JPH0641824A - 紡績装置 - Google Patents
紡績装置Info
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- JPH0641824A JPH0641824A JP20294592A JP20294592A JPH0641824A JP H0641824 A JPH0641824 A JP H0641824A JP 20294592 A JP20294592 A JP 20294592A JP 20294592 A JP20294592 A JP 20294592A JP H0641824 A JPH0641824 A JP H0641824A
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- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 63
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 6
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ドラフト装置のフロントローラーから送り出さ
れる繊維がガイド部材先端まで移動する過程で空気式紡
績装置入口から流入する空気流に乱されないようにす
る。 【構成】フロントローラーの一方のローラーが負圧を掛
けられた多孔ローラーであるドラフト装置と、空気式紡
績装置とよりなり、空気式紡績装置は繊維束に旋回気流
を作用させるノズル3を有するノズルブロック2と、多
孔ローラー側に開いた繊維束導入孔13を有する撚伝播阻
止部材5とよりなっている。
れる繊維がガイド部材先端まで移動する過程で空気式紡
績装置入口から流入する空気流に乱されないようにす
る。 【構成】フロントローラーの一方のローラーが負圧を掛
けられた多孔ローラーであるドラフト装置と、空気式紡
績装置とよりなり、空気式紡績装置は繊維束に旋回気流
を作用させるノズル3を有するノズルブロック2と、多
孔ローラー側に開いた繊維束導入孔13を有する撚伝播阻
止部材5とよりなっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ドラフト装置によっ
てドラフトされた無撚の短繊維束に旋回気流を作用させ
て加撚することにより紡績糸を製造する装置に関するも
のである。
てドラフトされた無撚の短繊維束に旋回気流を作用させ
て加撚することにより紡績糸を製造する装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、ドラフト装置を出た繊維束
に旋回気流を作用させるノズルを有するノズルブロック
と、中空スピンドルと、その入口へ先端を向けて突出す
るガイド部材とよりなり、旋回気流により無撚の短繊維
束を加撚して紡績糸を製造する装置を提案し、別途出願
している。
に旋回気流を作用させるノズルを有するノズルブロック
と、中空スピンドルと、その入口へ先端を向けて突出す
るガイド部材とよりなり、旋回気流により無撚の短繊維
束を加撚して紡績糸を製造する装置を提案し、別途出願
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リング紡績装置におい
ては、ドラフト装置のフロントローラーから送り出され
る繊維が糸形成中の繊維束に掛けられる撚に順次撚り込
まれるので、糸の太さむらは少なく、またファイバーロ
スもほとんど発生しない。ところが、上記した従来の紡
績装置においては、ガイド部材先端部で上流側への撚の
波及が止められるので、フロントローラーから送り出さ
れる繊維は平行に並んだままスピンドル入口付近に吸引
され、ガイド部材先端で撚が掛けられる。そこで、この
紡績装置においては、空気の吸引口でもある繊維束入口
からガイド部材先端までの距離及び繊維束入口からの流
入空気の量、流速が重要になる。即ち、繊維束入口から
ガイド部材先端までの距離が長いと、移動中の繊維が空
気流の影響を受けやすくなって糸の太さむらが多くな
り、ファイバーロスも多くなる。また、繊維束入口より
の流入空気量を、フロントローラーから送り出される繊
維の吸引に充分な最少のものとしても、移動中の繊維の
乱れを避けることはできない。
ては、ドラフト装置のフロントローラーから送り出され
る繊維が糸形成中の繊維束に掛けられる撚に順次撚り込
まれるので、糸の太さむらは少なく、またファイバーロ
スもほとんど発生しない。ところが、上記した従来の紡
績装置においては、ガイド部材先端部で上流側への撚の
波及が止められるので、フロントローラーから送り出さ
れる繊維は平行に並んだままスピンドル入口付近に吸引
され、ガイド部材先端で撚が掛けられる。そこで、この
紡績装置においては、空気の吸引口でもある繊維束入口
からガイド部材先端までの距離及び繊維束入口からの流
入空気の量、流速が重要になる。即ち、繊維束入口から
ガイド部材先端までの距離が長いと、移動中の繊維が空
気流の影響を受けやすくなって糸の太さむらが多くな
り、ファイバーロスも多くなる。また、繊維束入口より
の流入空気量を、フロントローラーから送り出される繊
維の吸引に充分な最少のものとしても、移動中の繊維の
乱れを避けることはできない。
【0004】この発明は、ドラフト装置のフロントロー
ラーから送り出される繊維がガイド部材先端まで移動す
る過程で空気式紡績装置入口から流入する空気流に乱さ
れないようにすることを目的としている。
ラーから送り出される繊維がガイド部材先端まで移動す
る過程で空気式紡績装置入口から流入する空気流に乱さ
れないようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の紡績装置は、フロントローラーの一方の
ローラーが負圧を掛けられた多孔ローラーであるドラフ
ト装置と、空気式紡績装置とよりなり、空気式紡績装置
は繊維束に旋回気流を作用させるノズルを有するノズル
ブロックと、多孔ローラー側に開いた繊維束導入孔を有
する撚伝播阻止部材とよりなるものである。
に、この発明の紡績装置は、フロントローラーの一方の
ローラーが負圧を掛けられた多孔ローラーであるドラフ
ト装置と、空気式紡績装置とよりなり、空気式紡績装置
は繊維束に旋回気流を作用させるノズルを有するノズル
ブロックと、多孔ローラー側に開いた繊維束導入孔を有
する撚伝播阻止部材とよりなるものである。
【0006】
【作 用】上記のように構成された紡績装置において
は、ドラフト装置を出た繊維束は、ノズルから噴出する
空気流の作用によって装置内に引き込まれ、繊維束の全
ての繊維の前端は、撚伝播阻止部材の周囲から、糸に形
成されつつある繊維束に引かれて内部に導かれる。ま
た、繊維の後端側は、多孔ローラーに吸着されながら移
動し、各繊維に充分に分離され、ノズルから噴出する旋
回気流にさらされ、糸の走行に伴って、糸に形成されつ
つある繊維束の周囲にらせん状に巻き付いて実撚状の紡
績糸となる。
は、ドラフト装置を出た繊維束は、ノズルから噴出する
空気流の作用によって装置内に引き込まれ、繊維束の全
ての繊維の前端は、撚伝播阻止部材の周囲から、糸に形
成されつつある繊維束に引かれて内部に導かれる。ま
た、繊維の後端側は、多孔ローラーに吸着されながら移
動し、各繊維に充分に分離され、ノズルから噴出する旋
回気流にさらされ、糸の走行に伴って、糸に形成されつ
つある繊維束の周囲にらせん状に巻き付いて実撚状の紡
績糸となる。
【0007】
【実施例】図1ないし図3を参照し、この発明の紡績装
置の実施例について説明する。
置の実施例について説明する。
【0008】この紡績装置は、バックローラー20、エ
プロン22を有するミドルローラー21、フロントロー
ラー(23〜25)よりなるドラフト装置Dと、ドラフ
ト装置Dの次に配置された空気紡績装置Aと、空気紡績
装置Aより排出される風綿を還流する落綿移送パイプ2
6とより構成さている。
プロン22を有するミドルローラー21、フロントロー
ラー(23〜25)よりなるドラフト装置Dと、ドラフ
ト装置Dの次に配置された空気紡績装置Aと、空気紡績
装置Aより排出される風綿を還流する落綿移送パイプ2
6とより構成さている。
【0009】空気紡績装置Aは、概ね、ドラフト装置に
続くケーシング1の内部に配された、ノズル3を有する
ノズルブロック2と、その入口部に位置し、撚伝播阻止
部材であるガイド部材5を有するガイド部材支持体4
と、入口側がケーシング1内に挿入された回転スピンド
ル6とよりなっている。
続くケーシング1の内部に配された、ノズル3を有する
ノズルブロック2と、その入口部に位置し、撚伝播阻止
部材であるガイド部材5を有するガイド部材支持体4
と、入口側がケーシング1内に挿入された回転スピンド
ル6とよりなっている。
【0010】スピンドル6の中心には繊維束通路7が貫
通形成してあり、入口6aの外径は充分に小さく、入口
6aに続く部分は、外径が下流側に向けて増大する円錐
状部6bとしている。
通形成してあり、入口6aの外径は充分に小さく、入口
6aに続く部分は、外径が下流側に向けて増大する円錐
状部6bとしている。
【0011】ノズルブロック2のスピンドル入口6a近
傍を覆う部分は、その外形に沿った小径円筒状の中空室
8としており、その上流側は、ノズルブロック2によっ
てスピンドル6の先端径よりも僅かに大径の円筒状にし
てある。中空室8に続く部分は、下部ケーシング1aに
形成された環状の中空室9と、それに続く接線方向の空
気逃し孔10が形成してある。この空気逃し孔10に
は、風綿移送パイプ26が連結される。
傍を覆う部分は、その外形に沿った小径円筒状の中空室
8としており、その上流側は、ノズルブロック2によっ
てスピンドル6の先端径よりも僅かに大径の円筒状にし
てある。中空室8に続く部分は、下部ケーシング1aに
形成された環状の中空室9と、それに続く接線方向の空
気逃し孔10が形成してある。この空気逃し孔10に
は、風綿移送パイプ26が連結される。
【0012】上部ケーシング1bの内部には、ノズルブ
ロック2との間に中空の空気溜11を形成している。ノ
ズルブロック2には、空気溜11に連通し、スピンドル
6の入口6aから僅か離れた下流に向き、かつ中空室8
に対して接線方向を向いた4つの空気噴射ノズル3が形
成してあり、空気溜11には、孔12を介して図示しな
いホースが接続してある。ノズル3の向きは、スピンド
ル6の回転方向と同一に設定してある。
ロック2との間に中空の空気溜11を形成している。ノ
ズルブロック2には、空気溜11に連通し、スピンドル
6の入口6aから僅か離れた下流に向き、かつ中空室8
に対して接線方向を向いた4つの空気噴射ノズル3が形
成してあり、空気溜11には、孔12を介して図示しな
いホースが接続してある。ノズル3の向きは、スピンド
ル6の回転方向と同一に設定してある。
【0013】ホースから供給される圧縮空気は、空気溜
11に流入した後、ノズル3から中空室8内に噴出し、
スピンドル入口6aの近傍に高速の旋回気流を生じさせ
る。この空気流は、中空室8内部で旋回した後、中空室
9内をゆるく旋回しながらが外方へ拡散し、逃し孔10
方向へと導かれ、排出される。同時に、この空気流は、
フロントローラーのニップ点からケーシング1の中空部
内へと流入する吸引空気流を発生させる。
11に流入した後、ノズル3から中空室8内に噴出し、
スピンドル入口6aの近傍に高速の旋回気流を生じさせ
る。この空気流は、中空室8内部で旋回した後、中空室
9内をゆるく旋回しながらが外方へ拡散し、逃し孔10
方向へと導かれ、排出される。同時に、この空気流は、
フロントローラーのニップ点からケーシング1の中空部
内へと流入する吸引空気流を発生させる。
【0014】ガイド部材支持体4は、後述するフロント
ローラーを構成する多孔ローラー25に面する側を大き
く開けて繊維束導入孔13としたキャップ状のものであ
り、中心には、ピン状のガイド部材5が固定されてい
る。
ローラーを構成する多孔ローラー25に面する側を大き
く開けて繊維束導入孔13としたキャップ状のものであ
り、中心には、ピン状のガイド部材5が固定されてい
る。
【0015】ガイド部材5は、ガイド部材支持体4の中
心から突出して先端をフリー状態とし、スピンドル6の
入口6aに臨ませている。
心から突出して先端をフリー状態とし、スピンドル6の
入口6aに臨ませている。
【0016】スピンドル駆動部は、軸受ケーシング14
の内部に空気軸受けによって支持され、エアータービン
によって駆動されるものである。
の内部に空気軸受けによって支持され、エアータービン
によって駆動されるものである。
【0017】空気軸受は、軸受ケーシング14内に空気
溜17aに続いて空気噴出孔17bを有する円筒状のブ
ッシュ17が嵌め込まれ、軸受ケーシング14にも空気
溜17aに連通する圧縮空気供給孔14cが設けられた
ものである。なお、18は軸受ケーシング14のキャッ
プである。
溜17aに続いて空気噴出孔17bを有する円筒状のブ
ッシュ17が嵌め込まれ、軸受ケーシング14にも空気
溜17aに連通する圧縮空気供給孔14cが設けられた
ものである。なお、18は軸受ケーシング14のキャッ
プである。
【0018】この空気軸受において、圧縮空気供給孔1
4cに接続された図示しないホースから圧縮空気が供給
されると、その圧縮空気は、空気溜17a、空気噴出孔
17bを通ってスピンドル6とブッシュ17との僅かの
間隙を通って排出され、スピンドル6はブッシュ17に
対して非接触状態となる。
4cに接続された図示しないホースから圧縮空気が供給
されると、その圧縮空気は、空気溜17a、空気噴出孔
17bを通ってスピンドル6とブッシュ17との僅かの
間隙を通って排出され、スピンドル6はブッシュ17に
対して非接触状態となる。
【0019】エアータービンは、軸受ケーシング14内
に接線方向に開口する圧縮空気供給孔16a及び空気排
出孔16bを有する円筒状のブッシュ16が嵌め込ま
れ、軸受ケーシング14にも圧縮空気供給孔16a又は
空気排出孔16bに連通する圧縮空気供給孔14a又は
空気排出孔14bが設けられ、一方、圧縮空気供給孔1
6aの開口部に対応するスピンドル6の外周面に噴出空
気流を受ける複数の半円状凹部6cが形成されたもので
ある。
に接線方向に開口する圧縮空気供給孔16a及び空気排
出孔16bを有する円筒状のブッシュ16が嵌め込ま
れ、軸受ケーシング14にも圧縮空気供給孔16a又は
空気排出孔16bに連通する圧縮空気供給孔14a又は
空気排出孔14bが設けられ、一方、圧縮空気供給孔1
6aの開口部に対応するスピンドル6の外周面に噴出空
気流を受ける複数の半円状凹部6cが形成されたもので
ある。
【0020】このエアータービンにおいて、圧縮空気供
給孔14aに接続された図示しないホースから圧縮空気
が供給されると、その圧縮空気は、圧縮空気供給孔16
aを通ってスピンドル6の凹部6cに当たり、スピンド
ル6を回転させる。スピンドル6を回転させた空気流
は、空気排出孔16b、14bを通って排出される。
給孔14aに接続された図示しないホースから圧縮空気
が供給されると、その圧縮空気は、圧縮空気供給孔16
aを通ってスピンドル6の凹部6cに当たり、スピンド
ル6を回転させる。スピンドル6を回転させた空気流
は、空気排出孔16b、14bを通って排出される。
【0021】なお、スピンドル6は糸に撚を掛ける補助
をするものであって、これが回転しなくても、糸によっ
ては製造可能である。従って、スピンドル6は必ずしも
回転するものである必要はない。
をするものであって、これが回転しなくても、糸によっ
ては製造可能である。従って、スピンドル6は必ずしも
回転するものである必要はない。
【0022】ドラフト装置Dのフロントローラーは、ゴ
ム製のトップローラー23と、トップローラー23の下
方に配置され、それと逆方向に回転する多孔ローラー2
5と、その内部に配された非回転のサクションチューブ
24とより構成されている。
ム製のトップローラー23と、トップローラー23の下
方に配置され、それと逆方向に回転する多孔ローラー2
5と、その内部に配された非回転のサクションチューブ
24とより構成されている。
【0023】多孔ローラー25は、20ミクロン程度の
無数の小孔25aを有しており、中空のサクションチュ
ーブ24に軸受けされ、該サクションチューブ24外表
面と僅かな間隙を有して覆っている。サクションチュー
ブ24には、周方向に所定長の空気吸引用開口24aが
形成されている。従って、サクションチューブ24より
引かれる空気は、空気吸引孔24aに引かれる。
無数の小孔25aを有しており、中空のサクションチュ
ーブ24に軸受けされ、該サクションチューブ24外表
面と僅かな間隙を有して覆っている。サクションチュー
ブ24には、周方向に所定長の空気吸引用開口24aが
形成されている。従って、サクションチューブ24より
引かれる空気は、空気吸引孔24aに引かれる。
【0024】図3に示すように、ガイド部材5の先端か
らフロントローラーのニップ点イまでの距離よりロ点ま
での距離の方が短いので、フロントローラーから送り出
される大多数の繊維の後端は多孔ローラー25に吸着さ
れてゆるく保持された状態になり、その状態でイ点から
ロ点まで移動し、その後ガイド部材5の先端に向かって
吸引される。そのため、フロントローラーから送り出さ
れる繊維はほぼ真っ直ぐになって充分に分離し、以後の
繊維後端の旋回が容易となると共に、紡績装置入口から
流入する空気流による乱れを受け難くなる。従って、糸
の太さむらが減少し、糸強力が向上すると共に、ファイ
バーロスも減少する。
らフロントローラーのニップ点イまでの距離よりロ点ま
での距離の方が短いので、フロントローラーから送り出
される大多数の繊維の後端は多孔ローラー25に吸着さ
れてゆるく保持された状態になり、その状態でイ点から
ロ点まで移動し、その後ガイド部材5の先端に向かって
吸引される。そのため、フロントローラーから送り出さ
れる繊維はほぼ真っ直ぐになって充分に分離し、以後の
繊維後端の旋回が容易となると共に、紡績装置入口から
流入する空気流による乱れを受け難くなる。従って、糸
の太さむらが減少し、糸強力が向上すると共に、ファイ
バーロスも減少する。
【0025】最後に、この紡績装置においては、図1に
示すように、空気式紡績装置A(の空気逃し孔10)と
トップローラーにおける多孔ローラー25との間に、風
綿移送パイプ26が連結されている。この風綿移送パイ
プ26は、L字状に曲げられ、屈曲部が開口27してい
る。サクションチューブ24による吸引空気流は風綿移
送パイプ26にも及び、その中に空気及び風綿の流れが
生じる。その際、質量のある葉かす等の夾雑物は屈曲部
の開口27から落下し、繊維のみが多孔ローラー25の
表面まで運ばれる。
示すように、空気式紡績装置A(の空気逃し孔10)と
トップローラーにおける多孔ローラー25との間に、風
綿移送パイプ26が連結されている。この風綿移送パイ
プ26は、L字状に曲げられ、屈曲部が開口27してい
る。サクションチューブ24による吸引空気流は風綿移
送パイプ26にも及び、その中に空気及び風綿の流れが
生じる。その際、質量のある葉かす等の夾雑物は屈曲部
の開口27から落下し、繊維のみが多孔ローラー25の
表面まで運ばれる。
【0026】このように構成された紡績システムにおい
ては、ドラフト装置によってドラフトされた繊維束は、
ノズル3から噴出する空気流の作用によって繊維束導入
孔13からケーシング1内に引き込まれ、繊維束の全て
の繊維の前端は、ガイド部材5の周囲から、糸に形成さ
れつつある繊維束に引かれてスピンドル6内に導かれ
る。また、繊維の後端側は、多孔ローラー25に吸着さ
れながら移動し、多孔ローラー25を離れるとノズル3
から噴出する空気流の軸方向分力が作用し、各繊維に充
分に分離した状態でスピンドル入口6aから反転する。
後端の分離した繊維は、ノズル3から噴出する旋回気流
にさらされ、糸の走行に伴って、糸に形成されつつある
繊維束の周囲にらせん状に巻き付いて実撚状の紡績糸と
なる。一方、空気逃し孔10から風綿移送パイプ26を
通って排出される浮遊繊維は、多孔ローラー25内のサ
クションチューブ24の吸引負圧により、多孔ローラー
25の表面に返され、ドラフト中の繊維束と合流して再
使用される。ガイド部材5は、糸形成過程における撚の
伝播を阻止し、あるいは中心繊維束の代わりを一時的に
果たす、いわゆる疑似芯の働きをなし、従来の空気式結
束紡績糸に顕著に現れる無撚の芯繊維束の形成を阻止し
て事実上巻付繊維のみによって糸を形成する働きをなす
ものである。
ては、ドラフト装置によってドラフトされた繊維束は、
ノズル3から噴出する空気流の作用によって繊維束導入
孔13からケーシング1内に引き込まれ、繊維束の全て
の繊維の前端は、ガイド部材5の周囲から、糸に形成さ
れつつある繊維束に引かれてスピンドル6内に導かれ
る。また、繊維の後端側は、多孔ローラー25に吸着さ
れながら移動し、多孔ローラー25を離れるとノズル3
から噴出する空気流の軸方向分力が作用し、各繊維に充
分に分離した状態でスピンドル入口6aから反転する。
後端の分離した繊維は、ノズル3から噴出する旋回気流
にさらされ、糸の走行に伴って、糸に形成されつつある
繊維束の周囲にらせん状に巻き付いて実撚状の紡績糸と
なる。一方、空気逃し孔10から風綿移送パイプ26を
通って排出される浮遊繊維は、多孔ローラー25内のサ
クションチューブ24の吸引負圧により、多孔ローラー
25の表面に返され、ドラフト中の繊維束と合流して再
使用される。ガイド部材5は、糸形成過程における撚の
伝播を阻止し、あるいは中心繊維束の代わりを一時的に
果たす、いわゆる疑似芯の働きをなし、従来の空気式結
束紡績糸に顕著に現れる無撚の芯繊維束の形成を阻止し
て事実上巻付繊維のみによって糸を形成する働きをなす
ものである。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0028】即ち、巻付繊維量が極めて多く、外観、強
力特性共にリング糸に遜色のない糸を製造することがで
きることはもちろん、フロントローラーの一方のローラ
ーを負圧の多孔ローラーとし、空気式紡績装置の繊維束
導入孔を多孔ローラー側に開いているので、フロントロ
ーラーから送り出される繊維が充分に分離し、以後の繊
維後端の旋回が容易となると共に、繊維束導入孔から流
入する空気流による乱れを受け難くなる。従って、糸の
太さむらが減少し、糸強力が向上すると共に、ファイバ
ーロスも減少する。
力特性共にリング糸に遜色のない糸を製造することがで
きることはもちろん、フロントローラーの一方のローラ
ーを負圧の多孔ローラーとし、空気式紡績装置の繊維束
導入孔を多孔ローラー側に開いているので、フロントロ
ーラーから送り出される繊維が充分に分離し、以後の繊
維後端の旋回が容易となると共に、繊維束導入孔から流
入する空気流による乱れを受け難くなる。従って、糸の
太さむらが減少し、糸強力が向上すると共に、ファイバ
ーロスも減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の紡績装置におけるドラフト装置の一
部を破断した側面図である。
部を破断した側面図である。
【図2】この発明の紡績装置における空気式紡績装置の
断面図である。
断面図である。
【図3】この発明の紡績装置における空気式紡績装置入
口付近の断面図である。
口付近の断面図である。
2 ノズルブロック 3 ノズル 4 ガイド部材支持体 5 ガイド部材 6 スピンドル 6a スピンドル入口 13 繊維束導入孔 25 多孔ローラー A 空気式紡績装置 D ドラフト装置
Claims (1)
- 【請求項1】フロントローラーの一方のローラーが負圧
を掛けられた多孔ローラーであるドラフト装置と、空気
式紡績装置とよりなり、空気式紡績装置は繊維束に旋回
気流を作用させるノズルを有するノズルブロックと、多
孔ローラー側に開いた繊維束導入孔を有する撚伝播阻止
部材とよりなる紡績装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20294592A JPH07111005B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 紡績装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20294592A JPH07111005B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 紡績装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641824A true JPH0641824A (ja) | 1994-02-15 |
| JPH07111005B2 JPH07111005B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=16465769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20294592A Expired - Lifetime JPH07111005B2 (ja) | 1992-07-07 | 1992-07-07 | 紡績装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07111005B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-07 JP JP20294592A patent/JPH07111005B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07111005B2 (ja) | 1995-11-29 |
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