JPH0640186Y2 - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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JPH0640186Y2
JPH0640186Y2 JP14699087U JP14699087U JPH0640186Y2 JP H0640186 Y2 JPH0640186 Y2 JP H0640186Y2 JP 14699087 U JP14699087 U JP 14699087U JP 14699087 U JP14699087 U JP 14699087U JP H0640186 Y2 JPH0640186 Y2 JP H0640186Y2
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重典 服部
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はホッパに積層して蓄えられる印字用紙を一枚ず
つ繰出して印字装置の印字位置へと給送し、印字後の印
字用紙をスタッカに積層して蓄えるように構成された自
動給紙装置に関する。
[従来技術] 従来、自動給紙装置により取扱われる印字用紙は、初め
未印字状態でホッパに積層されており、ピックアップロ
ーラにより一枚ずつ順次繰出されて印字装置へと給送さ
れる。そして、印字装置内ではその送りローラによる紙
送りが適宜なされながら印字位置で印字が行われ、一連
の印字が終了すると自動給紙装置のイジェクトローラ及
びそのピンチローラによりスタッカへと排出されるのが
一般的であった。
さらに、従来の自動給紙装置では印字用紙のスタッカへ
の排出を確実にすべく前記イジェクトローラ及びピンチ
ローラのいずれか一方或いは両方をギア状の歯付きロー
ラにしているものがあった。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、印字用紙に反りや折れが発生してスタッ
カ上に排出された印字用紙がスタッカ壁から浮いてしま
ったり、或いはスタッカに蓄えられた印字用紙が規定量
に近づいてきた場合等には、印字用紙が完全に排出され
ず、前記イジェクトローラ又はピンチローラ上に用紙下
端が乗ったままの状態になることがあり、このことは特
に印字位置の上方にイジェクトローラ及びピンチローラ
が配設されたものにおいて起こる可能性が高かった。そ
して、この状態で次の印字用紙が排出されてくると、前
の印字用紙が妨げとなって正常な排出が行われなくなる
問題があった。また、イジェクトローラの動力を印字装
置の送りローラの駆動源からとる形式のものでは、両ロ
ーラが同じ方向に同期して回転するため、印字動作上の
必要が生じて送りローラが逆回転されるとイジェクトロ
ーラも逆回転され、一旦排出された印字用紙が逆走して
再び印字装置内へ引込まれることがあった。
[考案の目的] 本考案は上述した従来技術の問題点に鑑みてなされたも
のであり、イジェクトローラにより印字装置から排出さ
れた印字用紙が、その厚さに拘わらず確実にスタッカに
蓄えられる自動給紙装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案においては、可撓性を
有し、基端部がフレームに固定されるとともに自由端部
がイジェクトローラにより引出された印字用紙の進路上
に位置し、その印字用紙をスタッカ側に弾性的に押圧付
勢するように配置され、且つ、基端部近傍に前記自由端
部よりも良可撓性の良可撓部を設けた押圧部材と、フレ
ームに設けられ、イジェクトローラによる印字用紙の排
出に伴い押圧部材が良可撓部において所定角度屈曲され
た際に、良可撓部より自由端側にて押圧部材と当接する
当接部とを備えている。
[作用] 上記構成により、イジェクトローラにより印字装置から
排出されてくる印字用紙は、押圧部材の作用でスタッカ
側に弾性的に押圧されている。そして、用紙後端がイジ
ェクトローラを通過して当該イジェクトローラによる規
制が解除されると、押圧部材が弾性復元して印字用紙は
スタッカに確実に排出される。
その際、薄い印字用紙に対しては、押圧部材に設けられ
た良可撓部を支点として押圧部材が揺動され、その復元
力により印字用紙をスタッカ側へ押圧する。また厚い印
字用紙を排出する場合にはその印字用紙によりまず押圧
部材が所定角度屈曲されて、押圧部材が当接部と当接し
その後さらにその当接部を支点として屈曲され、薄い印
字用紙の時の復元力よりも強い復元力で印字用紙をスタ
ッカ側へ押圧する。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
第2図は自動給紙装置である用紙フィーダー5が装着さ
れたポータブルタイプの日本語ワードプロセッサ1の斜
視図を示す。同図に示されるように、日本語ワードプロ
セッサ1は手前から順に配設されるキーボード部2、表
示部3、プリンタ部4により構成され、このプリン部4
に後で詳述する用紙フィーダー5が着脱自在に装着され
る。
キーボード部2には、文字、数字等を入力する文字キー
10、かな漢字変換指令を付与する変換キー12、印字モー
ドにおいて印字指令を入力する印字キー14、用紙送りキ
ー15、用紙戻しキー16等をはじめとして一般的な日本語
ワードプロセッサに採用されている各種キーが配設され
ている。
表示部3には40字×6行の文字表示が可能な液晶ディス
プレイ(LCD)18が設けられており、入力された文字や
編集後の文書、更にはオペレータへのメッセージ等この
LCD18に表示される。
第1図はプリンタ部4に用紙フィーダー5を装着した状
態を示す断面図であり、プリンタ部4及び用紙フィーダ
ー5については主に同図を参照して説明する。
プリンタ部4の内部に横設された平板形状のプラテン20
の前方下部(第1図の左下)にはガイド軸22がプラテン
20に対して平行となるよう横架されており、そのガイド
軸22上にはキャリッジ駆動モータ23(第1図には図示し
ない)により駆動されるキャリッジ24が摺動可能に配設
されている。また、キャリッジ24には、プラテン20と対
向する位置に印字素子25を有するサーマルヘッド26がプ
ラテン20に対して接離可能に設けられると共に、サーマ
ルリボン28を巻回収納するリボンカセット30が着脱自在
に載置されている。そして、このサーマルリボン28は、
リボンカセット30から一部露出される部分がサーマルヘ
ッド26によってプラテン20側に押圧され、そのままキャ
リッジ24が移動することにより図示しないリボン送り機
構の作用で順次リボン送りされるものである。これに伴
って前記印字素子25が選択的に駆動されるとサーマルヘ
ッド26とプラテン20とが対向する位置である印字位置PR
に給送されてくる印字用紙への印字がなされる。
プラテン20の後方下部にはプラテン20に対して平行な送
りローラ軸32がパルスモータからなる送りローラ駆動モ
ータ33(第1図には図示しない)により回動駆動される
ように軸支されており、送りローラ軸32上にはその軸線
方向に適宜の間隔をおいて分割して配設される複数個の
送りローラ34が一体回転可能に設けられている。
送りローラ軸32の下方においては、プリンタ部4のフレ
ームの一部をなす上湾壁36と下湾壁38との間隙に湾曲形
状の案内路40が形成され、その後方の一端には用紙フィ
ーダー5から繰出されてくる印字用紙PCをプリンタ部4
内に受入れる開口42が形成されており、前方の他端は印
字位置PRへと連絡している。また、送りローラ34に対向
する部分の上湾壁36には切欠が設けられており、送りロ
ーラ34の外周面はその切欠により上湾壁36を貫通し、一
枚の印字用紙PCがようやく通過可能な程度の隙間を残し
て下湾壁38上面に接近している。一方、下湾壁38の前後
端近傍には、各送りローラ34に対向して配設される回転
可能な第1の押圧ローラ44及び第2の押圧ローラ46の出
入りを許容する切欠が穿設されている。そして、これら
第1,第2の押圧ローラ44,46は第2図中の解除レバー48
に連動する図示しない押圧機構の作用により、送りロー
ラ34に圧接する圧接位置と送りローラ34から離間して案
内路40の外へ退避する退避位置のいずれか一方に選択的
に保持される。従って、案内路40内を通過する印字用紙
は、第1,第2の押圧ローラ44,46が前記圧接位置に保持
された状態では送りローラ34に確実に密着され、前記退
避位置に保持された状態では前記密着が解除される。
また、第1,第2の押圧ローラ44,46に対向する位置より
やや後方寄りにずれた位置、すなわち、開口42から挿入
されてくる印字用紙が第1,第2の押圧ローラ44,46にそ
れぞれ到達する少し前に当該印字用紙と対向する位置の
上湾壁36には、開口を介して位置検出センサ50としての
第1,第2のフォトセンサ50a,50bが配設されている。
普通の厚さの印字用紙はもちろん、厚手のはがきをも取
扱うことができる用紙フィーダー5は、大きく分けて印
字前の印字用紙PCを積層して蓄えるホッパ52と印字後の
印字用紙PCを蓄えるスタッカ54、及びこれらの間に位置
して印字用紙PCをホッパ52からスタッカ54へと移送する
移送機構部56とから構成されている。尚、この移送機構
部56は、用紙フィーダー5がプリンタ部4に装着された
状態で送りローラ34と協働することにより機能する。
ホッパ52のホッパフレーム52aには、印字用紙PCを積層
載置する受け板58が支軸60を中心とする揺動可能に支持
され、その左端には受け板58からの間隔が所定枚数分の
印字用紙PCの厚さに相当するように設定された左規制片
62が一体的に屈曲形成されている。また、受け板58上に
は、左規制片62と対をなす右規制片64が一体的に屈曲形
成されたスライド体66が摩擦摺動可能に設けられてお
り、これら左,右規制片62,64の間隔を適宜調整するこ
とにより縦又は横方向にセットされる印字用紙PCの左右
端が規制されるようになっている。
さらにこの受け板58は、ホッパフレーム52aに設けられ
た板ばね68によりその下面から常に上方へと付勢されて
いるが、第2図中のセットレバー72に連動する図示しな
いカム機構によりその右端下方部分が押し下げられ、板
ばね68に抗して下方位置に押し下げ保持可能となってい
る。また、ホッパフレーム52aには左右方向に延びる略
コ字状のリンクバー70が揺動可能に支持されるととも
に、その左右の自由端が受け板58の左右下面に突設され
た係合片58aと係合しているので、リンクバー70の梃子
作用により前記カム機構による押し下げ力が受け板58に
略左右均等に作用する。
ホッパフレーム52aの下方には、受け板58を基準面とし
た場合の高さが低く受け板58の法線に略平行な(すなわ
ち、印字用紙PCの給送方向に対して略直角をなす)第1
規制部74aを有する第1リブ74と、その第1リブ74より
僅かに給送方向側に位置するとともに前記高さが第1リ
ブ74より印字用紙数枚の厚さ分だけ高く前記法線に対し
て僅かに前方に傾斜する第2規制部76aを有する第2リ
ブ76とが、用紙フィーダー5の左右方向に間隔をおいて
交互に複数個所ずつ、且つホッパフレーム52aに一体的
に突設されている。
さらに、ホッパフレーム52aの最下端には印字用紙供給
口77が設けられており、用紙フィーダー5がプリンタ部
4に装着された際にこの印字用紙供給口77と開口42とが
連通する。
板ばね68により受け板58を介して上方へ付勢される印字
用紙PCの下端近傍部分と対向する位置には、左右方向の
略中央に位置し、且つ摩擦係数の高いゴムを素材とする
幅広のピックアップローラ78がピックアップローラ軸80
により回転可能に支持されており、第3図に示すよう
に、そのピックアップローラ軸80の左端が一方向クラッ
チ83及びギア群85を介してステップモータからなるピッ
クアップローラ駆動モータ81に駆動連結されている。こ
の一方向クラッチ83は、第1図におけるピックアップロ
ーラ78が、プリンタ部4に引込まれていく印字用紙PCと
の摩擦により従動的に時計方向に回転されるとき、ピッ
クアップローラ軸80とギア群85との間にすべりが生ずる
ように機能する。そして、ピックアップローラ駆動モー
タ81は接続コード87を介して日本語ワードプロセッサ1
から送られてくる制御信号に基づいて回転制御される。
また、この用紙フィーダー5は定形寸法のはがきを給送
し得るように構成されているものであり、第2の押圧ロ
ーラ46からピックアップローラ78までの距離L1は、横置
きセットされた定形はがきの給送方向の長さL2(すなわ
ち定形はがきの短辺の長さ)よりも小となっている。
印字位置PRを通過した印字用紙PCの進路上には、受け板
58の左端を基準として印字用紙PCの左右両端を均等に押
圧できるように適宜の間隔をおいて配設される3個のイ
ジェクトローラ82が回転可能に設けられており、その駆
動軸をなすイジェクトローラ軸84は、用紙フィーダー5
の着脱に伴って係脱可能な図示しないギア機構を介して
送りローラ軸32に駆動連結されている。従って、イジェ
クトローラ82は送りローラ駆動モータ33の動力に基づい
て送りローラ34と同方向に同期して回転駆動される。
スタッカ54のスタッカフレーム54a下部に間隔をおいて
複数個突設された底辺リブ54bの先端には、各イジェク
トローラ82に対向する歯付ピンチローラ86が回転可能に
支持されると共に付勢バネ88の作用でイジェクトローラ
82に押圧されている。この歯付ピンチローラ86は、第4
図に要部を抜粋して示すように、イジェクトローラ82に
当接する円筒部86aと、円筒部86aに隣接すると共に円筒
部86aの外周面から僅かに外方に突出する係止リブを有
するギア状部86bとから構成されている。
イジェクトローラ82と歯付ピンチローラ86とが当接する
部位の上方、すなわち印字位置PRを通過した印字用紙PC
の進路上のフレームには、案内路40の湾曲方向とは逆に
湾曲した用紙案内路を形成する逆湾曲リブ90が用紙フィ
ーダー5の左右方向に適宜の間隔をおいて設けられてい
る。
第6図の断面図に示すように、逆湾曲リブ90の上端近傍
のフレーム94には、ポリエステル製の可撓性を有した押
圧部材92が設けられている。その押圧部材92は、基端部
92aがフレーム94に固定されるとともに自由端92b側がイ
ジェクトローラ82と歯付ピンチローラ86とにより引出さ
れる印字用紙PCの進路上に位置し、その印字用紙PCをス
タッカ54側に弾性的に押圧付勢するように配置されてい
る。
第9図は押圧部材92の正面図である。その押圧部材92に
は、基端部92a近傍の自由端92b側に、普通の厚さの印字
用紙に対しても押圧部材92が十分な可撓性を得るための
良可撓部としてのスリット96が設けられている。
押圧部材92の基端部92aを固定するフレーム94には、第
6図に示すように、印字用紙PCにより押圧部材92がスリ
ット96において所定角度屈曲される際に押圧部材92と当
接する当接部98が設けられている。その当接部98は、押
圧部材92が屈曲された際に、スリット96より自由端92b
側にて当接するようになっている。
次に、制御系の構成を第5図に示すブロック図に基づい
て説明する。
制御手段としてのCPU(中央処理装置)100は、各種キー
を有するキーボード部2に接続されると共にROM(リー
ドオンリメモリ)102及びRAM(ランダムアクセスメモ
リ)104に接続されている。
ROM102は、用紙フィーダー5が装着される日本語ワード
プロセッサ1の各種動作を制御するためのプログラムを
記憶したプログラムメモリやキャラクタジェネレータ等
を包含している。
一方、RAM104は、キーボード部2から入力されてくる文
字データを一時的に記憶する入力バッファや編集後の文
書を記憶するテキストメモリ等を包含している。
また、CPU100は、第1,第2のフォトセンサ50a,50bより
なる位置検出センサ50に接続されると共に、送りローラ
駆動回路106を介して送りローラ駆動モータ33に、キャ
リッジ駆動回路108を介してキャリッジ駆動モータ23
に、印字素子駆動回路110を介して印字素子25に夫々接
続されている。
さらに、CPU100はピックアップローラ駆動回路112に接
続され、用紙フィダー5の装着時には接続コード87を介
してピックアップローラ駆動モータ81に接続される。
尚、上記構成によりキーボード部2から入力されてくる
データに基づいて漢字混じりの宛名や文書等が作成さ
れ、これらがRAM104のテキストメモリに記憶されるもの
であるが、その過程は従来の日本語ワードプロセッサと
同じでよいため説明を省略する。
ここで、用紙フィーダー5を用いて印字を行う場合の操
作及び動作について説明する。
印字用紙PCをホッパ52にセットする場合には印字用紙PC
の横幅に応じてスライド体66の位置決めを行い、セット
レバー72を操作して受け板58を押し下げ保持しておく。
そして、左右規制片62,64により規制されるまでの範囲
内で所望枚数の印字用紙PCを受け板58上に積層載置す
る。すると、印字用紙PCの下端が第1リブ74の第1規制
部74aに当接して整えられる。
セットレバー72を逆方向に操作すると前記保持が解放さ
れて受け板58が板ばね68の付勢により上方へ揺動され、
これに伴って先に整えられた印字用紙PCの下端近傍部分
がピックアップローラ78に圧接される。このとき、積層
された印字用紙PCの上層の数枚は第1規制部74aによる
規制を受けていない。
尚、印字を開始する前の適宜の時に解除レバー48を操作
して、第1,第2の押圧ローラ44,46を前記圧接位置に保
持しておく。
この状態で印字キー14を操作して印字指令を入力する
と、印字プログラムに基づいた制御が開始されるもので
あり、CPU100によりピックアップローラ駆動モータ81が
制御され、ピックアップローラ78が第1図において時計
方向に回転される。すると、ピックアップローラ78との
強い摩擦により最上層の印字用紙PCが引出されると共
に、各印字用紙PC間に生ずる弱い摩擦により第1規制部
74aに規制されない上層の数枚が第2規制部76aに突き当
るまで引出される。そして、これら数枚の印字用紙PC
は、第2規制部76aの傾きにならって下方のものから順
次規制されていくので、上層の印字用紙PCほど給送方向
側にずれて位置され繰出しやすい状態になる。さらにピ
ックアップローラ78が回転し続けると、前記強い摩擦に
より最上層の1枚だけが第2規制部76aの斜面を乗り越
えて繰出される。従って、印字用紙PCは積層載置時には
第1規制部74aの作用で整えられ、繰出し時には上層の
数枚だけが第2規制部76aの作用で繰出し易い状態で規
制されるため、普通の厚さの印字用紙であってもはがき
のような厚手用紙であっても一枚ずつ確実に繰出され
る。
ピックアップローラ78に引出された印字用紙PCは、印字
用紙供給口77を介して略直線的に開口42へと導かれ、や
がて第1のフォトセンサ50Aに対向する位置に至る。す
ると、第1のフォトセンサ50aがこれを検知して検知信
号を出力するので、CPU100はこの検知信号に基づいて送
りローラ駆動モータ33の制御を開始し、送りローラ34を
第1図において時計方向に回転させる。その後印字用紙
PCは第1の押圧ローラ44により送りローラ34に押圧さ
れ、送りローラ34とピックアップローラ78の協働による
給送が続けられる。従って、第1の押圧ローラ44の押圧
作用だけで生ずる送りローラ34の送り力が多少弱くと
も、印字用紙PCは確実に給送される。
第2のフォトセンサ50bが印字用紙PCの到達を検知して
検知信号を出力すると、CPU100は、この検出信号が出力
された時点から起算して計数される送りローラ駆動モー
タ33へのパルス数をカウントし始め、印字用紙PCの給送
側端部が第2の押圧ローラ46により確実に押圧される位
置に到達するために必要な所定量のパルス数をカウント
した後、ピックアップローラ駆動モータ81の駆動を停止
させる。この状態では、印字用紙PCは第1の押圧ローラ
44、及び第2の押圧ローラ46により押圧されているの
で、送りローラ34による充分な送り力が得られ、ピック
アップローラ78の助力が無くとも安定した確実な給送が
達成される。尚、このときにピックアップローラ78は一
方向クラッチ83の作用で空転し、送りローラ34に対する
負荷が軽減される。
その後、印字用紙PCは印字位置PRに至り、CPU100がRAM1
04のテキストメモリ等に記憶されたデータに基づいてキ
ャリッジ駆動モータ23、印字素子25、送りローラ駆動モ
ータ33等を適宜制御することにより印字用紙PCへの印字
が行われる。
一連の印字動作が終了すると、印字用紙PCは同期回転さ
れる送りローラ34とイジェクトローラ82の作用でプリン
タ部4の外へ排出され、逆湾曲リブ90による規制を受け
ると共に押圧部材92による押圧を受けつつスタッカ54へ
と導かれる。ところで、印字用紙PCは案内路40を通過す
る際に強制的に湾曲させられるので、そのままではカー
ルを発生してしまうが、逆湾曲リブ90により今度は逆方
向に湾曲させられるため前記カールが修正された状態で
スタッカ54へと導かれる。
終端が第2の押圧ローラ46を通過した後の印字用紙PCは
イジェクトローラ84のみによる送り力で排出が続けられ
るものであるが、この印字用紙PCは歯付ピンチローラ86
の円筒部86aとイジェクトローラ82という共に凹凸のな
い面により挾持されているため、一定した送りがなされ
る。
第6図に示すように、イジェクトローラ84により印字用
紙PCの送りがなされその先端が逆湾曲リブ90を通過する
と、印字用紙PCの先端と押圧部材92とが係合する。その
際、印字用紙PCの厚さが薄い場合は第7図に示すよう
に、押圧部材92は、印字用紙PCがイジェクトローラ84に
送られ印字用紙PCと係合することにより、良可撓部とし
てのスリット96を支点として屈曲される。しかし、印字
用紙PCが薄いため、押圧部材92はある程度までは屈曲さ
れるが、フレーム94の当接部98と当接する以前で押圧部
材の撓みによる復元力と印字用紙PCの撓みによる復元力
が平衡状態となり、押圧部材92はそれ以上屈曲されな
い。そして、この状態においてイジェクトローラ84によ
り印字用紙PCの終端が送り出されると、押圧部材92が弾
性復元するため、その復元力により印字用紙PCはイジェ
クトローラ84若しくは歯付ピンチローラ86上に残ること
なく確実にスタッカ54側へ排出される。
これに対し、印字用紙PCの厚さがはがきのように厚い場
合においては第8図に示すように、印字用紙PCとの係合
により押圧部材92はスリット96を支点として屈曲され
る。しかし、印字用紙PCが厚く、押圧部材92のスリット
96が良可撓性を示すため、押圧部材92はスリット96を支
点としてさらに屈曲され、押圧部材92のスリット96より
自由端92b側にてフレーム94の当接部98と当接する。イ
ジェクトローラ84によりさらに印字用紙PCが送られる
と、押圧部材92は当接部を支点として屈曲する。その際
の押圧部材92の撓みよる復元力は、屈曲の支点が良可撓
部であるスリット96ではなく当接部98であるため、上記
薄い印字用紙の際の復元力と比較すると非常に強いもの
であり、厚い印字用紙PCをスタッカ54へ押圧付勢しうる
ものである。そして、イジェクトローラ84により印字用
紙PCの終端が送り出されると、押圧部材92が弾性復元す
るため、その復元力により印字用紙PCはイジェクトロー
ラ84若しくは歯付ピンチローラ86上に残ることなく確実
にスタッカ54側へ排出される。
また、この押圧部材92は逆湾曲リブ90の終端近傍から延
出しているので、逆湾曲リブ90による前記カールの修正
作用を助長するものである。
そして、排出された印字用紙PCは底辺リブ54b上で整え
られてスタッカ54に積層され、一連の排出動作が終了す
る。
次に実行キー14を操作して印字指令を入力すると、次の
印字用紙PCが繰り出されて上述と同様の動作が繰り返さ
れる。
尚、本実施例においては、押圧部材92の良可撓部を第9
図に示すようなスリット96としていたが、第10図に示す
ような肉薄部196を良可撓部として押圧部材192を用いた
際にも、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案においては、イジェクトロー
ラにより印字装置から排出される印字用紙が、その厚さ
に拘らず押圧部材により確実にスタッカに排出されるた
め、先に排出された印字用紙が次の印字用紙の排出の妨
げとなったり印字用紙が逆走を起こす等という問題が発
生するのを防止でき、正常な排出動作を確保することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプリンタ部に自動給紙装置を装着した状態を示
す断面図、第2図は自動給紙装置が装着された日本語ワ
ードプロセッサの斜視図、第3図はピックアップローラ
駆動モータ周辺の構成を示す平面図、第4図はイジェク
トローラ周辺の構成を示す平面図、第5図は制御系の構
成を示すブロック図、第6図乃至第8図は押圧部材周辺
の構成を示す断面図、第9図は押圧部材の平面図、第10
図は本考案の他の実施例における押圧部材の側面図であ
る。 図中、52はホッパ、54はスタッカ、78はピックアップロ
ーラ、82はイジェクトローラ、92は押圧部材、92aは押
圧部材の基端部、92bは押圧部材の自由端部、94はフレ
ーム、96は良可撓部としてのスリット、98は当接部、PR
は印字位置、PCは印字用紙である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホッパに蓄えられた印字用紙を印字装置に
    給送した後イジェクトローラによりスタッカへ排出する
    自動給紙装置において、 可撓性を有し、基端部がフレームに固定されるとともに
    自由端部が前記イジェクトローラにより引出された印字
    用紙の進路上に位置し、その印字用紙を前記スタッカ側
    に弾性的に押圧付勢するように配設され、且つ、前記基
    端部近傍に前記自由端部よりも良可撓性の良可撓部を設
    けた押圧部材と、 前記フレームに設けられ、前記イジェクトローラによる
    印字用紙の排出に伴い前記押圧部材が前記良可撓部にお
    いて所定角度屈曲された際に、前記良可撓部より自由端
    側にて前記押圧部材と当接する当接部と を備えたことを特徴とする自動給紙装置。
JP14699087U 1987-09-25 1987-09-25 自動給紙装置 Expired - Lifetime JPH0640186Y2 (ja)

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JP14699087U JPH0640186Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 自動給紙装置

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JPS6450265U JPS6450265U (ja) 1989-03-28
JPH0640186Y2 true JPH0640186Y2 (ja) 1994-10-19

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