JPH0639896Y2 - ラチェットレンチ - Google Patents

ラチェットレンチ

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JPH0639896Y2
JPH0639896Y2 JP1987177058U JP17705887U JPH0639896Y2 JP H0639896 Y2 JPH0639896 Y2 JP H0639896Y2 JP 1987177058 U JP1987177058 U JP 1987177058U JP 17705887 U JP17705887 U JP 17705887U JP H0639896 Y2 JPH0639896 Y2 JP H0639896Y2
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JP
Japan
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crankshaft
holding arms
holding
pair
ratchet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987177058U
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JPH0181278U (ja
Inventor
晃 小野
Original Assignee
株式会社リット
ケーティーエスエンジニアリング株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ボルトやナットを締めるためのラチェットレ
ンチの改良に関する。
[従来技術の説明] ラチェットレンチにおいては、ボルトやナットを締める
ためのシャンクが、モータの回転方向に対し直角方向に
回転する構造のものがある。この種の従来のラチェット
レンチの正面図を第3図に示し、シャンクを保持するラ
チェットハウジングとその内側に備えられるシャンクへ
の駆動力伝達部材の分解斜視図を第4図に示す。
ラチェットレンチのハウジングは主に、モータハウジン
グ10とラチェットハウジング12とから構成される。この
モータハウジング10側の内部には、グリップレバー14に
よってオンオフされるモータ16と、そのモータ16の動力
を前記ラチェットハウジング12内に備えられるクランク
シャフト18へ伝達するための動力伝達手段20とが備えら
れている。この動力伝達手段20は、クランクシャフト18
を間欠的に回転させると共に間欠的に軸方向に摺動させ
るためのものである。この動力伝達手段20は既知のもの
であるので、ここではその構成についての説明は省略す
る。
ラチェットハウジング12内に備えられるクランクシャフ
ト18には、モータ10の反対側の端に鍔部22が一体に形成
され、その鍔部22より外側に向けてクランクシャフト18
の軸中心と平行にその軸中心より偏心してピン24が一体
に形成されている。このピン24は、それを受けいれるた
めの穴26を形成した球状のブッシュ28と嵌合する。前記
クランクシャフト18の動きによって揺動させられる揺動
部材30は、その一端に空間部32が形成され、その空間部
32内に前記ブッシュ28が回転自在に保持される。この揺
動部材30の中央には穴34が形成され、その穴34の内壁周
囲には内歯36が形成されている。
前記ラチェットハウジング12においては、一方の先端に
間隔を開けた一対の保持腕38a・38bが一体に形成され、
それら一対の保持腕38a・38bにはそれぞれ、シャンク40
を保持するための穴42a・42bが設けられている。前記ク
ランクシャフト18とブッシュ28と揺動部材30は、順に一
対の保持腕38a・38bの間を通してラチェットハウジング
12内に挿入される。このラチェットハウジング12内にお
いては、前記揺動部材30は一対の保持腕38a・38bの間に
挟持され、その揺動部材30の穴34は保持腕38a・38bの穴
42a・42bと一致する。この状態で、シャンク40は一方の
保持腕38aの穴42から揺動部材30の穴34へ挿入される。
シャンク40には爪46が揺動可能に取付けられ、この爪46
が前記揺動部材30の内歯に咬み合うように設定される。
また、保持腕38aの穴42aには、シャンク40が抜け出るの
を防止するためのストップリング44が取付けられる。
このラチェットレンチにおいては、モータ16の回転が動
力伝達手段20を経由してクランクシャフト18に伝えら
れ、そのクランクシャフト18が回転運動かつ摺動運動を
行なって揺動部材30を揺動させる。この揺動部材30の揺
動によって、咬み合った爪46を介してシャンク40が間欠
的に回転させられる。
以上のような構成のラチェットレンチにおいては、それ
ぞれの機能を考慮して各構成部材の寸法等が設定され
る。
先ず、ラチェットハウジング12の内部には、クランクシ
ャフト18を支持するためのベアリング47(第4図)が圧
入されるが、そのベアリング47を圧入ためにラチェット
ハウジング12の内部を挿通するブローチ加工が施され
る。
また、ラチェットハウジング12の一対の保持腕38a・38b
の間の間隔は、シャンク40を回転させる揺動部材30の幅
(この幅は強度や重量等から適切な幅に設定される)に
応じて設定される。その一対の保持腕38a・38bの間の間
隔は、前記ブローチ加工のブローチの直径より狭いもの
となり、従来から一対の保持腕38a・38bの相対向する各
面に、ブローチが挿通できるような凹部48a・48bが加工
形成されていた(第4図及び第6図)。
次に、従来からクランクシャフト18には、クランクシャ
フト18の軸中心と偏心する位置にピン24を設けるため
に、クランクシャフト18に鍔部22が一体に設けられてい
る。この鍔部22は、加工工数が一番かからない観点か
ら、クランクシャフト18の幅を中心とする円盤形状とさ
れている。一方、ラチェットハウジング12内には、クラ
ンクシャフト18を支持するためのベアリング47が予め圧
入されているので、クランクシャフト18は、一対の保持
腕38a・38bの間からラチェットハウジング12内に挿入さ
れるものである。従って、一対の保持腕38a・38bに形成
される凹部48a・48bは、前記ブローチとが挿通できるだ
けでなく、クランクシャフト18の鍔部22が挿通できるよ
うな形状や大きさとされていた。
[考案が解決しようとする問題点] 一対の保持腕38a・38bに形成される凹部48a・48bの存在
によって、保持腕38a・38bの穴42a・42bの周りに肉厚が
薄い箇所が生じ、その結果、その肉厚の薄い箇所に破損
が生じ易くなったり、高回転力のラチェットレンチを作
れなかったりする不具合があった。
また、一対の保持腕38a・38bの対向する内側面に凹部48
a・48bを形成するので、その加工作業に工数がかかりコ
スト高になっていた。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、ラチェット
ハウジングの保持腕の強度を従来より大きくしてその破
損のおそれを無くしすると共に、加工作業コストを低減
するようにしたラチェットレンチを提供することを目的
とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、モータと、そのモ
ータの回転力によって摺動かつ回転させられるクランク
シャフトと、そのクランクシャフトに設けられる鍔部と
その鍔部に設けられる係合ピンと、その係合ピンと係合
しクランクシャフトによって揺動させられる揺動体と、
その揺動体と係合しその揺動体によって間欠的に回転さ
せられるシャンクと、そのシャンクを保持するための穴
を形成した一対の環状の保持腕を備えたラチェットハウ
ジングとを有し、そのラチェットハウジングの一対の保
持腕の間からそのラチェットハウジング内において、前
記各保持腕の各穴の周りにおける肉厚をほぼ一定とし、
前記鍔部に一対の保持腕の間を挿通できる幅の狭い箇所
を形成したものである。
[作用] 鍔部において一対の保持腕の間隔を通過できるように小
幅箇所を形成し、その小幅箇所から一対の保持腕の間を
通して鍔部を挿通させる。また、ラチェットハウジング
の内部加工は、内部を挿通しなくてもよいリーマ加工を
行なう。これによって、保持腕に凹部を形成せずに済
み、保持腕の厚みに肉厚の薄い箇所が無くなる。
[実施例] 次に、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係わるラチェットレンチの一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図に示したラチェットハウジ
ングの平面図である。本考案においては、ラチェットハ
ウジング50の各保持腕52a・52bに、従来形成されていた
ブローチやクランクシャフトの鍔部を挿通させるための
凹部を形成しないようにしたものである。即ち、従来の
ものは第6図に示すように、保持腕38a・38bの対向面に
おいては軸方向にクランクシャフトの鍔部やブローチを
挿通させるための凹部48を存在させていた。このため、
保持腕38a・38bの凹部48の形成箇所の厚さ(t)が、凹
部48以外の箇所の厚さ(T)より薄くなっていた。即
ち、シャンク40を保持するための穴42a・42bの周囲の肉
厚が一定ではなかった。これに対し、本考案では第2図
に示すように、保持腕52a・52bにそのような凹部を設け
ず、それら保持腕52a・52bの厚さ(T)をほぼ一定とし
たものである。即ち、保持腕52a・52bに形成されるシャ
ンクを保持するための各穴58a・58bの周囲の肉厚を一定
とする。
また、クランクシャフト54の鍔部56においては、その形
状を従来のような円盤形状とせずに、その両側を削った
小判形状とし、その小判形状の一番狭い箇所が前記一対
の保持腕52a・52bの間を通過する幅に設定する。
更に、ラチェットハウジング50の内部の穴の加工(クラ
ンクシャフトを保持するためのベアリングの圧入用穴の
精度加工)は、保持腕52a・52bの反対側から、内部を挿
通しなくてもよいリーマ加工を施す。
以上の構成とすることによって、ラチェットハウジング
50へは、先ずリーマ加工を施し、次に、リーマ加工を施
した箇所にベアリングを圧入し、その後、一対の保持腕
52a・52bの間からクランクシャフト54をラチェットハウ
ジング50の内部に挿入させる。この際、クランクシャフ
ト54の鍔部56のうち幅の狭い箇所から一対の保持腕52a
・52bを通過させる。
ここで、本考案と従来例とを比較すると、本考案では円
形に形成した鍔部の両側を削って小判形状の鍔部への加
工が必要であるのに対し、従来例では一対の保持腕の各
対向面に軸方向の凹部の加工を必要とする。これらの加
工を比較すると、本考案の加工が非常に容易である。
また、本考案では一対の保持腕52a・52bに従来のような
凹部を形成しないので、シャンク保持用穴58a・58bの周
囲において、厚みの薄い箇所が無くなる。
[考案の効果] 以上のように、本考案に係わるラチェットレンチによれ
ば、シャンクを保持する保持腕に従来のような凹部を形
成しなくて済むので、保持腕におけるシャンク保持用穴
の周囲に肉厚に薄い箇所が無くなり、耐久性を向上さ
せ、かつ高出力のものに適用することができる。
また、従来の保持腕に凹部を形成する加工に代えて比べ
て、クランクシャフトの鍔部の両側を削る加工となるの
で、加工が容易で加工コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるラチェットレンチのラチェット
ハウジングとそれに内臓されるクランクシャフトの一実
施例を示す斜視図、第2図は第1図に示したラチェット
ハウジングの平面図、第3図は従来のラチェットレンチ
の正面図、第4図はラチェットハウジングとそれに内臓
されているシャンンクの駆動手段の分解斜視図、第5図
はクランクシャフトからシャンクまでの連結関係を示す
構成図、第6図は第4図に示したラチェットハウジング
の平面図である。 50……ラチェットハウジング、 52a・52b……保持腕、 54……クランクシャフト、 56……鍔部、 58a・58b……穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータと、そのモータの回転力によって摺
    動かつ回転させられるクランクシャフトと、そのクラン
    クシャフトに設けられる鍔部とその鍔部に設けられる係
    合ピンと、その係合ピンと係合しクランクシャフトによ
    って揺動させられる揺動体と、その揺動体と係合しその
    揺動体によって間欠的に回転させられるシャンクと、そ
    のシャンクを保持するための穴を形成した一対の環状の
    保持腕を備えたラチェットハウジングとを有し、そのラ
    チェットハウジングの一対の保持腕の間からそのラチェ
    ットハウジング内にクランクシャフトを挿入するラチェ
    ットレンチにおいて、前記各保持腕の各穴の周りにおけ
    る肉厚をほぼ一定とし、前記鍔部に一対の保持腕の間を
    挿通できる幅の狭い箇所を形成したことを特徴とするラ
    チェットレンチ。
JP1987177058U 1987-11-21 1987-11-21 ラチェットレンチ Expired - Lifetime JPH0639896Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0181278U JPH0181278U (ja) 1989-05-31
JPH0639896Y2 true JPH0639896Y2 (ja) 1994-10-19

Family

ID=31468739

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5955676U (ja) * 1982-10-05 1984-04-11 日本捻廻株式会社 空気工具
JPH069791B2 (ja) * 1985-07-18 1994-02-09 宏明 安田 ラチェットレンチ

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
別役万愛編「メカニズム」(昭35−7−20第4版、技報堂)P.16〜17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0181278U (ja) 1989-05-31

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