JPH0640040A - インクジェットプリントヘッド用ノズル板 - Google Patents
インクジェットプリントヘッド用ノズル板Info
- Publication number
- JPH0640040A JPH0640040A JP21745992A JP21745992A JPH0640040A JP H0640040 A JPH0640040 A JP H0640040A JP 21745992 A JP21745992 A JP 21745992A JP 21745992 A JP21745992 A JP 21745992A JP H0640040 A JPH0640040 A JP H0640040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle hole
- nozzle
- ink
- metal layer
- nozzle plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Nozzles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】インクだれや気泡混入のない印字品質の優れた
インクジェットプリントヘッド用ノズル板を提供するこ
と。 【構成】撥水性の高い金属層13と親水性の高い金属層
14とを順次電鋳(2段階電鋳)することによってノズ
ル板を形成することにより、ノズル孔辺面を撥水性と
し、ノズル孔内壁を親水性とする。 【効果】表面処理工程が省けると共に、親水性の高い金
属層と撥水性の高い金属層との境界が容易に安定してノ
ズル孔端に形成されるため、ノズル孔間のばらつきも押
さえられる。
インクジェットプリントヘッド用ノズル板を提供するこ
と。 【構成】撥水性の高い金属層13と親水性の高い金属層
14とを順次電鋳(2段階電鋳)することによってノズ
ル板を形成することにより、ノズル孔辺面を撥水性と
し、ノズル孔内壁を親水性とする。 【効果】表面処理工程が省けると共に、親水性の高い金
属層と撥水性の高い金属層との境界が容易に安定してノ
ズル孔端に形成されるため、ノズル孔間のばらつきも押
さえられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置のインクジェットプリントヘッド用ノズル板に関す
る。
置のインクジェットプリントヘッド用ノズル板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、オンデマンド型インクジェット
記録装置のインクジェットプリントヘッドにおいて、イ
ンクジェットプリントヘッドを樹脂成形により作成した
場合、樹脂によってはその表面がある程度撥水性をもつ
場合がある。この場合、樹脂製ノズル孔内のメニスカス
は移動し易くなり、インクジェットプリントヘッド内の
急激な圧力変動時にメニスカスが引き込まれてしまう。
図4は、この様な状態を示したもので、1はインクジェ
ットプリントヘッド、2はノズル孔、3はインクで、メ
ニスカス4がインクジェットプリントヘッド内(図の矢
印方向)へ引き込まれている。この様な状態が生ずる
と、気泡がノズルから混入し、インク噴射に悪影響を及
ぼしてしまう。そこで、この問題を解決するため、樹脂
製ノズル孔内の親水処理が必要となる。図5は、ノズル
孔内壁に親水処理を施した場合を示し(図の×印)、ノ
ズル孔内のメニスカス4は、ノズル先端で固定され、圧
力変動時もインクジェットプリントヘッド内に引き込ま
れなくなる。一方、樹脂製ノズル孔面は、充分な撥水性
がないと、インク噴射時にインクだれを生じ、噴射安定
性、方向性が悪くなる。そこで、樹脂成形したインクジ
ェットプリントヘッド樹脂表面の撥水性がそれ程ない場
合、ノズル孔面の撥水処理が必要となる。
記録装置のインクジェットプリントヘッドにおいて、イ
ンクジェットプリントヘッドを樹脂成形により作成した
場合、樹脂によってはその表面がある程度撥水性をもつ
場合がある。この場合、樹脂製ノズル孔内のメニスカス
は移動し易くなり、インクジェットプリントヘッド内の
急激な圧力変動時にメニスカスが引き込まれてしまう。
図4は、この様な状態を示したもので、1はインクジェ
ットプリントヘッド、2はノズル孔、3はインクで、メ
ニスカス4がインクジェットプリントヘッド内(図の矢
印方向)へ引き込まれている。この様な状態が生ずる
と、気泡がノズルから混入し、インク噴射に悪影響を及
ぼしてしまう。そこで、この問題を解決するため、樹脂
製ノズル孔内の親水処理が必要となる。図5は、ノズル
孔内壁に親水処理を施した場合を示し(図の×印)、ノ
ズル孔内のメニスカス4は、ノズル先端で固定され、圧
力変動時もインクジェットプリントヘッド内に引き込ま
れなくなる。一方、樹脂製ノズル孔面は、充分な撥水性
がないと、インク噴射時にインクだれを生じ、噴射安定
性、方向性が悪くなる。そこで、樹脂成形したインクジ
ェットプリントヘッド樹脂表面の撥水性がそれ程ない場
合、ノズル孔面の撥水処理が必要となる。
【0003】そこで、特開昭61−14156号公報記
載の方法では、ノズル孔内壁は親水性を、ノズル孔面は
撥水性をそれぞれ有し、インクだれや、気泡混入のない
インクジェットプリントヘッドの表面処理方法を提供し
ている。
載の方法では、ノズル孔内壁は親水性を、ノズル孔面は
撥水性をそれぞれ有し、インクだれや、気泡混入のない
インクジェットプリントヘッドの表面処理方法を提供し
ている。
【0004】図6〜図8に基づいて従来例を説明する。
先ず、樹脂インクジェットプリントヘッド1を酸処理す
るが、この酸処理としては、例えば、重クロム酸混液の
標準液(70℃)中に5〜15分浸漬した後、水洗を行
う。この場合、図6に示す如く、ノズル孔内壁5及びノ
ズル孔辺面6が親水処理される(図の×印)。この親水
処理された面は、粗面であり、且つカルボニル基のよう
な極性基で被われた面となる。
先ず、樹脂インクジェットプリントヘッド1を酸処理す
るが、この酸処理としては、例えば、重クロム酸混液の
標準液(70℃)中に5〜15分浸漬した後、水洗を行
う。この場合、図6に示す如く、ノズル孔内壁5及びノ
ズル孔辺面6が親水処理される(図の×印)。この親水
処理された面は、粗面であり、且つカルボニル基のよう
な極性基で被われた面となる。
【0005】次に、この親水処理をしたノズル孔辺面に
撥水被膜7を施す。図7及び図8は、ノズル孔辺面への
撥水剤被膜を塗布法により行う場合を示し、図7は、ノ
ズル内部よりガス8を発生させ、撥水皮膜7をスプレー
コート9により矢印の様に塗布を行い、ノズル孔2への
侵入を防ぐようにしている。図8は、ノズル孔をマスク
10にてマスクし、ノズル孔2への侵入を防ぐようにし
ている。
撥水被膜7を施す。図7及び図8は、ノズル孔辺面への
撥水剤被膜を塗布法により行う場合を示し、図7は、ノ
ズル内部よりガス8を発生させ、撥水皮膜7をスプレー
コート9により矢印の様に塗布を行い、ノズル孔2への
侵入を防ぐようにしている。図8は、ノズル孔をマスク
10にてマスクし、ノズル孔2への侵入を防ぐようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、ノズル板の作成工程が複雑で被膜境
界の管理が難しい。
た従来の方法では、ノズル板の作成工程が複雑で被膜境
界の管理が難しい。
【0007】そこで本発明は、安価でインクだれや気泡
混入のない印字品質の優れたインクジェットプリントヘ
ッド用ノズル板を提供するものである。
混入のない印字品質の優れたインクジェットプリントヘ
ッド用ノズル板を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ノズル孔辺面
側に撥水性の高い金属を用いて、ノズル孔内壁側に親水
性の高い金属を用いて2層に電鋳することで接触角の異
なった境界面をノズル孔端に形成することを特徴とす
る。
側に撥水性の高い金属を用いて、ノズル孔内壁側に親水
性の高い金属を用いて2層に電鋳することで接触角の異
なった境界面をノズル孔端に形成することを特徴とす
る。
【0009】
【実施例】本発明による一実施例を図面を基に説明す
る。図1は、本発明による製造工程を示す。先ず、フォ
トリソ工程によりパターニングされたレジスト11を真
鍮基板12上に施し、そして、撥水性の高い金属層13
を真鍮基板12上に電鋳で形成し、さらに親水性の高い
金属層14を撥水性の高い金属層13上に電鋳で形成す
る。なお、撥水性の高い金属としては、金、白金、ロジ
ウム、パラジウムなどがあり、親水性の高い金属として
は、チタン、ニッケル、カドミウムなどがあり、基本的
に電鋳によって形成できる金属であればよい。
る。図1は、本発明による製造工程を示す。先ず、フォ
トリソ工程によりパターニングされたレジスト11を真
鍮基板12上に施し、そして、撥水性の高い金属層13
を真鍮基板12上に電鋳で形成し、さらに親水性の高い
金属層14を撥水性の高い金属層13上に電鋳で形成す
る。なお、撥水性の高い金属としては、金、白金、ロジ
ウム、パラジウムなどがあり、親水性の高い金属として
は、チタン、ニッケル、カドミウムなどがあり、基本的
に電鋳によって形成できる金属であればよい。
【0010】図2は、真鍮基板12を濃硝酸で溶解した
後、レジスト11に化学エッチング剤を与え超音波洗浄
を行い取りだしたノズル板15を示している。
後、レジスト11に化学エッチング剤を与え超音波洗浄
を行い取りだしたノズル板15を示している。
【0011】図3は、ノズル板15をインクジェットプ
リントヘッドに接着固定し、インク3をチャンネル内に
充填させた様子を示している。この場合、ノズル孔内壁
と同程度の親水性をチャネル内壁16に持たせてあるた
め、インク3は、ノズル板15の親水性の高い金属層1
4と撥水性の高い金属層13の境界であるノズル孔端ま
で充填され、そこでインクの表面張力によりメニスカス
4が形成され固定する。
リントヘッドに接着固定し、インク3をチャンネル内に
充填させた様子を示している。この場合、ノズル孔内壁
と同程度の親水性をチャネル内壁16に持たせてあるた
め、インク3は、ノズル板15の親水性の高い金属層1
4と撥水性の高い金属層13の境界であるノズル孔端ま
で充填され、そこでインクの表面張力によりメニスカス
4が形成され固定する。
【0012】
【発明の効果】2段階電鋳により、ノズル板の形成を行
なうことにより、ノズル孔辺面の撥水性及びノズル孔内
壁の親水性が得られるため、表面処理工程が省けると共
に、親水性の高い金属層と撥水性の高い金属層との境界
が容易に安定してノズル孔端に形成されるため、ノズル
孔間のばらつきも抑えられ、インクだれや気泡混入のな
い、信頼性の高いインクジェットプリントヘッド用ノズ
ル板を得る事ができる。
なうことにより、ノズル孔辺面の撥水性及びノズル孔内
壁の親水性が得られるため、表面処理工程が省けると共
に、親水性の高い金属層と撥水性の高い金属層との境界
が容易に安定してノズル孔端に形成されるため、ノズル
孔間のばらつきも抑えられ、インクだれや気泡混入のな
い、信頼性の高いインクジェットプリントヘッド用ノズ
ル板を得る事ができる。
【図1】本発明によるノズル板の製造過程を示す断面図
である。
である。
【図2】本発明によるノズル板の製造過程を示す斜視図
である。
である。
【図3】本発明によるノズル板を組み込んだインクジェ
ットプリントヘッドの平面断面図である。
ットプリントヘッドの平面断面図である。
【図4】メニスカスがノズル孔内へ引き込まれる様子を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】メニスカスがノズル孔端面に固定している様子
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】従来の表面処理工程を示す断面図である。
【図7】従来の表面処理工程を示す断面図である。
【図8】従来の表面処理工程を示す断面図である。
1 インクジェットプリントヘッド 2 ノズル孔 3 インク 4 メニスカス 5 ノズル孔内壁 6 ノズル孔辺面 7 撥水皮膜 8 ガス 9 スプレーコート 10 マスク 11 レジスト 12 真鍮基板 13 撥水性の高い金属層 14 親水性の高い金属層 15 ノズル板 16 チャネル内壁
Claims (1)
- 【請求項1】 ノズル孔辺面に撥水性の高い金属を用い
て、ノズル孔内壁に親水性の高い金属を用いて電鋳によ
り2層に形成することを特徴とするインクジェットプリ
ントヘッド用ノズル板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21745992A JPH0640040A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | インクジェットプリントヘッド用ノズル板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21745992A JPH0640040A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | インクジェットプリントヘッド用ノズル板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640040A true JPH0640040A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16704566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21745992A Pending JPH0640040A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | インクジェットプリントヘッド用ノズル板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640040A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0945272A2 (en) | 1998-03-27 | 1999-09-29 | Nec Corporation | Print head for an ink jet printer |
| US6270212B1 (en) | 1998-03-27 | 2001-08-07 | Nec Corporation | Print head for an ink jet printer |
| US8191993B2 (en) | 2007-06-21 | 2012-06-05 | Ricoh Company, Ltd. | Nozzle plate for liquid ejector head, liquid ejector head, liquid ejector, liquid ejection method, inkjet recording apparatus, and inkjet recording method |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP21745992A patent/JPH0640040A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0945272A2 (en) | 1998-03-27 | 1999-09-29 | Nec Corporation | Print head for an ink jet printer |
| US6270212B1 (en) | 1998-03-27 | 2001-08-07 | Nec Corporation | Print head for an ink jet printer |
| US8191993B2 (en) | 2007-06-21 | 2012-06-05 | Ricoh Company, Ltd. | Nozzle plate for liquid ejector head, liquid ejector head, liquid ejector, liquid ejection method, inkjet recording apparatus, and inkjet recording method |
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