JPH064022Y2 - エンジン冷却装置 - Google Patents
エンジン冷却装置Info
- Publication number
- JPH064022Y2 JPH064022Y2 JP13600189U JP13600189U JPH064022Y2 JP H064022 Y2 JPH064022 Y2 JP H064022Y2 JP 13600189 U JP13600189 U JP 13600189U JP 13600189 U JP13600189 U JP 13600189U JP H064022 Y2 JPH064022 Y2 JP H064022Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- main heat
- fan
- cooling air
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建設機械等のエンジン冷却装置に関する。
従来のエンジン冷却装置は、その側断面を第5図に、第
5図のVI−VI矢視断面を第6図に示すようにエンジン12
の前方に主熱交換器3および相互に形状及び寸法の異っ
た副熱交換器4,5を設置し、その中間部でファンプー
リ17を介してエンジン12に取付けられた冷却ファン1
を、同じくエンジン12のクランクシャフト15に取付けら
れたクランクプーリ16およびファンベルト17でエンジン
12の回転力を伝え回転させる。このようにして冷却ファ
ン1が回転することによって冷却風をエンジンカバー14
の開口部よりエンジンカバー14内へ吸入し、副熱交換
器4,5および主熱交換器3を通過し冷却ファン1を経
てエンジン12後方へ吐出される。
5図のVI−VI矢視断面を第6図に示すようにエンジン12
の前方に主熱交換器3および相互に形状及び寸法の異っ
た副熱交換器4,5を設置し、その中間部でファンプー
リ17を介してエンジン12に取付けられた冷却ファン1
を、同じくエンジン12のクランクシャフト15に取付けら
れたクランクプーリ16およびファンベルト17でエンジン
12の回転力を伝え回転させる。このようにして冷却ファ
ン1が回転することによって冷却風をエンジンカバー14
の開口部よりエンジンカバー14内へ吸入し、副熱交換
器4,5および主熱交換器3を通過し冷却ファン1を経
てエンジン12後方へ吐出される。
冷却風が副熱交換器4,5および主熱交換器3を通過す
ることによってそれらの内部を流れる高温流体との間で
熱交換が行なわれる。その際の冷却風の速度及び副熱交
換器4,5通過後の温度の分布はたとえば次の(1),(2)
式で示されるようになる。なお、冷却風の流路や温度の
計測点は第4図に示される。
ることによってそれらの内部を流れる高温流体との間で
熱交換が行なわれる。その際の冷却風の速度及び副熱交
換器4,5通過後の温度の分布はたとえば次の(1),(2)
式で示されるようになる。なお、冷却風の流路や温度の
計測点は第4図に示される。
なお、VAは副熱交換器4における冷却風の速度、VB
は副熱交換器5における冷却風の速度、TAは副熱交換
器4を通過直後の冷却風の温度、TBは副熱交換器5を
通過直後の冷却風の温度である。
は副熱交換器5における冷却風の速度、TAは副熱交換
器4を通過直後の冷却風の温度、TBは副熱交換器5を
通過直後の冷却風の温度である。
VA<VB……………………(1) TA>TB……………………(2) 但し、VA,VBの単位はm/s TA,TBの単位は℃。
上記従来のエンジン冷却装置には解決すべき次の問題が
あった。
あった。
即ち、従来の油圧ショベル等建設機械のエンジン冷却装
置は、エンジン12の前方に主熱交換器3を設置し、さら
にその前方に副熱交換器4,5が冷却風の流れに対し並
列に設置されているが、副熱交換器4、副熱交換器5
は、それぞれ形状寸法も違いさらにその内部を流れる流
体の温度も違うので、同じ温度の冷却風が吸入されても
副熱交換器4を通過した空気と副熱交換器5を通過した
空気とでは温度が相違し、それらの間には温度差が生じ
る。この状態で、副熱交換器4,5を通過した冷却風が
主熱交換器3を通過すると主熱交換器3を通過する空気
温度の分布は均一でなくなるので、主熱交換器3の冷却
性能が低下するという問題があった。
置は、エンジン12の前方に主熱交換器3を設置し、さら
にその前方に副熱交換器4,5が冷却風の流れに対し並
列に設置されているが、副熱交換器4、副熱交換器5
は、それぞれ形状寸法も違いさらにその内部を流れる流
体の温度も違うので、同じ温度の冷却風が吸入されても
副熱交換器4を通過した空気と副熱交換器5を通過した
空気とでは温度が相違し、それらの間には温度差が生じ
る。この状態で、副熱交換器4,5を通過した冷却風が
主熱交換器3を通過すると主熱交換器3を通過する空気
温度の分布は均一でなくなるので、主熱交換器3の冷却
性能が低下するという問題があった。
本考案は上記課題の解決手段として、強制駆動される冷
却ファンの後方にエンジンを有し前方に主熱交換器を備
えるとともに同主熱交換器の前方に相互に形状及び寸法
の違う副熱交換器を複数備えたエンジン冷却装置におい
て、上記主熱交換器と副熱交換器との間に回転自由に支
持された従動ファンを具備してなることを特徴とするエ
ンジン冷却装置を提供しようとするものである。
却ファンの後方にエンジンを有し前方に主熱交換器を備
えるとともに同主熱交換器の前方に相互に形状及び寸法
の違う副熱交換器を複数備えたエンジン冷却装置におい
て、上記主熱交換器と副熱交換器との間に回転自由に支
持された従動ファンを具備してなることを特徴とするエ
ンジン冷却装置を提供しようとするものである。
本考案は上記のように構成されるので次の作用を有す
る。
る。
即ち、主熱交換器と相互に形状及び寸法の違う副熱交換
器との間に設けられた回転自由の従動ファンは、相互に
形状及び寸法が異る副熱交換器を通過することによって
異なる冷却風の風速VAおよびVBによって回転させら
れ、その攪拌によって各副熱交換器を通過した冷却風の
温度TA>TBを次の式(3)で示される均一な温度TC
に変え、主熱交換器に送る。
器との間に設けられた回転自由の従動ファンは、相互に
形状及び寸法が異る副熱交換器を通過することによって
異なる冷却風の風速VAおよびVBによって回転させら
れ、その攪拌によって各副熱交換器を通過した冷却風の
温度TA>TBを次の式(3)で示される均一な温度TC
に変え、主熱交換器に送る。
但し、QA:温度TAの冷却風の風量、 QB:温度TBの冷却風の風量、 TA,TB:上記(2)式による。
本考案の一実施例を第1図及び第2図によって説明す
る。第1図は本実施例に係る建設機械のエンジン冷却装
置の側断面図、第2図は第1図のII矢視図である。な
お、従来例の第5図、第6図と同様の構成部材には同符
号を付し、説明を省略する。
る。第1図は本実施例に係る建設機械のエンジン冷却装
置の側断面図、第2図は第1図のII矢視図である。な
お、従来例の第5図、第6図と同様の構成部材には同符
号を付し、説明を省略する。
両図において、主熱交換器3とその前方(上流)の副熱
交換器4,5との間には軸受11を介して主熱交換器3の
正面とほぼ平行な面内で回転自在な従動ファン2がナッ
ト19によって後述のカウル7から流れ方向に突出した取
付軸10に固定されている。従動ファン2は、強化プラス
チック等、強化軽量な素材で望ましい形状に作られ、回
転ロスを極力低下させるよう構成されている。その他の
構成については従来例とほぼ同様である。
交換器4,5との間には軸受11を介して主熱交換器3の
正面とほぼ平行な面内で回転自在な従動ファン2がナッ
ト19によって後述のカウル7から流れ方向に突出した取
付軸10に固定されている。従動ファン2は、強化プラス
チック等、強化軽量な素材で望ましい形状に作られ、回
転ロスを極力低下させるよう構成されている。その他の
構成については従来例とほぼ同様である。
次に上記構成の作用を説明する。エンジン12が運転され
ると、その回転力は、クランクシャフト15、クランクプ
ーリ16、ファンベルト18、ファンプーリ17を経て冷却フ
ァン1に伝えられて冷却ファン1が回転し、冷却風を第
1図の左から吸込み、エンジン12側へ吐出する。
ると、その回転力は、クランクシャフト15、クランクプ
ーリ16、ファンベルト18、ファンプーリ17を経て冷却フ
ァン1に伝えられて冷却ファン1が回転し、冷却風を第
1図の左から吸込み、エンジン12側へ吐出する。
このとき、主熱交換器3と副熱交換器4、5との間で主
熱交換器3前面(図の左方)にボルトで取付けられた取
付板8と一体となっている非駆動の取付軸10には上述の
通り軸受11を介して回転自在な従動ファン2が取付けら
れているので、冷却ファン1で吸込んだ冷却風の速度エ
ネルギーでこの従動ファン2は回転する。従動ファン2
は羽根のねじ角度を冷却ファン1と同等にしているので
冷却ファン1と同方向へ回転する。また、副熱交換器
4,5と主熱交換器3との間は、取付板8と一体化した
カウル7とで周囲と仕切っているので主熱交換器3へ吸
込まれる冷却風は、副熱交換器4,5及び従動ファン2
を通過したものが送られる。その際の冷却風の流れ及び
温度等の状態は次の通りである。
熱交換器3前面(図の左方)にボルトで取付けられた取
付板8と一体となっている非駆動の取付軸10には上述の
通り軸受11を介して回転自在な従動ファン2が取付けら
れているので、冷却ファン1で吸込んだ冷却風の速度エ
ネルギーでこの従動ファン2は回転する。従動ファン2
は羽根のねじ角度を冷却ファン1と同等にしているので
冷却ファン1と同方向へ回転する。また、副熱交換器
4,5と主熱交換器3との間は、取付板8と一体化した
カウル7とで周囲と仕切っているので主熱交換器3へ吸
込まれる冷却風は、副熱交換器4,5及び従動ファン2
を通過したものが送られる。その際の冷却風の流れ及び
温度等の状態は次の通りである。
主熱交換器3の前方へそれぞれ形状、容量の違った副熱
交換器4,5を設置すると、副熱交換器4,5の厚み寸
法および断面構造の違いによる冷却風吸入抵抗の違い
や、副熱交換器4,5の内部を通過する流体の温度の違
いによって、冷却風の通過後の速度分布や温度分布が上
記(1),(2)式のように違ってくる。
交換器4,5を設置すると、副熱交換器4,5の厚み寸
法および断面構造の違いによる冷却風吸入抵抗の違い
や、副熱交換器4,5の内部を通過する流体の温度の違
いによって、冷却風の通過後の速度分布や温度分布が上
記(1),(2)式のように違ってくる。
ところが本実施例では主熱交換器3とその前方に設置さ
れた形状、容量の違う副熱交換器4,5との中間に通過
冷却風の速度エネルギーで自在に回転しうる従動ファン
2を設置しているため、第3図で示すように従動ファン
2通過後の冷却風は攪拌されて上記(3)式で示すように
平均化された均一な温度分布となって主熱交換器3を通
過し、冷却ファン1でエンジン12後方へ吐出される。
れた形状、容量の違う副熱交換器4,5との中間に通過
冷却風の速度エネルギーで自在に回転しうる従動ファン
2を設置しているため、第3図で示すように従動ファン
2通過後の冷却風は攪拌されて上記(3)式で示すように
平均化された均一な温度分布となって主熱交換器3を通
過し、冷却ファン1でエンジン12後方へ吐出される。
従って主熱交換器3を通過する空気の温度は一定とな
り、通過する空気の温度が不均一であった従来例に比
し、冷却性能が向上するという利点がある。
り、通過する空気の温度が不均一であった従来例に比
し、冷却性能が向上するという利点がある。
以上、実施例では相互に異る副熱交換器4,5の2個の
例で示したが、2個に限定されるものではなく、3個以
上であってもよい。また、従動ファンの羽根の数も6枚
に限定されるものではなく、本考案の目的を逸脱しない
範囲において増減は自由である。
例で示したが、2個に限定されるものではなく、3個以
上であってもよい。また、従動ファンの羽根の数も6枚
に限定されるものではなく、本考案の目的を逸脱しない
範囲において増減は自由である。
本考案は上記のように構成されるので次の効果を有す
る。
る。
即ち、相互に形状及び寸法の異る副熱交換器と、主熱交
換器との間に回転自由な従動ファンを設けたことによ
り、各副熱交換器を通過したそれぞれ温度の異る冷却風
が、自から従動ファンを回わし、この結果、冷却風が攪
拌され、均一化された温度の冷却風が主熱交換器を通過
するので、不均一な温度の冷却風が主熱交換器を通過し
た従来例に比し、エンジン冷却性能が向上する。
換器との間に回転自由な従動ファンを設けたことによ
り、各副熱交換器を通過したそれぞれ温度の異る冷却風
が、自から従動ファンを回わし、この結果、冷却風が攪
拌され、均一化された温度の冷却風が主熱交換器を通過
するので、不均一な温度の冷却風が主熱交換器を通過し
た従来例に比し、エンジン冷却性能が向上する。
第1図は本考案の一実施例に係るエンジン冷却装置の側
断面図、第2図は第1図のII矢視図、第3図は上記実施
例における冷却風の流れおよび温度分布等を説明するた
めの側断面図、第4図は従来のエンジン冷却装置におけ
る冷却風の流路や温度の測定点等を説明するための側断
面図、第5図は従来のエンジン冷却装置の側断面図、第
6図は第5図のVI−VI矢視断面図である。 1…冷却ファン、2…従動ファン、 3…主熱交換器、4…副熱交換器、 5…副熱交換器、6…カウル、 7…カウル、8…取付板、 10…取付軸、11…軸受、 12…エンジン、13…架台、 14…エンジンカバー、15…クランクシャフト、 16…クランクプーリ、17…ファンプーリ、 18…ファンベルト、19…ナット。
断面図、第2図は第1図のII矢視図、第3図は上記実施
例における冷却風の流れおよび温度分布等を説明するた
めの側断面図、第4図は従来のエンジン冷却装置におけ
る冷却風の流路や温度の測定点等を説明するための側断
面図、第5図は従来のエンジン冷却装置の側断面図、第
6図は第5図のVI−VI矢視断面図である。 1…冷却ファン、2…従動ファン、 3…主熱交換器、4…副熱交換器、 5…副熱交換器、6…カウル、 7…カウル、8…取付板、 10…取付軸、11…軸受、 12…エンジン、13…架台、 14…エンジンカバー、15…クランクシャフト、 16…クランクプーリ、17…ファンプーリ、 18…ファンベルト、19…ナット。
Claims (1)
- 【請求項1】強制駆動される冷却ファンの後方にエンジ
ンを有し前方に主熱交換器を備えるとともに同主熱交換
器の前方に相互に形状及び寸法の違う副熱交換器を複数
備えたエンジン冷却装置において、上記主熱交換器と副
熱交換器との間に回転自由に支持された従動ファンを具
備してなることを特徴とするエンジン冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13600189U JPH064022Y2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | エンジン冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13600189U JPH064022Y2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | エンジン冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0377026U JPH0377026U (ja) | 1991-08-01 |
| JPH064022Y2 true JPH064022Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31683231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13600189U Expired - Lifetime JPH064022Y2 (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | エンジン冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064022Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3223164B2 (ja) * | 1998-05-12 | 2001-10-29 | 新キャタピラー三菱株式会社 | エンジンの冷却部構造 |
| JP6382788B2 (ja) * | 2015-12-11 | 2018-08-29 | カルソニックカンセイ株式会社 | 冷却装置 |
| JP6382787B2 (ja) * | 2015-12-11 | 2018-08-29 | カルソニックカンセイ株式会社 | 冷却装置 |
| JP6386992B2 (ja) * | 2015-12-11 | 2018-09-05 | カルソニックカンセイ株式会社 | 冷却装置 |
| JP7416108B2 (ja) * | 2022-03-08 | 2024-01-17 | いすゞ自動車株式会社 | エンジン冷却装置 |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP13600189U patent/JPH064022Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0377026U (ja) | 1991-08-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |