JPH0639959Y2 - 射出成形機のエジェクタ装置 - Google Patents

射出成形機のエジェクタ装置

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JPH0639959Y2
JPH0639959Y2 JP6078990U JP6078990U JPH0639959Y2 JP H0639959 Y2 JPH0639959 Y2 JP H0639959Y2 JP 6078990 U JP6078990 U JP 6078990U JP 6078990 U JP6078990 U JP 6078990U JP H0639959 Y2 JPH0639959 Y2 JP H0639959Y2
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ejector
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和弘 池田
次夫 布川
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株式会社新潟鐵工所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、射出成形機の可動盤に設けられるエジェクタ
装置、詳しくはエジェクタシリンダの取付け構造に関す
る。
〔従来の技術〕
射出成形機のエジェクタ装置として、第5図と第6図に
示すものが知られている。
すなわち、第5図のエジェクタ装置は、可動盤10に固定
板11をネジ構造のロッド12で取り付け、その固定板11に
エジェクタシリンダ13を取り付けるとともに、エジェク
タピン14を植設したエジェクタプレート15をエジェクタ
シリンダ13のピストンロッド13aに結合し、エジェクタ
シリンダ13によってエジェクタプレート15を介してエジ
ェクタピン14を動かす構造とされている。
また、第6図のエジェクタ装置は、取付けブラケット16
cを可動盤16と一体に鋳造し、その取付けブラケット16c
にエジェクタシリンダ13を取り付けるとともに、エジェ
クタピン14を植設したエジェクタプレート15をエジェク
タシリンダ13のピストンロッドに結合し、上記同様に、
エジェクタシリンダ13でエジェクタプレート15を介して
エジェクタピン14を動かす構造となっている。
なお、第5図と第6図で符号10b,16bはトグルブラケッ
ト部であり、可動盤10,16の本体10a,16aに突設され、ト
グル機構のトグルリンク17に連結ピン18で連結される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、第5図のエジェクタ装置は、大きい固定板11
と数本のロッド12が必要で部品点数が多く、製作上不利
である。
また、第6図のエジェクタ装置は、エジェクタピン14が
挿入される挿入孔16j(第5図では10j)の位置がJIS規
格で決められている関係から、取付けブラケット16cの
設備位置、及び大きさが限定されるとともに、その取付
けブラケット16cに対するエジェクタプレート15の干渉
を避けるために、エジェクタプレート15の形状が複雑に
なるといった問題点がある。
本考案は、部品点数が少なく、かつエジェクタプレート
に形状面の制約がなくて実施が容易である上、可動盤の
強度を強めることができる射出成形機のエジェクタ装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、エジェクタシ
リンダと該エジェクタシリンダによって動かされるエジ
ェクタピンとを備え、可動盤本体に突設された一対のト
グルブラケット部を該一対のトグルブラケット部に個々
に連結されたトグル機構の一対のトグルリンクで押され
て固定盤との間で金型を型締めする射出成形機の可動盤
に設けられるエジェクタ装置において、上記一対のトグ
ルブラケット部の間にリブを架設し、該リブに上記エジ
ェクタシリンダを取り付けるとともに、該エジェクタシ
リンダにエジェクタピンを備えたエジェクタプレートを
可動盤本体とリブの間において取り付けた構成とした。
〔作用〕
一対のトグルブラケット部にリブを架設してそのリブに
エジェクタシリンダを取り付ける構成とされているの
で、部品点数を少なくすることができる。また、エジェ
クタプレートは可動盤本体とリブとの間においてエジェ
クタシリンダに取り付けられており、その移動に干渉す
るものがないので、形状面の制約が全くない。その上、
可動盤本体に多数設けられるエジェクタピン挿入孔の形
成面には他の部材を取り付ける必要がないので、JIS規
格の影響を受けることがない。一対のトグルブラケット
部の間に架設されたリブは可動盤の強度を高め、トグル
機構による可動盤の型締め時における変形を防止する。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので、
図中符号1は可動盤である。可動盤1の基本構造、すな
わち、矩形状の可動盤本体1aに上下一対のトグルブラケ
ット部1b,1bを一体に設け、また可動盤本体1aの四隅の
ボス1cにタイロッド2が挿通される軸孔1dを設けた構造
は従来と変わりがない。
上下一対のトグルブラケット部1b,1bは、可動盤本体1a
の厚さ方向に突き出して設けられており、それらの間に
架設されたリブ1eによって相互に一体に結合されてい
る。また左右一対のリブ1e,1eは連結部1f,1fによって相
互に一体に結合されている。トグルブラケット部1bには
軸孔1gが設けられ、該軸孔1gにピン18を差し込んでトグ
ルブラケット部1bにトグルリンク17を結合する。トグル
リンク17は左右一組のトグルブラケット部1b,1bの間に
挟み込まれる。
可動盤本体1aの周縁部には、補強縁1hがこれも可動盤本
体1aの厚さ方向に突き出して一体に設けられている。補
強縁1hは軸孔1dが形成された相互に隣接するボス1c,1c
同士を連結しており、可動盤本体1aを箱状に囲んでい
る。上記リブ1eと補強縁1hは可動盤1の強度を強める。
また、符号3はエジェクタシリンダである。このエジェ
クタシリンダ3は、リブ1e,1eと連結部1f,1fによって形
成された透孔1iに嵌挿され、ピストンロッド3aを可動盤
本体1a側に突き出してボルト4でリブ1eの連結部1fに取
り付けられている。エジェクタシリンダ3のピストンロ
ッド3aにはエジェクタプレート5がねじ6で着脱自在に
取り付けられ、該エジェクタプレート5にはエジェクタ
ピン7が着脱自在に螺着されている。エジェクタプレー
ト5は可動盤本体1aとリブ1eの間に在り、それらの間を
移動する。なお、中央の1本のエジェクタピン7aはピス
トンロッド3aに着脱自在に直接螺着されている。エジェ
クタピン7,7aは可動盤本体1aに形成された挿入孔1jに周
知のように挿入されている。挿入孔1jは第2図ないし第
4図で省略されている。
次に上記のように構成された本考案に係る射出成形機の
エジェクタ装置の作用を説明する。
金型を型締めする場合には、周知のようにトグル機構の
トグルリンク17,17でトグルブラケット部1b,1bを押圧
し、可動盤1をタイロッド2に沿って移動させる。型締
め状態においてトグルブラケット部1b,1bはトグルリン
ク17,17で外方に開くように強く押されるが、トグルブ
ラケット部1b,1bの間に架設されているリブ1eと、ボス1
c,1cを連結して可動盤本体1aに設けられた補強縁1hが可
動盤本体1aの変形を可及的に小さく抑える。このため成
形精度の高い製品を得ることができる。また、型締め時
におけるトグルブラケット部1bのずれ量が微小となるた
め、トグル機構の各リンクに設計通りの力がかかるよう
になり、所定の型締力が効率的に得られるとともに、過
大な力で型締めを行う必要がないため、寿命を低下させ
ることもない。
上記のように補強縁1hとリブ1eが可動盤1の強度を強化
しているため、可動盤本体1aの厚さを薄くして可動盤1
を軽くすることができる。したがって、可動盤1の慣性
が小さくなり、可動盤1の制動制御が行い易くなる。
型締めが終了したら、直ちに金型のキャビティにノズル
から溶融樹脂を射出して成形し、金型を開いた後、エジ
ェクタシリンダ3を作動させてエジェクタピン7,7aを突
き出し、製品を金型から離脱させる。エジェクタシリン
ダ3の取付けは、ボルト4やこれに類する小部品で行う
ことができるので、部品点数が少なくて済む。また、エ
ジェクタプレート5は可動盤本体1aとリブ1eの間を移動
するが、その部分には従来のロッド12や取付けブラケッ
ト16c等の部材を設ける必要がないので、エジェクタピ
ン挿入孔1jの位置がJIS規格で定められていても、その
制約を受けることなく、エジェクタプレート5の形状等
を自由に設定することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る射出成形機のエジェ
クタ装置は、エジェクタシリンダと該エジェクタシリン
ダによって動かされるエジェクタピンとを備え、可動盤
本体に突設された一対のトグルブラケット部を該一対の
トグルブラケット部に個々に連結されたトグル機構の一
対のトグルリンクで押されて固定盤との間で金型を型締
めする射出成形機の可動盤に設けられるエジェクタ装置
であって、上記一対のトグルブラケット部の間にリブが
架設され、該リブに上記エジェクタシリンダが取り付け
られるとともに、該エジェクタシリンダにエジェクタピ
ンを備えたエジェクタプレートが可動盤本体とリブの間
において取り付けられた構成とされているので、部品点
数が少なくて済むとともに、エジェクタプレートに形状
面の制約がなくて実施が容易である。また、リブはエジ
ェクタシリンダの支持に働くほか、可動盤の強度を強め
可動盤を撓みにくくしているので、製品の成形精度を高
め、かつ可動盤を軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は本考案に係る射出成形機のエジェクタ装置を設
備した可動盤の断面図、第2図はトグルブラケット部に
対するリブの架設状態を示す可動盤の正面図、第3図は
第2図のIII-III線に沿う断面図、第4図は第2図のVI-
VI線に沿う断面図である。第5図は従来のエジェクタ装
置を設備した可動盤の断面図、第6図は従来の他のエジ
ェクタ装置を設備した可動盤の断面図である。 1……可動盤、1a……可動盤本体 1b……トグルブラケット部 1c……ボス、1e……リブ 3……エジェクタシリンダ 5……エジェクタプレート 7……エジェクタピン 17……トグルリンク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エジェクタシリンダと該エジェクタシリン
    ダによって動かされるエジェクタピンとを備え、可動盤
    本体に突設された一対のトグルブラケット部を該一対の
    トグルブラケット部に個々に連結されたトグル機構の一
    対のトグルリンクで押されて固定盤との間で金型を型締
    めする射出成形機の可動盤に設けられるエジェクタ装置
    であって、上記一対のトグルブラケット部の間にリブが
    架設され、該リブに上記エジェクタシリンダが取り付け
    られるとともに、該エジェクタシリンダにエジェクタピ
    ンを備えたエジェクタプレートが可動盤本体とリブの間
    において取り付けられたことを特徴とする射出成形機の
    エジェクタ装置。
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