JPH0640739Y2 - 緊張材定着装置 - Google Patents

緊張材定着装置

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JPH0640739Y2
JPH0640739Y2 JP1990037805U JP3780590U JPH0640739Y2 JP H0640739 Y2 JPH0640739 Y2 JP H0640739Y2 JP 1990037805 U JP1990037805 U JP 1990037805U JP 3780590 U JP3780590 U JP 3780590U JP H0640739 Y2 JPH0640739 Y2 JP H0640739Y2
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JP
Japan
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tension
socket
tension member
filler
filler material
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JP1990037805U
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JPH02129515U (ja
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哲郎 豊川
邦光 山田
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Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
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Tokyo Rope Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は予め工場にて緊張材をソケットに定着した
後、現場に搬入して使用する緊張材定着装置に関する。
〔従来技術〕 従来、斜張橋、無線鉄塔或いはペンダントライン等にお
いて使用する緊張材は端部をアンカーヘッドを有するソ
ケット内に挿通し、アンカーヘッドにくさび或いは圧縮
マンション等によって端部加工を行い固定した後エポキ
シ樹脂等のソケットフィラー材を注入して硬化或いは養
生せしめ定着し、以って、定着ソケット口元における緊
張材の繰返し引張応力による疲労破壊を緩和するべく処
置が施されていた。このように端部を定着した緊張材を
現場に運搬して架け渡し、現場にて緊張せしめていた。
このように緊張材を緊張する以前にソケット内にソケッ
トフィラー材を充填して緊張材外周にソケットフィラー
材を接着して定着せしめた場合、その後緊張材を緊張し
た時、緊張材端部のソケット内に位置せしめた部分にも
伸びが生じようとする現象によって緊張材とその外周の
ソケットフィラー材間の接着が切れてしまい緊張材口元
の耐疲労性向上に対して有効な定着が妨げられるという
欠点を有している。
このような課題を解決するために現場にてPC鋼材を張設
した後、ソケット内にフィラーを充填するという発明が
特開昭51-36717号公報によって開示されている。すなわ
ち静荷重を与えてPC鋼材を緊張した後にフィラーを鋼材
の周りに充填するため、鋼材に動荷重が作用した場合の
みフィラーが伸び、鋼材とフィラーの接着が切れること
が少なくなるものである。
〔この考案が解決すべき課題〕
しかし上記した発明ではPC鋼材の定着を室外の現場で行
うため、PC鋼材に与える荷重、フィラー材の養生温度を
所定条件に保つのは極めて困難である。ことにフィラー
材はその材質に応じて養生の適正温度が異なっており、
室外の厳寒から盛暑までの様々な状況下においてその条
件を適正に保つのは不可能である。この養生が不充分で
あると、フィラー材の材質を低下させ、却って鋼材とフ
ィラーの接着切れを生じさせていた。
この考案は以上のような課題を解決するためになされた
もので、ソケット内でフィラー材とPC鋼材の接着切れが
生じ難いとともに、様々な状況に無関係に一定の品質を
得ることができる緊張材定着装置を提供することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案にかかる緊張材定着装置は、内部に緊張材を挿
通して緊張材の端部をアンカーヘッドに係止してなるソ
ケットを載置する上部台を有する矢倉状の緊張用架台で
あって、前記上部台の中央にはソケット下面より垂下す
る緊張材を挿通する孔が形成され、この孔の両側の上部
台の下面には双胴ジャッキが取付けられ、ジャッキ先端
同士を連結したアームの中央には挿通孔が設けられ、こ
の孔に挿通された緊張材にはクランパーが固定されてい
ることを特徴とする。
〔作用〕
工場においてこの考案装置により緊張材を緊張した状態
でソケットフィラー材を充填するため、現場にて緊張力
以上の荷重が作用してもフィラーが大きく伸びない。従
って緊張材とフィラー材との接着が切れることがない。
フィラー材の養生は工場にて一定条件下で行える。従っ
てフィラー材の品質を最良のものにすることができる。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づきこの考案を詳細に説明す
る。
第1図に示す実施例は現場に運び込んで架け渡す以前に
工場等にてこの考案にかかる緊張材定着装置により緊張
材をソケットに定着するものである。
図において1はPC鋼線、PC鋼線より線、鋼線、亜鉛めっ
き鋼線、ワイヤーロープ等の緊張材であり、該緊張材1
はソケット2内に挿通せしめられてアンカーヘッド3に
係止せしめられている。ソケット2は円筒状であって一
端の内径は他端ま内径よりも大きく形成されて内周面は
テーパー状に形成されているか或いはテーパー状に形成
されていない所謂内側円筒状のソケットの何れでも良
い。ソケット2の内径の大きい側の端部には円盤状のア
ンカーヘッド3が隣接配置されている。アンカーヘッド
3には適宜数の緊張材挿通孔31が穿設されていて、緊張
材1が挿通せしめられている。緊張材1はアンカーヘッ
ド3のソケット2とは反対側にて端部に圧縮マンション
1aが取付けられて係止せしめられている。
以上のように緊張材1が係止されたソケット2が矢倉状
の緊張用架台4上に載置せしめられている。緊張用架台
4の上部台42上中央には孔41が形成されており、該孔41
を挿通せしめられて緊張材1が垂下せしめられている。
緊張材1は同じく上部台42下面に固定された双胴ジャッ
キ5のピストン51,51間に架け渡されたアーム52の挿通
孔53内を挿通せしめられている。該双胴ジャッキ5の直
下においては第2図に示すような全緊張材1を把持する
クランパ6がボルトナットによって固定されている。
以上のような状態にて双胴ジャッキ5を作動せしめて緊
張材1を緊張する。すなわちポンプPから圧油を供給し
てジャッキ5のピストン51を下方に移動せしめてアーム
52をクランパ6に当接せしめ、更に下方に移動せしめ、
全緊張材1を下方に牽引して緊張せしめる。実施例にお
いて緊張材1に与える緊張力は緊張材1の破断強度の10
%〜60%である。
以上のように緊張材1を緊張せしめた状態においてソケ
ット2内にソケットフィラー材7を充填し、緊張材1外
周に充満せしめる。ソケットフィラー材7としては亜
鉛、エポキシ樹脂等の合成樹脂等が使用可能である。
ソケットフィラー材7が硬化、或いは養生を終えた後緊
張を解除せしめる。緊張を解除したときソケット2内の
緊張材1端部の伸びが元の状態に復帰しようとするが、
その時ソケットフィラー材7が緊張材1に追随して圧縮
される。従ってソケットフィラー材7にはプレストレス
力がかかりプレストレストソケットフィラー材7とな
る。
以上のようにあらかじめ工場にて端部を定着した緊張材
1を現場に搬入して緊張する。
緊張材1を架け渡し、端部を把持して緊張せしめる。緊
張材1は緊張とともに伸長するが、ソケット2内に位置
する緊張材1端部も伸長する。緊張材1端部の伸長とと
もに緊張材1外周に接着し圧縮されていたソケットフィ
ラー材7は緊張材1の伸びに追随して元の状態に復帰し
ようとする。第3図のグラフは従来方法により定着を行
った緊張材1rと、この考案にかかる定着方法により定着
を行った緊張材1pに荷重をかけ、緊張材1r,1pとソケッ
トフィラー材7との相対移動を示すものである。従来方
法により定着した緊張材1rは荷重をかけて緊張した時点
において伸長するが、ソケットフィラー材7は緊張材1r
の伸びに追随していかず、緊張材1rとソケットフィラー
材7との相対移動は荷重をかければかける程大きくな
る。
こに対し、この考案にかかるソケットの定着を行った緊
張材1pに荷重をかけて緊張した場合、ソケットフィラー
材7にプレストレス力がかけられて圧縮されているため
に緊張材1pの伸びに追随して元の状態に復帰しようとす
る。以って緊張材1pとソケットフィラー材7との相対移
動は一定荷重Sに達するまで生じない。荷重が一定荷重
S(すなわち緊張材1pを工場にて緊張し、定着した時点
において緊張材1pにかけた荷重)に達した時点において
ソケットフィラー材7が緊張材1pの伸びに追随して行か
なくなりソケットフィラー材7と緊張材1pとの相対移動
が生じ始め、荷重が大きくなるにつれて相対移動も大き
くなることになる。
従って緊張材1が斜張橋、無線鉄塔、ペンダントライン
等に使用された場合に緊張材1にかかる荷重を予測して
荷重Sを設定しておけば、緊張材1とソケットフィラー
材7との相対移動が全く生じないか、或いは極めて小さ
くて済むこととなり、ソケットフィラー材7が緊張材1
外周から離れようとする力が生ぜず、緊張材1とソケッ
トフィラー材7との接着が切れることがない。
〔考案の効果〕
この考案は以上のごとく緊張材を緊張状態にてソケット
内にソケットフィラー材を充填して養生せしめるため、
緊張材とソケットフィラー材との接着が切れることがな
くソケットフィラー材が緊張材にかかる荷重を常時支持
し、緊張材の疲労軽減の機能を有効に果せしめることが
可能である。
また、ソケットを矢倉状の緊張用架台の上部台の上に載
せ、前記緊張材を前記上部台中央の孔より垂下せしめ、
該緊張材を前記緊張用架台に設けられた双胴ジャッキに
よって緊張するため、緊張力の導入、維持、管理を確実
におこなうことができる。従って、ソケットフィラー材
の充填、養生も安定した一定条件下で行うことができ、
品質を最良のものにすることができる。
またソケットの養生を一定条件を保つことができる工場
にて行い、その後現場に搬入するため、ソケットの品質
を良好に保つことができ、信頼できる緊張材定着ソケッ
トがえられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の側面図、第2図はA−A
線断面図、第3図は緊張材に荷重をかけた場合のグラフ
である。 1……緊張材、2……ソケット、3……アンカーヘッ
ド、4……緊張用架台、7……ソケットフィラー材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に緊張材を挿通して緊張材の端部をア
    ンカーヘッドに係止してなるソケットを載置する上部台
    を有する矢倉状の緊張用架台であって、 前記上部台の中央にはソケット下面より垂下する緊張材
    を挿通する孔が形成され、この孔の両側の上部台の下面
    には双胴ジャッキが取付けられ、ジャッキ先端同士を連
    結したアームの中央には挿通孔が設けられ、この孔に挿
    通された緊張材にはクランパーが固定されていることを
    特徴とする緊張材定着装置。
JP1990037805U 1990-04-09 1990-04-09 緊張材定着装置 Expired - Lifetime JPH0640739Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990037805U JPH0640739Y2 (ja) 1990-04-09 1990-04-09 緊張材定着装置

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JP1990037805U JPH0640739Y2 (ja) 1990-04-09 1990-04-09 緊張材定着装置

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Publication Number Publication Date
JPH02129515U JPH02129515U (ja) 1990-10-25
JPH0640739Y2 true JPH0640739Y2 (ja) 1994-10-26

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JP1990037805U Expired - Lifetime JPH0640739Y2 (ja) 1990-04-09 1990-04-09 緊張材定着装置

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JPS5216645B2 (ja) * 1972-12-29 1977-05-11
FR2277953A1 (fr) * 1974-07-09 1976-02-06 Stup Procedes Freyssinet Tirants libres formes d'armatures d'acier tendues
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JPH02129515U (ja) 1990-10-25

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