JPH0639885U - ワイヤーロープのプリテンション装置 - Google Patents

ワイヤーロープのプリテンション装置

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JPH0639885U
JPH0639885U JP7655992U JP7655992U JPH0639885U JP H0639885 U JPH0639885 U JP H0639885U JP 7655992 U JP7655992 U JP 7655992U JP 7655992 U JP7655992 U JP 7655992U JP H0639885 U JPH0639885 U JP H0639885U
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winch
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誠 山村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤーロープのプリテンション装置を小型
化するとともに、ワイヤーロープの初期巻付け操作を簡
便にする。 【構成】 ワイヤーロープ2を巻回するプリテンション
装置のドラム21の直径を、中央部から両側のフランジ
部27,28にかけて漸増するように湾曲させる。ドラ
ムの軸22にブレーキ23を設けるとともに、クラッチ
24付きのモーター25を取り付ける。そして、一方の
フランジ部27に初期巻付け用のクランプ29を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、クレーン等に使用するウインチへワイヤーロープを初期巻付けする 際に、ワイヤーロープに所定の張力を付加するプリテンション装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
クレーン等の揚重装置に於いて、ワイヤーロープをウインチへ初期巻付けする に当っては、図6に示すように、ロール1に巻回して運搬されてきたワイヤーロ ープ2を、ローラー押さえ込み装置3に通して引き出しながらウインチ4及び5 へ巻回していく。ウインチ4又は5へワイヤーロープ2を厚巻きにしていくとき 、下層巻き部分が緩い場合にはワイヤーロープ2が下層巻き部分にめり込んで巻 乱れを起こすという不具合が発生し、ウインチ4及び5へのワイヤーロープ2の 弛みによる巻乱れを生じなくするために、ワイヤーロープ2に所定の張力を付加 するプリテンション装置6を使用している。図7及び図8は従来のプリテンショ ン装置6を示したものであり、並設された二つのドラム7,8には複数本の平行 溝9,9…及び10,10…が設けられ、夫々のドラム7,8の軸11,12に 所定の摩擦力を付加するブレーキ13,14を設けてある。更に、二つのドラム 7,8の平行溝9,9…、10,10…へワイヤーロープ2を巻回し、該ワイヤ ーロープ2の一端2aを前記ウインチ4又は5へ導出する。
【0003】 而して、ウインチ4又は5を駆動してワイヤーロープの一端2aをウインチへ 初期巻付けする場合には、プリテンション装置6のドラム7,8が図7で反時計 方向へ回転するとともに、このドラム7,8に連動してブレーキ13,14がド ラム7,8の回転へ抵抗を付加し、ウインチの巻回方向に対してワイヤーロープ 2に張力T1 を付与する。このとき、ロール1からワイヤーロープ2を引き出す 際にワイヤーロープ2の跳ね上がりを防止するため、前記ローラー押さえ込み装 置3によってワイヤーロープの他端2b側が押さえ込まれ、ワイヤーロープの他 端側2bに所定の張力T2 が付与される。
【0004】 このように、ウインチに巻回されるワイヤーロープ2には所定の張力T1 及び T2 が付加され、ワイヤーロープ2の巻乱れを防止している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のワイヤーロープのプリテンション装置は、前述したようにドラムの平行 溝へワイヤーロープを巻回しているため、二つのドラムが必要となり、装置が大 型になっている。又、初期巻付けに於いては、ワイヤーロープを人手によってプ リテンション装置のドラムへ巻装するため、装置の組付け時或いはワイヤーロー プの交換時に多大な労力を費やしていた。
【0006】 そこで、ワイヤーロープのプリテンション装置を小型化するとともに、ワイヤ ーロープの初期巻付けを簡便に行えるようにするために解決すべき技術的課題が 生じてくるのであり、本考案はこの課題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、ウインチへワイヤ ーロープを初期巻付けする際に、ワイヤーロープに所定の張力を付加するプリテ ンション装置に於いて、ワイヤーロープを巻回するドラムの直径を中央部から両 側のフランジ部にかけて漸増するように湾曲させ、該ドラムに所定の摩擦力を付 加するブレーキを設けるとともに、該ドラムの軸にクラッチを介して回転力を付 与するモーターを取り付け、更に、一方のフランジ部の内側にクランプを設けて 、動力でワイヤーロープをドラムに巻回するようにしたことを特徴とするワイヤ ーロープのプリテンション装置を提供するものである。
【0008】
【作用】
ワイヤーロープをウインチへ初期巻付けする場合は、先ず、ワイヤーロープの 一端をクランプにてプリテンション装置の一方のフランジ部へ固定する。次に、 モーターを駆動してドラムを回転させ、ワイヤーロープをドラムへ必要巻付け回 数分だけ巻付ける。然る後、クラッチを切にしてモーターをドラムの軸から切り 離し、ドラムに巻回されたワイヤーロープの一端をクランプから取り外してウイ ンチへ導出する。
【0009】 そして、該ワイヤーロープの一端をウインチに固定し、ウインチを駆動してワ イヤーロープをウインチに巻回していく。このとき、プリテンション装置のドラ ムの直径を中央部から両側のフランジ部にかけて漸増するように湾曲させてある ため、ドラムが回転してワイヤーロープを巻込む際に、巻込まれたワイヤーロー プはドラムの中央部方向へ寄るように付勢される。そして、ドラムに巻回された ワイヤーロープをウインチ側へ引張るとき、ドラムの回転に連動してブレーキを 作動させることにより、ワイヤーロープの引張に対して所定の張力が付加されて ウインチへの巻乱れを防止する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図5に従って詳述する。図1及び図2はワ イヤーロープ2のプリテンション装置を示したものであり、ドラム21の軸22 に所定の摩擦力を付加するブレーキ23を設けるとともに、該ドラムの軸22に クラッチ24を介してモーター25を取り付ける。ドラムの胴26は、その直径 を中央部から両側のフランジ部27,28にかけて漸増するように湾曲させ、鼓 状に形成する。更に、一方のフランジ部27の内側にクランプ29を設ける。
【0011】 ここで、上記プリテンション装置に前記ワイヤーロープ2を初期巻付けする場 合は、図3に示すように、ワイヤーロープの一端2aをクランプ29にて一方の フランジ部27へ固定し、クラッチ24を入にしてモーター25の回転力をドラ ムの軸22へ伝動する。斯くして、図4に示すようにドラム21が一方向へ回転 し、モーター25の動力によって必要巻付け回数分だけドラム21を回転させ、 ドラムの胴26へワイヤーロープ2が徐々に巻付けられていく。
【0012】 ワイヤーロープ2をドラムの胴26へ必要回数巻付けた後、前記クラッチ24 を切にしてモーター25をドラムの軸22から切り離し、ドラム21を空転自在 な状態にする。そして、クランプ29を弛緩してワイヤーロープの一端2aをフ ランジ部27から離反させ、該ワイヤーロープの一端2aをウインチ(図示せず )側へ導出する。然る後、ウインチへワイヤーロープの一端2aを固定すれば、 図1及び図2に示すように、プリテンション装置へのワイヤーロープ2の初期巻 付けが完了する。
【0013】 斯かる状態でウインチを駆動してワイヤーロープ2をウインチ側へ引張り、ド ラム21の回転に連動してブレーキ23を作動させることにより、ワイヤーロー プの一端2a側、即ち、ウインチ側への引張に対して所定の張力T1 が付加され る。依って、ワイヤーロープ2をウインチに巻回する際には所定の張力T1 が付 加され、ウインチへのワイヤーロープ2の巻乱れを防止できる。
【0014】 このとき、図6にて説明したように、ロール1からワイヤーロープ2を引き出 す際にワイヤーロープ2の跳ね上がりを防止するため、ローラー押さえ込み装置 3によってワイヤーロープの他端側2bが押さえ込まれ、ワイヤーロープの他端 2b側に所定の張力T2 が付与される。即ち、ドラムの胴26に巻回されたワイ ヤーロープの一端2a側に張力T1 が付加されるとともに、ワイヤーロープの他 端2b側に張力T2 が付加される。そして、ドラムの胴26を鼓状に湾曲してあ るため、ドラム21が回転してワイヤーロープ2を巻込む際に、巻込まれたワイ ヤーロープ2はドラムの胴26の中央部方向へ寄るように付勢される。
【0015】 図5にて更に詳述すれば、ワイヤーロープの他端2b側を該ドラム21へ巻込 んでいく場合、ドラム21が回転することによって、ワイヤーロープの他端2b 側はドラムの胴26の直径が大である方向、即ち矢印Xに示すように、一方のフ ランジ部28方向へ移動しようとする。然し、ドラムの胴26の断面が鼓状に湾 曲しているため、矢印X方向の力並びにワイヤーロープ2とドラムの胴26との 摩擦力に対して、矢印Yに示すようにドラム21の中心部方向へワイヤーロープ 2が滑り落ちる力が大となり、ワイヤーロープ2はドラム21の中心部方向へ寄 るように付勢される。
【0016】 斯くして、プリテンション装置のドラム21にワイヤーロープ2が巻乱れを生 じることなく巻回され、ウインチ側のワイヤーロープ2には所定の張力T1 が付 加されて、ウインチにワイヤーロープ2が整然と巻回されていく。そして、ロー ル1に巻回してあるワイヤーロープ2を全て引き出し、該ワイヤーロープ2をウ インチに初期巻付けした後には、当該プリテンション装置を取り外してワイヤー ロープの他端2bをフック(図示せず)側へ導出する。
【0017】 尚、本考案は、本考案の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、 そして、本考案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上記一実施例に詳述したように、ドラムの胴を鼓状に湾曲させたこと によって、一つのドラムにてワイヤーロープの巻乱れを防止でき、プリテンショ ン装置を小型化することができる。又、ドラムの軸にクラッチ付きのモーターを 取り付けたことにより、当該プリテンション装置へのワイヤーロープの初期巻付 けが動力によって為され、人手を労さずして簡便に初期巻付けを行えるようにな り、プリテンション装置の小型化とともに操作性の向上にも寄与できる考案であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワイヤーロープのプリテンション装置の正面
図。
【図2】ワイヤーロープのプリテンション装置の平面
図。
【図3】プリテンション装置へワイヤーロープを初期巻
付けする作動を示す平面図。
【図4】プリテンション装置へワイヤーロープを初期巻
付けする作動を示す平面図。
【図5】ワイヤーロープの整列動作を説明するドラムの
要部断面図。
【図6】プリテンション装置を使用してワイヤーロープ
をウインチへ巻回する作業を説明するドラムの概念図。
【図7】従来型のプリテンション装置の正面図。
【図8】従来型のプリテンション装置の平面図。
【符号の説明】
2 ワイヤーロープ 21 ドラム 22 軸 23 ブレーキ 24 クラッチ 25 モーター 26 胴 27,28 フランジ部 29 クランプ T1 ,T2 張力

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインチへワイヤーロープを初期巻付け
    する際に、ワイヤーロープに所定の張力を付加するプリ
    テンション装置に於いて、ワイヤーロープを巻回するド
    ラムの直径を中央部から両側のフランジ部にかけて漸増
    するように湾曲させ、該ドラムに所定の摩擦力を付加す
    るブレーキを設けるとともに、該ドラムの軸にクラッチ
    を介して回転力を付与するモーターを取り付け、更に、
    一方のフランジ部の内側にクランプを設けて、動力でワ
    イヤーロープをドラムに巻回するようにしたことを特徴
    とするワイヤーロープのプリテンション装置。
JP7655992U 1992-11-06 1992-11-06 ワイヤーロープのプリテンション装置 Expired - Fee Related JP2561224Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007191233A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Tesac Wirerope Co Ltd ワイヤロープのテンション装置
ITTO20130365A1 (it) * 2013-05-07 2013-08-06 Kite Gen Res Srl Puleggia perfezionata per verricello ad alta efficienza.
CN114798971A (zh) * 2022-04-24 2022-07-29 江苏通工金属科技有限公司 钢丝矫直机
CN115650092A (zh) * 2022-10-25 2023-01-31 徐州建机工程机械有限公司 一种紧绳装置及塔式起重机

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JP2561224Y2 (ja) 1998-01-28

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