JPH0640952Y2 - ファン装置 - Google Patents
ファン装置Info
- Publication number
- JPH0640952Y2 JPH0640952Y2 JP10675688U JP10675688U JPH0640952Y2 JP H0640952 Y2 JPH0640952 Y2 JP H0640952Y2 JP 10675688 U JP10675688 U JP 10675688U JP 10675688 U JP10675688 U JP 10675688U JP H0640952 Y2 JPH0640952 Y2 JP H0640952Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end bracket
- fan
- heating element
- rotor
- circuit board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば空気調和機の室内機において用いら
れるクロスフローファン等のファン装置に関するもので
ある。
れるクロスフローファン等のファン装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、空気調和機等に使用されるクロスフローファンの
回転駆動は、例えば交流誘導電動機等の別体の電動機を
上記クロスフローファンに隣接させて装置内に配置し、
その駆動軸とファンロータの回転軸とをカップリングで
連結する構成となされている。このため上記電動機を収
納するためのスペースを装置内に必要とし、装置が大形
化する等の欠点があった。そこで近年においては、例え
ば実開昭61-178095号公報に示されているように、直流
ブラシレスモータの回転子をファンロータの側板に直結
する構成とすることによって、装置の小形化を図る試み
がなされている。
回転駆動は、例えば交流誘導電動機等の別体の電動機を
上記クロスフローファンに隣接させて装置内に配置し、
その駆動軸とファンロータの回転軸とをカップリングで
連結する構成となされている。このため上記電動機を収
納するためのスペースを装置内に必要とし、装置が大形
化する等の欠点があった。そこで近年においては、例え
ば実開昭61-178095号公報に示されているように、直流
ブラシレスモータの回転子をファンロータの側板に直結
する構成とすることによって、装置の小形化を図る試み
がなされている。
ところで上記のような直流ブラシレスモータにおいて
は、固定子側に回転磁界を形成するための制御回路がさ
らに必要であり、このような回転制御は、回転子の回転
位置を検出し、その検出信号に応じて固定子側のコイル
への通電を周期的に制御していくものであって、上記回
転位置検出のために回転子に近接する位置にホール素子
等の磁場検出素子が設けられ、このため固定子と回転子
とから成るモータ本体と、上記制御回路との間には、極
数に応じた数のコイルへの通電用の配線と共に、上記磁
場検出信号線等の信号線の接続も必要となる。したがっ
てモータ本体側は小形化されるものの、上記のような制
御回路の配設スペースをさらに必要にすると共に、空気
調和機等への組込みに際して多くの配線接続作業を必要
とすることから、組立工数の増加や、配線接続作業に伴
う信頼性の低下等を生じるという問題があった。
は、固定子側に回転磁界を形成するための制御回路がさ
らに必要であり、このような回転制御は、回転子の回転
位置を検出し、その検出信号に応じて固定子側のコイル
への通電を周期的に制御していくものであって、上記回
転位置検出のために回転子に近接する位置にホール素子
等の磁場検出素子が設けられ、このため固定子と回転子
とから成るモータ本体と、上記制御回路との間には、極
数に応じた数のコイルへの通電用の配線と共に、上記磁
場検出信号線等の信号線の接続も必要となる。したがっ
てモータ本体側は小形化されるものの、上記のような制
御回路の配設スペースをさらに必要にすると共に、空気
調和機等への組込みに際して多くの配線接続作業を必要
とすることから、組立工数の増加や、配線接続作業に伴
う信頼性の低下等を生じるという問題があった。
そこで本出願人は、上記のような回転磁界を形成するた
めに必要な制御回路部品を、モータ本体部に隣接させて
配置し、上記した配線接続作業等による問題点を低減し
得るファン駆動用電動機を先に提案した(特願昭62-818
70号参照)。その構成を第11図を参照して説明すると、
同図において、81は空気調和機の室内機内部に固定され
るエンドブラケットであり、このエンドブラケット81の
軸心位置には固定軸82が立設され、この固定軸82の中途
部に固定子83が固着されると共に、上記固定軸82の先端
側で、回転子84のケーシング85端面を軸受86を介して回
転自在に支持している。上記ケーシング85端面には、弾
性体より成る連結部材87を介してファンロータ88の側板
89が連結されている。なお90は上記ケーシング85の円筒
内壁面に固着されている永久磁石である。
めに必要な制御回路部品を、モータ本体部に隣接させて
配置し、上記した配線接続作業等による問題点を低減し
得るファン駆動用電動機を先に提案した(特願昭62-818
70号参照)。その構成を第11図を参照して説明すると、
同図において、81は空気調和機の室内機内部に固定され
るエンドブラケットであり、このエンドブラケット81の
軸心位置には固定軸82が立設され、この固定軸82の中途
部に固定子83が固着されると共に、上記固定軸82の先端
側で、回転子84のケーシング85端面を軸受86を介して回
転自在に支持している。上記ケーシング85端面には、弾
性体より成る連結部材87を介してファンロータ88の側板
89が連結されている。なお90は上記ケーシング85の円筒
内壁面に固着されている永久磁石である。
そして上記エンドブラケット81と回転子84との間に回路
基板91が配設され、この回路基板91には、上記回転子84
側にホール素子92が立設されて、上記回転子84の回転位
置検出を行うと共に、その他の制御回路部品は、上記エ
ンドブラケット81側の空間内に収納されている。特に、
発熱量の大きなパワートランジスタ93は、その放熱面が
上記エンドブラケット81の表面に沿うようにリード部を
曲げ成形し、冷却フィン部を上記エンドブラケットにネ
ジ止めすることによって上記放熱面をエンドブラケット
81に密着させ、これにより上記エンドブラケット81全体
を放熱面として作用させることとして、上記パワートラ
ンジスタ93の昇温を抑える構成としている。
基板91が配設され、この回路基板91には、上記回転子84
側にホール素子92が立設されて、上記回転子84の回転位
置検出を行うと共に、その他の制御回路部品は、上記エ
ンドブラケット81側の空間内に収納されている。特に、
発熱量の大きなパワートランジスタ93は、その放熱面が
上記エンドブラケット81の表面に沿うようにリード部を
曲げ成形し、冷却フィン部を上記エンドブラケットにネ
ジ止めすることによって上記放熱面をエンドブラケット
81に密着させ、これにより上記エンドブラケット81全体
を放熱面として作用させることとして、上記パワートラ
ンジスタ93の昇温を抑える構成としている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上記のようなパワートランジスタ93のエンドブ
ラケット81へのネジ止め作業は、例えば回路基板91に穿
設したネジ挿通孔94側から回路基板91とエンドブラケッ
ト81との間の密閉された空間内でネジ95を締付けていく
作業となり、したがって例えば上記密閉空間内でネジを
散逸しないように充分に注意する必要等があり、このた
め上記のようなパワートランジスタ93の締結作業は繁雑
なものとなり、充分に満足し得る作業能率は得られてい
なかった。
ラケット81へのネジ止め作業は、例えば回路基板91に穿
設したネジ挿通孔94側から回路基板91とエンドブラケッ
ト81との間の密閉された空間内でネジ95を締付けていく
作業となり、したがって例えば上記密閉空間内でネジを
散逸しないように充分に注意する必要等があり、このた
め上記のようなパワートランジスタ93の締結作業は繁雑
なものとなり、充分に満足し得る作業能率は得られてい
なかった。
この考案は上記に鑑みなされたものであって、その目的
は、上記のようなパワートランジスタ等の発熱素子の締
結作業の作業能率を向上し得るファン装置を提供するこ
とにある。
は、上記のようなパワートランジスタ等の発熱素子の締
結作業の作業能率を向上し得るファン装置を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案の第1請求項記載のファン装置は、ファ
ンモータMを支持するエンドブラケット7に相対向させ
て回路基板34を配設して成るファン装置であって、放熱
面を有するパワートランジスタ等の発熱素子Q1〜Q7は、
上記回路基板34の周縁側に取着すると共に上記放熱面を
上記エンドブラケット7の周縁側に沿わせて配設し、ま
た略U字状の弾性体より成る挟持部材41、42を設けて、
上記発熱素子Q1〜Q7とエンドブラケット7とを上記挟持
部材41、42で挟持することによって上記発熱素子Q1〜Q7
をエンドブラケット7に密着保持すべく構成し、さらに
上記エンドブラケット7の外周を押圧して固定する取付
部62、65には、上記挟持部材41、42の外方への抜脱を防
止する当接面68を設けている。
ンモータMを支持するエンドブラケット7に相対向させ
て回路基板34を配設して成るファン装置であって、放熱
面を有するパワートランジスタ等の発熱素子Q1〜Q7は、
上記回路基板34の周縁側に取着すると共に上記放熱面を
上記エンドブラケット7の周縁側に沿わせて配設し、ま
た略U字状の弾性体より成る挟持部材41、42を設けて、
上記発熱素子Q1〜Q7とエンドブラケット7とを上記挟持
部材41、42で挟持することによって上記発熱素子Q1〜Q7
をエンドブラケット7に密着保持すべく構成し、さらに
上記エンドブラケット7の外周を押圧して固定する取付
部62、65には、上記挟持部材41、42の外方への抜脱を防
止する当接面68を設けている。
また第2請求項記載のファン装置は、上記第1請求項記
載の装置において、上記発熱素子Q6とエンドブラケット
7とを挟んで上記挟持部材42を外方位置から挟持位置へ
と移動させる際の上記発熱素子Q6の移動を阻止するスト
ッパ片74を上記エンドブラケット7に設けている。
載の装置において、上記発熱素子Q6とエンドブラケット
7とを挟んで上記挟持部材42を外方位置から挟持位置へ
と移動させる際の上記発熱素子Q6の移動を阻止するスト
ッパ片74を上記エンドブラケット7に設けている。
(作用) 上記第1請求項記載のファン装置においては、エンドブ
ラケット7の周縁部外方より挟持部材41、42でエンドブ
ラケット7と発熱素子Q1〜Q7とを挟み込んでいくだけの
極めて簡単な操作で、上記発熱素子Q1〜Q7をエンドブラ
ケット7に沿わせて密着保持することができる。さらに
例えば空気調和機の室内機等の内部に上記エンドブラケ
ット7を固定するための取付部62、65には、上記挟持部
材41、42の外方への抜脱を防止する当接面68が設けられ
ているので、例えば輸送時等の振動発生時においても上
記挟持部材41、42による上記密着保持状態が維持され
る。このように挟持部材41、42を挟み込んでいくだけの
簡単な作業で発熱素子Q1〜Q7のエンドブラケット7への
密着取付け状態を与えることができるので、例えば従来
のねじ止め等による作業に比べてその作業能率を向上す
ることが可能である。
ラケット7の周縁部外方より挟持部材41、42でエンドブ
ラケット7と発熱素子Q1〜Q7とを挟み込んでいくだけの
極めて簡単な操作で、上記発熱素子Q1〜Q7をエンドブラ
ケット7に沿わせて密着保持することができる。さらに
例えば空気調和機の室内機等の内部に上記エンドブラケ
ット7を固定するための取付部62、65には、上記挟持部
材41、42の外方への抜脱を防止する当接面68が設けられ
ているので、例えば輸送時等の振動発生時においても上
記挟持部材41、42による上記密着保持状態が維持され
る。このように挟持部材41、42を挟み込んでいくだけの
簡単な作業で発熱素子Q1〜Q7のエンドブラケット7への
密着取付け状態を与えることができるので、例えば従来
のねじ止め等による作業に比べてその作業能率を向上す
ることが可能である。
また上記第2請求項記載のファン装置においては、挟持
部材42の先端開口側で発熱素子Q6とエンドブラケット7
とを一体的に挟み込んだ後、この挟持部材42を上記発熱
素子Q6とエンドブラケット7とに摺接させながら挟持位
置へと押し込んでいく際に、上記挟持部材42の弾性挟持
力によって発熱素子Q6に作用する上記押し込み方向の移
動力に抗するストッパ片74が設けられているので、上記
発熱素子Q6の静止状態が維持され、これにより上記挟持
部材42を挟持位置へスムーズに押し込んでいくことがで
きる。したがって上記挟持部材42による発熱素子Q6の組
付け作業を短時間で能率良く行うことが可能となる。
部材42の先端開口側で発熱素子Q6とエンドブラケット7
とを一体的に挟み込んだ後、この挟持部材42を上記発熱
素子Q6とエンドブラケット7とに摺接させながら挟持位
置へと押し込んでいく際に、上記挟持部材42の弾性挟持
力によって発熱素子Q6に作用する上記押し込み方向の移
動力に抗するストッパ片74が設けられているので、上記
発熱素子Q6の静止状態が維持され、これにより上記挟持
部材42を挟持位置へスムーズに押し込んでいくことがで
きる。したがって上記挟持部材42による発熱素子Q6の組
付け作業を短時間で能率良く行うことが可能となる。
(実施例) 次にこの考案のファン装置の具体的な実施例について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
図面を参照しつつ詳細に説明する。
第1図には、この考案の第1実施例におけるファン装置
の要部組立断面図を示しており、同図において、1は、
空気調和機の室内機に内装されたクロスフローファンの
ファンロータであり、このファンロータ1の一方の側板
(以下、右側板と言う)2には、直流ブラシレスモータ
形式のファンモータMが連結されている。つまり上記右
側板2にはファンモータMの回転子4が連結部材3を介
して取着され、またこの回転子4内部に、固定子5の固
定された固定軸6が挿通されて上記回転子4と固定子5
とから成るファンモータMを構成すると共に、上記固定
軸6の先端(図において左端)側で上記回転子4を回転
自在に支持する構成となされている。そして上記固定軸
6の右端はエンドブラケット7に固着されており、この
エンドブラケット7を、後述するように、空気調和機の
室内機内部の取付部に固定するようになされている。
の要部組立断面図を示しており、同図において、1は、
空気調和機の室内機に内装されたクロスフローファンの
ファンロータであり、このファンロータ1の一方の側板
(以下、右側板と言う)2には、直流ブラシレスモータ
形式のファンモータMが連結されている。つまり上記右
側板2にはファンモータMの回転子4が連結部材3を介
して取着され、またこの回転子4内部に、固定子5の固
定された固定軸6が挿通されて上記回転子4と固定子5
とから成るファンモータMを構成すると共に、上記固定
軸6の先端(図において左端)側で上記回転子4を回転
自在に支持する構成となされている。そして上記固定軸
6の右端はエンドブラケット7に固着されており、この
エンドブラケット7を、後述するように、空気調和機の
室内機内部の取付部に固定するようになされている。
初めに上記連結部材3及び回転子4の構成を、第3図の
分解斜視図を参照して説明する。上記連結部材3は、フ
ァンロータ1における回転振れによる振動の伝播を減衰
するための防振機能を有するものであって、合成ゴム等
の弾性体より成るリング状の部品であり、またその断面
は、軸方向両端部位置からそれぞれ径方向に広がる側板
側固着面11及び回転子側固着面12を有する略U字状に形
成されている。上記側板側固着面11は上記右側板2に、
また上記回転子側固着面12は、回転子4を構成するカッ
プ状のケーシング13における垂直面14にそれぞれ固着さ
れる。
分解斜視図を参照して説明する。上記連結部材3は、フ
ァンロータ1における回転振れによる振動の伝播を減衰
するための防振機能を有するものであって、合成ゴム等
の弾性体より成るリング状の部品であり、またその断面
は、軸方向両端部位置からそれぞれ径方向に広がる側板
側固着面11及び回転子側固着面12を有する略U字状に形
成されている。上記側板側固着面11は上記右側板2に、
また上記回転子側固着面12は、回転子4を構成するカッ
プ状のケーシング13における垂直面14にそれぞれ固着さ
れる。
次に上記回転子4は、上記ケーシング13と、4箇の円弧
状永久磁石20・・20と、略円筒状の蓋体21とから構成さ
れている。上記ケーシング13は、上記垂直面14と、この
垂直面14の外周縁から、図において右側へと延びて右端
面において開口する円筒部15とから成るカップ状に形成
されている。そして上記円筒部15の内周面に沿わせて上
記各永久磁石20・・20を固定するために、上記垂直面14
に、上記円筒部15と同心の円周を4等分する位置で上記
開口端側にそれぞれ切起こされた4個の略弓状の係止片
16・・16と、これらの係止片16・・16の間の円周上各2
箇所の位置でそれぞれ切起された短寸の爪状の突起17・
・17とが形成されている。一方、上記各永久磁石20は、
上記円筒部15の内周を略4等分する円弧長を有する形状
に構成されており、各永久磁石20をそれぞれ隣合う弓状
係止片16、16の間に位置させ、円筒部15の内周面に沿わ
せてケーシング13の開口端側から軸方向に押込んでいく
ことにより、上記円筒部15の内周面に各永久磁石20の外
周面が密着した取付状態となるようになされている。つ
まり各永久磁石20の周方向両端部の内周面側には、半径
方向に対して傾斜する傾斜面がそれぞれ形成されてお
り、隣合う傾斜面間に上記弓状係止片16が嵌入し、当接
することによって、上記弓状係止片16から各永久磁石20
に対して円周方向と共に径方向外方へと押圧する力が作
用し、この結果、各永久磁石20の半径方向の位置固定及
び周方向の位置固定が同時に、かつ精度良く与えられる
ようになされているのである。
状永久磁石20・・20と、略円筒状の蓋体21とから構成さ
れている。上記ケーシング13は、上記垂直面14と、この
垂直面14の外周縁から、図において右側へと延びて右端
面において開口する円筒部15とから成るカップ状に形成
されている。そして上記円筒部15の内周面に沿わせて上
記各永久磁石20・・20を固定するために、上記垂直面14
に、上記円筒部15と同心の円周を4等分する位置で上記
開口端側にそれぞれ切起こされた4個の略弓状の係止片
16・・16と、これらの係止片16・・16の間の円周上各2
箇所の位置でそれぞれ切起された短寸の爪状の突起17・
・17とが形成されている。一方、上記各永久磁石20は、
上記円筒部15の内周を略4等分する円弧長を有する形状
に構成されており、各永久磁石20をそれぞれ隣合う弓状
係止片16、16の間に位置させ、円筒部15の内周面に沿わ
せてケーシング13の開口端側から軸方向に押込んでいく
ことにより、上記円筒部15の内周面に各永久磁石20の外
周面が密着した取付状態となるようになされている。つ
まり各永久磁石20の周方向両端部の内周面側には、半径
方向に対して傾斜する傾斜面がそれぞれ形成されてお
り、隣合う傾斜面間に上記弓状係止片16が嵌入し、当接
することによって、上記弓状係止片16から各永久磁石20
に対して円周方向と共に径方向外方へと押圧する力が作
用し、この結果、各永久磁石20の半径方向の位置固定及
び周方向の位置固定が同時に、かつ精度良く与えられる
ようになされているのである。
一方、この組付状態における軸方向の固定は、各永久磁
石20の左端面が前記した各爪状突起17の先端部に当接す
ることによってまず左端側での位置決めがなされ、この
状態において前記蓋体21をケーシング13に覆せることに
よって与えられる。この蓋体21にはその周側面の適当箇
所に嵌合穴22・・22が穿設されており、一方上記ケーシ
ング13の円筒部15には径方向外方へと突出成形された円
弧状の係止片23・・23が形成されている。上記蓋体21を
軸方向に押込み、上記係止片23を嵌合穴22内に嵌入させ
ることによって、上記ケーシング13への蓋体21の固定取
付けがなされる。このとき、蓋体21の右側端面には、径
方向内方へと曲げ成形されると共に各永久磁石20端面の
外周側を全周に渡ってわずかに覆う固定面24が設けられ
ており、この固定面24と上記各爪状突起17との間で各永
久磁石20が挟持されることとなって、軸方向の固定が行
われる。
石20の左端面が前記した各爪状突起17の先端部に当接す
ることによってまず左端側での位置決めがなされ、この
状態において前記蓋体21をケーシング13に覆せることに
よって与えられる。この蓋体21にはその周側面の適当箇
所に嵌合穴22・・22が穿設されており、一方上記ケーシ
ング13の円筒部15には径方向外方へと突出成形された円
弧状の係止片23・・23が形成されている。上記蓋体21を
軸方向に押込み、上記係止片23を嵌合穴22内に嵌入させ
ることによって、上記ケーシング13への蓋体21の固定取
付けがなされる。このとき、蓋体21の右側端面には、径
方向内方へと曲げ成形されると共に各永久磁石20端面の
外周側を全周に渡ってわずかに覆う固定面24が設けられ
ており、この固定面24と上記各爪状突起17との間で各永
久磁石20が挟持されることとなって、軸方向の固定が行
われる。
一方、固定子5は、前記エンドブラケット7に右端が固
着された固定軸6の中途部に固定される。そして上記回
転子4のケーシング13における垂直面14の軸心位置に
は、ファンロータ1側に突出する中心膨出部26が形成さ
れており、この中心膨出部26内に軸受27が圧入されてい
る。この軸受27に、上記固定軸6の先端側を挿通させる
ことによって、上記回転子4の内部空間内に、星形に成
形された6極の磁極を有すると共に、それぞれコイル28
・・28の巻装された固定子5が同心状に配設されること
となり、ファンモータMが構成される。
着された固定軸6の中途部に固定される。そして上記回
転子4のケーシング13における垂直面14の軸心位置に
は、ファンロータ1側に突出する中心膨出部26が形成さ
れており、この中心膨出部26内に軸受27が圧入されてい
る。この軸受27に、上記固定軸6の先端側を挿通させる
ことによって、上記回転子4の内部空間内に、星形に成
形された6極の磁極を有すると共に、それぞれコイル28
・・28の巻装された固定子5が同心状に配設されること
となり、ファンモータMが構成される。
上記のように、固定子5は固定軸6の略中央部位置に固
着される訳であるが、この固定子5の組付けの前に、エ
ンドブラケット7に相対向させてプリント回路基板34が
配設される。上記エンドブラケット7は略正方形の垂直
面31を有すると共に、この垂直面31の外周縁からは固定
子5側に延びる短寸の立上げ縁32が形成されている。こ
の立上げ縁32の先端側で外周を囲繞される位置に上記回
路基板34が配設されるのである。この回路基板34には、
上記ファンモータMの回転制御に必要な制御回路部品が
取付けられている。第4図には上記回路基板34における
制御回路図を示している。図において、Q1〜Q7はそれぞ
れパワートランジスタ、H1〜H3はホール素子、36は上記
各トランジスタに駆動信号を発する制御ICをそれぞれ示
している。またTは、電源接続端子、アース端子、室内
制御装置との信号線接続端子を有する外部接続配線用の
ターミナルである。
着される訳であるが、この固定子5の組付けの前に、エ
ンドブラケット7に相対向させてプリント回路基板34が
配設される。上記エンドブラケット7は略正方形の垂直
面31を有すると共に、この垂直面31の外周縁からは固定
子5側に延びる短寸の立上げ縁32が形成されている。こ
の立上げ縁32の先端側で外周を囲繞される位置に上記回
路基板34が配設されるのである。この回路基板34には、
上記ファンモータMの回転制御に必要な制御回路部品が
取付けられている。第4図には上記回路基板34における
制御回路図を示している。図において、Q1〜Q7はそれぞ
れパワートランジスタ、H1〜H3はホール素子、36は上記
各トランジスタに駆動信号を発する制御ICをそれぞれ示
している。またTは、電源接続端子、アース端子、室内
制御装置との信号線接続端子を有する外部接続配線用の
ターミナルである。
上記各素子は、第3図に示しているように、上記ホール
素子を除いて、前記エンドブラケット7側に位置するよ
うにマウントしている。このときエンドブラケット7と
の間の空間よりも高い寸法を有するコンデンサ等の素子
については、そのリード部を曲げ成形して上記回路基板
34の面に沿わせて取着している。
素子を除いて、前記エンドブラケット7側に位置するよ
うにマウントしている。このときエンドブラケット7と
の間の空間よりも高い寸法を有するコンデンサ等の素子
については、そのリード部を曲げ成形して上記回路基板
34の面に沿わせて取着している。
そして上記の回路基板34における各素子配列で最も特徴
的な部分は、発熱素子、すなわち発熱量の大きなパワー
トランジスタQ1〜Q7を回路基板34の外周縁側にそれぞれ
配置すると共に、それらの放熱面が上記エンドブラケッ
ト7の垂直面31と平行になるように、各リード部の曲げ
成形を行った取付け状態としている点にある。一方、前
記エンドブラケット7には、垂直面31の外周を囲う立上
げ縁32において上記各パワートランジスタQ1〜Q7を外方
より臨む箇所をそれぞれ切欠いている。そして第5図に
示すような略U字状の挟持部材、すなわちクリップバネ
41を用いて、第7図に示すように、例えばパワートラン
ジスタQ1の冷却フィン部を上記エンドブラケット7の垂
直面31の周縁側と一体的に挟持することによって、上記
パワートランジスタQ1の放熱面側を上記エンドブラケッ
ト7に密着させた状態で保持し得るようになされている
のである。なお第3図における各パワートランジスタの
中で、冷却フィン側を回路基板34の端辺側に位置させる
ことができないものQ6、Q7については、第6図に示すよ
うに、トランジスタ側の押え部の長さを長くしたクリッ
プバネ42を用いて、第8図に示すように、パワートラン
ジスタQ6の冷却フィン部を幅方向に上記クリップバネ42
で押えることとしている。
的な部分は、発熱素子、すなわち発熱量の大きなパワー
トランジスタQ1〜Q7を回路基板34の外周縁側にそれぞれ
配置すると共に、それらの放熱面が上記エンドブラケッ
ト7の垂直面31と平行になるように、各リード部の曲げ
成形を行った取付け状態としている点にある。一方、前
記エンドブラケット7には、垂直面31の外周を囲う立上
げ縁32において上記各パワートランジスタQ1〜Q7を外方
より臨む箇所をそれぞれ切欠いている。そして第5図に
示すような略U字状の挟持部材、すなわちクリップバネ
41を用いて、第7図に示すように、例えばパワートラン
ジスタQ1の冷却フィン部を上記エンドブラケット7の垂
直面31の周縁側と一体的に挟持することによって、上記
パワートランジスタQ1の放熱面側を上記エンドブラケッ
ト7に密着させた状態で保持し得るようになされている
のである。なお第3図における各パワートランジスタの
中で、冷却フィン側を回路基板34の端辺側に位置させる
ことができないものQ6、Q7については、第6図に示すよ
うに、トランジスタ側の押え部の長さを長くしたクリッ
プバネ42を用いて、第8図に示すように、パワートラン
ジスタQ6の冷却フィン部を幅方向に上記クリップバネ42
で押えることとしている。
上記のように各パワートランジスタQ1〜Q7の放熱面をエ
ンドブラケット7に密着保持することによって、通電時
に発熱を伴う各パワートランジスタQ1〜Q7に対して上記
エンドブラケット7全体が放熱面として作用することと
なり、したがって過熱が防止されて、より安定した動作
特性が得られることとなる。そして上記のような密着保
持状態は、クリップバネ41、42を押し込んでいくだけの
極めて簡単な作業で与えることができ、したがって例え
ば従来のねじの締結作業で行っていた場合に比べて、そ
の作業能率は大きく向上したものとなっている。また各
パワートランジスタQ1〜Q7を上記のようにクリップバネ
41、42でエンドブラケット7に密着保持することによっ
て、回路基板34全体が上記エンドブラケット7に対して
位置固定され、したがって回路基板34をエンドブラケッ
ト7に固着するための、例えばねじ締結作業等も不要に
することができる。
ンドブラケット7に密着保持することによって、通電時
に発熱を伴う各パワートランジスタQ1〜Q7に対して上記
エンドブラケット7全体が放熱面として作用することと
なり、したがって過熱が防止されて、より安定した動作
特性が得られることとなる。そして上記のような密着保
持状態は、クリップバネ41、42を押し込んでいくだけの
極めて簡単な作業で与えることができ、したがって例え
ば従来のねじの締結作業で行っていた場合に比べて、そ
の作業能率は大きく向上したものとなっている。また各
パワートランジスタQ1〜Q7を上記のようにクリップバネ
41、42でエンドブラケット7に密着保持することによっ
て、回路基板34全体が上記エンドブラケット7に対して
位置固定され、したがって回路基板34をエンドブラケッ
ト7に固着するための、例えばねじ締結作業等も不要に
することができる。
上記のようにエンドブラケット7に回路基板34を取着し
た後、固定軸6の中途部に固定子5を固着し、そして前
記のように上記固定軸6の先端側を回転子4内に挿通し
ていくことによって、ファンロータ1へのファンモータ
Mの組付が完了する。
た後、固定軸6の中途部に固定子5を固着し、そして前
記のように上記固定軸6の先端側を回転子4内に挿通し
ていくことによって、ファンロータ1へのファンモータ
Mの組付が完了する。
上記の組立て後、この組立体は空気調和機の室内機に取
付けられる。まず第9図には、上記ファンロータ1の、
上記右側板2とは反対側の側板(以下、左側板と言う)
51の室内機への取付構造を示している。同図のように、
左側板51の軸心位置には回転支軸52が立設されており、
この回転支軸52を、室内機のファンハウジングの左側壁
53に取着されている軸受54に挿通させることによって、
上記左側板51側の取付けが行われる。上記軸受54は、左
側壁53の取付穴に圧入されている軸受外体55内に装着さ
れているものであって、上記軸受外体55は防振機能を有
する合成ゴム等の弾性材料より構成されると共に、内部
には球面座が形成されており、この球面座に沿って摺動
回転自在に、球状外周面を有する上記軸受54が装着され
ている。
付けられる。まず第9図には、上記ファンロータ1の、
上記右側板2とは反対側の側板(以下、左側板と言う)
51の室内機への取付構造を示している。同図のように、
左側板51の軸心位置には回転支軸52が立設されており、
この回転支軸52を、室内機のファンハウジングの左側壁
53に取着されている軸受54に挿通させることによって、
上記左側板51側の取付けが行われる。上記軸受54は、左
側壁53の取付穴に圧入されている軸受外体55内に装着さ
れているものであって、上記軸受外体55は防振機能を有
する合成ゴム等の弾性材料より構成されると共に、内部
には球面座が形成されており、この球面座に沿って摺動
回転自在に、球状外周面を有する上記軸受54が装着され
ている。
上記左側板51側の取付後、第10図に示しているように、
前記右側板2側の取付けを行う。このために、壁掛け形
の室内機を構成する背面パネル61におけるファンハウジ
ングの右側壁側には、下側取付部62が形成されている。
この下側取付部62には、上記ファンモータMの、図にお
いて下側半分の外周に沿う半円筒面63と、図において右
側端面64との間に、前記エンドブラケット7の、図にお
いて下側半分の外周縁に沿う略U字状の溝が形成されて
いる。一方、上記エンドブラケット7の上側半分の外周
縁に沿う逆U字状の溝を有する上側取付部、すなわちモ
ータカバー65が設けられており、このモータカバー65と
上記下側取付部62との各溝内に上記エンドブラケット7
の外周縁を嵌入させた状態で、上記モータカバー65を下
側取付部62にねじ固定することによって、上記エンドブ
ラケット7は上記モータカバー65と下側取付部62との間
で上下方向の押圧力を受けて固定されるようになされて
いる。
前記右側板2側の取付けを行う。このために、壁掛け形
の室内機を構成する背面パネル61におけるファンハウジ
ングの右側壁側には、下側取付部62が形成されている。
この下側取付部62には、上記ファンモータMの、図にお
いて下側半分の外周に沿う半円筒面63と、図において右
側端面64との間に、前記エンドブラケット7の、図にお
いて下側半分の外周縁に沿う略U字状の溝が形成されて
いる。一方、上記エンドブラケット7の上側半分の外周
縁に沿う逆U字状の溝を有する上側取付部、すなわちモ
ータカバー65が設けられており、このモータカバー65と
上記下側取付部62との各溝内に上記エンドブラケット7
の外周縁を嵌入させた状態で、上記モータカバー65を下
側取付部62にねじ固定することによって、上記エンドブ
ラケット7は上記モータカバー65と下側取付部62との間
で上下方向の押圧力を受けて固定されるようになされて
いる。
第2図には上記エンドブラケット7の取付状態を示して
いる。同図のように、上記モータカバー65と下側取付部
62には、上記エンドブラケット7の各角部に当接するコ
ーナリブ66・・66と、上記エンドブラケット7の上下の
各端面にそれぞれ当接する端面リブ67・・67とが各溝の
底面より突出成形されている。またこれらの各リブ66、
67は、第1図に示すように、各溝の側壁面から軸方向に
も突出する略コ字状に形成されているものであって、上
記モータカバー65を下側取付部62にねじ固定することに
よって、エンドブラケット7の周縁部を上記各リブ66、
67が軸方向に挟持すると共に、特に上下方向の押圧力を
与えた状態で固定するようになされている。
いる。同図のように、上記モータカバー65と下側取付部
62には、上記エンドブラケット7の各角部に当接するコ
ーナリブ66・・66と、上記エンドブラケット7の上下の
各端面にそれぞれ当接する端面リブ67・・67とが各溝の
底面より突出成形されている。またこれらの各リブ66、
67は、第1図に示すように、各溝の側壁面から軸方向に
も突出する略コ字状に形成されているものであって、上
記モータカバー65を下側取付部62にねじ固定することに
よって、エンドブラケット7の周縁部を上記各リブ66、
67が軸方向に挟持すると共に、特に上下方向の押圧力を
与えた状態で固定するようになされている。
そして上記の取付状態において、前記したパワートラン
ジスタQ1〜Q7を上記エンドブラケット7に密着保持する
ための各クリップバネ41、42は、第2図に示すように、
上記各リブ66、67の間に位置するようになされており、
また上記モータカバー65と下側取付部62との各溝の底面
には、上記各クリップバネ41、42がそれぞれ位置する箇
所にわずかに突出する突起部が形成されており、この突
起部の先端面、すなわち当接面68・・68によって、上記
各クリップバネ41、42の外方への抜脱を防止するように
なされている。つまり、上記室外機の輸送時や、モータ
回転駆動時等における振動によって、上記クリップバネ
41、42に外方への移動を生ずる場合に、それらの外方端
部が上記当接面68に当接することによって外方への移動
が規制され、この結果、前記パワートランジスタQ1〜Q7
のエンドブラケット7への挟持状態が維持されるように
なされているのである。
ジスタQ1〜Q7を上記エンドブラケット7に密着保持する
ための各クリップバネ41、42は、第2図に示すように、
上記各リブ66、67の間に位置するようになされており、
また上記モータカバー65と下側取付部62との各溝の底面
には、上記各クリップバネ41、42がそれぞれ位置する箇
所にわずかに突出する突起部が形成されており、この突
起部の先端面、すなわち当接面68・・68によって、上記
各クリップバネ41、42の外方への抜脱を防止するように
なされている。つまり、上記室外機の輸送時や、モータ
回転駆動時等における振動によって、上記クリップバネ
41、42に外方への移動を生ずる場合に、それらの外方端
部が上記当接面68に当接することによって外方への移動
が規制され、この結果、前記パワートランジスタQ1〜Q7
のエンドブラケット7への挟持状態が維持されるように
なされているのである。
上記の組立てがなされた後、例えば第10図において、フ
ァンロータ1の上流側、図において右上方側に室内熱交
換器(図示せず)が配設され、さらに上記下側取付部62
の右上方側には室内制御装置(図示せず)が収納され、
この室内制御装置と上記回路基板34におけるターミナル
Tとの電気配線がなされた後、前面パネル(図示せず)
を背面パネル61に取付けることによって室内機の組立が
完了する。
ァンロータ1の上流側、図において右上方側に室内熱交
換器(図示せず)が配設され、さらに上記下側取付部62
の右上方側には室内制御装置(図示せず)が収納され、
この室内制御装置と上記回路基板34におけるターミナル
Tとの電気配線がなされた後、前面パネル(図示せず)
を背面パネル61に取付けることによって室内機の組立が
完了する。
以上の説明のように上記実施例においては、パワートラ
ンジスタ等の発熱素子に対して、エンドブラケット7を
放熱板として作用させるための組付けは、クリップバネ
41、42で上記各発熱素子をエンドブラケット7に挟み付
けていくだけの極めて簡単な作業で行うことが可能であ
り、また輸送時等の振動に対しても、上記エンドブラケ
ット7の取付部62、65には、上記各クリップバネ41の外
方への移動、すなわち抜脱を防止する当接面68が設けら
れているので、上記各発熱素子のエンドブラケット7へ
の密着取付状態が維持される。したがって、従来、上記
のように発熱素子の取付けを、例えばねじ止めで行って
いた場合に比べ、上記においてはクリップバネ41、42の
押込み操作のみでなし得るので、その作業能率が大いに
向上されたものとなっている。
ンジスタ等の発熱素子に対して、エンドブラケット7を
放熱板として作用させるための組付けは、クリップバネ
41、42で上記各発熱素子をエンドブラケット7に挟み付
けていくだけの極めて簡単な作業で行うことが可能であ
り、また輸送時等の振動に対しても、上記エンドブラケ
ット7の取付部62、65には、上記各クリップバネ41の外
方への移動、すなわち抜脱を防止する当接面68が設けら
れているので、上記各発熱素子のエンドブラケット7へ
の密着取付状態が維持される。したがって、従来、上記
のように発熱素子の取付けを、例えばねじ止めで行って
いた場合に比べ、上記においてはクリップバネ41、42の
押込み操作のみでなし得るので、その作業能率が大いに
向上されたものとなっている。
次にこの考案の第2実施例におけるファン装置について
説明する。
説明する。
この第2実施例の装置は、上記第1実施例のファンロー
タ1に連結部材3を介して、第12図に示している直流ブ
ラシレスモータを連結することにより構成しており、フ
ァンロータ1への取付構造及びファンハウジングへの組
付け構造は上記第1実施例と同様であるので、説明を省
略する。また第12図に示している直流ブラシレスモータ
の構成も、上記第1実施例とほぼ同一であるので、上記
第1実施例と同一の機能部に同一の番号を付して詳細な
説明を省略する。
タ1に連結部材3を介して、第12図に示している直流ブ
ラシレスモータを連結することにより構成しており、フ
ァンロータ1への取付構造及びファンハウジングへの組
付け構造は上記第1実施例と同様であるので、説明を省
略する。また第12図に示している直流ブラシレスモータ
の構成も、上記第1実施例とほぼ同一であるので、上記
第1実施例と同一の機能部に同一の番号を付して詳細な
説明を省略する。
上記第2実施例の装置における直流ブラシレスモータで
は、第12図のように、エンドブラケット7の垂直面31を
固定子5側に位置させ、そして上記垂直面31の周縁から
反固定子5側(図において右側)に延びる立上げ縁32と
上記垂直面31とに囲繞される空間に、回路基板34を配設
している。なお上記立上げ縁32の右端には、径大な開口
を有する蓋板71を装着している。つまり第1図に示して
いる第1実施例の構成では、ファンロータ1の回転時
に、例えば回転子4とモータカバー65との間を通して、
ファンロータ1側からエンドブラケット7側に至る気流
を生じ、この気流に回路基板34が直流晒されることとな
るために、例えば上記気流中の塵埃が回路基板34に付着
する等の問題を生じるおそれが生じていたが、上記第2
実施例の構成とすることによって、上記の気流はエンド
ブラケット7の垂直面31で遮られることとなって上記の
問題点が解消され、また上記垂直面31に気流が当たるこ
とによって、パワートランジスタQ1〜Q7等が内面に密着
取付けされている上記垂直面31での放熱機能がより効果
的に発揮されるようになされている。
は、第12図のように、エンドブラケット7の垂直面31を
固定子5側に位置させ、そして上記垂直面31の周縁から
反固定子5側(図において右側)に延びる立上げ縁32と
上記垂直面31とに囲繞される空間に、回路基板34を配設
している。なお上記立上げ縁32の右端には、径大な開口
を有する蓋板71を装着している。つまり第1図に示して
いる第1実施例の構成では、ファンロータ1の回転時
に、例えば回転子4とモータカバー65との間を通して、
ファンロータ1側からエンドブラケット7側に至る気流
を生じ、この気流に回路基板34が直流晒されることとな
るために、例えば上記気流中の塵埃が回路基板34に付着
する等の問題を生じるおそれが生じていたが、上記第2
実施例の構成とすることによって、上記の気流はエンド
ブラケット7の垂直面31で遮られることとなって上記の
問題点が解消され、また上記垂直面31に気流が当たるこ
とによって、パワートランジスタQ1〜Q7等が内面に密着
取付けされている上記垂直面31での放熱機能がより効果
的に発揮されるようになされている。
また第12図に示しているように、上記第2実施例の装置
では、ホール素子Hを、上記垂直面31を貫通させた絶縁
性樹脂ブロックより成るアタッチメント72で支持し、位
置ずれを生じない取付状態としている。さらに固定軸6
には、中途部に環状部を有する固定ばね73を上記固定軸
6の環状溝に契合させ、この固定ばね73の右端側に延び
る舌状部先端を固定子5に当接させてこの固定子5の固
定を行うと共に、左端側に延びる舌状部の先端における
く字状部を、軸受27の内輪の左端内周角部に当接させる
ことで、固定軸6の右方への抜脱を防止している。
では、ホール素子Hを、上記垂直面31を貫通させた絶縁
性樹脂ブロックより成るアタッチメント72で支持し、位
置ずれを生じない取付状態としている。さらに固定軸6
には、中途部に環状部を有する固定ばね73を上記固定軸
6の環状溝に契合させ、この固定ばね73の右端側に延び
る舌状部先端を固定子5に当接させてこの固定子5の固
定を行うと共に、左端側に延びる舌状部の先端における
く字状部を、軸受27の内輪の左端内周角部に当接させる
ことで、固定軸6の右方への抜脱を防止している。
そして上記第2実施例で特徴的な点は、第13図及び第14
図に示しているように、パワートランジスタQ1〜Q7の中
で、各素子でのリード線が引き出されている面と平行な
方向にクリップバネ42を押込むことによってエンドブラ
ケット7への取付けが必要なパワートランジスタQ6、Q7
に対して、上記クリップバネ42の押込み方向とは反対の
面に当接するストッパ片74、74を、上記エンドブラケッ
ト7の垂直面31を局部的に切り起こすことで形成してい
ることにある。
図に示しているように、パワートランジスタQ1〜Q7の中
で、各素子でのリード線が引き出されている面と平行な
方向にクリップバネ42を押込むことによってエンドブラ
ケット7への取付けが必要なパワートランジスタQ6、Q7
に対して、上記クリップバネ42の押込み方向とは反対の
面に当接するストッパ片74、74を、上記エンドブラケッ
ト7の垂直面31を局部的に切り起こすことで形成してい
ることにある。
上記のようなクリップバネ42による取付作業を行う場
合、このクリップバネ42の先端開口側でパワートランジ
スタQ6とエンドブラケット7とを一体的に挟み込み、そ
して上記クリップバネ42をパワートランジスタQ6とエン
ドブラケット7とに摺接させながら押し込んでいく際に
は、クリップバネ42の弾性挟持力によって、パワートラ
ンジスタQ6に押し込み方向の移動力が作用することとな
る。そこで上記ではこの移動力に抗して、上記ストッパ
片74によりパワートランジスタQ6の静止状態を維持する
ようになされており、この結果、上記の押し込み操作を
スムーズに行うことができ、組付け作業を短時間で容易
に行うことができる。このため組立作業工数が低減さ
れ、コストダウンを図ることができる。また上記の作業
性を低下させることなくより大きなばね力のクリップバ
ネ42を用いることが可能となり、これにより挟持力、す
なわちエンドブラケット7との密着性が向上するので、
パワートランジスタQ6の放熱効果が上がり、信頼性をよ
り向上させることができる。
合、このクリップバネ42の先端開口側でパワートランジ
スタQ6とエンドブラケット7とを一体的に挟み込み、そ
して上記クリップバネ42をパワートランジスタQ6とエン
ドブラケット7とに摺接させながら押し込んでいく際に
は、クリップバネ42の弾性挟持力によって、パワートラ
ンジスタQ6に押し込み方向の移動力が作用することとな
る。そこで上記ではこの移動力に抗して、上記ストッパ
片74によりパワートランジスタQ6の静止状態を維持する
ようになされており、この結果、上記の押し込み操作を
スムーズに行うことができ、組付け作業を短時間で容易
に行うことができる。このため組立作業工数が低減さ
れ、コストダウンを図ることができる。また上記の作業
性を低下させることなくより大きなばね力のクリップバ
ネ42を用いることが可能となり、これにより挟持力、す
なわちエンドブラケット7との密着性が向上するので、
パワートランジスタQ6の放熱効果が上がり、信頼性をよ
り向上させることができる。
なお上記においては、押し込み方向の移動力が、曲げモ
ーメントとしてリード部により大きな力として作用する
パワートランジスタQ6、Q7に対してのみストッパ片74を
設けたが、その他のパワートランジスタQ1〜Q5において
も、リード部との非接触状態を維持し得る、例えば形状
の小さな突起状のストッパ片を形成して、より大きなば
ね力のクリップバネ41を用いるようにすることも可能で
ある。
ーメントとしてリード部により大きな力として作用する
パワートランジスタQ6、Q7に対してのみストッパ片74を
設けたが、その他のパワートランジスタQ1〜Q5において
も、リード部との非接触状態を維持し得る、例えば形状
の小さな突起状のストッパ片を形成して、より大きなば
ね力のクリップバネ41を用いるようにすることも可能で
ある。
以上、この考案の具体的な実施例についての説明を行っ
たが、上記各実施例はこの考案を限定するものではな
く、この考案の範囲内で種々の変更が可能であり、例え
ば上記実施例においては、各パワートランジスタQ1〜Q7
は、冷却フィン部も樹脂モールドされたものを使用し、
したがってエンドブラケット7との絶縁手段の不要な素
子構造を採用した例について説明したが、例えば冷却フ
ィン部が樹脂モールドされずに金属面として露出してい
る素子については、クリップバネ41、42の当り面とエン
ドブラケット7への密着面とにそれぞれ絶縁紙を介在さ
せることによってこの考案を適用することができる。ま
たエンドブラケット7の表面に絶縁性塗膜を被覆するこ
とによって上記のような絶縁紙を用いることなく、この
考案による取付けが可能となる。また上記実施例は、直
流ブラシレスモータ形式のファンモータを連結したクロ
スフローファンでの説明であるが、その他の形式のファ
ンモータ、或いはその他のファン装置においてこの考案
の適用が可能である。
たが、上記各実施例はこの考案を限定するものではな
く、この考案の範囲内で種々の変更が可能であり、例え
ば上記実施例においては、各パワートランジスタQ1〜Q7
は、冷却フィン部も樹脂モールドされたものを使用し、
したがってエンドブラケット7との絶縁手段の不要な素
子構造を採用した例について説明したが、例えば冷却フ
ィン部が樹脂モールドされずに金属面として露出してい
る素子については、クリップバネ41、42の当り面とエン
ドブラケット7への密着面とにそれぞれ絶縁紙を介在さ
せることによってこの考案を適用することができる。ま
たエンドブラケット7の表面に絶縁性塗膜を被覆するこ
とによって上記のような絶縁紙を用いることなく、この
考案による取付けが可能となる。また上記実施例は、直
流ブラシレスモータ形式のファンモータを連結したクロ
スフローファンでの説明であるが、その他の形式のファ
ンモータ、或いはその他のファン装置においてこの考案
の適用が可能である。
(考案の効果) 上記のようにこの考案の第1請求項記載のファン装置に
おいては、挟持部材で発熱素子とエンドブラケットを挟
み込んでいくだけの極めて簡単な作業で、上記発熱素子
のエンドブラケットへの密着保持状態が得られ、しかも
例えば輸送時等における振動に対しても上記挟持部材の
抜脱が生じることなく、上記密着保持状態が維持される
ようになされているので、例えば上記発熱素子をねじ止
め等によってエンドブラケットに固定していた従来の組
付け作業に比べて、その作業能率の向上が可能である。
おいては、挟持部材で発熱素子とエンドブラケットを挟
み込んでいくだけの極めて簡単な作業で、上記発熱素子
のエンドブラケットへの密着保持状態が得られ、しかも
例えば輸送時等における振動に対しても上記挟持部材の
抜脱が生じることなく、上記密着保持状態が維持される
ようになされているので、例えば上記発熱素子をねじ止
め等によってエンドブラケットに固定していた従来の組
付け作業に比べて、その作業能率の向上が可能である。
また第2請求項記載のファン装置においては、発熱素子
とエンドブラケットとを挟んでこれらに摺接させながら
挟持部材を挟持位置へと押し込んでいく際に、上記発熱
素子に作用する上記押し込み方向の移動力に抗するスト
ッパ片が設けられていることによって、上記発熱素子の
静止状態が維持されるので、上記の押し込み操作をスム
ーズに行うことができ、したがって上記発熱素子の組付
け作業を短時間で能率良く行うことができる。
とエンドブラケットとを挟んでこれらに摺接させながら
挟持部材を挟持位置へと押し込んでいく際に、上記発熱
素子に作用する上記押し込み方向の移動力に抗するスト
ッパ片が設けられていることによって、上記発熱素子の
静止状態が維持されるので、上記の押し込み操作をスム
ーズに行うことができ、したがって上記発熱素子の組付
け作業を短時間で能率良く行うことができる。
第1図〜第10図はこの考案の第1実施例におけるファン
装置の説明図であって、第1図は空気調和機の室内機へ
組み込んだクロスフローファンのファンロータの右側板
側の構造を示す断面図、第2図は第1図のII-II線にお
ける矢視図、第3図は上記ファンロータの右側板側の分
解斜視図、第4図は上記右側板側に配設されている回路
基板での制御回路図、第5図及び第6図はそれぞれパワ
ートランジスタをエンドブラケットに密着保持するため
に用いるクリップバネの斜視図、第7図及び第8図は上
記各クリップバネによる密着保持状態の説明図、第9図
は上記ファンロータの左側板側の取付構造を示す断面
図、第10図は右側板側の取付けの説明図、第11図は従来
装置の断面図、第12図はこの考案の第2実施例における
ファン装置の要部断面図、第13図は第12図のXIII-XIII
線における矢視図、第14図は第13図のXIV-XIV線におけ
る矢視図である。 7……エンドブラケット、34……回路基板、41、42……
クリップバネ(挟持部材)、62……下側取付部、65……
モータカバー(上側取付部)、68……当接面、74……ス
トッパ片、M……ファンモータ、Q1〜Q7……パワートラ
ンジスタ(発熱素子)。
装置の説明図であって、第1図は空気調和機の室内機へ
組み込んだクロスフローファンのファンロータの右側板
側の構造を示す断面図、第2図は第1図のII-II線にお
ける矢視図、第3図は上記ファンロータの右側板側の分
解斜視図、第4図は上記右側板側に配設されている回路
基板での制御回路図、第5図及び第6図はそれぞれパワ
ートランジスタをエンドブラケットに密着保持するため
に用いるクリップバネの斜視図、第7図及び第8図は上
記各クリップバネによる密着保持状態の説明図、第9図
は上記ファンロータの左側板側の取付構造を示す断面
図、第10図は右側板側の取付けの説明図、第11図は従来
装置の断面図、第12図はこの考案の第2実施例における
ファン装置の要部断面図、第13図は第12図のXIII-XIII
線における矢視図、第14図は第13図のXIV-XIV線におけ
る矢視図である。 7……エンドブラケット、34……回路基板、41、42……
クリップバネ(挟持部材)、62……下側取付部、65……
モータカバー(上側取付部)、68……当接面、74……ス
トッパ片、M……ファンモータ、Q1〜Q7……パワートラ
ンジスタ(発熱素子)。
Claims (2)
- 【請求項1】ファンモータ(M)を支持するエンドブラ
ケット(7)に相対向させて回路基板(34)を配設して
成るファン装置であって、放熱面を有するパワートラン
ジスタ等の発熱素子(Q1〜Q7)は、上記回路基板(34)
の周縁側に取着すると共に上記放熱面を上記エンドブラ
ケット(7)の周縁側に沿わせて配設し、また略U字状
の弾性体より成る挟持部材(41)(42)を設けて、上記
発熱素子(Q1〜Q7)とエンドブラケット(7)とを上記
挟持部材(41)(42)で挟持することによって上記発熱
素子(Q1〜Q7)をエンドブラケット(7)に密着保持す
べく構成し、さらに上記エンドブラケット(7)の外周
を押圧して固定する取付部(62)(65)には、上記挟持
部材(41)(42)の外方への抜脱を防止する当接面(6
8)を設けていることを特徴とするファン装置。 - 【請求項2】上記発熱素子(Q6)とエンドブラケット
(7)とを挟んで上記挟持部材(42)を外方位置から挟
持位置へと移動させる際の上記発熱素子(Q6)の移動を
阻止するストッパ片(74)を上記エンドブラケット
(7)に設けていることを特徴とする第1請求項記載の
ファン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10675688U JPH0640952Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1988-08-11 | ファン装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-169255 | 1987-11-05 | ||
| JP16925587 | 1987-11-05 | ||
| JP10675688U JPH0640952Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1988-08-11 | ファン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0319490U JPH0319490U (ja) | 1991-02-26 |
| JPH0640952Y2 true JPH0640952Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31718798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10675688U Expired - Lifetime JPH0640952Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1988-08-11 | ファン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0640952Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113530884A (zh) * | 2021-08-20 | 2021-10-22 | 广东顺德四格机电有限公司 | 一体式贯流风机 |
| CN119244559A (zh) * | 2024-08-22 | 2025-01-03 | 佛山市南海区绿智电机设备有限公司 | 一种带减震结构的外转子贯流风轮及其装配工艺 |
-
1988
- 1988-08-11 JP JP10675688U patent/JPH0640952Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0319490U (ja) | 1991-02-26 |
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