3のシルエットを撮影し、光の照射方向の
異なるシルエットをカメラ7で撮影し、再び登録されて
いるシルエット画像のパターンと照合し、部品3の姿勢
を決定する。こうして、組み付け可能な部品3を選択す
ると、選択した部品3の位置及び方向に合わせてロボッ
ト1のハンド17を移動及び回転させ、チャック18に
よって部品3を把持する。ついで、ハンド17を回転さ
せ、部品3をワーク6の組み付け方向に修正し、部品3
をプラテン5上へ移動させて図5(a)(b)に示すよ
うにワーク6の凹所22に部品3を組み付ける。こうし
て、カメラ7で撮影した画像によって選択された組み付
け可能な部品3を順次ワーク6に組み付けてゆく。
【0028】一方、組み付け可能な部品3がない場合に
は、再び循環式パーツフィーダ2を動作させると、組み
付け可能な方向を向いていなかった部品3はトラック1
2上を移動して再びボウル11へ戻り、別な部品3がト
ラック12上を移動して認識台10の上に移動する。し
たがって、循環式パーツフィーダ2を停止させて上記動
作を繰り返すことにより部品3がワーク6に組み付けら
れる。
【0029】つぎに、本発明の別な実施例による部品供
給装置Bを説明する。図15及び図16は当該実施例に
よる部品供給装置Bを示す平面図及び正面図である。こ
の実施例においては、図1、図2等に示した実施例と同
じ構成要素については同一の符号を付すことによって説
明を省略し、異なる点を中心に説明する。この部品供給
装置Bにおいては、循環式パーツフィーダ2に設けられ
た認識台10aは、下方の照明装置8からの光を透過さ
せて部品3の上下方向のシルエットを得られるように透
明板もしくは半透明板によって形成されている。また、
ハンド17にはスリット光αを出射する照明装置9aが
設けられている。
【0030】いま、図17(a)(b)に示すように上
面の中央に溝3aを有する断面凹形の部品3の姿勢を判
別する場合について、この部品供給装置Bの動作原理を
説明する。まず、下方の照明装置8から認識台10aに
向けて光を照射し、認識台10a上の部品3のシルエッ
トをカメラ7によって撮影し、組み付けできる可能性の
ある部品3を選択して当該部品3の位置及び方向を求め
る。下方の照明装置8を消灯した後、上方の照明装置9
aを点灯して斜め上方から部品3にスリット光αを照射
する。このとき、下方の照明装置8によるシルエット画
像から得た判断に基づいてハンド17を移動させてカメ
ラ7の中心と部品3の中心を一致させ、さらに、ハンド
17を回転させることにより、予め決められている方向
(つまり、スリット光αのパターンが登録されている方
向)に照明装置9aの方向を補正する。ついで、照明装
置9aにより斜め上方から照射されているスリット光α
による部品3の表面のスリット光パターンをカメラ7で
撮影し、得られたスリット光パターンを予め登録されて
いるパターンと照合し、部品3の姿勢を決定する。1方
向からのスリット光パターンだけでは部品3の姿勢を判
断できない場合には、ハンド17を回転させて照明装置
9aの方向を90゜づつ移動させながらカメラ7で部品
3の表面のスリット光パターンを撮影し、スリット光α
の照射方向の異なるパターンをカメラ7で撮影し、再び
登録されているスリット光パターンと照合し、部品3の
姿勢を決定する。
【0031】図17に示すような形状の部品3に平面視
で側面と垂直な方向からスリット光αを照射するように
予め決めておく場合には、部品3の表面に生じるスリッ
ト光パターンは図18(a)(b)に示すような2種類
のパターンに限られ、予め登録しておくパターンも少な
くて済み、得られたスリット光パターンと登録されてい
るパターンとの照合も容易に行なえ、簡単な処理で部品
3の姿勢を識別できる。これに対し、任意の方向からス
リット光αを照射する場合には、図19のようなスリッ
ト光αのパターンも生じるので、多種のパターンを予め
登録しておく必要があり、膨大なパターンが必要となっ
て登録が不可能となり、得られたスリット光パターンを
解析して部品3の姿勢を判断する必要があり、処理が複
雑となる。
【0032】なお、上記実施例では、パターン光を照射
するための照明装置としてスリット光を照射する照明装
置を用い、スリット光パターンによって部品の姿勢を識
別するようにしたが、照明装置として3次元形状の立体
画像認識用に用いられているレンジファインダを用い、
部品の表面に照射されているレンジファインダのパター
ンから部品の姿勢を識別するようにしてもよい。一般的
なレンジファインダの場合には、不定方向からパターン
光を照射された対象物の形状を認識するので、膨大な識
別データ(パターンのデータ)を予め登録しておく必要
があるが、本発明によれば、レンジファインダからのパ
ターン光の照射方向を予め決めておく個とができるの
で、必要なデータを制限することができ、パターンマッ
チングの処理を容易にすることができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、部品に斜め方向から光
を照射しているので、立体的な形状に関する情報を含ん
だ多くの部品情報を入手することができ、より立体的な
部品や複雑な部品等の方向を認識し、区別することがで
きる。しかも、決められた方向からのシルエット画像も
しくは光パターンで姿勢を判別するので、不定方向から
の立体認識に比べて処理が容易になり、簡単なパターン
マッチングにより部品の姿勢を判別することができる。
【0034】また、透明部と拡散反射面からなる認識台
を備え、拡散反射面上のシルエット画像を視覚装置によ
って認識するものでは、透明部によってシルエット画像
と部品の実体画像とを分離させることができるので、対
象部品の上面部の特徴だけでなく、下面部の特徴もシル
エットとして捉えることができ、また、黒っぽい部品で
も、部品の実体画像とシルエット画像とを明確に区別で
きる。さらに、部品に照射した光の反射光によって部品
の姿勢を認識するのでなく、部品に光を照射することに
よって生成させたシルエットによって部品の姿勢を認識
しているので、対象部品の表面状態(部品表面のつや、
表面粗さ等)に影響されず、認識精度が向上する。
【0035】したがって、本発明の部品供給装置によれ
ば、従来の部品供給装置では、選別することのできなか
った立体的な部品や複雑な部品も、簡単な処理で正確に
姿勢を選別することが可能になり、さらに、下面に特徴
のある部品や黒っぽい部品等についても正確に姿勢を選
別でき、部品供給装置の適用対象がより広がり、部品供
給装置のフレキシビリティが一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による部品供給装置を示す平
面図である。
【図2】同上の実施例の正面図である。
【図3】同上の部品供給装置における光学系を示す概略
図である。
【図4】(a)(b)(c)は部品の一例を示す平面
図、正面図及び側面図である。
【図5】(a)(b)は同上の部品をワークに組み付け
た状態を示す平面図及び正面図である。
【図6】認識台の下方の照明装置によって投影された部
品のシルエットを示す図である。
【図7】認識台の上方の照明装置の光照射位置の移動を
示す平面図である。
【図8】表向きの部品に斜め上方から平行光を照射した
とき、拡散反射面に生じるシルエットを示す図である。
【図9】裏向きの部品に斜め上方から平行光を照射した
とき、拡散反射面に生じるシルエットを示す図である。
【図10】比較例の認識台を用いた場合を示す説明図で
ある。
【図11】同上の比較例の認識台を用いた場合に生じる
斜め方向からのシルエットを示す図である。
【図12】(a)は実体画像とシルエット画像が重なっ
たようすを示す概略断面図、(b)はその画像を示す平
面図である。
【図13】(a)は照明装置の角度を変化させた時のよ
うすを示す概略断面図、(b)はその画像を示す平面図
である。
【図14】(a)は透明部の厚さを厚くした時のようす
を示す概略断面図、(b)はその画像を示す平面図であ
る。
【図15】本発明の別な実施例による部品供給装置を示
す平面図である。
【図16】同上の実施例の正面図である。
【図17】(a)(b)は部品の形状を示す平面図及び
正面図である。
【図18】(a)(b)は定められた方向から部品に照
射されたスリット光のパターンを示す平面図である。
【図19】任意の方向から部品に照射されたスリット光
のパターンを示す平面図である。
【図20】従来例による振動式ボウルフィーダを示す平
面図である。
【図21】従来例の部品供給装置を示す平面図である。
【図22】同上の従来例の正面図である。
【図23】同上の従来例における光学系を示す概略図で
ある。
【図24】(a)(b)(c)は部品の形状を示す正面
図、背面図及び側面図である。
【図25】(a)(b)は部品をワークに組み付けた状
態を示す平面図及び正面図である。
【図26】照明装置によって投影された透明板の上の部
品のシルエットを示す図である。
【符号の説明】
1 ロボット 2 循環式パーツフィーダ 3 部品 6 ワーク 7 カメラ 9,9a 照明装置 10,10a 認識台 13 透明部 14 拡散反射面 17 ハンド 18 チャック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 宏和 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明部の下面に拡散反射面を設けた認識
    台と、 上下方向のシルエット画像から求めた部品の方向をもと
    に、認識台の上方から認識台上の部品に向けて、ランダ
    ムな部品の方向に合わせて予め決められた方向から斜め
    方向の光を照射する照明装置と、 前記拡散反射面に生成した部品のシルエットを予め登録
    されているシルエットパターンと比較して部品の姿勢を
    認識し、供給可能な姿勢の部品を選択する視覚装置と、 選択された部品をつかんで部品供給箇所へ運ぶ装置とを
    備えた部品供給装置。
  2. 【請求項2】 上下方向のシルエット画像から求めた部
    品の方向をもとに、部品に向けて、ランダムな部品の方
    向に合わせて予め決められた方向から斜め方向のパター
    ン光を照射する照明装置と、 前記パターン光によって部品の表面に生成された光パタ
    ーンを予め登録されているパターンと比較して部品の姿
    勢を認識し、供給可能な姿勢の部品を選択する視覚装置
    と、 選択された部品をつかんで部品供給箇所へ運ぶ装置とを
    備えた部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記照明装置を所定位置及び所定角度に
    制御するための手段を備えた請求項1又は2に記載の部
    品供給装置。
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