JPH0640387U - 液中式電動ポンプ装置 - Google Patents

液中式電動ポンプ装置

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JPH0640387U
JPH0640387U JP8224092U JP8224092U JPH0640387U JP H0640387 U JPH0640387 U JP H0640387U JP 8224092 U JP8224092 U JP 8224092U JP 8224092 U JP8224092 U JP 8224092U JP H0640387 U JPH0640387 U JP H0640387U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多連往復ポンプ14が保守作業時等では能率化
に適した回転位置へ変更される水中式電動ポンプ装置10
において、モータ12及び多連往復ポンプ14の支持具の防
振体の小型化を達成しつつ、回転に因るシールパッキン
の破損を回避する。 【構成】 支軸50は、モータ12及び多連往復ポンプ14の
対峙側とは反対側の端部にそれぞれ設けられ、それぞれ
1対の半割防振ゴム70を介して支持ブラケット60に回転
自在に軸支される。台82は、多連往復ポンプ14の側部に
配設され、多連往復ポンプ14の運転時では、駆動部18及
びポンプ部20がほぼ水平配列となった多連往復ポンプ14
のポンプ部20をブロック状防振ゴム84を介して受け止め
て、多連往復ポンプ14の回転を制限する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、保守や修理等の作業を能率化できる液中式電動ポンプ装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
液中式電動ポンプ装置は、例えば、液体を貯留するタンクの底部に、防振機能 を備えつつ、設置される。また、液中式電動ポンプ装置の往復ポンプは、駆動軸 とは直角方向への配列で駆動部及びポンプ部を備え、運転時では駆動部及びポン プ部がほぼ水平方向となるような姿勢で運転されるが、保守や修理時等では、作 業者が、タンクの上側等から手を伸ばした作業に適するように、往復ポンプのポ ンプ部が上側等になっていることが、望ましい。
【0003】 従来の液中式電動ポンプ装置の防振構造では、往復ポンプは継手装置を介して モータへ結合されるとともに、ステーが、モータの下部に取付けられて、モータ 及び往復ポンプを一緒に支持し、かつ環状防振体がステーの中間部に配設されて いる。また、保守や修理等の作業を能率化するために、継手装置とモータとの接 合部において、一方の接合部側には円弧状溝が穿設され、ボルト等が、円周溝に 挿通されてから、他方の接合部側に螺着されて、保守等の作業時では、ボルトを 緩めて、円周溝の延び方向へボルトを移動させて、往復ポンプを回転し、ポンプ 部を上側にすることができるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の液中式電動ポンプ装置の問題点は次の通りである。 (a)モータの下部のステーを介してモータと共に往復ポンプを支持しており、 また、ステーの中間部に防振体を介在させているので、ステー及び防振体が大型 化し、かつ防振体の振動吸収効果が不十分である。 (b)継手装置をモータに対して相対回転させる際、接合部のシールが破損し易 い。
【0005】 請求項1の考案の目的は、上記の問題点を克服できる液中式電動ポンプ装置を 提供することである。 請求項2の考案の目的は、保守等の作業を一層能率化できる液中式電動ポンプ 装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 請求項1の液中式電動ポンプ装置(10)は次の(a)〜(e)の構成要素を有し ている。 (a)駆動軸(28)に対して直角方向へポンプ部(20)及び駆動部(18)を配列される 往復ポンプ(14) (b)中心線が駆動軸(28)とほぼ同一直線上となるように出力軸(26)を備え出力 軸(26)により駆動軸(28)を駆動するモータ(12) (c)往復ポンプ(14)及びモータ(12)の対峙側とは反対側の端部にそれぞれ設け られてほぼ出力軸(26)の中心線に沿って延びる支軸(50) (d)各支軸(50)を回転自在に環状防振体(70)を介して支持する支持ブラケット (60) (e)往復ポンプ(14)の運転時に防振層(84)を介在する往復ポンプ(14)のポンプ 部(20)との当接により往復ポンプ(14)の回転を制限するストッパ(82)
【0007】 請求項2の液中式電動ポンプ装置(10)は、さらに、(f)往復ポンプ(14)を運 転時の回転位置とは別の回転位置で解除自在に係止する係止手段(76)を有してい る。
【0008】
【作用】
請求項1の液中式電動ポンプ装置(10)において、液中式電動ポンプ装置(10)の 運転時では、往復ポンプ(14)は、ポンプ部(20)を防振層(84)に当接させて、回転 を制限される。これにより、往復ポンプ(14)は、その駆動軸(28)をモータ(12)の 出力軸(26)により駆動されて、支障なく液体を吸排する。モータ(12)及び往復ポ ンプ(14)の振動の内、支軸(50)を介して支持ブラケット(60)へ伝導しようとする 分は、環状防振体(70)により吸収され、ポンプ部(20)を介してストッパ(82)へ伝 導しようとする分は、防振層(84)により吸収される。
【0009】 往復ポンプ(14)の保守や修理等の作業時では、支軸(50)が支持ブラケット(60) に対して回動されて、往復ポンプ(14)は、作業の能率化される回転位置へ回転さ れる。
【0010】 請求項2の液中式電動ポンプ装置(10)では、モータ(12)及び往復ポンプ(14)が 往復ポンプ(14)の保守や点検等の作業の能率化される回転位置とされると、係止 手段(76)は往復ポンプ(14)を係止する。
【0011】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1は通常時の回転位置で水中式電動ポンプ装置10を示す斜視図である。モー タ12及び多連往復ポンプ14は継手装置16を介して結合されている。多連往復ポン プ14は、クランク軸28に対して直角方向の配列で駆動部18及びポンプ部20を有し ている。駆動部18はクランクケース22を含み、ポンプ部20は、吸入口及び吐出口 をもつマニホールド24を先端側に備えている。
【0012】 図3は継手装置16の構造を示す断面図である。モータ12及び多連往復ポンプ14 は、それらの出力軸26及びクランク軸28の中心線を同一直線上にして、配設され ている。出力軸26及びクランク軸28は、ハウジング34内に突出し、共通のキー30 を嵌挿されて、一体回転するようになっている。スリーブ32は、キー30を内側に 含むように、出力軸26及びクランク軸28の結合側端部に嵌装され、キー30の抜け を阻止している。ハウジング34は、モータ12及び駆動部18側にそれぞれフランジ 36,38を有し、フランジ36,38においてモータ12のケーシング44及び駆動部18の クランクケース22へ、間にシールパッキン40,42を介在させて、ボルト45により 締め付けられている。
【0013】 図1において、ケーシング44は、継手装置16とは反対側のモータ12及び多連往 復ポンプ14の駆動部18の端面部に取付けられている。図4は当て部材46の斜視図 である。円板状当て部48は一方の端面側においてモータ12及び駆動部18の端面部 に当てられ、支軸50は、円板状当て部48の他方の端面側から突出し、モータ12及 び多連往復ポンプ14への当て部材46の取付時ではモータ12の出力軸26及び多連往 復ポンプ14のクランク軸28の中心線に沿って延びている。棒状突出部52は、支軸 50の周面に結合し、支軸50の放射方向へ延びている。係止孔54は、棒状突出部52 の先端部において円板状当て部48とは反対側の棒状突出部52の側面に形成される 。
【0014】 図5はモータ12側に取付けられたケーシング44の組付け状態の断面図である。 図示は省略されているが、多連往復ポンプ14側に取付けられたケーシング44の組 付け状態もほぼ同一である。シールパッキン56は、円板状当て部48とモータ12の ケーシング44との間に介在し、複数個のボルト58は円板状当て部48をケーシング 44へ締め付けている。
【0015】 図6及び図7は支持ブラケット60の分解図及び組付け状態の斜視図である。各 支持ブラケット60は各支軸50に対応して設けられ(図1)、ステー部62は、支軸 50に対峙する起立状態にあり、頂部を水平に切断されたほぼ三角状となっている 。受け部64はステー部62の先端部に固定され、押え部66は受け部64へ上側から接 合されるようになっている。受け部64及び押え部66は、半割枠部68と、内周側を 半割枠部68の内周より内側へ少し張り出し、外周部等は半割枠部68により被覆さ れている半割防振ゴム70とを有している。押え部66の挿通孔72には、外周面側か らボルト(図示せず)が挿通され、受け部64のねじ孔74に螺着され、押え部66が 受け部64に固定される。係止棒76は、受け部64より下側においてステー部62の受 け部64側の面に固定され、ステー部62の面に対して直角方向へ突出している。図 5において、上下の半割防振ゴム70は、協同して、環状防振体を構成し、内周側 において回転自在に支軸50を軸支する。
【0016】 図8は係止棒76が係止孔54に嵌入している状態の斜視図である。棒状突出部52 が鉛直方向下側の位置となるまで、当て部材46が回転すると、係止孔54は、係止 棒76の先端部に対峙する位置となり、棒状突出部52の弾力変形の後、係止棒76の 先端部を嵌入されて、係止棒76と係止状態になる。なお、棒状突出部52は、多連 往復ポンプ14のクランク軸28に対してポンプ部20の突出方向とは正反対方向へ突 出しており、係止棒76が係止孔54に嵌入して、当て部材46の回転を係止する状態 では、多連往復ポンプ14は、ポンプ部20を上側とする起立位置となる。
【0017】 図2は通常時の回転位置で水中式電動ポンプ装置10を示す正面図である。なお 、Aはモータ12の出力軸26の回転方向である。図1及び図2において、ステー部 62は下端をタンク78の底部80に固定され、台82は、下端を底部80に固定されて、 多連往復ポンプ14の側部に配設されて、上部にブロック状防振ゴム84を有してい る。多連往復ポンプ14は、回転方向Aへ回転すると、ポンプ部20のマニホールド 24をブロック状防振ゴム84に当接して、駆動部18及びポンプ部20をほぼ水平方向 として、回転を制限される。
【0018】 図9は水中式電動ポンプ装置10を装備するキャスタ付きタンク装置86の構造図 である。タンク78は、水88を貯留し、上部の蓋部を開放自在とされている。フロ ート90は、水88の表面に浮いて水88のレベルを検出し、水88の残量が減少すると 、弁(図示せず)を開いて、タンク78内へ水88を補給する。モータ制御部92は、 タンク78の側部に設けられ、モータ12の操作部材を装備する。ストレーナ94は、 底部80の近辺に配設され、吸入ホース96を介してポンプ14の吸入口へ接続される 。
【0019】 実施例の作用について説明する。 水中式電動ポンプ装置10の運転時では、モータ12及び多連往復ポンプ14は、モ ータ12の出力軸26のA方向の回転及びポンプ部20の重心にかかる重量を受けて、 支持ブラケット60における1対の半割防振ゴム70において支軸50を回転させて、 A方向へ回転し、ブロック状防振ゴム84へマニホールド24を当接させて、回転を 停止する。この結果、モータ12及び多連往復ポンプ14は、多連往復ポンプ14の駆 動部18及びポンプ部20がほぼ水平方向の配列となる回転位置となる。水中式電動 ポンプ装置10の運転に伴うモータ12及び多連往復ポンプ14の振動の内、支軸50を 介して支持ブラケット60へ伝導しようとする分は上下に1対の半割防振ゴム70に より吸収され、ポンプ部20を介して台82へ伝導しようとする分はブロック状防振 ゴム84により吸収される。
【0020】 多連往復ポンプ14のポンプ部20の保守や点検等の作業時では、上下に1対の半 割防振ゴム70において支軸50を回転させることにより、モータ12及び多連往復ポ ンプ14は、多連往復ポンプ14のポンプ部20が駆動部18より上側となる起立位置へ 回転される。それに伴って、当て部材46の棒状突出部52は、下向きの位置となっ て、支持ブラケット60の係止棒76の先端部との多連往復ポンプ14の回転方向の当 接により、弾性変形して、係止棒76の先端部を係止孔54内へ嵌入され、嵌入後、 弾性変形で復帰して、係止棒76により係止される。この結果、モータ12及び多連 往復ポンプ14は、多連往復ポンプ14の起立位置に相当する回転位置で固定される 。作業者は、水88を抜かれかつ上側を開放されたタンク78の上縁から手を伸ばし て、ポンプ部20の分解等を伴う保守作業等を実施する。作業の終了後は、適当に 大きい操作力でモータ12及び多連往復ポンプ14を回転させて、棒状突出部52を弾 力変形させつつ、係止棒76の先端部を係止孔54から外して、多連往復ポンプ14を 台82のブロック状防振ゴム84との当接位置へ回転させる。
【0021】 実施例では、保守等の作業時の多連往復ポンプ14は起立位置とされるが、鉛直 方向に対して適当に傾斜した回転位置と設定されてもよい。その場合は、多連往 復ポンプ14がその傾斜位置に係止されるように、係止棒76の位置、又は棒状突出 部52の突出方向が変更される。 実施例では、1対の半割防振ゴム70は、支持ブラケット60に固着され、内周側 で支軸50を回転自在に軸支しているが、1対の半割防振ゴム70は、内周側で支軸 50に固着され、外周側で受け部64及び押え部66に回転自在に案内、支持されてい てもよい。
【0022】
【考案の効果】
請求項1の考案では、支軸が、モータ及び往復ポンプの対峙側との反対側の端 部にモータの出力軸と同一直線上に延びるように、設けられて、支持ブラケット に回転自在に環状防振体を介して軸支されているので、往復ポンプを運転時とは 別に保守等の作業の能率化できる回転位置へ変更することができるとともに、防 振を行う環状防振体が小型化され、かつそれを含む支持ブラケットも小型化する ことができる。
【0023】 請求項1の考案では、往復ポンプを運転時の回転位置と保守等の作業時の回転 位置との間で回転する際、モータ及び往復ポンプの間の継手装置とモータ及び往 復ポンプの一方との相対回転は省略されるので、接合部のシールの破損を防止で きる。
【0024】 請求項2の考案では、保守等の作業の能率化できる回転位置に往復ポンプを係 止手段により固定することができるので、作業能率を一層改善することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常時の回転位置で水中式電動ポンプ装置を示
す斜視図である。
【図2】通常時の回転位置で水中式電動ポンプ装置を示
す正面図である。
【図3】継手装置の構造を示す断面図である。
【図4】当て部材の斜視図である。
【図5】モータ側に取付けられたケーシングの組付け状
態の断面図である。
【図6】支持ブラケットの分解図である。
【図7】支持ブラケットの組付け状態の斜視図である。
【図8】係止棒が係止孔に嵌入している状態の斜視図で
ある。
【図9】水中式電動ポンプ装置を装備するキャスタ付き
タンク装置の構造図である。
【符号の説明】
10 水中式電動ポンプ装置(液中式電動ポンプ装
置) 12 モータ 14 多連往復ポンプ(往復ポンプ) 18 駆動部 20 ポンプ部 26 出力軸 28 クランク軸(駆動軸) 50 支軸 60 支持ブラケット 70 半割防振ゴム(環状防振体) 76 係止棒(係止手段) 82 台(ストッパ) 84 ブロック状防振ゴム(防振層)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸(28)に対して直角方向へポンプ部
    (20)及び駆動部(18)を配列される往復ポンプ(14)と、中
    心線が前記駆動軸(28)とほぼ同一直線上となるように出
    力軸(26)を備え前記出力軸(26)により前記駆動軸(28)を
    駆動するモータ(12)と、前記往復ポンプ(14)及び前記モ
    ータ(12)の対峙側とは反対側の端部にそれぞれ設けられ
    てほぼ前記出力軸(26)の中心線に沿って延びる支軸(50)
    と、各支軸(50)を回転自在に環状防振体(70)を介して支
    持する支持ブラケット(60)と、前記往復ポンプ(14)の運
    転時に防振層(84)を介在する前記往復ポンプ(14)の前記
    ポンプ部(20)との当接により前記往復ポンプ(14)の回転
    を制限するストッパ(82)とを有していることを特徴とす
    る液中式電動ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 前記往復ポンプ(14)を運転時の回転位置
    とは別の回転位置で解除自在に係止する係止手段(76)を
    有していることを特徴とする請求項1記載の液中式電動
    ポンプ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013111049A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Higashimoto Kikai:Kk 食品漬け込み装置

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