JPH0640222A - 空気入りタイヤのビード部構造 - Google Patents
空気入りタイヤのビード部構造Info
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- JPH0640222A JPH0640222A JP4194091A JP19409192A JPH0640222A JP H0640222 A JPH0640222 A JP H0640222A JP 4194091 A JP4194091 A JP 4194091A JP 19409192 A JP19409192 A JP 19409192A JP H0640222 A JPH0640222 A JP H0640222A
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- bead
- rim
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- heel
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- 239000011324 bead Substances 0.000 title claims abstract description 78
- 230000008961 swelling Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車輪のユニフォミティの向上を実現してRF
Vを有効に抑制する。 【構成】 タイヤビード部2に膨出ヒール9を設け、そ
の膨出ヒール9のゴム硬度をJIS硬度で65度以上と
し、ビード部2に埋設したビードコア5の、ビード部高
さ方向の段数を、ビード部幅方向のコード並列本数と同
一もしくはそれ以上とする。
Vを有効に抑制する。 【構成】 タイヤビード部2に膨出ヒール9を設け、そ
の膨出ヒール9のゴム硬度をJIS硬度で65度以上と
し、ビード部2に埋設したビードコア5の、ビード部高
さ方向の段数を、ビード部幅方向のコード並列本数と同
一もしくはそれ以上とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リム組みタイヤ、い
いかえれば車輪のすぐれたユニフォミティをもたらす、
空気入りタイヤのビード構造に関し、とくには、二つ割
りリム、深底リム、広幅深底リムその他の、JATMA
等で規格が定められたリム(以下「規格リム」という)
に組立てた車輪のユニフォミティの向上を実現して、ラ
ジアルランナウト(以下「RRO」という)を低減し、
ラジアルフォースバリエーション(以下「RFV」とい
う)を有効に抑制するものである。
いかえれば車輪のすぐれたユニフォミティをもたらす、
空気入りタイヤのビード構造に関し、とくには、二つ割
りリム、深底リム、広幅深底リムその他の、JATMA
等で規格が定められたリム(以下「規格リム」という)
に組立てた車輪のユニフォミティの向上を実現して、ラ
ジアルランナウト(以下「RRO」という)を低減し、
ラジアルフォースバリエーション(以下「RFV」とい
う)を有効に抑制するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、車輪のRFVの低減を目的とし
て、タイヤそれ自体のRFVをその全周にわたって測定
して、その測定値が最大となった位置を、タイヤを組み
付けるリムの、外周振れの最も小さい位置に一致させて
リム組みを行うことが広く一般に行われていた。
て、タイヤそれ自体のRFVをその全周にわたって測定
して、その測定値が最大となった位置を、タイヤを組み
付けるリムの、外周振れの最も小さい位置に一致させて
リム組みを行うことが広く一般に行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年におい
ては、リムの加工精度が大きく向上したことにより、上
述したような手法をもってしても、車輪のRFVを有効
に低減させることができず、むしろ、車輪のRFVの、
最大値と最小値との差が、タイヤそれ自体のRFVの同
様の差より大きくなってしまうことがしばしばあった。
ては、リムの加工精度が大きく向上したことにより、上
述したような手法をもってしても、車輪のRFVを有効
に低減させることができず、むしろ、車輪のRFVの、
最大値と最小値との差が、タイヤそれ自体のRFVの同
様の差より大きくなってしまうことがしばしばあった。
【0004】これは、加工精度の高いリムに、RROの
良好なタイヤを組み付けた場合であっても、車輪として
のRROが小さくならないことを意味するものであり、
その原因は、タイヤのリム組みの際における偏心装着に
あると考えられている。すなわち、従来タイヤでは、そ
れをリム組みするに際し、図3に例示するように、ビー
ド部21の外面と、リム22の隅丸凹部23から湾曲フランジ
24にわたるの部分との間に比較的大きな隙間25が発生す
るとともに、その隙間25の位置および大きさが、タイヤ
周方向で種々に変化することになり、これが車輪のRR
Oの悪化の大きな要因であると考えられている。
良好なタイヤを組み付けた場合であっても、車輪として
のRROが小さくならないことを意味するものであり、
その原因は、タイヤのリム組みの際における偏心装着に
あると考えられている。すなわち、従来タイヤでは、そ
れをリム組みするに際し、図3に例示するように、ビー
ド部21の外面と、リム22の隅丸凹部23から湾曲フランジ
24にわたるの部分との間に比較的大きな隙間25が発生す
るとともに、その隙間25の位置および大きさが、タイヤ
周方向で種々に変化することになり、これが車輪のRR
Oの悪化の大きな要因であると考えられている。
【0005】そこで、このような間隙25の、タイヤ周方
向での変動を少なくすべく、特開平3−189201号公報で
は、車輪のショルダー部におけるRROを周上で測定し
て、その値の大きい個所で、タイヤのビード部とリムの
フランジとの間にスペーサを介装することとしている
が、このことによれば、リム組みおよび内圧充填操作を
反覆することが必要になって作業性が悪いことに加え、
車輪に大きな外力が作用することによって、タイヤとリ
ムとの相対位置が変化して再度の修正が必要になるとい
う問題があった。この発明は、従来技術の有するかかる
問題点を解決することを課題としてなされたものであ
り、リムへのタイヤ組付けに当り、とくには、タイヤビ
ード部と、リムの隅丸凹部との間への隙間の発生を防止
することによって、タイヤの同心装着を実現して車輪の
ユニフォミティを高め、それのRFVを有効に低減せる
ことができる、空気入りタイヤのビード部構造を提供す
るものである。
向での変動を少なくすべく、特開平3−189201号公報で
は、車輪のショルダー部におけるRROを周上で測定し
て、その値の大きい個所で、タイヤのビード部とリムの
フランジとの間にスペーサを介装することとしている
が、このことによれば、リム組みおよび内圧充填操作を
反覆することが必要になって作業性が悪いことに加え、
車輪に大きな外力が作用することによって、タイヤとリ
ムとの相対位置が変化して再度の修正が必要になるとい
う問題があった。この発明は、従来技術の有するかかる
問題点を解決することを課題としてなされたものであ
り、リムへのタイヤ組付けに当り、とくには、タイヤビ
ード部と、リムの隅丸凹部との間への隙間の発生を防止
することによって、タイヤの同心装着を実現して車輪の
ユニフォミティを高め、それのRFVを有効に低減せる
ことができる、空気入りタイヤのビード部構造を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の、空気入りタ
イヤのビード部構造は、傾斜ビードシートと、この傾斜
ビードシートの幅方向外側に順次に連なる隅丸凹部およ
び、外向きに反曲する湾曲フランジとを具える規格リム
の、前記傾斜ビードシートにタイヤのビード部を緊密に
嵌合させる空気入りタイヤにおいて、前記ビード部に、
リムの湾曲フランジとこれに対向するビード部外面との
接触に先だって、リムの隅丸凹部に対してその全周にわ
たって、密着する膨出ヒールを設け、その膨出ヒールの
ゴム硬度をJIS硬度で65度以上とし、またビード部に
埋設したビードコアの、ビード部高さ方向のコード積上
げ段数を、ビード部幅方向のコード並列本数と同一もし
くはそれ以上としたものである。
イヤのビード部構造は、傾斜ビードシートと、この傾斜
ビードシートの幅方向外側に順次に連なる隅丸凹部およ
び、外向きに反曲する湾曲フランジとを具える規格リム
の、前記傾斜ビードシートにタイヤのビード部を緊密に
嵌合させる空気入りタイヤにおいて、前記ビード部に、
リムの湾曲フランジとこれに対向するビード部外面との
接触に先だって、リムの隅丸凹部に対してその全周にわ
たって、密着する膨出ヒールを設け、その膨出ヒールの
ゴム硬度をJIS硬度で65度以上とし、またビード部に
埋設したビードコアの、ビード部高さ方向のコード積上
げ段数を、ビード部幅方向のコード並列本数と同一もし
くはそれ以上としたものである。
【0007】以下にこのことを図1に示すところに基づ
いてより具体的に説明する。図中1はタイヤを、2はそ
のビード部をそれぞれ示し、3はタイヤ1のビード部2
を嵌め合わせる規格リムを示す。また4は、タイヤのサ
イドウォール部を、そして5は、ビード部2に埋設した
ビードコアをそれぞれ示す。ここで規格リム3は、たと
えば5°±1°の角度で傾斜する傾斜ビードシート6
と、この傾斜ビードシート6の幅方向外側に連続する隅
丸凹部7と、それのさらに外側に連続して外向きに反曲
する湾曲フランジ8とを具える。そしてこの発明では、
ビード部2に、リム3の隅丸凹部7に密着する膨出ヒー
ル9を設ける。この膨出ヒール9の、タイヤの加硫成形
時における膨出代dは、リム3の、図示のような幅方向
断面内で、傾斜ビードシート6を隅丸凹部側へ延長した
直線lと、隅丸凹部7に連続する湾曲フランジ8に接触
して、そのリム3の中心軸線に直交する直線mとの交点
Pと対応する、タイヤ設計上予定されるビード部上の基
点Qを通り、そこからタイヤ中心軸線に下した垂線nを
基準として定められ、ここではその膨出代dを2mm以上
とする。
いてより具体的に説明する。図中1はタイヤを、2はそ
のビード部をそれぞれ示し、3はタイヤ1のビード部2
を嵌め合わせる規格リムを示す。また4は、タイヤのサ
イドウォール部を、そして5は、ビード部2に埋設した
ビードコアをそれぞれ示す。ここで規格リム3は、たと
えば5°±1°の角度で傾斜する傾斜ビードシート6
と、この傾斜ビードシート6の幅方向外側に連続する隅
丸凹部7と、それのさらに外側に連続して外向きに反曲
する湾曲フランジ8とを具える。そしてこの発明では、
ビード部2に、リム3の隅丸凹部7に密着する膨出ヒー
ル9を設ける。この膨出ヒール9の、タイヤの加硫成形
時における膨出代dは、リム3の、図示のような幅方向
断面内で、傾斜ビードシート6を隅丸凹部側へ延長した
直線lと、隅丸凹部7に連続する湾曲フランジ8に接触
して、そのリム3の中心軸線に直交する直線mとの交点
Pと対応する、タイヤ設計上予定されるビード部上の基
点Qを通り、そこからタイヤ中心軸線に下した垂線nを
基準として定められ、ここではその膨出代dを2mm以上
とする。
【0008】このようなビード部2において、少なくと
も膨出ヒール9の部分は、JIS硬度が65°以上の硬質
ゴムにて形成し、さらに、そのビード部2に埋設したビ
ードコア5の、ビード部高さ方向のコード積上げ段数
を、ビード部幅方向のコード並列本数と同一もしくはそ
れ以上とする。
も膨出ヒール9の部分は、JIS硬度が65°以上の硬質
ゴムにて形成し、さらに、そのビード部2に埋設したビ
ードコア5の、ビード部高さ方向のコード積上げ段数
を、ビード部幅方向のコード並列本数と同一もしくはそ
れ以上とする。
【0009】
【作用】一般にタイヤ1は、前述した直線lと直線mと
の交点Pからリム中心軸線までの距離を半径とする円の
直径で定義されるリム径Dに対して適切な締め代がビー
ド部2に付与されている。
の交点Pからリム中心軸線までの距離を半径とする円の
直径で定義されるリム径Dに対して適切な締め代がビー
ド部2に付与されている。
【0010】このようなビード部2を具えるタイヤ1
の、リム上への配設は、それぞれのビード部2につき、
規格リム3の湾曲フランジ8の周りでそれを部分的に順
次に乗り越えさせることによって行われ、その後に続く
タイヤ1の組み付けは、そのタイヤ内へ、規定内圧に達
するまで内圧を充填してタイヤビード部2を、傾斜ビー
ドシート6に沿ってビード部外面が湾曲フランジ8に接
触するまで外側方向へ押し進めることにより行われる。
の、リム上への配設は、それぞれのビード部2につき、
規格リム3の湾曲フランジ8の周りでそれを部分的に順
次に乗り越えさせることによって行われ、その後に続く
タイヤ1の組み付けは、そのタイヤ内へ、規定内圧に達
するまで内圧を充填してタイヤビード部2を、傾斜ビー
ドシート6に沿ってビード部外面が湾曲フランジ8に接
触するまで外側方向へ押し進めることにより行われる。
【0011】このリム組みの進行状況を、図3に示す従
来タイヤについてみるに、ビード部21は、それが傾斜ビ
ードシート上を外側方向へ移動するにつれて緊締嵌合度
合いが高まることになるが、この移動の妨げとなるビー
ド部21の摩擦抵抗は、その全周にわたって必ずしも均一
とはならないので、ビード部外面の多くの部分は、はじ
めに、リム22の湾曲フランジ24に接触することになり、
この接触状態は、ビード部外面の周方向位置によって種
々に相違することになる。そして、このような接触状態
が一旦発生すると、ビード部外面とリム22との間の隙間
25に封じ込められた空気が、ビード部21の、傾斜ビード
シートに沿うそれ以上の外側方向移動を、それの圧力増
加によって制限することになるので、その隙間25の半径
方向位置、大きさなどがタイヤ周方向位置によって相違
することに起因して、タイヤ自体が十分なユニフォミテ
ィにて加硫成形されていても車輪としてのRROが大き
くなり、結果としてRFVが大きくなる。
来タイヤについてみるに、ビード部21は、それが傾斜ビ
ードシート上を外側方向へ移動するにつれて緊締嵌合度
合いが高まることになるが、この移動の妨げとなるビー
ド部21の摩擦抵抗は、その全周にわたって必ずしも均一
とはならないので、ビード部外面の多くの部分は、はじ
めに、リム22の湾曲フランジ24に接触することになり、
この接触状態は、ビード部外面の周方向位置によって種
々に相違することになる。そして、このような接触状態
が一旦発生すると、ビード部外面とリム22との間の隙間
25に封じ込められた空気が、ビード部21の、傾斜ビード
シートに沿うそれ以上の外側方向移動を、それの圧力増
加によって制限することになるので、その隙間25の半径
方向位置、大きさなどがタイヤ周方向位置によって相違
することに起因して、タイヤ自体が十分なユニフォミテ
ィにて加硫成形されていても車輪としてのRROが大き
くなり、結果としてRFVが大きくなる。
【0012】これに対し、この発明によれば、上述した
ようなリム組みの進行に際し、はじめに、膨出ヒール9
がリム3の隅丸凹部7に密着し、次いでその膨出ヒール
9の圧縮変形下で、ビード部外面が湾曲フランジ8に接
触することになるので、ビード部外面とリムとの間の前
述したような隙間25の発生が十分に防止され、タイヤ1
の中心軸線は、規格リム3の中心軸線に容易に、かつ高
い精度をもって整合することになり、それ故に、車輪の
RROを低減してRFVを有効に抑制することができ
る。
ようなリム組みの進行に際し、はじめに、膨出ヒール9
がリム3の隅丸凹部7に密着し、次いでその膨出ヒール
9の圧縮変形下で、ビード部外面が湾曲フランジ8に接
触することになるので、ビード部外面とリムとの間の前
述したような隙間25の発生が十分に防止され、タイヤ1
の中心軸線は、規格リム3の中心軸線に容易に、かつ高
い精度をもって整合することになり、それ故に、車輪の
RROを低減してRFVを有効に抑制することができ
る。
【0013】ここで、膨出ヒール9の膨出代dは、前述
した隙間25を埋め込むに十分な寸法とし、通常の乗用車
用タイヤにおいては、2mm〜4mmの範囲とすることが好
ましい。
した隙間25を埋め込むに十分な寸法とし、通常の乗用車
用タイヤにおいては、2mm〜4mmの範囲とすることが好
ましい。
【0014】また、ビード部は、少なくとも膨出ヒール
9において、ゴム硬度をJIS硬度で65度以上とするこ
とにより、膨出ヒール9、ひいてはタイヤ1を隅丸凹部
7に強固に固定することができ、また、その膨出ヒール
9の、隅丸凹部7に対する全周での均等接触を有利に導
くことができるが、その硬度は80度までとすることが好
ましい。
9において、ゴム硬度をJIS硬度で65度以上とするこ
とにより、膨出ヒール9、ひいてはタイヤ1を隅丸凹部
7に強固に固定することができ、また、その膨出ヒール
9の、隅丸凹部7に対する全周での均等接触を有利に導
くことができるが、その硬度は80度までとすることが好
ましい。
【0015】ところで、ビード部2に埋設するビードコ
ア5のコード本数は、そのビードコア5の横断面積その
他との関連において自ずと制限されるものであるが、コ
ード本数が一定の場合には、ビード部高さ方向のコード
積上げ段数を、ビード部幅方向のコード並列本数と同一
もしくはそれ以上とすることによって、ビード部外面
と、隅丸凹部7および湾曲フランジ8との高圧接触領域
を十分広くして、車輪のRROの一層の低減をもたらす
とともに、RFVの継続的な抑制を担保する。
ア5のコード本数は、そのビードコア5の横断面積その
他との関連において自ずと制限されるものであるが、コ
ード本数が一定の場合には、ビード部高さ方向のコード
積上げ段数を、ビード部幅方向のコード並列本数と同一
もしくはそれ以上とすることによって、ビード部外面
と、隅丸凹部7および湾曲フランジ8との高圧接触領域
を十分広くして、車輪のRROの一層の低減をもたらす
とともに、RFVの継続的な抑制を担保する。
【0016】
【実施例】以下に、膨出ヒールの膨出量、膨出ヒールの
ゴム硬度およびビードコードのコードの配列をそれぞれ
変化させた場合の、RRO(mm)およびRFV(kgf) に与
える影響について述べる。タイヤ種を乗用車用チューブ
レスタイヤとし、そのサイズを205/65 R 15 とすると
ともに、適用リムを15×6JJとした場合の車輪におい
て、膨出ヒール9のゴム硬度を70度、ビードコア5のコ
ード配列を、図2に示すように5段5列とし、膨出ヒー
ル9の膨出量dを0mm〜4mmの範囲で変化させた。この
ときのRROおよびRFVの測定値を表1に示す。
ゴム硬度およびビードコードのコードの配列をそれぞれ
変化させた場合の、RRO(mm)およびRFV(kgf) に与
える影響について述べる。タイヤ種を乗用車用チューブ
レスタイヤとし、そのサイズを205/65 R 15 とすると
ともに、適用リムを15×6JJとした場合の車輪におい
て、膨出ヒール9のゴム硬度を70度、ビードコア5のコ
ード配列を、図2に示すように5段5列とし、膨出ヒー
ル9の膨出量dを0mm〜4mmの範囲で変化させた。この
ときのRROおよびRFVの測定値を表1に示す。
【0017】
【表1】
【0018】表1によれば、RROおよびRFVとも
に、膨出量dを2.0mm 以上とすることによって顕著に改
善されることが解かる。
に、膨出量dを2.0mm 以上とすることによって顕著に改
善されることが解かる。
【0019】また、上述したところにおいて、タイヤ1
の膨出ヒール9の膨出量dを2.0mm、ビード配列を5段
5列として、膨出ヒール9のゴム硬度を50度〜80度の範
囲で変化させたときの、RROおよびRFVは表2に示
す通りとなった。
の膨出ヒール9の膨出量dを2.0mm、ビード配列を5段
5列として、膨出ヒール9のゴム硬度を50度〜80度の範
囲で変化させたときの、RROおよびRFVは表2に示
す通りとなった。
【0020】
【表2】
【0021】これによれば、65度以上のゴム硬度におい
て、RROおよびRFVがとくに低減されることが明ら
かである。
て、RROおよびRFVがとくに低減されることが明ら
かである。
【0022】さらに、膨出ヒール9の膨出量dを2.0mm
、その膨出ヒール9のJIS硬度を70度とし、ビード
コア5のコード配列を、4段6列、5段5列および6段
4列に変化させたときのRROおよびRFVは表3に示
す通りとなった。
、その膨出ヒール9のJIS硬度を70度とし、ビード
コア5のコード配列を、4段6列、5段5列および6段
4列に変化させたときのRROおよびRFVは表3に示
す通りとなった。
【0023】
【表3】
【0024】表3からは、段数を、列数と同一もしくは
それ以上とした場合に、RROおよびRFVの改善効果
が大きいことが明らかである。
それ以上とした場合に、RROおよびRFVの改善効果
が大きいことが明らかである。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、リムの形状に変更を
加えない慣用のものを用い、リム組み操作にも格別な考
慮を払う必要もなくして、膨出ヒールの、隅丸凹部への
的確な着座が行われるので、リム組みした車輪のRRO
を小さくして、RFVを有効に抑制することができる。
しかもここでは、膨出ヒールのJIS硬度を65度以上と
することによって、その膨出ヒールを隅丸凹部により均
等に、かつ強固に固定することができ、また、ビードコ
アのビード配列を特定することによって、ビード部外面
の、リムへの高圧接触領域を大ならしめて、車輪のRR
O、ひいてはRFVを一層改善するとともに、そのRF
Vの、長期にわたる抑制を可能ならしめることができ
る。
加えない慣用のものを用い、リム組み操作にも格別な考
慮を払う必要もなくして、膨出ヒールの、隅丸凹部への
的確な着座が行われるので、リム組みした車輪のRRO
を小さくして、RFVを有効に抑制することができる。
しかもここでは、膨出ヒールのJIS硬度を65度以上と
することによって、その膨出ヒールを隅丸凹部により均
等に、かつ強固に固定することができ、また、ビードコ
アのビード配列を特定することによって、ビード部外面
の、リムへの高圧接触領域を大ならしめて、車輪のRR
O、ひいてはRFVを一層改善するとともに、そのRF
Vの、長期にわたる抑制を可能ならしめることができ
る。
【図1】この発明の実施例をリム組み前後の態様で示す
説明図である。
説明図である。
【図2】ビードコアのコード配列例を示す図である。
【図3】従来タイヤのリム組み状態を示す部分断面図で
ある。
ある。
1 タイヤ 2 ビード部 3 規格リム 4 サイドウォール部 5 ビードコア 6 傾斜ビードシート 7 隅丸凹部 8 湾曲フランジ 9 膨出ヒール
Claims (1)
- 【請求項1】 傾斜ビードシートと、この傾斜ビードシ
ートの幅方向外側に順次に連なる隅丸凹部および、外向
きに反曲する湾曲フランジとを具える規格リムの、前記
傾斜ビードシートにタイヤのビード部を緊密に嵌合させ
る空気入りタイヤにおいて、 前記ビード部に、リムの湾曲フランジとこれに対向する
ビード部外面との接触に先だって、リムの隅丸凹部に対
してその全周にわたって、密着する膨出ヒールを設け、
その膨出ヒールのゴム硬度をJIS硬度で65度以上と
し、 またビード部に埋設したビードコアの、ビード部高さ方
向のコード積上げ段数を、ビード部幅方向のコード並列
本数と同一もしくはそれ以上としてな空気入りタイヤの
ビード部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19409192A JP3213061B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | タイヤ−リム組立体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19409192A JP3213061B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | タイヤ−リム組立体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640222A true JPH0640222A (ja) | 1994-02-15 |
| JP3213061B2 JP3213061B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=16318804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19409192A Expired - Fee Related JP3213061B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | タイヤ−リム組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3213061B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP19409192A patent/JP3213061B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3213061B2 (ja) | 2001-09-25 |
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