JPH0641124U - フィルムコンデンサー - Google Patents

フィルムコンデンサー

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JPH0641124U
JPH0641124U JP7991392U JP7991392U JPH0641124U JP H0641124 U JPH0641124 U JP H0641124U JP 7991392 U JP7991392 U JP 7991392U JP 7991392 U JP7991392 U JP 7991392U JP H0641124 U JPH0641124 U JP H0641124U
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JP
Japan
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film
film capacitor
ptfe resin
porous ptfe
resin film
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Pending
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JP7991392U
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English (en)
Inventor
和彦 大橋
素直 福武
浩一 沖野
明 浦上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
W.L.Gore&Associates G.K.
W.L.Gore&Associates,Co.,LTD.
Japan Gore Tex Inc
Original Assignee
W.L.Gore&Associates G.K.
W.L.Gore&Associates,Co.,LTD.
Japan Gore Tex Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多孔性ポリテトラフルオロエチレン樹脂フィ
ルムを誘電体として用いた耐熱性が高く、高周波特性に
優れたフィルムコンデンサーを提供する。 【構成】 フィルムコンデンサーの誘電体として多孔質
ポリテトラフルオロエチレン樹脂フィルム1を用いる。
このフィルム1を金属箔2と積層したものが巻回され、
リード線3が半田付けされる。多孔質ポリテトラフルオ
ロエチレンは耐熱性に優れ、半田付けによる劣化がな
く、また、誘電正接が小さいため高周波数特性の優れた
フィルムコンデンサーが提供可能となる。また、多孔質
ポリテトラフルオロエチレン樹脂フィルムは金属表面処
理が行いやすいので、金属化フィルムコンデンサーの製
造が容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、耐熱性を有し、高周波数特性に優れたフィルムコンデンサーに関す る。
【0002】
【従来技術及びその問題点】
フィルムコンデンサー(金属化フィルムコンデンサーも含む)の誘電体として は、通常、紙あるいはプラスチックフィルムが使用される。このうち紙は強度に 劣るため、現在は主にプラスチックフィルムが使用されている。 現在、このプラスチックフィルムに使用されている材料としては、ポリエチレ ンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC )、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリフェニレンサルファ イド(PPS)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等が挙げられる。こ れらはいずれも無孔質のものであった。
【0003】 しかし、上記プラスチック材料のうち、ポリテトラフルオロエチレン(以下P TFEと記す)樹脂以外のものは、耐熱性が未だ十分とは言えず、従ってリード 線取付のための半田付けにより劣化が非常に起こりやすいという短所があった。
【0004】 一方、無孔質のPTFE樹脂は薄いフィルムとすることが技術的に難しく、ま た離形性が非常に高いためその表面に金属化処理を施して金属化フィルムコンデ ンサーとすることは非常に困難であった。 従って、PTFE樹脂を誘電体とするフィルムコンデンサーは特性が良好であ ることは公知であったが、上記のような問題があるため、実用化が非常に遅れて いるのが実情であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、PTFE樹脂フィルムを誘電体として用い、耐熱性が高く、高周波 特性に優れたフィルムコンデンサーを提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、誘電体として、 多孔質PTFE樹脂フィルムを用いることにより上述の欠点が解消されることを 見出し、本考案を完成するに至った。 即ち、本考案によれば、誘電体として多孔質PTFE樹脂フィルムを用いたフ ィルムコンデンサーが提供される。 また、本考案によれば、多孔質PTFE樹脂フィルムの少なくとも片面に金属 を蒸着した金属化フィルムを用いたフィルムコンデンサーが提供される。 さらに、本考案によれば、誘電体として多孔質PTFE樹脂フィルムに高誘電 率材料を含有させたフィルムを用いたフィルムコンデンサーが提供される。
【0007】 本考案で好ましく用いる多孔質PTFE樹脂フィルムは、平均細孔直径:10 0μm以下、好ましくは10μm以下、空孔率:15〜95%、好ましくは50 〜90%を有するものである。このようなものについては、特公昭51−189 91号、特公昭56−17216号、米国特許第3953566号に詳述されて いる。 該多孔質PTFE樹脂フィルムは耐熱性が高く半田付けによる劣化は生じない 。また、該多孔質PTFE樹脂フィルムは誘電正接が小さいので、高周波用途の コンデンサーに最適である。
【0008】 該多孔質PTFE樹脂フィルムの厚さは2〜20μmの範囲が好ましい。該多 孔質PTFE樹脂は押出し、延伸することにより2〜5000μm程度の薄いフ ィルムとすることができ、熱プレス又は370℃以上の高温に暴露することによ り更に膜厚を薄くすることができる。
【0009】 本考案では、該多孔質PTFE樹脂フィルム中に高誘電率材料を含有させて、 その誘電率を高くすることができる。この場合、含有させる高誘電率材料として は、ジルコニア、チタン酸バリウム、シリカ等を用いることができるが、これに 限定されない。高誘電率材料の含有の割合は10〜50wt%であるのが好まし い。高誘電率材料を含有させる方法としては、ゾル−ゲル法で含浸する等の方法 がある。
【0010】 本考案のフィルムコンデンサーは、上記多孔質PTFE樹脂フィルムと、アル ミニウム等からなる金属箔との積層物を用いて、公知の手法により製造すること ができる。なお、金属箔の厚さは3〜10μmが適当である。この場合の積層方 法としては、接着剤として、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂等 の熱硬化性樹脂を用いて行う。
【0011】 本考案によれば、金属箔を用いる代わりに、多孔質PTFE樹脂フィルムの少 なくとも片面に金属を蒸着して、金属化フィルムコンデンサーとすることもでき る。蒸着する金属としては、アルミニウム、スズ、亜鉛、鉛、ニッケル又はこれ らの合金、或いは半田等を用いることができる。蒸着膜の膜厚は0.1〜1μm が適当である。この場合の蒸着法としては、従来公知の方法を用いることができ るが、フィルム表面上に均一な蒸着層を形成させるために、2箇所の蒸着源を用 いて蒸着を行う方法や、フィルムと蒸着源を相対的に移動させて蒸着する方法等 により行うのが好ましい。また、蒸着法は、イオンプレーティング、スパッタリ ングの他、プラズマをかけながら蒸着を行う方法や、プラズマ処理を行った後に 蒸着を行う方法等がある。また、金属化フィルムコンデンサーは、多孔質PTF E樹脂フィルムの片面に、前記した金属を化学メッキすることにより得ることが できる。この場合、PTFE樹脂を特開平4−139237号公報に記載の方法 で親水化処理を行い、この後常法に従って化学メッキするのが良い。
【0012】 次に、本考案の構成例を図面に基づいて説明する。 図1〜図3はそれぞれ本考案による構成例を模式的に示す図である。 図1は多孔質PTFE樹脂フィルムと金属箔を用いたフィルムコンデンサーの 構成例で、図中1は多孔質PTFE樹脂フィルム、2は金属箔(電極)、3はリ ード線、4はエポキシ樹脂からなる外装部である。
【0013】 図2及び図3は金属化フィルムを用いたフィルムコンデンサーの構成例で、図 2は巻回形、図3は積層形のフィルムコンデンサーである。 図2中、11は金属化フィルム、12は多孔質PTFE樹脂フィルム、13は 金属蒸着膜(電極)、14はリード線、15は封口樹脂、16はメタリコン、1 7は外装テープ、18は非蒸着部である。金属化フィルム11は図示の如く、そ の一端がリード線14を引き出すためフィルム12の端まで蒸着され、他端は耐 電圧を得るために非蒸着部18が残されている。リード線14の引き出しは、フ ィルム12の端まで蒸着された部分にメタリコン16が形成され、この部分にリ ード線14が半田付けされる。 図3中、21は金属化フィルム、22はメタリコン、23はリード線である。 この積層形フィルムコンデンサーは、金属化フィルム21を巻回しせず、一定の 寸法に切って積み重ね、メタリコン22を形成したのち、リード線23が半田付 けされる。
【0014】
【実施例】
次に本考案を実施例により更に詳細に説明する。 実施例1 空孔率20%、孔径0.2μm、厚さ10μmの多孔質PTFE樹脂フィルム を誘電体として用いるとともに、厚さ5μmのアルミ箔を電極として用い、これ らを積層したものを図1に示すように巻回し、図1に示す構成のフィルムコンデ ンサーを作製した。
【0015】 実施例2 実施例1で作った多孔質PTFE樹脂フィルムとアルミ箔との積層体を250 ℃の熱ロールに通して、多孔質PTFE樹脂フィルムの厚さを10μmから4μ mとした。この積層体を用い、実施例1と同様にして、図1に示す構成のフィル ムコンデンサーを作製した。
【0016】 実施例3 誘電体として実施例1で用いた多孔質PTFE樹脂フィルムにゾル−ゲル法に よりジルコニアを含浸させたものを用いた以外は実施例1と同様にして、図1に 示す構成のフィルムコンデンサーを作製した。
【0017】 実施例4 空孔率20%、孔径0.2μm、厚さ10μmの多孔質PTFE樹脂フィルム の両面にアルミニウム蒸着膜を約3000Åの厚さに形成し、金属化フィルムと した。この金属化フィルムを2枚重ねて用い、図2に示す構成の巻回形金属化フ ィルムコンデンサーを作製した。
【0018】 実施例5 空孔率20%、孔径0.2μm、厚さ10μmの多孔質PTFE樹脂フィルム の両面にアルミニウム蒸着膜を約3000Åの厚さに形成し、金属化フィルムと した。この金属化フィルムを300枚積層して、軽くプレス(プレス条件:20 0℃、5kg/cm2 、2.5分)して、総厚さを1mmにして図3に示す構成 の積層形金属化フィルムコンデンサーを作製した。
【0019】 実施例6 空孔率20%、孔径0.2μm、厚さ10μmの多孔質PTFE樹脂フィルム の両面にニッケルメッキ膜を約3000Åの厚さに形成し、金属化フィルムとし た。この金属化フィルムを300枚積層して、軽くプレス(プレス条件:200 ℃、5kg/cm2 、2.5分)して、総厚さを1mmにして図3に示す構成の 積層形金属化フィルムコンデンサーを作製した。
【0020】 実施例7 実施例5で作った金属化フィルムを370℃の高温槽の中で10分間加熱して 厚さ2μmの金属化フィルムとした。この金属化フィルムを500枚積層して図 3に示す構成の積層形金属化フィルムコンデンサーを作製した。
【0021】
【考案の効果】
本考案によれば、フィルムコンデンサーの誘電体材料として多孔質PTFE樹 脂フィルムを用いたので、次のような効果がある。 多孔質PTFE樹脂は耐熱性が非常に良いため、半田付けによる劣化がなく なる。 多孔質PTFE樹脂は誘電正接が小さいので高周波数特性に優れる。 多孔質PTFE樹脂は押出し等の方法で薄いフィルムを製造できるので、無 孔質PTFE樹脂フィルムを製造する場合のような製造上の困難性がない。 多孔質PTFE樹脂は熱プレス又は高温への暴露により膜厚をより薄くす
る ことができるため、非常に薄いフィルムを用いたフィルムコンデンサーの製 造が可能となる。 多孔質PTFE樹脂フィルム内に高誘電体材料を含有させることによって、 誘電率を高くすることができる。 多孔質PTFE樹脂は無孔質PTFE樹脂に比べ金属表面処理が行いやすい ため、容易に金属化フィルムコンデンサーを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるフィルムコンデンサーの構成例を
示す図である。
【図2】本考案によるフィルムコンデンサーの別の構成
例を示す図である。
【図3】本考案によるフィルムコンデンサーの更に別の
構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 多孔質PTFE樹脂フィルム 2 金属箔(電
極) 3 リード線 4 外装部 11 金属化フィルム 12 多孔質PT
FE樹脂フィルム 13 金属蒸着膜(電極) 14 リード線 15 封口樹脂 16 メタリコン 17 外装テープ 18 非蒸着部 21 金属化フィルム 22 メタリコン 23 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 浦上 明 岡山県御津郡御津町河内1102−4 ジャパ ンゴアテックス株式会社御津工場内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体として多孔質ポリテトラフルオロ
    エチレン樹脂フィルムを用いたフィルムコンデンサー。
  2. 【請求項2】 多孔質ポリテトラフルオロエチレン樹脂
    フィルムの少なくとも片面に金属を蒸着した金属化フィ
    ルムを用いたフィルムコンデンサー。
  3. 【請求項3】 誘電体として多孔質ポリテトラフルオロ
    エチレン樹脂フィルムに高誘電率材料を含有させたフィ
    ルムを用いたフィルムコンデンサー。
JP7991392U 1992-10-23 1992-10-23 フィルムコンデンサー Pending JPH0641124U (ja)

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JP7991392U JPH0641124U (ja) 1992-10-23 1992-10-23 フィルムコンデンサー

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004281677A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Toray Ind Inc 高分子誘電体ならびにコンデンサ用フィルム。
JP2006206912A (ja) * 1994-09-23 2006-08-10 W L Gore & Assoc Inc 高キャパシタンスシート接着剤及びその製法
CN103797552A (zh) * 2011-06-03 2014-05-14 W.L.戈尔及同仁股份有限公司 聚四氟乙烯薄膜电容器

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Effective date: 19981117