JPH0640607U - ラジアントチューブ - Google Patents
ラジアントチューブInfo
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- JPH0640607U JPH0640607U JP7404792U JP7404792U JPH0640607U JP H0640607 U JPH0640607 U JP H0640607U JP 7404792 U JP7404792 U JP 7404792U JP 7404792 U JP7404792 U JP 7404792U JP H0640607 U JPH0640607 U JP H0640607U
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- heated
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ラジアントチューブ1内に、ラジアントチュ
ーブ1の内径とほぼ合致する外径を有し、被加熱物3に
面する側に、長手方向にわたって開口角度90〜140
°の開口4を設けた断面C型の耐熱材2を挿入すること
により、ラジアントチューブ1内の高温ガスによる熱伝
達がラジアントチューブ1の周方向でほぼ均等となっ
て、ラジアントチューブ1の周方向での温度分布が均一
となるような構成としている。 【効果】 ラジアントチューブの長さ方向の曲がりに伴
う損傷が防止できる。
ーブ1の内径とほぼ合致する外径を有し、被加熱物3に
面する側に、長手方向にわたって開口角度90〜140
°の開口4を設けた断面C型の耐熱材2を挿入すること
により、ラジアントチューブ1内の高温ガスによる熱伝
達がラジアントチューブ1の周方向でほぼ均等となっ
て、ラジアントチューブ1の周方向での温度分布が均一
となるような構成としている。 【効果】 ラジアントチューブの長さ方向の曲がりに伴
う損傷が防止できる。
Description
【0001】
この考案は、連続式亜鉛メッキライン、電磁鋼板、一般冷延鋼板を製造する雰 囲気熱処理炉、厚鋼板及び鋼管の雰囲気熱処理炉等の熱処理設備に用いられるラ ジアントチューブに関するものである。
【0002】
金属ストリップの雰囲気熱処理炉や、厚鋼板及び鋼管を、雰囲気を調整しなが ら熱処理する熱処理設備においては、放射管端に取り付けられたバーナへ燃料と 空気を供給して、高温燃焼ガスを発生させ、その熱を放射管を経て、炉内の被加 熱物へ伝達させるラジアントチューブが用いられている。
【0003】 このラジアントチューブの一般的な構造は、たとえば、図3の(a)〜(c) に示すように、ストレート型やU字型及びW字型のものがあり、いずれのラジア ントチューブ11の場合も一方の開口端部15には、図示しないバーナが取り付 けられ、燃料及び空気がこのバーナに供給されることにより、ラジアントチュー ブ内で燃焼し、被加熱物に熱を与え、ラジアントチューブの他方の開口端部16 より排気ガスが排出される構造となっている。
【0004】 ここで、図3(a)に示すストレート型ラジアントチューブを用いた熱処理炉 により、被加熱物を加熱する場合の具体例を図4により説明する。 図4は上記ストレート形ラジアントチューブを用いた熱処理炉により、被加熱 物を加熱する場合の配置関係を模式的に示したものである。
【0005】 同図において、11はラジアントチューブであって、炉内に所定間隔をおいて 配設されている。このラジアントチューブ11内では、燃料及び空気が図示しな いバーナに供給され、ラジアントチューブ11内で燃焼し、高温となった燃焼ガ スがラジアントチューブ11の管壁を介して、炉内を矢印方向へ移動する被加熱 物13に熱を与えて熱処理するようになっている
【0006】 そして、このラジアントチューブ11により、炉内を矢印方向へ移動する被加 熱物13を熱処理する際には、ラジアントチューブ11の周囲方向断面のa〜h の各部位では、図5に示す温度分布のグラフから明らかなように、被加熱物13 側に面する部位(ラジアントチューブ11の周方向断面のa,bおよびhの部位 )では温度が低くなる一方で、天井炉壁12側に面する部位(ラジアントチュー ブ11のd,e及びfの部位)及び隣接ラジアントチューブ14,14に面した 部分(c及びg部位)で温度が高くなる傾向がある。
【0007】 このように、ラジアントチューブ11の周方向断面部位にて、被加熱物13側 に面する部位と、天井炉壁12側及び隣接ラジアントチューブ14,14に面す る部分とで温度差があると、この温度差により、ラジアントチューブ11の周方 向断面で熱膨張差を呈して、ラジアントチューブ11の長さ方向の曲がり変形を 生じ、ラジアントチューブ11の寿命を低下させる一因となっている。
【0008】 上記したラジアントチューブの周方向断面部位での温度分布を改善する方法と しては、ラジアントチューブの配列(隣接するラジアントチューブ間のピッチ、 ラジアントチューブと被加熱物との距離等)を適正にとる方法が従来より採用さ れているが、温度分布を十分に改善できないのが実情である。
【0009】 また、実開昭61−183956号には、ラジアントチューブのチューブ軸心 の上側に変位された空気軸心に沿って空気噴出通路が形成され、かつ、このチュ ーブ軸心の下側に変位された燃料軸心に沿って、先部に保炎板を有する燃料噴出 管が設けられ、この保炎板の下側にラジアントチューブの下流側へ伸長する伝熱 緩和板を置いた構成のラジアントチューブの燃焼装置が開示されている。
【0010】 ところが、上記したラジアントチューブの燃焼装置では、バーナ前直近のラジ アントチューブ周方向断面部位の温度分布の改善をはかることができるものの、 ラジアントチューブ全長にわたっての対策には、到底、至っていない。
【0011】 この考案は、ラジアントチューブの、被加熱物側に面した周方向断面部位の温 度が、天井炉壁及び隣接ラジアントチューブに面した周方向断面部位の温度に比 べて低温となるという温度差を解消し、熱膨張差によるラジアントチューブの長 さ方向の曲がりに伴う損傷を防止することにより、耐久寿命の延長化をはかった ラジアントチューブを提供することを目的としている。
【0012】
上記の目的を達成するため、この考案にかかるラジアントチューブは、そのラ ジアントチューブ内に、ラジアントチューブの内径より若干小さい外径を有し、 ラジアントチューブ内挿入時に被加熱物側に面する部位を長手方向にわたって所 定の開口角度で連続開口した耐熱材を挿入した構成であり、望ましくは、上記連 続開口はチューブ断面からみて開口角度90〜140°で設けた構成としている 。
【0013】
しかして、この考案によれば、内部に耐熱材を挿入し、しかもこの耐熱材は、 挿入時、被加熱物に面する側の部位にのみ長手方向にわたる連続開口を設けてい るので、連続開口部分では、内側の耐熱材はなく、ラジアントチューブのみとな り、他の部分では、内側の耐熱材とラジアントチューブの二重構造となる。
【0014】 そして、ラジアントチューブの稼働時、連続開口部分におけるラジアントチュ ーブ内の高温ガスからの熱伝達は、ラジアントチューブの管壁のみの肉厚の薄い 部分からの熱伝達となり、他の部分では、内側の耐熱材とラジアントチューブの 肉厚の分厚い二重構造部分を介した熱伝達となる。
【0015】 したがって、これまで、ラジアントチューブの稼働時、ラジアントチューブの 周方向断面部位では、相対的に低温であった被加熱物側に面する部位で温度が上 がる一方で、相対的に高温であった天井炉壁及び隣接ラジアントチューブに面す る部位で温度が下がる。これにより、ラジアントチューブの周方向断面部位での 温度バランスがはかれ、結果的に、ラジアントチューブの周方向断面部位での温 度分布はほぼ均一となって、温度差がなくなる。
【0016】 このようにして、ラジアントチューブの周方向断面部位での温度分布の均一化 がはかられるので、熱膨張差によるラジアントチューブの長さ方向の曲がりに伴 う損傷が防止されることになる。
【0017】 また、連続開口は、望ましくは、断面からみて、90〜140°の開口角度で 設けるが、開口角度を限定した理由は、開口角度を90°以下と狭くしすぎると 、ラジアントチューブの伝熱能力が少なくなるおそれがあり、140°以上と広 くしすぎると、隣接するラジアントチューブに面する側の遮熱効果がなくなるか らである。
【0018】
以下、この考案の一実施例を図1により説明する。 図1はこの考案の一実施例によるラジアントチューブを示し、同図(a)はラ ジアントチューブを熱処理設備内に配装した場合の炉幅方向からみた断面図、同 図(b)は図1(a)のA−A線断面図である。
【0019】 図面において、1は、天井炉壁5等によって形成された炉内に配装されたラジ アントチューブ(図示のものは、ストレート型)であって、この内部に、たとえ ば、高アルミナ(ムライト質)で形成された断面C型の耐熱材2が複数、配装さ れている。3は、熱処理しようとする金属ストリップなどの被加熱物で、上記断 面C型の耐熱材2と所定間隔をもって一方向へ進行するようになっている。
【0020】 特に、断面C型の耐熱材2は、図1(b)に示すように、ラジアントチューブ 1の内径より若干小さい外径を有し、ラジアントチューブ1内に挿入されて、ラ ジアントチューブ1の一部を二重構造化しており、ラジアントチューブ1内に挿 入時に被加熱物3側に面する部分には、長手方向にわたって連続開口4(図示の 場合では、断面からみて開口角度が120°)が形成されている。
【0021】 ここで、連続開口4の開口角度を90°以下と狭くしすぎると、被加熱物3側 に面する部分へのラジアントチューブからの伝熱能力が低くなるが、逆に、連続 開口の開口角度を140°以上と広くしすぎた場合には、隣接するラジアントチ ューブ面側の遮熱効果がなくなるという不都合があるので、開口角度は、断面か らみて、90〜140°の開口角度で形成するのが望ましい。
【0022】 上記のように構成すると、ラジアントチューブ1の、天井炉壁5側に面する側 及び隣接ラジアントチューブに面する側では、ラジアントチューブ1と断面C型 の耐熱材2の二重構造部分となって肉厚が分厚いので、ラジアントチューブ1内 の高温ガスからの熱伝達を小さくなる一方で、ラジアントチューブ1の、被加熱 物3に面する側では、断面C型の耐熱材2が連続開口4を形成し、ラジアントチ ューブ1のみで肉厚が薄くなっているので、結果的に、ラジアントチューブ1内 の高温ガスからの熱伝達が大きくなる。
【0023】 これにより、本来、断面C型の耐熱材が挿入しない場合には、ラジアントチュ ーブの周方向断面部位では、天井炉壁5側及び隣接ラジアントチューブに面する 部位に比べ、被加熱物側に面する部位で相対的に低温となっていた温度分布は、 連続開口を有する断面C型の耐熱材2の存在によって、周方向断面部位での温度 分布をほぼ均等にすることができる。
【0024】 したがって、周方向の温度分布の差がないので、周方向での熱膨張差もなくな るから、ラジアントチューブの長さ方向での曲がりも発生せず、曲がりに伴う損 傷がない。
【0025】 つぎに、この考案によるラジアントチューブを熱処理設備に用いた実験例につ いて説明する。 内径162mm、肉厚10mmで、全長2400mm、炉内長1700mmの 耐熱鋳鋼製のストレート型ラジアントチューブの炉内部分の内側に、外径160 mm、肉厚10mmで、円筒断面の被加熱物面の垂線より両側に、それぞれ、6 0°の開口角度120°の連続開口を設けた長さ425mmの高アルミナ(ムラ イト)質の断面C型の耐熱材4ケを、それぞれ、被加熱物面側に連続開口部分が 位置するように挿入した。
【0026】 そして、常套手段により、炉内のラジアントチューブ内で長炎燃焼させ、所定 時間経過後、ラジアントチューブ内の周方向断面の温度分布を測定すると、従来 のラジアントチューブ内の周方向断面の温度分布が温度差で50〜200℃であ ったところ、被加熱物側に面する部位の連続開口では熱伝達の効率がよく、天井 炉壁及び隣接ラジアントチューブに面する部位では熱伝達が劣るので、結果的に みて、周方向断面部位での温度差が10〜50℃程度にまで改善でき、ラジアン トチューブの曲がりによる損傷を半減させることができた。
【0027】 なお、上記で用いた断面C型の耐熱材としては、高アルミナ(ムライト)質の 耐熱材を使用したが、この他の材質の耐熱材、耐熱鋳物、炭化珪素、窒化珪素、 アルミナ質のセラミックを用いても、同等の効果を奏する。
【0028】 上記実施例では、ストレート型のラジアントチューブについての実施例を示し たが、この他、U型、W型のラジアントチューブにも適用可能であり、上記実施 例と同等の効果を奏することはいうまでもない。
【0029】 また、上記実施例では、ラジアントチューブの片側面にのみ、被加熱物3があ る場合を示したが、図2に示す変形実施例のように、ラジアントチューブ1の上 下両側面に、それぞれ、被加熱物3A,3Bがある場合には、内側の耐熱材2の 両側に連続開口4a,4bを設け、径方向に支え6を設けることで、上記実施例 と同等の効果を奏する。
【0030】
以上説明したように、この考案によれば、ラジアントチューブを用いた熱処理 炉の稼働時に、ラジアントチューブの周方向断面部位での温度差を簡単かつ確実 になくすることができ、したがって、熱膨張に起因するラジアントチューブの曲 がりによる損傷を防止でき、品質の良好な製品を得るのに好都合となる効果を奏 する。
【図1】この考案の一実施例によるラジアントチューブ
を熱処理炉内に配装した場合の概略断面構造を示すもの
で、同図(a)はラジアントチューブを熱処理設備内に
配装した場合の炉幅方向からみた断面図、同図(b)は
図1(a)のA−A線断面図である。
を熱処理炉内に配装した場合の概略断面構造を示すもの
で、同図(a)はラジアントチューブを熱処理設備内に
配装した場合の炉幅方向からみた断面図、同図(b)は
図1(a)のA−A線断面図である。
【図2】この考案の他の実施例によるラジアントチュー
ブの概略断面図である。
ブの概略断面図である。
【図3】ラジアントチューブの概略図を示し、同図
(a)はストレート型ラジアントチューブ、同図(b)
はU字型ラジアントチューブ、同図(c)はW字型ラジ
アントチューブを示すものである。
(a)はストレート型ラジアントチューブ、同図(b)
はU字型ラジアントチューブ、同図(c)はW字型ラジ
アントチューブを示すものである。
【図4】ストレート形ラジアントチューブを用いた熱処
理炉により、被加熱物を加熱する場合の各構成部分の配
置関係を模式的に示す図である。
理炉により、被加熱物を加熱する場合の各構成部分の配
置関係を模式的に示す図である。
【図5】図4に示す熱処理設備におけるラジアントチュ
ーブの周方向断面の表面温度分布を示すグラフである。
ーブの周方向断面の表面温度分布を示すグラフである。
1 ラジアントチューブ 2 断面C型の耐熱材 3,3A,3B 被加熱物 4,4a,4b 連続開口 5 天井炉壁 6 支え
Claims (2)
- 【請求項1】 被加熱物を熱処理するための熱処理設備
内に配装されるラジアントチューブであって、上記ラジ
アントチューブ内に、ラジアントチューブの内径より若
干小さい外径を有し、かつ被加熱物側に面する部位を長
手方向にわたって所定の開口角度で連続開口した耐熱材
を挿入したことを特徴とするラジアントチューブ。 - 【請求項2】 連続開口はチューブ断面からみて開口角
度90〜140°で設けた請求項1記載のラジアントチ
ューブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7404792U JPH0640607U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | ラジアントチューブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7404792U JPH0640607U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | ラジアントチューブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640607U true JPH0640607U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13535879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7404792U Pending JPH0640607U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | ラジアントチューブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640607U (ja) |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP7404792U patent/JPH0640607U/ja active Pending
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