JPH0641887A - 故紙再生用脱墨剤 - Google Patents
故紙再生用脱墨剤Info
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- JPH0641887A JPH0641887A JP19215792A JP19215792A JPH0641887A JP H0641887 A JPH0641887 A JP H0641887A JP 19215792 A JP19215792 A JP 19215792A JP 19215792 A JP19215792 A JP 19215792A JP H0641887 A JPH0641887 A JP H0641887A
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- group
- deinking
- deinking agent
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- alkylene oxide
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】脱墨処理用脱墨剤であつて、印刷インキの分離
除去性能にすぐれ、従い、高白色度で残存インキ数が少
なく、且つ、L値の高い再生パルプを与える脱墨剤の提
供。 【構成】本発明による故紙再生用脱墨剤は、一般式
(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数6〜14のアルキル基を示し、nは
2又は3の数を示し、POはオキシプロピレン基を示
し、AOはオキシエチレン基、又はオキシプロピレン基
及びオキシブチレン基より選ばれる少なくとも1種のオ
キシアルキレン基とオキシエチレン基との混合オキシア
ルキレン基を示し、xは1〜20、yは1〜50、zは
1〜50の数を示す。)で表わされるアルキルフエノー
ル樹脂のアルキレンオキシド付加物を有効成分として含
むことを特徴とする。
除去性能にすぐれ、従い、高白色度で残存インキ数が少
なく、且つ、L値の高い再生パルプを与える脱墨剤の提
供。 【構成】本発明による故紙再生用脱墨剤は、一般式
(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数6〜14のアルキル基を示し、nは
2又は3の数を示し、POはオキシプロピレン基を示
し、AOはオキシエチレン基、又はオキシプロピレン基
及びオキシブチレン基より選ばれる少なくとも1種のオ
キシアルキレン基とオキシエチレン基との混合オキシア
ルキレン基を示し、xは1〜20、yは1〜50、zは
1〜50の数を示す。)で表わされるアルキルフエノー
ル樹脂のアルキレンオキシド付加物を有効成分として含
むことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新聞、雑誌等の故紙再
生に用いられる脱墨剤に関し、詳しくは、新聞、雑誌等
をフローテーシヨン法にて脱墨処理するに際して、高白
色度で残存インキ数が少なく、更に、L値の高い再生パ
ルプを与える脱墨剤に関する。
生に用いられる脱墨剤に関し、詳しくは、新聞、雑誌等
をフローテーシヨン法にて脱墨処理するに際して、高白
色度で残存インキ数が少なく、更に、L値の高い再生パ
ルプを与える脱墨剤に関する。
【0002】
【従来の技術】故紙の再生とは、市中から回収された新
聞、雑誌等をパルプ繊維に離解し、カーボンやビヒクル
等の印刷インキ成分を除去して、抄紙原料としてのパル
プ繊維を回収することをいい、かかる故紙の再生は、古
くより行なわれている。特に、近年においては、資源の
不足やその価格の高騰を背景として、故紙資源の有効利
用が重要性を増しつつあり、他方、近年の印刷技術及び
印刷方式の多様化や、印刷インキ成分の変化等を背景と
して、一層有効な脱墨剤が要求されるに至つている。
聞、雑誌等をパルプ繊維に離解し、カーボンやビヒクル
等の印刷インキ成分を除去して、抄紙原料としてのパル
プ繊維を回収することをいい、かかる故紙の再生は、古
くより行なわれている。特に、近年においては、資源の
不足やその価格の高騰を背景として、故紙資源の有効利
用が重要性を増しつつあり、他方、近年の印刷技術及び
印刷方式の多様化や、印刷インキ成分の変化等を背景と
して、一層有効な脱墨剤が要求されるに至つている。
【0003】このような故紙の再生における脱墨方法の
代表的な一つとして、従来よりフローテーシヨン法が知
られている。このフローテーシヨン法は、故紙を離解し
て得たパルプ繊維の水スラリーに脱墨剤を加え、パルプ
繊維からインキ成分を離脱凝集させ、次いで、水スラリ
ーに空気を吹き込んで泡を形成させ、この泡にインキ成
分を付着させて、泡と共にインキ成分を除去する方法で
あつて、このように、インキ成分が除去されたパルプ繊
維は、晒又は漂白処理されて、抄紙原料として供され
る。
代表的な一つとして、従来よりフローテーシヨン法が知
られている。このフローテーシヨン法は、故紙を離解し
て得たパルプ繊維の水スラリーに脱墨剤を加え、パルプ
繊維からインキ成分を離脱凝集させ、次いで、水スラリ
ーに空気を吹き込んで泡を形成させ、この泡にインキ成
分を付着させて、泡と共にインキ成分を除去する方法で
あつて、このように、インキ成分が除去されたパルプ繊
維は、晒又は漂白処理されて、抄紙原料として供され
る。
【0004】このようなフローテーシヨン法において、
上記脱墨剤として、従来、種々の界面活性剤が用いられ
ているが、最も代表的には、ステアリン酸石ケン等の高
級脂肪酸石ケンが古くから知られている。この脱墨剤
は、インキの除去性能はよいが、装置へのインキ付着
や、発泡性が小さいために、凝集浮上したインキの除去
が不完全となり、インキが回収パルプ繊維に残存する等
の欠点を有している。更に、脂肪酸石ケンは、大量に用
いなければ、十分な脱墨効果を得ることができず、脱墨
費用が高い。
上記脱墨剤として、従来、種々の界面活性剤が用いられ
ているが、最も代表的には、ステアリン酸石ケン等の高
級脂肪酸石ケンが古くから知られている。この脱墨剤
は、インキの除去性能はよいが、装置へのインキ付着
や、発泡性が小さいために、凝集浮上したインキの除去
が不完全となり、インキが回収パルプ繊維に残存する等
の欠点を有している。更に、脂肪酸石ケンは、大量に用
いなければ、十分な脱墨効果を得ることができず、脱墨
費用が高い。
【0005】かかる問題を解決するために、近年、高級
脂肪酸石ケン以外に、例えば、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、高級アルコール硫酸エステル、α−オ
レフインスルホネート、ジアルキルスルホサクシネート
等の陰イオン界面活性剤、高級アルコール、アルキルフ
エノールやアルキルフエノール樹脂、その酸化エチレン
や酸化プロピレン付加物等の非イオン界面活性剤も脱墨
剤として提案されている。
脂肪酸石ケン以外に、例えば、アルキルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、高級アルコール硫酸エステル、α−オ
レフインスルホネート、ジアルキルスルホサクシネート
等の陰イオン界面活性剤、高級アルコール、アルキルフ
エノールやアルキルフエノール樹脂、その酸化エチレン
や酸化プロピレン付加物等の非イオン界面活性剤も脱墨
剤として提案されている。
【0006】例えば、特開昭55−51981号公報に
は、高級アルコールのポリオキシエチレンオキシプロピ
レンエーテルを含有する脱墨剤が提案されており、ま
た、特開昭61−186592号公報には、高級脂肪酸
又はその塩と共に、高級アルコールのポリオキシエチレ
ンオキシプロピレンエーテルを含有する脱墨剤が提案さ
れている。特開昭63−165592号公報にも、上記
のような高級アルコールのポリオキシエチレンオキシプ
ロピレンエーテルを一成分として含有する脱墨剤が提案
されている。更に、例えば、特開昭63−270887
号公報には、アルキルフエノール樹脂のアルキレンオキ
シド付加物を含有する脱墨剤が提案されている。
は、高級アルコールのポリオキシエチレンオキシプロピ
レンエーテルを含有する脱墨剤が提案されており、ま
た、特開昭61−186592号公報には、高級脂肪酸
又はその塩と共に、高級アルコールのポリオキシエチレ
ンオキシプロピレンエーテルを含有する脱墨剤が提案さ
れている。特開昭63−165592号公報にも、上記
のような高級アルコールのポリオキシエチレンオキシプ
ロピレンエーテルを一成分として含有する脱墨剤が提案
されている。更に、例えば、特開昭63−270887
号公報には、アルキルフエノール樹脂のアルキレンオキ
シド付加物を含有する脱墨剤が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかる脱墨剤は、脂肪
酸石ケンに比べて、種々の点で改善されているとはい
え、尚、フローテーシヨン処理における印刷インキの分
離除去性能が十分でなく、また、場合によつては、脂肪
酸石ケンに劣るものもある。本発明は、フローテーシヨ
ン処理における印刷インキの分離除去性能にすぐれ、従
つて、新聞、雑誌等をフローテーシヨン法にて脱墨処理
するに際して、高白色度で残存インキ数の少ない脱墨パ
ルプを与える脱墨剤を提供することを目的とする。
酸石ケンに比べて、種々の点で改善されているとはい
え、尚、フローテーシヨン処理における印刷インキの分
離除去性能が十分でなく、また、場合によつては、脂肪
酸石ケンに劣るものもある。本発明は、フローテーシヨ
ン処理における印刷インキの分離除去性能にすぐれ、従
つて、新聞、雑誌等をフローテーシヨン法にて脱墨処理
するに際して、高白色度で残存インキ数の少ない脱墨パ
ルプを与える脱墨剤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による故紙再生用
脱墨剤は、一般式(I)
脱墨剤は、一般式(I)
【0009】
【化2】
【0010】(式中、Rは炭素数6〜14のアルキル基
を示し、nは2又は3の数を示し、POはオキシプロピ
レン基を示し、AOはオキシエチレン基、又はオキシプ
ロピレン基及びオキシブチレン基より選ばれる少なくと
も1種のオキシアルキレン基とオキシエチレン基との混
合オキシアルキレン基を示し、xは1〜20、yは1〜
50、zは1〜50の数を示す。)で表わされるアルキ
ルフエノール樹脂のアルキレンオキシド付加物を含むこ
とを特徴とする。
を示し、nは2又は3の数を示し、POはオキシプロピ
レン基を示し、AOはオキシエチレン基、又はオキシプ
ロピレン基及びオキシブチレン基より選ばれる少なくと
も1種のオキシアルキレン基とオキシエチレン基との混
合オキシアルキレン基を示し、xは1〜20、yは1〜
50、zは1〜50の数を示す。)で表わされるアルキ
ルフエノール樹脂のアルキレンオキシド付加物を含むこ
とを特徴とする。
【0011】上記一般式(I)において、Rは、例え
ば、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル等を混合物例
として挙げることができるが、これらに限定されるもの
ではない。また、Rは、2種以上のアルキル基が混合さ
れていてもよい。また、本発明によれば、上記一般式
(I)において、xは3〜15、yは20〜40、zは
5〜20の範囲にあることが好ましい。
ば、オクチル、ノニル、デシル、ドデシル等を混合物例
として挙げることができるが、これらに限定されるもの
ではない。また、Rは、2種以上のアルキル基が混合さ
れていてもよい。また、本発明によれば、上記一般式
(I)において、xは3〜15、yは20〜40、zは
5〜20の範囲にあることが好ましい。
【0012】本発明において脱墨剤として用いる上記一
般式(I)で表わされるアルキルフエノール樹脂のアル
キレンオキシド付加物は、構造的には、nが2又は3の
数であつて、比較的分子量の小さいものであり、更に、
アルキルフエノール樹脂の水酸基の残基(芳香環に結合
する酸素原子)に結合するオキシプロピレン基を有する
と共に、分子末端にもプロピレングリコール残基を有す
る点に特徴を有する。本発明による脱墨剤は、かかるア
ルキルフエノール樹脂を有効成分として含み、これがフ
ローテーシヨン処理において、インキの分散性と凝集性
とのバランスにすぐれるので、高白色度で残インキ数の
少なく、しかも、L値の高い再生パルプを与えることが
できる。
般式(I)で表わされるアルキルフエノール樹脂のアル
キレンオキシド付加物は、構造的には、nが2又は3の
数であつて、比較的分子量の小さいものであり、更に、
アルキルフエノール樹脂の水酸基の残基(芳香環に結合
する酸素原子)に結合するオキシプロピレン基を有する
と共に、分子末端にもプロピレングリコール残基を有す
る点に特徴を有する。本発明による脱墨剤は、かかるア
ルキルフエノール樹脂を有効成分として含み、これがフ
ローテーシヨン処理において、インキの分散性と凝集性
とのバランスにすぐれるので、高白色度で残インキ数の
少なく、しかも、L値の高い再生パルプを与えることが
できる。
【0013】L値は白色度を示す指標であり、本発明に
よつて得られる再生パルプは、L値が高く、白色度が高
いので、紙製造において、故紙処理パルプの配合比率を
高めても、色調の点で所謂バージンパルプのみからなる
紙と変わらない白色度を有する紙を得ることができる。
しかし、nが3よりも大きいアルキルフエノール樹脂の
アルキレンオキシド付加物や、アルキレンオキシド付加
物における末端構造としてプロピレングリコール残基を
もたないものや、アルキルフエノール樹脂の水酸基の残
基(芳香環に結合する酸素原子)にエチレンオキシド基
が結合してなるものや、アルキレンオキシド付加がラン
ダム付加であるものは、本発明による脱墨剤に比べて、
白色度、残インキ数、L値いずれにも劣る再生パルプを
与える。
よつて得られる再生パルプは、L値が高く、白色度が高
いので、紙製造において、故紙処理パルプの配合比率を
高めても、色調の点で所謂バージンパルプのみからなる
紙と変わらない白色度を有する紙を得ることができる。
しかし、nが3よりも大きいアルキルフエノール樹脂の
アルキレンオキシド付加物や、アルキレンオキシド付加
物における末端構造としてプロピレングリコール残基を
もたないものや、アルキルフエノール樹脂の水酸基の残
基(芳香環に結合する酸素原子)にエチレンオキシド基
が結合してなるものや、アルキレンオキシド付加がラン
ダム付加であるものは、本発明による脱墨剤に比べて、
白色度、残インキ数、L値いずれにも劣る再生パルプを
与える。
【0014】また、本発明において用いるアルキルフエ
ノール樹脂のアルキレンオキシド付加物は、常温におい
て液体であるので、故紙の解離に際して、水系にそのま
ま加えることができるから、脱墨処理におけるエネルギ
ー費用を大幅に低減することができる。本発明による脱
墨剤は、単一成分からなる必要はなく、前記一般式
(I)で表わされるアルキルフエノール樹脂のアルキレ
ンオキシド付加物の混合物であつてもよい。
ノール樹脂のアルキレンオキシド付加物は、常温におい
て液体であるので、故紙の解離に際して、水系にそのま
ま加えることができるから、脱墨処理におけるエネルギ
ー費用を大幅に低減することができる。本発明による脱
墨剤は、単一成分からなる必要はなく、前記一般式
(I)で表わされるアルキルフエノール樹脂のアルキレ
ンオキシド付加物の混合物であつてもよい。
【0015】また、前記一般式(I)で表わされるアル
キルフエノール樹脂のアルキレンオキシド付加物におい
て、AOで表わされる基は、オキシエチレン基、又はオ
キシプロピレン基及びオキシブチレン基より選ばれる少
なくとも1種のオキシアルキレン基とオキシエチレン基
との混合オキシアルキレン基を示し、後者の場合には、
AOで表わされる基はブロツク共重合体及びランダム共
重合体のいずれの形であつてもよい。
キルフエノール樹脂のアルキレンオキシド付加物におい
て、AOで表わされる基は、オキシエチレン基、又はオ
キシプロピレン基及びオキシブチレン基より選ばれる少
なくとも1種のオキシアルキレン基とオキシエチレン基
との混合オキシアルキレン基を示し、後者の場合には、
AOで表わされる基はブロツク共重合体及びランダム共
重合体のいずれの形であつてもよい。
【0016】本発明において、脱墨剤の有効成分として
用いる前記一般式(I)で表わされるアルキルフエノー
ル樹脂のアルキレンオキシド付加物は、常法に従つて製
造することができ、また、一部は、界面活性剤として既
に知られている。例えば、アルキルフエノールを酸触媒
の存在下にホルムアルデヒドと共に加熱反応させて、ア
ルキルフエノール樹脂を得、これを耐圧容器中、減圧下
に脱水した後、プロピレンオキシド、エチレンオキシ
ド、ブチレンオキシド、プロピレンオキシド等を順次に
付加反応させることによつて得ることができる。
用いる前記一般式(I)で表わされるアルキルフエノー
ル樹脂のアルキレンオキシド付加物は、常法に従つて製
造することができ、また、一部は、界面活性剤として既
に知られている。例えば、アルキルフエノールを酸触媒
の存在下にホルムアルデヒドと共に加熱反応させて、ア
ルキルフエノール樹脂を得、これを耐圧容器中、減圧下
に脱水した後、プロピレンオキシド、エチレンオキシ
ド、ブチレンオキシド、プロピレンオキシド等を順次に
付加反応させることによつて得ることができる。
【0017】本発明による脱墨剤は、通常、アルカリに
よる故紙の離解工程に用いられる。その使用量は、原料
故紙に対して0.2〜1.0重量%の範囲で十分であるが、
しかし、これに限定されるものではない。本発明による
脱墨剤は、一液性である点に重要な利点を有するもので
あるが、しかし、必要に応じて、従来より知られている
脱墨剤、例えば、高級脂肪酸、高級アルコール、高級ア
ルコール硫酸エステル、高級アルコール−酸化エチレン
付加物の硫酸エステル等、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルフエノール等、陰イオン界面活性剤や非イ
オン界面活性剤を併用してもよい。
よる故紙の離解工程に用いられる。その使用量は、原料
故紙に対して0.2〜1.0重量%の範囲で十分であるが、
しかし、これに限定されるものではない。本発明による
脱墨剤は、一液性である点に重要な利点を有するもので
あるが、しかし、必要に応じて、従来より知られている
脱墨剤、例えば、高級脂肪酸、高級アルコール、高級ア
ルコール硫酸エステル、高級アルコール−酸化エチレン
付加物の硫酸エステル等、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、アルキルフエノール等、陰イオン界面活性剤や非イ
オン界面活性剤を併用してもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明による故紙再生用脱墨剤は、前記
一般式(I)で表わされるアルキルフエノール樹脂のア
ルキレンオキシド付加物を有効成分として含み、かかる
故紙再生用脱墨剤を用いて、フローテーシヨン法にて故
紙を再生することによつて、白色度が高く、残存インキ
数の少なく、しかも、L値の高い高品質の再生パルプ繊
維を得ることができる。しかも、本発明による故紙再生
用脱墨剤は、一液性であつて、ハンドリングが簡単であ
るうえに、フローテーシヨン法による脱墨に際して、エ
ネルギー消費を低減できるので、故紙の再生を効率的且
つ経済的に行なうことができる。
一般式(I)で表わされるアルキルフエノール樹脂のア
ルキレンオキシド付加物を有効成分として含み、かかる
故紙再生用脱墨剤を用いて、フローテーシヨン法にて故
紙を再生することによつて、白色度が高く、残存インキ
数の少なく、しかも、L値の高い高品質の再生パルプ繊
維を得ることができる。しかも、本発明による故紙再生
用脱墨剤は、一液性であつて、ハンドリングが簡単であ
るうえに、フローテーシヨン法による脱墨に際して、エ
ネルギー消費を低減できるので、故紙の再生を効率的且
つ経済的に行なうことができる。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。
【0020】実施例 新聞故紙(オフセツト/凸版比6/4)80重量%と散
らし20重量%を裁断し、パルプ解離機(JIS P−
8209)に仕込み、故紙重量に対して水酸化ナトリウ
ム1.5%、3号ケイ酸ナトリウム3.5%、過酸化水素水
1.0%及び表1に示す脱墨剤0.3%を加え、更に、これ
に原料濃度が10重量%となるように温水を加え、約5
5℃で20分間、解離処理を行なつた。このようにして
得られたパルプスラリーを1%濃度に希釈し、30℃で
10分間、試験用フローテーター(極東振興(株)製)
を用いて処理した。
らし20重量%を裁断し、パルプ解離機(JIS P−
8209)に仕込み、故紙重量に対して水酸化ナトリウ
ム1.5%、3号ケイ酸ナトリウム3.5%、過酸化水素水
1.0%及び表1に示す脱墨剤0.3%を加え、更に、これ
に原料濃度が10重量%となるように温水を加え、約5
5℃で20分間、解離処理を行なつた。このようにして
得られたパルプスラリーを1%濃度に希釈し、30℃で
10分間、試験用フローテーター(極東振興(株)製)
を用いて処理した。
【0021】尚、表1において、R、n、x、y及びz
は、前記一般式(I)における記号である。次いで、得
られたパルプスラリーを標準型シートマシン(JIS
P−8209)を用いて、秤量150g/平方メートル
のシートを作製し、このシートの白色度をJIS P−
8123に従つて、ハンター白色度計で測定した。脱イ
ンキ量は、画像解析装置(100倍)にて残インキ個数
を測定して評価した。L値は、JIS Z−8701に
基づいて色差計を用いて測定した。結果を表1示す。
尚、表中、EOはオキシエチレン基、POは及びオキシ
プロピレン基、BOはオキシブチレン基を示す。
は、前記一般式(I)における記号である。次いで、得
られたパルプスラリーを標準型シートマシン(JIS
P−8209)を用いて、秤量150g/平方メートル
のシートを作製し、このシートの白色度をJIS P−
8123に従つて、ハンター白色度計で測定した。脱イ
ンキ量は、画像解析装置(100倍)にて残インキ個数
を測定して評価した。L値は、JIS Z−8701に
基づいて色差計を用いて測定した。結果を表1示す。
尚、表中、EOはオキシエチレン基、POは及びオキシ
プロピレン基、BOはオキシブチレン基を示す。
【0022】比較例 表2に示す脱墨剤を用いた以外は、実施例と同様にし
て、再生パルプを得、シートとした。表2において、R
及びnは前記一般式(I)における記号であり、EOは
オキシエチレン基を示し、POはオキシプロピレン基を
示す。また、比較品1及び2としてのアルキルフエノー
ル樹脂のアルキレンオキシド付加物は、アルキルフエノ
ール樹脂の水酸基の残基(芳香環に結合する酸素原子)
にオキシプロピレン基をブロツク付加させ、次いで、オ
キシエチレン基をブロツク付加させてなるものである。
このようにして得られたパルプのシートの白色度、残イ
ンキ個数及びL値を表2に示す。
て、再生パルプを得、シートとした。表2において、R
及びnは前記一般式(I)における記号であり、EOは
オキシエチレン基を示し、POはオキシプロピレン基を
示す。また、比較品1及び2としてのアルキルフエノー
ル樹脂のアルキレンオキシド付加物は、アルキルフエノ
ール樹脂の水酸基の残基(芳香環に結合する酸素原子)
にオキシプロピレン基をブロツク付加させ、次いで、オ
キシエチレン基をブロツク付加させてなるものである。
このようにして得られたパルプのシートの白色度、残イ
ンキ個数及びL値を表2に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】表1及び表2に示す結果から明らかなよう
に、本発明の脱墨剤によれば、アルキルフエノール樹脂
の分子量の高いものにアルキレンオキシドを付加させて
なるものや、或いはアルキルフエノール樹脂の水酸基の
残基にエチレンオキシド基が結合しているものに比べ
て、白色度、残インキ個数、L値のいずれにもすぐれる
再生パルプを与えることができる。
に、本発明の脱墨剤によれば、アルキルフエノール樹脂
の分子量の高いものにアルキレンオキシドを付加させて
なるものや、或いはアルキルフエノール樹脂の水酸基の
残基にエチレンオキシド基が結合しているものに比べ
て、白色度、残インキ個数、L値のいずれにもすぐれる
再生パルプを与えることができる。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式(I) 【化1】 (式中、Rは炭素数6〜14のアルキル基を示し、nは
2又は3の数を示し、POはオキシプロピレン基を示
し、AOはオキシエチレン基、又はオキシプロピレン基
及びオキシブチレン基より選ばれる少なくとも1種のオ
キシアルキレン基とオキシエチレン基との混合オキシア
ルキレン基を示し、xは1〜20、yは1〜50、zは
1〜50の数を示す。)で表わされるアルキルフエノー
ル樹脂のアルキレンオキシド付加物を有効成分として含
むことを特徴とする故紙再生用脱墨剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19215792A JPH0641887A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 故紙再生用脱墨剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19215792A JPH0641887A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 故紙再生用脱墨剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641887A true JPH0641887A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16286647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19215792A Pending JPH0641887A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 故紙再生用脱墨剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641887A (ja) |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP19215792A patent/JPH0641887A/ja active Pending
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