JPH0641103U - 避雷器 - Google Patents

避雷器

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JPH0641103U
JPH0641103U JP7654792U JP7654792U JPH0641103U JP H0641103 U JPH0641103 U JP H0641103U JP 7654792 U JP7654792 U JP 7654792U JP 7654792 U JP7654792 U JP 7654792U JP H0641103 U JPH0641103 U JP H0641103U
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JP
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JP7654792U
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俊一 成田
明典 天野
静夫 水口
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 略円筒形の碍管の端部にスピニングシールに
より取り付けた蓋と、蓋を被うようにして設ける分割構
造の締付金具が、碍管の端部に対して相対的に滑りを生
じないようにする。 【構成】 避雷器の碍管1における大径部1aに絞り加
工で取り付けた蓋4の外周面に2本の突起4b,4cを
形成し、分割構造であって取付フランジどうしをボルト
結合することによって蓋4を被うように取り付ける締付
金具7の内周面に突起4b,4cがはいり込む溝7b,
7cを形成する。そして、大径部1aと蓋4との間及び
蓋4と締付金具7との間に接着剤18を充填する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は避雷器に関し、碍管とスピニングシールにより碍管に取り付けられた 蓋と締付金具との間に滑りが生じないようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
避雷器にはいろいろな構造のものがあり、そのひとつとして図2,図3に示す スピニングシール構造を用いたものがある。スピニングシール構造とは、筒状部 材の端部にシール部材を介して盆状の金属製の蓋を当接させ、蓋の外周部をへら しぼり等によって筒状部材の外周面に圧接した構造をいう。避雷器の下部は、碍 管1の端部にガスケット2,スペーサ3を介して具えられるとともにへらしぼり 等により碍管1の大径部1aに気密に圧接された蓋4と、盆状のキャップ5と、 蓋4の外側から碍管1の大径部1aを被った状態でボルト6により蓋4に固着さ れるとともに円周方向へ等間隔に3本のパイプ材7dが溶接された締付金具7と 、蓋4と締付金具7との間に介在する補助部材8と、蓋4の中央の孔4aを防ぐ ためにガスケット2,スペーサ3と蓋4との間に介在する放圧板9と、ボルト1 0及びナット11を介してキャップ5に取り付けられた端子12と、ボルト13 ,ナット14,絶縁座15を介してキャップ5に取り付けられたベース16とで 構成されている。
【0003】 補助部材8を蓋4と締付金具7との間に介在させるのは以下の理由による。碍 管1は粘土を高温で焼成することによって形成するので、寸法的に大きな公差を 必要とし、へらしぼり加工によって大径部1aに取り付ける蓋4の高さにバラツ キが生じる。一方、締付金具7は金型成形品のためほとんど同一の寸法に形成さ れており、蓋4に締付金具7をそのまま取り付けるとバラツキを生じることから 、これらの間に補助部材8を介在させて両者間が強固に結合されるようにしてい るのである。また、端子17に線路結線による力Fが作用したときに蓋4と締付 金具7との間に滑りが生じないようにする目的もある。
【0004】 一方、避雷器の上部では締結金具7とキャップ5とがボルト13とナット14 とで結合され、キャップ5には端子17がボルト10及びナット11を介して結 合されている。なお、碍管1の大径部1aへの締結金具7等の取り付けは上部に おいても下部と同様に構成されている。
【0005】 碍管1の内部には酸化亜鉛素子18が積層されている。
【0006】 以上のように構成されることから、碍管1の内部は気密に保持され、内部圧力 が異常に上昇すると上部又は下部の薄い放圧板9が破れることから、碍管1の爆 発を防止することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、蓋と締付金具との間に補助部材を介在させることから部品数が多く なり、避雷器を組み立てる際の作業性が悪くなって工数が多くなる。
【0008】 また、上部の端子に加わる水平力Fが大きくなると避雷器の上部の水平変位と 水平力を除去したときの上部の残留変位が大きく、水平力に対する耐久性に限界 がある。
【0009】 そこで本考案は、斯かる課題を解決した避雷器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するための本考案の構成は、絶縁物からなる筒状部材の端部 に盆状の蓋を当て当該蓋の外周部を筒状部材の外周面へ圧接し、当該蓋を被うよ うにして分割構造の締付金具を筒状部材の端部に取り付けた構成の避雷器におい て、蓋の外周面に円周方向へ伸びる畝状の突起を形成する一方、締付金具の内周 面には当該突起がはいり込む溝を形成し、筒状部材の端部と蓋との間、又は蓋と 締付金具との間のうちの少なくともいずれか一方に接着剤を充填したことを特徴 とする。
【0011】
【作用】
絞り加工によって筒状部材の端部に取り付けられた蓋を分割構造の締付金具が 被い、締付金具の内周面に形成された溝に、蓋の外周面に形成された突起がはい り込んでいることから、締付金具に対して蓋が軸心に沿う方向へ相対的に滑るこ とはない。従って、従来より蓋と締付金具との間に設けていた補助部材を省略で きる。そして、筒状部材の端部と蓋、又は蓋と締付金具のうちの少なくともいず れか一組を接着剤で接着していることから、これらの間に相対的なすべりは全く 生じず、避雷器の上部に生じる大きな水平力に対して十分に耐えられる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例 は従来の避雷器の一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号を付 して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0013】 本考案による避雷器の実施例の構成を、図1(a)〜(c)に示す。図1(a )に示すように、碍管1の大径部1aに絞り加工によって蓋4が取り付けられる 。蓋4の外周面には円周に沿って畝状の突起4b,4cが形成される。この突起 4b,4cの形成される位置は蓋4の下端よりa,a+bとされる。このa,b の寸法は機械的に精度良く作ることが可能であり、絞り加工を行っても寸法に誤 差を生じるおそれはない。
【0014】 図1(b)に締付金具の断面図を示す。締付金具7は蓋4を被うようにして取 り付ける分割構造であり、円周方向での2ケ所に分割面7eを有するとともに取 付フランジ7fを有する。分割面7eで取付フランジ7fどうしをボルト結合す ることにより蓋4の外側に取り付けることができる。締付金具7の内周面には底 面からの高さがa,a+bの位置に突起4b,4cを嵌合するための溝7b,7 cが形成される。締付金具7についてもa,b寸法の位置に正確に溝7b,7c を作ることは容易である。
【0015】 図1(c)に、碍管1の大径部1aに蓋4,締付金具7を取り付けた場合の断 面図を示す。碍管1の大径部1aと蓋4との間及び蓋4と締付金具7との間には 夫々エポキシ系の接着剤18が充填されている。
【0016】 次に、斯る避雷器の作用を説明する。分割式の締付金具7で蓋4を被い、ボル ト締めすることにより取付フランジ7fどうしを結合すると、突起4b,4cが 溝7b,7cへ嵌まり込み、締付金具7に対して蓋4が相対的に図中の上下方向 へ移動することはない。従って、避雷器の上端に水平力が加わっても、これに十 分耐えることができる。しかも、大径部1aと蓋4と締付金具7との相互間には 接着剤が充填されているので、水平力に対してより強くなっている。
【0017】 ここでは、図1(c)から接着剤を除いた避雷器(実施例1)と図1(c)に 示す接着剤を充填した避雷器(実施例2)との上部の端子に水平力Fを加えた場 合の変位を比較してみた。この試験で用いる避雷器としては碍管1の長さが11 00mm、大径部1aの外径寸法が125mmのものを用い、水平力としてはF =300kgを加えた。実施例1と実施例2とに水平力Fを加えたときの避雷器 の抵抗力であるカンチレバー強度を示すことになる避雷器上部の変位と、水平力 を除去したときの残留変位とを表に示す
【0018】
【表1】
【0019】 表に示すように、接着剤を充填した実施例2の避雷器の水平力除去後の残留変 位は非常に少なく、実用に耐えるものである。
【0020】 本実施例では筒状部材の端部と蓋との間及び蓋と締付金具との間の双方に接着 剤を充填した場合について示したが、いずれか一方にのみ接着剤を充填した場合 にも表に示す値に近い値が得られた。
【0021】 なお、本実施例では2本の突起及び溝を形成したが1本あるいは3本以上でも よい。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明からわかるように、本考案による避雷器によれば蓋に形成した突起 と締付金具に形成した溝とにより蓋と締付金具とを強固に結合するので、蓋を取 り付けた筒状部材の上部に水平力が加わり避雷器に曲げモーメントを受けても十 分にこれに耐えることができる。このため、従来のように蓋と締付金具との間に 補強部材を介在させる必要がなく、部品数が少なくて済むとともに避雷器の組立 の作業性が向上する。
【0023】 そして、筒状部材の端部と蓋との間、又は蓋と締付金具との間の少なくともい ずれか一方に接着剤を充填したので、避雷器の上部により大きな水平力が加わっ ても十分にこれに耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図は本考案による避雷器の実施例に係り、図1
(a)は碍管と蓋との結合状態を示す断面図、図1
(b)は締付金具の断面図、図1(c)は碍管と蓋と締
付金具との結合状態を示す断面図。
【図2】従来の避雷器の構成図。
【図3】従来の避雷器の要部断面図。
【符号の説明】
1…碍管 1a…大径部 4…蓋 4b,4c…突起 7…締付金具 7b,7c…溝 18…接着剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物からなる筒状部材の端部に盆状の
    蓋を当て当該蓋の外周部を筒状部材の外周面へ圧接し、
    当該蓋を被うようにして分割構造の締付金具を筒状部材
    の端部に取り付けた構成の避雷器において、 蓋の外周面に円周方向へ伸びる畝状の突起を形成する一
    方、締付金具の内周面には当該突起がはいり込む溝を形
    成し、筒状部材の端部と蓋との間、又は蓋と締付金具と
    の間のうちの少なくともいずれか一方に接着剤を充填し
    たことを特徴とする避雷器。
JP1992076547U 1992-11-06 1992-11-06 避雷器 Expired - Lifetime JP2574772Y2 (ja)

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