JPH0641279Y2 - 電子楽器のキャビネット構造 - Google Patents

電子楽器のキャビネット構造

Info

Publication number
JPH0641279Y2
JPH0641279Y2 JP1991039697U JP3969791U JPH0641279Y2 JP H0641279 Y2 JPH0641279 Y2 JP H0641279Y2 JP 1991039697 U JP1991039697 U JP 1991039697U JP 3969791 U JP3969791 U JP 3969791U JP H0641279 Y2 JPH0641279 Y2 JP H0641279Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
lid
cabinet
electronic musical
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991039697U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0489998U (ja
Inventor
真二 熊野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP1991039697U priority Critical patent/JPH0641279Y2/ja
Publication of JPH0489998U publication Critical patent/JPH0489998U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0641279Y2 publication Critical patent/JPH0641279Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、鍵盤式の電子楽器に
おけるキャビネット構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子楽器、特に携帯型の電子楽器におけ
るキャビネット構造はコストの低減を計るため、樹脂成
形のキャビネット自体に鍵を取付けるための各要素を一
体成形している。しかるに従来の電子楽器は、たとえば
特開昭54−21715号公報に示されるように、キャ
ビネットの本体側に鍵を取付けるための上記各要素を成
形している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
キャビネット構造においては、成形品や金型などの設計
上の理由から、上記本体の外側、特に底面側の外観面な
どには、上記各要素に対応した凹部や開口が形成される
ため、外観を損ない、機能上の支障を生じる虞れもあ
る。
【0004】そこで凹部を形成しないように型を作る
と、樹脂を沢山必要としコストアップになるばかりか、
成形品の肉厚部の表面には引けを生じる。また、上記本
体の外側にはストッパ部等の形成上の都合から開口やア
ンダーカット部(2分割の型抜きで成形品を取り出す場
合に金型と干渉する部分)を生じるが、余り大きな開口
は異物の侵入を招き鍵の正常な動作に支障をきたす虞れ
などがあり、信頼性の面から好ましくなく、また、アン
ダーカット部の回避のためのスライドコアの使用も金型
構成を複雑にし、生産性の低下とコストアップにつなが
る。
【0005】この考案は上記事情にもとづいてなされた
もので、上方に開口した容器状の本体とこの本体の開口
部に被嵌される蓋体とでキャビネットを構成すると伴に
蓋体の上面に鍵を配設することで、鍵が配列される個所
では鍵の下側におけるキャビネットの蓋体の部分が鍵に
覆われて上からは見えず、また下(底面側)から見ても
この部分はキャビネットの本体に遮られて見えず、した
がって外部から全く見えないように容易になし得るの
で、この点に着目し、鍵を取付けるための各要素をここ
に集中して一体成形した電子楽器のキャビネット構造と
することにより、コストアップをもたらすことなく、し
かも外観を損なわず、優美な意匠性を保つことができ、
信頼性の高いキャビネットとなすことを目的としたもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、上方に開口
する容器状の本体とこの本体の開口部に被嵌される蓋体
でキャビネットを構成し、蓋体の上面に鍵を配列する電
子楽器のキャビネット構造であって、前記鍵の下側に位
置する蓋体に、鍵と当接して鍵の回動範囲を規制するス
トッパ部と、鍵の回動により開閉動作するスイッチを取
り付けるスイッチ取付部と前記蓋体の下面から突出し、
鍵配列方向に延在する電池保持部とを、蓋体と一体に樹
脂で成形すると共に、キャビネットの内側の蓋体に、鍵
を上下に回動自在に支承する鍵支承部を設けたことを特
徴とするものである。
【0007】
【実施例】以下、この考案を図示の一実施例にもとづい
て具体的に説明する。符号1は合成樹脂製のキャビネッ
トであり、容器状の本体1aとこれに被嵌する蓋体1b
とからなるものである。上記蓋体1bにはビス取付け部
2が一体成形され、これには本体1a側に一体成形され
た取付部3が合致され、ビス4によって連結されてい
る。
【0008】上記蓋体1bの上面の略前半部分(図1お
よび図2において左側部分)には白鍵5および黒鍵6が
所定数上下に回動自在に支承されて配列される。そし
て、これら白鍵5および黒鍵6の下側において、上記蓋
体1bには鍵の回動範囲を規制する当接壁面を有するス
トッパ部7および8、上記鍵の横振れを防止する接触壁
面を有する鍵ガイド9および10、上記鍵の上下動によ
り開閉動作するスイッチの可動部材(この実施例では導
電ゴム)11を取付ける係合壁面を有するスイッチ取付
部12が一体成形されている。
【0009】上記白鍵5はその長手方向に延びるリブ5
aに上記ストッパ部7の下面に設けたフエルト13に当
接することで上限を規制されるフック状のアーム14が
設けられ、また、白鍵5の前縁5bは上記ストッパ部8
の上面に設けたフエルト15に当接することで下限を規
制されるようになっている。同様に、上記黒鍵6はその
長手方向に延びるリブ6aに上記ストッパ部7の下面に
設けたフエルト13に当接するフック状のアーム16を
設けており、また、黒鍵6のリブ6aの下縁は上記スト
ッパ部7の上面に設けたフエルト17に当接することで
下限を規制されるようになっている。また、上記白鍵5
および黒鍵6の各リブ5aおよび6aは鍵ガイド9およ
び10がそれぞれの間にあって、横振れを阻止されてい
る。また、上記白鍵5および黒鍵6にはそれぞれスイッ
チ操作用の突起5cおよび6cが備えられていて、鍵操
作の時、スイッチの可動部材11(導電ゴム)を押圧で
きるようになっている。
【0010】また、この実施例では、鍵ガイド9および
10の間に位置して電池30を収納するための電池保持
部18a,18bが上記本体1aおよび蓋体1bに夫々
一体的に形成されている。電池保持部18bは蓋体1b
の下面から、鍵の配列方向に一様に突出する形態で形成
されている。また、スイッチの接点などを設けたプリン
ト基板19を保持する略L字形の基板保持部20a,2
0bが上記蓋体1bに一体的に形成されている。なお、
可動部材11と接点が1つにまとまったスイッチのユニ
ットを使う場合などは、スイッチ取付部12に基板保持
部20の機能を受け持たせてスイッチ取付部12自体を
基板保持部20のように設計しておけばよい。
【0011】上記基板19にはスライド用の孔19aが
穿設され、上記基板保持部20bを案内し、基板19の
水平スライドで基板保持部20bが孔19aの縁に係合
されるようになっている。なお、上記プリント基板19
は上記基板保持部20a,20bで保持された状態で、
略L字形に形成した金属材よりなる保持部材21でその
端縁を支えられ上記基板保持部20bとの係合状態を確
保できるようにしてある。そして上記保持部材21はビ
ス22で蓋体1bの裏側に一体的に形成された取付部1
dに固定されている。
【0012】更に、上記鍵の下側において、蓋体1bに
は鍵を復帰させるU字形の弾性部材23の基部23aを
取付けるための取付部24が一体的に形成されている。
上記取付部24は溝条をなしており、上記弾性部材23
の基部23aは上記溝条に嵌入されている。また、蓋体
1bの裏側、すなわち下面には白鍵5および黒鍵6の挿
入個別、つまり鍵の被支持側端(鍵の後端側)を挿入す
る開口の近傍において、上記鍵を上下に回動自在に支承
する鍵支承部25がキャビネットの内側に向かって突出
して一体的に形成されており、ここには白鍵5および黒
鍵6にそれぞれ形成したU字溝5dおよび6dが当接さ
れている。なお、鍵支承部25の位置は、鍵組込状態で
外部から見えず、かつ、鍵の回動中心としても適当な位
置を蓋体上で選んで決めている。上記白鍵5および黒鍵
6はその後端を保持部材21の鍔21aの上側に延出し
ていて、上記鍔21aは白鍵5および黒鍵6が鍵支承部
25から外れるのを防止している。なお、前記プリント
基板19にはスイッチの接点のほかに鍵操作に対応する
楽音を発生させるための楽音形成回路等が設けられ、キ
ャビネットの後方内部に配設された図示しないスピーカ
によって外部に発音されるようになされている。
【0013】このように、ストッパ部7および8、鍵ガ
イド9および10、スイッチ取付部12などが白鍵5お
よび黒鍵6の下側において集中的に蓋体1bに一体成形
されているので、本体1a側には、特に、鍵を取付ける
ための構造を設ける必要がない。したがって本体1aの
外観は損なわれないし、鍵の配設に伴う開口も生ぜず、
電子楽器の信頼性を高め得るキャビネットの提供が可能
となる。また、蓋体1bにしても、鍵の取付部は、全て
白鍵5および黒鍵6の下側となるため外観を損なうこと
がない。しかも、外観上の理由等からアンダーカットと
なる部分が増えることにもならず、金型の製作および製
品の成形も容易となり、また、キャビネット1は、本体
1aと蓋体1bとをそれぞれ、合成樹脂で成形している
ので、蓋体1bにおいては肉抜きなどを考慮して材料無
駄や肉厚部の引けを充分さけることができる。
【0014】また、キャビネット1を本体1aと蓋体1
bで構成して蓋体の上面に鍵を配列したため、鍵の下方
空間を有効に利用して基板19を配設したり、電池30
を収納するようにすることが可能であり、キャビネット
1の奥行寸法を小さくしてコンパクト化し得て、このキ
ャビネット1を用いた電子楽器を複数台並べて多段鍵盤
のように使うこともできる。また、電池保持部18bを
蓋体1bと一体成形しているため、蓋体1bの本体1a
に対する位置決めもしやすくなってその分、組立容易と
なるばかりでなく、この電池保持部18bは蓋体の下面
から、鍵配列方向に一様に突出しているので、キャビネ
ットの補強効果をも発揮する。さらに、押鍵を検出する
スイッチを押鍵方向である鍵の下方に配置し得るため、
組立精度が高くなりスイッチのオンオフタイミングのば
らつきを減らし易い。また、蓋体に押鍵関係の機能が集
中しユニット化が容易で、組立や検査等に有利となる。
【0015】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、鍵の配
列される下側において、鍵を取付けるための各要素を集
中してキャビネットの蓋体に一体成形により設けたの
で、材料無駄がなく、製作上もコストアップされること
がなく、しかも、実質的にはキャビネットの外観を損な
わず優美な意匠性を保ち、電子楽器の動作信頼性を高め
得て、金型の製作および製品の成形も容易で、コンパク
トにすることができるなどの実用上の効果が得られる。
さらに、この考案によれば、蓋体の下面から突出し、鍵
配列方向に延在する電池保持部をも蓋体と一体成形した
ので、この電池保持部の存在により組立容易となるうえ
にキャビネットの補強効果まで奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例による白鍵部分を示す縦
断側面図である。
【図2】 同実施例による黒鍵部分を示す縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1b…蓋体、5…白鍵、6…黒鍵、7,8…ストッパ
部、11…可動部材、12…スイッチ取付部、18b…
電池保持部、25…鍵支承部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に開口する容器状の本体とこの本体
    の開口部に被嵌される蓋体でキャビネットを構成し、蓋
    体の上面に鍵を配列する電子楽器のキャビネット構造で
    あって、前記鍵の下側に位置する蓋体に、鍵と当接して
    鍵の回動範囲を規制するストッパ部と、鍵の回動により
    開閉動作するスイッチを取り付けるスイッチ取付部と、
    前記蓋体の下面から突出し、鍵配列方向に延在する電池
    保持部とを、蓋体と一体に樹脂で成形すると共に、キャ
    ビネットの内側の蓋体に、鍵を上下に回動自在に支承す
    る鍵支承部を設けたことを特徴とする電子楽器のキャビ
    ネット構造。
JP1991039697U 1991-04-30 1991-04-30 電子楽器のキャビネット構造 Expired - Lifetime JPH0641279Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991039697U JPH0641279Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 電子楽器のキャビネット構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991039697U JPH0641279Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 電子楽器のキャビネット構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0489998U JPH0489998U (ja) 1992-08-05
JPH0641279Y2 true JPH0641279Y2 (ja) 1994-10-26

Family

ID=31774606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991039697U Expired - Lifetime JPH0641279Y2 (ja) 1991-04-30 1991-04-30 電子楽器のキャビネット構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641279Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4604897B2 (ja) * 2005-07-21 2011-01-05 ヤマハ株式会社 鍵盤装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0489998U (ja) 1992-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6133517A (en) Keyboard musical instrument with simplified key unit assembly
CN108694929A (zh) 电子乐器和键盘装置
US7439436B2 (en) Main case body of musical keyboard instrument
JP3846426B2 (ja) 鍵盤装置
JP5590502B2 (ja) 鍵盤装置
US4351222A (en) Keyboard musical instrument with casing comprising two halves
JP2007264057A (ja) 鍵盤楽器の鍵ガイド装置
US7173205B2 (en) Electronic device with manual operation button
JPH0228556Y2 (ja)
US7041917B2 (en) Switch for electric equipment, electric equipment and electric equipment manufacturing apparatus
US4474100A (en) Musical keyboard
JPS6328470Y2 (ja)
JP4818051B2 (ja) 鍵盤楽器のペダル装置
JPH06214569A (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2022102659A (ja) 鍵盤装置および鍵のガイド方法
JPS636793Y2 (ja)
JPH0345278Y2 (ja)
JP7794271B2 (ja) ペダル装置及び電子鍵盤楽器
JP2587744Y2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JPH0139008Y2 (ja)
JP3303624B2 (ja) 電子楽器の鍵盤装置
JP2003249148A (ja) 電子楽器のキートップスイッチ
JPH0743943Y2 (ja) 電子楽器の電池保持部の構造
JPS6326874Y2 (ja)
JP4451819B2 (ja) 楽器ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19950418