JPH0641993B2 - 液体廃棄物のマイクロ波溶融固化方法 - Google Patents
液体廃棄物のマイクロ波溶融固化方法Info
- Publication number
- JPH0641993B2 JPH0641993B2 JP14646286A JP14646286A JPH0641993B2 JP H0641993 B2 JPH0641993 B2 JP H0641993B2 JP 14646286 A JP14646286 A JP 14646286A JP 14646286 A JP14646286 A JP 14646286A JP H0641993 B2 JPH0641993 B2 JP H0641993B2
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- liquid waste
- microwave
- solidifying
- melting
- liquid
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- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体廃棄物のマイクロ波溶融固化方法に関す
る。
る。
近時、例えば、特開昭55−121897号公報に開示
されるように、マイクロ波を用いて廃棄物を処理するこ
とが行なわれている。
されるように、マイクロ波を用いて廃棄物を処理するこ
とが行なわれている。
従来、例えば、ナトリウム塩を含有する放射性液体廃棄
物(例えば、洗濯廃液)を処理するため、マイクロ波溶
融炉のレトルト内に、液体廃棄物を供給し、このレトル
ト内で液体廃棄物の水分等を蒸発し、液体廃棄物を乾燥
処理することが行なわれている。
物(例えば、洗濯廃液)を処理するため、マイクロ波溶
融炉のレトルト内に、液体廃棄物を供給し、このレトル
ト内で液体廃棄物の水分等を蒸発し、液体廃棄物を乾燥
処理することが行なわれている。
しかしながら、上述したような方法で液体廃棄物を乾燥
処理する場合には、レトルト内に液体廃棄物を供給した
時に、液体廃棄物の蒸発過程においてミスト化したナト
リウム塩が、熱エネルギーおよびマイクロ波エネルギに
より原子化し、レトルト内に導電性雰囲気が形成され、
アークが発生し、液体廃棄物へのエネルギの伝達が行な
われなくなるという問題がある。
処理する場合には、レトルト内に液体廃棄物を供給した
時に、液体廃棄物の蒸発過程においてミスト化したナト
リウム塩が、熱エネルギーおよびマイクロ波エネルギに
より原子化し、レトルト内に導電性雰囲気が形成され、
アークが発生し、液体廃棄物へのエネルギの伝達が行な
われなくなるという問題がある。
そこで、従来、このようなアークが発生した時には、マ
イクロ波の供給を制限あるいは停止することが行なわれ
ているが、この場合には、全運転時間に占めるマイクロ
波の供給可能時間が少なくなり、処理能力が低下すると
いう問題がある。
イクロ波の供給を制限あるいは停止することが行なわれ
ているが、この場合には、全運転時間に占めるマイクロ
波の供給可能時間が少なくなり、処理能力が低下すると
いう問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決したもので、従来よ
り大幅に処理能力を向上することができる液体廃棄物の
マイクロ波溶融固化方法を提供することを目的とする。
り大幅に処理能力を向上することができる液体廃棄物の
マイクロ波溶融固化方法を提供することを目的とする。
本発明にかかわる液体廃棄物のマイクロ波溶融固化方法
は、レトルト内に収容される固化物質をマイクロ波の照
射により溶融状態とした後、前記マイクロ波の照射を停
止あるいは制限した状態で、前記溶融状態の上記固化物
質上面に、液体廃棄物を直接供給し水分を蒸発させ、供
給終了後に、前記マイクロ波の照射を開始し、前記固化
物質を溶融するものである。
は、レトルト内に収容される固化物質をマイクロ波の照
射により溶融状態とした後、前記マイクロ波の照射を停
止あるいは制限した状態で、前記溶融状態の上記固化物
質上面に、液体廃棄物を直接供給し水分を蒸発させ、供
給終了後に、前記マイクロ波の照射を開始し、前記固化
物質を溶融するものである。
本発明においては、マイクロ波の照射を、予め、停止あ
るいは制限した状態で、溶融状態の固化物質上面に、液
体廃棄物を直接供給するようにしたので、水分の蒸発に
必要な熱エネルギを、溶融状態の固化物質から有効に得
ることができる。そして、この時には、マイクロ波の照
射が、停止あるいは制限されているため、ミスト化した
ナトリウム塩等が、マイクロ波エネルギにより原子化す
ることはない。従って、レトルト内に導電性雰囲気が形
成され、アークが発生することを有効に防止することが
できる。
るいは制限した状態で、溶融状態の固化物質上面に、液
体廃棄物を直接供給するようにしたので、水分の蒸発に
必要な熱エネルギを、溶融状態の固化物質から有効に得
ることができる。そして、この時には、マイクロ波の照
射が、停止あるいは制限されているため、ミスト化した
ナトリウム塩等が、マイクロ波エネルギにより原子化す
ることはない。従って、レトルト内に導電性雰囲気が形
成され、アークが発生することを有効に防止することが
できる。
以下、本発明の詳細を図面を用いて説明する。第1図
は、本発明方法で使用される液体廃棄物のマイクロ波溶
融固化装置を示すもので、図において符号11は、レト
ルト13を下部に取り付けるマイクロ波溶融炉を示して
いる。このマイクロ波溶融炉11には、コントローラ1
5により制御されるマイクロ波発生装置17の導電管1
8が接続されている。図において、符号19は、液体廃
棄物21を貯蔵するフィードタンクを示しており、この
フィードタンク19からの液体廃棄物21は、フィード
ポンプ23により、ノズル部25を介して、レトルト1
3内に供給される。
は、本発明方法で使用される液体廃棄物のマイクロ波溶
融固化装置を示すもので、図において符号11は、レト
ルト13を下部に取り付けるマイクロ波溶融炉を示して
いる。このマイクロ波溶融炉11には、コントローラ1
5により制御されるマイクロ波発生装置17の導電管1
8が接続されている。図において、符号19は、液体廃
棄物21を貯蔵するフィードタンクを示しており、この
フィードタンク19からの液体廃棄物21は、フィード
ポンプ23により、ノズル部25を介して、レトルト1
3内に供給される。
第2図は、ノズル部25の一例を示すもので、この例で
は、ノズル29は、固定されており、ノズル29からの
液体廃棄物21は図の点線Aで示すように、固化物質3
1上面に直接供給される。
は、ノズル29は、固定されており、ノズル29からの
液体廃棄物21は図の点線Aで示すように、固化物質3
1上面に直接供給される。
第3図は、他の例を示すもので、この例では、ノズル3
3が水平方向に移動可能とされており、図の点線Bで示
すように、固化物質31上面に直接供給される。
3が水平方向に移動可能とされており、図の点線Bで示
すように、固化物質31上面に直接供給される。
しかして、本発明方法は、以上のような装置を用いて以
下述べるようにして行なわれる。
下述べるようにして行なわれる。
すなわち、本発明方法では、先ず、レトルト13内に収
容される、例えば、ガラスからなる固化物質31が、マ
イクロ波発生装置17によるマイクロ波の照射により溶
融状態とされる。この後、コントローラ15によりマイ
クロ波の照射を停止あるいは制限した状態で、溶融状態
の固化物質31上面に、例えば、硫酸ナトリウム,硝酸
ナトリウム等のナトリウム塩を含む放射性洗濯廃棄から
なる液体廃棄物21が直接供給され、水分が蒸発され
る。この液体廃棄物21の供給終了後に、コントローラ
15によりマイクロ波の照射が開始され、固化物質31
が溶融され、この固化物質31の上部に乾燥状態で存在
していた液体廃棄物21が固化物質31内に混入され
る。
容される、例えば、ガラスからなる固化物質31が、マ
イクロ波発生装置17によるマイクロ波の照射により溶
融状態とされる。この後、コントローラ15によりマイ
クロ波の照射を停止あるいは制限した状態で、溶融状態
の固化物質31上面に、例えば、硫酸ナトリウム,硝酸
ナトリウム等のナトリウム塩を含む放射性洗濯廃棄から
なる液体廃棄物21が直接供給され、水分が蒸発され
る。この液体廃棄物21の供給終了後に、コントローラ
15によりマイクロ波の照射が開始され、固化物質31
が溶融され、この固化物質31の上部に乾燥状態で存在
していた液体廃棄物21が固化物質31内に混入され
る。
以上のような処理を、レトルト13内が、乾燥した液体
廃棄物21により充填されるまで繰り返すことにより、
安定なガラス固化体を得ることができる。
廃棄物21により充填されるまで繰り返すことにより、
安定なガラス固化体を得ることができる。
しかして、本発明方法では、マイクロ波の照射を、予
め、停止あるいは制限した状態で、溶融状態の固化物質
31上面に、液体廃棄物21を直接供給するようにした
ので、水分の蒸発に必要な熱エネルギを、溶融状態の固
化物質31から有効に得ることができる。そして、この
時には、マイクロ波の照射が、停止あるいは制限されて
いるため、ミスト化したナトリウム塩等が、マイクロ波
エネルギにより原子化することはない。従って、レトル
ト内に導電性雰囲気が形成され、アークが発生すること
を有効に防止することができる。
め、停止あるいは制限した状態で、溶融状態の固化物質
31上面に、液体廃棄物21を直接供給するようにした
ので、水分の蒸発に必要な熱エネルギを、溶融状態の固
化物質31から有効に得ることができる。そして、この
時には、マイクロ波の照射が、停止あるいは制限されて
いるため、ミスト化したナトリウム塩等が、マイクロ波
エネルギにより原子化することはない。従って、レトル
ト内に導電性雰囲気が形成され、アークが発生すること
を有効に防止することができる。
次表は、本発明方法によりナトリウム塩を含んだ液体廃
棄物を処理した時の実験結果を示すもので、マイクロ波
出力4kwで2.0/Hの処理量を得ることができた。な
お、運転サイクル6分の内、15秒が、マイクロ波の出
力停止時間とされている。
棄物を処理した時の実験結果を示すもので、マイクロ波
出力4kwで2.0/Hの処理量を得ることができた。な
お、運転サイクル6分の内、15秒が、マイクロ波の出
力停止時間とされている。
なお、以上述べた実施例では、本発明方法をナトリウム
塩を含む液体廃棄物に用いた例について説明したが、本
発明はかかる実施例に限定されるものではなく、そのミ
スト化によりアークを発生する成分を含む液体廃棄物で
あれば良いことは勿論である。
塩を含む液体廃棄物に用いた例について説明したが、本
発明はかかる実施例に限定されるものではなく、そのミ
スト化によりアークを発生する成分を含む液体廃棄物で
あれば良いことは勿論である。
以上のように本発明によれば、マイクロ波の照射を、予
め、停止あるいは制限した状態で、溶融状態の固化物質
上面に、液体廃棄物を直接供給するようにしたので、レ
トルト内に導電性雰囲気が形成され、アークが発生する
ことを有効に防止することができるという利点がある。
め、停止あるいは制限した状態で、溶融状態の固化物質
上面に、液体廃棄物を直接供給するようにしたので、レ
トルト内に導電性雰囲気が形成され、アークが発生する
ことを有効に防止することができるという利点がある。
第1図は本発明方法に用いられる液体廃棄物のマイクロ
波溶融固化装置を示す配管系統図、第2図および第3図
はそれぞれノズル部を示す縦断面図である。 13……レトルト、21……液体廃棄物、31……固化
物質。
波溶融固化装置を示す配管系統図、第2図および第3図
はそれぞれノズル部を示す縦断面図である。 13……レトルト、21……液体廃棄物、31……固化
物質。
Claims (5)
- 【請求項1】レトルト内に収容される固化物質をマイク
ロ波の照射により溶融状態とした後、前記マイクロ波の
照射を停止あるいは制限した状態で、前記溶融状態の前
記固化物質上面に、液体廃棄物を直接供給し水分を蒸発
させ、供給終了後に、前記マイクロ波の照射を開始し、
前記固化物質を溶融することを特徴とする液体廃棄物の
マイクロ波溶融固化方法。 - 【請求項2】液体廃棄物は、ナトリウム塩含有廃液であ
る特許請求の範囲第1項記載の液体廃棄物のマイクロ波
溶融固化方法。 - 【請求項3】固化物質は、ガラスである特許請求の範囲
第1項または第2項記載の液体廃棄物のマイクロ波溶融
固化方法。 - 【請求項4】液体廃棄物は、放射性廃棄物である特許請
求の範囲第1項ないし第3項のいずれか一項記載の液体
廃棄物のマイクロ波溶融固化方法。 - 【請求項5】液体廃棄物は、放射性洗濯廃液である特許
請求の範囲第4項記載の液体廃棄物のマイクロ波溶融固
化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14646286A JPH0641993B2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 液体廃棄物のマイクロ波溶融固化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14646286A JPH0641993B2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 液体廃棄物のマイクロ波溶融固化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS633299A JPS633299A (ja) | 1988-01-08 |
| JPH0641993B2 true JPH0641993B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=15408183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14646286A Expired - Fee Related JPH0641993B2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 液体廃棄物のマイクロ波溶融固化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641993B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109210548A (zh) * | 2017-07-04 | 2019-01-15 | 王伟 | 一种全密闭煅烧活化灭菌装置及其使用方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01235899A (ja) * | 1988-03-16 | 1989-09-20 | Sanki Eng Co Ltd | 硝酸塩含有放射性廃液の固化処理方法 |
| CN107305012A (zh) * | 2016-04-21 | 2017-10-31 | 天地未来(北京)环保科技有限公司 | 一种无害化处理煤化工、化肥和农药行业高盐废水的方法 |
| CN107525086A (zh) * | 2016-06-21 | 2017-12-29 | 天地未来(北京)环保科技有限公司 | 一种碳化铁富氧燃烧无害化处理煤化工行业高盐废水的方法 |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP14646286A patent/JPH0641993B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109210548A (zh) * | 2017-07-04 | 2019-01-15 | 王伟 | 一种全密闭煅烧活化灭菌装置及其使用方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS633299A (ja) | 1988-01-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |