JPH0640028A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH0640028A
JPH0640028A JP4219744A JP21974492A JPH0640028A JP H0640028 A JPH0640028 A JP H0640028A JP 4219744 A JP4219744 A JP 4219744A JP 21974492 A JP21974492 A JP 21974492A JP H0640028 A JPH0640028 A JP H0640028A
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JP
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recording
printer
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recording head
nozzle
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Pending
Application number
JP4219744A
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English (en)
Inventor
Takuro Sekiya
卓朗 関谷
Tomoyuki Moriya
知之 森谷
Michio Umezawa
道夫 梅沢
Takesada Hirose
武貞 広瀬
Tetsuo Hirota
哲郎 廣田
Hideki Otsuki
英樹 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0640028A publication Critical patent/JPH0640028A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/21Line printing

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録速度を向上させることができるプリンタ
の記録部の構造を提供すること。 【構成】 直線状の列をなした複数の記録部を備えた記
録ヘッドを複数台配列したときに、各記録ヘッド上の各
記録部列が互いに平行となり且つ各記録部列を構成する
個々の記録部が隣接する記録ヘッド上の対応する記録部
との間で形成する直線状の列が、各記録ヘッド上の記録
部列と直交するように構成したことを特徴とする記録ヘ
ッドユニットを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号に応じて記録紙
上に画素(ドット)を印写し、文字、イメージを画素に
よって形成するドット型のプリンタ及び記録方法の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のごときドット型のプリンタとして
は、記録紙と重ね合わせたインクリボンに打撃を加える
ことによってインクリボンのインクをドット状に転写す
るようにしたワイヤードットプリンタ、感熱紙に対して
微小発熱素子から選択的に発熱を行うことにより印字を
行うサーマルプリンタ、微小発熱素子からの発熱により
インクリボン上のインクを溶融、昇華させて普通紙上に
転写する転写型サーマルプリンタ、微細なインク流路の
先端に位置するノズルからインク粒子を飛翔させて記録
紙上に画素を形成するインクジェットプリンタ等があ
る。
【0003】これらのプリンタにおいては、記録ヘッド
が記録紙幅全長をカバーして一挙に全幅を印写するよう
にしたものもあるが、一般には例えば特開昭59−12
887号公報に開示されているように、キャリッジ上に
所定の狭い印字幅を有する記録ヘッドを搭載し、キャリ
ッジを記録紙の進行方向とほぼ直交する方向に移動させ
て記録を行う所謂シリアルプリンタが用いられている。
図10は従来のシリアルプリンタの構成を示す図であ
り、同図に基づいて該プリンタの構成及び動作を簡単に
説明する。符号1はロール状記録紙、2はガイドロー
ラ、3は駆動ローラであり、4は駆動ローラ3に接して
連動する押えローラである。記録紙1Aはロール1から
ガイドローラ2を経て駆動ローラ3へと導かれ、ここで
押えローラ4と駆動ローラ3との間に挟持されて紙送り
される。符号5はプーリ6及びタイミングベルト7を介
して駆動ローラ3にトルクを与える紙送りモータであ
る。8はガイドローラ2の間で記録紙1Aの裏面側に沿
って設けたプラテンボードであり、プラテンボード8に
は図示しない多数の細孔が穿設されていて、その背面側
に設けた図示しないファンにより走査中の記録紙1Aを
吸引し、記録紙1Aをプラテンボード8に密着させる。
9は複数のノズルを有するインクジェット用ヘッドであ
り、ヘッド9はヘッド基板10に取り付けられていて、
基板10を貫通させて設けたインク供給バイプ11を介
し、インクタンク12からインクの供給を受ける。13
はヘッド9に取り付けたフレキシブルケーブルであり、
ケーブル13は複数個のノズルの数に対応する信号線を
有しており、この信号線によって供給される信号によ
り、各ノズルにインクジェットの動作を行わせる。
【0004】14はこれらのヘッド基板10及びインク
タンク12を搭載したキャリッジである。キャリッジ1
4は紙面に平行に設けたシャフト15及びガイドレール
16によって案内されながら、キャリッジモータ17に
よりプーリ18を介して駆動されるタイミングベルト1
9によって往復動させられる。上記従来のシリアルプリ
ンタにおける欠点は、一回の記録動作により記録できる
範囲が狭いために記録紙全体に対する記録を完了するの
に要する時間が長くなるということである。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、記録速度を向上させることができるプリンタの記録
部の構造を提供することを目的としている。
【0006】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本願第1の発
明は、直線状の列をなした複数の記録部を備えた記録ヘ
ッドを複数台配列したときに、各記録ヘッド上の各記録
部列が互いに平行となり且つ各記録部列を構成する個々
の記録部が隣接する記録ヘッド上の対応する記録部との
間で形成する直線状の列が、各記録ヘッド上の記録部列
と直交するように(非千鳥格子状に)構成したことを特
徴とする。本願第2の発明では、前記各記録ヘッドは、
前記記録ヘッドユニットを構成するキャリッジに対して
個別に着脱自在であることを特徴とする。
【0007】本願第3の発明は、前記記録ヘッドをn台
配列した記録ヘッドユニットを有したプリンタであっ
て、一つの記録ヘッドを記録紙面に対して相対的に移動
させることにより記録紙上へ印写される記録画素列が、
該移動方向に沿って(n−1)列おきに位置することを
特徴とする。本願第4の発明では、荷電制御型のインク
ジェットプリンタにおいて、一つのノズルを有した記録
ヘッドを複数台配置し、各ノズルにより印写される画素
列が互いに平行となり且つ各画素列を構成する個々の画
素が隣接する画素列中の対応する画素との間で形成する
直線状の列が、前記画素列と直交するように構成したこ
とを特徴とする。また本発明では、一つの記録ヘッドの
記録部の実質的な配列密度は記録ヘッドを複数個配列し
て記録した記録紙面上の配列密度と等しいことも特徴と
する。更に本願の構成において特徴的なのは、平行に配
列された各記録ヘッド上の記録部列が千鳥格子状にはな
っていない点である。
【0008】以下、添付図面により本発明を詳細に説明
する。図1は本発明に係る記録部を有したプリンタの構
成説明図であり、従来例を示した前記図10と同一の部
分については同一の符号を付し重複した構成の説明は省
略するが、記録ヘッドユニットが、キャリッジ14上に
4台の薄板状の記録ヘッド30を垂直に固定した構成で
ある点が上記従来例と異なっている。本実施例は上記し
た如き各種類のプリンタに適用可能であるが、ここでは
説明を簡略化するために画像情報に応じてインクを微細
なノズルから噴射して記録を行う所謂ドロップオンデマ
ンド方式のインクジェットプリンタを例として説明す
る。
【0009】図2は記録ヘッド30の正面図であり、縦
方向にノズル(記録部)31を等間隔に24個一列に配
置した4台のヘッド30a,30b,30c,30dを
平行に接続したものであり、換言すれば24個のノズル
31を夫々有した4台の記録ヘッド30をノズル(記録
部)31の記録分担画素列(ここでは縦一列の24画
素)がほぼ平行となるように積層して接合した構成が特
徴的である。更に、本実施例の特徴的な構成は、各記録
ヘッド30のノズル配列方向(縦方向)と直交する方向
(横方向)へ延びる4個のノズル31a,31b,31
c,31dの配列(24列)が夫々直線状であり且つ互
いに平行と(非千鳥格子状に)なっている点である。即
ち、横方向に隣り合うノズル31a,31b,31c,
31dは互い違いに配列されているのではなく、直線状
に配列されているのである。更に換言すれば、各記録ヘ
ッド30a〜30dに設けたノズル31の縦方向及び横
方向の配列密度と、最終的に記録紙上に記録しようとす
る画素の配列密度が同じになるように、各記録ヘッドを
配列している。なお、図示の実施例では記録ヘッドを縦
長に固定しているが、横長にしてもよい。ただし、本実
施例では縦長のものを中心に説明する。本実施例が記録
ヘッド及びノズルの配列を上記のように構成した理由
は、複数台の記録ヘッドをコンパクトに結合して小型化
を図り、しかも印写速度の向上を図るためである。
【0010】従来印写速度を高めるためには例えば一つ
の記録ヘッドのノズル列を構成するノズル数を増設する
ことにより印写幅を増大する方法が一般に採用されてき
た。例えば縦方向に24個のノズルを有した記録ヘッド
において印写幅を増大するためには、2乃至3台の記録
ヘッドを縦方向に直列に連設して48ノズル乃至72ノ
ズル分の印写幅を確保する方法が一般に行われてきた。
しかしこの方法によれば記録速度を高めることはできる
ものの、記録ヘッドユニットの構造が大型化してコンタ
クト性が損なわれるという欠点が生じる。
【0011】そこで本発明のように24個のノズル列を
有した記録ヘッド30を並列に接続すれば、コンパクト
性を維持しつつ印写速度の高速化を図ることができる。
本発明の如きノズルの配列を採用した場合には、4台の
内の一つの記録ヘッド30が分担する記録画素列(ベタ
印写の場合には24個の画素)は、横方向へ3列離隔し
た位置となる。図3は図2の記録ヘッドを記録紙面上を
横方向に走査させながらベタ印写(前面印写)を行った
場合の画素の配列を示しており、4台の記録ヘッド30
a,30b,30c,30dのうち第1の記録ヘッド3
0aが印写を担当する列は11 、12 、13 、・・・で
あり、第2の記録ヘッド30bが印写を担当する列は2
1 、22 、23 、・・・となる。即ち、n台の記録ヘッ
ドを使用した場合に、各記録ヘッドが記録を行う印写画
素列はn−1列おきの順序となる。なお、ここでnは2
以上の自然数である。、図中●は画素を表している(図
中・・・は画素ではなく、画素を省略した状態を示して
いる)。
【0012】上記の説明は、マルチノズルタイプ(24
ノズル)のドロップオンデマンド型のインクジェット記
録方式を例示して行ったが、前述の如く本発明はこの方
式のプリンタに限定される訳ではなく、ワイヤードット
方式のインパクトプリンタ、直接発色型のサーマルプリ
ンタ、熱転写プリンタなど、複数個の記録ヘッドを有す
る記録方式全てに適用可能である。サーマルプリンタ等
のように発熱体を備えたタイプにあっては該発熱体がイ
ンクジェット方式におけるノズルに対応する記録部とな
る。
【0013】上記実施例では本発明をシリアルプリンタ
の記録ヘッドユニットに適用した例を示したが、次に記
録ヘッドの記録面が記録紙の横方向幅全域をカバーする
ように横方向に長尺に構成され、記録ヘッドを固定した
状態で記録紙側だけを移動させるようにしたタイプの所
謂ページプリンタに本発明を適用した例を図4、図5、
図6に基づいて説明する。なお、記録紙幅全長に渡って
記録面を延在させることができる記録ヘッドとしては、
所謂フォトファブリケーションによって製作できるもの
が好ましく、具体的には直接発色型のサーマルプリン
タ、或はサーマルインクジェットプリンタ等を挙げるこ
とができるが、ここではインクジェットプリンタを例示
して説明する。図4は40個のノズル36を横一列に配
列した記録ヘッド35を上下方向に3台並列に積層固定
したものである。ここでは作図の都合上から横方向(紙
幅方向)に一列にノズルを40個配列したものを示した
が、実際には例えばA4サイズ短手方向を全長に渡って
カバーするためには16本/mmの配列密度で約300
0個のノズルを配置する。
【0014】本発明の記録ヘッドユニットは、上記第1
の実施例の場合と同様に上下方向に積層した各記録ヘッ
ドの横方向に延びるノズル列を構成するノズルを等間隔
に一列(40個)に配置しており、しかも3台の記録ヘ
ッドに設けた個々のノズルが形成する縦方向列(3個)
は前記横方向列と直交する直線状の列となっている。こ
れは後述する画素の配列密度がノズルの配列密度と等し
くなるようにするためである。
【0015】図5は図4の記録ヘッドユニットが記録紙
幅の全域をカバーしている状態を示しており、記録紙を
矢印方向へ移動させることにより、3列づつ一括印写が
行われる。図6は図5の構成によって全面印写を行った
結果としての画素列を示しており、ここで第1の記録ヘ
ッド35aが印写を行う横列は11 、12 、13 、・・
・であり、第2の記録ヘッド35bが印写を行う横列は
1 、22 、23 、・・・であり、第3の記録ヘッド3
5cが印写を行う横列は31 、32 、33 、・・・であ
る。この場合も上記第1実施例の場合と同様にn台の記
録ヘッドを使用した場合に、各記録ヘッドが記録を行う
印写画素列はn−1列おきの順序となる。
【0016】なお、記録ヘッド35a,35b,35c
の積層方向である縦方向に配列された3個のノズルの配
列密度は、最終印写画素の配列密度(例えば16本/m
m)と一致するように予め構成することが好ましいが、
記録ヘッドの構造上無理がある場合には、実際の縦方向
配列密度を印写画素の密度に合わせておく必要はない。
即ち、3台の記録ヘッド35a,35b,35cが夫々
印写を行うタイミングを電気的な制御により調整するこ
とにより、上下に配列された3個のノズルの間隔が最終
印写画素の配列密度と一致していなくても、容易に最終
印写画素の密度を得ることができる。
【0017】次に、図7(a) は所謂電荷制御型のインク
ジェット記録方式の原理を示す図であり、その詳細は米
国特許明細書第3298030、同3596275に開
示されているので詳述はしないが、上記ドロップオンデ
マンド方式のプリンタとは異なり、一つのノズルNから
噴射されたインク滴に電荷を付与した状態で偏向電極間
を通過させることにより、インク滴を所望距離だけ所望
方向に偏向せしめて記録紙上に付着させるようにしたも
のである。この方式によれば、一つのノズルNによって
24〜64個の画素から成る一列の画素列を形成するこ
とができる。換言すれば、上記ドロップオンデマンド方
式のマルチノズルタイプにおいて24個の画素を一列形
成するためにはノズルが24個必要とされたが、電荷制
御型によれば、一つのノズルで同等の印写を行うことが
できる。
【0018】図7(b) はこのような電荷制御型インクジ
ェットプリンタのシングルノズルタイプのヘッドを2個
並べた構成を示しており、理解を容易にするために各記
録ヘッドはブロックとして図示してある。この記録ヘッ
ド40a,40bは、図1に示した如きキャリッジに搭
載されて記録紙面を横方向に移動しながら印写を行う。
印写の方式は、上記ドロップオンデマンド方式の実施例
で示したようにキャリッジ移動方向に沿って配列された
記録ヘッド40a,40bが夫々縦方向一列の印写領域
を分担しながら、横方向に移動して印写を行う。図7
(c) は図7(b) の記録ヘッドユニットによって全面印写
を行った結果の画素列を示しており、偏向段数を24段
としたものである。ここで第1の記録ヘッド40aが印
写を行う列は11 、1、12 、13 、14 ・・・であ
り、第2の記録ヘッド40bが印写を行う列は21
2、22 、23 、24 ・・・である。
【0019】図8(a) は本発明の実施に利用するインク
ジェットヘッドの一例を示す斜視図であり、このインク
ジェットヘッド45はノズルを備えたインクジェット記
録部46とインクタンク47とを一体化したものであ
る。本実施例ではこのようなインクジェットヘッド45
を複数個図示しないキャリッジ上に配列し、各ヘッドの
ノズル列48が互いに平行になるようにキャリッジ上に
着脱自在に取り付けたものである。このように既存のイ
ンクジェットヘッドを利用して各ヘッドのノズル列が平
行になるように組付け構成することにより、一定の画素
密度を有した画像を高速に形成することが可能となる。
また、インクタンクを一体化した記録ヘッドにあって
は、インクタンクのインクがなくなった時点でヘッドを
捨てるという用い方をするため、インクジェット記録方
式のようにノズルの目詰まり発生という不安を伴う記録
方式にとっては、全ての記録ヘッドを交換するのでなく
目詰まりを起こしたものだけを交換すれば良いので好都
合である。
【0020】本実施例では、このような記録ヘッドを複
数個、互いのノズル列48がほぼ平行になるようにキャ
リッジ上に搭載し、各ヘッドを独立して着脱使用するよ
うにしているため、着脱機構の位置決め精度にも依存す
るが、ノズル列の平行度の維持に問題がある場合には、
一般的には高精度(例えば800〜1200dpiの配
列密度)の印字を行うプリンタには適用することが難し
い。発明者による実験によれば、精度の比較的低いプリ
ンタ、例えば400dpi程度の配列密度の記録ヘッド
を有したプリンタに本実施例の方式の記録ヘッドユニッ
トを適用した場合には、ノズル列の平行度の維持が十分
可能であり、記録ヘッド着脱の繰り返しによる画質の乱
れも殆ど見られなかった。しかし、600dpi或はそ
れ以上の精度を有した記録ヘッドに適用した場合には、
画質の乱れが発生したため、本実施例の方式は適用でき
ないことが判明した。
【0021】次に図9(a) (b) (c) は図1、2或は図4
に示した記録ヘッドユニットの具体的構成を示す図であ
り、全く同様のノズル配列を有した複数個の記録ヘッド
50を図示のごとく並列に積層して一体化し、個別に分
離できないように構成したものである。同図では説明を
簡単化するために各記録ヘッド50に4個のノズル51
を設けた例を示したが、実際には64〜512個のノズ
ルの配列が可能である。このように複数個の記録ヘッド
50を一体化する理由は、工場出荷時に治具を使用して
高精度な位置決めを行って一体化することが、後刻にお
ける組付け工程において便利だからである。従って、こ
の実施例の記録ヘッドを備えた記録ヘッドユニットは図
8の実施例の場合とは異なり、例えば600dpi、或
はそれ以上の高密度のノズル配列で高精度記録を行う場
合に用いられる。図9(a) の例はインク流路の先端がそ
のままインクの噴射口(ノズル)となるヘッドの例であ
るが、図9(b) 及び(c) は更に別の例の組付け状態図、
及び分解図であり、流路先端にノズルプレート53を接
合した構成をとっている。このようなノズルプレート5
3は、フォトファブリケーションにより、ノズル孔53
aの形状、径、配列位置等を決定できるので、高精度印
写に適している。
【0022】次に、発明者が行った具体的な実験例を示
す。 実験例1・・・配列密度400dpi,ノズル数128
個のサーマルインクジェットヘッドを4台、図1に示し
たように並列に積層してヘッドユニットを構成し、キャ
リッジ上に搭載した。このとき4台の記録ヘッドが占め
る体積は10mm×16mmという非常にコンパクトな
サイズとなり、このヘッドユニットを用いて記録を行っ
たところ、図10のように一つの記録ヘッドによった場
合に比して約4倍の高速で印写を行うことができた。
【0023】比較例1・・・実験例1と同じ記録ヘッド
を4台直列に接続して128×4=512個のノズルを
縦に直線状に並べたヘッドユニットを作製し、ヘッドユ
ニットを横方向へ移動させながら印字を行ったところ、
印写スピードは実験例1の場合とほぼ同等となったが、
4台の記録ヘッドの占める体積が48mm×4mmとい
うサイズになり、ノズル配列方向が長大となり、キャリ
ッジ上のヘッドユニットが過大となってコンパクトなプ
リンタを構成することが困難となった。
【0024】実験例2・・・本発明をサーマル転写記録
方式に適用した実験であり、配列密度360dpi,発
熱体数64個のサーマルヘッドチップを2枚並列に積層
して記録を行った。使用したインクリボンの幅は4.8
mmである。一枚のヘッドチップだけから成る従来の方
式では漢字で36cps(1秒間に36文字)の印写が
限界であったが、本実験例ではその倍の72cpsが可
能であった。
【0025】比較例2・・・実験例2と同じ構成のサー
マルヘッドチップを2台、直列に並べて縦長のヘッドユ
ニットを作製し、インクリボンとしては幅9.6mmの
ものを使用して記録を行った。印写速度は漢字で72c
psとすることができたが、サーマルヘッド部が縦方向
(発熱体の配列方向)に長大化するばかりでなく、イン
クリボンカートリッジも約2倍の肉厚を要することとな
り、非常に嵩張った構成となって、コンパクト化の維持
は不可能であった。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録ヘッ
ッドを複数個備えたヘッドユニットを用い、各記録ヘッ
ドの記録分担画素列がほぼ縦横方向に平行となるような
ノズル配列としたためため、複数の記録ヘッドにより記
録を行うことによる記録の高速化と、ノズル配列を平行
にしたことによる記録画素の画素位置の高精度化を実現
し高画質記録を達成することができる。また、各記録ヘ
ッドのノズル列同士を平行に配列するばかりでなく、各
ノズル列を構成する個々のノズルのうち同位置にあるも
のが形成する直交方向の列も互いに平行であるため、記
録ヘッドユニットのコンパクト化を図ることができる。
従来は各ノズル列を構成するノズルの位置を交互にずら
して千鳥格子状等に配列することによって記録密度を向
上するようにしていたが、そのためには記録スピードを
犠牲にしていた。これに対して本発明では複数個の記録
記録ヘッドを設けたので記録速度を向上できる。
【0027】また、既存の着脱交換式記録ヘッドを複数
個キャリッジ上に、ノズル列が平行となるように配置し
たため、記録ヘッドに故障が生じた場合における交換を
自由に行うことができる。とりわけ、インクジェット方
式のようにノズルの目詰まり等に関する信頼性に不安が
ある場合には特に有利である。換言すれば、記録ヘッド
ユニット全体を交換廃棄するのでなく、故障したヘッド
だけをユーザが交換すれば良いので手軽で経済的であ
る。また、複数個の記録ヘッドを一体化して記録ヘッド
ユニットとしたので、工場出荷時に、各記録ヘッドの位
置決めを高精度に行うことができる。このため、例えば
600dpi或はそれ以上の非常に高密度な記録を行う
記録ヘッド間のノズル列の位置決め精度が良好化できる
こととなり、印写画質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプリンタの印写部を示す斜視
図。
【図2】図1のプリンタの記録ヘッドユニットのノズル
部の構成説明図。
【図3】図2のノズルにより記録した画素の配列を示す
図。
【図4】本発明の第2実施例の記録ヘッドユニットの構
成を示す斜視図。
【図5】図4の記録ヘッドユニットにより印写を行う状
態を示す概略図。
【図6】図4の記録ヘッドユニットにより印写を行った
結果得られた印写画素の配列を示す図。
【図7】(a) (b) 及び(c) は本発明の第3実施例に利用
するインクジェット方式の原理説明図、第3実施例の記
録ヘッドユニットによる印写状態を示す概略図、及び記
録された画素の配列を示す図。
【図8】(a) 及び(b) は本発明の第4実施例に利用する
記録ヘッド単体の外観斜視図、及び記録ヘッドユニット
を構成した状態を示す斜視図。
【図9】(a) (b) 及び(c) は図1、図2或は図4に示し
た記録ヘッドユニットの具体的構成を示す説明図であ
り、(a) はノズルプレートを有しない例、(b) 及び(c)
はノズルプレートを有するヘッドの例を示す図。
【図10】従来例のプリンタの印写部の構成説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ロール状記録紙、2 ガイドローラ、3 駆動ロー
ラ、4 駆動ローラ、4 押えローラ、5 モータ、9
インクジェット用ヘッド、10 ヘッド基板、12
インクタンク、14 キャリッジ、30、30a,30
b,30c,30d 記録ヘッド、31、31a,31
b,31c,31d ノズル(記録部)、35 記録ヘ
ッド、36 ノズル(記録部)、40 記録ヘッド、4
5 インクジェットヘッド、46 インクジェット記録
部、47 インクタンク、48ノズル列、 50 記録
ヘッド、51 ノズル(記録部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 武貞 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 廣田 哲郎 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 大槻 英樹 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線状の列をなした複数の記録部を備え
    た記録ヘッドを複数台配列したときに、各記録ヘッド上
    の各記録部列が互いに平行となり且つ各記録部列を構成
    する個々の記録部が隣接する記録ヘッド上の対応する記
    録部との間で形成する直線状の列が、各記録ヘッド上の
    記録部列と直交するように構成したことを特徴とする記
    録ヘッドユニットを備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記各記録ヘッドは、前記記録ヘッドユ
    ニットを構成するキャリッジに対して個別に着脱自在で
    あることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドをn台配列した記録ヘッ
    ドユニットを有したプリンタであって、一つの記録ヘッ
    ドを記録紙面に対して相対的に移動させることにより記
    録紙上へ印写される記録画素列が、該移動方向に沿って
    (n−1)列おきに位置することを特徴とする請求項1
    記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 荷電制御型のインクジェットプリンタに
    おいて、一つのノズルを有した記録ヘッドを複数台配置
    し、各ノズルにより印写される画素列が互いに平行とな
    り且つ各画素列を構成する個々の画素が隣接する画素列
    中の対応する画素との間で形成する直線状の列が、前記
    画素列と直交するように構成したことを特徴とする記録
    ヘッドユニットを備えたことを特徴とするプリンタ。
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